The Way to Nowhere

あるITエンジニアの雑文。

2024年の終わりに

2024も大晦日になってしまいました。それどころか、あと3時間足らずで新年です。

今年のトピックとしては、以下のようなところでしょうか。

長男君が中学受験を無事終えて中学生になりました。私立中学に入って環境が変わって一気に大人びて変わってきましたね。
で、その長男君の中受が終わったことも関係してますが、奥さんは働き始めたのも大きな変化かと思います。

私自身は、昨年終わりから始まった某地方都市との半々の生活がほぼ1年続いていました。相変わらず出張中は徹夜まがいで仕事をして、週末に家で可能な限り寝る、みたいな状況がよくあります。この地方との往復する状況はまだしばらく続くかと思います。体力的には大変な面もありますが、この移動生活は家に籠っているよりはメンタルによいと感じています。

あまり時間も取れないので手短に。今後ともよろしくお願いいたします。

2023年の終わりに

2023年も大晦日になってしまいました。

相変わらず仕事中心に多忙な日々ではありまして、詳しいことを書く気はないですが、昨年から続いてきた事に一応の区切りもついたりして、今年も何とかこうして生き残ることができております。

その他に今年のトピックとしては、以下のようなところですかね。

長男の中学受験勉強
ここにきて一気に子どもの成長を実感するし、また世の中の今まで見えていなかった側面が見えた気がする。

祖母が100歳目前にて永眠
つい先日12月に入ってからのことでした。特に病気もなく老衰ということで、大往生というところでしょうか。「もう長くはない」と連絡を受けてから約1週間後、最後に私が会いに行くのを待たれていたようで、しみじみ。

最近は通勤どころか出張続きな日々ですが、ずっと家に籠っているより、適度に移動をしている方が、体力は使うけど、メンタルにはよいのだな、と改めて思いました。

あまりダラダラと長いこと書いていられないのでこの辺で。

今後ともよろしくお願いいたします。

2022年の終わりに

2022年も大晦日。

今年はコロナ禍に関しては後半特にだいぶ収束してきたというか、少なくともニュースにならなくなってきた感はありますが、それでも個人的には引き続き在宅ワークが続いていました。でまあ、あまりにも忙し過ぎるというか、やらなければいけないことが大量に積み上げられて、深夜でも休日でもあまり変わりなく自宅の部屋で仕事をしていることで、鬱に落ちるのと戦ってきた感がありますな。どうせ深夜まで仕事しなければいけない状況になると思うと昼間の集中力・生産性も上がらないし、夜は夜で「なぜこんな時間に仕事しなければいけない?」という感じになってあまり取り組めない、結果的に1日通して大したことができていなくて、さらに自己嫌悪感に苛まれて落ち込むという悪循環に陥ることがあったなぁと思います。

そんな感じでもうメンタル的にヤバくて家では仕事しづらい状況になってきたので、最近11月中頃から週2回くらいはオフィスに行って仕事するようにし始めました。これはまあまあ効果はあって、オフィスに行った時はダラダラしていても仕方ないので色々と片づけられるようになったし、在宅で仕事する日も集中してできるようになったかなぁという感じがします。まあ、ピーク時に比べると打合せ時間が少なくなったから、そういう事ができるようになったという面もある気がします。ずっと家に籠っていると、私ですらメンタルがヤバくなるんだな、というのはショックだった。適度に場所を移動して、切り替えられるようにするのって大事なんだと思いました。

まあ、とにかく忙し過ぎるのがいけないんだと思うので、この先しばらくも懸念は絶えないですが、いつまでもこういう働き方は続けられんよなぁとは思います。
その一方で、世の中色々と「雑に」回ってるんだなぁ、という感じがあらためてしています。個人レベルでみたら、生産性高く仕事をすることと、雑な仕事をすることが紙一重の差という感じで、「わかる人」同士ならそれでもうまく回るんだろうけど、相手が「わかる人」かどうかは事前にはわからないし同じ人でもテーマによって違うという事になるんで、結果的にバタバタとすることが多い、という気がする。で、そういう私の感覚したらその「雑な」やり方を前提として、日々仕事が降ってくるという事なのかなぁという気もしてきた。「今考える必要はない余計な事を考えない」という事なのかもしれないけど、未だにその見極めは難しいなぁと思います。

