KNN神田です。
Stumble! uponをFireFoxのアドオンにインストールするだけで、かつてのネットサーフィンの楽しい時がよみがえってきた!
何よりも、ボタンを押すだけで、自分の気になるジャンルで人気のあるエントリーやサイトが次々と現れてくる。diggやdeliciousと同様に、Stumble! uponでブックマークされた人気サイトがランダムに登場するのである。
Stumble! uponをFireFoxのアドオンにインストールするだけで、かつてのネットサーフィンの楽しい時がよみがえってきた!
何よりも、ボタンを押すだけで、自分の気になるジャンルで人気のあるエントリーやサイトが次々と現れてくる。diggやdeliciousと同様に、Stumble! uponでブックマークされた人気サイトがランダムに登場するのである。
このランダムに見せるという点が、当り前のようで当り前でなく、FireFoxのツールバーから直にアクセスできるところが魅力である。さらに、そのサイトをブックマークしている人たち、そしてその人の知人がSNS的に顔をみせてズラリと並ぶ点も魅力だ。気になるサイトで知り合った人たちつながりが形成されている。
ソーシャルブックマークの最大のポイントは、「自分以上に自分の好みを知っている他人」がいることである。自分の好みを時間をかけて構成するのもいいが、自分と同じ興味を持つ他人と出会う力、そう、「セレンディピティ力」のほうが重要でないかと思う。
このStumble! uponによるセレンディピティ型のSNSの特徴は、「人」ありきではなく、「サイト」ありきで「人」が後から付随しているところだ。
また、話題のサイトを集めた海外のサイトのリンクをクリックしてたどるのではなく、ダイレクトにサイトに案内してもらえるところがポイントだ。ダイレクトに五感でウェブを感じることが最も重要なのである。そして、そのサイトは誰かが必ずStumble!しているサイトなので、何らかの理由があってチョイスされている点にも注目したい。
ある意味、目的をしぼった検索ではなく「偶然検索」に近いものである。googleの「I'm Feeling Luckyボタンが永遠に続いていると思っていただければよい。
百聞は一見にしかずだが、アドオンするのが面倒くさい人にはデモモードがある。パラメーターが入力されていないので、好みに合うかどうかは別にして、何をしてもらえるのかが明確にわかる。ネットのサービスは、すぐに会員登録させるではなく、デモモードでまずは体験させるべきである。
デモでは、左上のメニューバーにあたるStumble!を押し続ければよいのだ。
< http://www.stumbleupon.com/demo/
>
実際にインストールすれば、FireFoxのアドオンがそのまま、「ブラウザアプリケーション」になるのである。今後はアプリケーションを立ち上げることなく、またGoogleサイトに行くこともなく使える「ブラウザアプリケーション」というジャンルが、もしかするとブレイクするのかもしれない。グーグルも、もしかすると、この怖さに実は気づいていないのかも?
また、マイクロソフトのライオンさんが寝ていて気づかない間に、FireFoxの狐さんがどれだけこの市場でユーザーを獲得できるかも注目される。
IEでは「アドオン」に失敗するとOSにまで影響を受けるそうだが(要確認)、FireFoxの場合はブラウザのみ再起動でよいからだ。
しかし、すでにStumble! uponは、2007年からめざといeBayの傘下でもあるのがちょっと気にかかる…。
さて、Stumble! uponは、設定がちょいと複雑だけど、やる価値はとってもある。まずは自分の興味のあるジャンル選びから(最初は少なめがポイント)。左のカラムのジャンルから、好みの項目を登録していけばいい。基本はそこまでだ。あくまでも最初は少ないほうがあたりはずれは少ない。
クリックしていくだけで、自分の好みのサイトが続々と登場、それをすぐその場で「I like it!」とブックマーク、そのサイトをブックマークしている人のファンにもなれる。
さらに、その人ともSNS化することによって、あらたな自分の好みのエージェントになってくれる。ブックマークで終わりでなく、ブックマークした人とも交流できたり、サイトについて、ディスカッションできるところもすごいと感じた!
知人でつながる人脈型SNSから、興味から興味でつながるセレンディピティ型SNSへシフトしているのかもしれない。
一応、ここがボクのStumble favorites
< http://knnkanda.stumbleupon.com/favorites/
>
450万人の登録ユーザー(2008年02月現在)がいるが、なぜだか、日本人は非常に少ない。やはり、海外SNSの顔出し系は日本の文化になじまないのだろうか?
KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
CEO Toshi Kanda mailto:[email protected]
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
>
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226
ソーシャルブックマークの最大のポイントは、「自分以上に自分の好みを知っている他人」がいることである。自分の好みを時間をかけて構成するのもいいが、自分と同じ興味を持つ他人と出会う力、そう、「セレンディピティ力」のほうが重要でないかと思う。
このStumble! uponによるセレンディピティ型のSNSの特徴は、「人」ありきではなく、「サイト」ありきで「人」が後から付随しているところだ。
また、話題のサイトを集めた海外のサイトのリンクをクリックしてたどるのではなく、ダイレクトにサイトに案内してもらえるところがポイントだ。ダイレクトに五感でウェブを感じることが最も重要なのである。そして、そのサイトは誰かが必ずStumble!しているサイトなので、何らかの理由があってチョイスされている点にも注目したい。
ある意味、目的をしぼった検索ではなく「偶然検索」に近いものである。googleの「I'm Feeling Luckyボタンが永遠に続いていると思っていただければよい。
百聞は一見にしかずだが、アドオンするのが面倒くさい人にはデモモードがある。パラメーターが入力されていないので、好みに合うかどうかは別にして、何をしてもらえるのかが明確にわかる。ネットのサービスは、すぐに会員登録させるではなく、デモモードでまずは体験させるべきである。
デモでは、左上のメニューバーにあたるStumble!を押し続ければよいのだ。
< http://www.stumbleupon.com/demo/
>
実際にインストールすれば、FireFoxのアドオンがそのまま、「ブラウザアプリケーション」になるのである。今後はアプリケーションを立ち上げることなく、またGoogleサイトに行くこともなく使える「ブラウザアプリケーション」というジャンルが、もしかするとブレイクするのかもしれない。グーグルも、もしかすると、この怖さに実は気づいていないのかも?
また、マイクロソフトのライオンさんが寝ていて気づかない間に、FireFoxの狐さんがどれだけこの市場でユーザーを獲得できるかも注目される。
IEでは「アドオン」に失敗するとOSにまで影響を受けるそうだが(要確認)、FireFoxの場合はブラウザのみ再起動でよいからだ。
しかし、すでにStumble! uponは、2007年からめざといeBayの傘下でもあるのがちょっと気にかかる…。
さて、Stumble! uponは、設定がちょいと複雑だけど、やる価値はとってもある。まずは自分の興味のあるジャンル選びから(最初は少なめがポイント)。左のカラムのジャンルから、好みの項目を登録していけばいい。基本はそこまでだ。あくまでも最初は少ないほうがあたりはずれは少ない。
クリックしていくだけで、自分の好みのサイトが続々と登場、それをすぐその場で「I like it!」とブックマーク、そのサイトをブックマークしている人のファンにもなれる。
さらに、その人ともSNS化することによって、あらたな自分の好みのエージェントになってくれる。ブックマークで終わりでなく、ブックマークした人とも交流できたり、サイトについて、ディスカッションできるところもすごいと感じた!
知人でつながる人脈型SNSから、興味から興味でつながるセレンディピティ型SNSへシフトしているのかもしれない。
一応、ここがボクのStumble favorites
< http://knnkanda.stumbleupon.com/favorites/
>
450万人の登録ユーザー(2008年02月現在)がいるが、なぜだか、日本人は非常に少ない。やはり、海外SNSの顔出し系は日本の文化になじまないのだろうか?
KandaNewsNetwork,Inc. < http://www.knn.com/
>
CEO Toshi Kanda mailto:[email protected]
#502 1-4-8 Komaba Meguro Tokyo Japan,153-0041
< http://mixi.jp/show_friend.pl?id=550
>
Mobile 81-90-7889-3604 Phone81-3-5458-6226
- ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代
- 神田 敏晶
- 大和書房 2007-02-23
- おすすめ平均
- 近未来のインターネットに関する考察
- 読んで楽しい本に久しぶりに出会いました
- 業界人なら必読
- ネット世界のファクトを丁寧に拾い、整理し、近未来を洞察する
- Web2.0を俯瞰してこそ知り得るインターネットのあるべき姿
by G-Tools , 2008/02/18