- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:10:51.86 ID:2s3PnZul0
- 毎度お晩でございます。護符マニアです。
今回は埼玉県をはじめ、前回の探訪では護符を入手できなかった群馬県、そして初の福島県入りとなりましたので、現地での写真とレポをアップさせていただきますのでお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:13:11.26 ID:2s3PnZul0
- 【10月1日:埼玉県 長瀞町/宝登山神社】
埼玉県は秩父郡の長瀞町に鎮座する宝登山(ほどさん)神社。
こちらは、以前にも狼の護符を求めて参拝して、
その際は授与所において、白黒一対の姿の狼の
姿を刷ったお札を既にいただいておりましたんですね。
その後、とあるサイトに掲載されていた昭和時代の狼の護符の
写真の中に、現在のものとは違うタイプのがあったため、
今でも授与しているかどうかを問い合わせをしたところ
「授与所には陳列していませんが、神社の講に入っている方のために
別の種類のお札を授与しており、講員でなくとも希望があれば授与します」
との事だったので、改めて参拝しに行って参りました。 - 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:14:51.61 ID:2s3PnZul0
-
当日は朝6時に自宅を出発、湘南新宿ライン経由で熊谷まで出て
秩父鉄道に乗り換え、9時過ぎにようやく長瀞駅へと到着。 - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:49:00.59 ID:088wVmI00
- おまえか
- 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:49:59.85 ID:2s3PnZul0
- >>60
はい、毎度どうも!(笑) - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:16:23.65 ID:2s3PnZul0
-
駅前から西へと歩を進めると、大鳥居の先に
宝登山神社へと向かう参道が続きます。 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:16:30.13 ID:5bcIqH1R0
- 狼の護符ってなに?
- 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:18:15.64 ID:2s3PnZul0
- >>6
ごく簡単に申しますと、神社仏閣から出されるお札がございますね?
それに、狼の姿を刷ったものだとお考えいただければ宜しいかと。 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:37:01.53 ID:iq4scnzA0
- 御朱印とはまたちゃうん?
- 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:42:48.81 ID:2s3PnZul0
- >>18
御朱印は、神社仏閣に参拝し、もしくは納経などした証として
朱印帳に、判や揮毫をしていただくもので、お札(護符)の方は
そこにお祀りされている神仏の加護を求めて、そのお姿や、神璽を
摺ったものを拝受するとお考えいただければ宜しいかと存じますです。 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:20:18.40 ID:2s3PnZul0
-
なだらかな上り坂の参道を歩くこと10分あまり、
境内に入ると二の鳥居が見えてきました。 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:22:00.96 ID:2s3PnZul0
- 鳥居を潜って、まずは手水場で心身を清めます。
※写真は手水場に掲げられた作法の解説板。 - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:23:36.81 ID:2s3PnZul0
-
社殿へと続く石段を登りきって背後を振り返ります。 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:25:29.72 ID:2s3PnZul0
-
壮麗な彫刻が施された拝殿。
平日の朝方なので、自分以外には参拝の方も殆ど居ません。
拝殿では、宮司や神職の方による、朝のお勤めの真っ最中で
祝詞や雅楽の奏上が行われ、厳粛な雰囲気が漂っていました。 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:27:20.23 ID:2s3PnZul0
- ただ、お勤めの最中は、たとえ外観のみとは言え写真を撮るのは
何となく憚られる雰囲気だったので、お勤めが終了するのを待ってから
神前へと参拝し、社殿に施された彫り物の撮影を開始します。
まずは唐破風(からはふ)部分の彫刻。
絡み合う龍の姿に圧倒されてしまいます。 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:29:16.08 ID:2s3PnZul0
-
社号を彫った扁額の両脇には、
青龍、白虎、朱雀、玄武の四神の姿。 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:31:00.17 ID:2s3PnZul0
-
こちらは、桐の木と共に配された鳳凰。 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:34:07.63 ID:2s3PnZul0
- 社殿の上部には、支那の説話として有名な「二十四孝」や
三国志に題材をとった彫り物が施されています。
なお、社殿左手の彫り物は写真確認したらブレまくってたので
公開は右手の物のみと言う事でご勘弁いただきたく…。 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:37:25.38 ID:2s3PnZul0
- 社殿左手の神楽殿の脇にある御神水の取水地。
実は、今回はお札とは別に、この水を頂いて帰ろうと
キャップ付きのガラス瓶まで持参してきたんですが、
見てのとおり「飲用はお控え下さい」の立て札が…。
まぁ、それでも柄杓に3杯は頂戴しましたが、その後は
特に何とも無かったので、今思えば、汲んで来れば良かったかも…。 - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:43:51.31 ID:2s3PnZul0
- さて、お札の方が気掛かりだったので、授与所にお伺いして
係りの方に その旨をお伝えしたところ、確かに授与所には
陳列してませんでしたが、自分がネットで見たのと同じ手の
お札を出してきて下さいましたので、ありがたく拝受します。
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:46:25.58 ID:2s3PnZul0
- お札を頂いた後は、比較的 時間に余裕があったので、
山頂にある奥宮に参拝しようと思い、境内に隣接した
ロープウェイに乗り込みます。
ものの5分も経たない間に、山頂に到着でしました。 - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:48:36.64 ID:2s3PnZul0
