一人っ子生活を満喫していたお嬢だった。
手前の白い塊は猫じゃら そんなお嬢様に災難が降りかかったのは、まだ毛布を使うこともあるぐらいの気候のある日だった。「何か」が、おうちに出現したのだ。
キャットタワー根元のシェルター とりあえず、隠れ家に逃げ込んで、未知の危険が去るのを待つ作戦に出たのだが…。その未知の「何か」は去る様子がなかった。
「『それ』は何?」と睨み付けてみる 危険が懸念される未知の「何か」ではあったが、それが積極的にお嬢にゃんに危害を加えてくる様子はなかった。だから、とりあえず隠れ家から出てきてはみたが、落ち着かないことには変わりない。
…やっぱり怖い おうちの人が、大丈夫だよ、怖くないよ?と声をかけてくるが、「それ」は部屋中を歩き回っている。お嬢にしてみれば一体何がどう大丈夫なのか小一時間説明してくれ的な気分だったろう。
「コイツなにさらしとんねん」 しかも、あろうことか「それ」は、おうちの人の膝に陣取ってでかい顔をして寝始めた。いっぺんシバいたるといわんばかりの表情で、猫パンチを構えながらすり足で近寄ってくる猫というのはすごみがあるものである。視線の先にいるのが自分ではなくとも。
| さすがに、お嬢にゃんが猫パンチするに任せるわけにも行かない。「お嬢?」声をかけると、非常に頭の良い彼女のこと、口調に含まれた意味を即座に了解してくれた。面白くなさそうな顔をして引き返していく。 |
でもやっぱり釈然としない だいたい2ー3mほど離れた場所で、「それ」とおうちの人を見守るのが、しばらくの間の彼女の日課となった。
「なにさらす?」 たまに、「それ」が彼女の横をすり抜ける。お嬢は、おうちの人の希望を容れて、自分から「それ」に何かしに行くのはやめたが、「それ」が勝手に近寄ってくるのは当然に面白くないのだ。
だが…。
「なんかやっとる」 「それ」はしきりと猫じゃらでおうちの人と遊んでいる。猫じゃら大好きなお嬢のこと、近寄って行くと、おうちの人が「一緒に遊ぼ」と、お嬢に猫じゃらを振る。手を出すと「それ」が割り込んでくるので遊び損ねるのではあるが、、、「それ」はお嬢自身と同じく猫じゃらで遊ぶ「何か」らしい。そんな何かが、部屋を動き回っている。だから、お嬢的には、「それ」に対して興味はあるのだ。
「またなんかやっとる」 「わーどんくさ」 「なんか登ってきおった」 「それ」はお嬢に危害を加える存在でないことは既に解った。なんかうざいけど。そんな理解に達しているらしいお嬢にゃん、「それ」が近くに来たぐらいでは、耳を伏せなくなってきた。この時点で「それ」がおうちにやってきてから2週間ほど経過していた。
…まぁ。
「なにすんねん」 生意気に過ぎると、怒っていたけど(^^; とはいえ、この頃、結構、お嬢はシバキを入れていたはずだが、「それ」もお嬢も傷をおっている様子はなかった。画像でも見て取れる通り、お嬢は猫パンチでしばく時も爪を出さないでシバいていたようなのだ。
「またなんかやらかしとる…」 そして、フーシャーとかウニャーッ!とかのお嬢の声が響き、どたどたと物音がした直後でも、お嬢はこんな顔で部屋を睥睨しているのだ。ずいぶんと怖い声を出している割に、余裕あるじゃん(^^;
「あんた生意気っ」 傍若無人で空気を読むなんて芸当の持ち合わせのない生意気な何かと同居することになってはいるお嬢だが…。「それ」はお嬢に興味津々で構ってもらいたくて仕方ないのも確か。お嬢としても、「それ」に対して興味はある。仲良くなってくれる日は近い、と思いたい(^^;
「それ」そのものの紹介に関しては、エントリを改めて…。
呼びかけは、2日後の13日だった。
例によって遅ればせだけど、今だに身の回りが物理的に暗いので、ここはにゃんこ好きなら気分が明るくなる可能性極大のエントリをば。ぬこ好き以外の方に対しては、可能性がどうだかは見積もれませんので、以下、ご了承の上でどうぞ。
