「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

この世界の構造がユリの世界認識が変わり始めた。
というより、変化しないといけないと言う状況を作ってしまったのはユリたち自身。そのため、それまでと違う行動様式が必要となってしまい…
実験的にどんな行動が適しているのかを探ることにした。

一方、生徒会長を辞任したかなでは麻婆豆腐につられて音無と一緒に休み時間に食堂に行き麻婆豆腐を食べて、校則違反をして独房に二人して閉じ込められてしまう。そして現生徒会長は猫を脱いだ。そして起きたのＳＳＳとの闘い。一般生徒ＳＳＳを区別しない攻撃にＳＳＳ全員が倒されてしまう。
そして、独房にいた音無にユリから現状報告が届く。双方通信ではなくて一方的にユリの声が届く。ユリの報告の声の裏では激しい戦闘音。そして、独房には伝わる戦闘爆発の振動。そして、かなでの力を使って独房を脱出。

で、見えた戦闘それは虐殺にちかい現場。
判ったのは生徒会長代行の力、催眠術と、彼の過去。
どうやら、一般生徒を催眠術で操って兵隊としたらしい。
その上で、ユリに催眠を施し、偽の幸せな記憶を与え成仏させて見せると言う。必死で抵抗するユリを助けたのは、その現場にタックルを加えた音無。


サテサテ、そんな今回でしたが…
独房に男女二人を一緒に閉じ込めるのかとか、色々と突っ込みどころはあるにしても激しくお話が動いてきました。
生徒会長代行の台詞に「成仏させてやる」と言うのが出てきた以上、この世界が死後の世界で、現世で何か未練の残る悲惨な生活を送ってきたものばかり集まっているらしいのはこれではっきりとしたと思う。
で、この先、どんな展開が待っているのか非常に気になる終わりでした。
それにしても、造られた記憶でも満足してしまったら世界から消えてしまうと言うのは、なかなか厳しい世界です。残って何かを成し遂げなければならない者にとってはですけどね。天使とされていたかなでさんは何がしたくてこの世界にいるのか…。彼女と仲が良くなって楽しい学園生活をしていたら…それで満足してしまったらそのまま消えてしまう。で、残されたのはかなでちゃん一人だけ。これは、非常に寂しいです。その寂しさに耐える力を持っているかなでちゃんが切ないです。
その上、また世間ズレしたようにお行儀が良いのもなかなか可愛いです。
独房のベッドで寝ると言ったとき、てっきりベッドを独り占めして横になるのかと思えば、ベッドに靴を脱いで上がり、ベッドの上から脱いだ靴を揃え直し、そのまま壁にもたれ掛って居眠りしてしまうなんて反則技級の可愛さです。その上、麻婆豆腐を奢ると言っただけでその気になってすぐさま教室から食堂へ移動しようとするとか、可愛い！そのくせ、自分の好きなものをはっきりと認識していなかったり…
このズレ具合がなんとも…。

あと、催眠術が出てきた以上、私の中の人的には何か触れないといけないような気が…
催眠状態に堕ちたユリの目つきや、会長代行に従っていた生徒の目つきはなかなか良かったんじゃないかな？でも、一瞬で催眠状態に落としてしまうスキルと言うのはやっぱりこの世界独特の能力開発の代物なのかも
です。を？だとすると、もしこの世界に私が入ったら…
そっか～～～～じゅる。
涎が出ちゃう状況かも…



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このお話の詳しいことは公式ＨＰとこの記事にＴＢをくれた方々のブログをご覧下さいませ。


蛇足
もしこの世界に私が飛ばされて来たのなら…
かなでちゃんのそばにいるためだけに影で悪いことをしてバランスを取りずっとこの世界にいることにするだろうよ…。それこそ催眠術とか使って…
催眠術でどんな悪いことをするのか…それは私の中の人の18禁ブログ参照ってことで…。