無駄に死蔵している無線LANルータをいじりました。
今回は Buffalo の WER-AMG54。
11aと11bgの切替式で、11aが世界標準対応になったモデルです。
このシリーズは他に
WER-AG54
WER-A54G54
WER-AM54G54
があります。
Atheros のチップセットを使っており、CPU AR5312, RAM 32MB, ROM 4MB という構成で、
チップセット名は AR5002AP-X2 というのみたいです。OS は Redboot + Linux でした。
中を見てみると、無線の PHY が2つあります。AR5112 と AR2112 です。
型番から予想するとそれぞれが 5GHz用 2.4GHz用と思われるのですが
AR5112 が 2.4/5GHz 両対応とのことで、切替式ならば これ一つで足りるはずです。
「これはシリーズのハードは同一でソフトか設定だけの違いだな。ハード的には a/bg 同時使用できそうだ」
と入手当時から思っていたのですが、放置し続けて来たのでした。
当然 Web Interface からは a/bg の同時使用はできないようになっています。
UART コンソールから ifconfig iwconfig iwpriv などでいじってみると
普通に同時使用ができてしまいました。以前はこれすら分からなかったよ。
しかし 私には 設定保存の仕組みなどがぜんぜん分かりません。
このままでは電源投入の度に UARTから設定しなおさないといけないので、
ここはひとつ ごみ化する覚悟で DD-WRT を突っ込んでみました。
UART は JP1/JP2 共通で 1pin から Vcc(3.3V), GND, TX, RX で、
9600, 8N1 とおなじみの設定です。
ちなみに 1pin は基板裏を見て四角いランドのピン などで確認します。
使用したのは Buffalo の WHR-HP-AG108 用のイメージで、バージョン 2.4preSP2 です。
web で情報収集していたところ CPU, RAM, ROM が同じというそっくりな構成なので、
そのまま動かないかなぁと思いました。
気になる手順ですが DD-WRT の Download に一緒においてある
whr-hp-ag108_flashing.txt の通りやってみました。
結果は成功です!
ただし、Atheros の Turbo モードは40MHz幅の認証を受けてない製品ですので
使ってはいけないのだと思います。送信出力とともに要注意事項です。
まぁ日本には Turbo モード対応の子機は少ないと思うけど。
今回は Buffalo の WER-AMG54。
11aと11bgの切替式で、11aが世界標準対応になったモデルです。
このシリーズは他に
WER-AG54
WER-A54G54
WER-AM54G54
があります。
Atheros のチップセットを使っており、CPU AR5312, RAM 32MB, ROM 4MB という構成で、
チップセット名は AR5002AP-X2 というのみたいです。OS は Redboot + Linux でした。
中を見てみると、無線の PHY が2つあります。AR5112 と AR2112 です。
型番から予想するとそれぞれが 5GHz用 2.4GHz用と思われるのですが
AR5112 が 2.4/5GHz 両対応とのことで、切替式ならば これ一つで足りるはずです。
「これはシリーズのハードは同一でソフトか設定だけの違いだな。ハード的には a/bg 同時使用できそうだ」
と入手当時から思っていたのですが、放置し続けて来たのでした。
当然 Web Interface からは a/bg の同時使用はできないようになっています。
UART コンソールから ifconfig iwconfig iwpriv などでいじってみると
普通に同時使用ができてしまいました。以前はこれすら分からなかったよ。
しかし 私には 設定保存の仕組みなどがぜんぜん分かりません。
このままでは電源投入の度に UARTから設定しなおさないといけないので、
ここはひとつ ごみ化する覚悟で DD-WRT を突っ込んでみました。
UART は JP1/JP2 共通で 1pin から Vcc(3.3V), GND, TX, RX で、
9600, 8N1 とおなじみの設定です。
ちなみに 1pin は基板裏を見て四角いランドのピン などで確認します。
使用したのは Buffalo の WHR-HP-AG108 用のイメージで、バージョン 2.4preSP2 です。
web で情報収集していたところ CPU, RAM, ROM が同じというそっくりな構成なので、
そのまま動かないかなぁと思いました。
気になる手順ですが DD-WRT の Download に一緒においてある
whr-hp-ag108_flashing.txt の通りやってみました。
結果は成功です!
ただし、Atheros の Turbo モードは40MHz幅の認証を受けてない製品ですので
使ってはいけないのだと思います。送信出力とともに要注意事項です。
まぁ日本には Turbo モード対応の子機は少ないと思うけど。
電圧が違うのでレベル(電圧)変換ICを通す必要があります。
具体的には MAX232 というIC、
またはその互換品を使います。
MAX232の使い方や作例は
ネットにたくさんあると思うので
そちらを探してみてください。
もしくは、前にトランジスタ技術の付録で
変換基板が付いてきたことがあります。
ただ、これも 部品は未実装ですので自分で調達し
はんだ付けする必要があります。
私はこれを使いました。
もうひとつ例を出すと
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01977/
このへんです。
USB-Serial 変換モジュールですが
出力が TTLレベルなので UART と直結できます。
これなら 簡単な実験レベルなら 基板を作る必要もなく、
楽ではないでしょうか。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-01798/
似たような製品ですが
こちらは 出力が RS232Cレベルなので NG です。
また何か分からないことでもありましたら、
ぜひコメントくださいね。
実はネットでたくさん調べましたが情報がありすぎて、逆にもっとわかりづらくなってしまいました。(私にはですね。笑)もちろんDD-WRTのWikiも読んでみましたが、似てる例がありましたが、少し違うなと思っちゃいました。DD-WRTのForumにもWER-AMG54のつなぎ方を質問してみました。Nokia DKU-5かCA-42のケーブルはMax232 ICと同じ電圧なので、端子の方を切って直接つなげば使えると言われました。
ヌキヲさんが教えてくれたのFT232RLの方が勉強になりそうなので、それを試してみます。
成功にWER-AMG54にDD-WRTをインストールができたら、又コメントします!
ただ、一度 firmware を書きこむと、
もとの firmware に戻す方法を考えていないので
その点は覚悟してください。
うまく成功することを祈っています。