はてなキーワード: 都会暮らしとは
基本的に仕事がシフト制で、土日に休みがあることはほぼないのが当たり前、あって2連休、予定があるときだけ3~4連休をとるのが普通。
同僚の体調不良のためシフトの急な入れ替えをした結果、3/4から3/6まで全く予定がない3連休ができた。
基本インドア派なので休日もほぼ家から出たくないのと、もともと都会暮らしで車が必要なかったのもあり免許すらない。
今は電車が1時間に1本あるかどうかの田舎なので、予定があるとき以外は外出したいとも思わない。
かろうじてカラオケとゲーセンが近所のイオンにあるぐらいで、それすら愛車(ママチャリ)で20分ぐらいなのでめんどくさい。
職場が近いので仕事終わりにカラオケ行くぐらいでしか使わないし、そもそも都会と比べて高い。
ゲーセンとは名ばかりのUFOキャッチャーコーナーなので、特に楽しみもない。
予定を作ろうにも平日に空きがある友人もいない。そもそも友人が少ない。
というか何をするにも金がない。今月は月末に予定があり、それでなくてもいろいろ出費が重なり、20日の給料日まであと1.5万円で過ごさねばならない。1日当たり1000円は食費でほぼ消える。
LoLだけは7年続いているが、それ以外はSteamで気になったゲームを気まぐれに遊ぶ程度で、最近はどちらも飽きが来ていてつまらない。パルワールドの大型アプデが待ち遠しい。
今までの経験上、平日昼間のLoLは普段遊ぶ21時~よりも明らかに民度が終わっている。やらないほうが賢明だ。
それ以外の趣味といえばMTG(カードゲームのほう)だが、言った通り友人は仕事、もちろん田舎なのでコンビニやイオンでもポケカすら取り扱っていない。最寄りのカードショップは電車で3時間ほどかかるうえそもそも金がない。電車代だけで往復4千円弱が消える。
やるべきことを考えてもみたが、特に思いつかなかった。
まあ掃除ぐらいはするべきかもしれないが、えてして掃除とは今するべきタイミングではないときに限ってやりたくなるものである。試験勉強中なんかが掃除をするタイミングとしては最適だ。
掃除をしないといけないから掃除をすることはまれだ。なのでこの選択肢はないものとする。
そうなってくるとなーんにもやることがない。虚無だ。
仕事終わりにようやく遊ぶLoLと虚無を抱えたままやるLoLは全く楽しみが違った。スモルダーはリリースされるべきではなかった。相手していてこれほどつまらないものはない。
2日目、虚無のままTwitter(絶対にXではない)を眺めていて、ファンキルオルタナが今日リリースだということを思い出した。
本家ファンキルは事実上のサ終なのでせっかくだしこっちをやろうと思い立ったが、これ中身は放置ゲーである。結局ほとんどの時間は虚無のままだ。
ちなみにゲーム自体はNFTだブロックチェーンだとよくわかっていない。まあレーヴァテインがかわいいので良い。気だるげな子は良いものだ。
そうして迎えた最終日だが、今から寝て明日の朝から何かすることを考えたい。
とにかくこの虚無から抜け出したい。助けてほしい。
地方から上京して東京で就職結婚、ローンでマンション買って妻子がいる。実家には年金暮らしの母と、非正規で働く兄がいる。実家に帰るたびに、実家の方が余裕のある暮らしだと感じてしまう。家は広くて飯はうまく、くるたび増えてる兄の趣味のガジェット…
地元で就職結婚できて、3世帯で暮らしてる同級生とか見るとまじ羨ましい。特に女子の同級生が自分の実家に3世帯の場合、めちゃくちゃ幸せそう。
