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はてなキーワード: 肥大化とは

2024-12-13

anond:20241213233854

政府効率化っていうのはリバタリアニズム的な考え方の一部だけど、マイナ保険証っていうのは完全移行されれば手続き効率化の側面があるとはいえ本質的な考え方は政府裁量により把握・管理できる部分を肥大化させる社会主義寄りの政策だよ。デジタル監視社会が進展してる中国想像したらそっちに近いことが分かるはず。リバタリアニズムであればこういった国家による強制保険みたいな個別制度は生まれず、より上のレイヤー統合的に最低保障をする、つまり負の所得税ベース給付内で各自対処させるような考え方になるはず。保険会社も民間のし存在しなくなり各自ちゃんと調べなきゃいけなくなる。それが小さな政府

anond:20241213074753

順序が逆で、誰かを家に置いとくことにしたか家事肥大化したんだよ やめちまえの一択しかない

3号被保険者マジであってはいけない制度

共働きでお互い相手扶養に入らず家事wもやってて何にも困ってない人間からするといい加減にしてほしい

扶養ってまだ働けない子供か障がいのある家族のためのものだろう

103万の壁とか抜かしてないで自分の食い扶持と社会保障くらい自分でなんとかしろ

2024-12-12

anond:20241212003420

というかもう女の価値暴落してるのよね

女の自意識だけ肥大化したとしても実質的価値暴落してるの

スマホ検索すればエロ動画は見れるし

ちょっと金払えば女は買える

便利な家電家事代行も拡大してる

制度崩壊して嫁や子供価値も激減

一方、女の年収はろくに上がってない

え、女と結婚なんのためにするの???

その結果、恋愛という強烈な妄想必要になったしまった

恋愛という妄想を除いてしまったら女の価値って極小なの既に

2024-12-11

親離れできなくて悔しい

母親に送った誕生日プレゼントが宛先人不在で帰ってきてしまった。

先日、私の友人へのプレゼントとともに仕送り(現物支給)が届いていた。そのお礼を兼ねていたので、友人が返送を受け取ってしまい、気まずかった。

中身は母親が喜びそうだと選んだ化粧品と安いお菓子だ。2週間も郵便局に保管されていたことを思うと食べ物は捨てざるを得ない。返送された旨と、食べものは捨てる旨を伝えるつもりで、母に「戻ってきちゃった」と写真付きでLINEした。

返信は「あら笑 だってママまだ帰ってないもん」

母が自身誕生日から関西の知人の元へ旅行に行っていたことは知っていた。でもそんなに長くなるとは聞いていない。犬を連れて3週間も宿泊するのだから、仲のいい友人、あるいは私に言わないだけで恋人のたぐいなのだろうけれど、「心配すると思って」言わなかったらしい。

食べ物は捨ててもう一度おくるね」と返すと、

「言ってくれれば○○(叔母)に受け取ってもらったのに」と拗ねはじめた。友人がお礼をしたいと言うのでプレゼントを贈ることは伝えてあった。

母が「捨てんでよ〜」と送ってきたからと言うより、賞味期限確認した友人が「これは大丈夫だよ」と言ったから、箱入りのクッキーは捨てずに化粧品とともに送りなおした。

差出人の住所は書かなかった。

母に、「もう一度送りました」「差出人は書いていないので受け取りがなければ処分になります」とLINEした。

「そんなことせなんとかなぁ

 言ってもわからんと思うけど」

と母。

言っても分からないのはあなたの方だ。こちらが厚意で送ったものを受け取らず、剰え、贈ることは予告していたのに、受け取れなかったことを私の認識不足のせいにした。自分がわざと旅行スケジュールを隠していたのに。こちらにも友人への面目というものがあるから返送されたら困るのだ。いらないなら受け取らなければいい。それで郵便局が処理してくれる。

そんな内容のLINEを送った。

母は謝りたいと言って、実際ごめんと送ってきていたが、誠意のあるものには思えなかった。

それが先週末のことで、ずっと落ち込んだ気持ちナノが悔しい。

単純に、自分の厚意(好意)を無下にされたのが悲しかった。だが、母親は私が彼女のことを好いているがゆえの行動を過剰に喜ぶ。悲しがったことも喜ぶだろうと思うと悔しかった。

私の母親シングルマザーで、幼少期の私はほとんど祖父母に育てられた。母と会うのは月に1度あれば多い程度の頻度だった。

会わない間に、私の中での「母」幻想肥大化していき、成人して数年経つ今ですら、優しく、正しく、私のことを愛していて、人格者の母を求めている。私の母はそんな人ではない。

小学1年生の私は、当日29歳の彼女に「ママじゃなくて、お母さんの格好をして授業参加にきてよね」と懇願していた。私の「母」偶像化と、母の生活態度は、その頃からまり変わっていない。

祖父が死に、祖母ボケてしまった今となっては、そこまで深い付き合いでは無い他人に話すときの「実家」は、母と彼女の飼っている犬のいる場所を指す。そこに私は住んだことがない。帰省時の荷物他人より多いのは、実家私服存在しないからだ。

話が逸れたけれど、私は母親に「お母さんらしい」態度を求めすぎている。私の厚意に過剰に喜ばず、かと言って拒絶しない、成人女性の母としての距離感を求めている。

ただ、それは私の母ではなく、私の中の「母親」の態度でしかないのだ。

母に友人を紹介するべきでは無いし、喜ばせようと思ってプレゼントを贈るべきではない。鳩居堂で買ったメッセージカード誕生日を祝う文言を書いてプレゼントに入れるべきではない。

分かっているのに、子どものようなことをするのをやめられない。上手くいかず、すねることをやめられない。それが悔しい。

お母さんがほしい。

結婚をするべきだ」と言われることがある。私が求めている「許容」は、たまたま私を産んだ女性に求めるのではなく、共に人生を歩むと決めたパートナーに求めるべきものだと。

