コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

化物語 第14話 「つばさキャット 其ノ肆」 感想

2010-02-24 01:56:13 | åŒ–物語シリーズ(2009~)

 いきなり配信がきた14話。11月以来、音沙汰がなかったのもあって奇跡のように感じます。で、話は前回の続き。遂にブラック羽川が光臨してしまいましたが、果たして暦はどうにかすることができるんでしょうか。ラストエピソードということで、皆との連携もあったりと展開も盛り上がってきました~。に、してもブラック羽川が色々ヤバかった…。


 ブラック羽川が光臨して終わった前回ですが、どうやらあの後、暦と忍野がブラック羽川を捕まえたようです。ブラック羽川が妙にエロい件。
 その後、暦は忍野とブラック羽川の対策に乗り出そうとします。捕まえたものの、羽川は元には戻らずじまい。昔の少女マンガの話も面白かったです。
 暦は両親のことが問題になったのではないかと考えていましたが、どうやら違うようで…。忍野は相変わらず、すべて見通しているようでした。1話から羽川を追っていれば理由もみえてくると思います。羽川も結局普通の人間だったのかもしれません…。
 そこで暦は忍にどうにかしてもらおうと考えますが、どうやら忍は自分探しの旅に出てしまったようで留守状態…。とりあえずまずは忍を探さなくてはならなそうです。

 OPはまさかの実写+ヌードで驚きました。これは予想外…。曲はアップテンポでカッコ良い感じがしました。全体的になんかラストエピソードっぽい曲かも。どうやらOPは2バージョンあるそうなので、今度こそアニメ版を~。


 前半。忍を探して街を自転車で探し回る暦。まずはミスタードーナッツに行ってみるものの、いませんでした。で、まずはまよいとの会話。暦とまよいの会話は見ていてやっぱり楽しいです~。名前を噛むのも相変わらず。
 次は撫子。撫子、暦のこと狙いすぎです…。で、面白い話をしてくれるのですが、ここのメイド話で前回のラジオの人が撫子だと明らかに。近くにいるものですね~。そして暦は撫子にも忍探しをお願いします。
 神原。初っ端からエロで飛ばしていて驚きです…。とりあえず神原自重。ヨーカドーとビルの配置が地元と似ていてちょっと驚きました。よくよく見ると駐車場の位置が違うので違うっぽいですが。そして神原にも忍探しを要請します。神原も快く受けてくれます。原作ではもっと熱いやりとりがあった気がしましたが、声で上手くカバーしていたんじゃないかと思います。

 そして最後はひたぎ――。ひたぎもうどうやらラジオに投稿していたようです~。同じように協力を要請する暦でしたが、でもひたぎは事情+暦のことを気持ちを理解しつつも、これをやんわりと断ってきます…。それにはある理由がありました。それは…


「羽川さんに、任されたのよ」


 と、羽川に任された仕事があったから。そのためひたぎは別にやるべきことがあると、暦に伝えます。ひたぎは本当できる女性という感じがします。頼もしいです…!
 そんなひたぎの言葉に暦も納得。

「ねえ、阿良々木君。
 阿良々木君はいつも通り、
 阿良々木君のやり方を貫けばいいわ。
 私はいつも通り、私のやり方を貫く」

「そうだな…じゃ、学校は任せた。
 いい文化祭にしようぜ」

「そうね…そうしたいわ」

 二人の信頼関係が見え隠れしてしているように思えました。信じているからこそ、別の道を歩めるんですね…。これも愛なのでしょうか。
 切る間際のツンデレサービスも良い感じでした~。


「でも帰ってこなかったら、許さないんだからね」

「まったく帰って来るに決まっているだろ」


 くだけたように見せかけて、最後にはデレ…。ひたぎは素晴らしいツンデレでした~。こうして暦は持てるすべての戦力を投入。あとは忍を探し出すだけですが…。

 またここで忍が笑みを浮かべつつ、暦に手を振ってきます――。間の取り方など、何か意味深なようでしたが…。これもまた一つの伏線なのかもしれません。原作ではさらりとした感じでしたが、アニメでは重みを感じるシーンになっていたように思えます。