なんや、これ? 私は弟が猫であることは一応認識していた。そして、育ちがどうあれ、猫という種に生まれついた生き物が爪研ぎという行動をするということも知っていた。さらに、そういう需要を満たすためのアイテムが市販されている事も知っていたので、一つ買ってみた。
「つめとぎ上手」と商品名にあるからには、きっと、上手に爪研ぎができるはずだ。
なんかいい匂いがする。 おまけに付いてきたマタタビ粉の匂いが気に入ったようである。しかし、あまり爪研ぎらしい行動になっていないような気がする。
「つめとぎ」何それ美味しい? ちょっと爪研ぎらしくなったかもしれない。でも、そこじゃないような気もしないでもない。
なにするもんか知らんけど、これ気に入った そうか、気に入ったの。ならまぁ、なんでもいいや。
数日後。
うん、気に入って使ってるよ。 爪研ぎの使い方としては、ちょっと違っているような気がするが、坊ちゃんが
(座布団として)使っているので良しとする。
そして、この数年後、引っ越しをすることになった。一般に、爪研ぎというアイテムは痛みが激しい物であり、早い子なら1ヶ月でぼろぼろにするという噂を聞いたような気もするのだが、この爪研ぎは高級品だったのか
(多分違う)、痛みが大変ささやかだったので、引っ越し先にも持って行った。
そして、引っ越し先にて。
zzzzz… 相変わらず、お気に入りであり、「使っている」事には間違いはない。
ただし、枕としてだが。 本来の用途としては、よく見れば若干の爪研ぎの痕跡はあるとはいえ、かなりささやかな活躍であるとは表現できるだろう。
「つめとぎ上手」と銘打たれた、このアイテムに自意識があったとしたら、本分を尽くせたとは表現できない個体史に不本意な感慨を持ったかもしれない。
そういう訳で、ねこ年(ただし
今のところ、チベットやタイやベトナムやベラルーシでは)の猫の日がやってきた。
なんだか、ごまめの歯軋りをしている人がいるような気がする。そんな悲願があったのか。寡聞にして知らなかったが。
だいたい、日本ではすでに「うさぎ年」ということになっているので、すぐに勝った負けたと主張したりはしない猫派的には、うさぎ派と覇権を争うような面倒なことはしないのである。どーせ、毎年ねこ年、毎日ねこの日だし。
それはともかく、ねこクラスターの皆さんこぞって可愛い猫の画像を満載したエントリを、この日には上げてくれるはずだが(
で す よ ね ?)、もちろん、当方でもそのつもりで画像を撮っておいた。
あれ(^^;? お嬢様、どうかなさいましたか?
顔が怖いぞ(^^; 実は、上げ膳据え膳の遅さにクレームがついているところであった。怖い顔になっているが、切なくニャーと呟いているだけである(^^;
そこはかとなく、顔が怖いぞ(^^; 食べ終わった。満足の表情。表情と表現できるかは微妙ではあるが。
供応が送れたことに対する報復措置 にくきうでおさえながら齧るのはデフォルト。
お顔かきかきは大好き そろそろ、ごろごろの伴奏の音量がアップしてくるのである^^
そーいや、坊ちゃんには、このポーズはできんかった(体が硬かったから(^^; そして、アンモニャイトになってお休みなさいの図。
.
...
去年の干支は
雉虎だったが、
チベットやタイやベトナムやベラルーシでは今年の干支は猫らしい。
そして、2月2日といえば猫の日だったよねと、改めて検索してみると、
2日
* バスガールの日:日本初のバスガールが登場した日(1920年)
* 夫婦の日:夫婦(=22)の語呂あわせ[OS司会センター、1987年制定]
* 頭痛の日:頭(=2)痛(=2)の語呂あわせ[頭痛撲滅委員会]
(略)
22日
* 猫の日:ニャン(=2)、ニャン(=2)、ニャン(=2)の語呂あわせ[猫の日制定委員会、1987年制定]
…あれ(^^;?
