はてなキーワード: 徳洲会とは
医者8年目。
本当は、外科に行って、徳洲会あたりの外科救急とかこなしまくりたかった。
しかし、実際は、初期研修後は後期研修をせずに、あっさりとハイポ(楽な)バイト先を探し、週2〜4くらいでフリーター。
簡単な救急対応と健診とかの外来の継続診療はできるが、病棟管理は既にできない。
一念発起して、学位(博士)とかを取ろうと頑張って、研究は才能があったのか論文はコンスタントに出せている。博士は普通に取れるっぽい。
学生時代は、研究に全く興味がなく、「臨床できずに研究できない医者とか哀れすぎる、普通に稼げるようになってから研究やれよ」と思ったが、まさにそれに自分がなった。
恥ずかしいが、博士を取ったら、もう少し、他の救急のバイトとかバイトの幅を増やそうと思う。
救急のバイトとかで病棟とかも少しは目に入るようになるだろう。
できれば、救急の専門医をとって、ICUとかの集中治療専門医とかなりたいが。
いずれにせよ、東日本大震災のとき被災者を天罰呼ばわりしたのを俺は一生忘れんからな
他人を国賊だの天罰だの呼ばわりしていた本人が今や一番国賊ではないか
言葉通り、恥を知れ、であろう
イシハラはモリに唆されたこともあるがオリンピック誘致の張本人
モリに言われたから名を貸しただけと言っても、連帯保証人だって名を貸したからには責任が伴う
そこからタケダとかJOCがIOCの白人にペコペコしたり浅慮に何でも承諾するのに業を煮やし、
ってったって、イシハラさん、そんな常識的な先が読めないバカじゃないと思ってたが、バカだったのか?
あまり言いたくないが、自分もちょっとは皇族と関係があると言えなくもない家系だが、
タケダとかその息子とか、あれはなんなんだ?
コムロとかもそうだが、日本の皇室を結果的に汚す行為も許せん、がまあそれは別として
イノセが当選したのは、イシハラが怒って投げてしまったオリンピックを継続するため、
それこそ電通なりスポンサー企業なり自民党政府なりが働きかけたからだ
当選したイノセはオリンピック誘致のため、関係者の関係修復に奔走するが、
というか、イノセは俺はヤクザも怯えるジャーナリストだとか自称していたが、
愛人とドライブ中に起こしたひき逃げを時効にしているという週刊誌記事が再掲されたり、
あれもまた、流石にここまでバカだとは思わなかった、という話であって、
その石原慎太郎氏は森元氏にそそのかされたこともあると言い訳してましたよね
だけどIOCの白人に日本のオリンピック運営トップの竹田氏とかがイエスマンになっていたのを見て、
猪瀬氏はそういった揉め事を繋ぎ直そうとしたのかもしれないが、
自称ヤクザも黙るジャーナリストという肩書とは思えない小者ぶりで、徳洲会事件でまんまとハメられる
小池氏もどうかと思うこともあるが、
この話は当たり前だが、後ろに向かうほど尻拭いをさせられる構造になっている
石原氏の尻拭いをしたのは猪瀬氏だ
もちろん、尻拭いをするから、という名目でオリンピック利権をバックに付ける必要があった
これまでの前任者の尻拭いをすべてさせられているのは小池氏である
スパコンベンチャー社長が逮捕された件で主に擁護する立場から「なぜ特捜が…?」と思わせぶりに陰謀論めいたコメントが至る所で出てるけど、そういう人たちに限って最近の特捜部が手がけた事件を他に一つも言えない説。
徳洲会事件、早大投資サークルOB金融証券取引法違反(相場操縦)事件、
秋山昌範東大教授研究費詐取事件、NTT東日本汚職事件、小渕優子政治資金規正法違反事件、
北陸新幹線談合事件、インデックス事件、ディオバン事件、日本交通技術ODA汚職事件
