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はてなキーワード: 穀物とは

2024-12-10

anond:20241210180328

うるち米」という言葉は、実は古代日本西洋文化の接点に起因しているという説があります。この説によれば、うるち米は「ウルティマUltima)+米(メシ)」から派生した名前だというのです。

古代ローマ時代貿易ルートを辿ると、東アジアとの間で珍しい品々が行き来していた記録があります。その中で、最も品質が高いとされた米が「究極の食糧」とされ、ラテン語で「Ultima(究極)」と名付けられました。ローマ人はその米を非常に珍重し、「東方から奇跡穀物」として皇帝食卓にも供したと言われています

その後、シルクロードを通じてこの「Ultima」という概念中国日本に伝わり、日本では「究極の米」という意味でその言葉を取り入れました。しかし、発音日本語に馴染むにつれて「ウルティマ」が「うるち」へと変化し、日常生活で食される米を指す言葉として定着したのだとか。

この説を裏付け証拠として、古代ローマの記録に類似した音の言葉が残されていること、そして東方交易において米が高く評価されていたことが挙げられます。また、もち米と異なり「うるち米」が「普通の米」として扱われるのも、この特別な由来が影響している可能性があると考えられています

2024-11-27

anond:20241127150543

欧米って、グローバルサウス、というか自分たちとその忠実な子分台湾日本韓国)以外が経済発展するのを望んでないよね。

フェアトレードとか聞こえがいいことを小さくいうばかりで、搾取しかしない。

軍事利用されるとまずいから、アレは中国には輸出禁止、これはロシアへは輸出禁止って感じで、ハイテク製品は売れないようになってる。

「俺たちが肉を食べるために穀物家畜に食べさせると食糧が足りなくなるから途上国には食用コオロギを食べさせよう!」

って発想だもの

2024-11-25

anond:20241125185140

もう少し詳しく。きちんと語ると調理歴史を知る深い話になるから

こんにゃく石灰水で煮込むのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

アルカリで煮るのはアクの強い食物を食べるために一般的方法で、日本には仏教と共に中国から伝わった

ただしここまで調理法が発達したのは日本独自

恐らく縄文時代から続く堅果類(ドングリトチノミ)をアク抜きして食べる技法

蒟蒻芋マッチしたんだろう

コーヒー穀物をお湯で抽出して飲み物にするのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

コーヒーもっと言うとチョコもそうなんだけど、豆を発酵焙煎煮汁や油を抽出という複雑な工程を経るんで、

これを一足跳びに発見したならすごいことなんだけど

食べづらい豆を発酵して食べやすくする過程は実は我々に身近な納豆も同じ

で、実は世界中納豆と同じように豆発酵して加工する調理法がある

高野 秀行って作家アジアアフリカ納豆類似品をルポする本書いてる。なかなか面白い

一見関係ない納豆コーヒーが同じ発想で作られてるのは驚きだな

パン穀物を粉にして焼くのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

パン工程も単に粉にして焼くんではなく、発酵が挟まっている(発酵しないトルティーヤクレープなんかもあるけど)

何で発酵工程を挟むような発想が生まれたかと言うと、面白い説としてビール副産物として生まれたという説がある

パンの古い記録を紐解くとメソポタミアのバッピルエジプトガレットのようにビールの原料として作られていたものが多く、

ビールを作る目的発酵させていた麦を、焼いて食べてみたら食味がよくおいしかったため普及したという話だそうな

anond:20241125184127

こんにゃく石灰水で煮込むのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

コーヒー穀物を煮出して飲み物にするのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

パン穀物を粉にして焼くのは普通調理法なので不思議でもなんでもない

2024-11-24

道民にはメジャー、道外人には「なにそれ?」なお土産

年末も近くなり、皆さんも帰省について考え始める頃だとは思うが、一方、旅行に行ったり、自分ではなくパートナー帰省随行するなどで飛行機新幹線を調べる方もいるだろう。

その中で、北海道に来る人。

北海道お土産というのは、個人的に質・量いずれも全国トップクラスだと思っており、札幌駅お土産店や新千歳空港でよく知らないお菓子適当に選んでも、そうそう外れる事はないのだが、道民として「これ美味いのに道外の知名度低いんだよなぁ」というもの結構ある。

北海道土産王者白い恋人や、価格品質バランスでばら撒き菓子戦線上位に確固とした足場を築いた札幌農学校ロイズチョコレートルタオチーズケーキなどは当然のように美味いし、あったら喜んで食べるのだが、今回はメジャーすぎるということで選外とし、もうちょっと「あれ美味しかったです」「そうでしょ、北海道では有名なのよ」となって内心ニヤけるようなものを紹介したい。