多分それはあっているのだけど、赤の他人に強いるには過剰な負担だという自覚がある。

から、「生んだ」という負い目のある母にその役割押し付けたいのだ。

この歳でこんなことを言うのはみっともなくて恥ずかしいが、お母さんがほしい。それができないなら、親離れしたい。できなくて悔しい。

以上、日記

夜職の女が嫌い

最近ハイフやフォトフェイシャルの肌美容系について情報収集してて、どうしても夜職のアカウントを見る機会が多い

見るまでは夜のお仕事してる女性って、大変だよなーとか、私は男の人苦手だから無理だな、でも仕事からやっててすごいなとすら思ってた

楽だとかは一切思ってなかった

でも生々しい本音を見る機会が増えて本当に無理になった

自己中、ルッキズム浪費癖、整形依存、それらのすべてをおじさんのせいだとか、ルッキズム溢れる世間のせいにしてばかり

同じ夜職同士の傷の舐め合いで自己への歪んだ正しさを肯定し続けてる

ああクズ世界なんだなって思うし、それが同じ女だと思うといい気持ちはしない

自分語りだけど身一つで上京して、手に職つけて、贅沢な暮らしはできずともなんとか暮らしていって、お給料を上げて、やっと身の丈に合った美容医療ができると思った私にとっては、、

だいたいアラサーにもなって〇〇ちゃんかわいい〜!!とか、昼ではありえないですから子供みたい。そんな子供みたいな考えと態度でうん千万稼いでるわけでしょ?やっぱ楽な仕事なんだね。

働きたい女だから自分の性に価値を見出されるのは嫌だと思ってた。男と同じだけ働いて、同じだけ評価されたいって思ってた。でもこんなに他責思考ルッキズム自己中心的な女たちが尊厳ばかり肥大化させて己の正しさを主張してる。

ありえないと思った。女の敵は女だった。

2024-12-09

anond:20241209183259

んんwwww 拙者としては、その薄っぺら擁護論調に少々呆れを禁じ得ませぬな!あまりに表面的な理解でReactを持ち上げるとは、お見受けしたところ、あなたの「強力な武器」とやらはただの小枝程度ではありませぬか?

Reactの複雑さを「大規模開発では必要」などと得意げに語られますが、その主張はあまりにも浅薄。幾多のプロジェクトで、最初はReactに憧れたものの、周辺ツールベストプラクティスの沼にはまり、自らの開発速度と思考力を削り取られたエンジニアたちがいかに多いか、ご存じないのですかな? その「柔軟性」とやらが本当に業務効率担保するとでも?実際には、下手なトリックを組み合わせて、頭でっかちになるだけのケースが後を絶ちませぬ。あなたの“管理が困難になる”というjQuery批判も、Reactが生み出す過剰な抽象化と結局大差ないことに気づきませぬか?

また、学習コストの減少などとぬかしておられますが、拙者から見れば、その「学習リソース豊富さ」こそReactがどれほど歪に肥大化しているか証左に過ぎませぬな。新人エンジニアに「怠慢」とレッテルを貼る態度も滑稽な限り。フレームワーク偏屈な難しさを内包していることこそ問題であり、それを喝破きぬのは、あなたがReact信者ポジショントークに溺れている証拠ではありませぬか。

「強力なコミュニティ」や「頻繁なアップデート」といった定型句で飾り立てても、根底にある不自然な複雑さや導入過剰による開発コスト増大の現実は消えませぬぞ。妄信を指摘されているのに、自らを省みず「スキルセットを見直せ」とは、逆にあなたが凝り固まった思考から抜け出せない証拠ではございませぬか? 実に浅はかで狭量な反論、お見事ですな。今一度、時代追随するのと本質を見失うことの違いを、しっかりと噛みしめていただきたいものですな!

2024-12-03

anond:20241203192607

女もクソだし男もクソなんだけど

リアルで異性とかかわらないと無限想像肥大化してくんだろうな

2024-12-01

anond:20241201095308

いつまでもウヨサヨ保守リベラルなんて言って、真っ当な批評性を働かせることができないから、カルト陰謀論肥大化して、社会経済の停滞が促進されんだよ

2024-11-20

anond:20241120215220

それぞれが求めてる内容やそれに対応する見せ方がないだけでは?

デスノートみたいな精緻論理頭脳ゲームバトル感覚で悪に対する行き過ぎた正義(この見方や言い方には色々とあるが)などのテーマをみせる作品を求められる場合もあれば

アキラみたいに普通少年たちのそれぞれの心の葛藤超能力の出現によって地球規模の危機肥大化していくようなドラマをくどくどしく説明せずに内容をみせいくような作品はそれぞれ需要があるのでは?

その傾向の違いを中身がないというのは野蛮すぎやしないか

とはいえスパイダーバースやアーケインを見ると映像はすごいが(好みではない)

進撃の巨人ハンターハンターに比べたら話がおもしろくないなと思ったり

逆に究極的に好きな画が見れればそれでいいというときもあるから

俺も勝手もの

2024-11-17

日本マスコミが伝えない

➤「救いようが最もうない、極東自称他称の〝ジャーナリスト〟や〝学者〟、〝知米派〟は読まなくても構い。読んでもその肥大化した自己承認欲求、度し難い自己愛人格では読むことはできないし、理解もできない。ただ見下した目線で見やるだけで、そこに自分が利用できる素材がなければ鼻で嗤うだけだ。この文章は、我がU.S.を領りたい、領ろうと下向きの反省眼光で欲する諸君に読んで貰いたい。

I Traveled to 46 States in America This Summer. Here’s Why Trump Won.

