【日刊レビュー】新たな金脈確定っぽい>ドラゴンクエストビルダーズ

「マイクラをドラクエにしてみました」な本作があまりにも衝撃作。

そのポテンシャルと今後のフィーバーと長期に続くであろう口コミは想像するだに恐ろしい優秀な一品。

何より開発部はこの優秀なビルダー環境でマップとクエストを作ってるのであろうから、コンテンツ作るのが楽で楽しいってことは今後の発展性も抜群なのは間違いなし。

十年単位で続くシリーズになるんじゃないかと思います。

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はまり度ブラックホールということで仕事場を離れずにリモートでできるようにしてみたけど、これがまたピッタシはまって楽しい。

辞められないので3章入ったあたりでレビュー書いてみたけど、語り尽くされてる感もあってただただ感服の意を述べるばかりです。

 

【日刊レビュー】とにかく広い。最大の物理シミュ破壊げー「ジャストコーズ3」

インスコDLが半日もかかるのには閉口しましたが、とりあえず3時間ほどプレイ。

売りである物理シミュを存分に活かした巨大な破壊遊びは面白く。売りである最大級のオープンワールドは本当にどこまでも広い。伊豆から大島が見えてそこまで行ってみるかというテンションで遊べるのは感服。



プロモーションの動画の社長と遊ぼうが意外にも面白く、切れ者キャラだった前和田社長と変わり、突っ込まれキャラ+天然ボケの松田社長が天然にボケ倒してるのが素でいい味出してて、まさかスクエニをこんなところで見直す日が来るとはという感じ。



PS4世代に限定したおかげでジオメトリシェーダ(草とかめちゃくちゃハヤせる)を活用した自然地形も今は新鮮。綺麗です。

昨今の新設極まるゲームに比べれば不親切という気もしましたが、ムカついたらその辺の物を壊しとけっていう誘導と好意的に捉えて楽しむのが吉っぽいです。

 

 

【日刊レビュー】なぜかスパイ映画だらけの中でMVP級の新作「キングスマン」

いやー、面白かった!

なぜかスパイ映画が豊作だった2015年。どの映画も「スパイなんて時代遅れだが・・・」という前置きをしながら始まりつつ、近代的なリアルさを出してる昨今の風潮を「ピンチをチャンス」ばりにこってり味付けした新しいスパイ映画。

「スパイには新しい解釈が必要だ」と言わんばかりの斬新極まる展開の連続、裏切りとか陰謀とかとは違う、新しいスパイスでたっぷり楽しめました。

なんともまぁ豪快で超展開だけど、オチがいいのか「だったら、ハッピーエンドって解釈でいいのでは」と思わせる剛腕展開が凄すぎる。

スパイ的な秘密組織、秘密兵器などたっぷり出つつ、アニメ的な超悪役とかも素敵。

ラスボスのサミュエル・L・ジャクソンも安定した性能。

しかし、それらの言葉からは全く予想できない超展開の連打が本作の魅力。ここまで捨て身の物語ならではの到達点と思いました。

iTunesでの評価は平均3になってましたが、「通信障害でDLできねぇ!星一つ」が続出で私もDLにはまったのですが、作品自体の評価はこぞって腰抜かしました的な意見が多数見かけられて自分も手放しで褒めたい本作。

いやー、これはレンタルじゃなくて購入でもよかったかも。

【日刊レビュー】「クリアしないとハマりすぎて死ぬ」Fallout4

北斗の拳と同様、世界は核の炎に包まれたぁ!!

から始まるFalloutシリーズの最新作をついにクリア。すべてを歪める求心力を持つ強力な話題作に数々のサービスが「うちのサイト見る人が極端に減った」と声明を発表した程。素直に「こんな面白いゲーム作ったらダメでしょ」と思わざるをえません。

発売日から一ヶ月強で一応のエンディングを見てなんとか開放された思いです。 

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舞台はアメリカはボストンで南斗聖拳とか北斗神拳もない2287年と結構未来。

放射能をたくさん浴びて屈強になったり変異した動物、生き残った科学者や最終戦争用にたくさん作った戦闘ロボット。

そして人間の敵だけは北斗の拳と全く同じようなトゲトゲの服を着てるのでその辺の認識は世界共通なんだなと安心してヘッドショットできます。 

ホント終盤ははめ殺されるようにやりました。こんな底なし沼みたいなゲーム作ってどうすんだよと毎晩眠い目をこすり続ける年末年始。「おとうさん、ゲームの世界に入って帰ってきません」な事案でした。

というわけで、なんで帰ってこれなかったのかを釈明の形でレビューしたいと思います。

ストーリーが良かった!