六花亭 大平

六花亭北海道お土産お菓子女王のような存在感があり、特にマルセイバターサンドなど全国メジャーものを擁しているのだが、個人的に買うべきだと思っているのはこの大平

表面の食感が少し硬めのシンプルマドレーヌなのだが、特に注意も払わず食べた瞬間に二度見するような豊かな風味がある。

次々と斬新なお菓子が現れる北海道にあって、直球のマドレーヌで違いを見せてくる、そのスタンスが感動的だ。


六花亭 マルセイキャラメル

お土産キャラメル出てきて胸が高鳴る人って少ないと思うが、このマルセイキャラメルは知っている人にとっては価値がわかる一品だ。

ナッツの入った食感は独特で、一口食べた同僚が「く〜!」という顔をしていた。

六花亭に関してはまだまだ掘りきれていないものもあって、ザ・マルセイというアソートを今回のお土産としたのだが、最近シリーズに加わったマルセイバターケーキも好評だった。


壺屋 き花

1982年販売開始なので、そこそこ歴史はあるはずだが、全国区になりきれていない印象がある。

自分は食味で白い恋人やマルセイバターサンドと同格を張れると思っており、職場や友人などのお土産でこれが外れるとは思えない。

ホワイトチョコレートを挟んだアーモンドガレットで、袋を開けて口に入れた瞬間にアーモンド香りザクザクとした食感で「!、美味いな!」となる。

お土産として広がりが少ないのは、枚数が少なく価格がやや高めだからだろうか。

とはいえサイズを小さくしたりして無理に価格を下げるのが正しいとも思えない。


柳月 三方六の小割

これを宣伝したくて書いたと言っていい。

元々、長い歴史を持つ三方という、表面をマーブル状にチョコレートコーティングして白樺の樹に似せたバームクーヘンがあり、道民にとってはお馴染みの味だったのだが、一本が結構大きいので、ばら蒔きに適さないという個性があり、家族用、自分用などに広がりが限られていた。

しかし、これを薪のようなフィンガーサイズに小分けにした商品が開発され、ばら撒き菓子としての可能性が一気に広がった。

ホワイトチョコレートの甘さと、しっとりしたバームクーヘン、そしてお菓子としての美しさなどを兼ね備えた今いちばんおすすめしたい一品だ。


千秋庵 ノースマン

これなんで道外にないんだろう、と上京した時に感じたお菓子ナンバーワン

こし餡の入ったずっしりとしたパイで、パイ生地香り餡子上品な甘さが一体となった和洋折衷の良品。

千秋庵札幌農学校のきのとやと提携したことによって、ノウハウが入ったのか、パッケージ北欧風の可愛いデザインリニューアルされた。

実際お土産を買う立場になって「この重さと大きさ、容量の少なさだな」という「道外にあまりでない理由」がわかったのだが、道民だったらみんな知ってる味なので、同僚に道民のいる方、余裕のある方は考慮してみてほしい。

ちなみにパイ生地の中にアンコクリームを入れたノースマンという商品もあり、こちらは半分生菓子のようなものなのでそれこそばら撒きには全く向かないのだが、これはノースマン復活の狼煙となった商品であり、自分用、ご家庭用、帰省でご家族などとぜひ味わってほしい。