By Frank S. Zhou

By Ezekiel A. Wells

Ezekiel A. Wells ’27 is a Double Concentrator in Environment Science & Engineering and Economics in Eliot House. He spent last summer traveling to 46 American states conducting interviews for his YouTube series, “Crossroads America.

3 days ago

A week after Democrats’ election loss, accusations have flown in every direction within their Party. Some fault President Joe Biden for an egoistic refusal to drop out of the race earlier. Some blame the Harris campaign for failing to serve key demographics and communicate a clear vision for the country. And some blame Americans, claiming that racism and sexism drove voters toward Trump.

These factors certainly exist, but we’re missing a larger piece of the picture.

Over the summer, I traveled to 46 states in the U.S., creating a YouTube series highlighting slices of life across the country. In conversations from my nearly three-month road trip, I spoke with Republicans who were certain that inflation is entirely Biden’s fault and Democrats who, despite their frustrations with corporate profits and desires for universal healthcare, hoped for a more moderate candidate. From supporters of all candidates, I heard a shocking amount of misinformation.

After combing through hundreds of hours of interview footage from swing state Trump voters, I am certain that, as much as other factors influenced the outcome of the election, our crumbling media landscape — which has caused a rift in our democracy — is most to blame.

In the postwar period, news was dominated by three main channels, and because of the Fairness Doctrine, each station reported the same stories and covered multiple sides of each issue. Viewers picked which channels they watched mainly based on their preferences for news anchors’ personalities. Of course, this model had its problems, but, at the end of the day, it meant that Americans worked with a shared set of facts.

A shared set of facts is not the world we live in today.

Throughout my interviews, conspiracy theories were rampant, and on at least five separate occasions across separate states, I was told that Bill Gates tampers with our food, adding plastic to our fruits and vegetables to make his medical investments more profitable.

In conversations with voters, neither side seemed able to name many specific policy issues they cared about; everyone just seemed to repeat the words of their favorite pundits, podcast hosts, and internet personalities.

Although this behavior is harmful, I don’t blame everyday Americans. Blame falls on the media that has ostracized, disillusioned, and misinformed them.

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I first saw this trend with low-wage workers in West Virginia, who — despite falling inflation rates — have seen stagnated salaries and clear increases in food costs. Channels like Fox News bred anger and resentment for many of them.

Take July of this summer, for example, when for the first time in his presidency, prices actually fell under the Biden administration. Traditional media establishments rushed to celebrate this victory, with one article from CNN declaring, “The White House can finally cross out ‘inflationon its list of presidential liabilities.” However, outside these bubbles, I observed many Americans held a different view.

In late July, I was welcomed at a massive family reunion in Tylertown, Mississippi, where one Trump voter — a middle-aged, Black, family man, pastor, and soul food enthusiast — made this clear.

“When I go in the grocery stores, and I gotta spend my last to get groceries, you mean to tell me I’m not gonna look and see who’s gonna vote to help me? I voted for Trump and I’d vote for him again, because he put money in our pocket,” he told me.

In their coverage, mainstream news organizations obsess over the Federal Reserve’s next rate cuts while failing to connect with people concerned with their next meals. With titles like “Vance: Young Americans ‘Are Becoming Paupers’ Due To Inflation, High Housing Costs,” sites like The Daily Wire had their fingers on the pulse of American sentiment, welcoming new readership from those who felt neglected by traditional media.

This problem was not just confined to the economy. While Biden’s mental state was deteriorating, liberal media outlets seemed to under-cover these stories, sheltering him from scrutiny of his declining capabilities, until the infamous presidential debate.

Formerly trusted networks slowly made themselves indigestible to the polarized American public, and in 2024, for the third year in a row, a Gallup poll found that more Americans indicated having “no trust” in the media than those who trust it a “great deal/fair amount”.

So where does the average American turn when the nation’s media cannot be trusted? For many people, it was YouTube talk shows, Newsmax, and podcasters such as Joe Rogan.

While Democrats seek to blame various internal factors for this election’s loss, I cannot help but think of Joe Rogan’s Trump endorsement, the many blind lies I heard from ordinary citizens across the country, and declining trust in American journalism.

As Harvard students and members of higher education institutions, we have a part to play in the problem. At Harvard’s Institute of Politics, those who denied the 2020 election results have been precluded from speaking at the JFK Jr. Forum. While the goal is understandable, it shields students from understanding the American viewpoints they represent.

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There is a difference between platforming intentional and manipulative misinformation and listening to and learning about where people are and what they believe.

As a pipeline to mainstream media, Harvard, and its future journalists, have to consider the audience they lose when they stay inside of their bubble and ignore the issues of everyday Americans.

The disappearance of factual importance in our world is alarming and dangerous, but if we, as aspiring journalists, politicians, and engaged citizens, want to be taken seriously in communicating Trump’s threat to democracy, inflationary tariff policies, and so on, we owe American voters that seriousness, too.

Ezekiel A. Wells ’27 is a Double Concentrator in Environment Science & Engineering and Economics in Eliot House. He spent last summer traveling to 46 American states conducting interviews for his YouTube series, “Crossroads America."

