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玄倉川の岸辺

悪行に報いがあるとは限りませんが、愚行の報いから逃れるのは難しいようです

検証された「カストロコピペ」

2009å¹´04月11æ—¥ | æ—¥ã€…思うことなど
以前「善光寺コピペ」デマのときお世話になった"Red Fox"岩谷さんが「カストロ前議長WBC日本チームを祝福」コピペについて検証してくださった。本当にありがとうございます。

Red Fox 「カストロ議長、WBC日本チームを祝福…?」 2ちゃん発の怪文書アゲイン

あちらにコメントを書き込もうとしたら、何回やってもいくら書き直しても「禁止キーワードが含まれています」とはじかれてしまう。仕方ないのでこちらで記事を書いてトラックバックすることにした。



岩谷さん検証ありがとうございます。たいへんお疲れ様でした。
善光寺コピペに続いてまたお世話になってしまいました。

今回の「カストロコピペ」は善光寺コピペに比べればまだ無邪気というか、笑って許せる範囲ではあります。
善光寺コピペのときは「圧迫されているチベット人をネタに愛国オナニーをする」ようなおぞましさを感じて腹が立ちましたけれど、カストロコピペの場合は「日本が優勝した」のも「キューバに勝った」のも「カストロ議長が日本チーム(特にイチロー)を高く評価した」こともぜんぶ事実ですから、「別にインチキでもいいじゃないの」という気持が起こらないこともありません。

…が、だからこそ恐ろしいとも言えます。
はっきりしたインチキやデタラメなら見分けることもさほど難しくありませんが(本当にそうかな?)、まぎらわしくて「まあいいか」と思わせるデマはデバックされることなく流通しつづける可能性が高い。放置しておくと(大げさな言い方ですが)社会全体のメディアリテラシーと倫理が下がります。やはり見すごすわけにはいかない。…といっても、今回も私は何もできませんでしたが。

それにしても、「外国人の日本絶賛」デマは感染力が強いですね。「アインシュタインの予言」しかり、善光寺コピペしかり、そして今回のカストロコピペ。たしかに日本をほめてくれる外国人は多いのですが、日本人が作った「日本絶賛」コピペは何か臭いが違うのです。発想が日本人的というか、日本ヨイショに特化されすぎているというか。「読んでスーッと頭に入る、気持よくなる」有名外国人・外国メディアの日本礼賛コピペはソースがはっきりするまで眉につばをつけて読んだほうがいいようです。


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