-
そして、ロープウェイの駅前のゴミ箱には
何故かピカチュウが…(笑) - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:49:47.01 ID:2s3PnZul0
-
山頂からの景色。こちらは長瀞から寄居・皆野方面。 - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:51:08.50 ID:2s3PnZul0
-
こっちは秩父市の城峯山がある方角だと思うけど自信無しです…。 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:52:05.56 ID:2s3PnZul0
-
で、山頂の駅から案内板に沿って進んでいくと、
宝登山神社の奥宮へと辿り着きます。 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:54:04.41 ID:2s3PnZul0
- 奥宮と手前に社務所。
なお、平日だったからか、はてまた時間が
早めだったからか社務所は閉まってました…。
なお、山頂は南側が切り開かれて蝋梅園となっていまして
木々の間から光が差し込んでくるので、そこまで森閑とした
雰囲気では無いですが…。 - 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:55:43.80 ID:2s3PnZul0
- 社殿の前に控える狼像。
ちなみに、秩父の狼像の中では、ニホンオオカミの
本来の姿を写し取っているという観点においては、
群を抜いて上位の出来とされているそうです。 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 21:57:48.80 ID:2s3PnZul0
-
奥宮の左手から望む、秩父市街地と武甲山。
天気も良く、雄大な景色を前に しばし佇みます。 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:00:44.07 ID:2s3PnZul0
- と、ロープェイの発車時間が近づいてきたので
そそくさと乗車し、本日の探訪は以上にて終了。
長瀞駅前にある、こだわりのジャズ蕎麦屋さんで、
殻ごと挽いた挽きぐるみ蕎麦をたっぷりと味わって、
西武秩父駅を経由して自宅へと戻ったのでした…。 - 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:03:25.94 ID:2s3PnZul0
- 【おまけ】
西武秩父駅の仲見世で撮った「あの花」関係のポスター。
龍勢祭りはもう終了しちゃったけど、プレミアム振興券の
有効期間は まだまだ充分あるので、秩父に行った際は是非とも! - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:05:50.10 ID:2s3PnZul0
- 【10月15日:群馬県 桐生市/雷神丘神社】
この日は、前日に仕事が終わってから、新宿を20時過ぎに出発。
埼京線→赤羽駅で湘南新宿ラインに→小山で両毛線と乗り継いで、
22:30に桐生入り、駅近くのビジネスホテルで一泊。 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:07:37.30 ID:2s3PnZul0
- 一晩明けて、ホテル近くのファミレスで朝食後、
梅田行きのバスの時間まで余裕があるので町の中を
ブラブラしてたら、個人経営のアニメショップを発見。
昨今はアニメイトやらゲーマーズといった大手が席捲してるこの業界、
今じゃ こういうタイプのお店は滅多に見かけませんねぇ…。 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:17:23.29 ID:345HGZY8O
- >>33
東武特急だと遠回りなのか? - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:21:54.80 ID:2s3PnZul0
- >>33
今となっては うろ覚えですが、最安値且つ最短時間で
検索した結果、確か そういうルートになったはずなので…。 - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:08:48.26 ID:2s3PnZul0
-
さて、時間が来たのでバスに乗って梅田方面に向かい、
鍋足集落に通じる道路の起点の梅田南小学校前で下車。
友人が一緒だった前回と違って今回は車無しなので、
ここから鍋足集落までは徒歩ルートです。 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:10:17.17 ID:2s3PnZul0
- 高沢川の清流に沿って歩くこと1時間余り。
前回も通過した鳴神山への登山ルートを過ぎて
鍋足集落への手前に差し掛かると、山際の岸壁に
庚申塔や石仏が姿を現しました。
- 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:13:22.59 ID:2s3PnZul0
- 近寄って刻まれた銘文を見ると、いずれも江戸時代に
建立されたもののようで、このあたりの集落が早くから
拓けていたことや、またかつては盛んに信仰があった事が
うかがわれます。
- 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:15:11.52 ID:2s3PnZul0
- 更に進んで鍋足の集落に入り、前回訪問したお宅を再訪。
※画像は該当宅ではありません。
ご主人は仕事のため外出に付き ご不在でしたが、
当日お伺いする事は あらかじめ連絡済だったので
奥様がご対応下さり、お札を頂く事が出来ました。
ひとしきり世間話などした後に、お宅を辞して
鳴神山の山頂直下にある雷神岳神社に参拝すべく、
もと来た道を辿って大滝登山口へと向かいます。 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:17:44.99 ID:YmqFtgOl0
- いいなこういう旅も
- 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:18:54.33 ID:2s3PnZul0
- その途中、道端にヒキガエルを発見。
写真撮ってる間はじっとしてましたが、
撮り終わったと同時に草むらの中へと
ゴソゴソと入って行ったのでした…。
ちなみに、これとは別に道端のヤブが
ガサガサと動くので何かと注視していたら
ウリ坊(猪の子供)二匹が道路を突っ切って、
降りの斜面を猛スピードで下りていきました。
なんせ咄嗟の事だったので、カメラを構える間も無く
写真を撮る事は叶いませんでしたが…。 - 42 :運転士 2012/10/22(月) 22:21:30.20 ID:/z9du9m40
- お、投下中に追いついた。実は桐生にはもう一度行きたかった。
- 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:23:35.81 ID:2s3PnZul0
- >>42
おー、当日は乙でございましたー。
お陰様で、どうにか文章まとめられましたので
ご覧の通りうp中でございます。m(_ _)m - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:26:00.47 ID:2s3PnZul0
