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はてなキーワード: 土地とは

2024-12-15

anond:20241122183244

思うんだが東北四国はもう完全に無人にすればいいんじゃない

住んでいた奴らを他の比較的マシな過疎地域に押し込めばその土地人口経済も活気づく

代わりに全国のクマとかキョンとかを東北四国隔離して人里に降りてこないようにすれば全員が幸せになる

2024-12-14

出社回帰とは斯くも愚かである

投稿主は話題会社とは関係がありません

出社回帰。どうしてこんなことになってしまったのか。

遡ること数ヶ月前、社内に不穏な噂が流れ始めた。

来年からフルリモート廃止されるらしい」

私は「そんなことできるわけがない」と噂を一蹴した。

なぜなら、このフルリモート未来永劫続くものである取引先にも豪語するほど高らかに宣言していたかである

フルリモートを売りに、全く馴染みのない地域から採用も行っていた。

私の知り合いは、ほとんどが家賃の掛からない地域引越しあるいは物件購入を行った。田舎へ帰った人も多い。

私もその1人だ。家でも建てて暮らすかと土地を買い、あと半年もすれば新築の家に引っ越す。そんな矢先に衝撃の通達が届いた。

来年からフルリモート廃止する」

社内に衝撃が走った。私はこの後数時間記憶がないほどにショックを受けた。

一体あの話はなんだったのか。

フルリモート否定的意見も多いが、私の体感からするとフルリモートほど素晴らしい制度はない。

よく聞く意見として、フルリモートはサボれるという話があるが、それは本質を何も捉えていない。

そう。フルリモートであろうがなかろうが、人はサボるである

喫煙所時間を潰すのか、外回りの時にやけに時間をかけて帰ってくるのか、家で過ごすのか。その差だけなのである

優秀な人は、フルリモートを最大限に活用して成果をだし、必要に応じて自主的に出社もする。

普通の人は、フルリモートであろうがなかろうが期日までに死ぬ気で働いて納品する。

サボる人は、出社しようがしなかろうがサボるである

本質的には、管理者は部下を正しく管理できるのか、例えば責任感や使命感のようなものを与えることで成果を引き出せるのか、という問題が真に議論すべきことなである

にも関わらず、この主張をする経営者管理者は、自分が部下を管理出来ないことを棚に上げて、論点すり替えているにすぎないのだ。

もう一つよく聞く話として、人は対面で会話をしないと新たな創造が生まれないという迷い言だ。

これは一定理解は出来る。しかしこれは、環境を用意しないと人は成果を出せないという類の話だ。

「奥手な息子にはお見合いをさせないと結婚できない」のような話と近しい。

しかしここで冷静に考えてほしい。

はたしてそんな息子、ここでは社員だが、そんな人材を呼び寄せたところで何が生まれるのだろうか?

「熱意のない人間を無理やり集めて、創作物が生まれることを期待する」如何にも効果が怪しいフレーズである

ましてや弊社は完全なトップダウン経営である。この廃止決定からもわかるように、社員意思が介在する余地などほとんどない。

この話も結局は、熱意のある人間であれば場所を問わずに何かを生み出すのである

優秀な人はいつの間にかコンペで優秀な賞を得るし、社外のイベントにも出るし、気づけば経営から有力なポジションに抜擢されるのである

それ以外の圧倒的大多数の人間は、日々、期日に追われて歯車となるのがせいぜいだろう。

もちろん、今話題会社はこれに当てはらない可能性も存在する。ボトムアップ文化で、優秀な人が大多数なのであれば、話は変わってくるであろう。

中の人の受け止めが気になるところである

結局、弊社はこのような議論も行われず、社長から薄っぺら説明を受けただけで決定した。

曰く、「世の中がそういう流れだから」だそうだ。

こうして私が好きだった一つの会社は、静かに終わりを迎えようとしていた(と私は悟ってしまった)。

幸にして購入した自宅からはかろうじて勤務が可能そうであるが、このまま骨を埋めるか。

一度生まれしまった疑念払拭できない。

願わくば、某大手会社は「世の中がそういう流れだから」なんていう理由ではないことを切に願う。

光る君へも終わるし、道長に転生して世直しでもするか

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背景設定:**

時は11世紀初頭。平安中期、摂関政治絶頂期を迎えようとしている頃、現代法律学と立憲的思想近代的な統治理論を身に着けた人物が、突如として藤原道長966-1027)の意識を獲得する。外祖父関係を巧みに利用し天皇後ろ盾に絶大な権勢を誇る道長。だが、中身は現代法学者であり、彼は当時の秩序と衝突しつつも、新たな政治手法を打ち出そうとする。

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政治理念の変容:**

現代法学者としての道長は、専横的な外戚支配構造活用しながらも、より「持続的な統治基盤」を確立したいと考える。単なる外戚支配縁故人事ではなく、ある種の「法による秩序」や「規範の再整理」を志す。もっとも、当時は成文法典(律令)はあれど実効性が弱まりつつあり、慣習法が強く、荘園が乱立している。現代道長は、この状況に対して次のような施策を構想する。

1. **荘園整理と土地所有の安定化**:

従来、道長をはじめとする藤原摂関家は多くの荘園私有し、それらを権勢の基盤にしてきた。しかし、現代の法的知見を持つ道長は、「法的安定性」が経済発展をもたらすことを理解している。彼は、荘園境界画定や、重層的な領主権の整理を試みる。

- 公領国衙領)の管理を強化し、名実ともに朝廷支配下に収めるための行政改革に着手。

- 荘園認定基準を明文化し、恣意的な安堵や寄進による権力争いを減らす試みを行う。

- 貴族や有力寺社に対しては、既得権益を即時奪うことは難しいが、中長期的な土地台帳(「古代不動産登記」)を整え、その正当性公的に認める代わり、租税労役義務明確化し、流通性ある土地制度志向

2. **立法執行体系の再構築**:

律令法が名ばかりの存在となり、令外官や慣習的措置が横行する世界で、道長現代的な法整備思想を導入する。

- 首都(京)における治安維持機関である検非違使権限組織を再編し、盗賊取締、秩序維持のための明確な司法手続を設ける。

- 公家社会内部で行われていた人事や地位継承に関して、記録主義(ある種の「公文書主義」)を徹底。昇任や叙位叙爵の基準をある程度定めることで、人事が完全な縁故に流れないよう微調整を図る。

3. **天皇家と摂関家の新たな関係性構築**:

道長外戚としての地位を最大限活用しつつ、天皇権威安定的な「象徴」に引き上げることを考える。天皇形式的な最高権威を担わせ、実務は「関白」の地位活用して円滑に処理するが、現代道長は「院政」的な発想を先取りするかもしれない。

- 天皇に幼少期は摂政、成年後は関白が補佐する原則を維持しつつも、天皇周辺に専門官僚を育成。

- 従来の「外戚依存から、より制度化された「最高法規」の存在感を醸成。例えば、改定版『令』をまとめ、これを朝廷全体の根拠規範として位置づけることで、朝廷藤原家を法的な結びつきで強固にする。

