『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』
対応ハード : PSP
発売元 : バンダイナムコゲームズ
開発 : ナムコ・テイルズスタジオ
発売日 : 2006/08/05
希望小売価格 : 5,480円(税込)
ジャンル : 真実と向き合うRPG
プレイ人数 : 1人
CERO : B(12才以上対象)
※体験版では、「ローンヴァレイ」というマップで奥にいるボスとの対戦までプレイしました。(約20分)
※ちなみに、ボスに負けちゃったのでその先は知りません(笑)
●なりきりダンジョン 最新作!
今作は、ナムコの看板タイトルである『テイルズ』シリーズの派生作品「テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン」シリーズの最新作です。
これまでの「なりきりダンジョン」シリーズではシリーズ作品から様々なキャラクターが登場していましたが、今作では『テイルズ オブ ファンタジア』に重点をおいた作品となっています。登場キャラも同作のメンバーばかりである他、原作をさらに進化させた「テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション」も収録されています。
●マップでの操作
アナログパット or 方向キー…移動
○ボタン…調べる・話すなど
□ボタン…ソーサラーリングの使用
Rボタン…キャラクターの向きのみ変更
前方に向かって小さな弾を発射します。もろい岩などを壊すことができます。
キャラクターの向きは、ソーサラーリング発射の調整として使用…したらいいのかな?
△ボタン…メニュー画面を開く
Lボタン…全体マップの表示切り替え
隅に表示・デカデカと表示・表示OFFの3タイプに切り替えられます。
●エンカウント&戦闘での操作
今作では、ランダムエンカウントとシンボルエンカウントの両方が発生します。
・ランダムエンカウント…マップを移動していると一定確率で戦闘が発生することです。
・シンボルエンカウント…マップ上に表示されている敵に触れると戦闘が発生することです。
以下、戦闘画面での操作説明です。
方向キー横…移動
方向キー横を2回素早く押す…ステップ移動
これを利用して、敵の攻撃を素早く回避しましょう。
方向キー上…ジャンプ
○ボタン…通常攻撃
×ボタン+方向キー…術の使用
術を使用するには「EBG」というパラメータの消費が必要です。(攻撃を当てるたびに回復します)
□ボタン…防御
△ボタン…メニュー画面を開く
Rボタン…ターゲットの切り替え
Lボタン…オーバーブレイブ発動
「EBG」が100%以上たまっている状態でLボタンを押すと「オーバーブレイブ」発動で、非常に素早く攻撃できるようになります。発動中はEBGが減り続け、0になるとオーバーブレイブが解除されます。(任意で解除することはできません)
●コスチュームの変更について
「なりきり師」である主人公たちは、コスチュームを変更=職業を変更という形になります。
マップ上の「セーブできる魔法陣」の上に立ち、メニュー画面を開いてコスチュームを変更することが出来ます。コスチュームは、宝箱などから入手できるようです。
◆partygameの評価◆…体験版なので点数は付けません
快適で、安定した遊び心地
全体的にとてもテンポがよろしいようで、やはり培ってきたものは伊達ではないと感じました。ロードなんてどこへやら…という感じです(戦闘開始前がちょっと気になるくらい?)し、全体的な流れもスムーズ。あらゆる場面でボイスはしっかり収録していますが、それでテンポが悪くなっている感じはしません。
体験版のボスで負けちゃうという失態を演じちゃいましたが…オプションで、戦闘の難易度を変えることもできるので、ご自分の好みで調整しましょう。(ちなみにノーマルでプレイして負けました(笑))
以下、ちょっと気になったことを。
・ちょっと戦闘画面でごちゃごちゃして敵の攻撃が判断しづらい気がしました。まあ、慣れの問題かな?
・剣で攻撃した時に「キーン」という、なんか防御されたような音がするため、ちゃんと当たっているかどうかがちょっと不安に感じました。まあ、ちゃんと当たっているんですけどね。
・マップの移動ではアナログパットで操作できるのに、戦闘の移動ではアナログパットで操作できないのは、これ如何に?って感じがしました。両方使えるか、あるいは方向キーに絞るかして欲しかったです。
・2Dなので、フリーランはありません。あしからず。
それと、上記でも説明しましたが…今回の「なりきりダンジョン」は、あくまで『テイルズ オブ ファンタジア』を軸とした作品なので、その他のテイルズシリーズのキャラクターは登場しないようです。
なのでいわゆる、作品の枠を超えたコラボレーション、という醍醐味は希薄です。それを知らずに買って、勝手にガッカリしないように注意しましょう。
ストーリーなどについては何とも言えませんがシステムについては安定した完成度で、まあ良くも悪くもいつも通りって感じでした。シリーズ経験者ならいつも通りに楽しめるでしょう。
ただ、しつこいようですが、これまでの「なりきりダンジョン」と比較するといわゆるコラボレーションがほとんどないので、ボリュームの面とかどうなのかな?という不安は感じます。まあ、そこまでは体験版だけでは分からないので…各自で判断しましょう。
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