- もと来た道の途中の大滝登山口に到着。
鳥居の奥にある、市内・樹徳高校の
寮の敷地を通って登山道へと入ります。 - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:27:17.28 ID:2s3PnZul0
- なお、この鳴神山周辺はツキノワグマの生息地なので
登山道の入り口には、こんな看板が立ってたり…。
もちろん、万が一の事があっては一大事なので
以前に、静岡・水窪の山住神社に参拝する際にも
使用したクマ除け鈴(真鍮製で音が良く響く)を
着用して登山に臨みます。 - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:28:33.09 ID:2s3PnZul0
- さて、山から流れ出る沢に沿って
木材運搬用のブルドーザーの轍の跡が真新しい
登山道を登り始めて10分ほどすると、木立の奥に
大滝(不動滝)の姿が見えてきます。
※右手の木に掛かっているのは、地元の小学生が描いた
自然保護の注意喚起ポスター。 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:30:31.35 ID:2s3PnZul0
-
滝の右手に平場があって、そこから滝の目の前まで
入る事が出来るので、涼を求めて進入していきます。 - 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:31:50.71 ID:2s3PnZul0
- 平場にお祀りされている お不動様と石祠。
鉄製の鳥居が、見た目はスリムながらも、
何というか…こう…言いようも無いヘヴィな
雰囲気を醸し出していると思うのは
自分だけでしょうか…。 - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:33:15.55 ID:2s3PnZul0
- 大滝の全景。大滝とは言いつつ、
落差は10メートルぐらいなので
見上げるほど高くは無いですが…。
今と違って、参詣のため鳴神山への登拝が
多かったであろう昔は、恐らくは、この滝で
修行をする行者さんも居られたんでしょうね…。 - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:35:01.01 ID:2s3PnZul0
- 滝の左手前から もう1枚。
苔むした岩と祠の取り合わせ…
何ともいえずに良い雰囲気ですねぇ。 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:36:21.78 ID:2s3PnZul0
-
滝の傍に佇んで、しばしの間 涼を味わった後は
再び登山道へと戻り、大滝へと続く流れに隣り合った、
水の枯れた沢のようなガレ場をひたすら登っていきます。 - 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:39:00.53 ID:2s3PnZul0
- 途中の最後の水場を過ぎて更に40分余り登り、
ようやく雷神岳神社のある、通称・肩の広場なる
平坦地に辿り着きました。
なお、ここには今しがた自分が登ってきた
大滝口以外からの登山道も合流しています。 - 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:40:18.03 ID:2s3PnZul0
- で、こちらがお目当ての狼の石像。
台座には、昭和4年奉納の旨が刻まれています。
残念な事に、吽形の方は両耳が破損してしまっているので
何だか別の動物に見えて、どうにも締まりがありませんが…。 - 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:41:27.36 ID:2s3PnZul0
-
狼像の後方には、山頂へと続く道の前に石鳥居、
そして、その横手に雷神岳神社の社殿が鎮座しています。 - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:42:51.87 ID:2s3PnZul0
- そして雷神岳神社に参拝後、
先ほど鍋足のお宅で頂いてきた
お犬様のお札を取り出して撮影。
群馬県内では唯一の、狼のお札です。 - 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:44:28.42 ID:2s3PnZul0
- 神社の社殿から、肩の広場一帯を望む。
この写真には写っていませんが、ちょうど自分が登ってきたあたりに
「鳴神山を愛する会」による、登山者用の自由ノートが入ったポストがあり、
鳴神山に生育している草花の写真を収めたアルバムを閲覧できたりもします。
なお、ノートを開いてみたところ、自分がここに来る2時間半程前に
登山された方の書き込みがあったものの、この時は、完全に自分一人で
結局のところ、行き帰りとも他の登山者の方には会いませんでした。 - 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:46:09.79 ID:2s3PnZul0
-
さて、肩の広場からは桐生岳と仁田山岳(鳴神山は双耳峰です)に
通じる登山道があり、それぞれの入り口に鳥居が立っていますが、
今回は桐生岳側の鳥居を潜って山頂に向かいます。 - 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:48:21.54 ID:2s3PnZul0
- 鳥居を潜って数分あまり、桐生岳と仁田山岳の中間点にある
鞍部から岩場の細い道をよじ登ると、すぐ山頂に達しました。
桐生岳の頂上の広さは4メートル四方あるかどうかの狭さですが、
周囲360度、見渡せば遮るモノの無い絶景です。 - 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:51:01.70 ID:2s3PnZul0
-
山頂に立てられた方向板。当日は好天ながらも
なにぶん雲が多くて遠くまでは見渡せませんでしたが、
スカイツリーまで見えるというのは本当なんでしょうか…
…というか、さすがに冬季限定なんでしょうね、恐らくは。 - 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:52:40.05 ID:2s3PnZul0
- 以下、山頂からの眺望。
桐生の市街地。
- 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:53:48.61 ID:2s3PnZul0
- 恐らくスカイツリーがある方面。
- 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:56:28.79 ID:krHf+7zr0
- 桐生とかテラ近所、秩父も近いな
- 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:56:36.35 ID:2s3PnZul0
- 日光・男体山方面の眺望。
- 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:51:58.99 ID:Dbb6vaaW0
- 素晴らしいスレだ
- 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 22:59:24.39 ID:2s3PnZul0
- ひとしきり絶景を堪能した後は、持参した