 暦は改めて忍のことを見つけると決意…。ですがその直後、ブラック羽川が背後に…!猫だけに抜け出すのは簡単だったみたいですが、ここにも忍野の狙いがかくされていそうでした…。一体忍野は何を考えているんでしょうか。に、してもブラック羽川がここでも妙にセクシーすぎて困りました。暦も暴走気味~。ニャは確かにかわいいかも…。
 そして本題へ。今回はブラック羽川は対立する気はなく、むしろ協力してくれるみたいです。どうやら今回出てきたのは本意ではなかった様子。
 そうしてブラック羽川も自転車に乗り込みますが、暦は羽川の胸でうっかりしていてエナジードレインを食らうことに…。暦は男でした…。今回はブラック羽川の画がとても良い感じで驚きでした。これは制作も遅れるかもな…とか思ってしまったり。


 後半。忍を探し続ける暦とブラック羽川。背景が細かくて驚きです。歩く中、暦はこれまでのことをブラック羽川に説明。忍のことや吸血鬼の話もします。
 話を聞いたブラック羽川は怪異について注意を促してきます…。人間と怪異、相容れないことはないと…。結局適度に距離を置くしかないのかもしれません。ブラック羽川がいつになくシリアスです…。普段はおどけていますが、色々わきまえていそうです。
 この会話中で出てきた「鈍感」という言葉…。後で暦にグザっときそうな感じがしました。こういうことに一番気付かないのは本人なんでしょうね…。

 そしてブラック羽川は忍がいなければ、人間に戻れるんじゃないかと暦を惑わしてきます。ですが暦の決意は固く、揺らぎませんでした…。二人の過去には色々ありそうです…。
 そしてブラック羽川はストレスの権化が消えれば問題は解決できると、実力行使に出てきます――。この辺のブラック羽川がやけに不気味でした…。堀江さんの演技が上手かったです。しかも羽川との2役…凄すぎです。
 そしてブラック羽川は今回羽川の調子が不安定になった原因が暦にあると語ります――。


「オレのご主人…お前のことが好きなんだにゃ」


 ブラック羽川は暦と羽川が両思いになれば、自分が引っ込むことができると事実を突きつけてきます…。このブラック羽川の言葉に暦は動揺を隠せず…。暦は羽川の気持ちに今までずっと気付いていなかったようです。
 最後に教室で作業しているひたぎが一瞬映り、終わりに――。ひたぎと付き合うことがなければ、今頃暦は羽川と付き合っていたんだろうなーと思うと、色々複雑になってきますね…。ニクいショットでした。化物語、いよいよ次回最終回です。暦はひたぎと羽川、どちらを選ぶのでしょうか。


 次回は「つばさキャット 其ノ伍」予告の友達の話がちょっと怖くもあり、何か分かるような気もしました。遂に羽川が自分が好きだったと気付いた暦…。果たしてどう出るんでしょうか。次回は忍の動向にも注目です。個人的にはあのラストシーンをどう演出してくるのか楽しみです。原作であのラストを読んだ時は泣きました…。
 エンドカードは荒川つながりで中村さんでした。荒川アニメ化も化物語みたいに注目作になるのかどうか気になります。
 途中暦の画があれ?と思うときもありましたが、ブラック羽川はじめ、女の子キャラは皆作画のクオリティが高くて驚きました。これは遅れるかも…。特にブラック羽川の色気がハンパじゃなかったです…。最終回は本当どれだけのクオリティになるのか…次の配信がとても待ち遠しく感じます。やっぱり化物語、面白いです!


