新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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タミフル投与で入院12600例防げた!(米CDC)

2011-08-22 08:00:47 | インフルエンザ:基礎知識/新知見

タミフル/リレンザ投与で米国のインフルエンザ重症化(入院レベル)を8400~12600例阻止できたと米CDC報告。

  • IMS Health Xponent proprietary database of prescriptionsのデータ使用。米国のリテール処方73%把握。
  • 09年4月24日から10年3月26日までに820万ドース処方。
  • H1N1(2009)による重症化入院を8400~12600例減らせたと推定。うち60%が18~64歳。残りの40%は年少と高齢者で半々。
  • 09年パンデミックにおいて抗ウイルス剤の使用は成功をおさめたと総括、次なるパンデミックに向け新たな使用方針を策定すべしと提言。

抗ウイルス剤は大過なくそれなりの利益をもたらした。ご同慶の至りです。

ソースはCIDRAP↓
http://www.cidrap.umn.edu/cidrap/content/influenza/swineflu/news/aug1911fluscan.html
Study: Antiviral use during pandemic prevented up to 12,600 hospitalizations

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