日歯連迂回献金事件、青柳幸一明治大学教授司法試験回答漏洩事件、
加藤暠誠備グループ元代表ら3人金融商品取引法違反 (相場操縦、風説の流布、偽計)事件、
ウィッツ青山学園高等学校就学支援金詐取事件、高速道路震災復旧工事を巡る談合、
東京都知事選運動員買収事件、花蜜伸行出前館創業者金融商品取引法違反(相場操縦)事件、
直近の日本スマートハウジングは助成金搾取で、安藤ハザマは除染費用搾取で、両方とも詐欺容疑で強制捜査→起訴の流れ。公金をだまし取ったという容疑でペジーと同じ。これらの時もネットの反応として「なぜ特捜が…?」なんて反応があったことを今回改めて見直して発見できた。「特捜が動いたからにはもっと大きな捜査対象があるはず」なんていう意見。
そりゃ捜査した結果もっと大物がいればそれも捕まえるだけだろうけど、特捜としては別に大物がいる、いないに関わらず目の前に不正を発見したからただ捕まえているというだけではないかね。
徳洲会事件に親族が関与して議員辞職しなければならなかった徳田毅は結婚から翌年に山本圭壱と同じく未成年者にレイプまがいなことをし示談成立がバレても役職を降りただけで辞職しなかった。
他にも去年は中川昭一の嫁の中川郁子が同僚の議員と不倫したのにふたりとも辞職せず(しかも不倫がバレると逃げて病院でタバコ吸って更に叱られたが)。
政界失楽園と持て囃された昔に船田元も議員辞職はしなかったものの世間からは叩かれ不倫略奪婚後の衆院選では落選。
一番痛手を負ったのが宇野総理で浮気がバレて参院選でボロ負けし内閣総辞職というオチ。
浮気はバレなきゃ良いというのが石原慎太郎で国会議員時代に銀座のホステスに手を付けて石原ファミリー外で子どもがいることが都知事時代にバレたという。
とかあるみたいですが、議会で追究してる議員とか、マスコミも含めて、猪瀬ちゃんはハメられたって分かっててやってるんだろうな?みんな?
そう考えると、ちょっと悪質だよなと。
悪質すぎるよ、日本人。
と予言を書いた私ですが、見事にハメられましたね。
誰にって、道路族とか、日本医師会とか、東京電力とかにですよ。
結局、安倍ちゃんも石原ちん太郎ちゃんも、そちら側の味方だからですよ。
東京電力社員しか使えない病院を売却しろとか、まぁ、政治や企業の権力の闇の世界から反感買う訳ですよ。猪瀬ちゃんは。
5000万円けしからんと息巻いてる議員も、街頭インタビューの一般市民も、そういう闇の権力のお手伝いをしているわけです。
分かってるんですかね?
そもそも、この世の中というのは、「正義」対「悪」ではないんです。
「悪」対「悪」、もしくは、「正義」対「正義」なんです。お互いにとってはですが。
猪瀬ちゃんは、デビルマンじゃありませんが、悪魔の力、つまり徳洲会みたいな別の悪の力を借りてしまった、自らが悪だと思う物を倒そうとしてしまったんです。
それが間違いの始まりと言えばそうなんですが、
そんな世の中奇麗ごとじゃないだろと。
猪瀬ちゃんを訴えてる市民団体って、そういう人たちの集まりなんです。
つまり、彼らは猪瀬ちゃんを都政から引きずり下ろすために、入念にクリティカルパスを探してきたはずなんです。
で、それが徳洲会だったわけです。
つまり、本丸は最初から猪瀬ちゃんだった、ということなんですな。
私は熱狂的な原発推進派で、今すぐにでも原発を新設するべきだと考えているのですが、そんな私でも東京電力は嫌いなんですよ。
脱原発とか叫んでる頭の悪い人たちだって嫌いなんでしょ?東京電力?
そんな東京電力をみんなでよってたかって擁護しているんです。気がついてますか?己の愚かさに?
