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あらゆる生命に共通する法則を求めて 姫岡優介(27)。 姫岡の研究対象は「生物」だ。だが、5月に彼の研... あらゆる生命に共通する法則を求めて 姫岡優介(27)。 姫岡の研究対象は「生物」だ。だが、5月に彼の研究室を訪ねると、そこには試験管も実験動物も見当たらず、姫岡自身はノート代わりのタブレットで、数式と格闘していた。「僕が専攻する『普遍生物学』は、生まれたばかりで大きな可能性が広がる『ブルーオーシャン』。やりたいことが山ほどある」 現代の主流である分子生物学は、再生医療など大きな成果を上げてきた。しかし、生物の中で起きる化学反応は極めて複雑で、調べてもきりがない。「生命の謎が分かった!」という実感を得るには、複雑さの背後に存在する「生命現象の法則」を、物理学や数学を駆使して追う方が有効ではないか。 普遍生物学は、そんな問題意識から生まれた。姫岡の恩師、東京大学大学院教授の金子邦彦(61)によれば、目標は「地球外生命にも当てはまるほどの普遍性を持つ、生命理論の構築」だ。 「天才」アインシュタイ
2021/01/07 リンク