今の北朝鮮よりは日本時代の方がはるかにましだった 【調査会NEWS2517】(29.7.31)
私の手許には大正13年(1924)12月号の『朝鮮旅行案内』(時刻表)があります。そこに記載されている内容と、現在私が知っている限り最新の2002年版(平成14年)の『旅客列車時間表』を比べると非常に興味深いものがあります。たとえば平壌から中国国境の新義州まで(約225キロ)を行く列車は『朝鮮旅行案内』では次のようになっています。
25列車 平壌発安東(新義州の対岸、中国側の国境の町)行き
平壌7:50発 新義州16:18着(所要時間8時間28分)
1列車 釜山発奉天(現在の中国瀋陽)行き
平壌14:35発 新義州20:35着(所要時間6時間)
7列車 釜山発奉天行き急行
平壌1:25発 新義州7:17着(所要時間5時間52分)
5列車 釜山発奉天行き
平壌5:30発 新義州10:58着(所要時間5時間28分)
これに対して北朝鮮で発行されている2002年版の『旅客列車時間表』(国分隼人著『将軍様の鉄道』に掲載)では次の様になっています。
5列車 平壌発新義州行き急行
平壌10:10発 新義州15:15着(所要時間5時間5分)
145列車 開城発新義州行き準急
西平壌16:10発 新義州22:00着(所要時間5時間50分)
149列車 南浦発新義州行き準急
西平壌20:23発 新義州2:00(所要時間5時間37分)
北朝鮮時刻表の時点で大正13年から78年が経過していたわけですが、要はほとんど変わっていないということです。大正13年の時刻表の表紙には「時間正確」と書かれています。日本の時代ですから本当に正確に走っていたと思います。これに対して北朝鮮の鉄道が時刻通りに動かないのは周知の事実です(これらの列車が時刻表通り走ったらそれだけで労働新聞の1面トップ記事になるのでは)。途中で停電になったりして目的地まで何日もかかるのが北朝鮮の鉄道ですから、要は93年前より退化しているということになります。
考えてみれば鉄道に限らず、今の北朝鮮は日本の時代より社会全体が遥かに退化しています。日本の時代には公開処刑も政治犯収容所もありませんでした。大量の餓死者が出るなど想像もできませんでした。対米戦の前まで、北朝鮮にいた陸軍は羅南(清津の南)の第19師団だけでした。警察も末端の警察官はほとんど朝鮮人でした。それで治安上はほとんど何の問題もなかったのです。
韓国でも1970年代頃まで、お年寄りで「日本の時代の方が暮らしが良かった」と言っていた人はいました。しかし北朝鮮は今でも日本時代の方がはるかにまともな社会だったと言えます。北朝鮮、そして韓国内の親北勢力が反日を煽り立てる理由の一つには、日本の時代の方が酷かったということにしないと今の北朝鮮について説明できないというのがあるのではないかと思います。
<「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>
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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。
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浦和駅西口徒歩15分
・特定失踪者家族会藤田隆司副会長が参加
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・ホテルポートプラザちば(千葉市中央区千葉港8-5 043-247-7211)
千葉みなと駅徒歩1分
・代表荒木・理事中村・特定失踪者家族会竹下珠路事務局長が参加
・問合せ 千葉県総合企画部政策企画課政策室(043-223-2203)
※事前申込みが必要です。
・10月9日(月・祝)13:30「(仮称)めぐみさんたちをすぐに返せ!大阪府民の集い」(大阪ブルーリボンの会主催)
・大阪國民会館(大阪市中央区大手前2-1-2 住友生命ビル12階)
地下鉄谷町線天満橋駅徒歩3分
・代表荒木が参加
・問合せ 大阪ブルーリボンの会(06-6121-2306)
・10月14日(土)13:30「拉致問題の早期解決を願う国民のつどい」政府・鳥取県・米子市・鳥取県拉致議連・救う会鳥取主催)
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米子駅徒歩5分
・代表荒木が参加
・問合せ 鳥取県人権同和対策課(0857-26-7590)
・10月15日(日)13:30「みんなで考えよう 拉致と特定失踪者の問題」(真の平和と人権を考える市民の会主催)
・岡山シティホテル桑田町(岡山市北区桑田町3-30 086-221-0001)
岡山駅徒歩7分
・代表荒木が参加
・問合せ 藤井代表(090-8246-6094)
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http://ajer.jp
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・チャンネル桜【防人の道NEXT】北朝鮮問題〜現状を打破できるか-荒木和博氏に聞く[桜H29/7/19]
・代表荒木が出演
・下記で視聴できます。
https://youtu.be/M_SVodV282I
・「未来韓国TV」(韓国語)
・代表荒木が出演
・下記で視聴できます。
https://youtu.be/nsMax9mlRdU
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<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
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