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2024-10-14

「未婚男性の死亡年齢中央値けが異常に低い件」は間違い(?)なこと、ちゃんと調べた

追加:調べ終わったから一番最後だか見るのオススメ。残念ながら相関は「あった」。しかし元記事は言い過ぎ。

 

追記さらに調べた

・低収入が原因である可能性はありそう

アメリカで同様の議論研究があった(原因は結局特定に至っていない?)

 

ーーーー

 

この件、これより前にもあったと思う

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/afc7fac67c5e9a7cf41f0c1096096c5851c25872

Youtubeやらでめっちゃ拡散されてたよね

非常に怪しいと思いながら、統計調べるのってすごーーくめんどくさいか放置してた

 

そしたら大和総研ちゃん否定してた

https://www.dir.co.jp/report/column/20241011_012166.html

これ見て「ああそういうことか」と思ってちゃんと調べることにした

3時間くらいかかったわ

 

ソース論文はこれ

 

結婚の多相生命表:基礎的概念手法国立社会保障・人口問題研究所

https://ipss.repo.nii.ac.jp/record/2000394/files/24800302.pdf

 

正直学がなさすぎて読めない、読めなくない?

そもそも寿命に関する統計ってめんどくさいんだよね、自分理解できてないことを理解している

 

なので、ちゃん統計を調べた

 

死亡数はここ

人口動態調査  15歳以上の死亡数,年齢(5歳階級)・性・配偶関係別(2022年

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450011&tstat=000001028897&cycle=7&year=20220&month=0&tclass1=000001053058&tclass2=000001053061&tclass3=000001053065&stat_infid=000040098335&result_back=1&tclass4val=0

  

男女年齢区分ごとの総人口と、未婚率はここ(2020年 ※ずれてるけどまあええやろの精神

国勢調査 男女,年齢(各歳),配偶関係世帯家族類型一般世帯人員-全国,都道府県,21大都市,21大都市の区,県庁所在市,人口20万以上の市

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200521&tstat=000001136464&cycle=0&year=20200&month=24101210&tclass1=000001136466

 

出来上がったのがこち

 

男性の総数、既婚・未婚率、各死亡数など
年齢平均年齢男性総数未婚者数既婚者数既婚率(%)死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1727816062757418241880.9 12651203774
2024222948345260239534595011.7 214639220611338
25~29歳2730401671979623106054434.9 22571416202031247
30~34歳3232697471419307185044056.6 281937114665231273
35~39歳3736700061179356249065067.9 4414778317811031646
40~44歳4241584961132809302568772.8 727113307671921162429
45~49歳4748224751224888359758774.6 13844277015454943644288
50~54歳524236233955290328094377.4 218014798288815078366200
55~59歳573823872697639312623381.8 2864274144204272118907219
60~64歳623543716505636303808085.7 41973130525952700197049094
65~69歳673840239428505341173488.8 6870524661871119663533812407
70~74歳724156270297154385911692.9 141338569751491168737875918119
75~79歳772996621105732289088996.5 1701927304513126122639843411409
80~84歳82208050539046204145998.1 24748710098611346245881369207700
85~89歳87117375414093115966198.8 3206471068306740419991555693956
90~94歳92401292306539822799.2 295883616342482451961093121388
95~99歳97654443906505499.4 155165146364892322438349337
100歳以上102586280578298.6 401831124494392556540
合計51014650153424263567222469.9 15660324705857375916170570604990864

 

女性の総数、既婚・未婚率、各死亡数など
年齢平均年齢女性総数未婚者数既婚者数既婚率(%)死者総数有配偶死者数離別死者数死別死者数既婚死者数未婚者死者数
15~19歳1726864882663351231370.9 4882002485
2024222884412250933337507913.0 7452715042702
25~29歳2729490691712877123619241.9 806135531189615
30~34歳3231797601063542211621866.6 10223051003408613
35~39歳373605421815061279036077.4 166062524414883773
40~44歳424089364759408332995681.4 272112504411917101009
45~49歳474768900799360396954083.2 517225179096634921677
50~54歳524242467611411363105685.6 77323881144920655362189
55~59歳573878674415015346365989.3 94865160178737773242149
60~64歳623675708270342340536692.6 13104753222971007108362258
65~69歳674120029220144389988594.7 208681214233332861183362517
70~74歳724683688208261447542795.6 443242359165319907400294264
75~79歳773702406130289357211796.5 6023727392725121272559154283
80~84歳82284024384436275580797.0 10275933807897754228970125696
85~89歳87193547860967187451196.9 1610432984895371137621531477818
90~94歳928734422242885101497.4 1851381392280361546421766008454
95~99歳97211826411620771098.1 116473229945301046321114614968
100歳以上102285974452815298.4 34575115107632176333671188
合計54355972123507864200518677.3 7683531645505656649517371628951658

 

なお、既婚は「有配偶者死別+離別」としている

 

で、恐らくだけど、元ソースは「死亡者数の中央値」を取ってる

申し訳ないけど中央値出すのめんどくさかったか平均値を出した

 

性別未婚離別有配偶死別既婚
男性65.372.580.587.681.2
女性75.979.677.190.286.3

 

かに未婚男性の平均が65.3歳で、似た感じになってるよね

他の値も概ね合ってると思う

んで未婚女性の値だけぜんぜん違うんだけど、中央値を調べたらちゃんと80〜85歳に入ってたか計算間違いでは無さそう

 

で、一旦ここまでで主張を整理したいんだけど

1.計算方法が酷すぎる

2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている

 

1.計算方法が酷すぎる

あのさあ、死んだ人の年齢を全部並べて中央値とったら、そりゃ未婚の方が若くなるに決まってるだろ?

まさかそんな雑な計算してると思わなかった

そこから「未婚者はいのち短し」はあまりにも酷い

(てか年寄りは未婚者こんなに少ないんだな)

死別者の死亡中央値が高いのは当たり前だしね、なんなんだこのまとめは

 

じゃあ未婚者は既婚者に比べて死亡リスクがどれほど高いのか?っていうのは

単純に条件毎の「死亡者数/生存者数」を調べればざっくり出るんじゃないかと思う

(本当は階級を1個ずらすべきなのかもしれんが、一旦同じ年齢区分で出している)

 

男女の年齢階級別の死亡率
年齢男性既婚者(%)男性未婚者(%)女性既婚者(%)女性未婚者(%)
15~19歳0.01 0.03 0.01 0.02
20240.02 0.05 0.01 0.03
25~29歳0.02 0.06 0.02 0.04
30~34歳0.03 0.09 0.02 0.06
35~39歳0.04 0.14 0.03 0.09
40~44歳0.07 0.21 0.05 0.13
45~49歳0.120.35 0.09 0.21
50~54歳0.240.65 0.15 0.36
55~59歳0.38 1.03 0.21 0.52
60~64歳0.65 1.80 0.32 0.84
65~69歳1.04 2.90 0.47 1.14
70~74歳2.04 6.100.89 2.05
75~79歳3.40 10.79 1.57 3.29
80~84歳6.71 19.72 3.52 6.75
85~89歳13.42 28.07 8.1712.82
90~94歳27.45 45.29 20.75 37.69
95~99歳58.95 86.41 53.66 120.70

 

こう見ると、大体2〜3倍の死亡リスク(死にやすい)感じじゃないかと思う

ただし注意なのは因果関係が逆である可能性も高い(例えば病気のため結婚できなかったなど)し

そもそも今の70代以上の既婚率は異常に高いため、データとして信頼性に乏しいと思う

まりまだ分からん

 

2.女性の未婚/既婚の年齢差が少ない謎が残っている

上では否定的なことを言ったが、ちゃんと調べてみると

かに未婚男性は若くして亡くなってることがわかった

 

データとして示すのが非常に難しいんだが

とりあえず「全死亡者に対する年齢区分の死亡者割合」の一覧がこれだ

 

年齢未婚男性(%)既婚男性(%)既婚女性(%)未婚女性(%)
15~19歳0.85 0.00 0.00 0.94
20241.47 0.01 0.01 1.36
25~29歳1.37 0.03 0.03 1.19
30~34歳1.40 0.07 0.06 1.19
35~39歳1.81 0.16 0.121.50
40~44歳2.67 0.30 0.241.95
45~49歳4.72 0.62 0.49 3.25
50~54歳6.82 1.110.77 4.24
55~59歳7.94 1.68 1.02 4.16
60~64歳10.01 2.79 1.51 4.37
65~69歳13.65 5.01 2.56 4.87
70~74歳19.94 11.15 5.59 8.25
75~79歳12.56 13.94 7.81 8.29
80~84歳8.47 19.39 13.54 11.03
85~89歳4.35 22.03 21.38 15.13
90~94歳1.53 15.48 24.65 16.37
95~99歳0.37 5.43 15.56 9.62
100歳以上0.04 0.79 4.66 2.30
合計100 100 100 100

 

これは「年齢ごとの未婚者数」を無視しているが、それを除いて考えても未婚男性の早逝が目立っている

グラフにすると分かりやすい)