あと、なんつーか、本当に日本人ていじめというか、精神的な虐待が好きな民族ですな。
今日の報道ステーションでALS(筋萎縮性側索硬化症)の特集をやっていたのを見た人もいると思う。
http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/news/detail.php?news_id=100058
脳からの信号を筋肉に伝える役割を果たす「神経細胞」が侵されて筋肉が徐々に衰えていく難病、ALS=筋萎縮性側索硬化症。年間10万人に約1人が発症し、根本的な治療法もない「難病中の難病」とも呼ばれている。
で、最近、自分の親がALSに罹ったことが判明した俺が来たわけだが、まぁ当事者としては「これからどうしよう」みたいな事を考えると本当にキツい。キツいけど、こればかりは逃げようがないので、うまくやり過ごしながら何とかするしかない。
ところで、ALSといえば、今話題の「徳洲会」のドンである徳田虎雄氏も患者の一人だったりする。最近では毎日のように徳洲会がニュースになっていて、因果な巡り合わせだなぁと思いながら眺めている。
その徳田虎雄氏だが、二週間ほど前に取調べがあったらしく、参考映像で彼が文字盤で会話する様子が放映されている。
http://www.youtube.com/watch?v=D3cModp30cY
全身の筋肉がピクリとも動かせない、まさに「己の肉体という牢獄」に落ちた大変残酷な状況にあるのに関わらず、この眼力である。どんな病に罹っていても、患者のQoLは本人の生き方や周りとの関わり方次第なのだなぁ、とある意味元気付けられる映像だ。
とはいえ、彼が己の人生を謳歌できているのも周りのサポートがあってこそであって、特に彼は「権力者」だからこのスタイルが貫けている部分が大いにあるはずだ(*)。カネも権力もない一般ピーポーとしては、自分の親に同じようなサポートができるだろうか、というとあまり自信はない。
まぁ、幸いにして家族が「10万人に1人」のクジを引かずに済んだ皆には、この病気が将来「治せる病」となるように少しでも良いから支援してもらえると、うれしい。
*: いちおう補足しておくと、彼は眼球が動かせるので文字盤が使えるが、眼球も瞼も動かせずにコミュニケーションが断絶する「ロックイン」の状態になる患者もいるらしい。もしそうなると、本人も家族も地獄であることは想像に難くない。脳波を使うBMI(ブレインマシンインタフェース)技術が発達すれば、この状況も改善できるようになるとは思うけど。
いくつか思うことを備忘録代わりにここに書いておく。
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都知事という政治案件で政治の了承なしに情報がもれるとは考えにくい。徳洲会の内紛がきっかけとはいえ、いわゆる国策捜査なのだろう。その背景には毎度のことながらアメリカ政府と日本政府の阿吽の呼吸があるように思われる。
特捜部とアメリカ政府の関係は公然の秘密。田中角栄や平成研、小沢一郎が刺されたのも、背景にはアメリカ政府があったのだろう。角栄ー竹下ー金丸ー小沢は中国政府に近づきすぎた。
また、清和会、宏池会とアメリカ政府の関係も長年に渡り強固なものがある。岸信介、福田赳夫、宮沢喜一、小泉純一郎、その関係は極めて強い。
それは尖閣諸島問題のケジメをつけるためではなかろうか。
尖閣諸島問題の端緒となった国有化は、東京都の尖閣諸島買収問題の解決のためであった。当時の東京都知事石原慎太郎の指示の下、当時の副知事猪瀬直樹が尖閣諸島を東京都が買収するという話が上がり、追い込まれた当時の野田政権が国有化で一応の解決に至った経緯がある。
これが中国共産党政府の逆鱗に触れたわけだが、その最初の石を投げた石原ー猪瀬がいつまでも東京都知事であってはこれ以上話し合いが進まないだろう。
石原ー猪瀬を政治的に抹殺してしまうことが、中国共産党政府に対してもっとも誠意のあるメッセージになると考えているのであろうか。
このように妄想していくと、虎の尾を踏むとこうなるんだな、といろいろ納得できるのだった。
どうせ石原と猪瀬は後先考えずに石を投げたんだろうし、ここまで悪化した情勢を解決するには責任をとってもらうのもやむを得ないんじゃなかろうか。
ワタミをおとすために、自民党比例候補の誰に投票すればいいか考えてみた。(文中敬称略です)
まずはこちらをお読みください。
http://anond.hatelabo.jp/20130706230309
「自民の」
「当選確実ではない(本来ワタミ氏より票を持っていないであろう)が落選確実でもない(当落線上になりえないわけでもない)候補」
をピックアップするために、当選確実そうな人から除外していきます。
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◎山田俊男、2007年は舛添氏の次点、今回はトップ当選だと思う、農協組織票持ち。
◎ヒゲ隊長、知名度&自衛隊組織票?前回(2007年)は25万票。
◎佐藤のぶあき、元官僚組織票?&ヒゲ隊長の名前間違え?前回22万7千票。
この方たちは上位当選でしょうからワタミを落としたかったら入れるのは止めたほうが良さそうです。
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◯衛藤晟一、郵政復帰組、地元九州から追い出されて当選、前回20万2千票。
上位当選とはいかないものも、当選安全圏だと予想。ワタミを落としたいなら入れないほうが無難。
この方たちと同じくらいにワタミの個人名が書かれたらおとすのは不可能と断じていいかも (´・ω・`)
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組織票で議員を生み出した事がある実績がある、組織の後押しがありそうな人。(15~20万票ぐらい集められるんじゃないか?と予想)
▲宮本しゅうじ、前全国商工会青年部連合会会長でいわゆるJC票?