4. **社会制度の改良と学問振興**:

道長宮廷文化を愛し『紫式部』や『清少納言』ら文人たちとの交流を深める一方、現代的な行政手法を取り込むためにも知識人層の拡充を図る。

- 国司受領階層に対し、任地における法令遵守文書管理税制の透明化などを要求。できる限り審査厳格化し、違反者には適正な制裁を行う。

- 大学寮学問所に法制研究史料編纂部門を新設し、古代律令判例に相当する事案記録を蓄積。徐々に「法文化」を育む。

- 漢籍研究とともに、自身が知る社会契約合意原則に近い概念をそれとなく導入し、為政者と被統治者の関係を「力による支配から正当性による支配」へと移行させる試み。

5. **外交軍事制度化**:

北方蝦夷や、唐・宋との交流さらには大陸周辺国との海上貿易を法的に整理する。「道長改正律令」には、交易ルールの明記や関税的な仕組みを生み出し、国家財政を強化するとともに、軍事力を令外官頼みから一定法規範に沿った動員・統制へ転換。

- 軍事貴族地方武士層との契約関係を整え、「官」と「私」の軍事力を峻別した初期的な国軍組織化を図る(もちろん当時としては極めて斬新)。

- 貿易港での入港手続や国際通行ルールを整備し、財政基盤強化を狙う。

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結末イメージ:**

もちろん、このような施策は周囲にとって奇異であり、保守的貴族からは激しい反発も受ける。しかし「藤原道長」という既に頂点に君臨する権力者の威光、そして自らが有する実務的手腕と知識によって、徐々に新しい秩序を「慣習法から合意された法」へと移し変えようとする。結果として、荘園の雑多な管理が少しずつ明確になり、暴力的権益争いは減少、都はある程度の治安維持機構で安定する。

やがて、次世代には「記録とルール」に基づく人事・土地管理が浸透し、法制を軸にした政治文化が醸成され、藤原家の権威は「道長改革」として後世に語り継がれることになるかもしれない。

anond:20241214091130

なおひき逃げ犯は不動産登記簿によればまだ存命ですが、現場から逃げたので、警察に出頭した犯人は別人(闇バイト)だった、も考えられます

なぜなら登記簿の人は今は結構土地相続しており、罰金が払えない家ではありませんでした

しろ親が不動産関係者(売買用の土地の名義人)であったように見えます

それなのに息子はひき逃げをして逃げる、というのは不自然です

もし証人招致に来るのが闇バイトなら、彼が登記簿の人だと確認するための尋問免許証を出してもらうなら文書提出命令申立)もしなければなりません

私はひき逃げ犯の免許証のもの確認しなかった(土下座されるなどしたので、機会を逃してしまいました)

教訓としては、(闇バイトかもしれない)ひき逃げ犯が見つかったら、相手免許証の偽造を疑って確認を怠るな、ということになります

まり登記簿の人は、東京郊外国道で闇バイトに名義貸しをして自動車事故事件を起こす組織幹部の子だったとか、闇バイトはその偽造の免許証を持っていたというようにも見えます

警察捜査杜撰からしても、可能性があります

anond:20241213233759

「「土地を返せば紛争解決する」という意見は、一見シンプル道理に合うように見えますが、イスラエルパレスチナ歴史的宗教的政治的背景を考えると、単純化されすぎています。以下に論理的反論を挙げます

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1. 土地帰属に関する歴史的宗教的複雑性

イスラエルパレスチナの双方が、現在イスラエル領土歴史的宗教的に「自分たち土地」と主張しています

ユダヤ人は、古代イスラエル王国がこの地に存在し、宗教的にも約束の地として捉えています

一方、パレスチナ側も数世紀にわたりこの地で生活してきたため、自分たち土地と考えています

反論: 「土地を返す」とは、どの土地をどの時点の基準で返すのかを明確にしなければ意味がなく、問題解決するものではありません。


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2. 返還後の安全保障懸念

過去に、イスラエルが譲歩して一部の土地返還した際、たとえば2005年ガザ地区撤退後に、ハマス支配を強め、そこからイスラエルへのロケット攻撃が増加しました。

反論: 土地返還するだけでは安全保障上のリスクが残り、紛争解決にはならない可能性があります

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3. 「土地返還=和平」とは限らない

紛争根本的な原因は、単に土地ではなく、民族的アイデンティティ宗教政治的対立にあります

たとえば、パレスチナ側の一部勢力は「二国家共存」を拒否し、イスラエル国家としての存在のものを認めていません。

反論: 土地返還あくまで一部の問題解決するに過ぎず、根本的な対立構造が解消されなければ紛争は続く可能性があります


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4. 現実的交渉プロセスの難しさ

イスラエル国内でも安全保障宗教的理由から土地の譲歩」に反対する声が根強く、政治的合意が困難です。

同時に、パレスチナ側も内部で統一された意思決定が難しく、和平交渉が進まない背景があります

反論: 土地返還するという案は、現実政治的社会的状況を無視しており、実現性に欠けています

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5. 国際法的な議論

イスラエルは、1948年建国時に国連決議(181号)を基に合法的設立されました。その後の領土拡大については議論があるものの、すべてを「奪われた土地」とするのは誤解を招く可能性があります

反論: 「土地を返せ」という主張は、国際法歴史的背景を考慮しておらず、単純化されすぎています

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結論

土地返還が和平に寄与する可能性はあるものの、それが紛争を完全に終結させる万能の解決策ではありません。紛争の原因は土地問題だけではなく、双方のアイデンティティ安全保障への懸念歴史的な不信感など多岐にわたるため、「土地を返せば紛争に巻き込まれない」という主張は現実を十分に反映していないと言えます

2024-12-12

anond:20241212221940

イスラエル主義は、イスラエル領土を、現在国境を超えて歴史的ユダヤ人土地とされる地域全体に拡大しようとする思想です。

具体的には、

* 西岸地区ガザ地区ゴラン高原など、現在イスラエル占領している地域併合: これらの地域は、歴史的ユダヤ人居住していた土地であり、イスラエルの固有の領土であると主張します。

* パレスチナ国家樹立に反対: パレスチナ国家設立は、イスラエル安全保障を脅かし、歴史的ユダヤ人権利侵害すると主張します。

* 宗教的根拠: 古代イスラエル領土回復するという聖書的な解釈に基づいている場合もあります

イスラエル主義問題視される理由

* 国際法違反: 国際法上、武力による領土の変更は認められていません。

* パレスチナ人との対立激化: パレスチナ人にとっては、自分たち土地を奪われることになり、深刻な人道危機を引き起こす可能性があります

* 中東和平の障害: 大イスラエル主義は、中東和平交渉の最大の障害の一つとされています

イスラエル主義を支持する人々の主張

* 歴史的権利: ユダヤ人は、古代からこの地に根ざしており、歴史的権利に基づいて領土を主張する権利がある。

* 安全保障: パレスチナ自治政府がテロ支援しているため、イスラエル安全保障を守るためには、これらの地域を完全に支配する必要がある。

* 宗教的な使命: ユダヤ教の教えに基づき、古代イスラエル領土回復することは、神の使命である

補足

* イスラエル政府の公式立場ではありません: イスラエル政府は、公式には大イスラエル主義を掲げていません。しかし、一部の政治家市民団体は、この思想を支持しています