誤解を恐れずに言うと、女性データが奇妙なのではなく、未婚男性の方がおかしいんだ

ただし、あまりに死に過ぎだ

 

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722247060491.98
既婚女性420051867162891.71
未婚男性15342426908640.59
未婚女性12350786516580.42

 

既婚/未婚で死亡率が違うのは、若者が未婚だからだが

それにしても男女差がエグくないか

人口比でみた死亡率を、男女で比較してみる

 

年齢男性既婚者(%)女性既婚者(%)比率(男/女)男性未婚者(%)女性未婚者(%)比率(男/女)
15~19歳0.01 0.01 1.43 0.03 0.02 1.54
20240.02 0.01 1.57 0.05 0.03 1.84
25~29歳0.02 0.02 1.25 0.06 0.04 1.75
30~34歳0.03 0.02 1.47 0.09 0.06 1.56
35~39歳0.04 0.03 1.40 0.14 0.09 1.47
40~44歳0.07 0.05 1.36 0.21 0.13 1.61
45~49歳0.120.09 1.38 0.35 0.21 1.67
50~54歳0.240.15 1.57 0.65 0.36 1.81
55~59歳0.38 0.21 1.80 1.03 0.52 2.00
60~64歳0.65 0.32 2.04 1.80 0.84 2.15
65~69歳1.04 0.47 2.202.90 1.14 2.53
70~74歳2.04 0.89 2.286.102.05 2.98
75~79歳3.40 1.57 2.18 10.79 3.29 3.28
80~84歳6.71 3.52 1.91 19.72 6.75 2.92
85~89歳13.42 8.171.64 28.07 12.82 2.19
90~94歳27.45 20.75 1.32 45.29 37.69 1.20
95~99歳58.95 53.66 1.1086.41 120.70 0.72

 

なんだこれ、既婚者も未婚者も男が死に過ぎじゃないか

これもうコロナしかないだろ

 

というわけで死亡数の推移

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5.pdf

8ページ

 

あかん、わからなくなってきた

一個前の国勢調査読まなきゃ無理だわこれ

めんどくせー;;

 

途中まとめ

・既婚者と未婚者で雑に死亡者中央値とったら、そりゃ未婚者の方が圧倒的に若くて当然、参考にできない

・では男女で比較した場合どうかだけど、データタイミングで何故か男性めっちゃ死んでるから参考にならない

・調べた結果「未婚者はやはり短命」となっても、未婚者のデータがまず圧倒的に少ないので今の30代40代以下に適用できるかは不明(少なくともも1020年は答え出ないはず)

論文は読めてない、誰か読んで

 

こういうデータを示すタイプ記事って、途中の計算方法とか明かしてないの腹立つんだよね

あと裏取らずに拡散するメディアとか

でも俺も間違ってるかもしれないから、気になった人は各々調べてみてほしい、データはあるんだから

 

________

 

コロナの影響を無視したいので2019年版の死亡数で調べ直した(ソースは同じ場所から取ってるので割愛

なお未婚率と男女総数は2020年のもの国勢調査からしょうがない)

 

結果、コロナによる男女差に対する影響は恐らくあまりないと思われる結果になった

 

2022

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722247060491.98
既婚女性420051867162891.71
未婚男性15342426908640.59
未婚女性12350786516580.42

 

2019

総数死者数死亡率(%)
既婚男性356722246288021.76
既婚女性420051866266541.49
未婚男性15342426759250.49
未婚女性12350786450870.37

 

てことは、直感に反するけど、男女の寿命差だけでこんなに死亡率が違うってことになるんだな?

 

そして、未婚男性が死にやすい状況も変わらないようだった

 

※長くなったので次の記事に分けた

次 https://anond.hatelabo.jp/20241014165955

2024-09-05

anond:20240905114654

タイトルリリース
THE BEST OF DETECTIVE CONAN不明
ユリイカ (ジム・オルーク)1999年
ラプソディ・イン・ブルー (山下洋輔)1986年
ターミネーター2 サウンドトラック1991年
さんだる (たま)1990年
空と君のあいだに (中島みゆき)1994年
情熱薔薇 (ブルーハーツ)1990年
フレンズ (REBECCA)1985年
TEAM ROCK (くるり)2001年
マトリックス サウンドトラック1999年
四季 (ヴィヴァルディ)不明
NEW JERSEY (Bon Jovi)1988年
マニアマニエラ (ムーンライダーズ)1982年
もう恋なんてしない (槇原敬之)1992年
夢であるように (DEEN)1997年
Teenage dream (DEEN)1997年
time goes by (Every Little Thing)1998年
夢を信じて (徳永英明)1990年
キミがいるから・・・/Twinkle Trick (奥田綾乃)2000年
ロビンソン (スピッツ)1995年
BLUESEED キャラソン不明
CYCLE HIT1997-2005 (スピッツ)2006年
COLORS (宇多田ヒカル)2003年
ムラヴィンスキー指揮6枚組曲集 (メロディア)不明
Tremolo e.p. (My Bloody Valentine)1991年
You’re living all over me (Dinosaur Jr.)1987年
奇跡の海 (坂本真綾)1997年
IMPRESSIVE (T-SQUARE)1992年
時の河 (FENCE OF DEFENSE)1989年
永遠孤独 (小坂由美子)1992年
はじめてのC1987年
アウトラン セガS.S.T サウンドトラック1986年

データをまとめる

不明」とすまんけど1957年2019年の外れ値は除いてExcelカウント

人数
19701
19711
19720
19730
19741
19750
19760
19771
19780
19791
19800
19810
19821
19833
19843
19855
198610
19879
198818
198910
199020
199112
199214
199311
199412
199511
199615
199720
19988
199911
20004
20013
20021
20036
20042
20051
20063
20071

グラフ

https://imgur.com/r7Jbq4P

考察

25~40年前の1985年1999年リリースCDが多い。

日本人で初めてCDを買う年齢っていくつくらいですか?」

ChatGPT => 10代後半から20代前半

Copilot => 小中学生(文献:https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/10920

10~18歳くらいかな。

ということで、ブクマカは35~60歳がボリュームゾーン

2024-04-09

anond:20240408190059

それであってるよ。

いくつかの電池劣化モデルがあって、それを更に電池それぞれに合わせた補正を掛けるんだけど、

Li-ion系では(モデルが)単純なLFPでも複雑なNMCでも概ね変わらない点があって、

50%以上での急速(4C)は明らかにCycleごとの容量低下が加速する。

(これはLiPo含む高容量LiBでほぼ共通して見られる)

そして数十Cycleを超えたあたりから温度依存性が急速に立ち上がる。

なので大体のセル寿命に影響が少ない急速充電は、50%まで温度制御しながらいれて、80%まで温度にあわせて低速にしていくって感じになる。それ以降は温度が高いなら止めるほうがいい。

とにかくLiB化学反応電気化学反応含む)は副反応経路がたくさんありすぎて未だに網羅できていないので、モデル精度も自ずと限界があるんだよ。

どこかで突然現れる稀な事象(いくつかの履歴があるセルだけに突然ある温度帯で負極にウィスカー形成されるみたいなのが、別々のパターンでたくさん起きていることだけは分かっている)だらけで、予測される複雑さに対してデータが圧倒的に少ない。これぐらいのスケール化学的反応の個別追跡の難しさなんだけどね。

ここら辺は化学的な制約なので技術で何とかとか言われても困るんだよな。その技術って魔法のこと?って感じ。

あと100%にするしないは、そもそも100%はEoC(充電終了電圧)の設定で決まるんで、これを引き上げると公称容量が増えて充電回数が減って(セル不良での)安全性が下がる。逆にするとセル寿命は延びるし安全性は多少向上する。でもこれモバイルバッテリーなんかでやると重くて公称容量すくないってなるから、下げて寿命延ばしてた製品はみんな無くなっちゃった

2024-03-11

漫画家寿命は本当に短いのか

鳥山明さんが68歳という若さで亡くなったことで、にわか漫画家寿命話題になっている。

漫画家は魂を削って作品を生み出す過酷職業だが、果たして一部だけを切り取って短命というのはどうなのか - Togetter

https://togetter.com/li/2328789

大元調査ツイートにはさっそくコミュニティノートも付けられており、確かにこれだけで短命かどうかを判断することはできない。

https://twitter.com/monakayoshihiro/status/1766072771971576033

この調査では、1987年まれ享年36歳の人を調査対象に入れている一方、1987年まれ2024年現在も存命の人(享年が80歳や90歳になる可能性のある人物)は調査対象になっておらず、平均寿命より低い年齢が導出されるのは当然です。

平均寿命とは、各年に誕生した人間調査年時点で生存している「割合」を用いて算出されるものです。

また、平均寿命は、1947年から2023年のうちに、男性は30.99年、女性33.13年伸びています

このことからも、1890年代生まれ1980年代まれの人を混ぜ合わせた今回の調査不適切であると言えます

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life22/dl/life22-15.pdf

そこで、私は以前、そうした事情考慮した 将棋棋士の平均寿命は本当に短いのか という記事を書いていたので、漫画家についても同様の手法グラフにしてみることにした。



(追​記: なぜか時々404になるのでU​R​Lを変更し​ました)

📈グラフhttps://f.hatena.ne.jp/Knoa/20240311125534



このグラフを見る限り、いくらか予感していたことではあったが、将棋棋士とは異なり、確かに「漫​画​家の平​均​寿​命は、世の中の平均よりも短い」と言えそうである。(ただし、ひかえめに見ても10歳以上とかなりの差ではあるものの、後述の注意事項には目を通しておいてほしい)

私たちに夢や感動や笑いを与えてくれる漫画家という職業ではあるが、きっと健康長生きしてくれれば、結果的にはもっとたくさんの漫画を生み出してくれることにも繋がるはずだと思う。それは出版社などにとっても、息の長いビジネスという観点から考慮する価値のあることなんじゃないだろうか?