ワタミをおとすためにおしあげたほうがいいのか、それなりに票が入りそうだから入れないほうがいいのか、なんとも言えません (´・ω・`)
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組織票はなんとも言えず、そこそこ知名度あって当落線上なんじゃないか?と予想する人達。
△大江康弘、前回民主党でなんとか当選、幸福実現党入りしたり出て自民党会派に合流したりという人。
△渡邉美樹、ワタミグループの組織票???彼がどんな人かわかってない人の知名度。(この位置は希望的観測かなり含む)
ワタミをおとすために支援したほうがいいと思われます。(当然、佐竹、大江、そのだ)
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佐々木洋平、全日本猟友会の組織票持ち、猟友会約10万人で後押しが必要そう。
木村よしお、衆議院議員7期務めたベテランだが、全国区の知名度が足らず前回8万票。
木村りゅうじ、日本介護支援専門員協会前会長で組織票がありそうだが、会員数4万5千。
よねさかともあき、日本臨床衛生検査技師会副会長で組織票が有りそうだが、約5万。
伊藤ようすけ、50音順で上の方、作家・タレントながら知名度イマイチ、はてなのエントリーで紹介される。
若狭勝、弁護士、誰?調べたらテレビにコメンテーターで出てた人なのね。
ここの皆さんは組織票があるものの当選ラインには厳しそうな数だったり、知名度もいまいち足りなそうな人達で、
ワタミを落とす可能性を上げるなら、ランダムに投票することでその可能性を上げられそうな候補者です。
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残るは当選の芽が無さそうなのでワタミの順位をおとすために入れてしまったら死に票になりそうな人達。
畦元しょうご、日本放射線技師連盟理事で組織票がありそうだが、会員数不明であまり多くなさそう。
北村 つねお、元産経新聞政治部長、産経新聞の組織票?あまり多くなさそう。
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なお、この当落予想は素人がざっくり調べて予想したものなので、選挙結果と予想が大いに違う結果になる候補者もいるだろうと思います。
結言にもう一度、
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△佐竹雅昭
△大江康弘
△そのだ 修光
木村よしお
木村りゅうじ
よねさかともあき
伊藤ようすけ
若狭勝
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この中の人達からランダムで投票することで、ワタミの落選の可能性を高めることができる、と愚考します。
Yahoo知恵袋には、本吉病院長に対する地域の冷たい仕打ちがあったような記事が出てくる。
webには、そのようなものはなかなか出回らない。 とりあえず、ちょっとメモまで。
どうなのかな? 投稿者:一患者 投稿日:2007/02/20(Tue) 19:57 No.106
この頃、本吉病院に行くことに、ちょっと抵抗を感じるようになりました。誤診なのか知識不足なのか、適切な処置をされないで手遅れになるところだった人の話を聞きました。医者も生身の人間ですから、診誤ることもあるかもしれないけれども、私たち一般の人は医者を頼りに病院に行くわけですから、しっかり診察をしてほしいものです。
森町長がこの掲示板を見るかどうか分かりませんが、できたら、もっと医師に研修なり、勉強の機会を与えて、町民の命を預かるというのは、重責かもしれないけれども、でも、本吉町で唯一の病院ですので、高い機械を入れるばかりでなく、それを使いこなす人材や医師を育ててほしいと思います。赤字で大変でしょうが、一考お願いします。