俺も本当は地元が良かった。でも上京しなきゃ就職もできなかったし、結婚もできなかったと思う。でも、都会暮らしはなんかこう、金があっても教育費に消えて、なんというか豊かじゃないんだよ…年取ると文化とか別にどーでもいいし。
都会のマンションから都心のビルを往復する、日々目まぐるしく進化する仕事、スマートにしなきゃいけない人間関係、正月実家帰ったからかな、なんかすげー疲れる。
川端康成の『雪国』は読んだことがないけれども、その文頭はあまりにも有名だ。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」
暖かい南国で生まれた。積もった雪は見たことがなかった。大学が近くになかったので、進学組はみんな強制的に一人暮らしになる地域だった。雪が見たくて、ただそれだけで積雪がある某県に進学を決めた。
学生だから車は持てなくて、雪の積もった日は徒歩で30分以上かけて大学に向かった。自転車なら10分もかからない距離だ。泥混じりの雪が跳ねて、着く頃にはズボンの裾と靴下が真っ黒に濡れてしまう。それで丸一日過ごす。一年生の年明けには、雪を見るだけでうんざりするようになった。
雪の朝は、目が覚めるとすぐにわかる。妙に静まりかえっていて、ほのかに明るくて、身体の芯から冷えるような寒さの朝は雪が深々と積もっている。心底うんざりする冬の一景だ。
大学最後の年、私はすっかり暗い冬も鬱陶しい雪も大嫌いになっていた。
ある夜、何かの用事で車に載せてもらい、峠の方へ行くことになった。しっかり整備された高速道路を降りて、ろくに除雪されておらず街灯もない一般道に出た時、ふと窓の外を覗くと、月明かりのない真っ暗な夜空と真っ白な雪原が目に飛び込んできた。そして「夜の底が白くなった」ことに気がついた。
私は文豪のあまりにも的確な表現に言葉を失い、雪原が終わるまでずっと、ぼんやり白い夜の底を眺め続けていた。
その後上京して何年も経つが、美術展にも行かず、バーにも通わず、流行の最先端にも触れず、およそ文化的とは程遠い怠惰な日々を過ごしている。これといった趣味もなく、美味いのかわからない飯を食べ、友人も少ない。都会の片隅でドブネズミ的生活を送っている。東京で文化人になるにも能動的努力と磨かれたセンサーが必要なようである。
私は生憎地元でも東京でも「文化」とやらを感じることはできなかった。「印象派展」や「知る人ぞ知る日本初上陸ブランド」に興味はなくもないが、疲れた週末に電車を乗り継いでよく知らない場所に行き、人混みに揉まれて行列に並ぶのは雪と同じく心底うんざりする。
このように都会暮らしでも文化を楽しむにはそれなりの素養と体力が不可欠だ。感受性が錆びつきセンサーが腐っているドブネズミがあの冬の夜、ど田舎の雪原に「文化」を強烈に感じることができたのは教育による知識の下地に偶然が重なったおかげである。私はあの一景を生涯忘れることはないだろう。
子供が産まれたのを契機に妻の実家に4ヶ月ほど住んでた。リモートワークが一般化して田舎暮らしに憧れる人も多いと思うので、
思ったことを書いておこうと思う。
ちなみに自分は生まれも育ちも東京都内(23区ではない)で、自宅は23区内の駅徒歩5分マンションである
もちろんこれまでにも何度も義実家には訪れているので勝手はわかっている
新幹線の駅から車で30分、峠を越える山間部でまわりには何もない
駅の周辺までいかないと何もないので、最低30分車に乗らないと何も出来ないところである
最大3泊ぐらいしかしたことがないので、これまでは「なんもねぇなぁ」ぐらいしか思ってなかった