北海道お土産菓子は多分1/3くらいは道民が食べている。


千秋庵 山親爺

「♪でてきた でてきた 山親爺 ささの葉かついでシャケしょって スキーにのった山親爺 千秋庵山親爺

道民にとって最も身近なCMソングと言っても過言ではない。

これはもう明確に職場道民を刺しに行くお土産だ。

最近パッケージリニューアルされて、トレードマークとも言えるヒグマスキーに乗って滑り降りてくるスマートレトロイラストパッケージとなった。

数に限りがあるのでいつまでなのかというところはあるが、缶24枚入りを買うと、シャケを担いだ結構リアルクマスキーに乗ったフィギアが封入されている。

小麦粉、卵、牛乳バター、以上!」というシンプルを極めたような洋風煎餅で、パリッとした食感で一点突破してくる。

アイスクリームに添えるなど、食べ方に工夫をしても楽しいかもしれない。


ホリ 夕張メロンピュアゼリー

夕張メロンの果汁と果肉をギュッと詰め込んだようなゼリー

本当にメロンの味がするゼリーで、他のお土産でこういったものが思いつかない。

従来カップサイズのものが主流だったが、フィンガーサイズの小容器のものも登場し、ばら撒きやすくなった。


ホリ とうきびチョコ

ホリはどうしてこう、道外に対する宣伝力に欠けるのだろう。いい商品があるのに。

北海道代表する穀物とうもろこしホワイトチョコレートで包んだクランチで、口に入れた瞬間にとうもろこし香りが広がる。

価格もお手頃で、買う側、贈られる側どちら嬉しいお菓子だ。


もりもと ハスカップジュエリー

北海道に自生する固有ベリーハスカップジャムミルククリームしっとりしたクッキー生地で挟み込み、縁をチョコレートコーティングした高級感のあるひとくちケーキ

紫のハスカップジャムには強い酸味があり、チョコレートもしっかりとした甘みで、全体的に強くて引き締まった味わい。

店舗がそれほど多くないので、ノースマン三方六ほど書いやすいわけではないが、意外と根強いファンがいる。

チョコレート部分が溶けてしまうので、職場でのばらまきなどには適さない。

家族自分用、お友達、お知り合いにどうぞ。


井原水産 カズチー

甘い系に飽きたらしょっぱい系もどうぞ。

井原水産カズチーは、かずのこを練り込んだひとくちチーズ

数の子香りとぷちぷちした食感、チーズの乳味・塩味が口の中に溢れ、子供も喜ぶし、酒のアテにもピッタリだ。

兄弟商品ホタチーも人気だ。


番外 札幌に来たら食べるべき軽食

サンドリアのサンドイッチ

これは以前ブクマでも上がってきた。

繁華街すすきのの外れにある24時間営業のサンドイッチ店で、価格ボリューム、味と三拍子揃ったサンドイッチが常時30種類以上販売中。

大体の時間帯でお客さんがおり、行列ができることも珍しくない。

まりの人気のために、札幌駅に「サンドイッチの自動販売機」が2台設置されたが、自販機行列ができるという、なかなか見ない現象になり、日に5回ほど補充されるにも拘らず夜にはほとんど売り切れるという脅威の販売力を見せている。

札幌サンドイッチを目掛けてくる人はあまりいないだろうが、駅でも買えることだし、ぜひ1食くらいは試してほしい。

おすすめコーヒーを練り込んだパンフルーツクリームを挟んだコーヒークリームです


六花亭本店 喫茶室のピザ

これもはてなではお馴染み。

札幌駅から徒歩5分、六花亭本店の2階にある喫茶室では、季節折々のピサを食べることができる。

今だと多分牡蠣ほうれん草ピザだと思う。

しっかり焼きの入った厚めでザクザクした生地に、旨味がギュッしまった牡蠣ゴロゴロと乗っており、栄養身体に染み渡るのを感じる。

白のクリーン空間の中でいただくコーヒーピザは最高だ。


六花亭 神宮茶屋店 判官さま

これは本当に道外の人知らないんじゃないだろうか。

中心部から数駅のところにある北海道神宮境内のすぐ脇に、お土産屋と休憩所を兼ねた六花亭茶屋店が出ており、ここでは茶屋内で調理される焼き饅頭判官さまを無料ほうじ茶と共にいただける。

蕎麦粉を練り込んだモチモチ生地餡子を包んだアツアツ焼き饅頭を白い息を吐きながら食べると清涼な幸福感に包まれる。


あと食べた記憶が朧げなんで書かなかったけど、札幌スープカリーせんべい カリカリまだある?もかなりエッジの効いた辛さだった記憶がある。

はてなー、意外と道民いからここらへん「知ってるよ!」ってのもあると思うけど、道外からくる人は参考にしてみてほしい。


追記

オンライン英語レッスン終わったら伸びてたw

みなさん北海道お菓子の良さを知っている人たちばかりでほっこり

そういえば忘れていたの思ったのが菓か舎 札幌タイムズスクエア

カスタードクリーム餡子を包んだふわふわスポンジケーキで、類似商品として仙台萩の月があるものの、詰め物が餡子独自性があるのとスポンジの食感が違うので別物だと思っている。

ただパッケージサイズが異様にデカいことが「嵩張る」という理由お土産に選ばれない理由と直結しており、手に取るかどうか悩ましいいところだ。

わかさいも山親爺と並んで北海道最古のお土産菓子グループ位置しているが、ノスタルジー枠で喜ばれるかどうかいまいち自信が持てない。

ただ、新千歳空港わかさいも本舗では餡子入りのソフトクリームなどを提供しており、店舗は立ち寄る価値がある。

じゃがポックルメジャー枠という認識、うまさが確定的になったあまり追随商品も現れて、食味の驚きが薄れてしまった。うまいんだけどね。

よいとまけは小分け商品があるものの、職場でのばらまきなどだとあの食べづらさがどうなのか気になるところ。

他にThe Sun 蔵人 蔵生というフニャッとした食感の生サブレがあり、これも遠征勢などに人気。実際食べてみて「うん、これは美味い。ソフトクッキー好きというのは一定数いる」となったが、不勉強個人的な馴染みがなかったので選外となった。

