▼【大飯原発】3号機起動 原発ゼロ2カ月で終了 8日にフル稼働 - MSN産経ニュース
『2日午前6時ごろに核分裂反応が安定的に連続して起こる「臨界状態」に到達する見通し。
その後、核分裂反応によって生じる熱で蒸気をつくり、タービンを回す。早ければ4日にタービンと送電線をつないで発送電を再開し、8日にフル稼働となる見通し。』
- 7月2日午前6時ごろ 臨界(予定)
- 7月4日 発送電を再開(予定)
- 7月8日 フル稼働(予定)
えっ。たった6日でフル稼働で送電ができるの? これまで聞いていたことと違うなあ。
▼ゴルゴ13 (Volume85) メディアコントロール (SPコミックスコンパクト)
これまで僕が知っていた、フル稼働までの期間は以下のとおり。
▼参考:原発担当相、「大飯再稼働」改めて説明 MBSニュース - MBS毎日放送の動画ニュースサイト -
『大飯原発の再稼働が決まった場合でも、フル稼働にはおよそ6週間かかるとされていて、電力需給が逼迫する夏が近づく中、政府は決断を迫られています。』
ここでは、フル稼働には約6週間かかるとされているわけで。
と、よく考えると、ひょっとすると、「フル稼働には約6週間」というのは、今回の大飯原発3,4号機に限った情報だったのではないかという気がしてきた。
というのも、大飯原発の再稼動は、3号機と4号機が別々に日を分けて行われるわけで。
4号機はどういうスケジュールになっているのかというと。
▼報道に話を戻して。
『準備作業を進めている大飯4号機は早ければ17日に起動し、24日にフル稼働する。』
- 7月17日 大飯原発4号機起動(予定)
- 7月24日 フル稼働(予定)
なぜ、1日余計の7日かかるのかはわからないがさておき。
こうやって考えると辻褄が合う気がする。
『大飯原発の再稼働が決まった場合でも、フル稼働にはおよそ6週間かかる」
これはよく考えると、再稼働が決定した日から6週間という意味だったのか。僕はすっかり、「起動から6週間かかる」と思い込んでしまっていた。
- 6月8日 野田首相、再稼働会見
- 7月8日 大飯原発3号機フル稼働
- 7月24日 大飯原発4号機フル稼働(46日=約6週間ちょい)
となる。
この思い込みはおそらく僕だけなのではないか(ご意見下さい)。
だからこれをメディア・コントロールと呼ぶべきものなのかどうかはわからない。思い込みとは恐ろしいものだ。これは反省すべきこととして記録しておこうと思う
コメント
コメント一覧 (3)
私は別の報道で、今回は通常と違って長期間とめていたので配管の掃除や点検等に時間がかかりフル稼働まで6週間かかるということを知ったのですが、普通にフル稼働まで6週間という記事だけを見ればさまみやさんみたいな誤解をするのも無理ないと思います。
(実は、上記の解説報道を見るまで同じ誤解をしていた)
今後の再稼動も政府決定から実際のフル稼働までは同程度の時間が
かかるものと思われます。