健康面では、昨年の人間ドックから、高血圧で追加の検査して薬を飲むようになってしまった。ただ、先日の人間ドックでは血圧は全然高くなかった。治療の効果もあるだろうし、多少の通勤を再開して体を動かすようになったことも影響しているかなとは思います。

お酒もあまり飲まなくなった。健康の為というよりは、仕事が忙しくて、片付けられていない気掛かりなタスクを沢山残している状況から切り替えて酒を飲む気にはなれないし、そもそも起きているのが限界で寝落ちしてしまう事もよくあって、酒を飲める状況ではなかったという感じがしている。最近になってたまに飲むとずいぶんと「弱くなった」感じがしてます。

それから、この数カ月、肩が張らないようにキーボードの位置に合わせるつもりで、椅子を低くしていたら、お尻が痛くなってきてしまった。こうして人は痔になっていくのだろうか?確かに椅子を低くしていると、重心が後ろよりになって自分のほぼ全体重がお尻付近にかかっている感じになっている。やっぱり、椅子を高くして、前傾気味で背筋を伸ばして、膝は腰より低く下向きにしているのがいいなぁと思いました。

後は、やっぱり睡眠は大事だなぁと今更ながらに思います。眠い時は無理せずちょっとでも寝るようにはしていますが、だからこそなのか、どうしても24時間周期での生活はしづらいな、と思います。なんなんだろうねぇ、この体内時計は。

今後ともよろしくお願いいたします。

ERP導入SIの課金のあり方についての雑感(答えは特にない)

なんとなくTwitterで軽く書き捨てとこうと思って書き始めたら、全然収まらなくなってしまい、下書きして連投みたいなのもガラではないので、こっちのブログの方に書いておく事にしました。

ERPもクラウドとかSaaS型のものが増えてきて、標準外で行う、いわゆる「アドオン」も、実装には制約が多くなっているんで、あらためて「できるだけ標準に業務を合わせよう」っていう事が色々なプロジェクトで言われている気がする。いやまあ、昔からスローガン的には、ほぼ同じ事を言っていると思うが、SaaSだどOSやミドルウェアのレベルに追加の仕込みができないので、オンプレミスの時ほど自由度高く気軽にアドオンの実装はできないっていうのが実態だったりして、SaaSのコアはしっかり使いつつアドオンする事のハードルが上がっているという側面もあるかなと思う。

そういう事の代わりになのか、SaaSの中にそれなりのカスタマイズ対応できるツールや仕組みを備えるようになってきていて、実質は専用の開発ツールがバンドルされている、と言えることになる。そうすると、「この要件は、標準でバンドルされたそのツールで作れば対応できる。」→「この要件は標準で対応できる。」みたいな売り方・提案のされ方が観測されたりする。

でまぁ、これも昔から同じような話はあったはずだと思うが、改めて思うのは、ERPの導入で「なるべく標準に合わせるようにした方が全体としてコストが抑えられる」って話のはずが、個々の細々とした要件毎に「標準の範囲で対応できると言えれば追加コスト不要」みたいな理解や取決めに魔変換されがちなんだよね。これは、なんとかならんものかね?

そりゃあ、SaaSベンダーに払うサブスク料金とかライセンス料金は追加されないだろうけれども、SI的には普通に要件増えたら、単純なものであっても、その設定してテストしてって工数はかかるわけで、アドオンを作る程ではないとしても、現場的にはコストはかかるんだよ。そして、それらは一つ一つは小さくても積み重なればそれなりモノになる可能性もある。まして、さっきの「バンドルされた開発ツール」での対応はもちろんの事、色々なケースに対応できるように抽象化された機能の場合、その設定パラメータ群をデフォルト設定とは変えて実際の業務要件に合うようにするには、相当な知見や工夫と検証が必要になる事もままあるんだよね。それでもアドオンで何か作るよりはマシだからやるんだけど、結果としてこれは「標準で対応できた事になるから無料」みたいな感じになってしまうのは、色々詰め込まれている中では、なかなかやるせない気持ちになる事がある。まあ気持ちの問題であれば、そういう知見の積み重ねも単価に込めていると考えておけばいいと思うが、現実に「コスト増加」って話を客側に持ってかざるを得ない時は「標準対応と言ってたのになんで追加コスト?」みたいな感じで理解されない。

