可笑しなDivingドキュメンタリー:
大都会東京より愛媛に移住してきたDivingインストラクターの四国潜水細腕繁盛記 (^^;;
お地蔵岩様
坊や~良い子だ寝んねしなっ♪
い~まも昔も変わりなくぅ~♪
は~はの恵みの子守唄~♪
遠い~昔の~物語りぃ~い~♪
むか~し、昔、愛媛の片田舎に、貧しい柑橘農家の夫婦が住んでいましたとさ~
この初夏は、いつもより早くやって来て、今日はGW真っただ中だと言うのに、美味しい物を食べに旅行に出かけるどころかお米の一粒もなくなってしまいました
しかし、この夫婦は貧しいけれど、仲の良い夫婦でした
「はぁあ~、腹を満たす食べ物もないしなぁ」
「実はなぁ~、あんた!何かの足しにと思って、暇を見てはGWに潜りたいと言う仲間を8人募っておいただよ」
「ほぉ~、ほんとか母ちゃん」
「あぁ、この仲間たちを潜らしてくれば、GW中のお米ぐらい・・・」
今日は早速、その仲間たちと海に潜りに行くことにしました
「ひぇ~~、海の中は冷えるのぉ~」
「あんた、気つけてなぁ」
「あぁ、母ちゃん、行ってくるねぇ」
外のポカポカ陽気と相反して、海の中は水温17度前後と言う寒さであった
男は優しい母ちゃんの想いを背中に、この仲間たちと潜って、GW中は、新鮮な貝を食べ、お肉とお酒を飲んでと・・・
男は海中のゴロタ石を越え、ゴロタ石を越えて、やがていつもの砂地に突き出た地蔵に似た地蔵岩にやってきました
「ややっ、まぁ~まっ、お地蔵岩様、さぞ重たかったろぅ~、よいしょ、よいしょ、これでサッパリした」
男は、お地蔵岩に被った海底の砂を払いのけた
「お地蔵岩様、おらぁ~、かぁ~かぁの募ってくれた、この仲間たちを海中で楽しませてくるだ。帰りにゃ、サザエの一つでも見つけてお供えしますだよ。だでぇに、お地蔵様も、よろしゅう頼みますだよ」
砂地とゴロタ石沿いの海中を海遊し続け、やっとサンゴの群生地に着きました
初夏のサンゴの群生地は、行き交う温熱帯系の魚や甲殻類で大賑わい
しかし、この時期の海中は、ヒロメやフクロノリ、マメダワラなどの海藻が繁殖し始め、思うように、地蔵岩にお供えをと探すが、サザエは見つからず、
また、体験ダイバー二人を両手にガッツリ掴み泳いでいるので、海藻を両手で掻き分ける訳にも行かず・・・
男は、仲間を連れて、引き返すことにしました
そして、さっきの地蔵岩にさしかかりました
「お地蔵岩様、サザエは見つからんだ。だでぇに、お供えもんも出来んと、勘弁してくだされぇ。そぉ~だ、ええこと思いついた。今~楽しませてあげますからなぁ~お地蔵様~」
男はお地蔵岩に、せめて笑って楽しくいて頂こうと、二枚貝の貝殻を拾い両胸にあてることを思いついたのです
「さぁ~さぁ~、お地蔵岩様、どこっ!見てんのよ~(←青木さやか風に、どうぞ)」
心の優しい男は、地蔵岩と仲間の笑いをとり、何だかスッカリ明るい気持ちになって、トコトコと帰路へ向かって陸へと帰って行きました
男は、別で潜っていた母ちゃんに今日の海中の事を、すっかり話して聞かせました
すると女房は、ニッコリと「そりゃ~、ええことしましたなぁ」と。
その後、二人はシャワーを浴びに行きました
シャワーを浴び終え、外に出ると、お地蔵岩は笑わしてくれたお礼にと、心のこもったバーベキューの食材を持ってきてくれたのです
お地蔵岩の贈り物により、二人は、いつまでも幸せに過ごしたとさ
めでたし、めでたし!
