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今週のお題「名作」 「赤毛のアン」シリーズとか言いたいところだが、有名すぎるので、10年くらい前に私... 今週のお題「名作」 「赤毛のアン」シリーズとか言いたいところだが、有名すぎるので、10年くらい前に私がとてもはまって夢中で読んだ本をご紹介。 「みおつくし料理帖」全10巻 髙田 郁 時代は江戸時代、料理人「澪(みお)」の成長物語であり、野江ちゃんとの友情物語でもある。 愛と恋もちゃんとある。 次々と事件が起こるが義理と人情で解決していくのが、膝を打ちたくなるほど実に「あっぱれ」。 江戸時代なので、人権などないので理不尽で悔しいことも多く、主人公におおいに感情移入し、泣いたり笑ったりする。 本当に号泣する。(涙ぼろぼろ間違いなし) 料理人としての成長も見どころで、「赤毛のアン」とも共通するが、まあおいしそうな料理の描写がそれはそれは見事で、なんとしても食べたくなる。 ※巻末には作品中登場した簡単な料理レシピも載っている そして、ラストがすごい。 澪ちゃんには絶対にやりとげたい無謀ともいえる
2024/05/11 リンク