まぁ、ファンクションコンサルをミニマムでアサインした場合の固定料金は設定せざるを得ないとして、その上でさらに標準機能の範囲であっても、設定やテスト作業として許容範囲を測る指標を持って、それを超えたらまたなんらかの基準で追加課金(見積)の対象にするとかなのかなぁ?でも、それで精緻な基準を作るのも大変だし、結局は客側に理解してもらえなくて、シンプルに「アドオン/カスタマイズ扱いは追加コスト要」、「1本あたり○○万円」みたいなのがお互いにやりやすいのかねぇ?
そうだとすると、「何をアドオン/カスタマイズ扱いにするのか?」の定義の問題になってくるんで、提案の段階から一貫した基準で扱って、デリバリーのプロジェクトの段階で困らないようにして欲しいものです。提案の段階から関わって、意見が言えるようになれればいいんですけどね。

道は険しい。

2021年の終わりに

2021年の大晦日、ということで。
前回の記事が1年前の同様のということで、もはや普段は全くブログを書く気がなくなっていて、SNSですら、Twitter、Facebook、LinkedInあたりをROMっているのが中心という感じですかね。

昨年に引き続きで、ずっと在宅ワークが続いた1年でした。コロナ禍は、9月以降、急速に収束した感もあって、世の中的には通勤が復活している人も多そうですが、この働き方は元には戻れんなぁ、という感じですね。家事とか子供の送り迎えとかも含めて、ほとんどが在宅で仕事していること前提に回るようになっている。その分というか、出勤した時みたいに、決められた時間内だけをしっかり仕事に集中とかにはならなくて、自分の作業でコントロールできる状況なら、眠い時には無理せず寝るし、やれるときには深夜でも仕事する、みたいな感じになっている。本当はもっと生活のリズムを整えられた方がよいのだろうけれども、なかなか変えられないのよね。家族がいるから何とか保っているのかな、という気もしていて、いくら「ひきこもり」は比較的OKな性質とはいえ、一人暮らしでこの状況だったら、病むかもしれんな、と思ったりします。

今年は7月に実家の兄が急逝しました。近しい者の死というのは長らくなかったのですが、なかなかショックな出来事ではあります。祖母や親より先にそうなるのか、と。自分はともかく、両親の悲しみはいかばかりかと思います。また、曲がりなりにも兄がいるんで、自分は外に出て独立してなんんとか生き延びていければいいんだと思って、これまでやってきたようなところがありますが、今後はそうもいかなくなってくるのかもしれないな、と思います。

先日は小学校の頃によく一緒に遊んでいた同級生が亡くなったとも、親が連絡してきて知りました。原因とかはきいていないのですが、自分と同じような年齢で亡くなってしまう人がでてきて、死というものをあらためて意識させられる。自分もいつ死ぬかもわからないと自覚して、精一杯生きていかなければいけないな、と月並みながら、思います。

最近あらためて「日本が衰退している」とか「日本が貧しくなった」的な言説をよく見聞きするようになってきた、と感じます。本当はだいぶ前から分かっていたことだけれでも、主要なメディアでも扱われるようになってきた、ということかもしれない。マクロ的には、色々な指標を踏まえて説明されて、まあそうだよね、と頭では理解する。で、個人的には、別に特に裕福な境遇で育ってきたわけでもなく、どちらかといえば「貧しい」というか「金はない」というのが基本的な意識として持ちながら育ってきた所があるんで、正直ピンと来ない感覚もある。それで何とか「就職氷河期」とか「ロスジェネ」とか言われることもありながら、何とか頑張って生き延びてきて、一般的に言われる平均とか中央値とかから見れば、むしろそこそこの収入も得られるようになってうまくやれている方のはずなのだが、想像していたほど生活は楽にならないな、というか、「金はない(足りない)」という感覚は相変わらず持ち続けている、というのが、実感ではある。

