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2024-12-14

人生みたいな夢見た

俺の人生そのまんまみたいな夢を見た。

夜だというのに大学構内は忙しなかった。翌日の文化祭準備のために多くの生徒が遅くまで残っていたから。

資材を運んだり、組み立てたり、雑談したりと、大学カオス空間に変貌していた。

一方、俺は、とくに団体所属していないので広い教室にひとりだった。帰っても良かったんだが、寂しかったので、やることもないのに無駄に残っていた。

手持ち無沙汰に耐えかねて、校舎を回ることにした。その棟は騒ぎの中心からはすこし離れて、マイナー文化祭への熱量の乏しい団体展示が集う比較的閑散としたところだった。

暗い校舎を歩いていると、どこかの団体の一室で三人の女性が熱心に話していた。熱心に話していたというか、レズセックスをしていた。

見てはいけないと思って通り過ぎようともしたが、好奇心と下心には勝てなくて盗み見していると、彼女らが中学同級生たちだと気づいた。彼女らとは好きだったわけでも、友達だったわけでもなく、なぜこの夢に出てくるのか不思議に思う。ただ、俺は中学に馴染めず疎外されていたように感じていたから、その孤独を思い出して少し悲しくなった。

彼女らは情事に耽る。俺のことを見ていないのは昔と同じだ。だから俺はちょっとだけでも俺のことを見て欲しくなり、わざと物音を立てて存在を示した。

彼女らは一斉に俺のほうを見て、三人のうち少し仲良かった時期のある一人がばつの悪そうに話してくる。俺は彼女らの行いを責めて、気まずさを誤魔化そうとした。すると彼女適当に謝り、俺を追い払った。その場を去る俺の背後で、また情事が始まった。

その後、お笑いサークルの友人二人に出会った。俺の記憶にない、夢の中だけの想像上の人物だ。彼らのセンスは一級品で、友人も多い。いわゆる一軍だ。暇な俺は彼らの配信設備の準備を手伝うことにした。

しばらくお笑いサークルの部室で、準備をしつつ楽しい時間を過ごしたが、夜になると彼らはどこかへ去っていった。仕方ない。彼らは多忙なのだ

多くの人に囲まれて去っていく彼らを尻目に、俺はお笑いサークルの部室に取り残された。

以上。これだけ。

2024-12-11

anond:20241211175102

嘘松おじさんの好きな処女こそ親が老いババアになってから焦って婚活を始めるかそのまま推し活かペットにのめり込んで生き遅れ一直線なんだよなあ

それに20代の女は婚活を利用せず遊び呆けてるか彼氏結婚して多忙のどちらか

から30女でも婚活市場では若手

それに男と違い、結婚してもらえるまで下限なく希望条件を下げ続けたあげく、木嶋佳苗りりちゃんの男版の無職低学歴おじさんにすがりついて結婚してもらおうとする女性存在しない

なので婚活女がデブだろうがブスだろうがババアだろうが婚活男性価値は上がることはない

隙を見せたが百年目

まあ流石にHoYoverse4作品を掛け持ちしてるといかに週休7日無職おじさんと言えど休む暇ないよな

2次元コンテンツ供給源として過去最高なくらい楽しいんだから仕方ないがたまに味変したくなってDLsiteランキング上位ゲーとか増田とか見たりするわけよ

そのたびちょっとスタミナ漏らしたりしてもったいない気がしつつもきっとそれも息切れしないために必要な寄り道だと思うことにしてるわけ

その寄り道でガッツリ時間持っていかれたら本末転倒だけどそのへんの自己コントロールまで含めてゲーム(拡大解釈)

寄り道で始めた鳴潮は今汐実装したあたりまで無課金でやり尽くしておバカ倍率ダメージに笑いつつゲーム性や世界観の好み的に未練なかったからすっぱり切れたのは良かった

でもアナンタが来たら5作品掛け持ちになる未来が見えるな

ホヨバ何もサ終してくれないどころかどのゲーム会社が成長するたび比例して作りが良くなっていくから末恐ろしい

今んとこ寄り道は帰ってこれる寄り道しかないが本当はその寄り道もせずアチーブ埋めでもしてたほうが自己満足度は高いんだろうな

一応バージョンごとのアチーブ追加分はどの作品も大体やりきって遊び尽くしてはいるが

原神だと総アチーブはマルチ系一切やらずに1337だが地方伝説何度も倒すやつとか釣り系とかやってないんよな

スタレの模擬宇宙系やゼンゼロの塔系もそう、腰据えて高難度バトルする系は優先度最低になってしま

どれもほぼ全キャラ確保してるからやろうと思えばできるんだろうがそれよりは実況者がシナリオやってるの見るほうが好きだわ

最近はMハシがちょっと遅れてゼンゼロ始めて楽しんでる様子みるのがおもろいな

あとは木村良平さんがコレイを救うところ見ていきたいんだが声優多忙でなかなかシナリオ進まんのが歯がゆいな、こまちょえ然り

木村さんは反応が純粋かつカラッとしてて気持ちいいし、こまちょえは洞察力高くてトーク上手いのが見応えあるんよな

自分別に戦闘コンテンツが嫌いとか苦手ではないんだがカロリー高く感じるというか6時間かかるメインシナリオ更新分始めるよりも腰が重くなる

でもそういう意味ではバトルがほぼない謎解きオープンワールドインフィニティニキみたいなゲームの方が実は性分的に向いてるのか?

おじさんがやってもいいのか?また寄り道の誘惑が出てくるしホンマ最近中国ゲーは開発規模がエグい

人生自体が寄り道を本筋にしちゃったような脱落堕落おじさんだから奔放に触手を伸ばして適当にいくか

ちょっとあとで触れてみるゾー、なんかテレビCMしてるのも見たし気合入ってるっぽいからな

でもその前にピノコニーが好きすぎて一週間触れずにいたメインシナリオそろそろ始めるか

サンデー帰還に先んじてお迎えしてやったからな

中身おじさんが男キャラしかもすり抜けてほぼ160連費やしてだぞ

育成もだいたい済んだし景元もオートで末日4担えるようになった、いや花火ロビンでも出来てたかもしれんけどな

ただ石残数に致命傷を受けすぎて今後のキャラ確保が危うい、ラインナップつよつよだというのに

キャラと言えばそういえばライトもすり抜けなかったからお迎えしてるんだよな

まあでもオラオラバフが強くてエレンが生き生きしてるからヨシ

元々のライカン蒼角でも十分強かったしシーザーライカンでも十分快適だったけど

エレンはクイック出場してチョッキン通常で自己バフMAXにしたいって点ではリナ蒼角も採用やすライトいかもな

蒼角出場長いのがネックだけどバフ乗るならちゃんと厳選して火力に寄せたら使える気もする

ただダメバフ過剰になるなこの編成

あとライトクレタ餅つけてるから立ち回りがちょっと難しい

パリィで出て強化特殊2段撃ってからキャラに戻ってクイック権利消費して出場からオラオラしないと75%つかない

最初からエネルギー溜まってない系の戦闘だと75%は至難の業だな

こへーさんはいっそ化石つけてブレイク早める方がタイム早くなるらしいから推奨してたけど自分ロマン重視でクレタ餅でいいや

オラオラ後の自己衝撃バフは無駄になりがちだけどたまに撃てることもあるしな

はて元はなんの話をしとったのかのう

そうじゃサンデーに再会しようって話じゃったな

満を持してver2の締めのシナリオ始めるために別ゲーの時限系全部終わらせたし

というかそれで思い出したが崩壊3rdのスタレコラボぶっちゃけ動画PVピークだったな!!!

コラボイベントの中身自体はまあそこまで面白くない茶番最後サンポとゴリゴリに戦えたところが良かったくらい

なんというか「似たキャラがいっぱいいるんですよ」「3rdやってね(布教)」のメッセージしか伝わらなかった

PV企画してたシナリオのほうが絶対面白そうだったよな~あっちでショートアニメとか作ってくれんか?

それはともかく、イベントシナリオでは死なずに済んだサンポくんだが

まさか

まさかイベント後に追加されたメインシナリオの方で花火とまったく関係ないところでメインキャラ死ぬとは思わんやん

いや確かに後になって思えばフラグはビンビンに立ってたと言えるけど油断してた

プレイアブルキャラの死は姫子以来か? PVでその頃まで遡ってたのはその伏線か? 遠回しすぎてこじつけ感あるけど

でも姫子教師ポジだったからまだいいんだよ

今回のはさ、曇らせ具合がエグいって

何か救いがあるんだよな…? いやなさそうだよな…エグいって

ミホヨがこれまで描いてきた味方の死は未来、次代に希望を託すようなジーンとくるものが多かったと思うんだよ

姫子十三英傑もマハールッカデヴァータもフォカロルスもラグウォークティルナンも

今回のは事故的に未来が閉ざされた絶望感が強い、ひたすら胸がキュってなる系でかなり異質

この展開を一体どう調理していくつもりなのか

死といえば明らかな死亡フラグが立っている「隊長」とマーヴィカもいるがそっちもダークすぎる展開になりはしないか

いろいろ心配で5時から昼過ぎまでしか眠れない

2024-12-04

林鼓子さんのALT炎上顛末が最悪すぎる

先に言っておくが自分林鼓子さんのファンで、この文章誹謗中傷意図は一切無い。出演作や歌唱曲は8割方履修済であるし、イベントにも参加している。もし誹謗中傷に見えてしまったのならそれは自分表現の仕方の問題であるので予め謝罪しておく。

そもそもALT及びALT芸ってなんぞや?という人のために説明。ここで言うALTとはXにおいて画像に追加テキスト付与する機能のことで、X曰く「目が不自由利用者も含め、多くの利用者画像理解できるように説明代替テキストとも呼ばれます)を追加できます。 簡潔にすることをおすすめしますが、画像前後関係をよく理解できるように画像の内容を正確に説明してください。」とのこと。ちなみにこの文章は初めてALT機能使用する際に必ず表示される。そしてALT芸とは主に声優アイドルなどの間で蔓延文化で、イベント終了後にアップする自撮り共演者画像イベント感想(その多くは140字を超える長文である)を綴ったALT付与することが一例とされる。これはALT本来想定されている用途とは異なったものである

本題。今回の炎上の経緯は以下の通りである彼女イベント終了後、いつものように感想ALT付与した画像ポストした。するとそのポストに「ALT感想を載せる場所ではなく音声読み上げ機能活用した画像説明を載せるアクセシビリティです」と指摘する引用が付いた。その引用を受けて林鼓子さんは「ALTも書いたらいけないのか。」とポスト。そのポストには彼女擁護するファンリプライが多く寄せられ、指摘をしたアカウントには誹謗中傷が飛び交う。その後林鼓子さんは「ALTも〜」のポストを削除し、謝罪や弁明をすることもなく普段通りのポストを再開した――。