直接、病院事務長や院長に話をすればいいのでしょうが……
あとは、勉強用に。
本吉町国民健康保険病院改革プラン(平成20年12月:本吉町国民健康保険病院)
本吉町国民健康保険病院は、昭和22年8月に旧津谷町国民健康保険組合の直営で一般病床24床の病院として開設された。
翌23年には、法改正により旧津谷町に移管され直営病院となった。
昭和30年3月の町村合併により本吉町国民健康保険病院となり、この年に新病棟が建設され、一般病床52床、伝染病病床12床を有する病院となった。
昭和34年当時の診療科目は、内科、外科、小児科、産婦人科を標榜しており、地域の中核的病院として住民の健康と福祉の増進に大きく貢献してきた。
しかし、その後人口減少などの理由により、病院は多額の累積赤字を抱えるようになったため、昭和47年に病院運営委員会を設置し累積赤字の解消に努めてきた。
その後も逐次規模の縮小が図られ、昭和61年には一般病床38床で、内科、小児科を標榜する現在の病院の規模となった。
昭和47年から取組んできた累積赤字の解消は、一般会計からの繰入金の増額等により平成6年に全て解消することが出来た。
その後は単年度の損失はあるものの繰越利益剰余金により累積赤字は発生していない。
本吉町内には、かつては数軒の医科医院が開業されていたが、医師の高齢化等により廃業し、平成15年以降は診療が行われておらず、本吉病院が町内唯一の一般病院として現在に至っている。
国の医療費抑制策による近年の診療報酬改定は、小規模な病院に与える影響が大きく本吉病院においても診療収入が減少している。
特に平成16年度の診療報酬改定により薬の長期投与が可能となり、患者の通院数が月2 回から月1 回になったため外来患者数が減少したことも診療収入減少の要因の一つとなっている。
現在本吉病院では、常勤医師2名により平日の診療に当たり、土日及び祝日等は東北大学病院より臨時医師を派遣いただき診療に当たっているが、患者数による必要医師数は常勤医師3名となっており、早急に常勤医師3名体制の確立を図る必要がある。・・・
本吉町国民健康保険病院は、一般病床が38床で、診療科目は内科、小児科を標榜しているが、現在は内科医師2名により、実質的には内科単科のみの医療提供を行っている。
外来患者数は、1日平均70~80名で年間約21,000人となっているが年々減少傾向にある。入院患者は1日平均35人で病床利用率は93%となっておりここ数年は横ばいとなっている。
外来、入院診療のほかに、件数は少ないが訪問診療や訪問看護・訪問リハビリ等も行っている。
本吉病院は、町内唯一の一般病院であることから、毎週日曜日は当番医として診療を行っているとともに、救急告示医療機関にはなっていないが、内科に係る初期救急については24時間受け入れを行っている。
また、町の健康福祉課が計画している乳幼児等の各種健診や予防接種のほか、町立の幼稚園・保育所、小学校、中学校の校医も受託している。
さらに、町内企業の産業医を受託しているとともに気仙沼地域産業センター主催の健康相談への協力も行っている。
以上のように、本吉病院が地域において果たしている役割は極めて大きく、本吉町の保健医療の推進を図る上で欠くことのできない重要な医療施設となっている。
本吉病院の正職員数は、医師2名、薬剤師1名、診療放射線技師1名、臨床検査技師1名、理学療法士2名、管理栄養士1名、看護師18名、事務職員5名の計31名、ほかに臨時職員が看護補助員9名を含めて21名で、合計52名となっている。
医師については、本吉病院の患者数による常勤医師必要数は3名で、1名不足となっていることから、当直等を含めた勤務時間が過剰になるなど医師の負担が重くなっており、早急に医師の確保を図る必要がある。