[1本目]
潜水時間43分、最大水深8.2m、平均水深5.1m、水温17度、透明度5m、EN.10:19
[2本目]
潜水時間25分、最大水深5.4m、平均水深3.9m、水温17度、透明度5m、EN.12:17
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い~まも昔も変わりなくぅ~♪
は~はの恵みの子守唄~♪
遠い~昔の~物語りぃ~い~♪
むか~し、昔、愛媛の片田舎に、貧しい柑橘農家の夫婦が住んでいましたとさ~
この初夏は、いつもより早くやって来て、今日はGW真っただ中だと言うのに、美味しい物を食べに旅行に出かけるどころかお米の一粒もなくなってしまいました
しかし、この夫婦は貧しいけれど、仲の良い夫婦でした
「はぁあ~、腹を満たす食べ物もないしなぁ」
「実はなぁ~、あんた!何かの足しにと思って、暇を見てはGWに潜りたいと言う仲間を8人募っておいただよ」
「ほぉ~、ほんとか母ちゃん」
「あぁ、この仲間たちを潜らしてくれば、GW中のお米ぐらい・・・」
今日は早速、その仲間たちと海に潜りに行くことにしました
「ひぇ~~、海の中は冷えるのぉ~」
「あんた、気つけてなぁ」
「あぁ、母ちゃん、行ってくるねぇ」
外のポカポカ陽気と相反して、海の中は水温17度前後と言う寒さであった
男は優しい母ちゃんの想いを背中に、この仲間たちと潜って、GW中は、新鮮な貝を食べ、お肉とお酒を飲んでと・・・
男は海中のゴロタ石を越え、ゴロタ石を越えて、やがていつもの砂地に突き出た地蔵に似た地蔵岩にやってきました
「ややっ、まぁ~まっ、お地蔵岩様、さぞ重たかったろぅ~、よいしょ、よいしょ、これでサッパリした」
男は、お地蔵岩に被った海底の砂を払いのけた
「お地蔵岩様、おらぁ~、かぁ~かぁの募ってくれた、この仲間たちを海中で楽しませてくるだ。帰りにゃ、サザエの一つでも見つけてお供えしますだよ。だでぇに、お地蔵様も、よろしゅう頼みますだよ」
砂地とゴロタ石沿いの海中を海遊し続け、やっとサンゴの群生地に着きました
初夏のサンゴの群生地は、行き交う温熱帯系の魚や甲殻類で大賑わい
しかし、この時期の海中は、ヒロメやフクロノリ、マメダワラなどの海藻が繁殖し始め、思うように、地蔵岩にお供えをと探すが、サザエは見つからず、
また、体験ダイバー二人を両手にガッツリ掴み泳いでいるので、海藻を両手で掻き分ける訳にも行かず・・・
男は、仲間を連れて、引き返すことにしました
そして、さっきの地蔵岩にさしかかりました
「お地蔵岩様、サザエは見つからんだ。だでぇに、お供えもんも出来んと、勘弁してくだされぇ。そぉ~だ、ええこと思いついた。今~楽しませてあげますからなぁ~お地蔵様~」
男はお地蔵岩に、せめて笑って楽しくいて頂こうと、二枚貝の貝殻を拾い両胸にあてることを思いついたのです
「さぁ~さぁ~、お地蔵岩様、どこっ!見てんのよ~(←青木さやか風に、どうぞ)」
心の優しい男は、地蔵岩と仲間の笑いをとり、何だかスッカリ明るい気持ちになって、トコトコと帰路へ向かって陸へと帰って行きました
男は、別で潜っていた母ちゃんに今日の海中の事を、すっかり話して聞かせました
すると女房は、ニッコリと「そりゃ~、ええことしましたなぁ」と。
その後、二人はシャワーを浴びに行きました
シャワーを浴び終え、外に出ると、お地蔵岩は笑わしてくれたお礼にと、心のこもったバーベキューの食材を持ってきてくれたのです
お地蔵岩の贈り物により、二人は、いつまでも幸せに過ごしたとさ
めでたし、めでたし!
[1本目]
潜水時間43分、最大水深8.2m、平均水深5.1m、水温17度、透明度5m、EN.10:19
[2本目]
潜水時間25分、最大水深5.4m、平均水深3.9m、水温17度、透明度5m、EN.12:17
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