外資系で仕事をするようになって、改めて思うのは、日本企業のために日本語で対応するためのコストはバカにならないな、ということ。いや、自分自身がそういうことの為に雇われているようなものなのですがね。機械翻訳もどんどん良くなってきてはいるんだけども、それが故に「残念な」結果になっていることも、まあまああって、そういう事も受け入れていかざるを得ない。言語学的には、より適切な翻訳はこうだよ、と日本語ネイティブとして機械翻訳の発展に貢献できれば良いのだろうけれでも、ビジネスの現場的にはそうもいっていられないので、「つっこみ」が入ったら、私みたいな立場の人間がフォローする、という感じにせざるを得ないかな、と感じています。でまあ、私自身も英語が得意とはとても思えていないので、元が英語のものを日本向けにする方はまだよいのだが、日本での事情とか顧客とのやり取りとかを英語で伝える方がしんどい、というか面倒くさい。間に立っていてると、何事につけ「二度手間」感があるなぁ、と。で、他の人が言葉で「そんな表現でいいんだ?間違っていないけど、元の日本語のニュアンスからすると、それほど正確でもないな。」と思う事も多々ありで。まあ、それでもなんとなく世界は回っている、という事なんですが。

会社に入ったことで、Oracleがパートナー企業向けに提供しているERP関連の技術リソースにアクセスできるようになったことは、就職したことの一つの理由であり、ある程度は狙い通り。ただし、それらは基本英語だし、Webinarを聞くにも英語。コロナ禍のおかげなのか、Webinarとして世界のどこでやっていてもアクセスできるようになっていることが多い。で、時間帯も大きくはアジア、ヨーロッパ、アメリカの3パターンで、アジアだったらそれはインド時間が基準になっている。「日本はもはや…」というのは、こういうところにも表れてきている、わけですね。
まあ、いろんな要素を鑑みて、日本にいながら外国企業に雇われているのは、ちょうどよい選択な感じがあらためてしているところです。

さて、雑感もこの辺にして、来年も健康には気を使いながら、引き続き生き抜いていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

2020年の終わりに

2020年ももうすぐ終わってしまいますねぇ。。。というわけで1年の締め括りの独り言。

今年はもう全然ブログが書けなくなってしまいました。
仕事が忙しいという事もあるのだけれど、就職したことでIT技術的なネタを書くのは多少憚られる所もあり、書けるネタが限定された、というか感じもしていて、もう面倒くさくて考えなくなっているなぁと思います。でもこれだけは書いておくかぁ、とそんな感じです。

さて、1年前には全く想像できていなかったことですが、今年のコロナ禍が世の中に与えた影響は凄まじいことですね。個人的には3月から在宅ワークになっていて、緊急事態宣言が解除された後なども特に戻る事はなく、そのままずっと在宅ワークが続いています。そして特に最近は、もはや通勤していた時には考えられない(物理的には無理な)スケジュールでの会議予定が組まれて、全然自分の作業する時間がとれない、というまま1日が終わり、仕方ないので深夜に作業する、みたいな日々となりがちだったりしています。深夜でも作業できてしまうし、作業せざるをえない状況という事は、それはそれで問題なのだけれども、会議は全てWebベースで済むというのは、そんなに声を張らなくて良いから、個人的にはとても負担が軽減されていると感じますし、こんな効率性を前提とした仕事のやり方に既に慣れてしまっているので、これはもはや、通勤するような仕事のやり方には戻れないなあ、と本当に思います。通勤自体が結構体力を消耗するものだったなぁ、と今改めて思いますし、最近の過密スケジュールな日々も通勤とか移動による体力消耗がないから何とか出来ている感じがしています。

そんな状況であっても、とにかく家にはいて、家族と接触する機会はたくさんあるので、一緒に過ごす時間を取れている感はそれなりにあったりします。忙し過ぎて、家から出る事すらなかなかできん、という状況だったりもしていますが、もともと「ひきこもる」ことはむしろ望むところで、全く苦しい事とは思わない質なので、この在宅ワークを強いられる状況は、自分にとっては良い事の方が多いと感じています。