データと注意事項

最中義裕 @monakayoshihiro

https://twitter.com/monakayoshihiro/status/1766729822607221162

3月8日にUPした「鬼籍に入った漫画家リスト」に関し

多くのご意見及び情報提供を賜り、御礼申し上げると共に、それらを加味し大幅改造した表を再UPいたします。

変更点は下記

没年齢が不明の方の追加

死因を記しました(報道ウィキ公表されている場合のみ)

没年平均値計算は止めました

なお、人選には何の基準もなく、私が過去漫画家さんの訃報を聞く度に書き留めたデータ

今回、皆様から寄せられた情報構成されているため、当然ながら、情報の偏りと(訃報訃報ニュースにならないマイナー作家を中心に)かなりの漏れがありますことをお詫びいたします。

もう一つ変更点(書き忘れ)

自殺事故死の方々も残しました

漫画家男女のグラフは男女比までは考慮しておらず、時代と共に女性比率が増えて、それに伴って死亡年齢が高くなっている可能性がある。(性別は精査していない)

※ 「訃報ニュースにならないマイナー作家」という偏りについては、単に世の中の平均からより乖離した上澄みを対象にしているだけと見ればよいが、逆に自殺事故死などで死亡年齢が若い場合ほど、マイナー作家でもニュースになりやすという事情が考えられる。本来であれば将棋棋士のように一律の条件でデータが揃っていればよいのだが。なお、自殺事故死は政府統計にも含まれているので条件は同じである

漫画家という職業自体歴史はある程度長くても、まだまだ発展途上の職業で、人口ピラミッド比率日本人平均より若い世代に偏っているという事情も考えられる。極端な話、たとえば2018-2022年における「Webデザイナー」の死亡年齢をデータ化しても、少数の不幸な事例ばかりが集まり、80歳で天寿を全うした事例は見つからないだろう。これを考慮して検証するには、存命中漫画家データ必要となり、なかなかむずかしい。参考: プロ漫画家は日本に何人いるのか? - 漫画の真ん中

政府統計は5歳ずつの階級中間値で平均して求めた(たとえば80-84歳での死亡を一律で82歳とみなしている)。新生児高齢者本来の死亡年齢より高く、それ以外は低く算出されやすいが、結果的にある程度相殺される。

政府統計は「その年」に死亡した男女だが、漫画家統計は「その年の前後5年(2020年なら2018-2022年)」に死亡した漫画家男女である2025年分の漫画家データは期間途中であり、今後2027年にかけて変動する。

政府漫画家誕生日までは考慮していないので、「80歳と11ヵ月」で死亡しても80.0歳として計算される。(どうしても平均寿命と比べたいなら、+0.5するとよいが、本来人口ピラミッドの影響も差し引かなくてはならない)


あとがき

データを公開してくれた最中義裕さんに感謝します。

記事グラフは、引用だけでなく他の職業などへの転用も歓迎します。

2024-02-16

[]現代音楽を聴こう 2024.2.16

ライブ配信です

https://www.youtube.com/watch?v=-NLfxE-f5Is

cresc...

Biennale für aktuelle Musik Frankfurt Rhein Main 2024

Eröffnungskonzert


Gérard Grisey:

Les Espaces Acoustiques


Ensemble Modern

hr-Sinfonieorchester – Frankfurt Radio Symphony

Megumi Kasakawa, Viola

Sylvain Cambreling, Dirigent


hr-Sendesaal Frankfurt, 16. Februar 2024



»Fadenspiele«. Die Bedeutung von Netz-Werken beleuchtet das Festival »cresc... 2024«. Das Eröffnungskonzert des Ensemble Moderns und des hr-Sinfonieorchesters präsentiert eines der monumentalen Schlüsselwerke des 20. Jahrhunderts. Mit seinem abendfüllenden Orchesterwerk »Les Espaces Acoustiques« schuf der Franzose Gérard Grisey im Zeitraum von elf Jahren einen Zyklus, bei dem jeder folgende Teil den akustischen Raum des vorangegangenen erweitert und vergrößert.

____________________________


»String Figures«. The significance of net works is highlighted by the festival »cresc... 2024«. The opening concert of the Ensemble Moderns and the Frankfurt Radio Symphony presents one of the monumental key works of the 20th century. With his full-length orchestral work »Les Espaces Acoustiques,« Frenchman Gérard Grisey created a cycle over a period of eleven years in which each successive part expands and enlarges the acoustic space of the previous one.

2023-12-28

anond:20231228184225 anond:20240103161651

おもいだしてください

 

⭐️そもそもはてな若者はいない⭐️
はてな ユーザー72% が30歳以上。おっさんおばさんメディア(はてなメディアガイド)
年代男性 女性  感想
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⭐️そもそも日本若者はいない⭐️
年齢(5歳階級)、男女別人口(2023年2月確定値、2023年7月概算値)

年齢階級男女計(万人)
総数12456
0歳~4歳413
5歳~9歳489
10歳~14歳527
15歳~19歳552
20歳24628
25歳~29歳645
30歳~34歳640
⭐️35歳~39歳709
⭐️40歳~44歳781
⭐️45歳~49歳921
⭐️50歳~54歳960
⭐️55歳~59歳821
⭐️60歳~64歳749
⭐️65歳~69歳737
⭐️70歳~74歳893
⭐️75歳~79歳740
80歳~84歳581
85歳~89歳399
90歳~94歳204
95歳~99歳59
100歳以上9

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200524&tstat=000000090001&cycle=1&year=20230&month=23070907&tclass1=000001011678

2023-12-16

Escape From TARKOV(タルコフ)は俺がやれるゲームじゃなくなってしまった事。

タルコフはいまもって他ゲームをもって替えがたい最高のゲームであると言える。

どこまでもリアリティを重視した銃のカスタマイズ、異常な量の銃弾の種類、画面上にマップすら表示されず、自分がどこにいるかは何度もプレイして覚えるしかない。

プレイ途中で死ねば持ち出した武器や防具をすべて失う非情ハードコアさ、

攻略Wikiを見ないと進められたもんじゃない不親切極まりないゲーム性、

それをもってあまりある緊張感と達成感。

更に凶悪なのはほぼ半年ごとにワイプが来て、それまでに進めた内容が完全にリセットされてしまうことだ。

集めた物資もためた通貨も、レベルスキルも全部初期化される。

残るものユーザー経験だけ。半年経てば全員レベル1からどころかキャラメイクからの出発となる。

それはまあ良いっていうか納得ずくなんだけど、何年も経るうちにユーザーの慣れと競うようにレベルアップ条件が厳しくなっていき、

ついに俺のようなヌルゲーマーではワイプまでに充分なレベルアップが出来なくなってきた。

ハイドアウトの建設ワイプごとに条件が厳しくなっていっている。

残念だが諦めるべきときが来たのだろうか。諦めてオフラインで地道に楽しめるゲーム模索するべきなのだろうか。

再度言うがタルコフのゲーム性は最高に面白いである。ただ俺の実力ではエンドコンテンツどころか弾薬の購入アンロックさえ覚束ないのがもどかしい

替わりになりそうだなと思って期待していた別ゲーも、正直期待が大きいほどパッとしない結果に終わっている。

Cycle Frontierしかり「Days Before」しかり。

純然たるだらしない愚痴であり、増田に向かって吐き出すしかないのだ。

2023-12-06

統計データ警察だよ

統計データ警察だよ

件の増田を養護する気もないけど、下記のエントリー引用されてるデータの使われ方が若干微妙かな~と思ったので書くよ。

  

ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか調べてみたid:noname774300

  

定義等の確認

まず、こういう社会科学系の統計データを扱う際には、質問内容(調査方法)と数値の定義をしっかり確認しようね。

  

注目すべき箇所

上記エントリーでは「ゲーム趣味にしている人の割合」を調べようとしてるね。

問題はここのデータに出てくる「行動者率」というものがどういう数値なのかってことだね。

数値の定義に関するドキュメント10ページ目に「行動者率」の分子部分にあたる「行動者数」に関連する記載があるので引用するよ。

  

過去1年間(令和2年10月20日~3年10月19日)に該当する種類の活動を行った人の数

  

過去1年の間に活動を行った人ということだけど、ここで「行動者」のすぐ上にある「頻度」の項目や質問用紙の5ページ目を見てみよう。

一番活動頻度が低い人は「年に1~4日」だということがわかるね。

まり、極論を言ってしまえば、年に1日でもゲームやれば「行動者数」にカウントされるってことだね。

ここまで書けば察しが付くと思うのだけど、年1~4日しか活動してない人を「ゲーム趣味の人」と定義するのは適当なんだろうか?

