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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MS、Officeファイルをオンラインで共有できる「Office Live Workspace」

Microsoft Office Live Workspace
 マイクロソフトは、Microsoft Office向けのオンラインストレージサービス「Microsoft Office Live Workspace」のベータ版を5月23日に公開する。利用は無料。

 Office Live Workspaceは、Officeのドキュメントファイルをオンライン上に保存し、多数のユーザーでの共有も可能とするストレージサービス。Windows SharePoint Servicesをベースとしたサービスで、同社によれば小規模事業所や個人事業者向けサービス「Microsoft Office Live Small Business」と比較して、Office Live Workspaceは個人も含めたすべてのOfficeユーザーを対象としたサービスと位置づけている。なお、米国では既にベータ版を公開しており、数十万のユーザーがベータ版に参加しているという。

 Office Live Workspaceでは1ユーザーにつき500MBのストレージが付与され、1ファイルにつき25MBまでのWord、Excel、PowerPointファイルをアップロードできる。このほか、画像ファイルやPDFにも対応しているが、EXEファイルなどセキュリティ上の問題を起こす可能性のあるファイルはアップロードできない。また、Forefront Security for SharePointによるウイルス対策機能も標準で用意する。


Office Live Workspaceの対象ユーザー Office Live Workspaceの概要

 アップロードしたファイルは、Webブラウザ上でHTML形式で自動変換された状態でプレビューできるほか、ファイルに対するコメント投稿も可能。また、ファイルのリストやファイルに関するノートの作成もWebブラウザ上で利用可能で、ExcelやOutlookへのエクスポートにも対応している。

 このほかのOffice連携機能では、OfficeアドオンをインストールすることでOffice XP/2007/2003から直接Office Live Workspaceに保存されているファイルの編集や保存が可能。また、Office 2007/2003ではOutlookの「連絡先」「仕事」「予定表」の同期もできる。

 共有機能では、共有したいユーザーのメールアドレスを登録することでユーザーを招待可能で、100ユーザーまで登録できる。また、ユーザーごとに編集・閲覧などの権限付与も可能だ。このほか、ファイルのチェックイン/チェックアウト機能、自動で1段階、手動で8段階までファイルのバックアップ/復元ができる「バージョン管理機能」、ファイルが変更された際に通知する機能、SharedViewを利用した複数メンバーによるリアルタイムな編集機能、などを用意する。


WordファイルをOffice Live Workspaceでプレビュー表示したイメージ WordからOffice Live Workspaceにファイルを保存するイメージ

 Office Live Workspaceの対応OSは、Windows Vista/XP/Server 2003、Mac OS X 10.2.x~。対応ブラウザはInternet Explorer 6.0~、Firefox 2.0~で、FirefoxとMac OSの併用でMacにも対応する。対応するOfficeは、Office XP/2007/2003で、Office for Macは非対応だ。なお、Office Live WorkspaceはOfficeがインストールされていないPCでも利用できる。


Office Live Workspaceの主な機能 Office Live Workspaceの必要システム

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3443

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(大久保有規彦)
2008/05/23 14:11


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