* 複雑な問題: 大イスラエル主義は、歴史宗教政治安全保障など、様々な要素が複雑に絡み合った問題です。

より詳しく知りたい場合は、以下のキーワード検索してみてください。

* 大イスラエル主義

* イスラエル

* パレスチナ

* 中東和平

* 西岸地区

* ガザ地区

* ゴラン高原

この情報が、大イスラエル主義について理解を深める上で役立てば幸いです。

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(前期)

 最近流行ってるゲーム史上の重要性とは何も関係ないが何となく思いついたのでやってみることにした。

 フランツ・リスト(1811-1886)はハンガリー王国の寒村ドボルヤーン(現オーストリア・ライディング)に生まれ作曲家リストハンガリー人としての自意識を持っていたようだが、両親はドイツ系であり、他方でパリ成功を収めた関係フランス語を使って生活していたと思われる。いわゆるコスモポリタンであり、○○国の音楽家とは言いにくい。音楽史上の重要性ではバッハやベートヴェンには劣ってしまうから義務教育では名前は出てこないだろうが、少なくともピアノ音楽史上は絶対に避けては通れない。無尽蔵の超絶技巧によってピアノ表現可能性を著しく拡張たからだ。膨大なリストピアノ作品から7選ではきついので、リスト活動時期に区切って7選ずつということにした。

 クラシック音楽の紹介をする以上、演奏(録音)の紹介は避けて通れない。まさか自分で弾いて確かめろというわけにもいかないだろう。筆者は、リストの豪華絢爛な超絶技巧音楽が大好きである一方、特に晩年に多い宗教的内向的音楽は未だにあまりピンと来ない感がある。努力はしたが、晩年作品を中心にうまく推薦ができていないのは好みの関係で、あまり色々な音源を聞き比べていないことが一つの理由だ。

 リストピアノ作品はあまりに膨大で、しかも抜群の技巧を要求する作品も多い。一曲ごとの規模の違いを無視していうが、大量のピアノ曲を残した作曲家であるショパン場合作品数は200強。単独ピアニストによる全集も作られているし(ギャリック・オールソンアシュケナージ横山幸雄も作ってますね)、レコード会社企画モノで複数ピアニストを起用して制作されることもある。横山氏みたいにぶっ続けの連続演奏会を開いてしまうことも不可能ではない(https://www.afpbb.com/articles/-/2784123)。

 しかリスト場合は単純な作品数の多さ、別稿・異稿が多く存在すること、難易度の高い曲が非常に多いことから、「全集」の制作は困難を極める。複数ピアニストを起用しているNAXOSリストピアノ曲集シリーズも未だに全曲をカバーできていない(もし完結していたら教えてください)。その点で単独リストピアノ作品全集という前人未踏の大偉業を成し遂げたレスリーハワードCDHyperion)は本編と別巻(新たに発見された別稿・異稿)あわせて99枚というとんでもない分量がある(全曲試聴可能https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDS44501/98)。優れたピアニストであるハワードでも、短期間に、といっても10年以上あるが、大量の作品を録音しなければならない計画故、詰めの甘い演奏がかなりあるように感じられ、何も考えずにハワード全集を推薦するわけにもいかない。とはいえハワードのおかげで取り敢えずリストピアノ曲のほとんどをまともな「音」として把握できるようになった。ここで敬意を示しておきたい。ハワードCDを一巻ずつ紹介している古くからサイトがあり、本当に頭が下がる(https://www.katch.ne.jp/~hasida/liszt/liszt.htm)。良くない演奏もバシバシ指摘している。

 リストの生涯について。作曲家の生涯を知ることが楽曲理解に必ずしも結びつくわけではないが、それでも、どのような作風意識しているのかとか、どのようなモチーフを描こうとしたのか(特に標題音楽場合)ということを知ることは有益だろう。作曲家の置かれていた状況を知ることはその理解の助けになり得る。リスト場合、ざっくりいえば大スターとして活躍した1840年代までの時期(前期)、ワイマール宮廷楽長としての活動が中心になる50年代(中期)、そして50年代末の波乱、特に愛人カロリーヌとの結婚が認められず、子どもの早世などの不幸に連続して見舞われた後、ローマに腰を落ち着け作曲活動を再開し、亡くなるまでの晩年の時期(後期)に活動を区切ることができる。このあとは単に前期・中期・後期とのみ述べる。ここで紹介するのは、前期、少年時代からピアニスト時代までのもの。父を失って本格的にピアニストとして稼がねばならなくなり、大スターになっていくが、仕事ばかりで事実上奥さんとは破局する。そして後年の恋人カロリーヌ出会いヴァイマール宮廷楽長に就任するまでだ。

 作品番号について。クラシック音楽には、出版社のつけた出版順序を示す作品番号(op. xxみたいなやつ)がついていることが多い。クラシック音楽では、抽象的に「ピアノソナタ」とのみ名乗る曲が多いので、作品番号は楽曲区別にとって大事になる。しかし、リスト作品番号は出版社ごとに全然違うなど滅茶苦茶で(こういうことはシューベルトにも言える)、作品番号では把握できない。そこでよく使われるのは、イギリス音楽学者ハンフリー・サールが整理して付番したサール番号(S. xx)であるWikipediaにもサール番号順のリスト作品一覧があるので参照されたい。

1. 48の練習曲 S.136(1827年出版

 彼の代表作の一つ、「超絶技巧練習曲」の初稿にあたる作品。48とあるが、実際には全12曲。「超絶」を聞いたことがある人なら驚くはず。リスト15歳の頃の作品リストハンガリー貴族たちから奨学金をもらってチェルニーの元で学んでいたのだが、本作品は明らかに影響が見て取れ、微笑ましいと思うか、チェルニー××番を思い出して頭が痛くなるかは人次第だろう。録音は多くない。筆者はハワードを一聴したことがあるのみ。ウィリアム・ウォルフラムNAXOS全集20巻)は未聴。パガニーニの影響を受けたあとの改訂版24練習曲 S.137)は異常に難易度が高い割に第三版にあたる「超絶技巧練習曲」ほど演奏効果がないのでやはりほとんど取り上げられない(ハワードは録音している)。