日本の狂ったインフラ行政とNTTのお役人のおかげで、そんな村にもひかりふぁいばーが届いている
これが衝撃的なことに1Gbps回線である。実測も500Mbpsぐらい出るので仕事には全く支障がない
もちろん、モバイルデータ通信も問題なく使えるので、さすがに5Gは無理だが十分な速度の4G通信ができる
Starlink買うかーと思ってたけどそんなものはいらなかった。ありがとうイーロン
飲食店、コンビニ、美容室含めて商業施設は近所の商店(必要最低限のものしか売ってない)以外は
車で30分の駅まで行かないといけない
例えばメルカリで商品が売れたとすると、最寄りは郵便局(車で30分)、コンビニ(車で30分)までいって
発送するのである
「あっ売れた!」つって家の隣のコンビニから発送してた生活からするとものすごいものがある
なるほど、こういうところに住んでる人が発送までやたらと時間かかる人なんだなと思った
ただし、クロネコヤマトはものすごい速度で届くので、Amazonもストレスなく使える
日本のインフラ本当にすごい…こんな田舎見捨ててくれていいのに
救急車は30分かけてやってくるので、何かあった場合最短1時間近く病院までかかる
これは超ゆゆしき自体で、都会に住んでりゃ近所の消防署から救急車が来てものの30分もかからずに
田舎の総合病院一択なので、難しい病気だった場合はどうしようもない
子供に何かあっても30分かけていく小児科は2件ぐらいしか選択肢がなく、
そんなところに義両親と我々、子供が住んでいるので
そこそこ買い物などは必要であるが、なんと生協さんが週1で物資を配達にきてくれる
この国のインフラ頭おかしいんか…と思うんだけど、非常にありがたい
急ぎのものはAmazonや車で30分の町まで買いに行くのである
そんな暮らしなので、家で仕事しつつ子育てをして、山を見て暮らしていると
外に全く出なくなる
公園もない
家は8LDKみたいな狂ったでかさだし、庭も校庭かってぐらいの規模なんでまぁまぁ敷地の中でも移動距離は稼げるが、
こんなクソ田舎でも移住者がおり、村も移住者を斡旋するサービスをしていたりする
自分からしてみると「頭おかしいのか?」という感想しかわかないんだけど、畑耕したりして楽しいらしい
リスクとしては、急病で医療が間に合わず死ぬ可能性ぐらいで、あとは不便を享受できたらいいんだろうけど自分には耐えられない
あそこの空き家には○○からきた移住者がきて〜とか、すぐに噂が広まり、マナーが悪いだのアレコレいわれ、
音を上げて出て行く人も多いようだ
とにかく、不便と陰湿な田舎文化をどれぐらい我慢できるか、楽しめるかが鍵になる
仲良くなる事はできると思うけど、自分はこいつらとは価値観合わないから
一生話は合わないなと思った
家から出ないでいい人にとってはもしかしたら良いのかもしれない
カップラーメンだけ食ってインターネットで交流して楽しければ、生活コストは安いかもしれない
都会暮らしに慣れた自分からすると、田舎暮らしのメリットは一切ない。ゼロ。何もない
車ばっか乗って全く歩かなくなるし、思い立った買い物はできない、メルカリの荷物も送れない
Amazonは最短翌日に来るけど当日はさすがに無理
自然はあるけど、虫が多くて鬱陶しいし野生動物(熊や鹿、いのしし)も多い
本当に衝撃的なのは、こんなクソ田舎でもインターネットが使えて、携帯は通じ、
この集落のビジネスはぶっ壊れてるので何もない。わけのわからん個人商店だけだ
かろうじている若い人は、車で30分の町で働いている。だったら町に住めばよくね?
