年末、アキハバラデパートが55年の歴史に幕をおろした。

アキハバラデパートを一言でいえば、庶民の百貨店。
駅前の実演販売は名物であったし、100円ショップの
さきがけとなった店もある。1階の飲食店も独特な雰囲気。
わたしは電気街は苦手だけど、このデパートには気軽に立ち寄っていた。

いくつかのニュース記事を総合すると（微妙に書かれてることが違う）、
閉店の理由は、建物の老朽化、バリアフリー非対応、再開発のりおくれ。（記事）
JR東日本エリア内では最古、全国でも現存では最古の駅ビルのようです。
JRに買収されてから、秋葉系をターゲットに再スタートしたようだけど、
もとに戻ったというか、それほどかわってないみたい。
今後は未定で、取り壊しという報道もあるけど、
「再開発にふさわしい姿になるよう、総合的に判断する」というのが、
現在の見解、なのでしょうか。（記事）

先の記事によると、どちらかというと男性客をターゲットにしてきた
ようですが、昭和通り側は女性が好みそうな普通のアトレができたし、
やっぱり電気街口は、秋葉らしくあってほしいと思う。継承してほしいな。

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さて、わたしは寂しいから行かないつもりだったけど、
奇特な探索友だちが誘ってくれたので、堪能してまいりました。

今回は、外観の写真と妄想をおとどけします。（写真はクリックで少し大きくなります）

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裏側
こっちは塗装がはげて、みばえがよくないかな。

建物が隣接してなくても、裏側は配管むきだしなんだ。

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境界
中：国鉄のなごり。営業行為禁止って、えー？
どこからどこまでが、デパートなんだろ。
窓の下には「西口高架橋」とかいてある。

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表側
パラソルの下はあいかわらず人気。
奥の三角になってる駅の通路？は外からみるとこわいかも。
外観で特徴あるのは、秋葉っぽくなく？白い壁とアーチが可愛いことですが、
パラソルの後ろにあたる、店名の縦の看板より左は、アーチがなく、
分断されているようにみえます。

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昔の写真＆日通
店内にあった昔の写真。みづらいですが。
真ん中の写真をみると、アキハバラデパートの文字は、
壁に横に書かれていて、窓の形もそろっていて、とてもスマート。
アーチがあるかはよくみえないんだけど・・・。
右の写真は現在とほぼ同じようで、真ん中に管が走っている。
この頃、この手前側に大きな改修があったのかもしれない。
建築のうんたらかんたらはわからないけど、昭和30年代は、
そうとう萌え系だっただろうと想像されるのだった。

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脱線しますが、左写真の左上には日通らしきビルが写っていて、
ビルヂング的風貌に感動。最期までランドマークだったもの。
みにいきたかったよう。
今はS不動産に売却されて跡形もなく、仮囲いには
秋葉と関係ないマンションの広告がはられ、がっくり。
仮囲いウォッチャーとしては、最悪のパターン。

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外観だけならさくっと、のつもりでしたが、結構なボリューム。
内部と、関連リンクはまた次に。