めぐみへの誓い
昨日初演の演劇「めぐみへの誓い」(劇団夜想会・脚本演出 野伏翔)を見てきました。マスコミでも報道されたのでご存じの方も多いと思いますが、タイトルからお分かりの通り拉致問題をテーマにした芝居です。
http://yasokai.world.coocan.jp/framepage2.htm
私の役の役者さんも出てくるので何となく不思議な気分でしたが、短い時間ですから端折ってあるとは言え「そういえばあのときはこうだった」という記憶の蘇るシーンがいくつかありました。そして、それ以上に工作船の中や北朝鮮の精神病院、政治犯収容所(夢の中のシーンですが)などのシーンは、見ていて罪悪感すら感じました。もちろんそのままではないにせよ、向こうにいる人はこのような思いをしたことがあるはずだ、そしてそれを助けることができない、というより助けていない我々は今も罪を負っているのではないか、と。
いくら自分を責めたところで、どうなるものでもないことは分かっているのですが。
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