続々と、採決のニュースが各社ネット版で報道されています(18時、中央日報を追加)。
北海道新聞、東京新聞、中日新聞、河北新報ニュース、47ニュースが、ワシントン30日共同のニュースで同じ。中国新聞だけ、同じ共同の配信ながら少し詳細。
中国新聞'07/7/31より、「
米下院が慰安婦決議を可決 本会議で初、公式謝罪要求」
報道内容は
・「慰安婦」問題をめぐる決議が、本会議で可決されたのは初。
・法的拘束力のない決議だが、最重要同盟国である米国の議会で、直接非難する決議の可決で両国関係に悪影響の懸念。
・参院選で惨敗したばかりの安倍晋三政権にとっては採決回避を働き掛けてきただけに手痛い失点。
・日本の保守層からの反発が予想される。
・採決は発声方式で行われ、本会議場内にいた議員から異議が出ず、可決。
・決議は、日本政府に対し「慰安婦」問題における歴史的責任を認めて正式に謝罪するよう要求。謝罪は、首相声明の形態をとるよう強く促している。
・旧日本軍のための人身売買はなかったとの主張を容認せず、国際社会の声に耳を傾けるよう求めている。
・決議は、米社会が重視する人権問題として受け止められ、下院議長ら多くの議員が賛同。
・日本での反響が大きかったことから、多数派の民主党指導部が日本の政局に与える影響を考慮。参院選が終わってからの採決となった。
・決議の本会議可決については、共和党議員を中心に、日米関係への悪影響を懸念する声も強い。
・31日の外交委員会では、日本が対テロ戦に貢献してきたことを評価する決議案が採決される見通し。
時事通信2007/07/31-05:02では、「
慰安婦決議を初採択=日本に謝罪要求、安倍政権に打撃-米下院」ごく短い報道で、共同通信に追加する情報は無し。
毎日新聞2007年7月31日11時06分では、「
慰安婦問題:米下院が対日謝罪要求決議を採択」
共同通信報道内容に加えて(強調は引用者による)、
・決議は発声投票により圧倒的賛成多数と認められた。
・採決に先立つ討論でラントス下院外交委員長(民主)は「日本政府が明確な謝罪を拒んでいることに、日米関係を重視するすべての人が困惑している。
日本国内で続く歴史をねじ曲げようとする試みはとても不愉快だ」と批判した。
・(決議は)旧日本軍が若い女性を「慰安婦という性奴隷制」のもとに強要したと非難し、日本政府に「明瞭(めいりょう)かつ明確な方法での公式謝罪」などを要求している。
・
日本政府は「決議は
客観的な事実に基づいておらず、日米関係に悪影響を与える」と採決しないよう
繰り返し要請。
・日系のダニエル・イノウエ上院議員(民主)も「94年以来、歴代首相が謝罪してきた」と決議に反論する声明を上院に提出している。
・与党・共和党を中心に慰安婦決議が日米関係に悪影響を及ぼすことを懸念する見方も強く、31日の外交委員会ではブッシュ政権が主導する「対テロ戦争」への日本の貢献を評価する決議案が採択される見通しだ。
・米議会では過去に慰安婦決議が4回提出されたが、本会議の採決には至らなかった。
…日本政府が「客観的事実に基づいていない」として非採択を要請していたのなら、とてもマズイというか、ラントスさんの批判の矛先には日本政府が含まれるって事になりますが…。中央日報では、「
米下院『慰安婦決議案』満場一致で可決」
共同通信報道内容に加えて(強調は引用者による、なお、誤字はそのままで修正していません…笑)、
・慰安婦決議案は1997年以来、10年間6回や下院に提出されたが、日本の強いロビーで全体会議には上程さえできなかった。
・下院全体会議はこの日午後3時13分ごろ、決議案に対する賛否を問う形式の表決を通じて決議案を通過させた。全体会議では「反対見解があるのか」という問いに誰も答えなかった。
・表決に先立ってトム・ラントス下院外交委員長は決議案に対する初支持発言を通じて「どんな国でも過去を無視することはできない。ドイツは第2次大戦後過去を反省する正しい選択をしが、
日本は歴史的忘却をけしかける態度を見せた」と指摘した。「
日本軍の慰安婦たちが強圧なしに自発的に売春行為をした」という日本側の主張に対し「
強制婦女暴行(rape)という単語の意味を知らない強弁」だと批判した。また
日本の一部議員たちがワシントンポストに出した広告を通じ「慰安婦たちが当時、自発的に売春行為をした」と主張したのに対し「怒りを覚えること」とし「下院が決議案を支持してください」と言った。