その町も大概なものなのだが、論点がずれるし一応新幹線が止まるので置いとく
どう考えてもオール赤字のインフラが日本全国こんな感じで散らばってるのかと思うと、
その辺の土地耕してたら良いんじゃないだろうか
農業人口が減ってるんだし、クソ田舎の山に住まなくても、農地の周りに自治体がマンションでもたてて住んで
みんなで米作って暮らしたら良いんじゃないだろうか
それで鬼のような山奥まで水道電気引くコストを減らせるなら、そうした方がいいんじゃないだろうか
限界集落を無駄に延命しないで、取捨選択で滅ぼした方がいいんじゃないだろうか
そんなことを思いつつ、過ごした4ヶ月であった
子供は幸い無事に育っている
超かわいい
関東の田舎で働いてる。しがない機械工場勤めだ。話したいことがあって増田に投稿する。
いま居るとこは、すげーのどかだ。ほぼ東京の隣であるにもかかわらず田んぼが結構並んでる。あと数か月で稲刈りだな。今週ぐらい、近くの神社で夏祭りがある。嫁も子供もない自分は参加しずらいが、それでも毎年行ってフランクフルトと焼きそばを買って帰る。のどかな地域だと思う。地元なので思い入れはある。
それで、何か事情のある家族もいないし、二週間に一度は飲みに出る。安い焼き鳥の店で千円ちょっとだけ飲み食い(ボーナスが出たばかりだとやや高い店)して、それでスナックやラウンジに行く。田舎だから、そりゃあ安いもんだ。飲み放題で三千円の店とかもある。
自分が好きな店は、スナックとラウンジを足して2で割ったようなお店(以降は「お店」とする)だった。婚姻的な意味を表す英語が店名になっていた。最初はなんとなく寄ってみて、「料金高いな」と思ったけど、スタッフがみんないい子ばかりで気に入った。自分はあまりお金持ってないから、いちばん安いウイスキーボトル(ニッカor角)を入れて、一時間四千円ちょっとでしみじみと粘る。でも、ごく稀には同伴だってしてやるんだぜ。いつもカウンターに座ってる。テーブルには座らない。
さて、そんな具合でお店を楽しんでいたんだが、ある時だった。『町内会長』が店に来たのだ。60過ぎたくらいの。初来店だった。今から1年ほど前。
最近の爺さんって若作りな人が多い印象だけど、この人は年相応かなって感じだった。清潔感というのか、そういうのはあった。スーツと私服を足して2で割った感じの服装だったと思う(追記 調べたらセミフォーマルというらしい)。薄緑?~ダークグレーの装いがお店のうす暗い照明に照らされてた。
この人がタイトルの人だ。店の雰囲気にあまり合ってなかった。自分はこれまで、町内会長という役職の人と会話をしたことはなかった。なんか地域の代表者みたいなイメージしかなかった。一般雑誌とかアニメとか寝取られもののエロ漫画(あらくれ氏が描くような...)に出てくる町内会長しか知らなかった。のほほんとした感じの爺さんで、裏腹に一物もっている感じの。。。
続きだ。見慣れない人が来たなあ、と思っていたら、出入口からそう離れていないところで立ち止まっている。スタッフの女の子数人(平均年齢は30~40)も神妙な雰囲気だった。
「どこに座ったらいいですか」と、その人が言うと、チーママが「どこでもいいですよー」と言いつつ、俺とふたつ離れたカウンター席を案内した。それで、自分に付いていた子が2人いて、うち1人がその人のところに行って、あとはチーママが付いた。
そこで、その人が「すいません。料金の説明をしてもらっていいですか」とチーママに言った。で、説明を受けると、「ボトルは入れません。飲み放題にします」だって。※飲み放題の方がセット料金が高いが、ボトル代払ってキープすると安くなる。どっち派かは人による。
なんか、明らかにほかの客と雰囲気が違う。気になって、会話を聞いてみようという気になった......それで、おおよそ以下のようなキャラクターが判明した。
・お店の隣町の町内会長
・町内の飲み会の帰りに寄ってみようと思った(※徒歩)
・都内の商社で働いていて、定年退職した2年前に地元に帰ってきた
・珍しい店名だと思って寄ってみた
こんなところか。商社の名前もどこかで聞いたことがあった。こんな田舎者でも知ってる会社だ。きっと金を持ってるんだろう。年寄りだからな。
