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漫画家の山岸涼子さんが、チェルノブイリ原子力発電所の事故後に原発の是非を問うた作品「パエトーン」... 漫画家の山岸涼子さんが、チェルノブイリ原子力発電所の事故後に原発の是非を問うた作品「パエトーン」を、電子書籍の形で無料公開している。福島の原発事故直後、ネット上で話題になったのがきっかけ。先月25日の公開以来、15万回以上読まれている。 チェルノブイリ事故から2年後の1988年に発表した。ギリシャ神話に出てくる高慢な少年パエトーンは、太陽神の日輪の馬車を暴走させ、あわや地球を焼き尽くしそうになる。 作品はこのパエトーンを、原子力を制御できると信じる人間に重ねて描く。さらに原発の仕組みや日本の原発分布、日本で事故が起きた場合の影響などを、図入りで説明している。 公開した潮出版社によると、福島の事故直後、ネット上で「まさにパエトーンの状態だ」と話題になり、山岸さんに知らせると、「ぜひ無料公開したい」と返事があったという。 チェルノブイリ事故後、山岸さんは原発について本で学び、「今、日本
2011/04/16 リンク