・ホンダ議員は「歴史的過ちに対する和解の初歩は傷の治癒」とし「日本政府は慰安婦の苦痛に対し、明白に公式的に謝るべきだ」と強調した。ホンダ議員は下院東アジア太平洋小委員会で証言した慰安婦出身イ・ヨンスさんらの勇気に敬意を表した。
・日本政府はこれまで「慰安婦強制動員はなかった」とし、ロビー会社などを通じて決議案通過阻止ロビーをしたが、むしろ
米議会の反発を買っただけだった。
・日本の一部教科書が慰安婦動員と日本の戦争犯罪を縮小しようとしていると指摘した。
・決議案は、法的拘束力はないが
過去を歪曲してきた日本政府の無責任な態度を国際社会に喚起することであり、意味が大きいというのが米議会関係者たちの評価だ。
読売新聞7月31日11時23分では、『
「従軍慰安婦」で日本に公式謝罪要求、米下院が初の決議』
上述の報道内容にかぶるものの、すこし目新しい内容あるいは表現が興味深かった記述として(強調は引用者による)、
・決議に法的拘束力はないが、安倍首相にとっては参院選での与党惨敗に続き、外交上の痛手が重なった。
・決議は、1930年代から第2次大戦にかけて、旧日本軍が若い女性を「性的奴隷」にした「慰安婦制度」について、「20世紀最大の人身売買事件の1つ」と位置づけた上で、日本政府に公式かつ明確な謝罪や、歴史教育の徹底などを要求している。
・この日の決議は、手続きを簡略化し、下院(定数435)の
定足数(218)未満でも審議できる「議事規則の適用停止」が適用された。
実際に出席した議員は数人で、発声による投票で
異議は出されず、議長が可決と認定した。
・31日には、日本のイラクやインド洋での国際貢献を評価し、日本が「米国にとって最も信頼できる安全保障上のパートナー」であることを確認するジム・サックストン議員(共和党)提出の別の決議案を下院外交委員会で採択する予定で、日本に一定の配慮を示した。
…定足数未満で審議され、異議無しの声がかからなかったぐらいで(笑)可決になったんだから、「無かった」派の皆様は「河野談話撤回署名」なんて騒がないで気にしないことにしたらどうでしょ?Sankei WEB 2007/07/31 09:15では、「
慰安婦決議案採択 米下院」
産経仕様の記述として(強調は引用者による)、
・米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。
・共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、
決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。
・発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。
・ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。
共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。
・
反対演説はなかった。
・ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。
・慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。
・ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、
日米政府間では事実上解決済みとなっている。
・下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。
ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。
慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。
…日米政府間では決着済みと、産経さんは述べてらっしゃいます。
ラントスさんやホンダさんは、「慰安婦」決議で日本非難をしたから、バランスをとるために、別の決議で日本に謝意を表すんだそうです。へーえ…。…読売と産経って面白ーい。
ところで。
今まで、私自身、この決議についてあまり意識せずに単語を使っていたものの、、、「非難決議」と表現するのは産経ぐらいで、他社は大抵「謝罪要求決議」と表現しているようですね。決議の受け取り方を示すようで興味深いことに気づきました。