問題なのはこの後だ。会長は飲み放題のコース(1.5hで5,500円)にしていた。女の子のドリンクが1杯につき500円のはず。で、来店から10分くらい経った頃だった。会長に付いていた若手チーママ(34)の1人が、「私、一杯いただいてもいいですか」と言った。
すると、会長は左手を前に突き出して、「どうぞ」と言った。問題はその数分後だ。もう1人付いていた別の女の子(31)が、「1杯いただきますね」と言って、焼酎の水割りを作り始めた。
※上の括弧内の数字は年齢だ。オンラインゲームのレベル表示とかではない。わかってるとは思うが……。
すると、会長が「ちょっと待って」と言った。俺がそっちの方を向くと、会長が女の子(31)をちょっと睨んでいた。チーママが心配そうにしてる。
「その飲み物は、一杯につき料金がかかるんでしょう?」
「はい。500円です」
「だったら、その前に私の了解を得ないといけないんじゃないの」
「あ。はい。ごめんなさい」
「お客さんの了解も得ないで飲み物を作るのは、それは泥棒と一緒じゃないか!?」
女の子(31)は涙目になっていた。で、キッチンの方にすごすごと歩いて入っていった……。
こういうおっさんを見ると、本当にムカつく。わかってないのはあんたの方だろう。たかだか500円で、グチグチグチグチと。本当にケチ臭い人間だ。飲んでて気分が悪くなる。
あんた、金持ってるんだろ。俺と違って。別にいいじゃん。女の子に500円払うくらい。くれてやれよ。場の雰囲気壊してまでやることじゃないだろ。ああ、思い出し怒りがさく裂しそうだ。マジでイラついてきた。
その後は、チーママが謝ってたはずだ。会長が「ダメだよ。あんなことしていたら。ちゃんと教えてあげないと」みたいなことを言っていた。
何がちゃんと、だよ。気持ちが悪い。何様だ。金持ってんだろ。ケチ臭いこといってんじゃねーよ。みたいな思いがして、それから3、4杯だけ飲んで家に帰った(自転車を押して)。
何が問題かというと、この会長がそれからお店を利用するようになったことだ。けっこうな頻度でくるようになった。自分がお店に行く日と曜日が被っていた。
おそらく会長と3回目に鉢合わせた時だったか。自分がお店に入った時は、さっきの女の子(32)とチーママがいて、カウンター席で話していると会長がやってきた。自分のふたつ隣りのカウンターに座って、「飲み放題で焼酎(ウイスキーだったかも...)にします」と言ってたか。いや、確か焼酎だ。でかい梅干しをグラスに入れていた。その際、チーママに「(会長の場合は)ボトル入れた方が明らかに安い~」と言われてたけど断っていた。
その時、会長が女の子(32)に「この間は悪かった」と謝っていた。彼女は「いいです、いいです」みたいなことを言っていた。謝るくらいなら初めから怒ったりするなよと感じたけど、まあ世代が違うだけで、悪い人じゃない、いい人なのかもしれないと思っていた。
でも、やっぱり感覚が合わないんだよな。ほかの常連(一月に1回くらい会う)の人でさ、高齢のじいさんがいるんだよ。多分70くらいかな。細身だったと思う。で、その人がよくキレたりする。酒がまずいとか、今日はいい女がいないとか、カラオケがうるさいから黙らせろとか(※この爺さんも歌う人だから相手が邪魔だったのかもしれない)、とにかくうるさい爺さんだ。ほかの客にもウザがられてる。
できれば、チーママにはこの人を出入り禁止にしてほしいと思っていたし、実際に「出入り禁止にした方がいいよ。お店のためになんないよ」と進言もしていた。しかし、返事ははぐらかされるばかりで、なしのつぶての状態だった。
それでまた、ある時だった。爺さんが、その会長に絡むんだよ。で、会長も相手をする。「出身は?」とか「カラオケは何が好き」とか、あとは家族の話とか。ホステスよりも話してるんじゃないかという時もあった。
そういう時に限って爺さんがうるさい。でかい声で何かを叫んだりする。気が高ぶってるのかもしれんが、こっちはいい迷惑だ。頼むから静かにしてくれ。こっちはこっちで目の前の嬢と話したいんだよ。うるさくて聞こえん。