運良く核ミサイルに飲まれた世界を地下シェルターで回避できた主人公達って出だしはいつも通りですが、そこから先に起こる事件の数々は初手から伏線がたっぷり。

なんかの拍子で物語の核心が始まる冒頭部の2287年。奇跡のように生き残った核戦争前の主人公があるものを追い求め、っていうかそれがなかったらもうどうしょうもないでしょってものを探しに平成生まれの現代っ子が核爆発で見事に荒廃したボストン中を彷徨い、生き残った未来人と接していきます。

そして三つの巨大な勢力が激突し、決着がつくまでみっちりしっかり実際に自分で手をくだしてプレイできるのがたまりません。

エンディング直後はとてつもないカタルシス。体の奥底までしみじみしております。

仲間が良かった!!

基本、冒険はツーマンセル。ワンピースよろしく、出向いた先で起こる一大事件を解決し、そこで出会うNPCが主人公に惚れ込んで「俺も連れてってくれ!」な感じなんですが、どいつもこいつもフランキー並みに濃いしバックボーンがある。

そしてしばらく冒険してると、その相棒が突如として打明け話や過去を引きずった衝突が起こってさらに一大事件に巻き込まれるって感じ。全員ロビンみたいなもんです。

おまけに完全に自由な進行なので、いつ誰とどこに行くか完全に自由ですし、因縁深いキャラを因縁の場所に連れてけば口喧嘩もするし、思わぬ推察もちゃんと喋ってくれる。

例えるならゾロを仲間にしたら因縁の場所(例えば七武海の剣豪ミホークとか)に連れてって勝手にドラマ始まるとかそんな感じ。胸熱イベントめじろ押し。っていうか見切れないし深すぎる。

 

なんだこのRPGは!?街づくり

今作の売りがワールド中に点在する拠点に街を作れるってこと。無限の素材を組み合わせて好きな街を作り住民が増え豊かになっていく。

自由度高すぎすぎてめんどいのか面白いのか最初はわからないほどだったのですが、ある一線を超えたあたりで脳汁沸騰。

最初は暮らしやすい家とか畑とか作る程度だったのが、必勝法的に言われてる水売買に手を出して底なしに。

っていうか町中に置いてるものほぼなんでも持って帰れるって比類なき自由度の仕様がこのシリーズの最も白眉かつ狂気。電化製品解体して銅や水晶を捻出し、新たなアイテムや電化製品に組み替えるって仕組みが面白すぎる。

世界中を駆け巡って集めたスクラップを解体して組み合わせて浄水器を作り川に置いて水を大量生産。

その水を売って部品を買ってまた浄水器を買って川に置く。

で川沿い、海沿いに莫大な水生産工場を作ったら完全に社長ってレベル。

莫大な富を築いて武器防具を大量購入してって流れは「なんだこのゲームは」って勢いではまり狂いました。

 

無限の戦い方・Perk(スキル)

レベルアップすると特殊なスキルを選択してもらえるのですが、この組み合わがまた無限。

売った弾が壁を抜けることがあるとか、スリの代わりにグレネードを相手のポケットに入れられるとか、ホールドアップで降参させれるとか戦術が無限すぎ。

しかし、とあるスキルがバグ性能らしくて、「ヘッドショットが必ず当たる」という謎スキルをとって最終兵器状態になってしまい育てる楽しみが終了。

とはいえ、無限に出てくるクエストの山の消化に追われるので、世界中の困った人々を救うにはケンシロウくらいのチート性能ないとやってられんわと思うほどではありました。

語り尽くせぬというか、やり尽くせぬ

一ヶ月以上やっても次から次へと仲間がでてきて新しいクエストが出まくるのはワンピース10年分のDVDを100時間ぶっ通しで見るような勢い。

グラフィックが他の先端ゲームに比べると1段落ちると言われる面もありますが、画面中のものが触って動かせたり、街づくりで自由かつほぼ無限にものを置けるという自由度は他に類を見ません。

ある意味、前作のSkyrimからそんなに変わってねーんじゃないっていうグラフィックレベルとも思えますが、このシリーズの監督、トッドさんの必勝法「ゲームを練るにはなるべく早く開発者が実際に遊べる状態にすることだ」を病的なほど追求されており、エンジン待ちとか仕様待ちを極限まで減らして一直線にコンテンツの量産、掘り下げに直行された結晶にはしびれます。

こんだけの台詞量のゲームって世界最大じゃないすかね?

このチームはSkyrimシリーズとFalloutシリーズを交互4年ごとにリリースしてますが、こんなん4年に一回で勘弁してくださいって勢いのボリューム。4年後のSkyrimの続編もきっと出る&度肝のを抜いてくれると期待しております!!