 今回は前回よりはスムーズに配信されて安心しました。さすがバンダイビジュアル…。色々なしがらみがあるのかもしれませんが、前回もバンダイビジュアルに頼めばよかったんじゃあ…と思ってしまいました。次回最終回もこの調子でいってほしいです!さすがに3月までには完結すると思いたい…。

 に、しても刀語と化物語は話の根幹は同じなはずなのに、何故化物語は見ていて眠くならないんでしょう…。今回もじーっと集中してみていましたが、まったくあきませんでした。改めて化物語は演出が上手いんだなーと感じました。刀語も間の描き方をもう少し工夫してくれればいいのに…。化物語が成功したのはただ西尾さんの作品ということだけではなく、シャフトの力も大きかったんだと思います。

 ではまた次回の配信に!

 



4 ã‚³ãƒ¡ãƒ³ãƒˆ

コメント日が  古い順  |   新しい順
14話観ました。 (ひらがなでことみ)
2010-02-25 01:56:59
こんばんわ、ソウキさん。
OPが凄くキワドイ実写を取り込んでましたね。
シャフト独特ですよね。でもアニメ版でやってほしい気もしますが。曲もテンポよく、
ほっちゃんこと堀江由衣さんの声は、やっぱりよいですねー。ブラック羽川も色っぽかったですし。
それに、きんぎょ注意報!は懐かしいですねー。ぎょぴちゃんですねー。
暦が驚くシーンでは懐かしい漫画ふうのキャラカットになったりと、ストーリーにテンポがよく、今回も楽しめました。
次回で最終回なんですね。いつ配信されるのか気長に待ちたいと思います。

ではでは。
返信する
コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-03-01 01:55:01
 ひらがなでことみさんコメントありがとうございます~。
 ようやく14話配信になりましたねー。OPは色々な意味できわどくて驚きでした。ちょっとやっつけっぽかったですが。どうやらOPは2バージョンあるらしいので、最終回に期待を!曲がいいだけにアニメのOPも見てみたいですよねー。

 去年から今年にかけて堀江さんの出るアニメが多く、聞く機会もこれまでありましたが、化物語では実質2役をこなしていてすごいなーと感じます。さすがはベテラン声優さんですね。羽川は堀江さんでよかったなと改めて思いました。

 本編もいつも通り、化物語らしくてよかったです~。ぎんぎょ注意報、私も見ていました。個人的には焼きそばパンというイメージがあったり…。ぎょぴちゃんという響きもなんか懐かしい…。
 化物語りも次回でいよいよ最終回…。クオリティがどうなるのか気になるばかりです。なんにしろあまり間を空けずに配信されるといいですね。さすがにBDが発売される時期に合わせてくれると祈りたいです…。

 ではでは~。
返信する
最終話楽しみですね! (kz)
2010-04-04 19:34:56
こんばんは、ソウキさん。
初めて投稿させていただきます。

「つばさキャット 其ノ肆」の配信はもう終わってしまいましたが、待ちに待ったといった感じで見ました。
神原の「得意技はBダッシュ!」やラブandベリーで遊んでいる所なんかは笑わせてくれました。
見終わった後は続きが気になり、おもわず書店に行って原作を購入し4日で読破してしまいました。(笑)
アニメのラストはどう表現してくれるかとても楽しみです!
スタッフブログでは其ノ伍のアフレコが始まっているそうなので早く配信されるのを期待しています。

それでは。
返信する
コメントありがとうございます! (ソウキ)
2010-04-06 03:28:18
 kzさんコメントありがとうございます~。
 いよいよクライマックスということで、つばさキャットの展開も盛り上がってきましたねー。原作での小ネタもあって今回も面白かったです!
 私もアニメの4話ぐらいの時原作を我慢できず読んだのですが、原作を読むとあのラストをどう表現してくれるか楽しみになりますよね。面白いシーン続きで今から楽しみです。其ノ伍のアフレコはもう始まっているんですね…。情報ありがとうございます。今度こそ早く配信されるといいですね。配信の時が待ち遠しいです!

 ではでは~。
返信する