まず前提として、ALT本来用途と異なった使い方をすることについては悪ではないと私は考えている。このような用途蔓延っている現状はX側の機能実装の仕方と周知の怠りの問題であり、その責任ユーザーに求めるのは酷であろう。ALTとは別に画像コメントを追加する機能実装や、ALT付与した画像ポストする際に毎回確認画面が表示されるなどの対策を取れば現状は大きく変わると思われる。そのうえ、ALT芸を行っているのは林鼓子さんに限らずその他多くの者にも言えることなので、そのことで彼女けが批判される筋合いはない(もっとも、例のアカウント普段から他の声優ALT芸にも苦言を呈していたようだが)。

この件の問題別にある。まず問題なのが、「ALTも書いたらいけないのか。」というポストだ。このポストから感情が読み取れず、彼女がどのような想いで言ったのかは不明であるしかし、客観的に見た時にこれが"指摘をされて不貞腐れている"と捉えられてしまうことは避けられないだろう。しかもその指摘自体言いがかりであったり誹謗中傷であったりするわけでもなく、淡々事実説明しているものであった(もう少し優しく言えというのも一理あるが)。最近彼女多忙などの要因でストレスが溜まっているように見えたとか、指摘の内容をただの言いがかりだと勘違いしたのかもとか、擁護することもできるがあのポストが悪手であったことは間違いない。あのポスト結果的に指摘したアカウントへの誹謗中傷扇動することになっていた。もちろん誹謗中傷を投げかけるファンのほうが悪いのだが、影響力のある人間として言動に気をつけるべきだったと言わざるを得ない。

次に問題なのが、この件をポストの削除によって無かったことにし、無言を貫いていることだ。扇動によって誹謗中傷を受けている人がいるという事実、そして障害者といったナイーブ話題に関わる問題であることを無視して放置しているのはあまりにも不誠実ではないだろうか。ただ、このことは彼女意思によるものなのかは不明だ。炎上が始まった時点で事務所マネージャー相談しているであろうことは容易に想像できるし、それらの人間判断でこの選択を取っている可能性も高い。それに、炎上をした際は無言を貫くのも一つの手だというのは理解できる。今のインターネットでは一度炎上するとその後謝罪をしようが何を言おうが批判は寄せられ、むしろ更に燃え広がる場合もある。しかし、そのことを念頭に置いたうえで、今回の件は無視するべきではなかったと思う。もしこれが事務所判断であるのならば、事務所には今一度考え直してほしい。

長々と書いてきたが、実のところ林鼓子さんの心配をしているとか、全肯定オタク存在を憂いているとか、目が不自由な人への配慮の広がりを望んでいるとか、そういった感情は建前なような気がしている。自分がそこまで善良な人間ではないことは自分が一番知っている。恐らく「このままだと嫌いになってしまいそうだから謝罪か何かをしてとにかく俺を落ち着かせてくれ」という利己的な感情が心の底にあるのだ。そんなことを強制する権利自分には無いと分かってはいるが、どうか祈ることだけでも許してほしい。

妻が多忙な中でもクリスマスとかの準備をしてくれる。

高級品ではないけど、自分が「必要だけど買うのめんどい」って誤魔化してた日用品プレゼントしてくれた。

子供もいて、貧乏でアホほど多忙な日々で、クリスマスなんてすっかり忘れていたのである

正確には気にする精神的な余裕も時間的な余裕もなくて、妻にも子にもまだ何も買っていない。

ふと時間が空いたから、選ぼうと思うのだが、何にすればいいのか分からん

妻の好きなものは思い浮かぶけど、喜ばれるのかよく分からん

聞いても要らんって言う。というか、密かにサプライズを期待している。

クリスマスに限らない。仕事でホゲホゲしてたら、行事は突然やってくる。

特に言いたいことはない。自分は家庭生活に向いていない。

妻と子にとりあえず選ぶ。

2024-12-03

anond:20241203112519

医者って人生ずっと勉強してて頭もいいのに夜勤したり多忙だったりずっと動き回ってたり(人によるが)肉体労働者と変わらなさそうで大変そう

まあ給料はいいが

2024-11-27

anond:20241127204629

あんた、随分と偏った見方してるわねぇ。まず、男女関係なく辛さやスペックなんて一括りにできるもんじゃないわよ。専業主婦だって立派な仕事だし、その多忙さや精神的なストレスを軽く見ちゃダメよ。

それに、「女性スペックの低さ」なんて言葉、聞き捨てならないわ!社会が作り上げた壁や偏見女性能力を活かせてないだけで、個々の能力自体に欠けがあるわけじゃないわ。誰もが持ってる潜在力を社会が正当に評価してないだけ。

あたしらの国だってもっとできるはずなのよ。だから女性だってバリバリ働ける環境を整えて、それこそ賃金だって平等にしなきゃ。「誰も女性が働くことを求めていない」なんて言うけど、それは一体誰の意見なのかしらね? 女性たちはちゃんと働き口を求めてるし、社会進出だって望んでるのよ。

から、古臭い考え方を改めて、もっと柔軟に物事を見なさいっての!自分視点だけでなく、多様な価値観を認めることがあんたにも必要よ、まったく!

2024-11-22

実家の母とニート兄弟しんどい

私は現在妊婦で、先日病院いったら急に切迫早産と診断されて即日入院になってしまった。

夫はそれなりに多忙現場仕事でなかなか休むのも大変だし、父が上の子4歳を見てくれるというのでその好意に甘えて入院中は実家で預かってもらうことになったのだけど、

これが失敗だった。

実家には大卒からニート歴15年以上の兄弟がいるのだけど、急に幼児が数日泊まるとなれば生活が乱され、さぞストレスだったのだと思う。

甥っ子だから幼児から、やむを得ない事情から、とかそんな甘えは通用しなかった。

うちは無料託児所じゃねえ!あいつ(私)は都合いいようにうちを利用している!とお怒りだったそうだ。

ずっとLINEで母から子供が言うことを全然聞かないだとかクレームは聞いていたので、都度謝り、もちろん退院した時にはきちんと労いとお礼をしようと子どもを迎えに行った矢先、

子供と話す間もなく、母にどんだけ迷惑かけたと思ってんだ!!謝れ!!と怒鳴られ、ニート兄弟にご迷惑をおかけしましたと母に強制的謝罪させられる形になった。

こちらが迷惑をかけたのは事実だし、普段子育てしてない人にとっては一緒の生活苦痛だったろうとは思うので罵声も受け入れ、相手が気が済むまで謝罪したのだけど、

今思い返せば本当に理不尽というか、しんどくなる。

入院中に子ども実家に預けることは、実家無料託児所にしてる!!と非難されるほどなんだろうか。

頻繁に実家子ども連れてご飯を食べにいってるとか、子ども実家に預けっぱなしで夜まで遊びまくってるとかならわかるんだけど。

今回以外で実家で上の子を預かってもらったのは4年間で2,3回程で、泊まりは今回が初めてだった。

途中休みの日は夫も手土産をもって子供を引き取ってるのでお願いしたのはほぼ平日の間数日だし、直接的なお世話は母と父がやってるだろうし、ニート兄弟は何もしてないわけではないだろうがお怒りになるほどのことだったのかとわからない。

絶対に本人には言えないが、年金も親に払ってもらい、何か病気の療養や障害等事働けない事情があるわけでもなく、自立支援を受けて何か努力しているわけでもなく、ただ毎日好きに過ごして親の用意した食事を食べている人のほうが、実家を都合よく使ってると思う。

子どもを預けること自体は確かに都合よく使うことなんだろうが、初孫も見せ、独身時代には記念日にはお祝いを贈ったり旅行にも連れて行ったりと尽くした分も多少あるので何から何まで一方的に頼りまくっているわけではないのに。

これを夫に愚痴ったら2chニートネタで一番おもしろいと言われたけど、当事者としては虚無すぎて笑えない。

そして親も親で子育て経験しているのなら多少はこちらの状況を酌んで合間に入って宥めてくれてもいいんじゃないかと思う。

信じられないことに、母も私を産む時に切迫早産で1か月入院し、義実家子どもを預けていた経験があるのだ。

それでも今回ニート兄弟に加勢し、怒鳴り散らせる母が私には理解できない。

父はこの二人の行為にかなり悲しさと情けなさを感じたらしいが、指摘等しようものなら火に油を注ぐだけなので何もできない。

母に関しては、あんたのせいで1か月も入院して大変だったんだから!というような人なので、私の気持ち理解できないのだろう。

義実家は遠方で頼れないし、出産とき入院時にまた上の子実家に預けようものなら今度は産後ボロボロの体で新生児を抱きながら土下座させられるかもしれないので笑

自分メンタルを守るためにも父に協力してもらいながら今度は預けない方向でなんとかする予定。

まぁほんと信じられないんだけど、母は母で、産まれたら、孫ちゃん見に行きたいとか普通に言ってくるだろう。

会わせれば会わしたで、「女の子なのに一重で可哀そう。誰に似たんだ、似てない」とか呼吸するように不愉快なことばかり言うだろうし、ほーんと関わるだけ運気落とされるというか。

いいところに食事に連れてけば(嫌いなものがあって)うわこれ無理とか高い割にはそこまで大したこといねって普通に口に出しちゃうタイプ

二人とも人の気持ちはわからなすぎるし、自分絶対正しいマンすぎて、そこまではもうどうでもいいけど、攻撃までされるからもう関わりたくない。

子育て実家頼れないのはなかなかハードモードから、母と兄弟と仲良く、頼れる実家がある人が羨ましい。

好きで産むから頑張るしかないけども。

2024-11-18

高度に自動化された仕事現場がとても苦手

これ誰かわかるだろうか

言語化が難しいんだけど

 

チケット管理されてるプロジェクト

チケットステータスを変更することで他チームにタスクが回される、あるいはタスクが回ってくる

ステータスが細分化されていて、それによってタスクの取り扱い、誰の承認やチェックが必要かが変わる

・根回しが必要

タスクがどういうものであるかという文章や、エビデンスや、ステータス管理業務の大半を占めていて、実タスクは半分以下である

 

こういうやつ

ちょっとくらいならいいんだけど、これが高度化していくとストレスマッハになる

とくに自分ベテラン上長ではない、末端であるほどストレスが大きい

心が押しつぶされるような感じ

 