 

 

【日刊レビュー】「プライベート・ライアン以来の最高傑作らしい」ブリッジ・オブ・スパイ

「プライベート・ライアン以降でスプルバーグの最高傑作だ!!」と前評判をかっ飛ばしてるブリッジ・オブ・スパイを鑑賞。

毎月十日の千円で映画が観れる日ということで本作と傷物語とクリードの3作を半日かけて劇場マラソン。そのトップバッターの本作から号泣、皆号泣。啜り泣きすぎ。

ちなみにスパイ映画といっても、アクションシーンもなければ美女も出てこないし秘密兵器もない。

おまけにスパイである張本人は「スパイ?なんのことです?」ととぼけっぱなしで認めない。

「スパイが自分をスパイとして自己紹介するわけねぇだろ」という実話ベースの世界観が実に地味にインパクト抜群。本作の全編に漂う「捕まってスパイと認めれば拷問されて死ぬのが当たり前」という緊張感の土台になっています。 

ちなみに出てくるスパイはこの画像真ん中のとっぽいおっさん一人だけ。右にいるのが主人公のトム・ハンクス、彼の仕事は弁護士さん。

FBIの懸命な捜査活動でやっと逮捕したしょぼいおっさん(=は見せかけで、本当は凄腕のスパイのはずだ!!)を正当に逮捕する上で、ちゃんと国選弁護人をつけるってところでトム・ハンクスがご指名されるという流れ。

弁護人になってしまったトム・ハンクスはオウム裁判の弁護士のごとく冷ややかな目で見られ続ける逆境になってしまうが、、、って流れ。その先は語らぬ方がいいかと思いますのであらすじは本当に序章のこの辺までで。

ちなみに話は冷戦まっただ中の1957年。核戦争の脅威に誰もが怯える中、敵国(=ソ連)への嫌悪感を誰もが丸出しにする時代を描いています。

なんといってもこの話題作の基盤にあるのはシナリオがコーエン兄弟(まさに傑作脚本量産マシーン。ファーゴやノーカントリーもお勧め)、監督はスピルバーグ、主役がハンクス、そしてアクションシーンや派手なVFXは一切なしの、究極の職人映画。

セットが完璧。衣装が完璧。エキストラ・モブが完璧。まさに舞台の1957年に最新のカメラを持ってって撮ってきたんじゃないかと見まごう完璧な空気感でタイムスリップしたような時代劇体験。職人芸ここに極まれり。

「完璧な仕事は目を奪う」を実証するようなオープニングから一気に作品の世界にダイブされられ、劇場に足を運んだ至福が3秒で訪れる思い。

とかく関心させられ感動させていただけたことを書くときりがない本作。

コーエン兄弟・スピルバーグ・ハンクスの妖刀のような切れ味を思いだすたびに唸ります。

 

 

 

 

 

【日刊レビュー】新丸子の行く価値ある居酒屋 芳ぼう

移転されたとのことで、移転後に初めて行ってみたら「見つけてくれたんですね!」とおかみさんからご挨拶いただいて嬉しかったです。

手頃な価格で豊富な味わいある料理が醍醐味の店。日本酒やワインも品揃え豊富。

馬刺しも豊富でなんとレバ刺し(馬)もある。

本日のおすすめだけでも目移りするのに、さらに通常メニューで同じくらいの種類のメニューがある。どれも本当にうまいです。

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嬉しいことずくめで一人で行っても湯豆腐とか鍋物も出してくれるのもありがたい。

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お通しもレベル高い。

 

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この刺し盛りが980円は相当お得。無論とろけるよう。

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ふろふき大根。味が染みる。日本酒と合う。無言で味わう一時。 

おまけに締めのラーメンも美味いけど、特筆なのはナポリタン!激ウマ!

 移転されたばかりでレビューもまっさらだしお客も少なめ。今は素晴らしい穴場ですね。

【日刊レビュー】「1巻無料」にまたやられました・惡の華

「こんなん読んだら最後、ケツの毛までむしられるでしょ」と避け続けてた「悪の華」が一巻無料なので思わずダウンロード。

安定性抜群で最終巻まで購入してしまいました。全巻のレビューがそれぞれほとんど星5とか落とし穴すぎるでしょ。

惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス)

惡の華(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

思春期恋愛もののレールを見せながら殺し屋1ばりの変態道に転がり落ちてく突っ込みすぎたプロット。さすがマガジン、ギリギリかちょっと場外くらいを攻めてる。

画力が上がりすぎて美少女になりすぎるヒロインたちも中身は殺し屋1の柿原と化して究極のヘビーパンチで泣き虫の主人公を追い詰めてく。1ページ先に救いを求め手を止められない展開。

全11巻ながら6巻あたりのクライマックスがヘビーすぎ。

そっから先のクールダウンから同等のクライマックスを求めると一気に読み終わっちゃいましたが、歳をとってく人物を見てると、思春期こじらせるブラックホール感がまたひとしお。

本当に一瞬で読みきっちゃったのでまた読み直します。