お気に入りのサントラを聴きながら昼食タイム。
ティセ大好きだよティセ。
…でもね、BGMで好きなのはアリーナなんですよ…。
http://www.youtube.com/watch?v=DhBSbv2Aq6U - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:01:02.24 ID:2s3PnZul0
-
昼食を平らげた後は、向かいに見える
仁田山岳に寄ってから下山をしようと、
下った鞍部から続く道を通って山頂へ。 - 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:02:51.77 ID:2s3PnZul0
-
しかしながら、こちらは周囲の木々に遮られて
眺望は殆ど望めない状態…。とりあえず、祠に
お賽銭を上げて降るだけ…といった具合でした。 - 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:05:07.14 ID:2s3PnZul0
- 肩の広場に戻ってきて、ノートに書き込みなど
していた自分ですが、如何せん帰りのバスの便の
本数が気掛かりだったので、下山に取り掛かります。
誰一人登っても降りても来ない登山道を、
行きと同様にクマ除け鈴を打ち鳴らしながら
降ること1時間余り、無事に登山口まで
辿り着く事が出来ました。
そして、梅田市街地へと更に歩くこと40分余り。
ようやく当初の分岐点に到着し、バスの時間を待って
桐生駅へ向かい、帰路へと着いたのでした…。 - 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:07:27.50 ID:2s3PnZul0
- 【おまけ】
もう終了してますが、群馬大学工学部の学園祭のポスター。
自分としては左のコが非常に好みです。(←聞いてません) - 77 :運転士 2012/10/22(月) 23:10:54.68 ID:/z9du9m40
- 群馬大の学祭やってたのか。行きたかったぜ。
例の旧校舎とかにも入れたかも…。 - 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:09:24.23 ID:2s3PnZul0
- 【10月20日:埼玉県 小鹿野町/龍頭神社】
この日は、埼玉県は小鹿野町の川原沢にある龍頭(りょうかみ)神社の祭礼。
前回の群馬行きに同行してくれた友人が、2日に亘って休みを取ってくれて
自動車を出してくれる事になったので、最寄り駅から朝8時半にレッツ出発!
…したは良いものの、途中で渋滞に巻き込まれたため、
ようやく現地に着いたのは既に昼過ぎでした…。orz - 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:10:52.46 ID:2s3PnZul0
-
さて、ここは両神山へと続く尾ノ内渓谷の入り口。 - 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:13:54.65 ID:2s3PnZul0
-
その地に鎮座するのが、この龍頭神社です。 - 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:17:36.59 ID:2s3PnZul0
-
自分たちが到着した頃には既に祭礼は終わってしまっているかと
少々危惧していたのですが、社殿の中ではちょうど神事の真っ最中、
そして社殿の前には、地元の子供たちを中心とした、揃いの法被に
鉢巻きといった出で立ちの祭り姿の人々が数十人、和気藹々と待機中。 - 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:19:19.19 ID:2s3PnZul0
-
拝殿の中での神事が終わり、安置してあった お神輿を広場に降ろし
台車に載せた子供たちが お囃子をする中、宮司さんや氏子の方たちが
一旦退出して、隣接する川原へと降りて中洲に設えた祭壇の前で祝詞を
奏上している間に、社殿の写真を撮らせていただきます。 - 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:19:27.27 ID:DgHHXPVF0
- 神社や寺に行って偶然お祭りやってたら嬉しいよね
- 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:24:36.29 ID:2s3PnZul0
- >>81
お祭りの行われる時期は、ある程度偏ってますから
ぶらり旅であっても、目星をつけていくと遭遇率も
アップしますよー。 - 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:22:33.83 ID:2s3PnZul0
-
まずは、社殿の下にある狼の石像。
※台座の文字は「神徳」「無遍」 - 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:26:11.07 ID:2s3PnZul0
- こちらは、社殿の前にある、ふた周りほど小さい狼像。
ただ、吽像の方は破損が激しく既に顔面崩壊している状態…
恐らく、社殿下の狼像は、こちらの破損した像に代わって
新たに奉納されたのだろうと思いますが…。 - 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:27:23.37 ID:2s3PnZul0
- 拝殿の唐破風(からはふ)部分の彫刻。
上段に「牡丹に唐獅子」、下段は「龍」。
社殿の鴨居の部分に彩色がしっかり残ってますが、
恐らくは、この部分も素彫りで無く、当初は彩色が
施されていたのかもしれませんね。 - 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:28:53.60 ID:2s3PnZul0
- そして、拝殿に掲げられた白狼の姿を描いた大絵馬。
見てのとおり、彩色は殆ど剥げ落ちてしまってますが
消え残った胡粉の白色が ひときわ際立ち、より一層、
神の眷属である狼の神気…というか凄みを感じさせます。 - 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:31:01.19 ID:2s3PnZul0
-
こちらは普段は閉じられている拝殿の内部。
本殿の手前の部分に木彫りの狼像が控えています。 - 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:32:27.54 ID:2s3PnZul0
- さて、ひとしきり写真を撮っていた後、いざ狼のお札を戴こうと思い
社殿の横の集会所に残っていた氏子の方々に声を掛けてみたのですが、
何でも氏子さんの間では、神社の神璽の入ったご神札は出してるものの、
狼の姿の入ったお札は出してないので、宮司さんに聞いて欲しいとの由。
と、ここで予期せぬ自体が。
お札のことを聞き終わった自分が、一旦 友人の方に戻ろうとしたところに
自分と同年代ぐらいと思しき男性が声を掛けてきました。 - 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:33:23.71 ID:2s3PnZul0
- 男性:「…あのぉ…スイマセン、少々お聞きしますが…宜しいですか?」
自分:「あっ、はい、何でしょ?」
男性:「貴方様は…ひょっとして…VIPでスレ立てしてるお方ですか?」
…おわわわわわーッ!!!