あとは、軽食枠で、もし北海道に来るときair doを使うことがあれば、機内食としてオニオンスープ提供するという独自性のあるサービスがあるので、こちらもおすすめ

最後に、久しぶりにホテルHTBを見たら、大泉洋安田顕TEAM NACSがいまだに夜中のローカルバラエティに律儀に出ていてびっくりした。

以上となります

2024-11-19

桃尻太郎

むかしむかし、ある村に、特別赤ちゃんが生まれました。その赤ちゃんは、まるで桃のように丸くてぷっくりとしたお尻を持っていたので、村人たちはその子を「桃尻太郎」と呼びました。

太郎は見た目だけでなく、性格もとても優しく、何よりもお尻がよく笑ったというのが村での評判でした。お尻が笑うなんて、誰も聞いたことがない話でしたが、確かに太郎のお尻は機嫌が良いとき、ちょこんと小さくピクピクと動き、まるで笑っているように見えたのです。

ある日、村に大きな危機が訪れました。山から恐ろしい鬼が現れ、村の穀物庫を荒らし始めたのです。村人たちは恐れて震え、どうして良いかからなくなりました。誰も鬼を倒す勇気がありませんでした。

そこで、桃尻太郎は決心しました。太郎の桃尻には、不思議な力が宿っていると言われていたからです。太郎は家を出て、鬼がいるという山へ向かいました。

山のふもとに着くと、鬼が巨大な岩を抱えて笑っていました。鬼は太郎を見ると、にやりと笑って言いました。

「お前、そんな小さな子どもで、俺に勝てると思っているのか?」

太郎はお尻をピクピクと動かし、にっこりと笑いました。そして、こう言いました。

「私はただのお尻が笑う子ではありません。お尻の力を借りて、あなたを倒しに来たのです。」

鬼は不思議そうに太郎を見ましたが、その言葉を軽く見ていました。すると、太郎は一歩踏み出し、ピタッと立ち止まりました。

突然、太郎の桃尻がぷくっと膨れ上がり、光り輝き始めました。その光は、まるで太陽のように眩しく、鬼の目を直撃しました。鬼は目を閉じてしまい、目の前が真っ白になった瞬間、太郎は一気に駆け寄り、鬼の岩を軽く押し返しました。

鬼は驚いて後ろに倒れ、慌てて山の奥深くに逃げて行きました。太郎の桃尻の力が、鬼を追い払ったのです。

村に戻った太郎は、村人たちから大いに称賛されました。みんなは、太郎が持っている不思議な力に感謝し、彼を英雄として迎えました。そして、太郎のお尻は、これからもずっと、村を守る力強い存在であり続けました。

それ以来、村では「桃尻太郎勇気」を語り継ぐようになり、みんなが力を合わせて生活していくことを大切にするようになりました。

めでたし、めでたし。

2024-11-07

anond:20241107104248

いっぱいあるとわかんなくなるよね

でもわかるようにかんたんにするとまちがっちゃうからがんばろうね

実物的要因

戦争産業構造破壊により、供給需要を大幅に下回ることによって発生するインフレーション第二次大戦終戦後の日本では、1945年の水準からみて1949年までに約70倍(約6900 %)というハイパーインフレーション[注釈 1] となった[13]。

また、ジンバブエでは、政策により白人農家国外に追い出され農業構造破壊されたところに旱魃が追い討ちをかけたことにより極度の物不足が発生、最終的に2億3000万%という超ハイパーインフレーションとなった[14]。

需要[編集]

需要側に原因があるインフレーションで、需要超過インフレーション需要牽引型インフレーションディマンドプル・インフレーション、demand-pull inflation)とも呼ばれる。需要の増大(需要曲線の上方シフト)により、価格が高くても購買意欲が衰えないので物価は上昇する。この場合供給曲線が垂直である(すなわち価格の変動によって供給量が変化しない)場合を除いて景気はよくなる。

1973年から1975年にかけての日本インフレ要因は、オイルショックに注目が集まるが、変動相場制移行直前の短資流入による過剰流動性、「列島改造ブーム」による過剰な建設需要も大きな要因である[要出典]。

供給[編集]

供給曲線の上方シフトに原因があるインフレで、原価上昇インフレーションコストプッシュ・インフレーション、cost-push inflation)とも呼ばれる。多くの場合、景気が悪化スタグフレーションか、それに近い状態になる。通常為替レートが下落すると、輸入物価が上昇してインフレを引き起こすと同時に、企業が抱える外貨建て債務返済負担が膨らむ[15]。