あ。
朝日を綺麗さっぱり忘れていました(笑)。
asahi.com 2007年07月31日09時11分より、「
米下院が従軍慰安婦決議を採択」
・民主党主導の議会で安倍首相の発言に対する反発が広がり、初めて本会議で採択。
・訪米の際に米議会幹部に直接説明し、「理解していただいた」とする首相にとって更なる痛手になりそうだ。
・本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれたことから、今回の採決は発声投票で行われた。
・出席議員から異議は出なかった。
・日本政府は「これまで謝罪しており、決議案は不必要で、事実と異なる」と訴えた。
・だが、安倍首相は3月1日、軍当局の関与と「強制性」を認めた93年の「河野官房長官談話」に関連して「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実ではないか。定義が変わったことを前提に考えなければならない」と発言。
・自民党内に河野談話を見直す動きがあることと併せて、安倍首相発言は、従来の日本政府の謝罪に留保をつけて修正しようとすると受け取られた。
・ワシントン・ポストに、決議案は「現実の意図的な歪曲」とする意見広告が出、議会内の反発が再燃。
・ホンダ議員は決議採択後に議会内で会見し「決議は日本の人々を責めているのではない。日本政府の過去に対する姿勢の問題。安倍首相が私たちの言葉に耳を傾けることを期待している」と語った。
・下院指導部は参院選への影響を避けるため、本会議採決を選挙後に先送りし、日程の公表も投開票後にするなど配慮を見せていた。
そして、塩崎官房長官が31日午前の記者会見で、「
4月の安倍首相の米国訪問の際にも自らの考えを明確に伝えてきた。それにもかかわらず今回採択されたことは残念なことだ」と述べた模様。明確に伝えた(?)安倍首相の考えがまずかった可能性は考慮しなくていいのでしょうか?
時事通信2007/07/31-05:02では、「
慰安婦決議を初採択=日本に謝罪要求、安倍政権に打撃-米下院」ごく短い報道で、共同通信に追加する情報は無し。
毎日新聞2007年7月31日11時06分では、「
慰安婦問題:米下院が対日謝罪要求決議を採択」
共同通信報道内容に加えて(強調は引用者による)、
・決議は発声投票により圧倒的賛成多数と認められた。
・採決に先立つ討論でラントス下院外交委員長(民主)は「日本政府が明確な謝罪を拒んでいることに、日米関係を重視するすべての人が困惑している。
日本国内で続く歴史をねじ曲げようとする試みはとても不愉快だ」と批判した。
・(決議は)旧日本軍が若い女性を「慰安婦という性奴隷制」のもとに強要したと非難し、日本政府に「明瞭(めいりょう)かつ明確な方法での公式謝罪」などを要求している。
・
日本政府は「決議は
客観的な事実に基づいておらず、日米関係に悪影響を与える」と採決しないよう
繰り返し要請。
・日系のダニエル・イノウエ上院議員(民主)も「94年以来、歴代首相が謝罪してきた」と決議に反論する声明を上院に提出している。
・与党・共和党を中心に慰安婦決議が日米関係に悪影響を及ぼすことを懸念する見方も強く、31日の外交委員会ではブッシュ政権が主導する「対テロ戦争」への日本の貢献を評価する決議案が採択される見通しだ。
・米議会では過去に慰安婦決議が4回提出されたが、本会議の採決には至らなかった。
…日本政府が「客観的事実に基づいていない」として非採択を要請していたのなら、とてもマズイというか、ラントスさんの批判の矛先には日本政府が含まれるって事になりますが…。中央日報では、「
米下院『慰安婦決議案』満場一致で可決」
共同通信報道内容に加えて(強調は引用者による、なお、誤字はそのままで修正していません…笑)、
・慰安婦決議案は1997年以来、10年間6回や下院に提出されたが、日本の強いロビーで全体会議には上程さえできなかった。
・下院全体会議はこの日午後3時13分ごろ、決議案に対する賛否を問う形式の表決を通じて決議案を通過させた。全体会議では「反対見解があるのか」という問いに誰も答えなかった。
・表決に先立ってトム・ラントス下院外交委員長は決議案に対する初支持発言を通じて「どんな国でも過去を無視することはできない。ドイツは第2次大戦後過去を反省する正しい選択をしが、