宮城県気仙沼市本吉町の市立本吉病院(38床)が苦境に立たされている。津波で1階が高さ1.7メートルまで浸水した被害に加え、2人の常勤医が辞職するなどして現場を離れたからだ。被災と「常勤医ゼロ」の異常事態が重なる医療現場で、看護師や派遣医師が「住民の身近な病院を守りたい」と奮闘を続けている。
押し寄せた津波に入院患者20人や職員は避難したが、1階の診療室やエックス線室、コンピューター断層撮影(CT)などの医療機器は水に漬かり、損壊した。
3月20日には院長(59)が辞表届けを提出。もう1人の常勤医の40代男性も体調を崩し、ともに現場を離れた。病院関係者は「停電、断水、薬不足の中、外来患者は普段の2~3倍に上り、昼夜働きづめだった。誰も責められない」と語る。
現在の医療活動は、徳洲会病院グループでつくる災害医療協力隊「TMAT」が担う。入院患者は岩手県立千厩病院(一関市)に移送し、24時間態勢で外来診療に当たる。
千葉県から5泊6日の日程でやってきた医師黒岩宙司さん(54)は「避難生活の長期化で風邪や不眠を訴える人が増えている。今こそ協力隊の力を発揮しなければならない」と力を込める。
病院職員は津波によって12人が自宅損壊、2人が家族を失った。自宅が津波で流された薬剤師長の遠藤博文さん(54)は「JR気仙沼線の復旧の見通しが立たず、遠距離通院はできない。ここを守るしかない」と、泊まり込みを続ける。
TMATの支援期間は1カ月程度の見通し。市は復興作業と医師確保という難題を背負った。
看護師長の佐々木美知子さん(44)は「人口1万1000の本吉地区住民にとって、病院はここしかない」と話す。
職務に追われ、2人の子どもと会えたのは震災1週間後だった。「住民の健康を守るため、病院存続のため、みんなで力を合わせたい」。言葉に強い覚悟がにじんだ。(高橋鉄男)
◎常勤医去り職員が結束/宮城県気仙沼市立本吉病院看護師長・佐々木美知子さん(44)
入院患者19人全員を岩手県の病院に移し、人心地ついた朝だった。
3月20日。気仙沼市立本吉病院。
男性院長(59)の姿が消えた。
震災から9日間、泊まり込みで診療を続けていた。部屋に辞職願があった。同じ日にもう1人の常勤医も体調を崩し、現場を離れた。
旧本吉町で唯一の病院は常勤医がいなくなった。
看護師ら31人の職員が残された。被災で派遣された外部の医療団の応援を受けている。4月上旬。
「おばあちゃん、眠れていますか」
2階の一室で外来の患者に話し掛ける。そばで派遣医師が心音を聴いている。
院長は地元が兵庫県で阪神大震災にも遭ったという。耐えられなくなったのだろう。
「責められないよね。私も逃げ出したいぐらいだもの」
津波で1階が水没した。医療機器が壊れ、カルテが流され、ガスと電気と水が止まった。
メモ用紙に「カルテ」と書き込み、急場しのぎの診療記録を作ることから始めた。
入院患者の足元で雑魚寝し、患者のタオルを借りて寒さをしのいだ。医薬品が足りない。患者によっては点滴を半分に減らさざるを得なかった。
病院は存続するのだろうか。常勤医の不在は職員を不安にさせた。
外来患者は1日200人前後。震災前の3倍に増えた。不眠や風邪を訴える。
「病院が地域の人に求められている。病院消滅の不安は消え、存続への使命感に変わった」
4月9、10の両日、地元の住民約100人がモップと雑巾を手にやって来た。自治会長(52)が常勤医不在を知り、「地域の力で病院を守ろう」と清掃を呼び掛けた。
1階の泥をぬぐい取る。職員も一緒に精を出す。
看護師長になって12年になる。2人いる管理職の1人として職員を束ねる。
「みんなと一緒に目の前の患者に向き合うことしかできない」
職員のうち、12人が家を流された。それでもほぼ休みなく働いてくれる。家族を失った看護師も現場復帰した。
家に帰ると、長男(8)と長女(5)に抱き付かれる。「うちはどうして休みがないの」と聞かれる。ほとんど一緒にいられない。夫(42)も市の水道職員で忙しい。