この状況…マジですか…!? (゚д゚)
自分:「………ええ…、はい、その通りでございます///」
いや…こんなところで、自分と同じ
VIPPERな人に遭遇するなんて、
よもや夢にも思わんかったですよ!? - 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:35:09.07 ID:2s3PnZul0
- 詳しい話を聞いてみると、ご本人様は お一人で神社巡りをされて
御朱印を蒐集されるのが趣味との事で、なんでも今回は、そもそも
お札目当てという訳では無かったものの、普段は無人の神社だけど
祭礼があるので御朱印を戴けるかも…という訳で現地に来てみたら
…といった状況だったとの事で…。
で、まとめサイトに掲載された過去スレを見て
一度は会ってみたいと思っていた矢先だったそうで…。
…いやー、何ていうか「縁は異なもの味なもの」ですねぇ…。
※この箇所は、ご本人様からの許可を頂いた上で掲載してます。 - 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:36:52.94 ID:2s3PnZul0
- さて、川原での神事が終わり、再び社殿に お神輿を安置した後、
宮司さんによる祝詞が奏上され、すべての神事は滞りなく終了。
そして宮司さんが退出されたのを見計らって声をお掛けしてみたところ、
神社の裏手にあるご自宅へとご案内いただき、お札を頂く事が出来ました。
なお、お札に摺られている「八日見山」という名称は両神山の別名で
ヤマトタケルが東征した際に、山容に感じ入るものがあり、この地を
通り過ぎるまでに八日間も飽く事無く眺めながら行軍していった…
という伝説に基づいているそうです。 - 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:38:32.28 ID:2s3PnZul0
- とりあえず、お札も無事いただけたのであとは
ここを発つばかり…という状況になりましたが、
友人から
「あの人が、ここまでどうやって来たのか気になるな。
自家用車ならいいけど、もしバスだったりしたら本数少ないし、
そうなると帰るにも大変だろうから、声を掛けてみてOKだったら
一緒に車に乗ってもらって、最寄の駅まで送ってあげようぜ。」
という訳で、先程の男性にその辺りの事をお聞きしたところ、
案の定というか何というか、バスでお越しになられていたそうで、
次のバスまで1時間以上ある事も考慮し、同乗していただく事に。 - 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:41:27.22 ID:2s3PnZul0
- 旅は道連れ世は情け…というのも何ですが、川原沢を出発した車は
山道を走ること数十分、秩父市の三峰口駅に到着、ここで男性が降り
お別れの挨拶をした後、自分たちはと申しますと駅前の食堂に入り、
遅い昼食に ようやくありついたのでした…。
ちなみに、お蕎麦は噛みごたえたっぷりで美味しかったのと、
頼んでも無かった野菜の天麩羅をサービスで付けてくれた上に
帰り際に、お菓子まで付けてくれたという…
店のおかみさん、どうも有難うございました! - 96 :運転士 2012/10/22(月) 23:47:41.54 ID:/z9du9m40
- そばかりんとううまいんだぜぇ。
列車で来る人はビールと一緒に買って帰るといいぜぇ。食堂で缶ビールも買って欲しいぜぇ。 - 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:50:20.14 ID:2s3PnZul0
- >>96
登山帰りのお客さんと、おかみさんとの
缶ビールもやり取りは微笑ましかったですなァ… - 99 :運転士 2012/10/22(月) 23:50:43.34 ID:/z9du9m40
- そばだけじゃなくうどんもうまいからね。
名物のマイタケ天丼には味噌汁じゃなくミニうどんがついてくるんだぜぇ。 - 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:43:53.05 ID:2s3PnZul0
-
さて、お腹を満たした自分たちは、元来た道を引き返して
寄居方面に抜けて北へと向かいますが、小鹿野町の両神へ抜ける途中で、
贄川(にえかわ)の古池集落にある猪狩(いのかり)神社に立ち寄ります。 - 95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:46:29.54 ID:2s3PnZul0
-
この猪狩神社も狼を眷属とする神社で、社殿の下には一対の石像があり、
また、4日15日の春の例祭では、木版刷りの狼のお札を出しています。 - 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:48:04.30 ID:2s3PnZul0
-
…とはいえ、普段は人ひとり居ない、静寂に包まれた山里の神社です。 - 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:51:56.58 ID:2s3PnZul0
-
本殿の横にある、古代支那の故事である「韓信の股潜り」の彫り物。
上からガラスケースに覆われて、大切に保存されています。 - 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:52:38.42 ID:2s3PnZul0
- ちなみに、この猪狩神社の例祭ですが、狼信仰についての良書こと
「オオカミの護符」(著:小倉美恵子/新潮社)の中で その詳細が
述べられていますので、気になる方は是非ともチェックしてみて下さいネ。
http://www.amazon.co.jp/オオカミの護符-小倉-美惠子/dp/4103316918 - 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:54:37.45 ID:2s3PnZul0
-
そして、狼の像をカメラへと収めた自分たちを乗せた車は
猪狩神社を後にして、一路、福島県へと向かったのでした…。 - 104 :運転士 2012/10/22(月) 23:58:30.50 ID:/z9du9m40
- 猪狩神社に行く人は階段に気を付けて欲しいぜぇ。写真を見ての通り手すりの無い急な階段だからねぇ。
- 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/22(月) 23:55:11.13 ID:TAYICXVJ0
- 今まで手に入れた護符とその効果を教えてほしいです
