現代視覚文化研究会「げんしけん」

　－南アフリカ地域　鉱物資源採掘現場－ある男が愚痴をこぼしながら歩いている。相手は、もちろん「ソレスタルビーイング」。そこへ「PMC」からの入電。モラリアの崩壊の危機に「AEU」が動き出す。モラリアへの軍隊派遣。モラリアの擁護は「ソレスタルビーイング」の介入は必至のはずだが・・・「AEU」は利潤を追求を優先される。我自国の事情が交わされていた。最後のフロンティアを失わない為に。軍備増強を測るのか・・・宇宙開発。モラリアへの軍隊派遣が決まる。それが「AEU」の相違なのだから・・・。モラリアを救う？何を言うのか・・・。
　プトレマイオス内で拘束される【アレルヤ】。もう一週間になるようだ。【アレルヤ】は思い出していた。突然に自分を襲う頭痛。そこに【ティエリア・アーデ】が入って来る。【アレルヤ】は反省していないが・・・「ガンダムキュリオス」からおろす事もできない状況になる。モラリア大統領と「AEU」の主要外相との極秘会談・・・PMCの名が出て来る。【スメラギ】は言う。ハードなミッションになると・・・。
　その頃「人革連」低軌道エレベーターでは【ソーマ少尉】の身体を調べていた。しかし、問題はなかった。あの暴走は外部からの影響を受けた可能性。グリア細胞を強化された者。それは、同類なのか・・・【アレルヤ】が。【セルゲイ】は【ソーマ】を戦場に出したくないのかもしれない。
　マリナ・イスマイールは「AEU」のフランスにいた。太陽光エネルギーの支援は受けられず・・・予想された食料支援のみ。王女の慣れぬ外交は続いていた。
　【刹那】も動き出す。【スメラギ】たちも地上へ。モラリアへの包囲網は出来つつある。戦況オペレーターの1人【フェルト・グレイス】から「PMC」の概要を知る。まさに戦争屋である。民間軍事会社を優遇し発展したモラリア。戦争ビジネスはそれだけ儲かるようだ。モラリアとの衝突は避けられない。裏では「AEU」の影が見え隠れしていた。「AEU」の援助で立て直す・・・そして、ガンダムを手に入れる。そこに「AEU」エースパイロット【パトリック・コーラサワー】も参戦して来る。さすがの【グラハム・エーカー】も今回ばかりはお手並み拝見って感じでしょうか？モラリアと「AEU」との合同軍事演習の情報が【王 留美】の耳にも入る。そこに「PMC」も加わり、１３０機以上のMS。最大級のミッションが始まり、世界は「ソレスタルビーイング」を注視する事になるだろう。【クリスティナ・シエラ】と【フェルト・グレイス】は買い物を楽しみ。【スメラギ】はお酒を飲む事に。【ロックオン】と【刹那】のガンダムにも強力な武器がプレゼントされる。GNブレード。【刹那】は「エクシア」を見上げる・・・上空には「キュリオス」と「ヴァーチェ」の姿が見えた。
　夜。「ユニオン」領内のホテルで【スメラギ】はある人物と待ち合わせをしている。カウンターで流れるニュースは合同軍事演習の事。その【スメラギ】に声をかけて来たのが、MSWADの技術顧問【ビリー・カタギリ】だった。大学院以来の仲らしい。対ガンダム調査隊。レイフ・エイフマン教授。GN粒子の存在。あの事は・・・もう忘れたわ。あの事件とは・・・一体なんだろうか？
　「AEU」にも骨を折って貰う。あの男は「PMC」の武器格納庫にいた。「AEU」の新型をカスタマイズした機体。ガンダムを倒すのではない・・・手に入れろと。【スメラギ】たちも【王】たちと合流する。モラリア・AEU・PMCの配備状況がモニタリングされている。【クリスティナ・シエラ】の高度なプログラミング能力によるハッキング。もう既に戦いは始まっている・・・。「ソレスタルビーイング」は本気なのだ。そして、交戦状態に突入して行く。
　モラリアの非常事態宣言。戦争をしている。彼らは【沙慈】と【ルイス】を救ってくれたのに、世界は変わらないのに・・・。世界中の悪意が聴こえるのだと・・・。ガンダムマイスターたちは、それぞれにミッションプランを遂行して行く。【スメラギ】の予測はどこまでも・・・見据えている。圧倒的なガンダムの強さは【パトリック・コーラサワー】のプライドをも再び傷つけた。「エクシア」も新しき刃で斬り進んで行く。そこに、あの男が乗る新型MSが襲い来る。「エクシア」の動きを読んでいる・・・そして、被弾する。あの声・・・まさか・・・そんな・・・。【刹那】の記憶がよみがえる・・・【アリー・アル・サーシェス】の声が聴こえるのだった・・・。