たぶん、自分書類書くのとか苦手っていうのが原因の半分な気がする、ADHDとまではいかないけど、「細かいタスクを正確にやる」が死ぬほど苦手だ

あとは、全容が把握できない不安、常に自信がない不安

ステータスチケットの設定がなんとなく暗黙知で誰も教えてくれない(あと定期的に忘れる)上に大体上長多忙で聞きづらいという不安

とかかなあ

これって新入社員が感じる不安感に似てると思う

フリーランスなので新しいところに行くたびにこれを感じるのが本当に辛い

 

あとやはりというか、マネージャーみたいな存在は居ないとしんどいんだと思う、聞ける人が居ない

マネージャー不要論ってあるけど、それってそのチームに慣れた人だけが参加してる場合に限るよ

チケットが複雑化するならマネージャー必要

ベテラン勢(チケット管理方法仕事の仕方を定期的に変えていく人たち)はわかるんだろうけど、口頭で言われても全部覚えられないよって

 

Redmine使ってたときもこれ感じだな、カスタマイズするんだもん、カスタマイズする割に周知が薄い

あれだ、ルール設定したら人間プログラムどおりに動くと勘違いしてる人たちの下につくのが辛いみたいな

でも優秀な人はロボットのように正確にやっちゃうんだろうなあ、自分は無理だー苦しいーー

 

あとドキュメント群があって、どこかに何かがあって更新されてて

正しく処理するためにはこのページ見て、このページ見て、このページ見て・・・ってのが無理

メールに通知来てるんだろうけど、一個ずつ見てると狂いそう

 

結局小規模な現場に逃げ帰るんだ

どうすりゃいいんだ

一人っ子差別」をやめて欲しい話

子供の頃から自分一人っ子だとわかると、周囲の大人連中は「かわいそう」「寂しくないの?」とか言って来て、

まあ当時は子供だったからよくわからなくて、普通に親に「なんでうちは一人っ子なの?兄弟が欲しいよ」と言っていたりした。

まあ、これは子供時代のどうでもいい会話で大人になればどうでも良いように思っていた。

しかし、社会人になり所謂協調性」が求められるようになった場合自分一人っ子だと判明した途端、

「お前は一人っ子から協調性が無い、協調性を身に付けられなかった」的な事を平気で言ってくる奴等がいる事に直面した。

子供時代の周囲の人間の話も、大人になってからの話も、俺に言うなよ、って思う。

言いたいなら親に言えよ、子供が一人で兄弟作れるわけねーだろ!兄弟産めるのは親だけだろ!って感じで腹立たしかった。

更に思い出すと、自分母親は5人兄弟で1人亡くなっている幼少期を過ごして来た為か、よく子供時代自分に向かって

「お母さんの子供の頃は兄弟が多くて大変だったのにお前はどうたらこうたら〜」とか、

「お母さんは弟の面倒も診たり兄に色々教えてもらったのよ〜」とか語ったり、

やはり鉄板言動である「お前は一人っ子から協調性喧嘩の仕方がわからない」的な事を言って来やがった。

おい、まてと。一人しか産まなかったのはおまえら夫婦責任じゃねーか!なんで俺の責任にするんだよ!文句あんならもう一人産めば良かったじゃねーか!!と、

自分には全く責任が無かった事を気付いたのは…大人になってからだった。

まあ何が言いたいかと言うと、あんまり一人っ子を見下したり馬鹿にしたりからかったり協調性うんぬんの事を責めないであげて欲しい。

あとよく勘違いされるのは「一人っ子は大切に可愛がられて甘やかされて育てられる弱い子」っていう偏見だ。

自分実家は両親とも仕事多忙で、放置されて育てられたので可愛がられたり甘やかされたりって経験はない。

しろ仕事がうまくいかないと怒鳴られる殴られる食器は割られる物は壊されるような、まあなかなかの壮絶な家庭環境だった。

からおまいらが持ってるその一人っ子差別が一刻も早くこの世から消滅してくれと思う。

独自増田氏のランチタイムに迫る――選んだメニューと午後のルーティン

増田氏(40代会社員)は、多忙業務の合間を縫って、個性的ランチタイムを楽しんでいることがわかった。今回、本紙が独自取材したところ、そのメニューや午後への備え方に注目が集まっている。

この日のランチメニューは、サンドイッチ(カツ、卵、野菜の3種)、午後の紅茶キャラメルティーラテ、そして「はりねずみメロンパン」と名付けられた一風変わった菓子パン栄養バランスと甘みのアクセントを兼ね備えたこの組み合わせは、増田氏が「仕事パフォーマンスを高めるため」と考案したものだという。

カツサンドエネルギーを、卵サンドたんぱく質補給し、野菜サンドビタミン摂取できます午後の紅茶キャラメルティーラテは、ほっと一息つける甘さが魅力。メロンパンはただ好きなんです」と増田氏は語る。

さらランチ後には、10分程度の仮眠を取るのがルーティンだ。「短い睡眠ですが、これで午後の集中力が格段に上がります」と効果を強調。多忙な日々の中で、効率を追求する独自スタイル垣間見えた。

増田氏のランチタイムは、一見普通のようでいて、工夫に満ちたパフォーマンス向上の秘訣が隠されている。こうした日々の積み重ねが、仕事の成果に結びついているのかもしれない。

2024-11-11

石丸との対談をドタキャンして浮気していた玉木

ワロタ

高橋弘樹

@takahashi_ntu

10/30に玉木さんがワインバーに行っていた夜…

この日はReHacQで玉木さん・石丸さんで生配信する予定の日でした。

少し前になって「多忙につき、リスケしてほしい」と党から言われ、「27日の総選挙で躍進したから忙しいんだろうなー」位に思って「いいですよ」とお答えしたのにこれは…笑

地味にスタッフ抑えたり、共演者スケジュール抑えてたりするわけだし、基本性善説で生きているので、けっこう凹みます

高松市観光大使に負けないように、もっと強いメディアにならなきゃと思いましたし、政策の話はとても大切なので、11月下旬に2回いただいてるスケジュールリスケキャンセルにならない様、心から祈ってます

なんならワインも用意しておきます

https://smart-flash.jp/sociopolitics/315866/1/1/

https://x.com/takahashi_ntu/status/1855825784675676192

2024-11-10

坂本龍一さんが焼肉弁当を好きな理由

坂本龍一さんが焼肉弁当特に好むという明確な理由は、公の場で語られていないため、断定することは難しいです。しかし、いくつかの可能性を推測することができます

考えられる理由

手軽さ:

多忙スケジュールの中で、短時間で手軽に食べられるという点が魅力的かもしれません。

普遍的な味:

日本人にとって馴染み深い味であり、飽きずに食べられるという点も考えられます

思い出の味:

学生時代や若かり頃の思い出の味と結びついている可能性もあります

エネルギー源:

肉にはエネルギー源となるタンパク質豊富に含まれており、活動的生活を送る坂本さんにとって、パフォーマンス維持に役立つ食品かもしれません。

補足

食へのこだわり:

坂本さんは食に対してこだわりを持っていることが知られています。例えば、ベジタリアンになった時期があったり、オーガニック食品を好んだりするなど、食生活を通して健康環境問題に関心を持っていることがうかがえます

多様な食生活:

これらのことから焼肉弁当だけでなく、様々な種類の食品を楽しんでいると考えられます焼肉弁当は、その中でも特に手軽に食べられる、一つの選択肢として選ばれているのかもしれません。

結論

なぜ坂本龍一さんが焼肉弁当を好むのか、その理由は一つに特定することは困難です。しかし、手軽さ、普遍的な味、思い出の味、エネルギー源といった様々な要素が考えられます坂本さんの食に対するこだわりや多様な食生活考慮すると、焼肉弁当は、その時々で様々な理由から選ばれているのかもしれません。

2024-11-09

anond:20241108210619

たぶん2パターンがごっちゃになってて、

一つが単に怠惰な人、怠惰から家事サボるし低収入

もう一つが本当に忙しいパターン、とにかく時間が無いからできる限りアウトソーシングする、ただし金は無いから安い価格のものになる

で、女性場合後者がほぼいない(いや正確にはいるけどレア、そして自分の知り合いの低収入多忙女性男性と同じく食事も雑、男女に差はない)

前者はそもそも一人暮らしをしていない。パパママに守ってもらってこどおばしてる。家事をするのはママ

よって時間があって家事ができる程度の女性しか視界に入らない

2024-11-07

anond:20241103001250

jzhphy そも一回垢バレして慎重になった垣鍔

慎重だったらカルピス垢いまだに消さない上に暇空と相互フォロワーなままかつ散々差別中傷してたトランス女性顔写真アイコンにしたままなわけないだろ

bnckmnj そうだったとして、自分生活関係あるか…?って思っちゃうんだけど、こういうのに熱中する人の浮いた時間の多さ、本当に羨ましい。

過去ブクマ見たら安定の暇アノンだった

そのブクマの量で多忙なふりをするのは無理がある

2024-11-01

実のところ30代なんてもう甘えるような年齢じゃない。

同僚に子どもが生まれた。しばらくは子どもかわいいと浮かれていたが、ここのところは愚痴っている。思ってたんと違って嫁の親が孫の面倒をあまり見てくれない、と。

そんで嫁の親はおかしいのだろうか? 関わってみるといい人だが癖が強いようにも思えるのだが、なんて同僚は言う。嫁が出産入院している間、同僚宅に泊まり込みで家事をしてくれたというお義母さんに対してその言い草だ。

同僚は平時から被害者意識が強く、こいつにかかればどんな人でもちょっとした失敗や性格瑕疵などのために悪人とされてしまう。なので同僚に真正から物を言うと面倒臭い事にしかならんから、同僚の言うお義母さんの悪口、同僚の嫁が同僚にこぼしたお義母さんの悪口を、自分はふーん、それはやだねぇ、なんてゆるふわに流すに留めたが、おそらくそういう自分にとっては当たり障りない対応も同僚には気分次第で冷たい奴だなんだと悪く取られていることだろう。


ともあれ、自分が思うに同僚のお義母さんはわりとふつーだ。シンプルにもう年だから疲れてんだよ。赤ん坊の面倒みれるほど体力有り余ってねえの。

世の中の人達は軽率子育てするのに親を頼れっていうが。それは自分自身がまだ10代や20代前半の若くて未熟な時ならば通用するけれど、三十路を超えたら通用し難い。自分がそれなり歳を重ねていると同時に親ももういい歳である時代時代なら子供夫婦生活保障をしてもらって、盆栽とかお茶とか体力の要らない遊びをしてのんびり暮らす歳だ。