- 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:03:16.66 ID:oz/HWXqQ0
- >>103
下記に出ている護符で猪狩神社と両面神社、
並びに王勢籠神社以外のものは全て拝受済みです。
http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/fukuda/ohkami/ohkami-07.html
なお、効果という言い方が正しいかは判断しかねますが、
この手の護符は、主に火防、盗賊避け、四足避けといった
内容に対して霊験があるとされています。
※四足とは、猪や鹿、猿といった、山中で焼畑などの農業を営む
お百姓さんにとっての害獣を指し、狼はこれらを捕食する事から
害獣駆除の信仰の対象となりました。 - 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:10:35.08 ID:26eM2NM50
- 耳がたれてるのが多いね 大神?山犬?実はあんまり姿形の形容って残ってないんだよね
- 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:15:27.15 ID:oz/HWXqQ0
- >>108
そのあたりの件については、あまり明確な説は無いようなのですが
狼を見た人間の絶対数が少なかったであろう事と、当時の人の中では
狼と山犬という、それぞれが別個の生物、又は同一の生物であるという
極めて曖昧な認識に基づいていたため、一般の野犬に近いイメージで
表現されてしまったのだろうと思われますが…。 - 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:25:43.09 ID:26eM2NM50
- >>111
面白いよね 山道で会った怖い動物が神様なのかケダモノなのか分からないっていう
混沌具合とか・・ - 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:05:35.07 ID:oz/HWXqQ0
- 【10月21日:福島県 田村市/山津見神社】
前日の夜10時近くに福島県内に入り、田村市の船引町で宿泊した翌日、
秋の祭礼の行われる、同町内の芦沢地区にある山津見神社へと向かいます。 - 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:07:11.00 ID:oz/HWXqQ0
-
頃は収穫期の真っ最中、農家の方々が稲の取り入れ作業に
精を出される様子を見ながら、車は山あいの田園風景の中を
進んでいきます。 - 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:10:59.32 ID:oz/HWXqQ0
-
船引町の中心部から車を走らせること20分余り、
神社の鎮座する道ノ入地区に到着すると、ちょうど
鳥居の前に山津見神社の幟旗が立っているのを確認。 - 110 :運転士 2012/10/23(火) 00:13:36.96 ID:QiTij5lK0
- 到着時間は23時を過ぎてたぜぇ。東北道と磐越道を軽自動車で爆走したんだぜぇ。
結構きつかったぜぇ。 - 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:17:55.47 ID:oz/HWXqQ0
- >>110
あれ?そうすっと宿着いたのが11時半近くだったから
逆算すると県内に入ったのが11時過ぎだったっけか…
とんだ思い違いしとりましたな…(;´Д`) - 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:19:25.81 ID:iXbyDLZT0
- 見てるぞ
頑張れ - 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:19:19.05 ID:oz/HWXqQ0
-
ただ、鳥居の後方に社殿の類は確認できなかったのと、
その場合、他に自動車で近くまで行ける場所はないかと
周辺をウロウロしたものの、結局見つからなかったので
鳥居の脇から続く山道へを登って行くことに。 - 117 :運転士 2012/10/23(火) 00:19:59.92 ID:QiTij5lK0
- 市の中心部から鳥居までは順調にたどり着くことができたんだけど、そこから神社に行くまでに道に迷ってしまって、神事を見せてあげられなかったんだぜぇ。
ホントに申し訳ないんだぜぇ。 - 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:20:06.21 ID:6aFu2VLH0
- あんたも好きねー
- 119 :運転士 2012/10/23(火) 00:23:20.84 ID:QiTij5lK0
- ホテルに電話をしたあのSAはまだ関東なんだぜぇ。みちのくにはまだ入ってなかったんだぜぇ。
それを考えたら結構スピード出してたんだなぁ。 - 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:25:58.08 ID:oz/HWXqQ0
-
そして、車の入った跡の見える山道を登ること30分余り、
ようやく山津見神社の境内へ、横方向から辿り着く事が出来ました。 - 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:29:58.84 ID:oz/HWXqQ0
- さて、自分たちが到着した時は、既に神事は終了していまして
他の神社との宮司を兼務されている神職の方が車で帰られるところでした。
ただし、参拝するに当たって、祭礼の開催日や、お札の授与等に関して、
あらかじめ神職の方や教育委員会の担当者さんを通じて、氏子総代のお方に
話を付けて頂いていたため「自分たちが神奈川から来た」という事を告げると、
直会(なおらい)の最中の社殿の中へと快く招き入れて下さいました。 - 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:32:44.06 ID:oz/HWXqQ0
-
「こんな山の中まで遠い所から良く来てくれた」と、
外から差し込む光のみの中で、十数人で車座を囲み、
和気藹々とした雰囲気の中、世間話に花が咲きます。 - 127 :運転士 2012/10/23(火) 00:35:29.87 ID:QiTij5lK0
- 世間話担当としては、村の抱える問題を聞いちゃったんだぜぇ。地方の抱える問題全般なんだけどな。