それからちょっとして、高齢の爺さんは店に来なくなったけど、それまでは本当にあの二人がうるさかったよ。不愉快な時間だった。
で、ようやく静かにお店を楽しめる~と思ったら、今度は若者連中(といっても30代だが…)と会長が話をするようになった。これがまた輩っぽくてうるさい。こんなにうるさいのかと思った。会長は、調子に乗って若者連中におごっていた。ホステスにもな。こっちは端っこの方でちびちびとやるしかない。
やっぱり、調子こいてるんだよな。いい会社に勤めてたからって、インドネシアに行ってたとか、赴任先の国でクーデターが起きたとか、間違えて強盗が徘徊してる列車で一夜を過ごすことになったとか、マジで自慢ばっかり。若者連中は一応は聞いていた様子だったけど、たぶん内心はつまらないに違いない。
なんで自分がこんなに会長のことを覚えてるかというと、それくらい嫌な奴だったからだ。一緒になったのは軽く10回は超えているだろうか。自分にも話しかけてきたことがあった。「男前だな」とか「無理にでも結婚した方がいい」とか「結婚したら人生変わる。大人になれる」とか「気分が暗そうだね。あなたもカラオケ歌わないか」とか、こいつマジで○そうかと思ったくらい、それくらい失礼な奴だった。
こっちだってやりたくて未婚なんじゃない。したくても結婚できねーんだよ。いい人がどうしてもいない。こっちは工場勤めだぞ。出会いなんてねえよ。ゼロだ。あんたの会社だと、男社員に女をあてがってくれる部署があるんだろ。大卒でも専門卒でも、かわいい女の子いっぱい雇って、総合職の男社員とくっつけるんだろ。羨ましい。
ムカつくことが多くて、あの会長のことをよく覚えている。マイナス方向のインパクトが強すぎた。ポジティブな言い方をすると、俺には眩しかったのかもしれない。俺はずっと底辺近くをはいずり回ってきた。まともな親とか、家族とか、教師とか、上司とか、そういうのは知らん。友達には恵まれたかもしれない。今ではもうぜんぶ遅い。もうすぐ40になる。人生は取り返せないのだ...。
そろそろ終わりにする。
会長の初来店から半年が経った頃か。つい先日のように思える。ようやく最後にオサラバができた。
その日、ちょっと嫌なことがあって、イライラしていて、お店に入ってもあまり喋ることがなかった。※工場内の数少ない台車をどの部門が使うかでケンカをしたのだ。マジで低レベルな争いだった。中学生かよってくらいに。
態度でわかるくらい気分が悪かった。チーママもほかのキャストも、ほかに3人いた常連さんも、遠慮のためか話を振ってくることはなかった。
そんな時に、会長が話しかけてきた。「増田さん、いつもより気分悪そうですね。大丈夫ですか」だったかな。
「まあまあですね」と答えたら、「いつもと顔が違いますよ。嫌なことあったんです?」って感じだった。
その時、キレそうになっていた。で、ただ一言、こんなことを俺は言った。「会長さんは、どうしてこのお店にくるんですか。ちょっと遠出すれば金持ってる人が入るような店ありますよ?」と聞いたら、「ここが好きなんだ」って返ってきた。
「この場末のお店のどういうところが好きなんですか?」と聞いたら、「若い人が多くて、スタッフみんなが仲いいところかな」と返答があった。
「でもここ、あんたが来る店じゃないよ!?」
頭に血が上っていた。いつもは言わないであろう言葉が出てきた。ぜんぶこのおっさんのせいだ。
「客層見てみろや。あんたは恥ずかしい!!」
会長は急に黙って、でかい梅干しが入った焼酎のグラスに手をやってた。
「すまない会長。でも、みんなそう思ってるよ……」
と最後に言ったら、「すまんね」とだけ言って、会長はトイレに行って、お会計を済ませてお店を出て行った。
周りを見ると、スタッフも常連さんも自分の方を見ていた。そうか、そうだったんだよ、みんなあのおっさんのことがウザかったんだな。でもお客さんだし、金払いもいいみたいだから何も言わなかったんだな、と合点がいった。
そう思うと気分が晴れて、イライラしてたのがすっとんでいった。目の前にあった安いニッカの水割りを一気に飲み干してグラスを置くと、チーママが俺の方をじっと見ていた。確か、こんなやり取りがあったかな。