AI絵師がやってるウォーターマーク実質的無意味な件

集団ヒステリーしか思えない反AI絵師のやってるウォーターマークやらノイズやらが実質的に全く無意味な事を彼らは認識していない

まずインターネットに自らが上げる画像100%強固なプロテクトを仮にかける事ができたとしても、商業イラストレーター同人作家商業流通品や頒布物を小汚いノイズまみれにするわけにいかない(明らかに売り上げに対してマイナスしかならないので市場容認しない)ため、実質的に納品イラスト同人誌のものにかけられない。

で、Lora作る為だけなら別にインターネット画像なんて絶対使わなきゃいけないという仕組みでは無いので商業作品サンプル画像や、商品自体からスキャンすればいいだけだし、同人誌なんて違法アップロードが平然とされるようになって久しいので簡単無料クローリングなんて今まで通り出来てしまう。

まり商業活動してるイラストレーター同人誌を出してる同人作家実質的にそのウォーターマークつけてる作業、Loraで絵柄模倣したい人間からしたら全くもって無意味なんだよね。徒労お疲れ!としか言いようがない。

商業活動同人活動もせず、インターネットにアップするオンリー作家ならある程度効果があるかもしれないが、そんな無名ぶっちゃけ画力もお察しの絵師様()の絵なんてハナからLora作る需要無いんだよね。

ブスが容姿に見合わない肥大化した自意識で過剰に自己防衛してるだけなのと同じ。お前に需要は無い。

ま、集団ヒステリーを続けても無意味なのを2年経っても理解出来てないお子ちゃま達はおまじないとして頭にアルミホイル巻き続けるんだろうけど。

2024-11-15

アイドルの持つ輝きが〜とか抜かすならアイドルの持つ闇を否定するなダボ

純然たるラピュセルを穢したくて穢したくてたまらないもしくは穢してしまうことを畏れてしまうような、そんな繊細さと豪胆さを持つ奴らしか生き残らなかったような業界で、カスみてえな空想を描くことに終始してんじゃねえ。

VTuberですら仮想であるという前提とYouTuberであるという身勝手自由度提示できるからアイドルごっこをしても許されてるのに

 

ただの若者時間の浪費でしかないものに光なんてあるわけねえだろボケ!!!

 

若者の、太陽よりも眩しい命の灯火が!お前らアイドル好きの腐った理想に染められることが何よりも許せねえ!!

気色が悪いんだよテメェら、あわよくば国の糧になれるかもしれない、国の礎になるかもしれない、そんな人達無駄適当に雑にアイドルという枠組みで時間を浪費させられていることに喜びを感じてるバケモノ共が!

まだ自覚できてなかったのか?!お前らがいる限りアイドルという職業に光を見出せることはない!お前らはヘドロのように人生を浪費しながらその中に出来た肥溜めですら一枚の金銭に変えてアイドルの暗がりを照らす成金ファイヤーしてしま人生無駄のものだって

お前ら肥溜めは黙って草花の肥料にさえなってくれていればこの国の栄養源だったのに、お前らは馬鹿から肥溜めホスト行きのゼニ着火ファイアー自己満足をして!事後満足をして!二郎血液に詰まらせて死ぬ!!!日本の想定よりハイペースに!!!

アイドル希望になったことなんてねえよ!!フリフリ女に引き寄せられた蛾とウンコがウリャオイしてたらワーオジャパニーズチャントしてただけだよ!!

それでも今時の奴らはちゃん結婚を認めてくれるからいいよ、もう少子化からな!お前らは少子化だってわかってるのに処女信仰肥大化させようとしてるゴミクズから!!!!!

何が偶像バカが!!偶像ギリギリビキニでトゲトゲバランスボールに乗って指示棒ツンツンされるの見て喜んでんじゃねえ!!バリ島水着着てキャハハの姿を見て奮い立ってんじゃねえ!!!

テメェでバリに行け!テメェでバランスボールに乗れ!テメェで指示棒ツンツンされろ!テメェでギリギリビキニを着ろ!意外と似合っててゾッとしろ!!!

 

全部他人任せのカス!!!

アイドルは光?違う、アイドル懐中電灯だよ!!

電池を交換しなければLEDすら光らねえ!!常に限界のある100ルーメンの光だ!!

から!デケエステージに立ってるのに見えない奴らもいる!!ステージの方が光がつええから!!

アイドル商売幻想を見せるな!どんなゴミカスから搾取して!それを二度と返さないというのを魂で理解させろ!!

音楽なんざ気休めだ!水着なんざ一発抜きゃ忘れる!テメェとテメェが肉体でぶつかり合ってすら尚、本質的交流は生まれないのだから!ただ偶像が歌い踊るだけの幻想に!超幻覚を見ることを推奨されているカスみてえな商売は!許しちゃならねえんだよ!!

客もプロデュースSNS馬鹿にされて病んでるバカもまるッと含めてクソの掃き溜めに!!

何を光を見出すことがある!!

何に光があると思う!!

あの無尽蔵の化け物達が集まって圧倒的な熱量が光を産んだというのなら!!

その闇がその熱を覆ってくれていた事実から目を逸らすな!!!

アイドル商売はクソだ!!クソだから輝く!!闇が深いからこそ100ルーメンアイドルが一生を捧げるに等しい灯火になる!

ああ幼き日の隣の席の無邪気なあの子の方がステージで下手くそ盆踊り披露してるドテカボチャよりも美しいよ!

だが!我々はあのドテカボチャが!ドームに立ちたいと!スタジアムを圧巻させたいと!バスケよりもあの盆踊りに夢中にさせたいと願うから!眩く輝かせる為に物々しく不気味に質素汚泥に塗れて生きている!!

の子には100ルーメンしか光がないか!!!