そんなわけなので、このコロナ禍が収束したとしても、この仕事のスタイルは元には戻らないでしょう。

そんな状況で懸念していた運動不足により健康面の影響は、これはこれで深刻だなぁと思います。体重は、もう完全にリバウンド通り越して、自己最大の域で安定しつつあるように感じます。この辺りはもう少し何かしていかなければいかん所だと思っています。

昨年に新しい会社に入って丸1年以上が過ぎましたが、世の中こんな状況でもまあ何とかやってこれて「生き残って」いられているので、まあとりあえずはいいかなと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

誕生日

今年も誕生日がやってきたようです。

昨今の情勢により、この3月はずっと在宅ワークでほぼずっと家にいます。傍目には引きこもりのような生活になってしまっています。家で仕事をしていると、最初の日はあまり慣れずに集中できなかったりしたけれども、それもすぐに慣れて、やることがあればむしろ歯止めがきかないというか、「終電とか気にせずにできちゃう」みたいな所もあったりしています。そういう所は「このキリまでを終わらせておきたい」というのを終電で帰るために中断するみたいな事がなくなるので、私的にはストレスはむしろ減っているかも感があります。通勤がなくなると、混雑している電車に乗らなくてよいのはいいのだけれども、駅との間を歩いたり、駅の階段の上り下りしたりがなくなることで、運動不足をかなり気にしなければいけない感じがしています。本当は散歩くらい行けばよいのだろうけれども、子どもも学校とか休校で家にいるので、全てを自分のペースでできるわけでもなく、仕事に一度集中入ると中々そういうタイミングが掴めていないというのが実情ですね。とりあえずは筋トレだけはかろうじてやっていますけど、まあ通勤している時にも同じ程度はやってたかもしれないし、後は夜中にコンビニに酒を買いに行くだけ出かけるみたいな。

3月に入っての3週間はそんな生活をしていますが、そんななかで誕生日を迎え、これで45歳になりました。

突然の社会情勢の変化に驚いてもいますが、これ、ある意味では、昨年にふと思い立ってフリーランスやめて再就職したことが、功を奏した感があるかもな、と思ってしまいます。仕事の確保という事もあるけど、少なくともこんなにすんなりと在宅ワークに切り替えはできなかっただろうな、と思います。まあ、ただ単に就職したからという事だけではなくて、その後のアサインされる仕事による所も大きいだろうから、まあその辺はラッキーだったんでしょうね。

この1週間くらいでも、一気に情勢は変わってしまって、今や日本よりも欧米の方が大変な状況になっているようですね。この先どうなるのか全然わかりませんが、経済的にも大変な事になるのは間違いないのでしょうね。社会的にも色々と変わっていくきっかけになってそうですが、全体的にはそんなに明るい感じはないですよね。まあ、どんな状況になろうとも、その時に自分にできる事をやっていくだけだと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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2019年の終わりに

2019年ももうすぐ終わり、という事で、今年も1年の締め括りの独り言。

今年は世の中的にはまあ、平成から令和に元号が変わった、というのが大きな出来事だったのでしょうね。自分も仕事上でちょっとだけ影響を受けていましたが。ただ、それで何かが変わったか、というと、そんな実感は全然感じられないですよね。まあ、当たり前と言えば、当たり前ですが。消費税増税の負のインパクトの方がよほど感じられる気がします。外食とか特に客数減っている感がありますよね。

個人的には、つい先日投稿したばかりですが、『フリーランスをやめて再就職した話』が最も大きな変化でしたね。こんなことになるとは、1年前には全く考えてもいませんでした。人生とはわからないものですね。当面はこの新しい環境において、なんとか成果を上げる事に注力していくしかないかな、と思います。

会社員に戻った事で、事務処理的な雑務からはある程度解放された感は少し感じ始めています。今まではなかった社内ルールに従った手続き等が煩雑な面もあるにはあるが、役割・役務の分担が明確で事務処理的な事は「会社がやってくれる」事で、良い効果を感じる事の方が大きいですね。