- 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:34:43.78 ID:oz/HWXqQ0
-
話がひと段落したところで、氏子さんに許可をいただき、
社殿の中や、奉納された絵馬の写真を撮らせていただきます。 - 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:36:25.87 ID:oz/HWXqQ0
- 騎馬姿の加藤清正。
- 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:38:17.73 ID:oz/HWXqQ0
- 伊勢の二見が浦の夫婦岩の横に古ぼけた白黒写真が。
※写真の内容は聞きそびれてしまいました… - 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:40:48.40 ID:oz/HWXqQ0
- スサノオノミコトの大蛇退治。
雰囲気からして、絵師というよりも
職人さんの手になる作品でしょうか… - 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:44:16.53 ID:oz/HWXqQ0
- 軍人の姿を描いた絵馬。
明治29年(1896年)とありますので、
日清戦争が終結した翌年の奉納になるので、
恐らくは、出征の際の安全祈願ではなく、
戦地から無事に帰還した事に対するの感謝と
して奉納されたものではないでしょうか。
そして、二人の向かう先は、恐らくは、山腹に
この山津見神社の鎮座する鞍掛山なのでしょう。 - 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:42:38.67 ID:l4q/NDY30
- 狼信仰の神社か
- 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:46:40.30 ID:oz/HWXqQ0
- >>131
なお、この山津見神社は、飯舘村にある山津見神社を
明治時代に勧請したとされていますが、ご本家の方も
やはり御眷属として狼をお祀りしています。 - 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:48:26.97 ID:oz/HWXqQ0
- こちらは境内の左手にある神楽殿。
氏子さんの方から、中に神楽に使う衣装や面があるので
よかったら見てきなさいとのお言葉をいただき、1階で
酒盛りをされておられた御年配の方々に ご挨拶をして
中へと上がり、奥の方に虫干ししてあった装束等を拝見。 - 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:49:47.58 ID:oz/HWXqQ0
- なお、居られた方にお話を伺ったところ、ここ数年余りで
40軒あった氏子の方が30軒になり、更に過疎化に加えて
以前から、舞い手のなり手になる人が ほとんど居ないため、
お神楽自体が、もう20年以上も行われていないが、せめて
祭礼の時にだけは、こうやって取り出して虫干しをしている
…といった状況との事でした。
…そういえば、社殿の中で集まっていた人達も、神楽殿の下で
酒盛りをされておられた人の中にも、50代より下と見えるお方は、
誰一人として居られなかった事に、その時、フッと気が付きました。 - 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:51:21.92 ID:oz/HWXqQ0
-
神楽殿から社殿へと戻り、お札の係りの方に拝受の旨を申し出てまして
ようやく待望のお札をいただく事が出来ましたが、その際、せっかくなら
摺りの良いものを…と、数十枚もあるお札の中から良いものを選り分けて
下さった事が印象的でした。 - 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:52:51.09 ID:oz/HWXqQ0
-
そうこうしている間に、氏子さんの方から
この社殿の後ろの山腹に神社の奥社があるから、
案内してあげようとのお言葉があり、自分と友人、
そして案内の方のお二人と一緒に、社殿の右手の
注連縄を潜り、山の中へと進みます。 - 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:55:15.22 ID:oz/HWXqQ0
-
なお、奥社までは十数分と距離自体はごくごく短かったものの
途中でゴツゴツとした岩場を越え、更には岸壁に打ち込まれた
鎖を伝って、急峻な斜面にある半ば朽ちかけた社殿に参拝という
難易度が若干高めな行程でした。 - 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:56:35.41 ID:oz/HWXqQ0
- 奥社から岩場を下った、木々の間から開けた景色を望む。
- 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:58:14.13 ID:oz/HWXqQ0
- 少々冷や汗をかきながら、どうにか参拝を済ませ、
下へと戻ってきた自分達、社殿の中では宴もたけなわ。
とは言え、いつまでもお邪魔する訳にもいかないので、
名残惜しいながらも、この場所を辞す事にしました。 - 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:00:27.89 ID:oz/HWXqQ0
-
余所から来た、どこの馬の骨とも分からない自分達に、
色々と親切にして下さった事に何度もお礼を申し上げつつ、
昼時を廻った山の神社を後にしたのでした…。 - 142 :運転士 2012/10/23(火) 01:02:06.01 ID:QiTij5lK0
- 一緒に山登りした方々の名誉のために言っておくけど、40代は参加していたんだぜぇ。
若い年代が居ないんだそうだぜぇ。
ちなみに、消防団の行事が無かったら30代も参加していたんだそうだぜぇ。 - 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:03:55.58 ID:oz/HWXqQ0
- >>142
自分の見た目センサーの感知力は相当いい加減なんで
そのあたりに関してはご勘弁いただきたく…(;´Д`) - 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:18:47.42 ID:imfnjj9z0
- 普段こういう情報ってどこで集めてるんですか?