そういうじーさんばーさんに今から孫の面倒お願い! っていうのはなかなか酷なことだぞ。たとえて言うなら既に一度退役した老兵を少年兵サポートをするためにまた戦地に送り込むようなもの倫理的にも微妙だ。だってじーさんばーさんは若い頃に頑張ったんだから。それ以上頑張れっていうのか。いつまで頑張り続ければいけないのか。

という訳だから。今時はじーさんばーさんも気持ち的には孫の面倒を見るとか可愛い娘息子のために色々してやりたいと思ってるらしいし言うけど、いざ実行しようとするとどう頑張っても体力が追いつかんなんてことになる。


それでも孫の面倒を見てもらっている現役父母というのはいものだが、老いますますバリバリ元気なスーパーおじいちゃんおばあちゃんに恵まれたのでない限り、内情はエンタメとしての「孫育て」という名のアクティティを楽しんで貰う為に下準備や根回しを用意周到にしてやっと実現させているのではないだろうか。おじいちゃんおばあちゃんに孫を見てもらったおかげで束の間の休息を得たり多忙スケジュールを何とか乗り越えることが出来た。けど、すっごい疲れたナー。とか思ったりなどして。



自分が二十代の終わりくらいの時、久しぶりに自分の両親や昔よくしてくれた親戚のおじおばや近所の年寄りに会う度にちょっとびっくりさせられたことがある。昔は自分の話をうんうんと何でも聴いてくれた大人達が、今となってはこっちが会話をリードしてくれるのを笑顔だがずーっと待っている。みんなそうするのだ。その時自分はもう甘える様な歳じゃなくて、この人たちを支えて行かなきゃいけないんだとしみじみ思った。

2024-10-28

投票率が低い属性は?対策はある?

投票率の低下は、日本における代表民主主義課題となっており、特に若年層と都市部在住者の投票率が低い傾向があります。以下に、投票率向上に向けた取り組みについて考察します。

 

1. 低投票率層:若年層と都市部住民

• 若年層の投票率が低いことは、特に顕著です。総務省データによれば、20代、30代の投票率は他の年齢層と比べて低く、政治参加への意欲が相対的に低いとされています。多くの若者が「自分の一票では政治が変わらない」と感じており、政治に対する関心も低いことが指摘されています

都市部住民も、農村部地方比較して投票率が低い傾向にあります都市部では生活利便性ライフスタイルが多様であるため、政治的な問題が直接生活に影響しにくいと感じられ、選挙への関心が薄れやすいことが原因とされています

 

2. 投票率向上に必要な取り組み

投票率を向上させるためには、次のような取り組みが有効と考えられます

(1) 若年層への教育意識向上

政治教育の充実:中学高校での政治教育を強化し、若者自分の一票の重要性や、政策自分たちの生活に与える影響を理解できるよう支援します。日本では、18歳から投票権付与されているため、学校教育政治に関心を持たせることが鍵です。

SNSオンラインキャンペーン若者普段利用するSNS活用した情報提供や啓発キャンペーン効果的です。具体的な政策についての説明や、投票重要性を訴えるコンテンツ配信することで、興味を引きやすくなります

(2) 利便性の向上

期日前投票郵便投票の充実:現代多忙生活スタイルに合わせて、投票所を増やす期日前投票の期間を延長する、郵便投票を導入するなど、投票のしやすさを向上させることで、特に都市部での投票率向上が期待されます

インターネット投票インターネットを使った投票制度検討することも、利便性を向上させる上で重要です。技術的な問題セキュリティ課題はありますが、インターネット投票が導入されれば、特に若者多忙な層の投票意欲が高まる可能性があります

(3) 関心を引く政策提示

若者都市部住民が関心を持つ政策議論若者の関心は教育労働環境社会保障環境問題などに向いています。こうしたテーマについて、政党候補者が明確な政策提示することで、選挙への関心を引きやすくなります

候補者のわかりやす比較情報提供投票先を選びやすくするため、候補者政策スタンス視覚的に比較できるようなツール提供効果的です。選挙候補者の主張を比較し、投票者が自分に合う候補者を選びやすくすることが投票意欲向上につながります

 

3. 根本的な意識改革

投票率向上のためには、「一票では政治は変わらない」という認識見直し重要です。そのためには、地域での政治的なコミュニティ活動を増やし、政治生活に密接に関わることを実感させる取り組みが有効です。

2024-10-15

意味不明メールがきました

意味不明メールがきました。

私の公開されている役職所属は明記しているので目を通しました。

しかし、この団体がなんなのかも、よくわからず、文章意味不明

なんの反応求めているのかもわからりません。

誰か同じく困っている人のために、記録として残しておこうと思います

おかしな点は

メールアドレスの名前と本文の名前が別人、一応団体関係者として名前はあがってくる。

NPO登録はいくつかの地域でしているらしい

https://www.npo-homepage.go.jp/npoportal/detail/013090379

•住所は閉業とグーグルマップには書かれている

ホームページは閉鎖している様子

•ぶしつけどころか、目的も何をして欲しいのかも不明

大神氏はいるようですが、リンクを踏むと履歴がつくので、未確認

https://jp.linkedin.com/in/%E6%83%9F%E7%85%A7-%E5%A4%A7%E7%A5%9E-7a5071101

新手の迷惑メールかどっかの偏った団体なのか謎が深まりますので、ご存知の方いらっしゃいましたらコメントお願いしま

-------------------------------

XXXXXXX様    

岡山市北区今一丁目12番110号

日本人擁護協会 理事 大神 惟照

07.05.15.oga@gmail.com 

不躾ながら用件のみにて

1 電子カルテ運用について

(1) A病院では、不都合な部分は削除、訂正記録は残さない。

(2) さらに、記録の書き換えを行う。

(3) 書き換えは、長年行われている。 

 

2 庇い合いのリスク

(1) レントゲン写真! 真面に撮影が出来ない・読影も出来ない、整形外科開業医

(2) 一時的! と庇い合いに応じたところ、逃れられなくなった、臨床教授。  

(3) (先医の診断に差し障らないよう?) 軽い症状のみを記録した、整形外科医。

(4) 精査せず! 原因が分からない。不定愁訴説明する、総合内科医

(5) 症状と一致する! 脱臼等のCT画像。異常はないと説明する、整形外科医。

(6) (犯罪! も厭わずMRI検査画像を加工・捏造する、放射線科

(7) (異常個所飛ばしや差替えられた)捏造画像に沿った所見を書く、読影医。

(8) 捏造画像を示して、異常はないと説明する、主治医

(9) 診療情報提供書虚偽記載して、適切な診療妨害する、主治医

(10) (紹介医が提供矛盾だらけの情報に、診療検査)を拒否した、准教授

(11) 上司講師)の診断に異を唱えられず、患者を真面に見られない、医局員。 

(12) 一部のみ記録する、歯科教授

3 Selected People

整形外科開業医私立病院脊椎脊髄外科医1名、公立病院神経内科病院教授

名・同整形外科医2名・同放射線科医3名・同検査技師・同事務職員、私立大学

整形外科准教授国立大学整形外科講師・同歯科教授の、合計10数名。

以上

挨拶

 ご多忙と重々承知しておりますが、患者を慮れない利己環境は「一部の方々の

こと」としても、「意図的患者人生を狂わせた」ことは看過できません。

本例は、「こんなことはもう止めませんか、先生も嫌でしょう」との問いかけに  

別に嫌じゃあないよ。世の中、こんなもんじゃろぅ」と平然と答えられました。

そこに、「倫理観はなく、リスク意識も無い、社会性も欠如と、完全に社会を見誤

っている。(医療界の常識?)社会全体に押し付けている」と感じ、驚愕しました。

と言うのも、大多数の国民は「健全社会を望み、健全であろうと努力し、自身

は本より家族を守るためであっても、一定ルールの下に防御」しています。 

ところが、上記2の各項は本来許された防御を著しく逸脱。根源とみられる「庇

い合い」は、当該医師の「逃げ場を奪い」一種の「人格崩壊状態を強いるもの」で

あり、一方患者に対しては「非人道的扱い」となるため、如何なる理由があっても

医業倫理鑑みるまでもなく、人として許される行為ではない。

そもそもレントゲンさえ真面に撮影読影できない開業医に「庇い合いの下に

地域医療全体のレベルを合わせざるを得ない環境非道」と言え、患者のみならず

あたら多くの優秀な方々の将来を失い兼ねない状況を見るにつけ「忍びない」との

いから、選ばれし方々を「見捨てはしないだろう」「暫時猶予を」と、地域医療

リーダーである教育者の方に「庇い合いとは補い合うこと」との「解釈変更の先

導に期待を込め、自浄作用を期待、患者ファーストを切望」。正面から向き合う日

が来た旨をお伝えすべく、耳障りとは承知の上でご連絡しています(悪しからず)。

 それに、可能であれば、この度選ばれし方々が犠牲にならないよう願っています

が、そのためには医療者の、とりわけ影響力の大きい教育者の方々のご尽力は不可

欠! と考えます

 慣習から深く考えず。成り行きから拒否できない状態におかれ、気が付くと犯罪

行為まで・・・犯してしまった方々に犠牲になっていただくのか。この場合、ご家

族も巻き込まれることになるのではと懸念され、とりわけ人生経験の少ない子供

にとっては将来を左右する程の出来事になろうことか想像に難くなく、犠牲者が生

まれようとも変わることはないのか。あるいは、犠牲者を出す前に変わる・変える

ことが出来るのか、全ては医療者の覚悟次第と言えます

 上記のとおりですから、この度を以って「二度と犠牲者を生まない、望ましい庇

い合いのスタイル確立されるべきではないか」等々・・・期待させてください。

なお、方々については(より良い社会を作るために・・・)「各界各層のご意見

をお聞きした上で判断を」と考えており、忌憚のないご意見を頂ければ幸いです。

以上

2024-10-06

テイルズオブヴェスペリアのリタが好き

付き合えたときのことを考える

最初はリタも新鮮だからいろいろこっちに時間を割いてくれて楽しかったけど、

彼女にとっては魔導器研究や魔導器も同じくらい大事だったんだ

でもこちらがガキで相手大事もの尊重できず、

付き合ってるのに自分時間を割いてくれないことに不満を感じてしまったのがおわりのはじまりだった

最初は、羽根が生えて天にものぼるような気持ちでとても楽しかったのに、

ガラガラと音を立てるように、あっという間に天まで届く塔は崩れていってしまった

多忙な中、やっとデートができることになったのに、当日急な事件があったとかでリタからキャンセルの連絡がきたとき、あ、もうこれはダメだなって思っちゃった

あんたのことだって好きだし大事に思ってる

でも研究大事なの

リタは何度もそう言ってくれたのに、

リタの好きを全部こっちに向けてほしかった自分の幼いわがままのせいで、

結局愛想をつかされてしまった

まるで仕事と私どっちが大事なのと理不尽に言い寄るメンヘラかまちょ女だよ

あの頃の自分をぶん殴ってやりたい

2024-10-05

結婚するか悩んでる

私:50代のおばちゃん

相手40代前半のおじさん

お互い独身でもう10年くらい付き合ってる

お互い結婚願望はなく、私は病気子供は望めない

相手にはずっと「かなり年上なのにいいのか他に若い女の子を探した方が、子供も産めるし」と言ってきたが

年上好きで子供興味ない、といわれて付き合ってた

私は自分の年齢と子供が作れないこと、そしてアセクの傾向もあるのでずっといつでも相手が別れを告げてきてもいいように

いつでも身を引けるように、自分環境に彼の存在を大きくしないように、家族に紹介したりなどのつきあいは一切してこなかった

そもそも家族にはずっと彼氏がいないことになっているので私が死んでも彼は私が死んだことすらわからないだろう

ライン以外で繋がっていない

彼の存在は友人にも言っていない

からずっと、彼はいい人なので私なんかよりもっと若くて子供も作れる女性にするべきだとずっとずっと言っている

ただ相手が私がいい、と言ってくれるのでずるずると付き合っていた

 