健康面では、昨年末から今年の前半くらいにかけて、体重がさらにリバウンドして、一時期は3年くらい前のダイエットする以前と同じ水準にまで戻ってしまいましたが、その後またウォーキングとスクワットと腕立て伏せを地道に続けて習慣にしつつ、たまに走るという感じで、体重・体脂肪はまた下降傾向になってきたので、このまま継続していきたいと思います。もう少し「走る」機会を増やしたいなとは思っているのですが、NETFLIXとかを見るのやめればいいのにね、と思う今日この頃。

今後ともよろしくお願いいたします。

フリーランスをやめて再就職した話

これまで6年近くフリーランスのシステムエンジニアとして働いてきましたが、実はこの度フリーランスをやめて、この10月から就職して再び会社員となっていました。就職先は外資系のSIer企業で、いわゆる「ITコンサルタント」という位置づけでの仕事になります。もともと以前やっていたけど、フリーランス時代は離れがちであったERP関連の案件をやっていく事になります。

昨今は「フリーランス」がある意味ではもてはやされているところもあり、そんな世の流れに反するような事と思われるかもしれません。ともかく自分にとっては大きな転機ではあるので、思った所をまとめて書いておこうかな、と思います。まあ、40代半ばのおっさんの再就職話です。世代的には最近時々話題になる「就職氷河期世代」の真ん中ですが、その正社員化の話とかでもないです。まあ、確かに新卒の時に当初の本意通りの就職ができなかったというのはその通りなのですが、むしろそのおかげで、ほぼ未経験ながらIT業界の「底辺」に潜り込んで何とか生き残ってきて、今があるという事ではあります。

1.きっかけはLinkedIn

今回の就職のお話、実は、私の LinkedIn のプロフィールを見てエージェントの方から連絡が来た事がきっかけでした。こういうのも一応「ヘッドハンティング」というのでしょうか。まあ、いわゆる「人材系」のエージェントとかリクルーターから LinkedIn でコンタクトが来る事はよくある事ですが、多くは私のプロフィールの中の「エンジニア」とか、「フリーランス」って所しか読んでないな、というような内容の事が多くて、そういうのは気が向けば丁重にお断りするし、忙しければスルーなんですが、今回のケースではもっと細かい具体的なところまで踏まえて私の経歴に合っている提案をして頂けたので、「先方の会社が私の経歴に興味を持って頂けるなら、話を聞いてみましょう。」と答えてみました。そうしたら「では英文レジュメを送ってください」と言われて、そこから「応募」という事になりました。この辺になると「ヘッドハンティング」というか、「普通に転職活動している人」という感じしかしなくなっていました。まあ、そりゃそうだよね。で、最初に紹介された会社は書類で落ちたようですが、2社目に提案して頂いた会社で面接に呼ばれ、結果Offer Letterを頂き入社することとなったわけです。

私が LinkedIn のプロフィールを登録したのはかなり前の2010年頃で、実際フリーランスになるより前のはずで、その頃から内容を大きくは更新していなかったのですが、なぜだか内容は英語で記載していました。当時はそもそも LinkedIn の日本語のUIがなかったかもしれず、日本語対応した当初もあまりイケていない感じで英語のまま見ていたのはなんとなく覚えていますので、そんな状態に合わせて英語で書いたのだと思いますが、そんな英語でプロフィールを書いていた事がここに来てつながってきた事の一つでした。

こんな感じで今回の就職に至ったわけでして、「もうフリーランスではやっていきたくないので、どこかへ就職したい!」とか思い詰めて頑張って就職活動したわけではなく、本当にたまたまご縁があったので、という事でした。

LinkedIn きっかけで転職が決まったなんて、なかなかコンテンポラリーな転職経験ができたかもと、ちょっとだけ思います。転職サイトでもエージェントでも、何かしら求人案件を持っている所を自分で選んで個々に登録するとかいうのは、転職に向けてそれなりの決意を持って臨む時でないと中々やる気になれないものだと思いますが、LinkedInの場合は、普段はビジネス寄りの内容中心のSNSとして使いつつ、積極的な転職活動に活用することもできるし、必ずしも積極的に転職したいわけではなくても、必要としている側が探しに来てくれたりして、そこで思いもよらなかった機会を得る可能性が格段に広がっているのだなと思いました。

