とことん青春!

愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。

機動戦士ガンダムOO 6話感想 『セブンソード』

2007-11-11 19:13:26 | æ©Ÿå‹•æˆ¦å£«ã‚¬ãƒ³ãƒ€ãƒ  00 (ダブルオー)
今回はオーソドックスな展開でしたね。
6話感想。

◆◆世界情勢◆◆
AEUは宇宙進出においてはユニオン・人革連に比べて出遅れている模様。
ゆえに、PMCの技術協力を得て宇宙での生産拠点確保を図っているのでしょう。
モラリアとしても戦争行為減少による経済破綻を免れるためにAEUの援助は必要不可欠。
よって、両者の利害関係も一致。

ここでもソレスタルビーイングは「利用」されていますね。
「仕組まれた世界」とは正にこの事ですな。

◆◆一心同体◆◆
エクシア・・・
俺のガンダム・・・


もはや、刹那とエクシアは一心同体。
刹那にとってエクシアは生きていくために不可欠な存在なのでしょう。
ここまでエクシアに陶酔していると逆にエクシアを失った時、非常に恐ろしい事になりそうな気がします。

彼がエクシアを喪失した時の反応を見てみたい気もします(意地悪?)。

◆◆悪意とは◆◆
聞こえるようだよ
世界中の悪意が・・・


この物語では度々、「悪意」という言葉が登場するのですが、はたしてこの「悪意」とはどんな意味なのだろうか。
単純にソレスタルビーイングに対する憎悪、戦争行為そのものに対する憎悪とも考えられます。

私的にもう一つ考えついたのが、物事を知っていながら敢えて知らないフリをする行為の事(法学部出身者的な視点w)。
良い例では、第4話のアメリカ首脳やタリビア首脳は悪意を持った人物と言えるかと。
この物語で、「予測」・「仕組まれた」・「利用する」といった単語が頻発する事からも、こっちの方がしっくりくるかな、と。

逆に善意を持ったキャラとは、物事を知らずそれを知ろうとするキャラの事を指すのではないかと思う次第。
現状ではマリナがこれに該当するかと。
また、沙慈もこれに近い立場で、世界の事もソレスタルビーイングの事も詳しくは知らないが、ソレスタルビーイングの行為に疑念を抱く等、自分にとって未知の世界を知ろうとしていると思われます。

一方で、刹那は世界がどうなっているのかは知らず、それを知ろうともせず、ひたすら戦いにのめり込んでいるので善意を持っているとも悪意を持っているとも言えないでしょう。

世間知らずでありながらも、自国を救うために世界を知ろうと各国を渡り歩いているマリナとの接触が彼の考えに大きな影響をもたらしそうな感もあります。
刹那が善意か悪意かに傾くかはマリナ次第でしょうね。

◆◆想定外◆◆
前回の話から「想定外」が一つのキーワードになってきたと思うのですが、早くも刹那にとってとてつもなく「想定外」な出来事が勃発。
刹那の少年兵時代のリーダー的存在であろうアリーと敵対するはめに。
この戦いによって彼の中に「武力で解決する事」に対する疑念が生まれるのではないかと予想しております。
例え、「仕組まれた世界」であっても世界は簡単ではないんですね。

世界を知らない刹那が自身の行為に疑念を抱き世界を知ろうとする一歩を踏み出す大きな出来事になるかもしれません。

以上、6話感想でした。


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