そんな彼が40過ぎて思うところでもあったのか、結婚したいといいだした

子供別にいらないらしい

お互い多忙の身で、会える時間も少なく、もう一緒に生活して籍を入れたい、とのことだった

理屈は分かるし、一緒にいられるならそれは私も嬉しいのだけど

そうなると一気に発生するもろもろの作業を考えるだけでうんざりしてきた

だが結婚メリットもわかるし、私は一人娘なので介護はいかずとも老後に一緒に生活できる家族がいると助け合えるなと

最近考えないでもなかった

でもだ

私はここで己の醜い感情に気づいてしまって頭を抱えている

彼氏には一切いっていないし、彼氏は私の住所も仕事も親のこともほとんどしらないが、うちは実は……めちゃくちゃ……金持ちなんだ……

ぶっちゃけ私は働かなくても生活出来るのだが、親の金に頼りたくないので平凡に働いている

一人娘なので両親の遺産が入るとしたら全部私のものになってしま

そして年齢的にも私が早く死ぬだろう、と、なると遺産は全部彼氏、そして子供はいいから最終的には彼氏の親戚のものになる

彼氏の家庭の話は私も聞いているが、みなお金には困っているタイプ人達だった

とはいえ彼氏が代わりにお金を払っているとか、彼に無心するというタイプでもないらしい。単にいっては悪いが低学歴収入というやつ。

彼氏含め大卒親族に一人もいなかった。

はいここで汚い気持ち誕生

この人と結婚すると私の親が汗水垂らして働いたお金達は最終的に彼氏家族の懐に入って、生活費や贅沢に使われちゃうのかー……

 

まあそんなこと彼氏には言えるわけもなく

結婚するのなら彼氏がいいとは思っているが

ていうか彼氏結婚して両親にあってもらう、となると我が家経済状況なんてもう家見ただけで一発で分かるわけで

彼氏はおそらく給料は私より低い。

私は一般的サラリーマンの娘的な風情をずっと出してきたし、「金がないからなかなか買えないよねー」みたいに言ってたし、フレンチ

彼氏が奢ってくれたときにはとっても感動して喜んだ

いや彼氏が奮発してくれたことは本当に嬉しかったしフレンチはおいしかったけど、「フレンチはじめてなんだ、マナーとかあるのかな」と照れる彼に

「私も結婚式みたいな場でしかよくわかんないし」とか言ってた。ほんとはけっこう食べてる

彼氏家族が嫌だとかそういうわけじゃないんだけど、金が欲しいとかあんま思ったことなかったけど

私となかよくしてくれて、よく世話してくれる親戚のおばさんになら別に遺産全部あげてもかまわないけど、彼氏に全額あげるのは全然いいんだけど。

旦那のしらん親戚にとられるのってこんな嫌なもんなんだな

いや、そも私が早く死んで彼氏再婚したらその奥さんのものになんのか。めっちゃいやだな

あーーーーどうしよーーーーー

2024-10-02

どうやら出世コースから外れたらしい

会社の昇格面談に落ちた。せっかくの機会なので感じたことなどをメモしておく。

自己紹介

旧帝大理系大学院卒業し、日本人なら99%誰でも知ってる大企業就職社会人6年目の30歳。

・社内での勤務態度は評判が良く、言われた仕事はそれなりにそつなくこなし、期待以上の成果もあげてきた(と自分では感じている)。最近若いもの飲み会にあまり来たがらない、と一括りにされるのがなんとなく気に食わないのもあり、飲み会など社内イベントの参加率は8〜9割くらい。

部署ガチャの引きが良く、残業時間は少なめ(月1020時間程度)繁忙期はあるが、それなりに楽しく働いていた。

会社での評価、昇格の仕組み

・ある一定の在職年数になると、上司から声がかかり昇格面談へのチャンスが得られる。評価項目は(独自フォーマットの)面談シート+人事との面談(30分程度)。

・最早組(同期の中で最も出世が早いグループのことを指す社内用語)以外はいわゆる出世コースから外れ、一度昇格面談へ落ちてしまうと追いつくのは至難の業

・お偉いさん達は上記評価システムや根強い年功序列制度をなんとか壊したいと考えているようだが、現行の評価制度にしがみつくベテラン老害社員たちにより古き良き年功序列制度の色が根強く残っている。

面談について

合格率は例年5〜6割程度。

・事前準備はそれなりにした(上司との複数回面談練習、想定質問と回答の準備、暗記くらい)。上司からも「まあこれぐらい喋れてたら大丈夫じゃない?」と言われていた。

・当日の面談では7〜8割ほどは想定通りの質問内容。2割ほどの想定外質問(おそらく毎年同じ面談内容だと対策が容易なので、毎年聞く内容を微妙に変えているものだと推定)にも多少テンパったもの無難な回答をできていたと思う。

面談から1〜2ヶ月後に上司から面談不合格。また来年頑張ってほしい」とのメッセージがあり、落ちたことを知った。

面談に落ちた後の感情の変遷

・これまでの人生試験と名のつくものに落ちたことがなかった(高校/大学受験、各種資格運転免許など平凡なものばかりだが)ので、最初は何かの間違いかと思った。

自分よりも明らかに会社に貢献しておらず、話すのも下手な同期が面談パスしていると知り、評価制度に疑問を感じた。具体的には以下の点が評価制度として微妙だと感じる。

1.評価が(20〜30分のみの)面談のみで決まる

業務の内容について詳しく説明する時間がなく、その人がどういう業務をどう工夫して実施しどういう成果を出したのか、面談実施者は深掘りする事が出来ない。結果として、社内の花形部署、わかりやすい実績が出やす部署へ配属されている社員が明らかに有利になる

相対的マイナー部署場合業務の内容説明から入らなければならず、個人アピールが難しくなる)ほか、目を見て話す、声が大きいなどのノンバーバルな部分のウェイトが評価の多くを占めることになる。

2.面談形式形骸化カンニングし放題

→同時期に面談を受ける社員が多数いるため、後半の社員面談の済んだ社員から質問内容などについて聞くことができ、社員間での不公平感が大きい(しかもそれらの行為咎められるどころか、面談に通りたいなら当然実施すべきだし、前半に面談が割り振られてしまった社員は今年は運が悪かったね、と言われることすらある)

3.通常の業務多忙な時期にも関わらず、面談対策と称して上司スケジュールを確保し会議室にこもりっぱなしの社員合格し、その尻拭いをして残業していた社員面談に落ちる

上記のように現行の評価制度問題があり、また自分がそれにより落ちたのだと仮定したところで、大きな組織運営する以上現行制度より優れたものも思いつかず、また自分会社人生好転しない。と考える

・とりあえず増田投稿してみる←イマココ

■これからについて

来年にはおそらく昇格面談の声がかかるだろうが、通常業務を疎かにしてまで面談準備をガチろうとは思わないだろう、というのが現時点での所感。

こういう「社内で出世するためだけの行為」に自分はやる気が出ないのだけれど、そういう面倒なことを考えずに素直に面談対策できる人間出世していくんだろうなぁ、と考えたりもする。

・(自分と同等かそれ以下の業務量/内容の)同期と給与差が出るというのが精神的にもキツイので、会社への丁稚奉公的な働き方を諦めて、プライベート時間ガッツリ確保するワークライフバランス重視型の働き方にシフトしていくか、副業ガチることでせめて給与面では同等以上になれば、などと考えている。なにかサラリーマンおすすめ副業があれば教えてください。