2.何を思って再就職するのか

今回の就職することを決めた最も大きな理由は、今さらながら、外資系で英語が必須になる、という事ですね。仕事内容的にはこれまでの経験等も一定の評価をして頂けつつ、英語のやり取りが必要とされるという事で自分の「コンフォートゾーン」からは引っ張り出されるな、と。そういう感じがすごく面白い、と思ったわけです。

元々は大学時代に英語を「専門」として勉強していたにも関わらず、英語(というか英会話)に対する苦手意識の方が先に立ってしまい、英語が必要となるような仕事に就こうとか積極的には考えてこなかったんですね。英語しかないIT系技術情報などに接して役に立った事くらいならありますが、所詮はその程度。ようやくこの時期になって、それなりに経験を積んで自信を持てる仕事内容で英語の世界に入っていく事になるのは、私にとっての "connecting dots" かもしれないと思いました。その入り口として、日本にいて外資系の会社で英語必須な環境に身を置くのがちょうどよい所なのだと思います。

私が入社したのは、外資系の独立した日本法人という事ではなく、外国企業そのものという事になります。外資系といっても、日本法人としてそれなりの規模がある所だと、既に日本人多過ぎで色んな意味で面白くないんだろうなぁとは前々から思っていました。今回の就職先はグローバルにはかなり巨大な企業ではあるものの、日本でのビジネスは相対的にそれほど大きくないので拡大していきたい、という流れでの、日本での現地採用という事のようです。どうやら日本の顧客と日本語でコミュニケーションできる人を雇いたがっているようではあり、あくまで日本での仕事という事になるのは間違いないですが、とはいえ社内は基本英語なので、そんな状況にも適応できて、専門スキルのある人が求められている、という感じのようです。もはや日本が中心ではなくて、本社から遠く離れた「辺境の地」で細々となんとかやっている、という事を感じるようになるのかな、とか想像してしまいます。まあ、住む場所として、日本は良い所だと思うので、日本に居ながらにして外国企業に雇われ収入を得られるようになるのは、今後に向けては良い事かもな、とも思いました。

その他に、仕事内容としてERP関連に回帰していくという事に関しては、以下の記事に書いていたような所が思いとしてあるかなと思います。随分と前に書いたものだけれども、この辺への考えの基本的な所は、今でもあまり変わっていないかなと思います。


 

3.報酬の話

さて、報酬という事も普通の人の転職においては大事な観点だと思いますが、今回の私の実情としては、今までのフリーランス契約で仕事を続ける方が目先の稼ぎは良かったです。私の場合、フリーランスになる前の会社時代からそれなりに単価は高い方で、この辺は前の会社の営業にも感謝なのですが、フリーランスになってからの単価もその流れで交渉して決まったところがあるので、SIerのスクラッチ開発案件の要員としてはやはり高い方だったはずです。周囲の人の単価は具体的には知りませんけど。で、同じような感じでスクラッチ開発案件にSES契約で入るやり方で、これ以上単価を上げるのは難しいなぁと思っていたところはありました。この先、もっと伸ばすのであれば仕事の請け方を変える必要があるのだけれども、それはそれでハードな道だなぁと思っていました。

そんな事を考えている所に、目先はちょっと下がるかもしれないが、まあなんとかなるだろうレベルでのオファーを頂けたので、だったら面白いと思えて環境が変化する方に行ってみようと決めたわけですね。40代半ばにして全く伝手もなかった会社への転職にしては、それなりに良い条件を頂けたのかなと思います。まあ、今回の募集では年齢は不問でしたが(というか外資系はだいたいそうだと思うが)、ターゲット領域で「実務経験10年以上」みたいな要件が付いてたりしたので、結果的に40代くらいになるのが自然なポジションだとは思います。日本企業のよくありがちなシステムエンジニア系の求人を見てる限りでは、だいたいは年齢要件が付いている時点で私はもうだいたいはアウトだし、提示されている年収レンジを見てしまうと、今さら就職なんてせずにフリーランスでやっていた方が絶対いいわぁって思っていましたけど、「そういうの」よりは良い条件を頂けたと思います。

