「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

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思いもよらぬ過酷な展開に呆然としつつ…

そのクドリャフカに襲いかかる過酷な状況。
そして次回予告、タイトル未定で、でも、理樹くんの台詞だと
『クドの命が危ない！』ってどんだけ～


って事で少々現実逃避することにしちゃいなよ。
と言うささやきに従い、しばらくクドリャフカコスのレイヤーさんたちと、クドリャフカのフィギュアの写真をご覧下さいませ。
















あれれ…思ったより撮影していなかったみたい…


さてさて…
気分転換しないとどうにも…な感じの今回のお話ですが、クドリャフカのお話に絡めてリトルバスターズの世界観に関する描写もここへ来ていきなりはっきりとわかる形で示されたようです。
その証拠に、前回、気絶して保健室のベッドで寝込んでいたクドリャフカが起きたとき、「思い出したのです。私、牢にいたのでした」と言う台詞や、恭介がクドリャフカに対して「すべてを思い出したのだな？」と問いかけるシーン、それに理樹がフラッシュバックで思い出しかけたナニカ。コレはこの世界が同じ事の繰り返しをしているかも知れないと言う疑惑につながって見えるのです。そして、クドリャフカが思い出したことと言うのは、これからテヴォアに帰国したら起こるかも知れない決められた事象なのか？と言う疑惑です。でもコレはまだ疑惑で有って視聴者的には確証が無いこと。でも、恭介の認識ではこの世界の常識的な既存の展開なようです。
それにしてもこの帰国したら戻れない的なシーンはどうにもこうにも、４月６日に呉を出港した戦艦のようなイメージがつきまとい、不吉な予感しかしないのです。おまけに、別れ際のロシア語の意味も今生の別れ的な意味っぽいし、「バイバイ」と言う別れの言葉も軽く言っているように見えても、ものすごく重く感じてしまうのです。
個人的な意見を言うとこういう時、必ず帰ってくると言う決心が有るなら別れの言葉は言わないで去って欲しいところですが…ラノベとか、ぎゃっるゲーとかだと根性の別れの挨拶的な使われ方をしていて非常に好ましくないと思っています。

そんな場の空気を察してか、顔をクシャクシャにして見送る真人とか、みんなの一番後ろ側で反射的に「バイバイ」と小声で答えてしまう小毬ちゃんとか、最後の一挙一動まで見逃すまいと目を凝らす理樹とか、個性が出ていてなかなかすごいシーンが出来上がっていました。鈴ちゃんに至ってはその場から走って逃げ出したいような衝動に駆られて居るのを必死でこらえてその場に踏みとどまっているみたいな雰囲気を出していてもうあの場のシーンの出来が凄いトシカ言いようが無いですよ。
みんなの態度は様々でも、それがもしかしたらクドリャフカとの最後の別れになるかもな雰囲気だけは一致して共有しているっぽい空気を醸し出しているのです。あのバラバラだけれども一体感がある空気はそうそう出せるモノじゃないです。

そんなこんなで、次回の予告がどう聞いてもクドリャフカの死亡フラグっぽいのをどう回避し、乗り越えるのか…正座して待つといたしましょう。



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