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チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

新型インフルの接種対象が一気に拡大!

2009å¹´12月16æ—¥ 07時04分51ç§’ | ãƒ–ログ
今まで、新型インフルは、妊娠中の女性と、医療従事者と、子供と、18-64歳で、重大な基礎疾患(高血圧だけ、とかはだめ。腎臓病、心臓病、ぜんそく、糖尿病)を持っている患者さんへの接種のみということだったのですが、数日前にNYではそれが「解禁」され、コネチカットでも昨日解禁!「希望者には誰でもあげてもいい」ということになりました。

これは、基礎疾患がない患者でも入院に至るケースが多いからでしょうね。でも確かに、みんな新型インフル予防接種が余っていて、結構持て余していたので、それも実はあるかもしれない。

アメリカで(というか、ここらで)私たちが使用しているのはlive attenuated virus (鼻吸引タイプ)と5mlの筋肉注射タイプ。

注射タイプについて。日本では、10mlのボトルを一日で使い終わらないと、雑菌が入って危険という規定で騒ぎになっていましたが、こちらでは5mlのボトルでも、(10人分ですが)一日に使い終わらなきゃって話は聞いたことありません。。。。開封日をボトルに書いて、開封後__週間以内なら使用しても安全、ってことになってます。インフルもほかの予防接種も。

いろいろと違いが面白いですね。

しかし、解禁になっても、新型インフル注射は受けたい人よりも受けたくない人の方が多い。どれだけ接種できるかな。普通のインフル注射でさえ、「それを打つと病気になる」と考えている患者さんが多く、毎日インフル注射が必要な患者さん(67歳、糖尿病など)相手に四苦八苦している。

(ところでアメリカではインフルに関わらず、予防接種はしない、したくない、怖いって人がすごく多い。社会的公衆衛生的大問題である。日本ではそういうことないみたいね。)

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