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323 :1/2 [sage] :2010/11/05(金) 11:51:56 ID:tuYA25Zm0 [PC]
>309 これかww
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「昭和26年ですかね、終戦後です。私(わたくし)が長崎から歌手になりたくて国立の音楽学校に通ってたんです。
でも、ウチが破産したんでアルバイトしなくてはいけなくて、銀座の4丁目の喫茶店で働いてたんです。それで、その2階がクラブだったんです」
「始めは女の人がたくさんいたんですけど、よそに引っこ抜かれて辞めてボーイばかりが残ってたの。
綺麗なボーイさんばかりが残ってた。そこは、以前から有名人、知識人とか政財界の人たちが来ていて、そのままだったんですよ」
「それで、売り出し中で、知る人ぞ知るといった感じだった三島由紀夫さんが来ていて、出版社の人たち大勢に囲まれてきていた。
でも、私は1階の喫茶店で働いてたから、関係なかったの」
「でも、『あの子を呼んでこい』って言われたの。でも、ホステスでも女給でもないからって言って、行かなかったの。
それでも何回も呼びに来られて、『お願いだから…チップをはずむから来てくれよ』って言われて行ったの」
「『丸山(三輪の本名)です』って自己紹介したら、『何か飲むか?』って言われて。でも『いえ、私は芸者じゃないから結構です』
って言ったら、『可愛くないこだな~』って言われたの。それで私は『綺麗だから、可愛くなくて良いんです』って言ったの。
なんて生意気な子だろうって、散々いわれたの。それで、サッと帰って来ちゃったの。それが気に入ったみたいね」と話していた。
324 :2/2 [sage] :2010/11/05(金) 11:53:36 ID:tuYA25Zm0 [PC]
一方で、江戸川乱歩との出会いは以下のようなものだったそうだ。
「中山勘三郎さんが連れていらっしゃって、それでお会いしたのが江戸川乱歩さんだった。
江戸川乱歩さんがいらっしゃったときには、私が自分で行ったのね。それは、私が小学校の頃から小説を読んでいたから」
「明智小五郎が好きだったの。それで『明智小五郎って、どんな人?』って訊いたの。
そうしたら『腕を切ったら、青い血が出てくるような人だよ』って言うのよ。
そうしたら『うわぁ』って言ったら、『分かるのかい?』って言うの」
「それで『素敵じゃない。だって、ハンサムで知的で、腕を切ったら青い血が出てくるような人なんて』
って言ったの。そしたら江戸川乱歩先生は『君の腕を切ったら、どんな血が流れるんだい?』っておっしゃるの。
私は『はい、七色の血が出ます』って言ったの。そうしたら、『面白い、じゃあ、本当に切ってみよう』
って言って、包丁を持ってくるように仰るの」
「あの人相でしょう…本当に切りかねないな、と思って。
『お止めなさいまし。切ったら七色の虹が出て、目が潰れてしまいますよ』って言ったの。
そうしたら『…キミ、一体いくつだい?』って訊かれるの。『はい、16です』と申し上げたら、
『16でこのセリフかい…』って仰って、そこから交流が続いたの」と語っていた。
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美輪さん、まじパネェ。
325 :風と木の名無しさん [sage] :2010/11/05(金) 12:05:52 ID:h0hWhcKW0 [PC]
耽美すぎるww
326 :風と木の名無しさん [sage] :2010/11/05(金) 12:23:12 ID:nBzcrETcO [携帯]
生ける耽美w
327 :風と木の名無しさん [sage] :2010/11/05(金) 12:34:18 ID:4TRIQjNs0 [PC]
なにこれ本当に三次元の話なの?w
三輪様すげえ