 

からアイドルの光の部分なんていうスッカスのものを語らせるのをやめなさい。

人はそんなに輝けません、限界があります

ですが、どうやら人は輝いているのです。

そんな小さなものだけを語るというのなら、その光を作るために、その光が光だと理解するために我々がどんな汚泥の中を、死体の中を、悪夢の中を、地獄の中を、生きてきたのかを語っていただかなければならないのです。

一寸先はちゃんと闇なのですから

2024-11-14

AI絵師」のキモ

AI絵師」を名乗ってる人々に感じる気持ち悪さがどこから来るのか自分の中でモヤモヤしていた。技術には罪はないが、使う人間次第でそれは天国の扉も地獄の扉も開きうることはファインマンが言った通り。私自AIよるイラスト生成自体には特にポジネガともに強い意見はないがこと「AI絵師」を名乗る人々には並々ならぬ気持ち悪さを感じていた。

ただなんとなくぼんやりとこのことに考えていた時に「将棋界に、突如として『将棋AI』を駆使して『AI棋士』を名乗って対局して回る人が現れた」らそれはまあ非難轟々だろうと思い至った。「AI絵師」という人々に感じる気持ち悪さはこれと同列のものと思われる。「AIを使って将棋で勝ったところでその人は何一つすごくない」しむしろ将棋勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なく勝とうとする人」はどう考えても自己顕示欲けが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。そのアナロジーを使うならば「AIを使ってイラストを生成したところでその人は何一つすごくない」し「絵の勉強を1ミリもせずにAIを使って大人気なくそれっぽいイラストを生成する人」はどう考えても自己顕示欲けが恐ろしく肥大化した哀れな人だ。

これを言うと「でもプロンプトというクリエイティブな要素がある!」という人が出てきそうだが、例えば将棋AIが「藤井聡太羽生善治風の指し方で」や「居飛車振り飛車」などのスタイルを選べたとしてそれはクリエイティブかと問われればそうは思えない。それっぽい画像を生成するためにパラメータをいじいじするのにご執心な人は絵を描くことが上達しているのではなくAIに絵を描かせる方法を身につけているだけだ。世紀末世界で紙と鉛筆しかなくなったらロクに描けるわけがない。

別に絵に限った話じゃない。音楽プログラミングも、学習データゴミになっていくことでモデルゴミになってしまわないようにより一層一次的に生み出せる人間需要高まるということになっていくだろう。

2024-11-11

anond:20241111144540

逆にそちらが自分達に都合よく問題肥大化させてる可能性も考慮したら?

2024-11-06

夫婦別姓反対から賛成派になった経緯

いまは賛成派

既婚者で夫の姓に変えた妻である

反対派だったけど年月とともに考えが変わった。

明確にいつからとか分かんないけど、一つは時代が別姓容認したほうがよくね?の空気になったので流された。

あとは、歳をとって反対したくなる自分気持ちに整理がついたし、反対してる自分が痛い人に思えてきたから。

反対するための理由を述べようとすればするほど選択性だから誰もお前の話はしてないし、社会規範同調圧力勝手内面化して他人にもその同調圧力押し付け自己肥大化から目を逸らしているに過ぎないのではという感覚から逃れられなくなった。


反対してた理由、端的に言ってただただ悔しかったしバカにされてると思ったから。

周りが結婚すべきという空気だったから何も疑問を持たず周りに合わせて婚活して、結婚して、そういうものから何も疑わずに姓を変えた。

何も考えなかったけど、姓を変えてあげたか結婚式でやりたいことを夫に交渉できると思ってた。

落ち着いて考えればほぼ一生ものの姓を変えるということをしなければ一生のうちで一瞬の出来事に過ぎない結婚式すら自分希望を通せない、その交渉ができないと思ってる時点で夫と対等ではない。

姓を変えて当たり前だと思っていた。もし変えたくないなんて言ったら変な女扱いされて最悪結婚もないものになるという恐れもあったと思う。

同調圧力に屈したというよりはみんなと同じ選択をするのが当たり前なのにそうしない人(DINKSとか独身とか)は卑屈になってるかわいそうな人と心の内で思って下に見ていたと思う。そうならないためにとにかく「普通選択」を選ぶことしか考えてなかった。

別姓を訴えている夫婦カップルは少なくとも私と夫とは違ってちゃんとそういう会話ができる関係なんだというのが感じられて、それすらできなくて当たり前と思ってた自分の浅はかさを言い当てられてるみたいで悔しかった。

自ら進んで対等ではない関係になりにいってるバカだと言われてるみたいな、自分の中の被害者意識を一人で扱いきれなかった。

からマイナンバーかなんかでクレカやら銀行やらなんやら一気に変えれるようになればいいだけの話でしょ?なんで文句言ってんの?めんどくせえ〜」みたいなことツイッターに書いてた。恥ずかしすぎて検索して削除した。


歴史を遡れば女性参政権だとか、ズボンを履くとか、正社員として働くとか、学校に行くとか、セクハラやめろとか、そういうのを訴えて選択肢として勝ち取ってきた女性たちがいる。

もし今「女が勉強するな」とか「女の選挙権剥奪しろ」とか言うやついたらドン引きだと思うんだけどたぶんその議論が出はじめた当時は

「私ぜんぜん夫を信頼してるので働けず学もなく選挙権もなくて大丈夫なんですけど?」みたいないわゆる名誉男性仕草で叩く女もいただろうと思う。

いまそれやったらあまりに痛すぎる。

社会が別姓を容認すべきでは?みたいな空気になってく中で自分がその痛い側の人間になっているように感じられて、それと同時に自分がろくに社会性も持たず、自分客観視することもできないまま「みんながそうだから私もそうしなきゃ幸せな人として見られない」という価値観内面化して周囲にも押し付けることで自分バカじゃないと安心していた。

そういう同調圧力押し付けられてきたこと、そういう社会のあり方を内面化させられてきたことに怒りをぶつけるのではなく、そういう同調圧力に屈しない人に対して寝た子を起こすな、みたいな、奴隷の鎖自慢みたいな状況に引きずり込もうとしていた。

年取ってなんかいろいろどうでもよくなってきてのもあって、そういう自分のアホな部分も受け入れられるようになった。

年を取るって良いな。

2024-11-01

どうしてもわからないこと

ふたなり」にはいから金玉が標準でつくようになったのか

昔はクリトリス肥大化したみたいな表現だったのに

最近ふたなり」と言ってるのにヴァギナの方の描写はないただの棒玉を出してくるやつが多すぎるんだけど

なんかホモに乗っ取られてない?

