受験シーズンで若い人が一箇所に集まったり遠距離移動をしますので、麻しんが各地に拡大していくことが想像できます。試験がうけられなくなったら大変です。
予備校や小・中・高でも受験生には優先的に声かけをしてはどうでしょう。
麻しんの事例に対して傍観する地域(保健所・医師会)と、何かしなくては!と動く地域にはものすごい格差があることを知るニュースを紹介します。
昨年11月に青森県弘前エリアの小学校で麻しん集団発生、というニュースがありました。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07110805.html
1月1日からはじまった麻しんの全数報告で各地の麻しん流行の状況が把握されつつありますが、秋田の大館での集団発生がニュースになっています。
詳しい人に聞きましたら、ここは秋田県だが弘前文化圏なのだ、人の行き来があるのだそうです。
1月22日のニュース
「ワクチン未接種児童生徒は出席停止に 大館、はしか対策」
大館市で麻疹患者の発生が相次いでいることを受け、同市教育委員会は22日、ワクチン未接種の児童生徒を28日から出席停止とすることを決めた。
市教委は同日、市立の小中学校に対し、ワクチン未接種の児童生徒がいる場合は、「学校を休んででも27日までに接種をすること」と文書で伝えた。学校保健法では、感染症などの拡大を食い止めるために学校長の権限で、出席停止を保護者に指示できるとしている。指示に従って休んでも欠席扱いにはならない。接種が済めば出席できる。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080122n
↓1日前のニュース(1月21日)
「大館のはしか、新たに20人発症 ワクチン接種、強く呼び掛け」
麻疹患者の発生が相次いでいる大館市で、19日からの3日間でさらに20人が発症したと県大館保健所に届け出があった。これを受けて21日夜、市保健センターで開かれた市予防接種協議会(小児科医や大館保健所などで構成)は、「感染拡大が確実な状況だ」として、同会として「非常事態宣言」を出し、ワクチン未接種者に接種を強く呼び掛けていくことを決めた。
新たに発症した20人の内訳は、10代が18人、30代が2人。先月19日以降の同市の患者数は41人となった。
麻疹が同市内で流行しているのを受け、同市は今月15日から、市内の乳児(6カ月—12カ月未満)と小中学生・高校生らを対象に、ワクチン接種費用の3分の1を補助する緊急対策を実施。21日現在、市内の乳児42人、小中高生83人が接種を受けた。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080121n
↓その4日前のニュース(毎日新聞 2008年1月17日)
「麻しん対策連絡会議:集団感染防止目指し、予防接種徹底など協議-大館 /秋田」
麻しん(はしか)患者が17人確認され局所的流行の兆しをみせている大館市で16日、医師や学校、行政関係者が集まり「麻しん対策連絡会議」が開かれた。予防接種の徹底など集団感染防止について対策を協議した。
県によると流行期と見られる12月19日から今月15日まで届け出た患者は17人。10代が最も多く7人、20歳と30歳が各4人、6歳未満が2人。
大館保健所主催で約30人が出席。北秋田地域振興局の石山明・大館福祉環境部長が「昨年6月からの累積患者でみれば21人。最近1カ月に集中しており入試、入学シーズンを控え集団感染は避けたい」と話し、管内の発生状況を報告した。
麻しんは麻しんウイルスが原因で飛まつ、空気感染で発症し感染力が強い。症状は発熱、全身性発疹(はっしん)、せき、目の充血などで、潜伏期間は約10日間。
会議では青森県内で約150人が発症し、うち弘前市内で約100人と集中していることが報告され、「弘前市への市民の出入りが多いことも局所的発生と関係しているのでは」との意見も出た。
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080117ddlk05040279000c.html
弘前とはぜんぜんちがいますね(編集長しょんぼり)。
熱心なドクターがいるのだともうかがいました。保健所と協力している医療者・教育委員会の連携もすばらしい・・。
予備校や小・中・高でも受験生には優先的に声かけをしてはどうでしょう。
麻しんの事例に対して傍観する地域(保健所・医師会)と、何かしなくては!と動く地域にはものすごい格差があることを知るニュースを紹介します。
昨年11月に青森県弘前エリアの小学校で麻しん集団発生、というニュースがありました。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/07110805.html
1月1日からはじまった麻しんの全数報告で各地の麻しん流行の状況が把握されつつありますが、秋田の大館での集団発生がニュースになっています。
詳しい人に聞きましたら、ここは秋田県だが弘前文化圏なのだ、人の行き来があるのだそうです。
1月22日のニュース
「ワクチン未接種児童生徒は出席停止に 大館、はしか対策」
大館市で麻疹患者の発生が相次いでいることを受け、同市教育委員会は22日、ワクチン未接種の児童生徒を28日から出席停止とすることを決めた。
市教委は同日、市立の小中学校に対し、ワクチン未接種の児童生徒がいる場合は、「学校を休んででも27日までに接種をすること」と文書で伝えた。学校保健法では、感染症などの拡大を食い止めるために学校長の権限で、出席停止を保護者に指示できるとしている。指示に従って休んでも欠席扱いにはならない。接種が済めば出席できる。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080122n
↓1日前のニュース(1月21日)
「大館のはしか、新たに20人発症 ワクチン接種、強く呼び掛け」
麻疹患者の発生が相次いでいる大館市で、19日からの3日間でさらに20人が発症したと県大館保健所に届け出があった。これを受けて21日夜、市保健センターで開かれた市予防接種協議会(小児科医や大館保健所などで構成)は、「感染拡大が確実な状況だ」として、同会として「非常事態宣言」を出し、ワクチン未接種者に接種を強く呼び掛けていくことを決めた。
新たに発症した20人の内訳は、10代が18人、30代が2人。先月19日以降の同市の患者数は41人となった。
麻疹が同市内で流行しているのを受け、同市は今月15日から、市内の乳児(6カ月—12カ月未満)と小中学生・高校生らを対象に、ワクチン接種費用の3分の1を補助する緊急対策を実施。21日現在、市内の乳児42人、小中高生83人が接種を受けた。
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080121n
↓その4日前のニュース(毎日新聞 2008年1月17日)
「麻しん対策連絡会議:集団感染防止目指し、予防接種徹底など協議-大館 /秋田」
麻しん(はしか)患者が17人確認され局所的流行の兆しをみせている大館市で16日、医師や学校、行政関係者が集まり「麻しん対策連絡会議」が開かれた。予防接種の徹底など集団感染防止について対策を協議した。
県によると流行期と見られる12月19日から今月15日まで届け出た患者は17人。10代が最も多く7人、20歳と30歳が各4人、6歳未満が2人。
大館保健所主催で約30人が出席。北秋田地域振興局の石山明・大館福祉環境部長が「昨年6月からの累積患者でみれば21人。最近1カ月に集中しており入試、入学シーズンを控え集団感染は避けたい」と話し、管内の発生状況を報告した。
麻しんは麻しんウイルスが原因で飛まつ、空気感染で発症し感染力が強い。症状は発熱、全身性発疹(はっしん)、せき、目の充血などで、潜伏期間は約10日間。
会議では青森県内で約150人が発症し、うち弘前市内で約100人と集中していることが報告され、「弘前市への市民の出入りが多いことも局所的発生と関係しているのでは」との意見も出た。
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080117ddlk05040279000c.html
弘前とはぜんぜんちがいますね(編集長しょんぼり)。
熱心なドクターがいるのだともうかがいました。保健所と協力している医療者・教育委員会の連携もすばらしい・・。