2. 「ある芸術家の生涯の出来事」 S.470(1834年出版

 タイトルでもしやと思った方、あなたは正しい。ベルリオーズの「幻想交響曲」のピアノ編曲だ。実は原曲よりも出版自体こちらの方が早いようだ。ふられた作曲家がヤクをやって彼女を殺して処刑されて悪魔サバトに遭遇するという夢、というとしょーもない話だが、この曲は初演当時多数の人々を熱狂に巻き込んだ。リスト熱狂した一人だった。それでピアノ編曲までやってしまったのだが、当時は録音技術がないので、家でちょっと味わおうとCDだのSpotifyなどというわけにはいかない。ピアノで弾くしかないわけだ。とはいえ、よくあるオケ作品のお手軽編曲ではなく、オーケストラの生み出す音響可能な限りピアノ再現しようとした意欲的な作品だ。演奏難易度は極めて高い。フランソワ=ルネ・デュシャーブル(EMI)とニコライ・ペトロフ(原盤は知らないがVeneziaの再版盤を所持)の演奏が世評高く、特に後者演奏は凄まじいが、まだまだこの曲のポテンシャルを完全には引き出していないような気がする。ジョヴァンニベルッチ(CD未所持)は公式YouTube演奏動画アップロードしている(https://www.youtube.com/watch?v=bSqunBoj0cY)。これが一番アクセスやすいだろう(録音は一番良い気がする)。

3. パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140(1840年出版

 1828~34年に欧州コンサートツアーを行ったヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニは極限まで高められた演奏技巧と表現力によって多くの熱狂ファンを獲得した。リストパガニーニに狂った一人(またかよ)。全6曲、すべてパガニーニ作品から編曲だ。ヴァイオリン技法ピアノに映すというよりも、パガニーニから霊感をもらってピアノ技巧の拡張を試みたものと言って良い。第3曲が「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章編曲)だが、有名な「ラ・カンパネッラ」は、実は本曲集の改訂版S.141(1851年出版)の方であり、本曲集を聴くと、違いに驚く(逆にパガニーニ原曲を知っているとそちらに忠実ということに驚く)と思われる。そしてこの曲集は何よりも演奏難易度の高さで悪名高く、特にひたすら重量級かつ幅広い跳躍のある和音アルペッジョが続く第4曲(の第2稿)はピアノマニアの間では語り草になっている。また第6番「主題と変奏」(原曲24の奇想曲第24番)の第9変奏も地味ながら恐ろしく難しい。

 かつては本曲集といえばペトロフ(原盤Melodiya、VeneziaとOlympia再版盤で所持)、大井和郎(Deutsche Shallplatten)、そしてハワード全集しかなく、マニアたちがアップロードしているMIDI演奏非人間的超絶技巧を楽しんでいたのだが、現在ではゴラン・フィリペツ(NAXOS全集42)とヴァレチェク(Capriccio)が挑戦している。現在でもペトロフ演奏が最も高い水準にある思われるが(映像もある https://www.nicovideo.jp/watch/sm12879344)、フィリペツの演奏もそれに並ぶハイレベル演奏であり(流石に6番の第9変奏は苦しそうだが)、CDの入手可能性もあるので今ならフィリペツを聴くと良い。

 困ったことにペトロフ映像は中々手元を写してくれない。ニコニコ動画で「国家機密の指」と揶揄されているが、確かこれはペトロフカメラに写されることを非常に嫌っていたからだと思う(出典は忘れた)。

4. 旅人アルバム S.156(1836年~1842年出版)、「巡礼の年 第一年:スイス」(1855年)、「巡礼の年 第二年:イタリア」(1858年)、「第二年補遺ヴェネツィアナポリ」(1859年改訂版

 ダグー伯爵夫人マリーは当時のパリ社交界代表する人物で、たいへんな美貌の持ち主だったという。リスト1834年からマリーと逢瀬を重ね、35年にマリーは妊娠している。大胆なスキャンダル芸能人特権

 特に社交界でつまはじきにされることもなかったようだが、人目を憚るように二人は(それぞれ一時的パリ帰国も挟みつつ)スイスイタリアへの旅行順次出かけている。鉄道もない時代なので妊婦には大変な重労働だったはずだが、ジュネーヴで36年12月、長女ブランディーヌが誕生した。

 旅人アルバムは、スイス旅行で見聞きした風景民謡モチーフにした曲集で、全19曲ある。このうちの数曲が改訂を経て「巡礼の年 第一年:スイス」 S.160(1855年)に結実する。また、37~38年に訪れていたイタリア旅行で見聞きした風景芸術作品から受けた霊感表現した「第二年」と「補遺」も出版は後年だが、大部分は39~40年頃に完成していたらしい。

 旅人アルバムほとんど聴いたことがない。NAXOS全集32のアシュリー・ウォスもハワード全集でも聴いてない。巡礼の年の方は、第三年も含めた全曲盤ならラザール・ベルマン(Deutsche Grammophone)が有名。村上春樹小説中に登場したせいでクラシック音楽CDにしては珍しく再版がかかった。個人的にはルイ・ロルティ(CHANDOS)の演奏がとにかく美しく、大好きである巡礼の年は、大曲もあるが、短めで肩肘張らずに聞ける曲も多いので、リスト入門にはもってこい。第一年の大曲「オーベルマンの谷」単独ならアルカーディ・ヴォロドスSONY)がホロヴィッツ編曲を織り交ぜながら気合い入りまくっている(https://www.youtube.com/watch?v=4ADtxG-b8ik)。第二年、そして本曲集最大の大曲であり、リスト最高傑作の一つであるダンテを読んで:ソナタ幻想曲」は、評判の高いベルント・グレムザー(Koch Schwann)は未入手。ロルティ(CHANDOS)は全集版も第二年だけの旧録音どちらも良い(とにかく超絶技巧を味わいたいなら若い頃の旧録音が良い)。有名曲なので演奏動画をアップしている人はプロアマわず色々いる。

5. ベッリーニオペラノルマ」の回想 S.394(1844年)

 幻想交響曲もそうだが、リスト作品の多くを他作品編曲が占めている。特に多数のオペラ編曲があるが、この曲が最高傑作だと思う。中盤の鍵盤を駆け巡るアルペッジョは明らかにジギスムント・タールベルクの「三本の手」を取り入れたもので、聴いていて気持ちが良い。後半の「戦争だ、戦争だ!」のテーマに基づく部分は極めて難しく、ここを上手く弾けるかどうかがこの作品の見所。しかいかにも難しいという様子で弾いては興ざめ。

 今ならフィリペツの映像https://www.youtube.com/watch?v=0TMypN1gW5k)が一番良い。CDもあるらしいのだが自主制作盤と思われ、未入手。他は、かつては表現意欲にあふれるベルッチ(assai)、ヴィルトゥオーゾ的な迫力あるトム・ウェイクフィールド(Symposium Records)、そして我らがスーパーヴィルトゥオーゾマルク=アンドレ・アムラン旧録音(Music & Arts)が三大録音だったと思う。アムラン新録音(Hyperion)は若干遅くなったが、抜群に録音が良くなり、総合的にこちらの方が好きかも。若手だと韓国のノ・イェジン(NCM)やイギリスベンジャミングロヴナー(Decca/https://www.youtube.com/watch?v=OVKTEoxBIKE)が大変良い。