まさかオタク、「ふた」の意味がわからなくなるほど低知能化してるってこと???

2024-10-31

選挙

自民党が負け立憲、国民民主等が勝ったようだ。

国会議員には課題を正しく認識して日本語議論できる方が選ばれて欲しいと思う。

近年日本課題は、製造業に代わる主軸産業が育たず成長しない経済肥大化する社会保障費を成長によってカバーしようとしてた希望的観測破綻国民負担率の増大→国民貧困化→少子化→成長しない…ではないかと考えていて、正直政府主導産業育成が期待できない以上、それ以降のループに関する手当が政治役割だと思うのだ。

特に増え続ける社会保険料負担購買力を確実に削ぎ、企業側の負担もあって求人昇給圧力にすらなっている。

決して水戸黄門名探偵芸能レポーターの真似事をするのが議員仕事ではない。

大きく勝った国民民主党の103万の壁の話題でやや「社会保険料負担率」の軽減の話題がかき消されている感があるが、かの党の公約通り進むのであれば一般庶民には確実に手取り増を実感でき、働き控えしてた層が働きやすくなり、一定の良い影響が期待できるのではないかと思っている。

さて、そんな政策議論闊達に行われることこそ期待しているのに政治とカネの話題しかできなかったり、低所得者という名の非現役世代への給付の話をしたり、そもそも日本語議論ができない政治家の発信を目にすることも少なくない。

そろそろオールドタイプ政治家には退場頂こうではないか

依然として投票率は低かったが、選挙後に政局だけでなく政策がこれだけテレビ報道されることは近年なかったような気がする。

その報道の質にもかなり文句はいいたいが、今は小さな期待を胸にしばらくの間、政治に着目していきたい。

2024-10-29

anond:20241029131716

この投稿の内容に対する反論説明として、健康保険証でも同様のリスク存在すること、またマイナンバーカードを利用することでリスクを集約できるメリットについて以下のように示します。

1. 個人情報漏洩

2. なりすましリスク

3. 不正利用のリスク

結論

健康保険証にも同様のリスク存在する上、マイナンバーカード活用することで情報管理を一元化し、リスクを集中的に管理することができますリスク分散させると増大します。集中させた上でリスク管理することが重要です。


バカAIを使っても馬鹿げた答えが出てくるだけ。バカが使えばAIバカになる

2024-10-17

anond:20241017135731

わからんでもないけどちょっと被害妄想が激しいところあるね

というか、氷河期弱者さまのしょうもないところ、この被害者意識の異常な肥大化だと思う

anond:20241017124208

エンジニア(ITでも機械でも電気でも建設でも)も仕様や進捗、トラブル対応ハードネゴが生じる(しくじると報告系や再発防止系、クレーム対応系の雑多ワークが生じてコスト肥大化してチームが死ぬ)んだよなぁ。士業あたりでもそう。

2024-10-13

anond:20241013065834

まとめ

  1. ベジファースト食事摂取基準から削除された理由は「栄養摂取に関連するものではないことから」だと、検討資料にはっきり明示してある。よって筋肉博士医師の主張は誤り。そもそも論として、法が定める食事摂取基準目的栄養素の基準値を定めることであるから野菜先食べは範囲外の論点であった。
  2. 範囲とはいえ一度は含めたものを削除した背景には、食事摂取基準がどんどん肥大化しているので、書き手側は編纂人材の不足で悲鳴をあげているし、読み手もついていくのが大変という課題が生じていたから。
  3. この課題解決すべく 、他の診療ガイドラインとの連携強化という形で、互いのガイドライン責任領域明確化が行われたようだ。野菜先食べは糖尿病対策メソッドなので、糖尿病診療ガイドラインに書くのが妥当ということになったのだろう。
  4. しかし、野菜先食べは糖尿病診療ガイドライン改訂でも削除されている。これは理由がはっきりしない。筋肉博士医師の言うとおり、「エビデンス不足がようやく露呈したから」かもしれない。
  5. だが、さら不可思議なのは改訂された新ガイドラインについての一般向け解説記事で、糖尿病診療ガイドライン策定委員が、野菜先食べの案内をしていることだ。これ見るに、「野菜先食べなんて意味いから削除した」という線はズレてそうに見える。
  6. ここで手がかりになるのは、糖尿病診療ガイドライン改訂方針として、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を上げること、ここに力が注がれているように見えることだ。
  7. 野菜先食べに関する記述は、改定前でも単独では立項されていない。旧版ガイドラインでは「食事の摂り方」というテーマで括って立項することで、野菜先食べを含む3つの異なる論点が一緒にされている。しかし、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するには、これらはきちんと分割し、一つ一つ立項する必要がある。
  8. 糖尿病診療ガイドラインからの削除の理由に関する増田説は、「野菜先食べ単独だけで立項するにはバリューが足らないと判断されたのでは? 臨床課題であっても重要臨床課題ではないということで不採用になったのでは?」というものである
  9. 野菜先食べに関する個人的意見としては、「食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけだろう」

ベジファースト食事摂取基準から削除されたのは「エビデンス不足がようやく露呈」したからではない

まとめ

から読み返したら、自分文章かなり読みづらかったので、

https://anond.hatelabo.jp/20241013084419

に要点をまとめておきました(文字数制限に引っかかったので分割)。

本文

厚労省より昨日公表された日本人食事摂取基準2025年版)について、ある糖尿病専門医解説ツイートが一時のトレンドになるレベルでバズっていた。

Xユーザー筋肉博士💪Takafumi Osakaさん:

日本人食事摂取基準2020→2025で食べる順番(ベジファースト/カーボラスト)が削除されておる!!!!!