九  与次郎が勧めるので、三四郎はとうとう精養軒の会へ出た。その時三四郎は黒い紬の羽織を着た。この羽織は、三輪田のお光さんのおっかさんが織ってくれたのを、紋付に染めて、お光さんが縫い上げたものだと、母の手紙に長い説明がある。小包みが届いた時、いちおう着てみて、おもしろくないから、戸棚へ入れておいた。それを与次郎が、もったいないからぜひ着ろ着ろと言う。三四郎が着なければ、自分が持っていって着そうな勢いであたから、つい着る気になった。着てみると悪くはないようだ。  三四郎はこのいでたちで、与次郎と二人で精養軒の玄関に立っていた。与次郎の説によると、お客はこうして迎えべきものだそうだ。三四郎はそんなこととは知らなかった。第一自分がお客のつもりでいた。こうなると、紬の羽織ではなんだか安っぽい受け付けの気がする。制服を着てくればよかったと思った。そのうち会員がだんだん来る。与次郎は来る人をつらまえてきっとなんとか話をする。ことごとく旧知のようにあしらっている。お客が帽子外套給仕に渡して、広い梯子段の横を、暗い廊下の方へ折れると、三四郎に向かって、今のは誰某だと教えてくれる。三四郎はおかげで知名な人の顔をだいぶ覚えた。  そのうちお客はほぼ集まった。約三十人足らずである広田先生もいる。野々宮さんもいる。――これは理学者だけれども、絵や文学が好きだからというので、原口さんが、むりに引っ張り出したのだそうだ。原口さんはむろんいる。いちばんさきへ来て、世話を焼いたり、愛嬌を振りまいたり、フランス式の髯をつまんでみたり、万事忙しそうである。  やがて着席となった。めいめいかってな所へすわる。譲る者もなければ、争う者もない。そのうちでも広田先生のろいにも似合わずいちばんに腰をおろししまった。ただ与次郎三四郎けがいっしょになって、入口に近く座を占めた。その他はことごとく偶然の向かい合わせ、隣同志であった。  野々宮さんと広田先生あいだに縞の羽織を着た批評家がすわった。向こうには庄司という博士が座に着いた。これは与次郎のいわゆる文科で有力な教授であるフロックを着た品格のある男であった。髪を普通の倍以上長くしている。それが電燈の光で、黒く渦をまいて見える。広田先生坊主頭と比べるとだいぶ相違がある。原口さんはだいぶ離れて席を取った。あちらの角だから、遠く三四郎と真向かいになる。折襟に、幅の広い黒襦子を結んださきがぱっと開いて胸いっぱいになっている。与次郎が、フランスの画工は、みんなああいう襟飾りを着けるものだと教えてくれた。三四郎肉汁を吸いながら、まるで兵児帯の結び目のようだと考えた。そのうち談話だんだん始まった。与次郎ビールを飲む。いつものように口をきかない。さすがの男もきょうは少々謹んでいるとみえる。三四郎が、小さな声で、 「ちと、ダーターファブラをやらないか」と言うと、「きょうはいけない」と答えたが、すぐ横を向いて、隣の男と話を始めた。あなたの、あの論文を拝見して、大いに利益を得ましたとかなんとか礼を述べている。ところがその論文は、彼が自分の前で、さかんに罵倒したものから三四郎にはすこぶる不思議の思いがある。与次郎はまたこっちを向いた。 「その羽織はなかなかりっぱだ。よく似合う」と白い紋をことさら注意してながめている。その時向こうの端から原口さんが、野々宮に話しかけた。元来が大きな声の人だから、遠くで応対するにはつごうがいい。今まで向かい合わせに言葉をかわしていた広田先生庄司という教授は、二人の応答を途中でさえぎることを恐れて、談話をやめた。その他の人もみんな黙った。会の中心点がはじめてできあがった。 「野々宮さん光線の圧力試験はもう済みましたか」 「いや、まだなかなかだ」 「ずいぶん手数がかかるもんだね。我々の職業も根気仕事だが、君のほうはもっと激しいようだ」 「絵はインスピレーションですぐかけるからいいが、物理実験はそううまくはいかない」 「インスピレーションには辟易する。この夏ある所を通ったらばあさんが二人で問答をしていた。聞いてみると梅雨はもう明けたんだろうか、どうだろうかという研究なんだが、一人のばあさんが、昔は雷さえ鳴れば梅雨は明けるにきまっていたが、近ごろじゃそうはいかないとこぼしている。すると一人がどうしてどうして、雷ぐらいで明けることじゃありゃしないと憤慨していた。――絵もそのとおり、今の絵はインスピレーションぐらいでかけることじゃありゃしない。ねえ田村さん、小説だって、そうだろう」  隣に田村という小説家がすわっていた。この男は自分インスピレーション原稿の催促以外になんにもないと答えたので、大笑いになった。田村は、それから改まって、野々宮さんに、光線に圧力があるものか、あれば、どうして試験するかと聞きだした。野々宮さんの答はおもしろかった。――  雲母か何かで、十六武蔵ぐらいの大きさの薄い円盤を作って、水晶の糸で釣るして、真空のうちに置いて、この円盤の面へ弧光燈の光を直角にあてると、この円盤が光に圧されて動く。と言うのである。  一座は耳を傾けて聞いていた。なかに三四郎は腹のなかで、あの福神漬の缶のなかに、そんな装置がしてあるのだろうと、上京のさい、望遠鏡で驚かされた昔を思い出した。 「君、水晶の糸があるのか」と小さい声で与次郎に聞いてみた。与次郎は頭を振っている。 「野々宮さん、水晶の糸がありますか」 「ええ、水晶の粉をね。酸水素吹管の炎で溶かしておいて、両方の手で、左右へ引っ張ると細い糸ができるのです」  三四郎は「そうですか」と言ったぎり、引っ込んだ。今度は野々宮さんの隣にいる縞の羽織批評家が口を出した。 「我々はそういう方面へかけると、全然無学なんですが、はじめはどうして気がついたものでしょうな」 「理論上はマクスウェル以来予想されていたのですが、それをレベデフという人がはじめて実験証明したのです。近ごろあの彗星の尾が、太陽の方へ引きつけられべきはずであるのに、出るたびにいつでも反対の方角になびくのは光の圧力で吹き飛ばされるんじゃなかろうかと思いついた人もあるくらいです」  批評家はだいぶ感心したらしい。 「思いつきもおもしろいが、第一大きくていいですね」と言った。 「大きいばかりじゃない、罪がなくって愉快だ」と広田先生が言った。 「それでその思いつきがはずれたら、なお罪がなくっていい」と原口さんが笑っている。 「いや、どうもあたっているらしい。光線の圧力は半径の二乗に比例するが、引力のほうは半径の三乗に比例するんだから、物が小さくなればなるほど引力のほうが負けて、光線の圧力が強くなる。もし彗星の尾が非常に細かい小片からできているとすれば、どうしても太陽とは反対の方へ吹き飛ばされるわけだ」  野々宮は、ついまじめになった。すると原口が例の調子で、 「罪がない代りに、たいへん計算がめんどうになってきた。やっぱり一利一害だ」と言った。この一言で、人々はもとのとおりビールの気分に復した。広田先生が、こんな事を言う。 「どうも物理学者は自然派じゃだめのようだね」  物理学者と自然派の二字は少なからず満場の興味を刺激した。 「それはどういう意味ですか」と本人の野々宮さんが聞き出した。広田先生説明しなければならなくなった。 「だって、光線の圧力試験するために、目だけあけて、自然を観察していたって、だめだからさ。自然献立のうちに、光線の圧力という事実印刷されていないようじゃないか。だから人工的に、水晶の糸だの、真空だの、雲母だのという装置をして、その圧力物理学者の目に見えるように仕掛けるのだろう。だから自然派じゃないよ」 「しか浪漫派でもないだろう」と原口さんがまぜ返した。 「いや浪漫派だ」と広田先生がもったいらしく弁解した。「光線と、光線を受けるものとを、普通自然界においては見出せないような位置関係に置くところがまったく浪漫派じゃないか」 「しかし、いったんそういう位置関係に置いた以上は、光線固有の圧力を観察するだけだからそれからあとは自然派でしょう」と野々宮さんが言った。 「すると、物理学者は浪漫自然派ですね。文学のほうでいうと、イブセンのようなものじゃないか」と筋向こうの博士比較を持ち出した。 「さよう、イブセンの劇は野々宮君と同じくらいな装置があるが、その装置の下に働く人物は、光線のように自然法則に従っているか疑わしい」これは縞の羽織批評家言葉であった。 「そうかもしれないが、こういうことは人間研究上記憶しておくべき事だと思う。――すなわち、ある状況のもとに置かれた人間は、反対の方向に働きうる能力権力とを有している。ということなんだが、――ところが妙な習慣で、人間も光線も同じように器械的の法則に従って活動すると思うものから、時々とんだ間違いができる。おこらせようと思って装置をすると、笑ったり、笑わせようともくろんでかかると、おこったり、まるで反対だ。しかしどちらにしても人間に違いない」と広田先生がまた問題を大きくしてしまった。 「じゃ、ある状況のもとに、ある人間が、どんな所作をしてもしぜんだということになりますね」と向こうの小説家が質問した。広田先生は、すぐ、 「ええ、ええ。どんな人間を、どう描いても世界に一人くらいはいるようじゃないですか」と答えた。「じっさい人間たる我々は、人間しからざる行為動作を、どうしたって想像できるものじゃない。ただへたに書くから人間と思われないのじゃないですか」  小説家はそれで黙った。今度は博士がまた口をきいた。 「物理学者でも、ガリレオ寺院釣りランプの一振動時間が、振動の大小にかかわらず同じであることに気がついたり、ニュートン林檎が引力で落ちるのを発見したりするのは、はじめから自然派ですね」 「そういう自然派なら、文学のほうでも結構でしょう。原口さん、絵のほうでも自然派がありますか」と野々宮さんが聞いた。 「あるとも。恐るべきクールベエというやつがいる。v※(アキュートアクセント付きE小文字)rit※(アキュートアクセント付きE小文字) vraie. なんでも事実でなければ承知しない。しかしそう猖獗を極めているものじゃない。ただ一派として存在を認められるだけさ。またそうでなくっちゃ困るからね。小説だって同じことだろう、ねえ君。やっぱりモローや、シャバンヌのようなのもいるはずだろうじゃないか」 「いるはずだ」と隣の小説家が答えた。  食後には卓上演説も何もなかった。ただ原口さんが、しきりに九段の上の銅像悪口を言っていた。あん銅像をむやみに立てられては、東京市民が迷惑する。それより、美しい芸者銅像でもこしらえるほうが気が利いているという説であった。与次郎三四郎九段銅像原口さんと仲の悪い人が作ったんだと教えた。  会が済んで、外へ出るといい月であった。今夜の広田先生庄司博士によい印象を与えたろうかと与次郎が聞いた。三四郎は与えたろうと答えた。与次郎は共同水道栓のそばに立って、この夏、夜散歩に来て、あまり暑いからここで水を浴びていたら、巡査に見つかって、擂鉢山へ駆け上がったと話した。二人は擂鉢山の上で月を見て帰った。  帰り道に与次郎三四郎に向かって、突然借金言い訳をしだした。月のさえた比較寒いである三四郎ほとんど金の事などは考えていなかった。言い訳を聞くのでさえ本気ではない。どうせ返すことはあるまいと思っている。与次郎もけっして返すとは言わない。ただ返せない事情をいろいろに話す。その話し方のほうが三四郎にはよほどおもしろい。――自分の知ってるさる男が、失恋の結果、世の中がいやになって、とうとう自殺をしようと決心したが、海もいや川もいや、噴火口はなおいや、首をくくるのはもっともいやというわけで、やむをえず短銃を買ってきた。買ってきて、まだ目的遂行しないうちに、友だちが金を借りにきた。金はないと断ったが、ぜひどうかしてくれと訴えるので、しかたなしに、大事の短銃を貸してやった。友だちはそれを質に入れて一時をしのいだ。つごうがついて、質を受け出して返しにきた時は、肝心の短銃の主はもう死ぬ気がなくなっていた。だからこの男の命は金を借りにこられたために助かったと同じ事である。 「そういう事もあるからなあ」と与次郎が言った。三四郎にはただおかしいだけである。そのほかにはなんらの意味もない。高い月を仰いで大きな声を出して笑った。金を返されないでも愉快である与次郎は、 「笑っちゃいかん」と注意した。三四郎はなおおかしくなった。 「笑わないで、よく考えてみろ。おれが金を返さなければこそ、君が美禰子さんから金を借りることができたんだろう」  三四郎は笑うのをやめた。 「それで?」 「それだけでたくさんじゃないか。――君、あの女を愛しているんだろう」  与次郎はよく知っている。三四郎はふんと言って、また高い月を見た。月のそばに白い雲が出た。 「君、あの女には、もう返したのか」 「いいや」 「いつまでも借りておいてやれ」  のん気な事を言う。三四郎はなんとも答えなかった。しかいつまでも借りておく気はむろんなかった。じつは必要な二十円を下宿へ払って、残りの十円をそのあくる日すぐ里見の家へ届けようと思ったが、今返してはかえって、好意にそむいて、よくないと考え直して、せっかく門内に、はいられる機会を犠牲にしてまでも引き返した。その時何かの拍子で、気がゆるんで、その十円をくずしてしまった。じつは今夜の会費もそのうちから出ている。自分ばかりではない。与次郎のもそのうちから出ている。あとには、ようやく二、三円残っている。三四郎はそれで冬シャツを買おうと思った。  じつは与次郎がとうてい返しそうもないから、三四郎は思いきって、このあいだ国元へ三十円の不足を請求した。十分な学資を月々もらっていながら、ただ不足だからといって請求するわけにはゆかない。三四郎はあまり嘘をついたことのない男だから請求理由にいたって困却した。しかたがないからただ友だちが金をなくして弱っていたから、つい気の毒になって貸してやった。その結果として、今度はこっちが弱るようになった。どうか送ってくれと書いた。  すぐ返事を出してくれれば、もう届く時分であるのにまだ来ない。今夜あたりはことによると来ているかもしれぬくらいに考えて、下宿へ帰ってみると、はたして、母の手蹟で書いた封筒ちゃんと机の上に乗っている。不思議なことに、いつも必ず書留で来るのが、きょうは三銭切手一枚で済ましてある。開いてみると、中はいつになく短かい。母としては不親切なくらい、用事だけで申し納めてしまった。依頼の金は野々宮さんの方へ送ったから、野々宮さんから受け取れというさしずにすぎない。三四郎は床を取ってねた。  翌日もその翌日も三四郎は野々宮さんの所へ行かなかった。野々宮さんのほうでもなんともいってこなかった。そうしているうちに一週間ほどたった。しまいに野々宮さんから下宿下女を使いに手紙をよこした。おっかさんからまれものがあるからちょっと来てくれろとある三四郎講義の隙をみて、また理科大学の穴倉へ降りていった。そこで立談のあいだに事を済ませようと思ったところが、そううまくはいかなかった。この夏は野々宮さんだけで専領していた部屋に髭のはえた人が二、三人いる。制服を着た学生も二、三人いる。それが、みんな熱心に、静粛に、頭の上の日のあたる世界をよそにして、研究をやっている。そのうちで野々宮さんはもっと多忙に見えた。部屋の入口に顔を出した三四郎ちょっと見て、無言のまま近寄ってきた。 「国から、金が届いたから、取りに来てくれたまえ。今ここに持っていないから。それからまだほかに話す事もある」  三四郎ははあと答えた。今夜でもいいかと尋ねた。野々宮はすこしく考えていたが、しまいに思いきってよろしいと言った。三四郎はそれで穴倉を出た。出ながら、さすがに理学者は根気のいいものだと感心した。この夏見た福神漬の缶と、望遠鏡が依然としてもとのとおりの位置に備えつけてあった。  次の講義時間与次郎に会ってこれこれだと話すと、与次郎はばかだと言わないばかりに三四郎をながめて、 「だからいつまでも借りておいてやれと言ったのに。よけいな事をして年寄りには心配をかける。宗八さんにはお談義をされる。これくらい愚な事はない」とまるで自分から事が起こったとは認めていない申し分である三四郎もこの問題に関しては、もう与次郎責任を忘れてしまった。したがって与次郎の頭にかかってこない返事をした。 「いつまでも借りておくのは、いやだから、家へそう言ってやったんだ」 「君はいやでも、向こうでは喜ぶよ」 「なぜ」  このなぜが三四郎自身はいくぶんか虚偽の響らしく聞こえた。しか相手にはなんらの影響も与えなかったらしい。 「あたりまえじゃないか。ぼくを人にしたって、同じことだ。ぼくに金が余っているとするぜ。そうすれば、その金を君から返してもらうよりも、君に貸しておくほうがいい心持ちだ。人間はね、自分が困らない程度内で、なるべく人に親切がしてみたいものだ」  三四郎は返事をしないで、講義を筆記しはじめた。二、三行書きだすと、与次郎がまた、耳のそばへ口を持ってきた。 「おれだって、金のある時はたびたび人に貸したことがある。しかしだれもけっして返したものがない。それだからおれはこのとおり愉快だ」  三四郎まさか、そうかとも言えなかった。薄笑いをしただけで、またペンを走らしはじめた。与次郎それからはおちついて、時間の終るまで口をきかなかった。  ベルが鳴って、二人肩を並べて教場を出る時、与次郎が、突然聞いた。