6. 三つの演奏会用練習曲1849年出版

 40年代作曲されたもの。全3曲。演奏会用練習曲は、チェルニーのような練習のための曲ではなく、コンサート披露して喝采さらうための曲であり、いわゆる「性格的小品」の一種リストはこういう曲をひっさげてコンサートに臨んでいたわけだ。第1曲から「嘆き」、「軽やかさ」、「ため息」と標題がついているが、出版社がつけたものに過ぎない。第2番の標題通り、全体的に軽やかな作風特に「ため息」は有名でよく弾かれる。

 第2、あるいは有名な第3番の録音はよく見るが、全曲録音というと意外とない。福間洸太朗(アクースティカ)のCDに全曲入っている。確かロルティ(CHANDOS)にも全曲録音があったはず。

7. ノンネンヴェルトの僧房ピアノ初版1843年出版

 スイスイタリアマリーと過ごしたリストだったが、ピアニストとして忙しく飛び回るためにマリーを放置してしまい、結局二人は破局する。ひどい話で、破局した後もリスト演奏活動をしていたので、リストの母が子どもたちの面倒を見ていた。

 41~43年の夏にリストマリーはライン川中州にあるノンネンヴェルトの古い修道院子どもたちと共に過ごしているが、これがマリーとの最後の親密なお付き合いだった。この曲は、当時同地に夫妻を訪ねてきたリヒノフスキー侯爵の詩に音楽をつけたものシャルルマーニュ武将ローラ戦死誤報を受けて絶望した妻がノンネンヴェルト修道院に入ってしまい、ローランは二度と妻と会えなくなったことを知って修道院を見下ろせる土地に住み着き、妻を思う歌を歌った・・・という救いのないストーリーだ(歌詞https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S4212.htm)。マリーとの破局に後悔していたのか、リストはこの曲に相当執着していたようで、ピアノ独奏用を含めて複数ヴァージョンを作り、何度も改訂している。晩年バージョンアンスネスEMI)などが録音しているが、重苦しい。当時のバージョンはそこまで重苦しくないと思う。推薦音源はあまり思いつかない。全集を録音しているハワードライナーで"beloved"と書いていて、気に入っているみたいである。

 華麗なオペラものシューベルト歌曲編曲魔王を含めてかなりの曲を編曲しており、どれも魅力的)など、編曲を中心にまだまだ色々な作品があるが、そろそろ次の時代に進もう。

anond:20241211220148

そもそも関係ない人が勝手土地奪った上に国まで作ったんだから元いた人は怒ると思う

登記簿の使い方

以前、残業代払わないブラックに勤めていたんだが、退職日翌日に届くように残業代計算した内容証明送りつけた。

 

そうしたら受取拒否されたので、法人登記取って社長宅と、その住所の地番ブルーマップで調べた上で社長宅の土地登記遡って社長父親会長宅(創業者大株主)に内容証明を送りつけた。会長名前は知っていたので、他人ということはないと判断した。

 

合法的とは言え、自宅を特定されたことをビビったのか、それとも大株主父親に言われたのか、他の社員には残業代が払われたことを秘密にすると言う条件で残業代が支払われることとなった。

 

もちろん俺は残業代が振り込まれた翌週に、前職の同期と会って、こんなの知ってる?と登記簿を見せて、取り方を教えておいた。法人登記公開情報から仕方ないよね(今年の秋ぐらいから非公開もできるようになったみたいだけど)。

 

嘘っぽいけど、ちょっとスカッとした話でした。

今、サラリーマンしてる人は、今のうちに自社の登記簿取っておくと何かに使えるかもしれんよ。クレジットカード使ってネットで取れるし。

anond:20241212173332

ガザ壊滅してシリアにでも移り住んだ方がよっぽど綺麗になるだろ。

今なら交換に使える土地シリアから切り取ることも十分できる。

石碑建立ビジネス

山奥の安い土地を買って石碑置き場区画販売するビジネス

世の中から忘れ去られがちだけど世の中に忘れさせたくないこと(自然災害犯罪企業不祥事食品へのゴキブリ混入、芸能人不倫わたしの好きな食べ物など)を石碑にして後世に伝える。

名誉棄損にならないように伏字モザイクなどを活用する(モザイクの石碑は飽きの来ない美しさ)

各種石碑をまとめて置くことで来場者は自然といろいろな忘れさせたくないものに触れるため忘れられない効果のアップが期待できる。

建立者からは石碑建造費と区画使用料(100年一括払いなど各種オプションをご用意)を徴収する。

anond:20241212155459

その主張は非常に極端で、歴史的政治的倫理的問題がありますイスラエルに関する問題は非常に複雑で、単純化された見解では適切に説明できません。以下にいくつかの視点提供します。

1. 歴史的背景

イスラエル建国1948年)は、長い歴史的過程ユダヤ人迫害特にホロコースト)を背景にしています

しかし、建国時にパレスチナ人追放されるなど、土地資源を巡る対立が深まりました。

2. イスラエル市民多様性

イスラエルには、ユダヤ人だけでなく、アラブ系イスラエル人、キリスト教徒ドゥルーズ教徒、その他の少数民族も含まれています

全員を「侵略者」と断定するのは事実に基づいていません。

3. 国際法占領

国際社会では、イスラエル占領政策(例:ヨルダン川西岸入植地)は批判されていますが、それは政府政策に対するものであり、すべての市民が直接関与しているわけではありません。

4. 倫理的視点

民間人子どもを「侵略者」と見なすことは、個々の責任を問うべき倫理的基準に反します。

集団全体を一括りにすることは偏見助長し、対立悪化させる可能性があります

このような発言は、感情的な反発や敵意を煽るリスクがあります解決には、歴史的理解とともに、個々の人間尊厳尊重するアプローチが求められます

安倍昭恵がまた出てきたが

「いい土地から進めてください」ってさぁ

籠池が「俺には昭恵がバックについてんだぞ」と役所の人を脅すために言ったセリフでしょ。

「俺は***のマブダチなんだ」というやつは本当は大した知り合いでないのが世の中の常。

それに本当に安倍ルート汚職をなら

「俺は安倍と繋がってんだぞ」なんて言ったらダメでしょ。なんで汚職自白してんの?

安倍「やれ」、高級官僚はいかしこまりー」で誰にも知られずに終わる話だろ

オールドメディアに釣られる人たちは脳みそついてるのかね?

共産党かよ

anond:20241212144302

もう一度聞くけど、ハマステロリストですか?