日本は歴史的忘却をけしかける態度を見せた」と指摘した。「
日本軍の慰安婦たちが強圧なしに自発的に売春行為をした」という日本側の主張に対し「
強制婦女暴行(rape)という単語の意味を知らない強弁」だと批判した。また
日本の一部議員たちがワシントンポストに出した広告を通じ「慰安婦たちが当時、自発的に売春行為をした」と主張したのに対し「怒りを覚えること」とし「下院が決議案を支持してください」と言った。
・ホンダ議員は「歴史的過ちに対する和解の初歩は傷の治癒」とし「日本政府は慰安婦の苦痛に対し、明白に公式的に謝るべきだ」と強調した。ホンダ議員は下院東アジア太平洋小委員会で証言した慰安婦出身イ・ヨンスさんらの勇気に敬意を表した。
・日本政府はこれまで「慰安婦強制動員はなかった」とし、ロビー会社などを通じて決議案通過阻止ロビーをしたが、むしろ
米議会の反発を買っただけだった。
・日本の一部教科書が慰安婦動員と日本の戦争犯罪を縮小しようとしていると指摘した。
・決議案は、法的拘束力はないが
過去を歪曲してきた日本政府の無責任な態度を国際社会に喚起することであり、意味が大きいというのが米議会関係者たちの評価だ。
読売新聞7月31日11時23分では、『
「従軍慰安婦」で日本に公式謝罪要求、米下院が初の決議』
上述の報道内容にかぶるものの、すこし目新しい内容あるいは表現が興味深かった記述として(強調は引用者による)、
・決議に法的拘束力はないが、安倍首相にとっては参院選での与党惨敗に続き、外交上の痛手が重なった。
・決議は、1930年代から第2次大戦にかけて、旧日本軍が若い女性を「性的奴隷」にした「慰安婦制度」について、「20世紀最大の人身売買事件の1つ」と位置づけた上で、日本政府に公式かつ明確な謝罪や、歴史教育の徹底などを要求している。
・この日の決議は、手続きを簡略化し、下院(定数435)の
定足数(218)未満でも審議できる「議事規則の適用停止」が適用された。
実際に出席した議員は数人で、発声による投票で
異議は出されず、議長が可決と認定した。
・31日には、日本のイラクやインド洋での国際貢献を評価し、日本が「米国にとって最も信頼できる安全保障上のパートナー」であることを確認するジム・サックストン議員(共和党)提出の別の決議案を下院外交委員会で採択する予定で、日本に一定の配慮を示した。
…定足数未満で審議され、異議無しの声がかからなかったぐらいで(笑)可決になったんだから、「無かった」派の皆様は「河野談話撤回署名」なんて騒がないで気にしないことにしたらどうでしょ?Sankei WEB 2007/07/31 09:15では、「
慰安婦決議案採択 米下院」
産経仕様の記述として(強調は引用者による)、
・米下院は30日の本会議で、慰安婦問題に関する対日非難決議案を採択した。
・共同提案者は下院議員総数435人のうち167人に上ったものの、
決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度。
・発声による投票の結果、出席者から異論は出なかったため採択された。
・ラントス外交委員長(民主党)が趣旨説明を行った後、決議提案者のホンダ下院議員(民主)らが演説した。
共和党からもロスレイティネン外交委筆頭理事らが賛成演説を行った。
・
反対演説はなかった。
・ホンダ議員は採択後の記者会見で、「決議は日本政府に対し、公式で明確な謝罪を慰安婦に行うよう求める強いメッセージだ」と述べ、日本政府の公式謝罪を求めた。
・慰安婦問題をめぐっては、安倍晋三首相が4月末に訪米した際、ペロシ議長ら議会指導者との会談で、「人間として首相として心から同情している。そういう状況に置かれたことに申し訳ない思いだ」と語った。
・ブッシュ大統領は首脳会談後の共同記者会見で、「首相の謝罪を受け入れる」と首相の対応に理解を示しており、
日米政府間では事実上解決済みとなっている。
・下院外交委員会は31日、アジア・太平洋地域の安定強化や、テロとの戦いにおける日本の役割について謝意を示す決議案を採決する。
ラントス委員長やホンダ議員も共同提案者となっている。
慰安婦決議で日本非難をしたため、日本への謝意を示すことでバランスをとるねらいがあるとみられる。
…日米政府間では決着済みと、産経さんは述べてらっしゃいます。