とはいえ、消費税増税とか東京オリンピック後とか、この先しばらくの間、程度はわかりませんが、経済がシュリンクしそうな感じでもあるので、このタイミングで会社員になるのは良い選択だったと思える事が、もしかしたらあるかもしれないですね。

4.おわりに

さて、こんな感じで新たな環境に入っていくので、また頑張っていきたいと思います。よく話題になるような「SIerの人月商売の闇」みたいな話が、外資系に行ったらどうなるのか、とかもちょっとは気になりますが、正直な所、その辺はあまり期待とかしていないです。「多重下請け構造」みたいな状況は、さすがにあまりないとは思いますが、まあどんな状況にもそれなりに対応はしていけるものと思っています。

自分の場合は、フリーランスになったけど、その先へ何かビジョンを掲げてすごくやりたい事があるわけでもないというのが、徐々にわかってきた。こういう事が徐々にしかわからなかったというのもアレですが、そんななので、まあ、とりあえずフリーランスは「やってみたかったので、やってみた」けど、フリーランスでいる事にそれほど拘りもなくなった、という事ですかね。まあ、ちょっと「飽きた」という事もあるかもしれません。逆に、何らかの事情で会社を去る事になったりしても、またいつでもフリーランスに戻って生活はしていける、という感覚は持っています。生活の為なら、今までと同じような「ゆるい」フリーランスの仕事をすることは、全然難しい事ではないと思っています。

一定期間、フリーランスでいたことは、いろんな意味でよかったなと思っています。子どもが小さい時の子育て等を優先して時間を確保できるようにする為にも大いに意味はあったし、ミニマムに自分の会社を作って活動したことで見えるようになった事もあるかなと。会社員になることで、ある意味での「自由」は少しなくなるのかもしれませんが、私も歳をとって以前とは違った会社との付き合い方とか距離感の取り方もできるようになっていると思いますし、自分は自分のペースでやれることを面白くやっていければよいな、と思っています。

以前にはこんな事も書いていましたが、時と共に考えも変わるものだとは思います。




最後の『フリーランスから会社員に戻る理由』で書いていたような「想像もつかないような面白いオファー」があったのかというと、別にそれほど珍しい話では全然ないですが、とはいえ自分が「面白そう」と思える方向への転換であることは、間違いないです。

SQLの中で「動的SQL」を実行する - Oracle

OracleのDBで、DBA_TABLESとかのデータディクショナリからテーブル名の一覧を取得しつつ、それぞれのテーブルの実際のレコード件数を見たいな、という時がある。例えば、オプティマイザ統計と実際のデータの状態(件数)が乖離していないかなどを見たいと思った時とか、後はもっとシンプルにデータ移行の対象テーブルごとの件数を一覧でまとめる時など。

その場合、データディクショナリから取得した table_name を FROM句に持ってこないといけないわけで、それって「動的SQL」だよな、となる。
PL/SQLでやってしまえば簡単だけれども、結果の出力の調整とかが地味にダルいな、と思って、何かSQLだけでやる手はないかな、と探っていたところ、こんなことができる事が今さらながらに分かった。

select a.owner, a.table_name, a.num_rows, a.blocks, a.sample_size, a.last_analyzed
     , xmlcast(
         xmlquery('/ROWSET/ROW/C'
           PASSING dbms_xmlgen.getxmltype('SELECT COUNT(1) C FROM '||a.owner||'.'||a.table_name) RETURNING CONTENT
           ) AS NUMBER ) actual_cnt
  from dba_tables a
 where a.table_name in (....)
 order by a.table_name

まさかの XMLQUERY とは。。。
dbms_xmlgen パッケージでSQLの文字列を引数に渡して実行することができて、その結果で戻ってくるXMLから特定の項目を抜き出し型変換する、と。
正確なところどのバージョンからできるようになったのかは知らないが、別に最近というわけではない。

昔はテーブル名を固定値でSELECT句に書いて、UNION ALLとかしてたな。。。

これなら、対象のテーブルを列挙するのはWHERE句だけになるので、対象が増減する場合の対処も、そこを直せば済む。

xmlqueryとか必要とされるシーンが経験上あまりなかったのだが、他にも何か使い道あるかなぁ?

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ntakano75

フリーランスでシステムエンジニアをやっておりました。

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