イエスかノーで答えて

テロ国家」とは通常、国家が体系的にテロ行為を支援したり、利用したりすることを意味します。しかし、イスラエルを「テロ国家」と呼ぶかどうかは、評価する立場基準によって大きく異なります。以下に、この議論の主なポイントを整理します。

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イスラエル批判される理由

1. パレスチナへの軍事行動市民への影響

イスラエル軍の空爆や地上作戦で、パレスチナ市民特に子ども女性)が犠牲になることが頻繁に報告されています。これに対し、国際人権団体国連は「過剰な武力行使」と批判しています

例:2021年ガザ紛争2023年軍事作戦では、数百人の市民犠牲となり、インフラも大規模に破壊されました。

2. 占領政策

ヨルダン川西岸地区東エルサレムにおける入植活動は、国際法(第四ジュネーブ条約)に違反しているとされています。これにより、パレスチナ人の土地資源が奪われることがあり、不満が高まっています

3. 行政拘禁人権侵害

裁判なしでの拘束(行政拘禁)、子どもの拘束、家屋破壊など、イスラエル政策は「集団的懲罰」として非難されています

4. 非対称的暴力

イスラエルは、パレスチナ武装勢力への報復を超えて、広範な地域に対して破壊的な攻撃を行うことがあります。このような行動が「国家によるテロ」と批判される場合があります



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イスラエル擁護する立場

1. 安全保障必要性

イスラエルは、ロケット攻撃自爆テロといった脅威から自国民を守るための行動だと主張しています

ハマスイスラム聖戦などの武装勢力は、市民を標的にした攻撃を繰り返しており、これが軍事行動正当化する理由とされています

2. テロリズムへの対応

イスラエルは、自国を「テロ被害者」と位置づけ、反テロリズムの一環として行動していると主張しています

これにはロケット迎撃システムアイアンドーム」や、武装勢力への軍事作戦が含まれます

3. 法治国家としての仕組み

イスラエル民主主義国家であり、法の支配確立されていることを強調しています。一部の行動は国際法に基づいて正当化されているとしています



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テロ国家」との評価に関する議論

国際社会で「テロ国家」とされる基準は、国家意図的テロ行為を計画支援、実行しているかにあります

イスラエル政府の行動は、安全保障政策戦争行為として正当化される場合も多い一方で、非対称的暴力市民への被害の大きさから批判を受けています

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結論

イスラエルを「テロ国家」と呼ぶかどうかは、見る立場価値観依存します。

批判する人々は、占領政策市民への武力行使根拠に「国家によるテロ」とみなします。

擁護する人々は、イスラエルの行動を安全保障上の必要性として理解し、テロ行為とは異なると主張します。

この問題は非常に感情的で複雑なため、立場に応じて異なる評価がなされることを理解することが重要です。

日本北朝鮮と国交を結んでいない=国と認めていないようだから理論上は国と主権を騙ってる奴らとして北朝鮮だと言ってるその土地に踏み込んで金一族逮捕することはできるんだよな

そこまでの過程理屈上はあくま戦争ではなく勝手土地占有してる朝鮮系のゴロツキvs日本警察の抗争という扱いになるはず。

もちろん金から日本に来たらただの一般人として逮捕して裁判にかけたりできるはず。

2024-12-11

お歳暮難しい

お歳暮選びが難しすぎる

毎年の事ではあるけど、その年にお世話になった人でお礼をしきれなかった人中心に贈る事にしていて

贈る事は決まっているんだけど、何を選べばいいかがとにかく難しい

本人に聞いたらたいてい遠慮されてしまうし、忙しい時期なので聞きたくない

その土地の物を送ればいいらしいが、あいにく住んでいるのは関東ベッドタウン名物存在しない

今年も悩んで、まだ悩んでいる

せっかくだから喜んで欲しいと思う事自体おこがましいのではないかと思い始めている

2024-12-10

子どもクルド人の性被害にあった

所謂クルド人が多く暮らしておりコミュニティがある、と言われている地域の近くで暮らしている。


ある日の夕方、友人宅に遊びに行った筈の息子が泣きながら家に駆け込んできた。しばらくは泣いてばかりで話にならなかった。

家を出る時には持って出た筈のカバンも無く、持たせていた子ども用のスマホも無かった。

服もどこかで転んだのか汚れている。

何が起きたのかと思い、息子が落ち着くのを待って話を聞いたら、友人宅の帰り、家からそこまで遠くない公園の前を通りがかった際、

いきなり二人組の男に前を塞がれ、訳の分からない言語でまくし立てられたという。

当然息子は彼らが何を言っているのか分からないので、咄嗟にごめんなさい、ごめんなさいと頭を下げて通り過ぎようとしたら

息子は男の一人に体を捕まれ、殴られたという。そしてカバン没収され中に入れていた財布やスマホを取られた上で二人に公園トイレに連れ込まれ

半開きになった個室の中で、息子は一人の男にズボンを脱がそうとしつつ「変な所」を触られたという。

息子は最後まで恥ずかしそうに泣きながら「変な所」としか言わなかったが、恐らく性器の事だろう。息子はまだ小学生なのだから

男の一人は息子のズボンを下げながら「変な所」を無遠慮にベタベタ触り、もう一人の男は笑いながらその様子をスマホ撮影していたらしい。

その時たまたま、恐らく利用客の人が入ってきたのか、うわっ!と、驚いた様な大きな声を上げたそうだ。

すると二人の男が息子を抑えているのが少しだけ緩んだので、全力で泣き叫びながら男たちを振り切る様に必死で逃げ出したという。

カバン失くしちゃってごめんなさいと謝る息子に、私はただ大丈夫だよ、頑張ったね、助かって良かったね、そんなの(カバン)どうでも良いよ、と言うしか無かった。


連絡を受け急いで仕事を切り上げて帰ってきた夫にも事情を話し、警察通報した上で、次の日は学校を休ませて急遽両親を呼んで様子を見て貰い

夫と二人で警察に行った。しかし、結果から言うと被害届はその日は提出出来ず、現在被害届すら受け付けて貰っていない。

息子は「暗数」の被害者になってしまった。



警察は「息子の証言だけでは証拠が少なく、アテにならない」「現場とされる公園にも一応聞き込みには行ったが、特に怪しい人物はいなかった様だ」

「息子さんが混乱したり、何かを隠そうとしている可能性がある(つまり、嘘を吐いているということ)」「不審者情報もそれらしいものは無いのでこちらも調べようが無い」

といった態度だった。警察に行った時、最初真剣かつ親身になって聞いてくれる態度だったのだが

犯人は「日本人では無く外国人、(息子から聞いた特徴から)恐らくクルド人だろう」と言った途端、対応が変わった様な、困った事になった、という印象を受けた。

息子は犯人の二人の男について「日本の人には見えなかった。肌は少し黒く、でも黒人の人では全然無い。ヒゲは二人とも生えていた」との事なので

前々から聞いていたクルド人関連のトラブルの話を合わせても、クルド人可能性が高いと考えている。


こちらが素人から警察門前払いするのでは無いか、という夫の意見弁護士にも何人も相談に行ったが、結果は変わらなかった。

言ってしまえば性犯罪としては未遂で、財布や携帯を取られたと言っても、(自分で)落としたかも知れない、と言われれば立件は難しいのでは、と言われた。

電話の時点では一見親身になって聞いてくれたのに

相談アポを取って加害者外国人、恐らくクルド人らしいのですが…と言った途端

「あ、利益相反になってしまますのでお受けできかねます申し訳ございません」と冷たく断られた事もあった。

一体何が、利益相反か。被害者を守る事がクルド人利益に反するのか。本気で憤った。


ある弁護士は「絶対自分から聞いたと口外しないように」と前置きされた上で(なので、弁護士が誰かなどは特定させる情報は一切出さない様にしている)