  

じゃあ、どのデータをみるのが適切そうなのか。

正直に言えば、年収属性クロスしたデータが見つからなかったので、あくまで参考になりそうなレベルで列挙するね。

(より適切なデータを見落としてたのならごめんね)

  

→頻度別の行動者数がわかるよ。例えばこのデータをみると、行動者のうちの70%以上が週1日以上の頻度でゲームしていることがわかるね。

→平均何日行動しているのかがわかるよ。年収別ではあまり偏りはなさそうだね。(分布にもよるから断言はできないけど)

  

データから何となく読み取れること

上記の2つのデータから「どの年収階級でもそれなりの日数ゲームをやっている人がまあまあの人数でいそうだね」ということがわかるよ。

あくまでもピンポイントデータがないから、ここまでしか言えないよ。

締めとして、こういう社会科学系のデータを見るとき、「趣味」みたいな概念をどう定義するかでデータ見方も現れ方も全然変わってくるから、注意したほうが良いと思うんだ。

今回扱ったデータなら、何日以上ゲームをやる人を「ゲーム趣味の人」と定義するかで、解釈は変わる可能性があるよね。

更に突っ込んだことを書くと、こういう日数で行動を把握する調査方法だと、例えば通勤時間仕事の休憩時間だけ暇だからスマホ時間つぶしにゲームをやるだけの人も「週に何日もゲームをやる人」に入ってしまうよね。中にはポイ活とかが目当てでゲームをやってるだけの人もいるかもだよね。

まりあなた趣味に当てはまるものを以下の選択肢から選んでください」という設問で得られるデータとは、回答傾向が違ってくる可能性が高いんじゃないかなとも推察されるよ。

  

調査方法定義計算方法などの違いで同じようなデータでも数値が大きく変わることはざらにあるから、各種仕様に関するドキュメントはしっかり確認してからデータを見ようね。

でも、言及エントリー執筆者さんは、ちゃんデータに当たろうという姿勢だけで素晴らしいことだと思うよ。

間違いがあればみんなで指摘してブラッシュアップしてけば良いだけだしね。以上だよ。

2023-11-29

ゲーム趣味のやつ、擦りたいわけでもないけどデータ見た方がいいよ

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200533&tstat=000001158160&cycle=0&tclass1=000001158164&tclass2=000001158165&tclass3=000001158173&tclass4=000001158176&tclass5val=0

趣味の回答は複数回答で、低所得者層の方が趣味として回答した数が少ない

趣味として回答したもの重みが低所得者層の方が高く、高所得者は低い傾向にある

なので、重み付けをすると低所得者層ゲーム比重があのブログのあのグラフより高くなる

さらに他の趣味と関連付けると、所得による趣味の偏りは顕著なものになりそうな気がする

何度となく繰り返していることだけど、あのグラフだけ見て気持ちよくなるのは危険

ゲーム趣味にしている人の割合(年齢,収入別)

[B! 統計] ゲームを趣味にしている人の割合が多いのはどのくらいの収入の人たちなのか調べてみた - nonameのノート

ここでブクマカが年齢別にも出さないとって言いながら誰も自分で調べる気はなさそうだったので調べてみた

元にしたデータはこれ

社会生活基本調査 令和3年社会生活基本調査 調査票Aに基づく結果 生活行動に関する結果 生活行動編(全国) 趣味・娯楽 44-2 男女,ふだんの就業状態,単身世帯の区分,世帯の年間収入,年齢,趣味・娯楽の種類別行動者率(単身世帯の世帯主)-全国 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口

年齢と収入が両方入ってるデータがこれしか見つからなかったから、元記事だと有業者なのにこっちは単身世帯世帯主のデータになってるみたいだけど許して

政府統計ちゃんと見たことないのでもっといいデータを知ってる人は教えてください

100万円未満100~199万円200~299万円300~399万円400~499万円500~699万円700~999万円1000万円以上
15~19歳80.793.192.5...............
202478.180.563.183.077.6.........
25~29歳61.275.867.772.774.469.541.9...
30~34歳78.866.169.072.867.667.270.6...
35~39歳69.055.871.978.550.561.988.559.0
40~44歳36.657.958.261.250.764.578.776.8
45~49歳51.039.743.347.151.360.560.385.1
50~54歳34.641.939.943.334.046.042.427.2
55~59歳32.831.934.229.625.634.842.136.5
60~64歳21.320.030.326.331.223.048.836.4
65~69歳9.616.320.520.117.619.032.119.6
70~74歳5.112.112.819.511.313.721.85.5
75~79歳5.54.914.08.328.924.63.0-
80~84歳1.74.96.18.1-20.0-3.1
85歳以上0.72.02.07.57.5-7.1...

2023-09-17

日本に住んでる不良国籍人に人権を与える必要は無いので

犯罪した奴は国籍年齢性別人種わず国外追放すべき。

具体的には令和4年は169,409人が検挙されているので、そいつらに日本国内での人権を与える必要はナシ。

犯罪統計寄り

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130001&tstat=000001201280&cycle=0&year=20220&month=0

2023-09-12

追記山道制限速度でチンタラ走り続けるドライバー運転が下手

私はドライブ趣味で、特に深夜に山道運転する機会が多いのだが、こういう道でチンタラ走るドライバーはことごとく運転が下手。道路の流れを無視制限速度以下のスピードでチンタラ走り続け、後ろに行列を作ることが多い。

こういうドライバーは後ろから追いつかれても絶対に譲らない。チンタラ走り続ける。制限速度で走る場合その速度をキープしてくれればまだマシなのだが、上り坂でアクセルを踏まず大減速して渋滞を作るし、下りではローギアに落とさずブレーキパカパカ踏んで減速するため傍から見ていても危なっかしい。カーブライン取りも甘く、インから入って外に膨らみ、曲がりきれずカーブ後半で急旋回する。同乗者はたまったもんじゃないだろう。車内はきっとゲロまみれだ。

こういうドライバー運転の三要素(認知判断操作)の三点すべてがグダグダで、前述のようにスピードを出さないこと以外にも問題があるのだが、この類のドライバーの一番の問題点はドライバー間のコミュニケーション絶望的に下手で、空気が読めない所にある。

深夜の山道では、様々なペースの車が走っている。チンタラ走るドライバーは知らないだろうが、ある程度スピードを出して流れに乗れている車は、それぞれがうまい具合に譲り合っている。定期的にミラー確認して、後続車を確認する。速い車に追いつかれたら、安全に追い抜きできる直線で、左ウインカーを炊きながら路肩に寄せる。すると後続の車はサンキューハザードを炊きながら、さっと追い抜いていく。

ある程度スピードを出して流れに乗れるドライバーの間であれば、このコミュニケーションが円滑に進む。他車に追いついた時、追いつかれたときに、お互い相手が何してほしいのかがわかるし、さっと行動に移せるのでお互いが気持ちよく走行することができる。

しかし、制限速度でチンタラ走り続けるドライバーは、これが全くできない。いや、全くできないというより、やろうとしない。追いついてきた後ろのドライバーがどう思っていて、何を考えているのかを全く考えない。そもそも、追いつかれたことに気づいていないのかもしれない。そして、ちょっとでも車間が詰まろうものなら、あおり運転だと騒ぎ始める。

車間距離だって、立派なコミュニケーションの一つである。車間距離を詰めることは、大抵の場合「追いついたぜ」のサインであり、悪意のある嫌がらせのために詰めてくることは殆どない。車間を詰めてきた車は、譲ったときに必ずサンキューハザードを出してくれる。そこで車間を詰めたことに悪意が無いことはわかるし、お互いに良い気持ちになれる。しかし、チンタラ走るどんくさいドライバーは、譲ってもほとんどハザードを出してくれない。

以前、大切な荷物を車に載せ、制限速度を割るペースでいつもの山道を走ったことがあった。普段追いついてしまうようなチンタラ車にも道を譲ったのだが、こういう車は譲られるのが本当に下手だった。路肩に寄って減速しても追い抜かずに一緒に減速し、随分スピードが落ちてから追い抜いていく。追い抜く際もハザードなし。多分、譲られたという意識が無いのだろう。

さて、ここまで私の増田を読んでくれたどんくさいドライバーの中には、こう思う人もいるだろう。そもそも、法定速度を1キロでもオーバーしたらスピード違反はいかと。たった1km/hのスピード違反すら許さず叩き出すブクマカも湧きそうなものだが、この考えこどんくさいドライバー空気の読めなさと融通の効かなさを如実に表している。