まぁ、
2月2日をこねこの日と主張している方も複数いらっしゃるようである。当ブログでもその意見に与することにしよう。
寒さは相変わらずで、お嬢はストーブ前で寝ていた。猫が視界に入ると、とりあえず手を伸ばすのが、すでに私の習慣と化している。この時も、
背中を撫でようとて、手を伸ばした。
背中に手が触れた次の瞬間に、ひっくり返ったのにはさすがに驚いた(^^; 一体私は彼女をどのように育てたのか、と、一瞬、来し方を振り返った程の勢いで裏返しに(^^;;;
本猫、とても満足そうにもふもふされているので、こちらとしても何も文句はないのだが。背中より腹の方が撫でられて気持ちいいものかどうか、その嗜好が一般化できるのかどうかは不明である。
まともに噛まれたらとても痛そうな歯。初代に噛まれて血が出た経験はあるが、それすらも手加減
(顎加減?)されていたとは推測できるので、まともに噛まれた経験はない私としては、この歯でまともに噛まれた場合にどうなるのか、実は知らない。
今回も、もふもふを堪能させていただきました^^
去年も、そういえば、2月2日には猫の日エントリを上げていたようだ。去年の猫の日エントリでは、耳掃除が終わるとヨーダになる耳掃除マニアの坊ちゃんが主役だった。そしてこの時点では、どうもお嬢が耳掃除はあまり好きではないらしいとも言及されていたが、それから一年。
どうやら、お嬢も最近になって、耳掃除に目覚めてきたようだ。そして終わると。
これまた、微妙にヨーダになってきているのであったw
完成系を目指して頑張ろう(ぇ
このところ、職場でやることが激増しているものの代わりにやってくれる人手がない状態が続いていて、へろへろしているのだが、こんな時にこそモフモフ療法は威力を発揮するのであった。
まず、布団の上に猫がいれば、不眠とは無縁である。
偉そうに布団に乗っかっている、もふもふ療法師 こういう表情をした猫が布団に乗っていれば、ほとんどのモフモフ療法非施術者は手出しをしたくなるものであろう。
無造作に、上から手を出しても平然^^ 目の周りを掻き掻きした後には、喉も掻き掻き。
ゴロゴロ 子猫の頃に、爪を出したら家族は痛がるということを学習した猫は大抵、爪を出さないように気をつけてくれる。我が家では、初代を例外として2代目は坊ちゃん以降は、家族になった当初は知らなくても、そういうものであると覚えてもらうように気をつけてきた。お嬢の場合だと、うちの子になる以前に、ボランティアさんでの保護生活時代に覚えてきたので、「ニンゲンに爪は立てない」気遣いは完璧である。
にくきうがぷにっと このお嬢の気遣い、完璧すぎて時として失敗しているのがおかしい。椅子に座っている人間の膝によく飛び乗ってくるお嬢であるが、たまに目測を誤って膝の上に乗った後でバランスを崩すことがあるのだ。そんな時にもお嬢は爪を立てない。あれれれ~と顔をしたまま、膝からずり落ちていくのである(^^; 間に合わせることができた場合、ニンゲンが手を出して支え、ついでに、爪を出さない賢いお嬢を褒め称えるのである。
そんなお嬢は猫なので隠れんぼ大好き(嘘)。
保護色 彼女はもふもふ療法師として熟練の域に達してきたようで、こんな状態で寝ているところにいきなり手出しをしても全然平気。
もふもふもふ この体勢に、いきなり顔でもふもふしても平気、のみならずゴロゴロの音波療法を併用してもらえるのは、この世で最も贅沢なことであろう。
冬です。
冬といえば、ぬこがコタツの中やストーブの前や布団の上で丸くなる季節。
そして、丸くなった猫を見て、下僕がほっこりする季節\(-_-;)
微妙に保護色 ま、若者はいいんです。本来なら、電気の暖房は下僕のいる時間帯のみ、後は毛布とか着古しダウンジャケットとかをコタツの中にたんまり入れて、あなた自前の毛皮着てるでしょ?というノリでも、若者なら。問題は、自前の毛皮を着ていても、肉布団がめっきり薄くなった爺がいること。