在日外国人特に最近だとクルド人のバックには、支援団体というか活動家みたいな人間や、彼らと縁深いシンパ弁護士がおり

彼ら(クルド人及び彼らのグループ)に取って不利な事をしようとすると、出っ張ってきてあらゆる方面から騒いで抗議するという。

抗議されるだけならまだ良い。実際は抗議だけでなく、告発した人や周囲の家族、親類、関係者、そして下手したら対応した警察関係者に至るまで

犯人不明嫌がらせ(おかし中傷の噂が出回る、職場匿名通報ネット怪文書が書かれるなどして名誉毀損される、といったものからもっと実力行使される事まで)が

発生するので、警察の方も、そして本来被害者保護に動ける筈の一般弁護士も、対応には困るのだという。

もし万が一、被害届を出せたとしても、恐らく警察はまともに捜査しない、というか出来ない。

何故なら抗議する「支援者」が怖いから、及び腰になっているしさせられている。

おざなり捜査をされて、犯人不詳のまま終わる可能性が高いのでは?とまで言われた。

当然、その事を話してくれた弁護士も、依頼を引き受けてはくれなかった。

話しぶりや態度を見る限り、仮に我々の為に動き、クルド人及び彼らの背後にいる人々の利益に反する事をしたら、圧力をかけられ仕事が無くなりかねない、という危機感を覚えている様に見えた。



前々から彼らクルド人が起こすトラブルの話は耳に入っていた。

店内の商品万引きされた、見咎めて注意したら逆に脅されたり殴られそうになった、少年が同年代クルド人グループに囲まれ金銭ゲーム機を脅し取られた、

女性少女クルド人らしき男に後をつけられた、いきなり抱きつかれたり体を触られた、因縁をつけられ集団で取り囲まれ、金を取られたり土下座強要された、

集団で練り歩き、少しでも目があったら異国の言葉で怒鳴られたり威嚇された、ゴミ出しのルールなど当然守らずゴミ害が起きた、交通事故相手クルド人

相手が悪いにも関わらず親族や仲間を自称する者たちに押しかけられ、非常に不利な条件で泣き寝入りさせられた、などなど。

そんなトラブルの噂が耳に入り、夫と引っ越し真剣検討していた所だった。

持ち家だから引っ越しには躊躇していたが、事件を機に住み慣れた地を離れる事にした。

当然ローンの家計で100万単位で損失があったが、背に腹は変えられなかった。

事件が起きる前にもっと早く引っ越しておけばと、本当に後悔した。


息子は快活な性格だったら、あれ以来、学校以外は誰かと一緒でないと外出出来なくなってしまった。

そして私達と一緒に出かける時は、基本的に頑なに離れようとせず、ずっとそばにいる。

少しでも距離が空いてしまうと、不安そうになって大声で私達を呼び止める様になった。

出先でトイレに行く際は絶対に夫と一緒じゃないと無理で、私と二人の時は「絶対外で見守っていてね、離れないでね!」

と何度も何度も念押しされた。私も二度と同じ様な被害を繰り返したく無いから、監視必死だった。

最後の一線までは超えない被害だったが、まだ小学生だった息子には、トラウマとなっている様だ。

カウンセリングにも通わせているが、今の所、あまり改善は見られない。


こんなにも被害者となった息子が苦しんでおり、家族である私達も同様に悩み、苦しみ、後悔しているというのに

加害者クルド人で、被害者日本人しか少年(男)というだけで、「被害者」としてすら扱われない。

マスコミ等にいっそ拡散してやろうかとも思ったが、逆にこちらが差別者レッテルを貼られて社会的に殺される、と夫に止められた。

実際、財布やスマホも盗られているので、犯人には住所がバレている。いつ「報復」があるのか分からない。

それが例え身勝手まりない理由でも、「報復」されて命の保証などどこにも無いと。

かに私もそう思ったし、それに何より被害者である息子本人のプライバシーもある。

変に情報拡散されて一生の傷にでもなったら、それこそ息子の人生は、今度こそメチャクチャになってしまうとも思った。


人生設計が狂ってでも、子の安全ケア第一優先だから、住み慣れた家を売って土地を離れ、泣き寝入りするしか無かった。

だけど犯人は一生許さないし、外国人権利保護しながら一方で日本人権利侵略する綺麗事をほざく連中は、より一層信用出来なくなった。



彼らクルド人支援している人達からすれば、私達が受けた被害絶対に嘘だと主張するだろうし、差別者だと叫ぶだろう。

しかし私には、もう二度とクルド人全体を信用出来ないし、日本に住み着く恐怖集団という印象は拭えない。

現在は新たな引っ越し先で暮らしているが、もし仮にこの土地でもクルド人が増えてきたら、引っ越して逃げる他無いだろう。


これを外国人差別主義者というのであれば、私は差別主義者でも構わない。

それでも良いから、大切な息子を守りたかった。

ただ、それだけだったのに。

地下鉄ルート延伸等で話題になる「土地所有者許諾」問題

こんなのを問題にしているからいつまで経っても理想的な地下空間が実現しない

これから地下鉄ジオフロント実現のためには土地所有者の積極的な協力姿勢必要不可欠である

何なら地下鉄延伸という公共資する目的のためなら土地所有者の権利制限はあるべきだっただろう

まあ今更という話ではあるが、今後の東京に置き換わるべく機能を有する「代替都市」実現のためにもしっかり制度設計をしてムダのないまちづくりへの一里塚を築いてほしいもである

クルド人経営者意見

難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市クルド人」の本音(前編)|「僕らがいなければ建設現場は回らない」

https://www.fsight.jp/articles/-/50220

難民申請4回却下でも解体業を経営する「川口市クルド人」の本音(後編)|「なぜ難民貧乏でなきゃいけないんだ!」

https://www.fsight.jp/articles/-/50220

A氏のステータス

「僕は(本来入管施設収容されるが、健康上の理由などで身柄の拘束を解かれる)仮放免ですよ。解体業の会社株主になっているだけで、あとは奥さん名義でやっている。株主会長だが、働いてはいけないといわれている。

2008年かな、退去強制令書が出ているし、難民申請は5回目を出したきり、インタビューも何にもなし、呼ばれてもない。(兄も難民認定されていないし)入管は僕の一族にやさしくない。結婚してもう9年で、妻と知り合ったのは、妻が14歳で僕は17歳の時、日本で。妻はオヤジ日本人の日系ブラジル人子供は娘10歳、7歳、息子4歳がいて、僕以外は定住者の在留資格がある。東日本入国管理センター茨城県牛久市)への収容は、一度もないです。珍しいケースだけど、5回難民申請して捕まっていないのはわずか何人かしかいない」

