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[ミズーラ(米モンタナ州) 30日 ロイター] 米国で大ベストセラーとなった実話とされる「スリー... [ミズーラ(米モンタナ州) 30日 ロイター] 米国で大ベストセラーとなった実話とされる「スリー・カップス・オブ・ティー」をめぐり、その内容がでっち上げで詐欺に当たるとして著者らが訴えられた集団訴訟で、モンタナ州地裁は30日、原告側の主張が曖昧だとして訴えを棄却した。 この本は、著者のグレッグ・モーテンソン氏が自身の体験を基に、パキスタンとアフガニスタンの少女たちのために学校を建設する活動などを描いている。同著は4年間にわたり、米紙ニューヨーク・タイムズのノンフィクション部門のベストセラーリストに入るほどの人気となった。 しかし、米CBSの人気報道番組「60ミニッツ」が、同著に描かれている事実の信ぴょう性について批判的に報道。こうした中、原告らが昨年5月、モーテンソン氏や共同執筆者、出版社、同氏が設立した非営利団体が「疑うことを知らない個人に本の購入と寄付をさせる」目的で話をでっち上げたの