先日友人ら数人と酒を酌み交わしていたところ、その内の一人の大沢たかおファンが「最近彼の出てる映画ってなんだか･･･」と藪から棒に言い出したのでドキッとした。しかし彼女が言ってるのはあくまで否定的なニュアンスで、「つまらない映画ばかり出てる」とのこと。三代目就任以後、大沢たかおが出ている映画は軒並み素晴らしいと妄信している僕などは、やはり古参との深い断絶を感ぜずにおれなかった。 『劔岳　点の記』。久しぶりに映画を観たなという気がした。本当に久しぶりに映画を観たのだから仕方がない。『八甲田山』をスクリーンで鑑賞できなかったことを悔いる必要はもうないのだと木村大作だ言っている、圧倒的な日本映画だった。先刻まで『おっぱいバレー』で「ナイスおっぱい」と言っていた仲村トオルが日本山岳会という謀本部陸地測量部の好敵手をクールに演じている。なんだこの俳優は。なんかスゴいかもしれないぞと思った。でも、 でも

吉本興業が主催する「沖縄国際映画祭」が１９日、沖縄県北谷町アメリカンビレッジで開幕した。「おっぱいバレー」（４月１８日公開）に主演した綾瀬はるか（２３）、紀里谷和明監督（４０）の「ＧＯＥＭＯＮ」（５月１日公開）に出演した大沢たかお（４１）らがレッドカーペットや舞台あいさつに登場。また、漫才コンビ「ダウンタウン」の松本人志（４５）の第２回監督作品「しんぼる」（今秋公開予定）の製作会見を行い“世界制覇”を宣言するなど、華やかなスタートをきった。２２日までの期間中、約１５０作品が上映される。 ◇　　◇ お笑い界の鬼才が、いよいよ本気で世界に照準を定めた。前作「大日本人」に続く第２回監督作品「しんぼる」の製作会見で、松本は「今回は、最初から世界を考えて作りました」と明言。今度は世界規模の公開、国際映画賞などの獲得も狙う構えだ。 「大日本人」は２００７年の「カンヌ国際映画祭」で監督週間招待作品

吉本興業などが主催する「第１回沖縄国際映画祭」が１９日、沖縄県北谷町の「アメリカンビレッジ」などで始まった。開幕式典に続き特別招待作品「ＧＯＥＭＯＮ」（５月１日公開）、「おっぱいバレー」（４月１８日公開）を上映。それぞれに出演した俳優の大沢たかお（４１）、女優の綾瀬はるか（２３）が舞台あいさつに登場し、華やかな幕開けとなった。映画祭は２２日まで開催。 最高気温２５度、夏本番を思わせる沖縄のビーチに“黒服軍団”が乗り込んできた。大沢をはじめ、共演の「ガレッジセール」ゴリ（３６）、紀里谷和明監督（４０）ら「ＧＯＥＭＯＮ」の一行は、オープニングセレモニーにダークスーツで登場。北谷町のサンセットビーチに、青い海に向かって敷かれたレッドカーペットをウオーキング。両サイドを囲んだ来場者からは「たかお〜っ！」「ゴリ！」など黄色い声援がとんだ。 戦国時代に大暴れした盗賊、石川五右衛門（江口洋介）を最新

Mayu Tsuruta Takao Ohosawa