DO NOT PAY FOR JAILBREAK YOUR DEVICE!

最近、『NTTドコモのSIMカードでLTEを使えるようにする』『ソフトバンクやKDDIで月額を払わなくてもテザリングができるように』などのフレーズで『CommCenter* patch』や各種キャリアバンドルをインストールする代行業者があるようで、たいへん多くの「どのような関係性があるのか」「無償で提供しているように見せかけてカネを取るのか」「いくら儲かるのか」といった問い合わせを受けています。

これらの悪質な業者と我々は、いっさい関係がありません。Jailbreakは無償で提供されるべきものであり、これを商用利用すべきものでもありません。 [続きを読む »]


2010年12月12日日曜日

ATOKやiTunesなどがHIToolboxやTSLicenseを原因として死ぬ問題の解消

MacBook Proになってから、ATOK 2010 for Macのプロセスが死んで変換できず、入力ソースのメニュー表示が『..........』になる現象に悩まされていました。

この状態に陥ると、すべてのキー入力が受け付けられなくなり(キー押下時にエラー音あり)、マウス操作で入力ソースをATOK以外に変更するまで何も出来なくなります。

ATOK 2009にダウングレードしても解決せず、ATOK 2008なら問題が起こりません。OSごと再インストールして最小限の環境を構築しても直りません。何が悪いんだろうと思っていたら、思わぬところに原因がありました。

2010年11月29日月曜日

MacBook Proの光学ドライブをHDDへ換装

MacBook Proの光学ドライブは使わないので、取り外してSATA HDDへ換装したのでその手順を記しておきます。筆者はMacBook Pro 13-inch (Mid-2010)への換装実績を元にこのエントリを執筆していますが、Aluminium Unibodyを含むMacBookや15/17 inch MacBook Proでも同様に換装できると思われます。

換装後は、メインドライブIntel X-25M G1 160GB + サブドライブ HGST Travelstar 5K320 320GB 5K500 500GBという構成です。

光学ドライブを取り外してHDDへ換装するためのキットとして、MCE Technologies『OptiBay Hard Drive』などが存在しますが、光学ドライブ自体を再利用(OptiBayにはそのためのUSB接続ケースが付属)する気がないのと、この製品はそもそもほとんど売っていないので、別のアプローチで換装を模索することにしました。

2010年11月15日月曜日

iPhone 4 のリアケースをホワイトケース (380A仕様)へ換装

iPhone 4のリアケース(バックケース)をホワイトのものへ換装しました。

iPhone 2G シルバー/ブラックツートン (を3台乗り継ぐ) → iPhone 3G ホワイト → iPhone 3GS ブラック、と来たので4は背面だけ白が欲しかったのでした。

2010年10月11日月曜日

b-mobileSIM U300を BM-U300-12MSへ更新

limera1nが来てiPhone 4 4.0.2/4.1のjailbreakがやってきて巷は祭ですが、まあさっさとJBは済ませて幸福が実現しているのですが、CommCenter周りのエントリは今まとめている最中なので掲載までもう少しお待ちください。

10/22追記
iOS 4.0.2/4.1での(iPhone用以外の)ソフトバンクSIMの件は、基本的にiOS 4.0.1までと同じ手法で利用可能です。パッチに関しては "commcenter 4.1 patch" などで検索するといいでしょう。

4月に購入したb-mobileSIM U300 6ヶ月パッケージ BM-U300-6MSが期限切れを迎えたので、1年パッケージのBM-U300-12MSへ買い換えました。半年間、外出時のインターネット接続手段としてとても重宝しました。

b-mobileSIM U300

日本通信が10月31日まで『b-mobileWiFiコミコミ月額2,755円 賢約キャンペーン』というキャンペーンを実施しているので、(身の回りの誰かのものだとしても)他の更新に使う予定のないb-mobileWiFi MF30があると実質18ヶ月パッケージになります(※当初は1台のb-mobileWiFiを何度キャンペーン登録に使用しても大丈夫だったのですが、途中で条件が変わって1台あたり1回のみとなりました)。

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2010年10月3日日曜日

TE-382 Bluetooth mini keyboard on Speck Fitted for iPhone 4

『TE-382』というBluetooth対応のミニキーボードがあります。iOS 3.2/4.0からBluetooth HIDプロファイルがサポートされたので、iDevicesでとても楽に入力がこなせるようになります。

このキーボードは、よくあるノーブランドなiPhoneサイズのミニキーボードですが、他のミニキーボードにない特徴として以下のようなものが挙げられます。

  • 独立したMetaキーがある(シルク上では[WIN]キー)
  • 独立したカーソルキーがある
  • 独立した数字キーがある
  • 5段キーになっていて配列が比較的まとも

ただ、少しサイズが大きい(分厚い)です。なので、ここをなんとかしましょうという小改造ネタです。

2010年9月11日土曜日

iPhone 4 で Self-cutted microSIM を使おう!

