Pioneer SA-70
¥39,800(1969年頃)
解説
シリコントランジスタを使用したソリッドステートプリメインアンプ。
ヘッドアンプ部には低雑音シリコントランジスタを使用した3段直結E-E帰還を採用しています。
また、プリアンプ初段には低雑音FETを使うことでS/Nを改善しています。
プリアンプとパワーアンプが切離して使え、また、出力段にはセンターチャンネル出力端子を搭載しています。
トーンコントロールには3dBステップのスイッチ式を採用しています。また、オーディオミューティングなどの機能も搭載しています。
Phono入力を2系統搭載しており、片方はMM型、もう片方はMM/MC切換え使用が可能です。
機種の定格
型式 | ステレオプリメインアンプ |
ミュージックパワー(歪率0.5%、1kHz、IHF) | 120W(4Ω) 85W(8Ω) |
連続定格出力(歪率0.5%、1kHz、両ch動作) | 31W+31W(4Ω) 27W+27W(8Ω) |
実効出力(歪率0.5%、1kHz、片ch動作) | 32W/32W(8Ω) |
周波数特性 | AUX:20Hz~40kHz ±1dB |
出力帯域幅(歪率0.5%一定、IHF) | 15Hz~60kHz |
SN比(ボリューム最大、トーン中点、 実効出力時、IHF) |
Phono MM:85dB AUX:100dB |
歪率 | 0.05%以下(出力20W、1kHz) |
入力感度/インピーダンス | Phono 1、2(MM):3mV/43kΩ Phono 2(MC):0.12mV/110Ω Tuner、Tape Monitor、AUX:200mV/220kΩ Main Input:500mV/170kΩ |
ダンピングファクター | 40以上(8Ω、1kHz) |
出力端子 | スピーカー用端子:4Ω~16Ω ヘッドホンジャック テープ同時録音端子(Tape-Rec) DIN規格TAPE録再コネクター プリアンプ出力(Pre Out、3V) センターチャンネル出力(Center Out、1V) |
イコライザー | Phono MAG:NFB型RIAA |
残留雑音(ボリューム最小、トーン中点) | 0.7mV以下(8Ω) |
付属機構 | トーンコントロール フィルター ラウドネスコンター オーディオミューティング(-20dB) ACコンセント(連動2系統、非連動1系統) |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 無信号時:25VA 最大:190VA |
外形寸法 | 幅370x高さ118x奥行314mm |
重量 | 7.7kg |