原価上昇は総供給上方シフトするので、実質GDPは減少する[16]。一方で、需要超過は総需要が上にシフトするので、実質GDPは増加する[16]。つまり、実質GDPの動きで原価上昇か需要超過かは判別できる[16]。景気の過熱によって物価が上昇しているのかどうかを判断するには、消費者物価指数ではなくGDPデフレーターを見なければならない[17]。

原価インフレーションコストインフレーション

賃金材料等の高騰によって発生する。原油価格の高騰によるインフレーション消費増税によるスタグフレーション典型的な例である

構造インフレーション

産業によって成長に格差がある場合生産性の低い産業物価が高くなり発生する。例えば効率の良い製造業生産性が上がり賃金が上昇したとする。これに影響を受けてサービス業生産性向上以上に賃金が上昇するとサービス料を上げざるを得なくなるため、インフレーションを招く。

輸出インフレーション

輸出の増大により発生する。企業製品を輸出に振り向けたことにより、国内市場向けの供給量が結果的に減って発生する。幕末期に生糸などの輸出が急増し、インフレーションが発生している。このパターン乗数効果で総需要が増大しているため、需要インフレの側面もある。

輸入インフレーション

他国の輸入を通じて国外インフレーション国内に影響し発生する。例えば穀物を輸入していた国が、輸出元の国の内需が増加したり輸出元が他の需要国へ輸出を振り分けた場合などに穀物の輸入が減少し、穀物価格が上昇するといった具合である。実際に中国穀物輸入国に転じた際、トウモロコシ市場価格急騰が起きたことがある。

キャッチアップインフレーション

賃金物価統制を行っている体制が、市場経済に移行する際に発生することが多い。米国および日本1970年代にかけて発生した。欧州では冷戦終結および欧州中央銀行ECB)拡大による東欧諸国自由主義諸国への経済統合により、低賃金諸国での賃金サービス価格の上昇によるキャッチアップインフレが発生している[18]。

貨幣的要因[編集]

貨幣供給量が増えることによって発生する。貨幣供給増加は、他のあらゆる財・サービスに対する貨幣の相対価値を低下させるが、これはインフレーションのものであるさらに、貨幣供給増加は貨幣に対する債券の相対価値を高めることになり名目金利を低下させる。このため通常は投資が増大し、需要増大をもたらす。そのプロセスが最終的に、需要インフレ帰結することでもインフレーションに結びつく。公開市場操作などの中央銀行による通常の貨幣供給調節以外に、貨幣供給が増える特段の理由がある場合には、「財政インフレ」「信用インフレ」「為替インフレ」などと呼んで区分けることもある。

財政インフレーション

政府の発行した公債中央銀行が引き受けること(財政ファイナンス、マネタイゼーション)により、貨幣供給が増加して発生するインフレーション[19]。金融政策を経由した効果に加えて、財政政策による有効需要創出効果によって需要インフレも発生する。

信用インフレーション

市中銀行が貸付や信用保証を増加させることによって信用貨幣供給量が増大することから発生するインフレーション

為替インフレーション

外国為替市場を経由して通貨が大量に供給されることで発生するインフレーション戦前の金解禁における「為替インフレーション論争」を特に指す場合もある[20][21][22][23]。なお、当時は固定相場制であり、現在の変動相場制とは、外国為替市場の動きが貨幣供給量に与える影響が異なることに留意必要である

2024-11-06

anond:20241106211236

それは同意するけど、穀物価格についてはウクライナ小麦消失や、

露への対物制裁だよな。...

そういえば、インドって最悪なぐらい西側同調しないよなー、っていうのは学びでは。

2024-11-01

コンバーターコーンバター技術食文化に宿る人間創造

コンバーターコーンバター。この二つの言葉は、一見すると無関係対象を指しているように思われる。しかし、その響きには微妙共通点があり、現代人に与える感覚的な違いは、文化歴史の流れを通じて形成されてきた感性の奥底に根ざしていると言える。人間歴史の中で、技術食文化進化と、それらが生み出す美的な感動は切り離せない関係にあり、ここに「コンバーター」と「コーンバター」を媒介とした考察を試みることで、その深奥を垣間見ることができるのではないだろうか。

まず、「コンバーター」とは、一般的には何らかの機能属性を変換する装置技術を指す言葉である電圧を変換する電源コンバーターや、信号を変換するデジタルアナログコンバーターなど、その用途は多岐にわたり現代社会を支える根幹を成す技術ひとつとなっている。これに対して「コーンバター」とは、穀物であるトウモロコシコーンから作られるバター、あるいはそれに類する加工品のことを指す。日本においてはそれほど一般的ではないが、北米南米など、トウモロコシ主食の一部として重要視する文化圏では、伝統的な食材の一つとして親しまれている。