・気分が悪そうなのに飲んだらだめ
・もうその一杯で帰った方がいい
・健康のことを考えて、安い酒はやめた方がいい
で、俺もだんだんその店に行くことがなくなった。というのも、自分がお店に行くと、ボトルが切れる度に、スタッフがひとつ壱万円以上のやつばかり勧めてくるようになったからだ。健康のためだという。
断ると、これがまた営業トークがしつこいんだ。高い酒飲めって。いや、もう嫌になってきたよ。あの安いウイスキーボトルが好きだったのに。
今ではふたつ隣の別のお店に行っている。やはり、安いニッカや角が置いてある店がいい。こういう店では、安い値段でゆっくりするのが好きだ。
老若男女問わず大はしゃぎの夏だというのに、嫌な話をしたな。申し訳ない。
でも、どうしても気になってるんだ。これは、関東にある一地方都市の話だ。東京都内など、真の都会暮らしの人には縁が薄い話だったろう。お目汚しを。
やっぱり、あの時、あんなことを言わない方がよかったんだろうな。町内会長さんには悪いことをしたな。後悔してる。もう謝る機会はないけど、胸の中にしまって生きていくわ。
ごめん。
「社会人になる年齢で免許持ってない」って田舎都会に限らず奇異な目で見られる印象だったけど(否、田舎は免許持ってないと「異常者扱い」かな)
結構な年いってる芸人さんで「免許持ってないです」って人が多くてびっくりする
なんでなんだろう?
取るタイミングを逸したのかな?
芸能人なら誰かしら乗せてくれる人居そうだし
吉本は居ないだろうけど、他の事務所とかだと「付き人」とか居るもんね
付き人じゃなくても後輩とかさ
そんな感じだから「今更取らなくても」って思ってるのかな
芸人に限らず都会在住だと「免許無い」大人多いのかな?→各都道府県免許保有率ランキング見てみたら東京47位だった。57.6%@2021年
本当に免許無くても生活に困らないんだろうなあ。余暇活動がちょっとだけ不便とかあるだろうけど
キャンプ行きたい…って思っても車無いとやっぱなあ。アウトドア系は装備が多いから公共の乗り物だと辛いものがある。車保有してる仲間が居ればいいけども
電アシケッタ使用してるけど限界がある。というか「50km移動」とか出来ないし。あと、荷物そんなに積めないし。天候に左右されるのもキツイ。日焼けもツライ
ちょっとだけ都会に買い物に行こうと思うと交通費すげえかかる。50km移動でも面倒臭えから特急とか乗るし
…免許を取るか都会に移住するかしないと死ぬ(そもそも田舎に帰ってくる気は無かったから免許取らなかった)
でも車ってホント金かかるよね
向き不向きがあるだろうな。都会暮らしも同様だけど。
お金でどうにかしなさい
下手に帰って祖母の介護をすると特養に入りにくくなります(自宅に介護者が居ると順番は後回しになります。当然ですね)
同居人である父親が家事能力ゼロで家庭が崩壊しており、当然介護も出来ない状態ならば特養の順番待ちも少しマシになります
待っている間もケアマネが姑息な手を使って施設に預けてくれます(ショートステイのロング使用と老健数ヶ月を繰り返すなど)
というか冒頭に述べた様に、お金があるならば有料の介護施設に入れた方が良いです
おばあさまの状態がどんなものか分かりませんが施設から断られるレベルでない限りいけます
お父様に関しても他の方が言っている様に宅配弁当を頼む等、お金をかけてなんとかすべきです
親御さんの生活も大事かもしれませんが、増田自身の人生も大事です
田舎に帰って介護・親の世話をする嫌さよりも心配や憐憫の方が勝り、尚且つ都会暮らしに疲れていて親元に帰りたいのならば帰郷しても良いでしょうが
福井県池田町が異獣政策に力を入れているらしく、その文言がSNSで炎上しているようだ。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1722329
そこで、余り手を入れずジャンジャンバリバリ棄民が来てくださる様に僭越ながらArrangementをしようと思う。池田町の関係者の皆様、参考にしてみて。
