地球へ… section17 「永遠と陽炎と」

2007年07月28日 20時37分12秒 | ▼映像作品・番組
友人が置いていったゲームキューブ版「斑鳩」をプレイ中のren.です。

DC版は持っているんですけれどね。久々にやると全然コンボのつなげ方を覚えていなくて情けない。とりあえず1ステージの序盤は思い出しました。


さて、今日の「地球へ…」。
ほぼアニメオリジナルの展開です。原作では序盤にあっけなく退場するブルーですが、満足の見せ場だったのではないでしょうか。ブルーのお耳もいっぱい見られました(w
でも、やっぱりエンディングの誰もいない青の間はさびしかったですね。


メギドの攻撃を防ぐべく出撃したブルー、そしてジョミーに合流したのは、急速な成長を遂げたトォニィたち、ナスカチルドレン

原作ではカリナの暴走後、フィシスが看護するメディカルルームで、トォニィが目覚めます。

実はナスカへの攻撃を最初に予知したのは、トォニィだったりします。

彼らの身体的能力、そしてトォニィの様々な考えについては、アニメでも今後描かれるでしょうから、ここでは伏せておきましょう。


それにしても、アニメでのキースはすっかりと大悪人
正直言って、ここまでミュウを憎む理由が明確になっていない気がします。なにせ、アレソレがアニメでは分かっていませんもの。マザーに対し、そこまで忠誠を尽くす理由もないんじゃないかなぁ。

ともあれ、セルジュ達"風木部隊"(よく見れば、パスカルを初め他の面子もいましたね)に艦をまかせ、ブルーを迎え撃つキース。

それにしてもブルーは強い強い。300歳オーバーの老体に鞭打って、メギドシステム内で大暴れ。ここでの音楽が、なんだかSTGのステージ曲みたいに感じました。いい曲だ。

そして原作ではありえなかった、ブルーvsキース。もうちょっと長く見たかったですね。
結末はブルーの自爆(といっていいのかな)によってメギドシステムは破壊。キースはマツカのテレポートによって救出されました。
そういえば、ブルーの接近に最初に気づいたのはマツカでしたね。しっかりと尽くしているようです(w

おいしい台詞を持っていったマードック。あのワンシーンだけで、このキャラを愛せるようになりました(w


一方、メギドの直撃を受けなかったナスカですが、十分その威力はあったらしく、惑星中心核の異常から崩壊は間近。
おかげで脱出の時間は稼げましたが、地上は地獄絵図。あぁ……天文台もプレートも、肖像画も消えてしまう(そっちかよ

残留組が避難したシェルターも破壊されてしまい、多くのミュウが命を散らしています。そもそも、普通の人類に比べれば虚弱ですし(適応力はずいぶん強かったようですが
ジョミーとキムの最後の会話を聞くに、アニメで描かれていない部分でも、二人は色々とあったんでしょうね。

実は原作だと、地上組は見捨てられています。ジョミーは助けに行こうとしたんですけれどね。

人類の攻撃によって一瞬で焦土と化したナスカに、指導者=ソルジャーたるジョミーを降ろすわけにはいかない。それもまた仕方がないこと。しかし……


良くも悪くも、このナスカ崩壊によって、ばらばらになりかけていたミュウたちの心はまとまりました。ジョミーもブルーの遺志を継ぎ、ソルジャーとしての責任感が生まれたようです。
フィシスに渡されたブルーの補聴器に象徴されているのではないでしょうか。

行動指針も、漠然と地球へ向かうのではなく、ミュウだけでなく人類をも縛っているマザーのシステムを破壊することに固まりました。

まず向かうは育英惑星アルテメシア

原作ではアタラクシアに向かいます。
また、ジョミーはナスカ崩壊の際に、意識だけを惨劇の中へ放り込んだため、ショックから視力と聴力、そして言葉を失ってしまいます
アニメのジョミーは運が良いのか、それとも本当に強いのか、そんな憂き目には会わなかったようです。……まあ、アニメという媒体で、主人公が感情や言葉をなくしちゃ、盛り上がらないでしょうけれど(w


なお、最後のブルーのポエムは、原作では序盤に登場。

ブルーが崩御した第一部の締めの文言でした。



さて、誰が読んでいるんだかしれない今日の豆知識は、内容とはちょっと関係ないのですが、こちらのニュース。

▼ 機動戦士ガンダムのノーマルスーツが現実に

ノーマルスーツというより、キースが着ていた軽機密服に似ていると思ったもので。

それにしても、女性をモデルにしているのはあざといなぁ(w



※うっかりブルーの年齢を「500歳オーバー」と書いてしまいました。修正するとともに、関係者というかブルーファンの皆さんにお詫びいたします(w

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