一見、全く異なる二つの概念であるコンバーターコーンバターしかし、その歴史的背景に目を向けてみると、人間の知恵と工夫、さらにそこからまれ美的感性が反映されていることに気づかされる。コンバーターの登場は、工業化技術革新によってもたらされた、変換や変容の技術に関する人間知識結晶である。これに対し、コーンバター農業の発展や食文化進化に密接に結びついている。技術の変換と食材の変換、いずれも人間生活を豊かにするために築いてきた歴史の一側面であり、そこには特有美的価値が含まれている。

人間は、常に物質エネルギーさら情報の変換を行うことで、生活利便性を高めてきた。コンバーターはその象徴的な存在である。例えば、電圧を変換するコンバーターがなければ、さまざまな電化製品自由使用することはできない。デジタル信号アナログに変換することで、音楽映像スムーズに楽しむことが可能になる。これらの技術は、もともと無機的で冷たい印象を与えるものであるが、実際にはその内部に「変換」というダイナミックなプロセスを含んでいる点に美しさが宿る。変換の過程は、単なる物理的な操作にとどまらず、情報エネルギーが形を変えて新たな価値を生む瞬間である。この「変換の美学」は、人間の手によって機械的装置デバイスに具現化され、現代社会の中で目に見えない存在感を発している。

一方で、コーンバターには全く異なる美的価値内包されている。コーンバターは、トウモロコシという自然から得られる素材を加工することで生み出される、食品としての変換の結果であるトウモロコシは、古代アメリカ大陸文明において神聖視された作物であり、その栽培と加工は生活の基盤を形成してきた。コーンバターもその伝統の一部であり、味や風味の中に先人たちの知恵が凝縮されている。食品としての変換過程は、技術的な効率を追求する工業的な変換とは異なり、味わいや栄養価を最大限に引き出すための工夫が重視される。ここに、人間が生きるために必要とする基本的欲求と、それを超えて美味しさや楽しさを追求する美的感覚が交差する点が見出される。

また、コンバーターコーンバターは、それぞれ人間内面的な感覚にも影響を与えている。コンバーターがもたらす利便性は、私たち生活を快適にし、さらには新たな表現可能性を広げている。情報自由に変換し、自在操作できるという感覚は、無限創造力を解き放つものであり、それ自体一種の「技術の美」であると言える。一方、コーンバターがもたらす味覚の体験は、単なる食欲の充足を超えて、郷愁安心感さらには家族共同体との結びつきといった、人間らしい感情喚起するものである。口に含むたびに、自然の恵みを感じ、その過程に込められた労働愛情を味わうことができる。このように、コーンバター食文化の一端としての「食の美」を表している。

さらに深く考察を進めると、コンバーターコーンバターの間には、「変換」という共通テーマがあることに気づく。コンバーター無機物エネルギーを変換し、コーンバターは生の素材を加工することで新たな形に変える。この変換のプロセスには、人間自然物質に働きかけ、何かを新しい価値へと変える行為が見受けられる。この行為自体に、人間が美を見出してきたのではないだろうか。機械的な変換は冷徹である一方、そこには洗練された精密さや無駄のない機能美がある。これに対して、食品の変換には、温もりや手作り感といった情緒的な美がある。いずれも異なる美意識でありながら、共に人間の手によって完成される過程である

現代テクノロジー社会において、コンバーターほとんどの人々にとって日常の一部であり、存在意識することなく利用されている。しかし、それが果たしている役割は極めて重要であり、その背後にある技術的な進化は、実に人間の叡智の賜物である。一方で、コーンバターのような伝統的な食品には、技術的な進歩とは異なる価値観が込められている。ここには「不変の美」という要素が存在し、テクノロジー進化とは対照的な、永遠に続く食文化の美が感じられる。コーンバターを口にするたびに、人々は祖先が歩んだ道を辿り、自然との共生を改めて感じることができる。

このように、コンバーターコーンバターは、それぞれ異なる形で人間生活を豊かにし、感性を刺激する存在である。どちらも変換という行為を通じて人間生活寄与し、美的価値提供している。そして、技術進化伝統継承という二つの相反する要素が、私たち感覚と美意識に新たな価値観をもたらしている。この二つの対象比較することで見えてくるのは、人間が創り出す「美」の多様性と、その根底にある普遍的な美意識である

2024-09-30

魚、なんなんだ一体

肉も野菜穀物品種改良やら育て方の工夫を重ねに重ねてあの味を実現してきたのになんで魚は大自然から一網打尽で即クソ旨い状態に仕上がってんの?

江戸時代野菜はエグくて苦くて食えたもんじゃなかったし野生のバイソンはくっさい獣なのになんで魚は縄文時代からすでにあの味で完成しちゃってんの?

養殖魚とかでエサの工夫なんかもあるのは知ってるけどイワシ秋刀魚はなんもせんでアレじゃん。アレすぎない?