ラントスさんやホンダさんは、「慰安婦」決議で日本非難をしたから、バランスをとるために、別の決議で日本に謝意を表すんだそうです。へーえ…。…読売と産経って面白ーい。
ところで。
今まで、私自身、この決議についてあまり意識せずに単語を使っていたものの、、、「非難決議」と表現するのは産経ぐらいで、他社は大抵「謝罪要求決議」と表現しているようですね。決議の受け取り方を示すようで興味深いことに気づきました。
あ。
朝日を綺麗さっぱり忘れていました(笑)。
asahi.com 2007年07月31日09時11分より、「
米下院が従軍慰安婦決議を採択」
・民主党主導の議会で安倍首相の発言に対する反発が広がり、初めて本会議で採択。
・訪米の際に米議会幹部に直接説明し、「理解していただいた」とする首相にとって更なる痛手になりそうだ。
・本会議でも3分の2以上の賛成が見込まれたことから、今回の採決は発声投票で行われた。
・出席議員から異議は出なかった。
・日本政府は「これまで謝罪しており、決議案は不必要で、事実と異なる」と訴えた。
・だが、安倍首相は3月1日、軍当局の関与と「強制性」を認めた93年の「河野官房長官談話」に関連して「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実ではないか。定義が変わったことを前提に考えなければならない」と発言。
・自民党内に河野談話を見直す動きがあることと併せて、安倍首相発言は、従来の日本政府の謝罪に留保をつけて修正しようとすると受け取られた。
・ワシントン・ポストに、決議案は「現実の意図的な歪曲」とする意見広告が出、議会内の反発が再燃。
・ホンダ議員は決議採択後に議会内で会見し「決議は日本の人々を責めているのではない。日本政府の過去に対する姿勢の問題。安倍首相が私たちの言葉に耳を傾けることを期待している」と語った。
・下院指導部は参院選への影響を避けるため、本会議採決を選挙後に先送りし、日程の公表も投開票後にするなど配慮を見せていた。
そして、塩崎官房長官が31日午前の記者会見で、「
4月の安倍首相の米国訪問の際にも自らの考えを明確に伝えてきた。それにもかかわらず今回採択されたことは残念なことだ」と述べた模様。明確に伝えた(?)安倍首相の考えがまずかった可能性は考慮しなくていいのでしょうか?
No. 1626
わずか10人で従軍慰安婦決議案を採択した米下院について
http://okwave.jp/qa3215536.html No. 1628
>2007/08/02 17:45 のコメント提供者様
どうもありがとうございます。
http://okwave.jp/qa3215536.htmlから、メモ↓
今次の決議案の共同提案者は、下院議員総数435人のうち167人に上り、その人たちは当然決議案に賛成です。一方、決議案反対の意向を明らかにした議員は、わずかしかいませんでした。(中略)167人にも反対派にも入ってない議員は、この決議案にあまり関心がないと思われます。(中略)仮に記録投票が行われていたら、出席するのは「共同提案した以上、責任がある167人」+「少人数の反対派」+「人数合わせのためのその他議員」などで、定足数(218人?)をあまり超えなかった可能性があります。そうすると、(定足数を満たした上で)圧倒的多数で可決という形になり、
日本はなおさら晒し者になったはずです。
それが分かっているから、反対派議員は採決に欠席し、賛成派議員もごく一部しか出席せず、発声投票でよしとしたのでしょう。可決自体が日本にとって痛手なのですから、傷口に塩を塗るようなことは避けようという、大人の心遣いとも考えられます。それに気付かないのは子供でしょう。
しかし、大半の日本人は米国議会の慣行など知りません。「決議案が採決された際に本会議場にいたのは、わずか10人程度」という産経の記事を読むと、「何だ、そんなことで可決したって言ってるわけ?」と感じる人も出てきます。また、読売も同様の記事を書いています。(中略)
出席議員が「10人程度」(産経)、または「数人」(読売)だったのは事実でしょうが、それを解説なしで報じると、印象操作に利用できてしまうわけです。実際、まんまと引っかかったあげく、朝日に因縁を付けている人までいます。(後略)
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