サトシアキラの湾岸爆走日記（自転車でね♪）改

　楽しい修学旅行……しかし、その先には確実に『未来』があるわけで……

　第4話。なんだろう、旅行でハイテンションになっているうえに所謂『箸が転んでも』云々なお年頃とあって、賑やかなことこの上ない……それこそウザ(yrと紙一重だったなぁ……そういえば、新幹線に乗って富士山の見える場所を通過しているということは、基本的に東京が舞台ということなのかな……モチーフは京都だけど、あくまで東側のお話だったのか……基本的には場所が特別フューチャーされる作品でもないが、やはり舞台がどういう場所かには興味があるな。

　この回でとても印象に残ったのが、やはり庶民の生活というかそういったものに目を輝かせて反応するムギちゃんやね。第1期の頃から庶民的な行動に対してあこがれというか興味を持っている描写が多々あった(代表的なものが、例のフライドポテトを纏めるあのシーン)が、今回は特に嬉々として枕投げをおっ始める彼女の大抵ではない興味を感じた。まあ俺もお約束的にやったことはあるが、それはあくまで『お約束』であって、実際にムギちゃんのようにまではいかなかったと思う。

　それよりもさらに……一抹の不安として、ラスト間際の唯の『ずっとあのメンツと居たい』っていう切実な想いだな……果たして第二期でその進路にまで踏み込めるのか否か。理想をいえば全員が同じ大学なりに進学してというところなのだろうけど、唯と律の成績がムギと澪のレベルに達しているとはとても思えないし……そもそも、大学かそれ以外でも一緒にいたいというだけで決めて良い進路じゃなくなっているだろうしな。まあ進路は違ってもバンドを続けることは出来るだろうけど、どのレベルで四人を『一緒に』居させるのかがとても気になって仕方がない……
　修学旅行というものは、学生生活の中でも非常に重要なイベントであるから(でも俺は負の意味で忘れられない)、てっきりもっともっとこの四人での学生生活への惜別の念を描くのかと思っていた。でも普通に考えれば、学生生活やっている、しかもまだ四月ころに惜別の念を抱く方が難しいかも知れないな。

　そいや原作の、ムギちゃんの裏工作にお礼を言うシーンが省かれていたな……今後顧みられることがあるのか。考えようによっては、これをもっと膨らませて感動系に持って行くことも出来るから温存されているのかも知れない。


　そしてそして、個人的には次回の下級生組のお話が全裸待機ものでしょ！今回はあずにゃんは一切、電話口の向こうからも声を聴くことは叶わなかったが、その代わり次回は……ウフフ……


　其之壱
　其之弐


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