2024-09-24

タフっていえば anond:20240906201545

たふ【太布】

楮(こうぞ)・科(しな)の木などの皮の繊維をつむいで地機(じばた)で織った粗い織物労働着に用いられた。四国山間では近年まで産出。栲布(たくぬの)。ふと布。

辞書引いてみたら、こういうのが載っていた。

実家農家やっててたまに仕事手伝うと、「たふ」と呼ばれる荒い厚手の布を使うことがあるんだ。たぶん豆とかトウモロコシとかの大きめの穀物なんかを入れて輸入してくる時に使ってた袋なんじゃないか、と思うのだ。

からなんでこの呼び方されてるのか謎だったんだけど、今わかったww

2024-09-16

anond:20240916180557

もう社会経済も回そうだなんて思わなくていいよ

これだけあらゆる知識テクノロジーネットを通してオープンになってる時代

社会やら経済やらなんてのはオープン化に逆行してクローズにすることで「オトナ」という既得権益者が威張り続けられるようにするためのものしかない

世界もっとあらゆる基盤をオープンにするようになれば、想像よりもはるか人類自助努力でなんとかなる範囲が増えるだろう

なんとかならないインフラも、維持できなくなればカネや職務にとらわれない有志ボランティアとして自発的解決策や代替案を実行するため動き出す人も一定数いると思うんだよ

よくSFではなんでも3Dプリンタで出力できてどんなメニューも万能穀物から自動調理できて物流も完全自動化されてるような図が描かれてるけど

そんなの社会ごっこ経済競争ごっこをしてたらいつまで経っても実現しないよ

企業やら国家やら細かい派閥に分かれてそれぞれでやるんじゃなくて全人類一丸となって派閥利益じゃなく人類利益コミットしていけば、人類2.0みたいなステージに到達しそうだと思わないか

狭い分野では素粒子物理学のためにスイスでやってるCERNみたいな世界団結の例があるだろ

同じような感じで貨幣なんてモノなくても人類もう十分現代的に生きていけるってことを示す実験国家とかあったら面白いんだけどな

2024-08-21

anond:20240820233145

ブコメにも簡単に書いたけど追記正統派レシピは「キューカンバーサンドイッチ」でググれば出てくる。

https://www.nisshin.com/entertainment/panjyoshi/sandwich/lesson/lesson04.html

ただ我が家昭和喫茶店風が家族に好評なので

1.胡瓜はスライサーで薄く切りサッと酢で漬ける。

2.サンド食パンバターマヨネーズ薄く塗ってハム、ペーパータオルで水気きった1.を隙間なく敷いて挟む。なるべく端まで綺麗に詰める方が具がばらけにくい。具の厚さはお好みで。

3.上から重石してパンと具を馴染ませ小さめサイズカット

塩気はハムで補う。酢は家にある穀物酢や米酢。小さめにカットとする方が食べやすい。

2024-08-02

anond:20240802191229

食い物って穀物も栗も肉も魚も皮があるから

加工食品でも食い物の外郭は「皮」なんだろう、直感に従って名付けると

2024-07-20

anond:20240720093815

神社にお神酒が必ずお供えしてあるでしょ?お正月お屠蘇を飲んだりするよね。穀物からつくった酒は、神と豊穣を結ぶ食物で聖性があるんだ。だから神に国の繁栄を願う儀式的な側面を持つ相撲では飲酒に甘いようにみえるけれども、「お神酒を舐めただけだから」という見方も通る。相撲競技スポーツではないのでオリンピック選手と完全同列にはならない。

2024-07-16

anond:20240716161314

穀物をそのまま使ってウスなどでついて作るのが餅

穀物の粉を練って作るのが団子

ってちょっと調べたら出てきたんだが……。

2024-07-14

anond:20240714120339

麻薬?俺が知ってるのは家畜の餌の穀物とか紙の原料とかそんな感じだ。

家畜や紙を大量に使う文明から脱却しないと詰みそうで怖い。

2024-07-05

anond:20240705220121

飢えないだけの食糧を支えるための穀物を作るためにスゲー勢いで森林破壊してるのがこの世界なんで。

2024-06-20

ジョージ・ワシントンからジョン・サリバン少将への命令、1779/3/31

貴方に指揮を委せたこ遠征は、インディアン六部国家のうち、敵対的部族とそれに関わる者および追随者に対して向けられるものである。直接の目標は彼等の集落を徹底的に破壊し、年齢・性別に拘わらず、できるだけ多くの捕虜を取ることである。かれらの畑にある穀物破壊し、今後も栽培できなくすることが重要である

(中略)