事務所の規模

A氏とは、今年(2023年3月21日地元で行われた、クルド人新年祭「ネウロズ」の会場で知り合った。「一度、話を聞かせてくれないか」と話しかけると、快諾したので、同月末に彼の事務所インタビューする運びとなったのだった。 事務所の中に入っていくと、初老日本男性パソコンの前に座り、奥の部屋には中年日本人女性が座っていた。2人とも事務所で働く日本従業員だった。

「雇っているのは20人位。日本人6人。あとキューバブラジルパキスタンウズベキスタン人。在留特別許可の人、普通ビザの人といろいろ。仮放免の人はアルバイトの形にして、ずっとは雇わない。彼らが自分生活費を稼ぐくらいは、入管も見逃している。会社成功しており、(周りにあるヤードなど)土地も全部うちのもの。名義は奥さんだけど、事業基本的に私がやっています」とA氏は説明した。

解体業の実態

「うちは解体以外のこともしたい。土地造成とか、生木の受け入れ、ウッドチップを作る仕事の方が環境にいいし見た目もいい。解体事業はやめないけど、本業解体という風にはもっていきたくない。業者が多すぎて、教えられた法律とは無関係にみんなやっているし、アスベストも厳しくなっているが、その基準を守らない。昔の日本人の業者ブローカーになっていて、外国人は皆その下でやるから基本的に安くなっている。クルド系の解体業者は、お金稼ぐことがよくわかっていないから、普通より少し上回ればいいだろうという考えの人が多い。100万円の仕事で40、50万円稼がねばならないところ、5万残ればいいくらいの感覚でやっている。ちゃんとした会社はやっていけない。社会保険給料を払うとなると、それはできない。日本人のブローカーが誰でも仕事やらせしまう。不法投棄も増えているし、ブローカーが安くやらして、その中で儲けるにはそうした手しかないんだ。」

大野知事とのつながり

政治家に会ったり、ボランティア活動10年以上やったりしているし、ある程度、(日本社会からも)評価されているんじゃないかと。感謝状とかもらったりしているし。(事務所の壁には新型コロナ対策に協力したとして、奥ノ木信夫・川口市から感謝状が飾られていた)知事も、最初会ったときクルド語で話してびっくりしたよ。(大野元裕・埼玉県知事と一緒に撮った写真も飾られていた)東日本大震災の時は、宮城県気仙沼に3週間いました。それが見えているかはわからないけれど、まだ捕まってはいない((注))」

(注)同一の人物不明だが、今年に入って大野氏が難民申請者に表彰状を送ったことが報じられた。

独自不法滞在クルド人男性埼玉県大野知事感謝状 難民申請中に100万円寄付

https://www.sankei.com/article/20240122-QPXRJTE2CJN2BNTL262HBD5VBI/

入管職員について

入管人間を3回殴ったことがある。血だらけにしたこともあるし、捕まったことはないが。今はいいんだけれど、僕らを人間として見ていなかった。娘が5歳の時に、『この人本当にあんたのパパなの』と5歳の子に聞いた。外にいる日本人と入管日本人は同じ日本人かと思う位だ。(入管職員が)お父さんの耳を引っ張ったんだよ。俺、入管職員ぼこぼこにした」

こうした発言に対しては、「入管職員法律を守らせねばなりませんよ」とややたしなめるように言うと、こんな答えが返ってきた。

法律問題じゃない。法律法律、それはわかる。けど、人間という存在感覚がない。入管にもいい人がいて、子供のころから知っているよ。入管が古い人から片付ける、となると大問題になる。難民日本が2回の申請で追い出しますと言ったら世界はどうなる。うちは税務署たことないし、それなりに税金を払って、近所とも仲良くやっている」

その後

難民申請事実上2回までに制限する改正出入国管理難民認定法が成立し、川口市ではクルド人念頭に置いた「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」が採択された。半年後に再度取材を試みると、インタビュー時は日本社会のルールを守る重要性を語っていたクルド人男性は、「強制送還するならやってみろ」と激高した。

2024-12-09

anond:20241209234959

そもそもウクライナの負け」どういう状況なの?

ウクライナ土地を奪還するためロシア軍攻撃するウクライナ人がゼロになったらロシアの勝ちでウクライナの負けなのかな?

ウクライナ領土を諦めつつある」←マジで理解できてない

ロシア軍の損害が「とんでもない水準」に? 死傷者が “最高記録”更新英国防省が要因を指摘

https://trafficnews.jp/post/136615

ブコメページ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/trafficnews.jp/post/136615

マジでトップコメが何故トップコメになっているのか理解できてないコメントがはてブ以外にもXやらブルスカやら色んなSNS散見するので解説する

結局、以前から言われていた通りに「露軍の目標は宇領土、宇軍の目標は露軍」という話で、露軍は獲得した宇領土を保持するため露軍を駐留させなければならないが、駐留している露軍は宇軍の目標なので露軍は被害拡大

このトップコメは端的にウクライナ軍、というかウクライナ人攻撃目標を実によく表現していて、はっきりと言ってしまえばウクライナという国家主権を喪ってウクライナという国家消滅してもウクライナ人攻撃目標ロシア軍であり続けるという意味

うつまりウクライナ人からするとロシア軍(ロシア連邦)がウクライナ領土(主権喪失後は元ウクライナ地域)から撤退さえしたら「我が故郷土地」は返ってくるので、別に現時点リアルタイム正に今この瞬間でウクライナ領土を奪還する必要性は薄いんだよ

ウクライナ人の現時点リアルタイム正に今この瞬間の攻撃目標ロシア軍であり、過去ベトナムなどの戦史を振り返っているからこそロシア連邦北朝鮮など外国人傭兵運用を始めたんだ

ウクライナ人ウクライナ領土の奪還よりもロシア軍への攻撃を主目的としていて、「ウクライナ領土を諦めつつある」というのは別にロシア軍への攻撃を諦めつつある」わけじゃねーんだわ

それをわかっているからこそウクライナへ味方する西側諸国ロシア軍の人的損耗を執拗にも大々的に発表しロシア連邦政府により多くの人的リソースを吐き出させようと仕向けているし、ゼレンスキー大統領は爆撃などでロシア軍兵を一網打尽にできる二次元的な面制圧性能を持った兵器を求めている

ウクライナ軍領土を奪還するためロシア軍攻撃してるんじゃなく、ロシア軍兵士殺傷するためロシア軍攻撃してるんだよ意味合いが全く違うんだよ

まりウクライナ軍ロシア軍兵士をより多く殺傷できるのであれば後退や退却すらも戦術オプションとしていて、ウクライナ国内支配地域ウクライナに傾こうがロシアに傾こうが、ウクライナにとって大事なのはロシア軍兵士殺傷率(数)なんだ

ウクライナ国内支配地域の面積にこだわっているのは最初から最後までロシア側であって「ウクライナ領土を喪ってるから終わった」みたいな主張は全く以て見当違いも甚だしい

理解している人はトップコメちゃん評価しているみたいだけど、理解していない人へもう一度強調しておくぞ?

ウクライナという国家主権を喪ってウクライナという国家消滅してもウクライナ人攻撃目標ロシア軍であり続ける

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