モフモフ 秋頃から痩せ気味ではあったので、食事量を増やすように調整はしていても、増やした分をお断りされてしまったりなんやかや。年寄りの体調管理には、これでも気を遣ってはいるのですが、やっぱり痩せぎすの爺なのでした。変温動物化してそうな爺はストーブの前でぬくぬくとしながら、モフモフで、喉をゴロゴロ。
猫友情報で、お年寄りぬこが100年前から実は好きだったんです的に、好みが変わって突如食べ出す食べ物に6Pチーズがあるという耳より情報を教えてもらい、大喜びで差し出してみたものの。
うちの爺は偏屈爺。匂いをかぐだけだったのでした…orz
とっても美味しかった
(残り物を片付けた私が断言するのだから間違いなし)プロセスチーズより、ヒルズのかりかりを水でふやかした方が旨いと、満足な表情の坊ちゃんなのでした。
この前までの酷暑の間でも、とりあえずは出した御飯をいらないとは言わなかった猫たちだったが、今から振り返れば食は細くなっていたようだ。本格的に秋になった昨今、明らかに食欲は増している感がある。坊ちゃんの方が。…お嬢は変わらない。
一回分の食事を平らげた後、しばらくしたら再び台所に座り込みを初める坊ちゃん、何かの用で台所に来る人間に視線を突き刺してくる。
御飯ですか?あなたもう一回分食べましたよ?と言ってみても、座り込みは続く。認知症でこういうパターンをよく聞くよなと思わないでもないが、このところ一回分で食べきる御飯量が少ない目で痩せ気味なのは気になっていたので、欲しがるのを幸い、少しずつ追加を支給して、もうちょっと肉を付けてもらう方針に切り替えた。ただし、人間が監視できる範囲において。目を離すと、お嬢が食べに来るのだ(^^; それも、同じ御飯容器に二匹が頭を突っ込んで仲良く食べ始め、君らは同腹の子猫同士か?的な状況になる。見ていて楽しくはあるのだが、お嬢はこれ以上の肉付きは避けていただきたいので、
だめっを言う為に、その場にいられる時にちょっとずつ補給。
という様な日々を過ごしているので、歯の大半を失いつつも、満18歳を過ぎた爺は日々を楽しく過ごしてくれているようだ。
先週の連休のこと。朝の食事を食べ終わった坊ちゃん、いつものように布団に戻らずにうろうろとして、コンピュータと戯れるニンゲンのすぐ横に座り込み、人間の顔をじっと見始めた。御飯のおかわりかな?と思ってお茶の補給ついでに台所に立ってみたが、ついてこない。違うらしい。と、ここで気がついた。「そろそろコタツの季節ですね?」って言ってる訳ね(^^; 謹んで設置させていただくと、いそいそと中に入って、
その日はずっと中で寝ていたのであった。
さて。こちとら下僕の身なので、ぬこさまのお住まいやお食事に要する費用を稼ぐ為に、自宅に仕事をお持ち帰りしたり、自宅にてニンゲンの身を仕事をできる状態にメンテナンスする諸々をしていることもある。一方のぬこたち、ニンゲンが自宅にいる時は、ニンゲンが視界に入るところで寝ていることが多い。こうして、ニンゲンがそんななんやかやの用をやっていて一息つくと、目の前には安らかな寝息を立てている猫が寝ているという状況が成立するのである。
…当然、ニンゲン的にはちょっかいを出さずにはいられない。
こういう傾向の下僕と17年余り付き合っているのが、この坊ちゃんなのである。そんな訳でこの坊ちゃん、寝ているところを突然モフモフされようが、寝ている耳元に突然「
にゃー」とか言いだす不審者が現れようが、驚きもしない爺猫に熟成された(^^; ニンゲンの方も、なぁんも考えずに爆睡している猫に手を出し、手を出された猫は「ん~?」といった声を上げるだけで、ひとしきりのモフモフに付き合ってくれる。老獪な爺のこと、恐らくは、これが下僕の働く意欲を維持させるコツであると心得ているのだろう。
もふもふもふ モフモフの手で押さえてみたり。
にくきうがぷにっと 下僕に掻かせるべく喉を伸ばしてみたり。
舌だけでなく涎が出ることもしばしば(^^; 垂れ目も芸のうち(嘘
尻尾の付け根をもふもふちう 忍び寄るモフモフの気配を察知ちう(^^; もちろん、お嬢も現在修行中。日々、
母富母富拳の腕を磨き、モフモフ療法士としてのレベルアップを図っているのである。
「