警察庁は毎年、「交通事故の発生状況及び道路交通違反取締状況等について」という資料で、速度取締り件数を公開している。この資料によると、令和4年の取締では、超過速度15km/h以上〜20km/h未満の件数は約28万件に対し、15km/h未満の件数はたった130件。昨年のみならず、例年15km/hの違反は多くても200件以内の数に収まっている[1]。つまり警察も15km/hまでの速度超過はバッファとして容認しているのである。15km/hを超えない程度の違反は許容するから、それぞれのペースで譲り合いながら円滑にやってくれ、と警察は暗に言っているのだ。

ここまで山道スピードについて話してきたが、周りを見て相手意図を察し、譲り合えないドライバーははっきり言って危険である交差点の右左折車線変更や高速の合流、コンビニなどの店からから出るシチュエーション...。お互い察し合い空気を読んで譲り合ってこそ、安全で円滑な交通が実現するのである。ただルールを守れば良いってもんじゃない。

実勢速度や周りの車の様子、そして警察の速度取締の様子を全く顧みず、制限速度を盲信してチンタラ走るドライバーは、他のシチュエーションでも空気を読めない可能性が高く危険だ。しか自分は優良ドライバーだと思っている分余計にタチが悪い。

こういうドライバーが少なくなってくれることを望む。

【参考文献】

[1]https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027458&cycle=7&year=20220&month=0

追記

バズったので追記したいと思います

コイツ下手だな、と思って車に抜かされたらブチ切れて延々煽り運転繰り返して事故らせるまで追い詰めそうな精神性を感じる。

大切な荷物積んで山道ゆっくり走った時の話書いてると思うんだけど、そこ読みましたか

抜かれたら抜き返そうとは全く思わないです。むしろ譲ったらさっさと抜けと言っているんだ。

私は譲られるより譲る機会のほうが多いし、実際この増田も譲る話を主体に書いたのに、私がスピードガンガン出してあおり運転しまくってると思われるのは、私の書き方が悪いんでしょうか。

この手の山道走行趣味という自称素人普通にヤバイ運転してる奴が多い。〜中略〜15km/hのバッファて、山道で15km/hも違ったらヤバいだろ。

一言山道といっても、カーブのキツさや制限速度、そして実勢速度は道によってバラバラです。制限速度50のところもあれば30の所もあるし、制限速度の看板なし(法定速度)でも、50km/hも出したら危険な道もあります。同じ道、同じ制限速度の区間でも、場所によってカーブ連続するところもあれば直線が長く続くところもあります

常に制限速度+15km/hで走れとは言ってないです。スピードが出やす区間で許容されうるバッファ+15km/hであるという話です。

このブクマカ以外にも、一言に「山道」と言っても色々な道があることを分かってない人が何人かいます運転経験が足りないのでは?

やばいドライバーお気持ち見本市みたいな頭のおかしさ。〜中略〜「15km以内は容認」で絶望。例え30km超過しても、法律は「他の奴が捕まるかどうか」で判断してはいけない。

いや統計みりゃ容認していることは一目瞭然でしょう。15km/h以内が容認されないのであれば、どうして警察は15km/h以内の速度違反を取締しないのでしょうか。

ちなみに、15km/h以内の取締をしたいけど諸事情によりできない、という訳ではないです。ゾーン30での取締など、警察必要に応じて15km/h以内の取締もやってます。よその道で15km/h以内の取締をしないのは、容認しているからにほかなりません。

山道ってとんでもねえスピードで走ってる車いるよな。運転者は自分運転うまいと思ってるんだろうけど、欲望まみれの運転はむしろ下手の部類だぞ。

そのとおり。「自分のペース(チンタラ)走らせろ。後ろから来たドライバーには譲らん」っていう運転自分中心欲望まみれの運転なので、後ろから車が来たら素直に譲ってね。

最後に、別に私はスピードを出せとは言ってないです。制限速度を割るスピードで走っていいです(私も荷物積んで走ったときはそうしました。)。その代わり自分のペースで走ってて他の車が追いついてきたら、走り続けず譲ってねと言っているんです。下手なドライバーとはスピードを出さなドライバーではなく、チンタラ「走り続ける」ドライバーのことです。

2023-09-07

ポケモンスリープで初めて寝てる間の自分の状況(いびきとか)を知る人が周りにたくさんいておどろいた

最近スマホユーザーって目覚ましアプリ睡眠記録付き)使わないんだなぁ…

まだTwitterインターネットオタクおもちゃだった位の頃はどのライフログアプリが良い!とか盛り上がってた記憶あったけどもう廃れちゃってたのか…

当時のオタクたちありがとう

もう何年もsleep cycle使ってたまに撮れる寝言を聞くのが楽しいです

2023-07-27

はてな若者はいない。日本若者はいない

⭐️そもそもはてな若者はいない⭐️
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30代⭐️38%   36%  最多ユーザーblogといえば “はてな” 、エンジニアといえば “はてな” を知る世代・作った世代
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50代以上 9%   9%   40代と同じく作った世代だけど意外と少ない。盛っていないガチでおハイソな方々が多いイメージ

 

⭐️そもそも日本若者はいない⭐️
年齢(5歳階級)、男女別人口(2023年2月確定値、2023年7月概算値)

年齢階級男女計(万人)
総数12456
0歳~4歳413
5歳~9歳489
10歳~14歳527
15歳~19歳552
20歳24628
25歳~29歳645
30歳~34歳640
35歳~39歳709
40歳~44歳781
45歳~49歳921
50歳~54歳960
55歳~59歳821
60歳~64歳749
65歳~69歳737
70歳~74歳893
75歳~79歳740
80歳~84歳581
85歳~89歳399
90歳~94歳204
95歳~99歳59
100歳以上9

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200524&tstat=000000090001&cycle=1&year=20230&month=23070907&tclass1=000001011678

 

はてな若者はいないの意図

おっさんおばさんの溜まり場でエイジズム恥ずかしいのでいい加減にしてもろて

anond:20230727025752

anond:20230727094838

しょーがにゃいニャー

  1. Googleを立ち上げる
  2. 人口推計 estat と入力 ← 政府統計の総合窓口 (総務省統計局が整備し、独立行政法人統計センター運用管理を行ってる)
  3. 最新の月次をクリック

 

年齢(5歳階級)、男女別人口(2023年2月確定値、2023年7月概算値)

年齢階級男女計(万人)
総数12456
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20歳24628
25歳~29歳645
30歳~34歳640
35歳~39歳709
40歳~44歳781
45歳~49歳921
50歳~54歳960
55歳~59歳821
60歳~64歳749
65歳~69歳737
70歳~74歳893
75歳~79歳740
80歳~84歳581
85歳~89歳399
90歳~94歳204
95歳~99歳59
100歳以上9

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200524&tstat=000000090001&cycle=1&year=20230&month=23070907&tclass1=000001011678

 

追記

既に出てたか anond:20230727100040

2023-03-17

The First Black Samurai-Yasuke

Please improve the following novel to be more engaging and adding plot point of Yasuke returnig to being a missionary quitting Samurai " rologue:

The sun sank behind the horizon, casting the Japanese countryside in a warm, golden glow. In the courtyard of Nobunaga's castle knelt Yasuke, a tall, muscular African man with skin as dark as midnight. His journey to this moment had been long and treacherous, but it was only the beginning.

Chapter 1: A World Away

Yasuke lived an ordinary life in a small village on the Mozambique coast, unaware of the extraordinary destiny that awaited him. Captured by slave traders and torn from his homeland, he endured a grueling voyage across the Indian Ocean, finally arriving in the bustling port of Goa, India.

It was there that Yasuke's fate took an unexpected turn when he was purchased by Jesuit missionaries. In their service, he learned about Christianity, new languages, and the ways of the Western world. But his journey was far from over.

Chapter 2: The Land of the Rising Sun

As a loyal servant to the missionaries, Yasuke accompanied them on their journey to Japan, a land of mystique and intrigue. The beauty of the land, the complexity of its customs, and the elegance of its people captivated him. As the first African to set foot in Japan, he attracted attention and curiosity from all those who encountered him.

Chapter 3: The Encounter

In Kyoto, the capital of feudal Japan, Yasuke's life changed forever when he met Oda Nobunaga, one of the most powerful and influential daimyos of the time. Nobunaga was captivated by the African's physical prowess, intelligence, and unique background. Seeing potential in Yasuke, Nobunaga decided to take him into his service as a samurai.

Chapter 4: The Path of the Warrior

Yasuke's transformation from a slave to a samurai was fraught with challenges. He had to adapt to the rigorous training, strict code of honor, and the intricacies of Japanese society. But Yasuke's strength, resilience, and determination allowed him to excel, earning the respect of his fellow samurai and the trust of Nobunaga.

Chapter 5: The Unfolding War

As Nobunaga sought to unify Japan under his rule, Yasuke fought by his side in numerous battles. The African samurai's legend grew with each victory, as did his bond with Nobunaga. Together, they faced both triumph and tragedy, navigating the treacherous landscape of alliances and betrayals that defined the era.