香港からiPhone 4 (32GB iOS 4.0.2)が届きました。手数料込7万円ジャストでとってもおやすいおもちゃですが、このブログの記事は基本的に〝翻訳を介しても全世界で3人くらいにしか役に立たない記事であること〟が第一のコンセプトなので、どこででも見られそうなつまらないレビューは省きます。

iPhone 4

※ "self-cutted" は勝手に作った造語で、セルフカット以上の意味合いはありません。

iPhone 4におけるSIMカードの〝相性〟について

さて、日本国内で公式に入手できるmicroSIMは、ソフトバンクのiPad/iPhone 4向けmicroSIM(白/黒タイプ)か日本通信のb-microSIM/talking microSIM、ちょっと頑張ってもNTTドコモのFOMAユビキタスモジュール向けのmicroSIMしかありません(※microSIMを使用するFOMAユビキタスモジュールが発表されたのは2010年5月ごろで2010年6月のiPhone 4の発表より早く、一部報道などで言われている〝NTTドコモが日本通信に便宜を図って特別にmicroSIMを用意した〟というのは正しくありません)。

iPhone 4 with docomo self-cutted microSIM

筆者がメインで使用する予定の(すでにカット済みだった)ソフトバンク プリモバイルのUSIMカードはこのiPhone 4で認識できた(※iOS 4.0.2以降かつJailbreak環境でないため、キャリアバンドルの情報が合致せず音声通話以外のネットワークは使用できない)のですが、(ソフトバンク2Gサービス終了に伴って)あとから入手したプリモバイルSIMをmicroSIMサイズにカットしても認識できませんでした。

これは、以前にもセルフカットを推奨する記事を書いてしまった以上、当ブログとして大変由々しき事態です。他にもNTTドコモの複数のFOMAカードや海外事業者のSIMなどをカットしていくうち、以下の推論が立てられました。

2010年8月7日土曜日

iOS 4化されたiPhone 3G/3GSでソフトバンク『プリモバイル』SIMを使う

iOS 4からキャリアバンドルの扱いが変更され、CommCenterが〝署名が必要〟と見なしているキャリアでバンドルに正当な署名が見つからない場合、そのキャリアバンドルを拒否するようになりました。これに伴ってソフトバンクモバイルのUSIMカードでは、署名のあるなしに関わらずAPN情報を含むmobileconfigのインストールも正しく終了しなくなりました(APN情報が使用されない)。

最初からキャリアと紐付いたソフトバンクモバイル版のiPhoneだけ制限してくれればいいのですが、困ったことにこの制限はHNI (=Home Network Identity; MCC+MNC, IMSIの先頭5桁)が〝44020〟であるUSIMカード全体に適用されてしまうので、SIMフリー版のiPhoneでも影響を受けてしまいます。

つまり、iOS 4のiPhoneでは、ソフトバンク『プリモバイル』(白SIM)や通常契約(赤/銀SIM)を利用しようとすると音声通話しか使えないことになります。本来であれば3Gデータ回線を利用しないSMSは通るはずなのですが、ソフトバンクモバイルのキャリアバンドルにはMMS利用に関するフラグが立っているためか、SMSも正常に送達できません。

追記
当記事の記載内容については、当サイトのリポジトリより、CommCenter(Classic)に対するパッチは『CommCenterClassic patch for iOS 5』(※iOS 4.3.3またはiOS 5.0以降対応)を、ソフトバンクモバイル『プリモバイル』に対するキャリアバンドルは『SoftBank JP bundle(p)』を、『新着MMS受信』アプリに対するパッチは『smilehelp patch(p)』をそれぞれ利用すると、より円滑に作業を進めることが可能になると思います。

すでにiOSをJailbreakしていれば、iOS 4.x向けにCommCenterの署名検証ルーチンを回避するパッチが出ていますので、パッチを適用すればダミーの署名を付けたキャリアバンドルを使用させることが出来るようになります。パッチを適用すればAPNが変更できるため、MMSが利用可能になります(通常契約SIMでは3Gデータ通信も利用可能となります)。

以下では、このパッチを使用してソフトバンクモバイル『プリモバイル』のUSIMカードでMMSを送受信するための手順を紹介します。

本稿の目的としては、ソフトバンクモバイルから販売されたiPhone 3G/3GS向けのトピックではなく、あくまでもSIMフリーとして販売された(海外向けの)iPhoneをソフトバンクモバイルのプリペイドSIMで使用する場合の対応策を示すものです。