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「あの女は君にほれているのか」

 二人のあとから続々聴講生が出てくる。三四郎はやむをえず無言のまま梯子段を降りて横手玄関から図書館わきの空地へ出て、はじめて与次郎を顧みた。

「よくわからない」

 与次郎はしばらく三四郎を見ていた。

「そういうこともある。しかしよくわかったとして、君、あの女の夫になれるか」

 三四郎はいまだかつてこの問題を考えたことがなかった。美禰子に愛せられるという事実のものが、彼女の夫たる唯一の資格のような気がしていた。言われてみると、なるほど疑問である三四郎は首を傾けた。

「野々宮さんならなれる」と与次郎が言った。

「野々宮さんと、あの人とは何か今までに関係があるのか」

 三四郎の顔は彫りつけたようにまじめであった。与次郎一口

「知らん」と言った。三四郎は黙っている。

「また野々宮さんの所へ行って、お談義を聞いてこい」と言いすてて、相手は池の方へ行きかけた。三四郎は愚劣の看板のごとく突っ立った。与次郎は五、六歩行ったが、また笑いながら帰ってきた。

「君、いっそ、よし子さんをもらわないか」と言いながら、三四郎を引っ張って、池の方へ連れて行った。歩きながら、あれならいい、あれならいいと、二度ほど繰り返した。そのうちまたベルが鳴った。

 三四郎はその夕方野々宮さんの所へ出かけたが、時間がまだすこし早すぎるので、散歩かたがた四丁目まで来て、シャツを買いに大きな唐物屋へはいった。小僧が奥からいろいろ持ってきたのをなでてみたり、広げてみたりして、容易に買わない。わけもなく鷹揚にかまえていると、偶然美禰子とよし子が連れ立って香水を買いに来た。あらと言って挨拶をしたあとで、美禰子が、

「せんだってありがとう」と礼を述べた。三四郎にはこのお礼の意味が明らかにわかった。美禰子から金を借りたあくる日もう一ぺん訪問して余分をすぐに返すべきところを、ひとまず見合わせた代りに、二日ばかり待って、三四郎は丁寧な礼状を美禰子に送った。

 手紙文句は、書いた人の、書いた当時の気分をすなおに表わしたものではあるが、むろん書きすぎている。三四郎はできるだけの言葉を層々と排列して感謝の意を熱烈にいたした。普通の者から見ればほとんど借金の礼状とは思われないくらいに、湯気の立ったものであるしか感謝以外には、なんにも書いてない。それだから自然の勢い、感謝感謝以上になったのでもある。三四郎はこの手紙ポストに入れる時、時を移さぬ美禰子の返事を予期していた。ところがせっかくの封書はただ行ったままであるそれから美禰子に会う機会はきょうまでなかった。三四郎はこの微弱なる「このあいだはありがとう」という反響に対して、はっきりした返事をする勇気も出なかった。大きなシャツを両手で目のさきへ広げてながめながら、よし子がいるからああ冷淡なんだろうかと考えた。それからこのシャツもこの女の金で買うんだなと考えた。小僧はどれになさいますと催促した。

 二人の女は笑いながらそばへ来て、いっしょにシャツを見てくれた。しまいに、よし子が「これになさい」と言った。三四郎はそれにした。今度は三四郎のほうが香水相談を受けた。いっこうわからない。ヘリオトロープと書いてある罎を持って、いいかげんに、これはどうですと言うと、美禰子が、「それにしましょう」とすぐ決めた。三四郎は気の毒なくらいであった。

 表へ出て別れようとすると、女のほうが互いにお辞儀を始めた。よし子が「じゃ行ってきてよ」と言うと、美禰子が、「お早く……」と言っている。聞いてみて、妹が兄の下宿へ行くところだということがわかった。三四郎はまたきれいな女と二人連で追分の方へ歩くべき宵となった。日はまだまったく落ちていない。

 三四郎はよし子といっしょに歩くよりは、よし子といっしょに野々宮の下宿で落ち合わねばならぬ機会をいささか迷惑に感じた。いっそのこと今夜は家へ帰って、また出直そうかと考えた。しかし、与次郎のいわゆるお談義を聞くには、よし子がそばにいてくれるほうが便利かもしれない。まさか人の前で、母から、こういう依頼があったと、遠慮なしの注意を与えるわけはなかろう。ことによると、ただ金を受け取るだけで済むかもわからない。――三四郎は腹の中で、ちょっとずるい決心をした。

「ぼくも野々宮さんの所へ行くところです」

「そう、お遊びに?」

「いえ、すこし用があるんです。あなたは遊びですか」

「いいえ、私も御用なの」

 両方が同じようなことを聞いて、同じような答を得た。しかし両方とも迷惑を感じている気色がさらにない。三四郎は念のため、じゃまじゃないかと尋ねてみた。ちっともじゃまにはならないそうである。女は言葉でじゃまを否定したばかりではない。顔ではむしろなぜそんなことを質問するかと驚いている。三四郎は店先のガスの光で、女の黒い目の中に、その驚きを認めたと思った。事実としては、ただ大きく黒く見えたばかりである

