荻窪3丁目の商店街
荻窪3丁目は、基本的には1種低層住宅専用地域で、店舗を開くことができません。しかし、その周囲の道路に関しては、昔からいくつかの商店街が存在しています。
1.西田商店会
3丁目の西側。2丁目との境界。美容院、八百屋がある。道の反対側の2丁目側(都営住宅側)にはそば屋、パン屋、豆腐屋、肉屋、飲み屋、酒屋などがある。かなり衰退し、店舗の閉鎖が相次ぐ。
2.団地南側
西田端橋から団地南東の角まで。3丁目側では西田端橋と交番の間にクリーニング屋、パン屋(Zermatt。後日詳しく紹介予定)がある。道の反対側(1丁目側)には、コンビニ、小型食品スーパー、惣菜屋、クリーニング屋、薬屋、喫茶店、床屋、そば屋(タクシー運転手御用達)、そして先日紹介したタータン珈琲。パン屋、小型食品スーパー、そば屋、タータン(但し来客は少ない)、床屋はそれなりに繁盛。この商店街は日曜日休業。小型食品スーパーの日曜休業は、近所には「不便」と評判悪い。団地建替による住民減の影響を受けているのではないか。団地の立替計画の中で、この商店街を活性化させることを目標としているような記載があるが、具体的には全く不明。1丁目側は、杉並南部土地区画整理事業施行区域に指定されています。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/library.asp?genre=431111
3.成宗商店街
昔からある田端村と成宗村の境界道路にある商店街。3丁目側には、八百屋、豆腐屋、肉屋、米屋がある。反対側(成田東5丁目側)には、美容院、パン屋がある。これも非常に寂れた商店街ではあるが、商品はそれなりにそろっている。近所で便利なので、特徴(こだわり)を出して、もう少し活気が出てほしい商店街である。
4.青梅街道、旧青梅街道沿い
ここは、コンビニや飲食店(牛丼屋)、変り種では米軍使用品の店などが存在する。3丁目ではあるが、他とはかなり雰囲気が異なり、駅前の延長である。
5.その他
その他に商店街はないが、飲食店や旅館が存在する。旅館は言うまでもなく西郊旅館。飲食店は、西郊旅館の向かい側の4丁目に、自然食の飲食店が2つ並んでいる。1つは荻窪でも有名な「すみれや」、もう一つが、前にも紹介した有機野菜発芽玄米の「Chant(チャント)」である。どちらも自然食レストランガイドに登場するが、性格は正反対らしい。こんなところに2件並んでいるなど、さすが荻窪である。
さて、思わぬ穴場が図書館内の食堂である。周囲道路以外の飲食店は、これだけである。また、医者が点在する。荻窪団地東側にある小児科、北側にある内科、歯科、西郊旅館の近くにある皮膚科、内科である。銭湯は青梅街道近くの荻窪湯。
6.自動販売機
自動販売機の設置台数の少なさも特筆すべきである。青梅街道沿いを除けば、団地の北側駐車場に数台、東側アパート前に1台、大田黒公園東側地区のかなり奥まったところにポツポツと数台あるだけであり、探すのに大変苦労する。商店街にある自動販売機もなぜか3丁目側ではなく、反対側にある。
7.コンビニ
青梅街道沿いにしかない。100円ローソンとファミマ。以前は西田商店会にファミマがあったが、昨年夏に閉鎖。南の方は1丁目の西田端橋付近ファミマしかないという、コンビニ空白地域である。
このように、3丁目自体にはほとんど買い物ができるところがない。駅前か環八沿いのOKストアー、車があれば高井戸のサミットやオリムピックに行くことになるでしょう。また、場所によっては南阿佐ヶ谷もしくはパールセンターも良いかもしれない。移動手段をもたないお年寄りには少々厳しいかもしれません。周辺商店街の活性化を望みたいものです。
なお、団地建替えの際に、何らかの商業設備をという意見も出されているようですが、道路のことを考えるとあまり期待できません。
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