Chapter 6: The Turning Tide

Yasuke's reputation as a skilled and loyal samurai grew, as did his bond with Lord Nobunaga. But in the shadows, the tides of change were brewing. Mitsuhide Akechi, once a loyal ally, had grown disillusioned with Nobunaga's rule. The resentment smoldered within him, fueled by a series of perceived slights and political maneuverings. Mitsuhide's ambition and desire for power began to cloud his judgment.

Yasuke sensed the shift in Mitsuhide's demeanor and grew increasingly wary of the samurai lord. However, loyalty to Nobunaga prevented him from openly voicing his concerns. He instead focused on his duties, ever vigilant and ready to protect his lord at a moment's notice.

One fateful evening, the Oda clan gathered to celebrate their recent victories. Unbeknownst to the revelers, Mitsuhide Akechi's treacherous plan was already in motion.

As the sun rose, the first cries of battle rang out. Mitsuhide's forces had launched a surprise attack on Nobunaga's residence at the Honno-ji Temple. Yasuke fought his way to Nobunaga's side, his sword cutting through the trait "

Prologue:

The sun dipped below the horizon, bathing the Japanese countryside in a warm, amber embrace. Yasuke, a towering, powerfully built African man with skin as dark as midnight, knelt in the courtyard of Nobunaga's castle, his heart thundering with anticipation. A perilous journey had brought him to this moment, and yet, it was only the beginning of a story that would span continents and rewrite history.

Chapter 1: A World Away

In a small village on the Mozambique coast, Yasuke led a simple life, blissfully unaware of the extraordinary destiny that lay before him. His world shattered when slave traders captured him, ripping him from his homeland and thrusting him into a brutal odyssey across the Indian Ocean. Fate, however, had other plans when he reached the bustling port of Goa, India.

Chapter 2: Destiny's Winds

In Goa, Jesuit missionaries purchased Yasuke, altering the course of his life. Under their guidance, he embraced Christianity, mastered new languages, and absorbed the ways of the Western world. But the wind had not finished carrying him to his ultimate destination.

Chapter 3: The Enchanted Isles

Loyal to the missionaries, Yasuke accompanied them to Japan, a land shrouded in mystery and allure. He was captivated by its breathtaking landscapes, intricate customs, and refined people. As the first African in Japan, he sparked fascination and intrigue wherever he went.

Chapter 4: Fateful Encounters

Kyoto, the heart of feudal Japan, bore witness to the meeting that would forever change Yasuke's life. Oda Nobunaga, a formidable and influential daimyo, was entranced by Yasuke's physical prowess, intellect, and exotic origins. Recognizing Yasuke's potential, Nobunaga welcomed him into his service as a samurai.

Chapter 5: A Warrior Forged

Yasuke's metamorphosis from slave to samurai was laden with trials. He navigated the grueling training, a rigid code of honor, and the complexities of Japanese society. Undaunted, he flourished, earning the admiration of his fellow samurai and the unwavering trust of Nobunaga.

Chapter 6: A Land Divided

As Nobunaga pursued his vision of a united Japan, Yasuke fought valiantly by his side in countless battles. The legend of the African samurai swelled with each victory, and their unbreakable bond deepened. Together, they braved the treacherous world of shifting alliances and betrayals that shaped the era.

Chapter 7: Whispers of Betrayal

Yasuke's renown as a skilled and devoted samurai expanded, as did his connection with Lord Nobunaga. But beneath the surface, a storm was brewing. Mitsuhide Akechi, once a staunch ally, had grown disillusioned with Nobunaga's leadership. His bitterness festered, fed by perceived slights and political machinations. Consumed by ambition and lust for power, Mitsuhide's judgment faltered.

Chapter 8: The Price of Loyalty

Yasuke detected the change in Mitsuhide's spirit and grew increasingly apprehensive. But his unwavering loyalty to Nobunaga held him back from voicing his suspicions. Instead, he redoubled his efforts, ever watchful and prepared to defend his lord at any cost.

Chapter 9: A Night of Shadows

On a fateful evening, the Oda clan gathered to revel in their recent triumphs, oblivious to the treachery that lurked in the shadows. Mitsuhide Akechi's nefarious scheme had been set in motion.

Chapter 9: A Night of Shadows

As dawn broke, the piercing cries of battle shattered the night's tranquility. Mitsuhide's forces had launched a devastating surprise attack on Nobunaga's residence at the Honno-ji Temple. Yasuke fought relentlessly, his sword cleaving through the treacherous warriors as he made his way to Nobunaga's side.

Chapter 10: Flames of Betrayal

The Honno-ji Temple, once a sanctuary of peace, was now engulfed in flames and chaos. Yasuke and Nobunaga fought back to back, their swords a blur of steel, as Mitsuhide's forces closed in. Despite their valiant efforts, they were outnumbered, and Yasuke could sense the battle was lost. With a heavy heart, he whispered a prayer for Nobunaga's soul, knowing that his lord would never surrender.

Chapter 11: A Promise Unbroken

As the temple crumbled around them, Yasuke was captured by Mitsuhide's soldiers. Imprisoned and stripped of his samurai status, he reflected on the path that had led him to this moment. Amidst the darkness, he found solace in the memories of his life with Nobunaga and his time as a missionary. A fire kindled within him, reigniting a long-forgotten purpose.

Chapter 12: The Road to Redemption

In the chaos following Mitsuhide's coup, Yasuke seized an opportunity to escape. He journeyed across war-torn Japan, seeking refuge and a chance to reclaim his former life. His determination and faith guided him, as did the memory of the missionaries who had once saved him from a life of slavery.

Chapter 13: Rebirth of a Missionary

Yasuke found solace and purpose among a group of missionaries in a remote village. Embracing his past, he became an instrumental figure in their community, sharing his knowledge of Christianity, languages, and the Western world. As he nurtured their faith, Yasuke felt the shadows of his life as a samurai slowly fade, replaced by the warm embrace of spiritual fulfillment.

Chapter 14: A Legacy Unforgotten

Though Yasuke had left the life of a warrior behind, the legend of the African samurai continued to grow. His story inspired generations, a testament to the power of resilience, courage, and the human spirit. It was a tale that transcended borders and time, a reminder that even in the darkest moments, hope and redemption could be found.

Epilogue:

As twilight draped the Japanese countryside, Yasuke stood atop a hill, gazing at the village he now called home. His journey had been one of unimaginable hardship, transformation, and ultimately, redemption. And as the sun dipped below the horizon, Yasuke knew that his story, like the sun's eternal cycle, would continue to inspire and illuminate the hearts of those who heard it.

2023-01-23

将棋棋士平均寿命は本当に短いのか

将棋棋士平均寿命は、世の中の平均よりも短い」と言うのが、なかば定説のようになっている。プロ棋士趣味将棋では肉体的にも精神的にも負荷がまったく違うとはいえ将棋を普及させようとする上では、将棋界にとって少し耳の痛い話だろう。

言及されている記事を以下にいくつか紹介しておく。

将棋棋士の平均的寿命について - おおた 葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい (2007年)

結果は・・67.51才である短い!

棋士と年齢を分析する | 将棋ペンクラブログ (2014年)

全体の平均 68.5歳 (110人)

*最も長命だったのが加藤博二九段の90歳(2013年)、最も若かったのが村山聖九段の29歳(1998年)。

2013年厚生労働省の発表によると日本人男性平均寿命は79.59歳。

棋士は激務である、ということが言えると思う。

5月5日で65歳の前期高齢者になった田丸の1年後の引退への思い: 田丸昇公式ブログ と金 横歩き (2015年)

平均享年は69歳で、世の平均寿命より10歳も下回る69歳でした。

将棋棋士の平均寿命を調べてみた - 将棋ペンタゴン (2021年)

物故棋士は91人でその没年齢の平均は72.0歳となっています

WHO世界保健機構)が発表した2020年版の世界保健統計によると、日本人男性平均寿命は81.1歳。

まり将棋棋士平均寿命日本人男性平均寿命に比べると約9歳低いことがわかります

野月浩貴八段と藤森哲也五段の発言例も→ anond:20230124165248


しかし、これらの記事に書かれた棋士平均寿命のようなものは、「既に死亡した棋士の死亡年齢を平均したもの」であって、いわゆる世の中で平均寿命として公表されている「今年生まれた0歳児が何歳まで生きるか」とは異なる。極端な話、江戸時代までさかのぼれば棋士の死亡年齢はもっと短くなるわけで、「過去400年間に死亡した棋士」と「今年生まれた0歳児」を比べるのは的を外している。(最初に挙げた記事のうち 将棋棋士の平均的寿命についてはいくつか但し書きも添えられているが、それでも不十分)


そこで、直接比較やすい「死亡年齢」だけに着目して、5年ごとに区切って世の中の平均と比べてみた。

ただし、全男性の死亡年齢は、新生児の死亡なども含まれるので、特に古い時代ほど低くなりやすい。「棋士が0歳で死亡する」ことはありえないので、おおむね棋士の年齢に対応する「20歳以上」に絞った死亡年齢と比較するのがよいだろう。(棋士プロ入り平均年齢は22.4歳)