医療団はいずれ去る。
「それまでに常勤の医師を確保し、以前の運営に戻れるかどうか分からない。でも、職員と地域の人は命の拠点を残したいと頑張っている」
心の中でわが子に言い聞かす。
もう少し待って。いい未来を残すから。(高橋鉄男)
東日本大震災の津波で1階が水没した宮城県気仙沼市の市立本吉病院(38床)は、大半の医療機器が流されたうえ、院長ら2人いた常勤医が病院を去るなど苦難に直面した。だが、残った看護師や職員は県外から派遣された医師とともに「被災して苦しんでいる人をわれわれが見捨てるわけにはいかない」と奮闘を続けている。【村松洋、堀江拓哉】
3月11日、2階建ての病院は大きな揺れで停電した。非常用発電機でひと息ついたのもつかの間、約35分後には津波が襲った。1階が水没したが、入院患者19人と看護師長の佐々木美知子さん(44)ら看護師、職員約20人は2階に避難して無事だった。医薬品や布団、非常用食料は2階の一室に運び込んだ。
夜には自治会から発電機を借りて、心電図などの機器をモニターした。それでも院内は真っ暗で、懐中電灯で看護を続け、患者にはレトルト食品など非常食を食べてもらった。
来院者は増えた。不眠やストレスで息苦しさを訴える被災者が多く、通常の約4倍の270人が来院する日もあった。佐々木さんは10日間、自宅にも帰らずに看護を続けた。
17日には県外から3人の医師が応援に入り、19日には入院患者の転院を終えた。だが翌日、院長(59)の姿はなかった。机上に「一身上の都合」を理由にした辞職願があった。
院長は阪神大震災で被災し、東日本大震災では津波にのまれ、病院の燃料タンクにつかまって助かった。管理課長の鈴木幸志さん(59)は「2度も被災され、院長の家族も心配していた。去ったことをとがめるわけにはいかない」と話す。体調を崩したもう一人の常勤医も病院を去った。
残った看護師や職員たちも被災者で、計29人中12人が津波で家を流された。夫や親族を亡くした看護師もいるが、全員がほとんど休まずに勤務を続ける。
4月9、10日には地区の住民ら約100人が1階の汚泥の掃き出しなど掃除をしてくれた。地震から1カ月の11日、1階での診療を再開した。
応援の医師はいずれ県外に戻る。病院は今、市や医師会を通じ、新たな常勤医を求めている。佐々木さんは、常勤医不在で病院の将来を心配しながらもこう話す。「家を流され、私たちより困っている人が大勢いる。そんな人たちを診てあげられるのは私たちしかいない。今できることを毎日続けるだけです」
宮城県気仙沼市本吉地区で唯一の医療機関、市立本吉病院では、震災後に男性医師と院長が相次いで休職・辞職し、残された看護師たちが応援の医師と休まず働き続けている。
「大丈夫? 痛くないかな」。白衣の代わりに白いエプロンをまとう看護師長の佐々木美知子さん(44)が高齢の女性から採血し、優しく語りかけた。
1階天井近くまで達した津波は白衣も医療機器も流した。人口1万1千人の本吉地区から市中央部への道は断絶。佐々木さんらは、薬を求めたり体調不良を訴える市民の応対に追われた。院長(59)は1日に最大で270人の患者を診察した。
応援の医療チームが到着した14日から、50代の男性医師が休職。20日には院長が姿を消した。院長室の荷物にまぎれて辞表が見つかった。「院長がああいう辞め方をしたことを責められない」と佐々木さん。「看護師だけになってもやるしかないと覚悟した」
応援チームは小児科や外科の医師もいて、24時間体制で患者を診られる。皮肉にも、内科だけだった震災前より多くの市民を診察できるようになった。5月までは医師2人のチームが交代で来てくれる。ただ、地元の主治医と呼べる医者がいずれ必要となる。
「ここが地域の中心になって、福祉や介護、生活すべてを守りたい」。佐々木さんは同僚の看護師と肩を寄せ、笑いあう。「早く新しい先生に来てもらえるよう、私たちが頑張らなくちゃ」 (柚木まり)