やっぱりエビデンス不足がようやく露呈してきたか。。。

https://x.com/muscle_penguin_/status/1844746672544547147

はてなブックマークでもこの件に関するTogetterまとめについてそこそこブクマがついて、ホットエントリーに上昇している。

[B! 健康] 「今まで頑張ってお野菜から食べてたのに...」炭水化物より先に野菜などを食べることで食後の血糖値を抑制するという食べ方が厚労省『日本人の食事摂取基準』から削除される

しかし、筋肉博士医師の主張は真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリードである

食事摂取基準は国の作るガイドラインであるから改訂方針やら策定検討会議事録やらは誰でも読める形で公開されている。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会|厚生労働省

私は医師でも医療関係者でも栄養士でもないが、証拠があるので安心して医師の誤りを指摘できるというわけだ。

ベジファースト食事摂取基準から削除された本当の理由

実のところ、ベジファースト食事摂取基準から削除されたというのは正確な表現ではない。

2020年度版では、ベジファーストについて一文取り上げていた「食事摂取パターン (eating pattern)とシフトワーカー」という節が糖尿病対策の章からまるごと削除されたのである

節が削除された理由検討会の資料にはっきりと書いてある。

栄養摂取に関連するものではないことから、章立てとして削除。

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001177715.pdf

食事摂取基準策定根拠健康増進法である。法に定められた食事摂取基準の取り扱う事項は以下の通り。

1. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい熱量に関する事項

2. 国民がその健康の保持増進を図る上で摂取することが望ましい次に掲げる栄養素の量に関する事項

栄養素というのは、もちろんたんぱく質とかビタミンとかミネラルかのことを指すので、野菜の食べ順なるものOut of Scopeなのだ。だから削除されたそれだけである

真偽の話でいうならば、これで筋肉博士医師への論破完了だ。ただこれだけで話を終えるのはおもしろくないので、もう少し深い背景を見てみよう。

食事摂取基準が抱える問題点

「人に栄養指導するプロならば、ただ基準値を参照するのではなく、策定根拠である本文を読んでくれ。基準値は妥協産物でもあるのだからそれに縛られず、患者一人ひとりに合わせて柔軟に対応してくれ」

食事摂取基準策定する側の偉い先生は、「基準値より本文だ!」という想いをよく語っておられます

なんでそんなこと言わなきゃいけないのかというと、ぜんぜん読んでなさそうなプロ栄養士がそこそこいる現実があるからですわ。

でも、それもある程度は仕方ない。2020年版で494ページですからね。鈍器本のページ数です。忙しい栄養士が横着して基準値だけ見る、そして基準値が独り歩きしだす。偉い先生はこれがホント嫌なわけです。

しかエビデンスというのは毎年増えていくわけで、理屈で言えば毎改訂ごとにページ数は増加します。今でさえガイドラインを読むのは大変なのに、これ以上!となるのは大変ですよね。

そして読む人が大変なら、作る人はもっともっと大変です。食事摂取基準2020年度版には以下の記述があります

食事摂取基準が参照すべき該当分野の研究論文数は、増加の一途をたどっている。5年に一度の策定では、策定作業に十分な時間を費やすことが難しく、作業負担も大きいため、策定体制の強化や策定プロセスの効率化に向けた方策を講じなければ、将来の食事摂取基準策定に支障をきたすおそれがある

実際、2025年度の検討資料を読み込んでいると「人手不足でもはや持続困難だ」っていう研究者の悲鳴がかなり伝わってきます

そんなこんなで食事摂取基準をこれ以上肥大化させることは避けねばならないってのが2025年改訂問題意識の1つだったわけですわ。

解決策:診療ガイドライン策定者との連携情報交換の強化

日本では、政府の作る食事摂取基準以外にも、EBMエビデンスベースメディシン)に基づく多種多様診療ガイドライン存在します。これらは専門の学会が作っとるわけですが、ここにも「食事療法」という節はあるわけですね。

栄養素の基準策定と、食事療法。かなりカバー範囲が重なり合っています政府と学会、お互い独立に作っているものですから、似たような記述がお互いのガイドライン執筆されるという無駄が生じますさらに悪いことに、違う人が作っているわけだから食事摂取基準診療ガイドライン矛盾が生じるという事例もありました。当然、現場は混乱しますね。

食事摂取基準診療ガイドライン連携して、お互いの責任範囲排他な形で定めよう、縄張りを線引きしよう。そうすれば読み手負担書き手負担も軽くなる。そういうことになったんですね。

糖尿病診療ガイドライン2024年度版の改訂

偶然、糖尿病診療ガイドライン改訂作業は、食事摂取基準2025年度版と同時期に行われていました。糖尿病診療ガイドライン食事療法を2024年度版と2019年度版とで比較してみましょう。

2019年には13あったQ&Aが2024年には8に減っています

2019年にはあった、栄養素絡みのQ&Aが軒並み削除されています

理由はここまでの説明で明らかですね。食事摂取基準縄張り尊重したのです(正確に言えば、「総エネルギー摂取量」の記述はまだ問題が残っているのですが……)。

さて大いに脱線した話を戻しましょう。食事摂取基準糖尿病に関する記述から、ベジファーストから削除されたのはOut of Scope範囲であるためでした。となると、執筆責任糖尿病診療ガイドライン食事療法にあるはずです。

あれ? 2019年にはあったベジファーストが、2024年糖尿病診断ガイドラインでも消えてるぞ? なんでやねん

ベジファースト糖尿病診断ガイドラインから消えたのは、「エビデンス不足がようやく露呈」したからか?