インディアン領土の中心にある幾つかの基地を、十分な糧食を持った遠征隊全軍で占領し、そこから部隊派遣して、最適な戦法で周辺の入植地を全て滅ぼすこと。単に制圧するのではなく、破壊すること。

(中略)

しかし、彼等の村を完全に破壊する前に、和平の申し出はどのようであれ聞き入れるべきではない。彼等が我々に対して害をなせないようにし、彼等が受ける厳しい懲罰によって、彼等の脳裏に恐怖を植え付けることが、我々の今後の安全保証のためになるからである

https://founders.archives.gov/documents/Washington/03-20-02-0661

2024-06-18

anond:20240618121836

かつてソ連政策の影響で飢饉が起きた際ウクライナ穀物外貨獲得のため輸出に回され、

ウクライナだけで400〜1500万の餓死者が出たと言われる。

現在チェチェンへの扱いなどを見ても明らかなように、

ロシア本体以外の周辺国家への扱いは常に二等国民扱いなのだ

そのような(過去に受けた)扱いを再び受けるぐらいなら命をかけるというのは一つの尊重すべき選択

2024-06-17

アメリカ大陸と馬とイネ

コロンブス」の件で、元々馬の居なかったアメリカ大陸ヨーロッパから馬が導入され

アメリカ先住民も馬に乗るようになった話を「再学習」してるところに

興味深い話がtwitterで流れてきて

https://x.com/_596_/status/1802208048163041289

馬の祖先の一本指の蹄への進化アメリカ大陸で起こっていて

アフリカにかつていた三本指の馬祖先は三本指のまま絶滅しており

ポニーからサラブレッドまで一本指の現生馬はアメリカ大陸由来なのに

馬が出アメリカしてから本家アメリカ大陸で消えてしまったの不思議だな

指の数自体本質的じゃなくて偶然の結果かもしれないけど

その時代に繊維質を豊富に含んで丈の伸びやすイネ植物が優勢になって

そういう固めの草をよく噛んで食べる都合上、歯がすり減りきってしまうのが生物寿命に直結するから

歯が長く厚くなっていく進化過程アメリカ大陸化石から観察できる

という記事をどこかで読んだがブクマしてない

イネ植物の優勢といえば、インドネシアで「焼かない焼き畑農業」をしてる原住民族フィールドワーク

農地開墾は木を切り倒しざっくり下草を刈ってそこにトウモロコシの種を散らして撒く

刈った草木肥料でもあり畑でいうマルチング資材として活用し、水は天水農法という省力化

何年かそのようにして耕作した後に、イネ科の雑草トウモロコシよりも優勢になってきたら

除草若芽の選別の労力が、新しく開墾する労力を上回るので次の「焼き畑」場所へ移動する

放棄された場所は草が茂り低木の林から次第に背の高い林となり地力回復し数十年後のサイクルで再び活用される

というのを何世代もやってきた

TVザッピングしてたら「焼かない焼き畑農業」というキーワードで興味を惹かれた放送大学の回で見たことがある

新大陸原産トウモロコシインドネシア先住民に、と思って多少調べたが

トウモロコシを持ち帰って100年以内にはアフリカアラブ西洋人交易材料として持ち込み導入しているので

インドネシアへ入った詳細まではわからなかったが早い時期に持ち込まれていそうだ

三大穀物の稲も麦もトウモロコシイネ科で高く茎を伸ばして光を占有する戦略

イネ雑草だったライ麦燕麦

高く固いイネ植物を食べるために歯が大きくなった馬

オチとか結論はなく雑想のメモで終わる

2024-06-06

anond:20240606201842

ハーバー・ボッシュ法により無限穀物生産力を持つようになった地球においては別に人口が今の倍になっても大して影響はないともいえる。

それに、地球単位人口圧が高まれ自然宇宙進出していくようになるだろうしな。

2024-05-25

牛乳からカッテージチーズを作って分かったこ

ガチの無脂肪乳で作ったチーズあんまうまくねぇ

加工乳で作ったチーズ素人でもそれなりにうまい

使うお酢香りのいいレモンかにすると途端にうまくなるがもちろんその分だけ値段が高くなる

安い穀物オンリーだと香りもクソもなくなる

今後の仮説:穀物酢で固めてから紅茶とか唐揚げとかで使い終わった後のレモンの皮すりつぶして入れたりすると香りよくて安上がりになりそう

2024-05-12

穀物奥が深すぎ

ぴょまえらの中で、

は知ってる人が多いだろう。しかし違いはよくわからない人が半数だろう。

を知ってる人はかなり限られるだろう。

さらにもまいらの中で

の違いを知ってる人はまあまあいるだろう。しかし、

があるのを知ってる人はほぼゼロだろう。ワイも知らん。

それくらい穀物というのは奥が深いと分かった。

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