ただウェブに駄文を綴るのみ

■はじめに

　ずいぶん前に最近ｗがうるさく感じてしょうがないという記事でｗの多用はうざいという話をしました。
　まぁ，この記事では無駄にアクセス数を稼がせていただきまして，この駄文ログを運営するスタッフ一同で祝杯をあげたほどです。今更ではありますが，アクセスいただきました皆様にお礼を申し上げます。
　しかし，大量のアクセスはあれど「素晴らしかったのでこれをお納めください」等の金銭の授与がなかったことには大変不満を抱いておりますので，アクセスいただいた紳士たる皆様には是非とも私の子供銀行の口座に現金105円（税込み）を納めていただきたく思います。

　さて，前置きはこれくらいにしておきまして本題です。
　前回は「ｗがうぜーんだよ，てめーら」って話をしました。ですが，今回は「うはｗｗｗおｋｗｗｗ」などと，アホみたいにほざく方々の頭がおかしいんじゃないかｗを3つ連続させる表現を多用する方々が，実は大変偉大な方々であるということをここに宣言したいと思います。

■「ｗｗｗ」を多用する方は偉大である

　「うはｗｗｗおｋｗｗｗ」などと「ｗｗｗ」という表現を末尾につけてきた方々にはまず，「ｗを多用するのはうぜーんだよ。連続させてるのも馬鹿くせー」と思ってきたこと，貴方たちを「ｗｗｗ」使いがただのｗ愛好者だと思っていたこと，誠に愚かで下衆なことをしていたことをここに謝罪いたします。

　さて，ここまできて勘のいい方ならオチ偉大だと思う理由が分かるかもしれませんが，不幸にも頭の回転が鈍く，勘の悪い方々にも分かっていただくために，何故偉大であるかをご説明させていただきたく思います。

　では，何故「ｗｗｗ」という表現を多用する方が偉大であるのか。

　それは彼らが常にＷＷＷ（ワールド・ワイド・ウェブ）に対して問いかけをしているからに他なりません。「意味わかんねｗｗｗ」などと言ってる人を見かけたら，ｗを複数回使って笑いの度合いを表現しているなどと思ってはなりません。この言葉の意味するところは


「意味わかんね，ワールド・ワイド・ウェブ」


　と訳することができ，ウェブに対して「お前，意味が分からないよ」「お前は一体何者なんだ？」ということを問いただしているのです。つまりです。ズバリ言うわよ！　断じてｗの発展形などというものではなく，非常に崇高かつ哲学的な問いを発しているに他ならないのです。

■ご理解いただけたでしょうか

　先ほどの説明で，いかに偉大であるかをご理解いただけたでしょうか。もしかしたら，未だに分からないというトンチンカンなことを言われる方もいらっしゃることと思います。ですので，「ｗｗｗ」使いに出会った時に失礼のないよう，あるＡ君Ｂ君の会話を元にレッスンしたく思います。


例題１：Ａ君とＢ君の会話（挨拶編）
Ａ君「やぁｗｗｗ」
Ｂ君「やぁｗ」


　まず始めに挨拶からです。この挨拶の段階でＢ君は間違いを犯しています。
　というのも，Ａ君は「やぁ，ワールド・ワイド・ウェブ」とウェブに対して挨拶をしているのであって，Ｂ君に挨拶などしていないのです。なのにＢ君は自分に挨拶したと勘違いしたことにより，「やぁｗ」などと挨拶を返しているのです。これは大変失礼なことです。即刻Ｂ君のようなことをするのはお止めいただくようお願い申し上げます。


例題２：Ａ君とＢ君の会話（レス編）
Ａ君「まじでかｗｗｗ」
Ｂ君「そうそうｗｗｗｗ」
Ａ君「うはｗｗｗおｋｗｗｗ」
Ｂ君「ｗｗｗｗｗ」


　ここでもＢ君は大きな間違いをしています。
　Ｂ君はｗを4回，5回連続のｗを使用しています。しかし，ウェブに問いかける場合はきっちり3回で止める必要があるのです。繰り返します。きっちり3回で止める必要があるのです。

　さらに，Ｂ君は一見Ａ君と会話しているかと錯覚をしていますが，Ａ君は実際には


「まじでか，ワールド・ワイド・ウェブ」

「鵜はワールド・ワイド・ウェブ？おｋ，ワールド・ワイド・ウェブ」


　と，ウェブと語り合っているのです。つまり，Ａ君は常にウェブというものと語り合い，真剣に向き合っているのです。その語り合いをたまたま目の前にいたことで，自分に向かって言ってると勘違いするのは勝手です。しかし，Ａ君は断じてＢ君など相手にしていないのです。ですから，その勘違いによって単なるｗ使いと同列に扱うのは大変失礼極まりないので，何卒，ご無礼のないようにしていただきたいと強くお願いする所存にございます。

■さいごに

　この記事により，「ｗｗｗ」を多用する方々の偉大さが少しでも皆々様にご理解いただければと思います。