(※1/2​4追​記: 全男​性と2​0​歳+の計​算に間違いがあり、すべて-0.5だけ下​方​修​正​し​ました。考​察や結​論に変わりはありません)

平均死亡年齢の推移:

男性20歳+男性棋士男性棋士
誤差(95%)
1940年54.7 5.2
1945年61.516.9
1950年41.157.861.022.0
1955年50.061.148.510.1
1960年55.563.343.0 6.0
1965年59.364.767.8 6.9
1970年61.065.364.819.5
1975年63.166.664.6 8.5
1980年65.768.169.3 7.0
1985年67.469.173.5 6.1
1990年69.270.572.4 8.8
1995年70.471.471.3 6.4
2000年71.472.168.216.4
2005年73.373.766.110.1
2010年75.175.573.8 8.8
2015年76.977.281.3 6.4
2020年78.478.678.9 6.9

グラフ:

https://imgur.com/a/DOB6zqI


こうしてみると、誤差は大きいものの、将棋棋士平均寿命は、世の中の平均よりも短い」という定説は、妥​当ではないと言える。もっとも、1960年2005年ごろにかけては世の中の推移に逆行して若くして亡くなる棋士が多かったため、誤った定説を生み出しやす環境だったとは言えるかもしれない。


データ

政府統計は5歳ずつの階級中間値で平均して求めた(たとえば80-84歳での死亡を一律で82歳とみなしている)。新生児高齢者本来の死亡年齢より高く、それ以外は低く算出されやすいが、結果的にある程度相殺される。

政府統計は「その年」に死亡した男性だが、男性棋士統計は「その年の前後5年(2020年なら2018-2022年)」に死亡した男性棋士である

政府棋士誕生日までは考慮していないので、「80歳と11ヵ月」で死亡しても80.0歳として計算される。(どうしても平均寿命と比べたいなら、+0.5するとよいが、本来人口ピラミッドの影響も差し引かなくてはならない)


あとがき

ちなみに囲碁棋士女性も含んだリストしかなかったが、特に将棋棋士に比べて大差あるわけではなかった。

追記: 相撲力士は死亡年齢付きの便利なリストが見つからなかった。

記事グラフは、引用パクリも歓迎します。

2022-12-26

[][] 2022年に観た作品まとめ

30作品強。(前後編に分かれてたり「2作で1作」みたいなのがあるので、はっきり「全○作」と書きにくい…)

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(1/1公開)

いつものバンドリ。通常パートには若干の人形劇感はあるが、ライブパートはすごい。

地球少年少女(前編・1/28公開 / 後編・2/11公開)

映画じゃなくてOVA連続上映では…?みたいなフォーマットだったが気にしない。

YouTuberSNSアノニマス(※増田ではない)、陰謀論AI…と今っぽい要素がてんこ盛り。美衣奈たんかわいいよ美衣奈たん。

密室となった宇宙ステーションから脱出できるのか…?という前編はワクワク感がすごい。

後編はセカイ系というか、ちょっと観念的な結末だったので面食らってしまったが、まあアリ。

鹿の王 ユナ約束の旅(2/4公開)

治療が困難な伝染病蔓延している」という世界観作品だが、前年の9月に公開予定だったのがコロナで大幅に延期。

因果を感じますね(適当)。

グッバイドングリーズ!(2/18公開)

序盤に主人公たちが女装して、詰め物をブルンブルンさせながら歩くシーンがあってちょっと引いてしまった。

なくても良かったんじゃないかな、あれ…。

フルーツバスケット -prelude-(2/18公開)

原作未読・TVシリーズも(新・旧ともに)未見。

本編主人公母親若い頃がメインの話だけど、こんなハード作品だったのか…。

劇場版 DEEMO サクラノオト(2/25公開)

原作プレイ原作の設定から独自に膨らませたストーリーなのかな?となんとなく思ってたが、いま調べたらわりと原作に忠実な内容だったのね。

ブルーサーマル(3/4公開)

主人公女の子声優が上手い。今作が声優初挑戦とのことだが、全然遜色なかった。

不可抗力事故責任を取らされる形で大学の航空部に入部させられ、部の先輩には強く当たられ、再会した生き別れの姉からも強く当たられ…と理不尽な目に遭い続ける主人公だが、天才的なグライダーの操縦センスで切り抜けていくのであった…。

永遠831(3/18公開)

物語の冒頭、主人公バイト先の新聞配達店の客の家で時間を止める能力を使って、滞納してる新聞代をこっそり回収するのであった。……いやもっとかに使い道あるやろ、その能力…。

3DCGアニメだけど、映像がすごいチープで「神山健治大丈夫か…?」ってなった。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(4/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習したらめちゃめちゃハマった。

…が、そういうときに限って映画TVシリーズの総集編なのであった。

追加シーンはあるけど、そのためだけに観に行く価値があるかというと…。

アマプラに来てるようなので、気になる人はどうぞ)

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM(前編・4/29公開 / 後編・7/22公開)

TVシリーズはなんとなく観てなかったんだけど、こんなにガッツリ「あの事件」を題材にしてたのか…。

バブル(5/13公開)

さんざん言われてるけど、水没してほとんど廃墟になった東京パルクールとかしてる場合か…?

映画 五等分の花嫁(5/20公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

文化祭でそれぞれのヒロインルートが描かれたのは Ifルートを描いたのか、それとも単に「○○の視点だと…」を繰り返したのか、未だによくわかってない…。

犬王(5/28公開)

体感だと尺の半分くらいはライブシーンだった(実時間は違うかも)けど、個人的にはあんまり魅力を感じなかった…。ストーリー自体面白い

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(6/3公開)

ガンダムはそれなりに知ってるけど、ファーストちゃんと観たことはなかった(ありがち)。

TVシリーズ1話映画にしてるので、物語の展開はかなり遅い。

モブが棒立ちのシーンがほとんど無くてすごい。「古き良きアニメ」という感じ。

劇場版 異世界かるてっと ~あなざーわーるど~(6/10公開)

元になった作品幼女戦記とこのすばを少し知ってるくらいだが、予想外に面白かった。

登場人物めっちゃ多いのに、ちゃんと満遍なく活躍してる。スパロボみがある。

劇場版 からかい上手の高木さん(6/10公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

神社境内でこっそり世話してた子猫里親がなかなか見つからず『自分たちの家で飼おう』と決心した途端、良くしてくれそうな親子に拾われてしまい…」という展開……うーん…。

劇場版 IDOL舞SHOW(6/24公開)

前半は3DCGの(なんか世界観が独特な)アイドルアニメで、後半はキャストMVという変な構成

公開直前までコンテンツ存在自体を知らなかったんだけど、2019年秋に楽曲を軸にしたアイドルコンテンツを立ち上げたらコロナ禍とバッチリ被ってしまって、ライブも開催できず、CDも2年間リリースできず…ということらしい。

映画の出来はともかく、曲は好きだったので既発売のCDを買い集めてしまった。

映画 ゆるキャン△(7/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習しようとしたけど、1期の7話くらいまでしか観られなかった…。

全員ちゃんとした社会人になってて、御都合主義にせず誠実に作ろうとしてるのはわかるけど、やっぱり高校生の頃のキラキラ感は薄くなってるかな…。

神々の山嶺(7/8公開)

原作未読。制作フランス会社だけど、日本風景文化に関する解像度が高くて驚いた。

舞台は50年前~30年前くらいだけど、時代考証もほぼ完璧だったのでは。

ただ、(パンフレットの対談で原作者の夢枕獏も言ってたが)ヒロイン(?)の岸 涼子が「欧米人イメージする、ステレオタイプアジア人女性」みたいな造形だったのは…。

参考リンク

夏へのトンネルさよならの出口(9/9公開)

原作未読。制作発表当時に公開された、原作イラスト使用したキービジュアルからキャラデザがかなり変更されてたんで「大丈夫か…?」ってなったが、杞憂だった。面白い

「中に入ると自分が望むものが手に入るが、外界よりも早く時間が進んでしまう」というトンネル、設定はSFっぽいけど、劇中でトンネル原理存在理由は解明されないので、どちらかというとファンタジーだと思った。

主人公の妹を「若おかみは小学生!」の小林星蘭が演じてるんだけど、すごく上達してる…!(もともと上手かったけど、「子役の声」から声優の声」になった感じ)

あと、2005年頃のガラケーに関する描写がめちゃくちゃ解像度高い。

雨を告げる漂流団地(9/16公開)

団地建物ごと友人たちと迷い込んだ世界は周りが一面の海で、流れに身を任せるしかできず、食べ物はなくなっていくし、メンバー怪我をしてこのままでは…みたいな展開が続いて、結構フラストレーションが溜まる。

「夏だ!冒険だ!」みたいな爽快感がある作品かと思ってんだが…。丁寧に作られてるし、キャラは魅力的なだけに残念。

四畳半タイムマシンブルース(9/30公開)

原作未読・TVシリーズも未見。(『サマータイムマシンブルース』も)

未来から来たタイムマシンに乗って過去に行ったが、現地で軽率な行動を取ってしまって、このままだとタイムパラドックスが起きて宇宙ヤバイ

過去自分に気付かれないようになんとかしないと…という王道タイムトラベルもの脚本破綻なくまとまってて面白い

僕が愛したすべての君へ / 君を愛したひとりの僕へ(10/7公開)

「2作あわせて1つの作品」的な映画だけど、2作のクオリティの違いが大きすぎない…?

