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昭和天皇物語 1能條純一先生・半藤一利先生 朕は、国家なり 「昭和天皇物語」第一巻 昭和二十年八月。 大日本帝国は敗戦を認め、大東亜戦争は幕を閉じました。 その後、連合最高司令官・マッカーサーは昭和天皇・裕仁と会見しました。 てっきり彼は「命乞い」をするのかと思っていたマッカーサーでしたが。 この戦争の全責任はすべて昭和天皇が負うと発言。 自らの命と引き換えに、国民を守ろうとした裕仁に驚嘆し。 彼の歩んだ人生を知りたいと思うマッカーサーなのでした。 ということで。 激動の昭和という時代の象徴であった裕仁天皇のお話です。 恐れ多くも気軽に触れてよい人物ではないので。 これまでマンガ界では皇室関連の描写はタブーとされていましたが。 今だからこそ詳しく知っておきたい歴史なのです。 歴代の天皇名丸暗記なんかよりよほど勉強になります。 幼少時代には。 本当の母のように慕った教育係の「足立タカ」の教えを守り。 学校の学院長として多くのことを教えてくれた名将「乃木希典」 裕仁の後見人として乃木の後継いだ「東郷平八郎」 そして倫理、帝王学の教師として弁を振るった「杉浦重剛」 名立たる大人たちの英才教育を得て、立派な人物となる裕仁。 しかし国民は天皇のために戦うというのが当たり前だった時代。 それに対し疑問を抱きつつも、天皇としての自覚を芽生える裕仁なのでした。 天皇家がどんな教育を受け。 どのように生活しているのか、などというのは平民である私には知る由もないのですが。 こうして物語を読む限りでは。 自由こそ無いものの、とても素晴らしい環境での教育を受けているように感じました。 一コマ一コマの絵からにじみ出る風格はやはり一味違いますねえ。 幼少時代から培った優しい人格もあり。 昭和という時代に敗戦国である日本国の誇りを守った象徴として語り継ぎたい気がしました。
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