疾風の帰り径

BROACHに存在した「疾風の通り径」を移行しました
ブログ内リンクが以前のまま、画像が移行出来てないものは、修正予定

鳳凰の鳴声

2007-11-03 05:39:05 | Touring
 仙台から国道48号線で山形へ抜けて走って来た話を9月に書きましたが、この48号線沿い、それも作並温泉の手前ですから、うちから車で2-30分ほどのところに、前から気なっていた場所があるのでした。誰が名づけたか、鳳鳴四十八滝。国道48号線と関係があるのでしょうか。



 時々ニュースで取り上げられたり、噂には聞く滝なのですが、地図によっては全く記載されていないものもあり、なぞのポイントでした。行ってみるしかない。
 四十八も滝があるのだから、少なくとも小一時間の山歩きを想像して準備。

 まずはその入り口に、広い駐車場があり、ちょうどお蕎麦屋さん。車を停め、腹ごしらえをします。



 どうだんの里。なんだか新しい綺麗な木造の建物でした。
 山形産の、石臼引き、十割のお蕎麦と、北海道産の二八蕎麦を選べます。私は十割で鴨南蛮。
 細くて美味しいおそばですが、量は少なめ。というか、山形でそばを激食いしてきた後なので、どこへ行っても少なめに感じるかもね。

 お店の横から歩き始めます。径はなんと夜間通行止めだって。



 なんと2分で展望台に到着してしまいました。
 広瀬川に合流する支流の瀧まで歩くつもりで来たのに

 上流側の瀧から眺めます



 うわー爽やか。
 これって広瀬川の本流ですよね、すごい。 
 でもこれ以上上には歩いていけないようです。
 下に降りる道もなし。♪流れる岸辺♪まで行けない。



 主要国道のすぐ脇にこんな美しい瀧があるとは。驚きました。
 作並温泉の旅館の裏を舐めるように流れてきた広瀬川、ここでダイナミックに岩を穿っているのでした。

 100mほど移動するとこの下の段も眺められます。



 この瀧が一番落差があるのかな。



 いやー綺麗綺麗。そばまで降りたい。

 でも、こんな美しい瀧なのに、展望台には案内板もないし、瀧の説明も全くなし。観光客もまばら。
 あるのは板っ切れに書いた瀧の道路表示(3枚目の写真にあるやつ)と石碑、灯籠、古い祠だけ。何でだろう。

 熊ヶ根のほうへ向かってさらに岩を穿っていきます。



 鳳凰の鳴声というか、瀧の音より、国道を走る大型トラックの音の方が良く聞こえる場所でしたが、すいてるし、美味しいお蕎麦屋さんもあるし、ほとんど歩かなくてもいいし、誰でも行ける良いところです。
 瀧の数がいくつあるかも、誰も数えていないのかもしれませんね。

 記事を書いた後に、少し検索してみましたが、どうも以前は展望台に柵がなかったようです。それじゃ夜間通行止めも当然。今はちゃんとありますよ、柵。安全です。

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