劇場スケジュールの都合で『君愛』の方から先に観たけど、「これが2022年の劇場アニメか…?」ってなった。

その後に観た『僕愛』は、『君愛』に比べて作画美術も頑張ってるな…と思った。

…が、こっちも他の劇場アニメや高クオリティ深夜アニメに比べるとけっこう厳しい…。

私に天使が舞い降りた! プレシャスフレンズ10/14公開)

TVシリーズは何回かチラ見した程度だけど、わりと面白く観た。夏だ!旅行だ!という、王道劇場版

恋愛関係まではいかない、シスターフッド的な百合関係の数十年後が描かれている点が興味深かった。

ラストホラー

ぼくらのよあけ(10/21公開)

(珍しく)原作既読。(コミックDAYS無料公開されたときに読んで、その後単行本も購入した)

これも原作からキャラデザが大きく変わってて「大丈夫か…?」ってなったが、こちらも杞憂だった。最初は若干違和感あったが、観てるうちに気にならなくなる。

原作ではSFなメインストリーと並行して小学生女子の間でのいじめがかなりの解像度で描かれてて「どっちが本題だ…?」ってなったけど、

映画では(完全にオミットされたわけではないが)この要素は控えめになってて(具体的にはコンビニで仕返しするシーンがカットされてたり)、ストーリーの本筋が明確になって観やすかった。

尺の都合でやむなく整理しただけかもしれないが、正解だったと思う。

ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ10/22公開)

前作のラストにチラッと出てきたアルゴが今作では最初から仲間になってて「えっ、いつの間に…?」ってなった。

前作ではあったエンドロール後の続編予告がなかったし、とりあえずこれで終わり…?

(「プログレッシブ」とは違う完全新作の劇場版制作が発表されたようだし)

花の詩女 ゴティックメード11/1公開)

FSSは未履修。「ソフト化はしない」とか、監督は相当こだわりがある作品のようだが、エンドロール楽器表記が「Base」「Electric base」とかになってるのは直さないのか…?と思ってしまった。

すずめの戸締まり11/11公開)

公開初日に観に行ったら、客ガチャで大ハズレを引いてしまった。(最前列に座ってた60代くらいの夫婦が、変なタイミングで大声で笑う。ずっと喋ってるとかじゃないから「マナー違反」とまでは言えないし…)

それが気になって内容に集中できず、作品自体第一印象までよろしくなくなってしまった…。

その後2回観に行ったけど、前作ほど面白く感じなかったのは作品のせいなのか、それとも第一印象払拭できないせいなのかが切り分けられないので、自分はこの作品についての良し悪しについて語らない方がいい気がする…。

劇場版 転生したらスライムだった件 -紅蓮の絆編-(11/25公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

中盤に「①かつては鉱物採掘で豊かだったが現在経済的に厳しい小国。これから農業基幹産業にしてなんとかなりそうです! 体調が優れなかった女王も快方に向かいそうです!」→「②いかにもな小悪党女王がそそのかされて…」という展開があるが、劇中でいちばんカタルシスがあったのが①の時点だったので、それ以降は観ててしんどかった…。

かぐや様は告らせたい -ファーストキッスは終わらない-(12/17公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

テレビだと放送コード的に難しそうなセ○クス連呼から始まって笑った。

かがみの孤城12/23公開)

1年の最後にすごいのが来た…。めっっっちゃくちゃ面白かった…。

原作未読で、予告を見た段階では「子供たちが謎の孤城に集められて…」くらいの情報しかなかったんで「よくあるジュブナイル小説アニメ化かな?」くらいにしか思ってなかった。

この作品は、不登校経験があるかどうかによって感想が違ってくるのかもしれない。ない人が観てもつまらないということは決してないと思うけど、経験がある自分主人公こころにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

こころを演じた當真あみの演技は、(『アニメ声優』的な意味では)必ずしも上手くはないかもしれない。でも、その若干のたどたどしさも含めて、すごく良くこころという人物表現できてると思う。

この作品は「静と動」で言えば「静」の方の作品だと思う。それほど激しいアクションシーンがあるわけでもないし、音楽が流れていないシーンも多い。

作画カット割り、セリフ、演技、どれも控えめなのに、主人公が行動するたびに(ただ家の外に出たり、学校に行ったりするだけなのに)「この後、どうなるんだろう…大丈夫かな…」とずっとハラハラしてた(そのせいか、劇中で1箇所だけあるくだらないネタに不意を突かれてめちゃめちゃウケてしまった)。

特にこころがある手紙を読むシーン。たった一文の、ものすごく短い手紙なのに泣きそうになってしまった。

ミステリ的な要素もあって、伏線もあちこちに張られてるので「あのセリフはそういうことだったのか…!」と複数回の鑑賞にも耐える造り。

でもまだ1回しか観れてないので、もう1回は絶対に行く。円盤も買います

2022-11-04

anond:20221103193158

自動車の速度計の誤差

測定誤差があり、車検でも許容されています

車検では40km/hのときに30km/h~42km/hくらいの範囲に収まっていればOKなので、速度計と実際の速度が2割ほど遅いということがあります

したがって速度計をみて速度超過していたからと言って実際に速度違反しているとは限りません(逆に上の方にも誤差が認められているのでメーター通り走っていても速度超過していることはありえます)。

車検において、車軸の回転数をもとに速度を測るので、タイヤサイズ(外形)を変更すると速度計に表示される値が変化します。

冬にスタッドレスタイヤに履き替える場合価格等の関係純正よりも1インチ小さいサイズを履くことがありますが、その場合速度計は早めに表示されます

車検時に速度計の誤差を調べるときローラーの上に車体を載せ、メーターが40km/hを示したときローラー側が何km/hを示しているかを調べてその誤差が許容範囲内に収まっているかを調べます

したがって誤差が少ないからといってGPS速度計などは使用できません。

警察速度違反検挙

速度違反では15km/h未満の速度違反の取締は速度違反取締全体の0.00002%程度しかなく、警察としても取り締まる気がないとしか言いようがありません。

しろどういうときに15km/h未満で青切符を渡されるのかを取材したい。

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00130002&tstat=000001027458&cycle=7&year=20210&month=0 (

4-1 道路交通法違反取締り状況)

これは反則金の額が9000円と小さいことや(警察庁や各県警の収入にならない)、制限速度の指定道路交通実態にあっていないことに起因しているかと思います

欧州スピード違反カメラは5km/hくらいから反応することを考慮すると、日本では多少の速度違反が実質認められていると見なせます

取り締まられなくても法令を確実に守れという意見もあるとは思いますしかし、同じ道路交通法において歩行者に対しても道路で立ち止まったりすること、酒に寄って千鳥足で歩くこと、歩道がない道路で左側を歩くことといった行為禁止されていますが、これらの行為をしたからと行って即座に何らか問題が発生するわけではないし、現実としてこれらが警察官に見つかってもせいぜい叱られる程度かと思います

自動車自転車法令違反行為についても同様に法令規制されている行為をすることが必ずしも何らか問題があるわけではないというように思います

道路交通法の目的交通安全だけではなく交通の円滑さも含んでいます。もし安全のためだけに存在するのであれば自動車は一切走行禁止とするのが良いです。

しかしそうならないのは自動車交通がもたらす恩恵社会全体にひろく行き渡っており、徒歩で物や人を運ぶより自動車で運んだほうが多くの幸福利益をうむという社会的なコンセンサスがあるからではないかとおもいます

交通違反をすることが問題ではなく、その交通違反によって起こりうる危険交通の停滞を総合的に判断し良い・悪いを判断していくべきかと思います

2022-08-04

JavaScript界隈は頭が悪い

JavaScript界隈は頭が悪い人が多い。

まずはこの人だ。

https://twitter.com/Rich_Harris/status/1541761871585464323

Svelteの作者として知られる氏であるがスペースでのインデント視覚障害者に良くないと噴き上がっている。インデントをタブにするかスペースにするか、実にどうでも良い昔からある戦争であるが今後スペースを使っていると差別であると氏のようなポリコレ野郎に刺されるかもしれない。

次はこの人だ。

https://twitter.com/andrestaltz/status/1030200563802230786

氏はCycle.js開発者として知られるがblacklistが人種差別であると言い出した最初期の人物である

両氏以外にもJavaScript界隈には頭の悪い人が集まっている。JavaScriptコミュニティは他に比べて圧倒的に#BlackLivesMatterバナードキュメントに付けるのが大好きだ。他の差別は気にしないのに意識の高い偽善者パフォーマンスには精を出す。そして自分達は正義だと思い込み強い言葉で主張する。害悪のような人が本当にたくさんいる。これは本当に悲しいことで、日本勢のプレゼンス向上が望まれる。

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