バイオリンを買いましたか

「どうして御存じ」

 三四郎は返答に窮した。女は頓着なく、すぐ、こう言った。

いくら兄さんにそう言っても、ただ買ってやる、買ってやると言うばかりで、ちっとも買ってくれなかったんですの」

 三四郎は腹の中で、野々宮よりも広田よりも、むしろ与次郎非難した。

 二人は追分の通りを細い路地に折れた。折れると中に家がたくさんある。暗い道を戸ごとの軒燈が照らしている。その軒燈の一つの前にとまった。野々宮はこの奥にいる。

 三四郎下宿とはほとんど一丁ほどの距離である。野々宮がここへ移ってから三四郎は二、三度訪問したことがある。野々宮の部屋は広い廊下を突き当って、二段ばかりまっすぐに上がると、左手に離れた二間である。南向きによその広い庭をほとんど椽の下に控えて、昼も夜も至極静かである。この離れ座敷に立てこもった野々宮さんを見た時、なるほど家を畳んで下宿をするのも悪い思いつきではなかったと、はじめて来た時から、感心したくらい、居心地のいい所である。その時野々宮さんは廊下下りて、下から自分の部屋の軒を見上げて、ちょっと見たまえ、藁葺だと言った。なるほど珍しく屋根に瓦を置いてなかった。

 きょうは夜だから屋根はむろん見えないが、部屋の中には電燈がついている。三四郎は電燈を見るやいなや藁葺を思い出した。そうしておかしくなった。

「妙なお客が落ち合ったな。入口で会ったのか」と野々宮さんが妹に聞いている。妹はしからざるむねを説明している。ついでに三四郎のようなシャツを買ったらよかろうと助言している。それから、このあいだのバイオリン和製で音が悪くっていけない。買うのをこれまで延期したのだから、もうすこし良いのと買いかえてくれと頼んでいる。せめて美禰子さんくらいのなら我慢すると言っている。そのほか似たりよったりの駄々をしきりにこねている。野々宮さんはべつだんこわい顔もせず、といって、優しい言葉もかけず、ただそうかそうかと聞いている。

 三四郎はこのあいだなんにも言わずにいた。よし子は愚な事ばかり述べる。かつ少しも遠慮をしない。それがばかとも思えなければ、わがままとも受け取れない。兄との応待をそばにいて聞いていると、広い日あたりのいい畑へ出たような心持ちがする。三四郎は来たるべきお談義の事をまるで忘れてしまった。その時突然驚かされた。

「ああ、わたし忘れていた。美禰子さんのお言伝があってよ」

「そうか」

「うれしいでしょう。うれしくなくって?」

 野々宮さんはかゆいような顔をした。そうして、三四郎の方を向いた。

ぼくの妹はばかですね」と言った。三四郎はしかたなしに、ただ笑っていた。

「ばかじゃないわ。ねえ、小川さん」

 三四郎はまた笑っていた。腹の中ではもう笑うのがいやになった。

「美禰子さんがね、兄さんに文芸協会演芸会に連れて行ってちょうだいって」

里見さんといっしょに行ったらよかろう」

「御用があるんですって」

「お前も行くのか」

「むろんだわ」

 野々宮さんは行くとも行かないとも答えなかった。また三四郎の方を向いて、今夜妹を呼んだのは、まじめの用があるんだのに、あんのん気ばかり言っていて困ると話した。聞いてみると、学者だけあって、存外淡泊である。よし子に縁談の口がある。国へそう言ってやったら、両親も異存はないと返事をしてきた。それについて本人の意見をよく確かめ必要が起こったのだと言う。三四郎はただ結構ですと答えて、なるべく早く自分のほうを片づけて帰ろうとした。そこで、

「母からあなたにごめんどうを願ったそうで」と切り出した。野々宮さんは、

「なに、大してめんどうでもありませんがね」とすぐに机の引出しから、預かったものを出して、三四郎に渡した。

「おっかさんが心配して、長い手紙を書いてよこしましたよ。三四郎は余儀ない事情で月々の学資を友だちに貸したと言うが、いくら友だちだって、そうむやみに金を借りるものじゃあるまいし、よし借りたって返すはずだろうって。いなかの者は正直だから、そう思うのもむりはない。それからね、三四郎が貸すにしても、あまり貸し方が大げさだ。親から月々学資を送ってもらう身分でいながら、一度に二十円の三十円のと、人に用立てるなんて、いかにも無分別とあるんですがね――なんだかぼくに責任があるように書いてあるから困る。……」

 野々宮さんは三四郎を見て、にやにや笑っている。三四郎はまじめに、「お気の毒です」と言ったばかりである。野々宮さんは、若い者を、極めつけるつもりで言ったんでないとみえて、少し調子を変えた。

「なに、心配することはありませんよ。なんでもない事なんだから。ただおっかさんは、いなかの相場で、金の価値をつけるから、三十円がたいへん重くなるんだね。なんでも三十円あると、四人の家族半年食っていけると書いてあったが、そんなものかな、君」と聞いた。よし子は大きな声を出して笑った。三四郎にもばかげているところがすこぶるおかしいんだが、母の言条が、まったく事実を離れた作り話でないのだから、そこに気がついた時には、なるほど軽率な事をして悪かったと少しく後悔した。

「そうすると、月に五円のわりだから、一人前一円二十五銭にあたる。それを三十日に割りつけると、四銭ばかりだが――いくらいなかでも少し安すぎるようだな」と野々宮さんが計算を立てた。

「何を食べたら、そのくらいで生きていられるでしょう」とよし子がまじめに聞きだした。三四郎も後悔する暇がなくなって、自分の知っているいなか生活ありさまをいろいろ話して聞かした。そのなかには宮籠りという慣例もあった。三四郎の家では、年に一度ずつ村全体へ十円寄付することになっている。その時には六十戸から一人ずつ出て、その六十人が、仕事を休んで、村のお宮へ寄って、朝から晩まで、酒を飲みつづけに飲んで、ごちそうを食いつづけに食うんだという。

「それで十円」とよし子が驚いていた。お談義はこれでどこかへいったらしい。それから少し雑談をして一段落ついた時に、野々宮さんがあらためて、こう言った。

「なにしろ、おっかさんのほうではね。ぼくが一応事情を調べて、不都合がないと認めたら、金を渡してくれろ。そうしてめんどうでもその事情を知らせてもらいたいというんだが、金は事情もなんにも聞かないうちに、もう渡してしまったしと、――どうするかね。君たしか佐々木に貸したんですね」

 三四郎は美禰子からもれて、よし子に伝わって、それが野々宮さんに知れているんだと判じた。しかしその金が巡り巡ってバイオリンに変形したものとは、兄妹とも気がつかないか一種妙な感じがした。ただ「そうです」と答えておいた。

佐々木馬券を買って、自分の金をなくしたんだってね」

「ええ」

 よし子はまた大きな声を出して笑った。

「じゃ、いいかげんにおっかさんの所へそう言ってあげよう。しかし今度から、そんな金はもう貸さないことにしたらいいでしょう」

 三四郎は貸さないことにするむねを答えて、挨拶をして、立ちかけると、よし子も、もう帰ろうと言い出した。

「さっきの話をしなくっちゃ」と兄が注意した。

「よくってよ」と妹が拒絶した。

「よくはないよ」

「よくってよ。知らないわ」

 兄は妹の顔を見て黙っている。妹は、またこう言った。

だってしかたがないじゃ、ありませんか。知りもしない人の所へ、行くか行かないかって、聞いたって。好きでもきらいでもないんだから、なんにも言いようはありゃしないわ。だから知らないわ」

 三四郎は知らないわの本意をようやく会得した。兄妹をそのままにして急いで表へ出た。

 人の通らない軒燈ばかり明らかな路地を抜けて表へ出ると、風が吹く。北へ向き直ると、まともに顔へ当る。時を切って、自分下宿の方から吹いてくる。その時三四郎は考えた。この風の中を、野々宮さんは、妹を送って里見まで連れていってやるだろう。

 下宿の二階へ上って、自分の部屋へはいって、すわってみると、やっぱり風の音がする。三四郎はこういう風の音を聞くたびに、運命という字を思い出す。ごうと鳴ってくるたびにすくみたくなる。自分ながらけっして強い男とは思っていない。考えると、上京以来自分運命はたいがい与次郎のためにこしらえられている。しかも多少の程度において、和気靄然たる翻弄を受けるようにこしらえられている。与次郎は愛すべき悪戯である。向後もこの愛すべき悪戯者のために、自分運命を握られていそうに思う。風がしきりに吹く。たしか与次郎以上の風である

 三四郎は母から来た三十円を枕元へ置いて寝た。この三十円も運命翻弄が生んだものである。この三十円がこれからさきどんな働きをするか、まるでわからない。自分はこれを美禰子に返しに行く。美禰子がこれを受け取る時に、また一煽り来るにきまっている。三四郎はなるべく大きく来ればいいと思った。

2024-09-16

今の仕事の状況を考えて、自分の答えを出しておく

自社の既存チームからパイを奪うのは言語道断、他社経由にすれば無駄に自社の利益を削るだけ

そもそも大手ベンダー配下の開発チームから既存チームに引き継いだはずの領域なので、奪うというか取り返す という営業指針は顧客からしてもあり得ない

既存チームの領域担当する名目人員を配置したいなら、奪うではなく既存チーム担当多忙のため補佐する という口上であるべきだ

その上で引き継ぎ期間として今期末までだったものを延期する、といった形以上にはなり得ない

顧客大手ベンダーには、きめ細やかな運用を高い金かけて依頼するよりは多少費用がかかってもスムーズ新規開発 の能力を求めている ように思う

なので次期予算確保のためには、新規システム要望を掘り起こすのが一番たしかな道だとは思う

思うが、、そこの需要を探るのはもはやこちらの権限はるかに越えている

どうするかな…

雰囲気イマイチだし、もう解散でもいい気はしてる

自分自身の話に止めるなら、異動はしたくないし継続したい顧客ではあるが…

別にどこにアサイン可能かを考えると、もう既存チームフォローで参画してるメンバーは確保できる前提

一人既存チーム側で離任が見込まれメンバーがおり、この後続のジョブ担当に一人入れる

レポート担当既存運用としてまあ確保できる想定

あと1名、新規レポート相談係に新規で一名アサインできると良い

今、マネジメント担当で参画してる人員プロジェクト縮小により不要あるいは0.1〜0.3参画等に費用を落とす

この中で一番難しいのが新規領域の確保だろう

これまでも業務運用部署からの依頼は潰さないよう対応してきたけれど、積極的な働きかけとまではいかない

積極的営業相手場合によっては逆効果場合も多く、自社と元請けベンダー方針で明示されない限りやらないのが賢明

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