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第1条 集落の一員であること、池田町民であることを自覚してください。
○総人口の少ない池田町ではありますが、私たちは 33 の集落において相互扶助を土台に安全で豊かな共同社会を目指しています。例え貧弱な役立たずであったとしても『人柱』としてお役立ち頂きます。
第2条 参加、出役を求められる地域行事の多さとともに、都市にはなかった面倒さの存在を自覚し協力してください。
○池田町の風景や生活環境の保全、祭りなどの文化の保存は、集落毎に行われる共同作業や集落独自の活動によって支えられています。共同して暮らす場を守るためにも参加協力ください。また、貧弱な役立たずであったとしても『人柱』としてお役立ち頂きます。
○草刈り機は必需品です、回を重ね使い込むことで技術上達が図れます。 もし習得出来ない場合はあなたの家の庭先をミント塗れにします。
○このことを「面倒だ」「うっとうしい」「町長死ね」と思う方は、池田暮らしは難しいです。ですが、例えクソの役にも立たなくとも『人身御供』と言う方法でお役立ち頂きます。
第3条 集落は小さな共同社会であり、支え合いの多くの習慣があることを理解してください。
○生活の基盤は集落であり、長い年月に渡って様々な行事や集まりを通して暮らしを支えてきました。故事にこうあります『お前のものはオレのもの。オレのものはオレのもの』。この偉大なる先人のお言葉をしかと受け止め身に着けましょう。
第4条 今までの自己価値観を押し付けないこと。また都会暮らしを地域に押し付けないよう心掛けてください。Amazon Flexの配達員は基本襲撃の対象ですし荷物は奪います。
○集落での生活は、ご近所などとの密な暮らしの日々があります。土葬など都市では見られなかったルールや仕組みもありますが、皆で折り合いを付けながら培ってきたものです。 道の脇に土まんじゅうを多く見る事があると思いますが、殺して埋めた村民や移住者のご遺体が埋葬されています。事実上の町営の共同墓地です。
○これまでの都市暮らしと違うからといって都会風を吹かさないよう心掛けてください。やむを得ずタワー型マンションを建築する際は数部屋程度を町に無償で貸与出来るものとし、シティーボーイ(死語)っぷりが過剰な場合は殺して埋めます。
第5条 プライバシーが無いと感じるお節介があること、また多くの人々の注目と品定めがなされていることを自覚してください。その為に興信所や探偵社を使い事前に素性を調べ、移住後も監視カメラや隠しマイクなどを住居に設置します。
○どのような地域でも、共同体の中に初顔の方が入ってくれば「殺して脾臓や子宮でも食われるのでは?」と不安に感じるものであり「どんな人か? 何をする人か? どうして池田に? 猟銃持ったキチガイが川俣軍司ごっこしに来た?」と品定めされることは自然です。
○干渉、お節介と思われるかも知れませんが、相撲用語で言うところの『かわいがり』的な意味で、仲間入りへの愛情表現とご理解ください。
第6条 集落や地域においての、濃い人間関係を積極的に楽しむ姿勢を持ってください。 ここだけの話、婚姻の有無や性自認問わず夜這いを推奨しています。
○静かでのどかな池田町ならではの面白さとして、ご近所や色々な出会いの中での会話を楽しんでください。主に新入りや町長の悪口が大半です。
第7条 時として自然は脅威となることを自覚してください。特に大雪は暮らしに多大な影響を与えることから、ご近所の助け合いを心掛けてください。新入りは何の思い入れも無いので真っ先に犠牲になってもらいます。
○池田町は 2004 年の福井豪雨災害で大きな被害を受けて以来、集落防災隊長を設置し延焼した家屋は破壊するなど江戸時代の町火消を参考にしSDGsに適った地域防災力を高める取り組みを推進しています。
○また、池田町には「雪で争うな、春になれば恨みだけが残る。なので冬場で確実にケリをつけろ。殺せ」という教えがあります。積雪時、大雪時での譲り合い、助け合いを心掛けてください。また不義理された相手に決闘を申し込んでも構いませんが、その際は決闘罪で逮捕します。