手順などはおそらくiPhone 4でも同様ですが、筆者はiPhone 4を所持していないので正確には分かりません(発売後の香港がゴタゴタしているのでいつ入手できるのかも分かりません)。

2010年7月21日水曜日

Huawei E585

Huawei E5830の後継とされてはいるものの、出始めたばかりであまり素性の分からないHuawei E585を買いました。

Huawei E585

前回のE5830と同じく、香港経由で3(THREE) UKのSIMフリー版です(初期の言語設定が簡体中文でプリセットAPNも3HKのものでしたが、3UKのモデルのようです)。

W-CDMA 2100MHz対応は確実ですが、結局850MHzへの対応はよく分からなくてNTT docomo FOMAプラスエリアの800MHz対応も不明です(シングルバンドかもしれません)。GSMは900/1800MHz対応のようです。

8/3追記
充電・給電周り、バッテリー稼働時間などの使用感を追記。

2010年6月17日木曜日

Nokia Booklet 3G

Nokia Booklet 3Gを買ってSSDへ換装したので、その記録を書き留めておきます。

Nokia Booklet 3G

ブートスクリーンは画面いっぱいのNokia端末でおなじみのNokiaロゴです。サウンドロゴでないのとアニメーションしないのがとても口惜しい。

OSX86 Snow Leopard with Xcode on Nokia Booklet 3G

Intel Atom Z540 + US15W/GMA500なので、OSX86の夢を見るのが比較的容易です。ただし、ディスクI/O周りが若干怪しくてよく死ぬので、これをもう少しマシな方向で解決できそうであればまた別途記事をまとめようと思います。

2010年6月8日火曜日

SIMカードを切り取ろう! (exchange microSIM card by yourself)

iPadやiPhone 4では今までのSIMカードよりも1サイズ小さい、microSIMカードが採用されます。これは、ほぼ従来のSIMカードの端子部分までサイズを切り詰めたもので、機能的な差異はありません。また、従来のSIMカードも端子以外の部分にチップや配線は入っていません。つまり、うまく自分で切り詰めればmicroSIMカードを作ることが出来るのです。

handmade microSIM

microSIMを従来のSIMカードサイズへ変換するアダプタも出ていますから、旧来の機器で利用できなくなることもありません。

ここでは、日本国内では一般にSIMカードはキャリアから帯出されているものであるという論点は差し置いて、SIMカードをカットする実験をしてみましょう。

2010年5月20日木曜日

Motorola Milestone

WXGAのAndroid端末が増えてきて、QVGAのHTC Magicでは動作検証環境として手狭になってきたので、モダンAndroid OSでの動作検証用としてAndroid端末売れ行きNo.1『DROID』のW-CDMA版『Milestone』を買いました。

Motorola Milestone

DROID/Milestoneは、iPhoneとほぼ同じサイズ(長辺が5mmほど長く、逆に短辺は5mmほど短い、厚みは3G/3GSとほぼ同じ)の筐体に3.7インチ480x854ピクセルのWXGA液晶とシートキーによるスライド式QWERTYキーボードを搭載した、Motorolaの意欲作です。

割と〝尖った〟仕様の端末なので、日本にも個人輸入して利用しているアーリーアダプタの方々がそこそこ見受けられます。先人の方々の記録のおかげで使用感のレビューや環境構築に関する情報源は豊富なのですが、Nexus OneやDesireなどのHTC端末ほど入手性がいいわけでもないため、最近の環境へのフォローアップが日本語文献では存在しないようなので、そういった点を中心にまとめます。

2010年4月8日木曜日

Huawei E5830 + b-mobileSIM U300

Huawei E5830と日本通信『b-mobileSIM U300』を組み合わせた利用を開始しました。

日本通信は、まだ旧DDIポケットのMVNOでPHS回線を利用した定額通信をやっていたころから利用しています。1年間2万円程度ながら、TCP 25/110/8080しか空いていない、しかもhttp/https通信は固定プロキシを介してテキストのみしか送受信できない(画像不可!)『U-MAIL』でバイナリデータをやりとりするためのあれこれなども書いて使っていました。

今回、日本通信が4月5日から販売を始めた『b-mobileSIM U300』は、最大300kbps程度という速度制限付きながらもNTTドコモ FOMA網のMVNOで(最大)1年間、月2500円程度のランニングコストで定額通信を実現したプリペイド方式の通信パッケージです。