最初筋肉博士医師ツイートは、「真か偽かで言えば端的に誤りであるし、好意的に読んでもミスリード」と書きました。「好意的に読んでも」と書いたときに想定していたのは、「食事摂取基準」を「日本糖尿病ガイドライン」と読み替えれば仮説としてはありうるだろう、という意味でした。

しかし読み替えたとしても、「エビデンス不足がようやく露呈」というのはミスリード表現だと私は考えます

糖尿病診断ガイドライン食事摂取基準と違って、学会で作られているので改訂方針について外部の人間アクセスできる情報がありません。どういう意図情報が削除されたのかさっぱりわからないんですね。削除の理由をすぐに「エビデンス不足」に断定するのは証拠がありません。

しかも、糖尿病診断ガイドライン2024年版で検索すると出てくるニュース記事

を読むとですね、副題が「糖尿病の新診療ガイドラインに見る食事ポイント」で、解説者がガイドライン策定委員会所属する食事療法の専門家京大教授であるにも関わらず、新ガイドラインでは記述が削除されたはずのベジファースト/カーボンラストについて解説が行われているんですね。

内容は「世間で言われるベジファーストには誤解がある」というものですが、大雑把に言えば食べ順を考慮して食べることを推奨する解説で、2019年の旧ガイドライン準拠していると読めます。つまり「ベジファーストが誤りだったから削除された」わけではないことを示唆しています

ベジファースト糖尿病の新診療ガイドラインから削除された真の理由

じゃあなんで削除されたのか? 私は別の仮説を提示したいと思います。  

2019年ガイドライン2024年ガイドラインを交互にじっくり眺める見てください。

2024年版の方が、Q&Aの問いの文が相当洗練されているんですよね。

  1. 「総エネルギー摂取量をどのように定めるか?」 → 「糖尿病の血糖コントロールのためにエネルギー摂取量の制限を推奨すべきか?」
  2. 炭水化物摂取量が糖尿病管理に与える影響は?」→「 糖尿病の血糖コントロールのために炭水化物制限有効か?」
  3. 食物繊維摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために食物繊維摂取有効か?」
  4. 甘味料の摂取量は糖尿病管理にどう影響するか?」→「糖尿病の血糖コントロールのために非栄養甘味料を使用すべきか?」

これらは2019年から2024年で変更された疑問文です。

診療ガイドラインというのは、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」という規範となる規格がありまして、Q&Aをどう書くべきかというのも死ぬほど細かく厳密に定められています

かい事抜きに、マニュアルにどういう要件が書かれているかということを超雑に述べると、まず問いは「臨床上生じる意思決定に関する疑問」でなければなりません、そして回答はガイドライン策定自身実施するシステマティックレビューに基づくものでなければなりません。

これ前提に2019年版の問いを見返してみると「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に明確に非準拠ですね。「〇〇はどう影響するか」系の問いはどう見ても意思決定に関わるものと言えません。

そんなわけで、2019年から2024年改訂方針には、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」への準拠度を高めるという意図があったと見て取れます

次に、2024年版で削除された、2019年版のベジファーストに関するQ&Aを見てみましょう。

食事の摂り方は糖尿病管理にどう影響するか?

これベジファーストだけに関するQ&Aではないんですよね。小ネタアラカルト的な回答で、複数問題をごちゃまぜにしているという印象を受けます

そんだけ2019年自由にやっていたというわけですが、「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」に準拠するかたちで、問いを書き直そうとするならば、問題を分割する必要があるでしょう。

試しに書き直してみると、こんな感じでしょうか。

  1. 糖尿病の血糖コントロールのために、Healthy Eating Indexの高い食事を推奨すべきか?
  2. 糖尿病の血糖コントロールのために、主食炭水化物最後に食べることを推奨すべきか?
  3. 糖尿病の血糖コントロールのために、規則正しい時間に3食を食べることを推奨すべきか?

ただ、2019年版のガイドラインでは、小ネタアラカルトとして立項のバリューを出したわけで、わざわざ3つに分割して3つとも立項するだけの意味があるかというのは難しい問題です。

「Minds診療ガイドライン作成マニュアル」にもこう書かれています

日常診療において医療行為選択する意思決定の場面は数多くあるが, その全てについてシステマティックレビュー実施し, 推奨を作成するのは非常に多くの労力を要するため,現実的ではない。そのため,診療ガイドラインでは実臨床における問題に対する回答を導き出したいものを厳選して重要臨床課題として取り上げることが望まれる。

3つともに、「炭水化物制限の推奨」とか「食物繊維摂取の推奨」とかに比べれば、超小ネタですので、臨床課題であっても重要臨床課題ではない、というところで落とされたのでは?、などと私は想像しています

で、結局ベジファーストすべきなの?

書籍佐々木敏データ栄養学のすすめ』などでも解説されていますけど、野菜先食べを厳密に実行するべきとするエビデンスは、おそらくまだ存在していないと思われます

ただ、食事の楽しみを損なわない範囲で、炭水化物系を食べるのを後回しにするのは、それなりに有望な心がけと言ってもいいじゃないでしょうか。また野菜先食べである必要はなくて、たんぱく質先食べでもいいという論文もあります

参考: A Review of Recent Findings on Meal Sequence: An Attractive Dietary Approach to Prevention and Management of Type 2 Diabetes

2024-10-05

anond:20241005103032

絵に関するAIだけは色んな絵師の反発があって、すごく叩かれるのが今のネット界。仕事を奪われるじゃなくて本当に絵柄を学習元として「盗まれて」作成されちゃうからね。

からAI絵を使う人は悪→悪は叩いていい、という話が肥大化したんだと思う。

AI絵が悪と思われていることを知らないまま、便利そう、と絵のAI使うと大変な目にあう、という話。

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