2010年の残暑居座る」とエントリに書いてから既に一ヶ月近く経ったというのに、まさかまだ前回エントリを書いた時点とほとんど変わらないぐらい暑いままとは、さすがに驚く今日この頃。
だからやっぱりまだ、猫は伸びている。
だる~ん …しつこく、文字通り。
前回エントリで、人間の目から見ると暑そうなところで寝てるとレポートした坊ちゃん、
その頃は、わざわざ抱き上げて、少しは室温が低そうなフローリングの部屋に連れて行って寝かせてみても、すぐに起き上がって元の場所で寝直していたのだが。1週間ほど前ぐらいに、ついにフローリングの部屋で寝るようになり、さらにはフローリングの部屋のすぐ隣である玄関の、しかもタタキで寝るようになった。やはりこっちの方が、人間の判断通りに涼しかったらしい。
って、今まで気がつかなかったのが坊ちゃんらしいというか…
(鈍くさいからなぁ) お嬢の方は、人間がいる時は必ずその傍らで寝ているので、特に涼しい場所を探しているのかいないのか、不明である。
人間がうろうろしていると、猫塔から観察しているか、足下に開きが落ちているのが、お嬢の仕様だ。
手でモフモフだろうが、顔でモフモフだろうが、し放題(^^;
そして、人間がうろうろするのを止めて、温和しくコンピュータで遊び始めると、近頃よくこんな事になっている。
邪魔 そこ、多分、一番温度が高いところだと思うんだけど…。君らって、リビアの砂漠にいた生き物だから、暑さに強いのかなぁ?
先日、くっつき虫の
お嬢は、このクソ暑い時期にわざわざニンゲンにくっつきに来るが本猫的には暑くないのか不思議であり、もしかしたら自分よりは平熱が低いからいいのだろうかと考察してみたのだが、早々に、この考察が否定されてしまったようだ。
なぜなら、
体温はほぼ同程度のはずの坊ちゃんにも、くっつく現場を押さえたからである。
ニンゲンにくっついている時も、だいたい、こういうように尻尾を乗せている感じで、汗ばんでいると毛がくっつくのである(^^;
それにしても。
いつまでも暑いですね、今年は。
この所、リアルがやることが詰まっているので、書きたいエントリはありつつ手抜き(^^;
立秋を過ぎて、一瞬涼しくなったかと思えたのだが、やはりまだまだ暑い。そういう訳で、やっぱり猫が伸びている。
だる~ん
(痕跡が残っている猫塔のおもちゃをちぎったのは、この本猫です) …例によって文字通り。
あるいは、
しかも近頃は、たまに、このポーズに加えて後ろ脚まで伸びている。
ただし、写真では上手く写らなかったが、片足が伸びているだけであったりする。
この際是非、2年ほど前にごくまれにやっていた両足を伸ばした
ルパンダイブのようなポーズを決めてほしいと思ったので、このポーズが転がっている時にはもう片方の足も伸ばしながら褒めちぎっているのだが、なかなか難易度が高いらしく、いまだマスターならず、である。
そんなお嬢様、前にもブログに書いたことがある通り、ものすごいひっつきムシ。
人間が床に座っていたり転がっているのを発見すると、早足でやってきて直ぐ横にぺたんと寝転がるのだが、その時には必ず、身体のどこかを人間に触れさせている。寝転がっている人間の腕に尻尾を乗っけたり、ぺたんこ座りでぼけっとしていると脚の上に座り込んだり。くっつかれている人間としては嬉しいものの、はっきり言って暑い。というか、こちらも
(一部で異説があるとはいえ)30数度の平熱をもつ恒温動物の身の上であるのに、このクソ暑い時期にわざわざくっつきに来るとは、本猫的には暑くないのか素朴に疑問である。自分よりは平熱が低いからいいのだろうか…?
まぁ、人間が帰宅したら、この暑いさなかでも「お帰り」の大騒ぎを欠かさないお嬢のこと、あまり暑さは気にしてないのかもしれない。
一方の坊ちゃんも、せっかく扇風機をつけていても、風に当たるところをわざわざ避けて暑そうなところで寝ているから心配ではあるのだが、
一部立ち入り禁止の箇所がありつつも我が家の中では自由行動なので、多分、それなりに涼しいところを選んでいるはず、とは思われる。
7月が誕生日と伝えられている坊ちゃんは、もう18歳になるらしい。