- 120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 00:24:03.76 ID:oz/HWXqQ0
- >>114
主に各神社の詳細や祭礼の日程に関しては下記で、
狼神話
http://www.raifuku.net/special/wolf/wolf_top.html
それ以外には、
日本信仰狼
http://www18.ocn.ne.jp/~bell103/ookamimokuji.html
西郊民俗談話会
http://www11.ocn.ne.jp/~oinari/sub7-19.html
などを参照しています。 - 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:02:06.58 ID:oz/HWXqQ0
-
さて、車へと戻った自分達でしたが、友人が町内にある
民俗資料館に寄りたいと提案したので、自分も賛成して
資料館のある丘陵地へと向かいました。 - 146 :運転士 2012/10/23(火) 01:18:59.77 ID:QiTij5lK0
- なにやら連投規制に引っかかったらしいので運転士が代理で投げるぜぇ。
- 147 :運転士 2012/10/23(火) 01:21:40.82 ID:QiTij5lK0
-
江戸時代後期に建てられた古民家を移築した資料館の中には
主に江戸時代から戦前までに使われた暮らしの道具が保存され、
係員の方のご好意により、実際に手にとって見せていただく
事も出来ました。 - 148 :運転士 2012/10/23(火) 01:25:15.83 ID:QiTij5lK0
- こちらは神棚の隣にあった、お札の類を納めておくスペースにあった飯舘村の山津見神社の、狼の姿を刷ったお札です。
- 149 :運転士 2012/10/23(火) 01:28:33.05 ID:QiTij5lK0
- なお、自分は距離的な事と、大震災後、交通網が復旧していないなどといった理由により、未だ現地には行けずじまいなのですが、
宮司さんのご好意により、郵送して頂いたものを手元に蔵しています。 - 150 :運転士 2012/10/23(火) 01:33:25.27 ID:QiTij5lK0
- 更に、神棚の上には、なんとも御立派なイチモツが…。
- 151 :運転士 2012/10/23(火) 01:35:41.91 ID:QiTij5lK0
- 実はこのイチモツ、俗に「まら木」と称して、会津地方を中心とした福島県下において、火伏せのための呪物として、棟木の部分に納める
といった習俗だそうです。【参考サイト】
http://www5f.biglobe.ne.jp/~daddy8/y/166/f.htm - 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:41:50.84 ID:oz/HWXqQ0
- さて、資料館の見学を終えた後は、船引町を出て
三春を経由し帰路へと着く予定…だったのですが、
資料館でいただいた田村市の観光マップを見ていたら
ちょうど帰り道沿いに、「日本五大文殊菩薩」という
触れ込みの「安倍文殊堂」なる寺院があるとの事。
「なら、きっと文殊菩薩さまの御影札出してるかも!」という訳で、
友人にお願いして寄り道をしていただくことに。 - 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:50:09.85 ID:oz/HWXqQ0
-
山あいの丘陵地帯を抜け、文殊堂の麓に到着。
敷地前の公園に隣接した駐車場に車を停め、
参道の杉並木を上っていくこと十数分あまり、
こじんまりとした境内に佇む文殊堂に到着しました。 - 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:54:52.73 ID:oz/HWXqQ0
-
…で、ご覧の通り、境内には授与所どころか、
人っ子一人居ない…といった寂れ具合でしたが、
観光パンフによれば4月29日の例大祭の際には、
地元の児童によるお稚児さんの行列が奉納されるとの事。
しかし、それよりも心惹かれるのは、
例によってお堂の見事な彫り物でして。
- 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 01:59:56.21 ID:oz/HWXqQ0
-
お堂の扉には、学業上達や受験合格を願う学生さんたちの
切々たる思いを綴った絵馬の数々に千羽鶴が…。
こちらは扉に彫られた「波兎」と「唐獅子牡丹」の彫刻。
なお、隙間からお堂の中を覗き込んだけど、
案の定 真っ暗でよく見えませんでした…。 - 156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 02:04:47.82 ID:oz/HWXqQ0
-
境内にあった、文殊堂に関係する文化財の解説板。
絵馬と算額はお堂の壁面には無かったので、恐らく
内部の方に掛けてあるんでしょうね。 - 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 02:07:00.70 ID:oz/HWXqQ0
- …と、それはさて置き、あんまりゆっくりしていると
帰りの時間に差し障って渋滞に巻き込まれるのは必至、
ということもあったので、ここで引き揚げる事として、
陽の西に傾きつつある福島の地を後にしたのでした…
…それにしても、今回の探訪では、過疎地における
祭りの様相といった重い現実をまざまざと見せ付けられ、
能天気な自分としても何かと考えざるを得ませんでした…。 - 158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 02:12:10.90 ID:oz/HWXqQ0
- なお、この先は11月から1月上旬にかけて3~4箇所ほど
断続的に現地に行きますので、次のレポは年明けになってからに
なるかと思いますので、あんまり期待せずにお待ち頂けましたら
…と言う事で。ハイ。
また、最後になりますが、現地でお会いしたVIPPERのお方様、
そして、全くの部外者である自分達に対し、何かとご高配賜りました
山津見神社の宮司様、並びに氏子の皆様方には、この場を借りて
篤く御礼申し上げます。本当に、有難うございました!! m(_ _)m
それでは! ノシ - 159 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/23(火) 02:20:03.02 ID:XaBb+3Ny0
- 追いついたと思ったら終わってた
お疲れ~こういう旅も憧れるな
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1350907851/
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