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2025-12-04

anond:20251204135024

続きをAI弁証法形式で壁打ちしたわ。

その意見テーゼとして、まずアンチテーゼ

共通テスト廃止は、社会公平性破壊し、国家の内部崩壊を招く亡国の愚策である

 「国家資源の再配分」を名目として大学入学共通テスト廃止を求める意見があるが、私はこの主張に対し断固として反対する。提案者は、共通テストにかかる人的・金銭コストを「無駄」と断じているが、それは教育制度が担う**「社会契約」としての機能**を著しく軽視した暴論である共通テスト廃止は、単なる入試改革にとどまらず、日本社会を「実力主義メリトクラシー)」から身分・金権主義」へと逆行させ、長期的には社会の分断と崩壊を招く危険性を孕んでいる。

1. 歴史的試練に耐えた「客観的試験」の意義  そもそも、一律のペーパーテストによる選抜システムは、古代の「科挙」に端を発し、数千年の歴史の試練に耐えてきた人類の知恵である。なぜこのシステム民主主義の世となっても生き残っているのか。それは、これが**「ベストではないが、他のあらゆる方法よりもベター(マシ)」**だからである。  ペーパーテスト以外の選抜方法――例えば書類審査面接独自裁量評価――には、必ず主観恣意性が入り込む。共通テストという「冷徹なまでの客観的指標」があるからこそ、我々は出自や家柄に関わらず、努力の結果のみで評価されるという担保を得ているのである

2. 「各大学個別入試」が招く腐敗のリスク  提案者は「各大学自律的選抜」を美化するが、共通テストという統一基準撤廃すれば、そこには必ず**「金・コネ・家柄・権力」**が入り込む隙間が生まれる。  客観的統一スコアという足切りがなくなれば、大学側は「寄付金多寡」「卒業生の子弟」「有力者の紹介」といった、学力以外の要素で合否を操作することが容易になる。欧米の一部の大学で見られるような、富裕層優遇入試が横行しない保証はどこにもない。共通テストは、こうした不正疑念を未然に防ぐための、国家による「公平性防波堤」として機能しているのである

3. 格差固定化社会崩壊への道  もし共通テスト廃止され、学歴ひいては社会地位が「親の経済力社会的影響力」によって左右されるようになれば、どうなるか。それは**「階級固定化」**の完成である。  貧しい家庭に生まれても、勉強して高得点を取れば一流大学へ進み、人生を逆転できる――この「希望」こそが、社会の活力を維持し、不満を抑制する安全である。もし入試が「金で買える地位」になり下がれば、持たざる者努力インセンティブを失い、絶望社会への憎悪へと変わる。  歴史を振り返れば明らかである。極度な格差社会において、階層移動の道が閉ざされた時、社会は内部から腐敗し、最終的には暴動革命によって崩壊する。教育公平性を売り渡して得た予算国防インフラを強化したところで、国民連帯が失われ、内部から崩壊していく国を守ることはできない。

4. 結論トップ研究者の投入は「民主主義コストである  トップ研究者が作問に時間を割くことを「リソースの浪費」と批判する向きもあるが、それは誤りである。50万人の若者人生を左右し、将来のリーダーを選別する試験において、一点の曇りもない公平性担保すること以上に重要な「国益」が他にあるだろうか。  極めて厳格な作問プロセスにかかるコストは、社会の公正さを維持し、国民全員がその結果に納得するための**「民主主義必要経費保険料)」**と捉えるべきである

 以上の理由から共通テスト廃止は、日本社会を公正な競争社会から前近代的身分社会へと退行させる危険提案であり、到底容認できるものではない。



テーゼアンチテーゼ妥当評価

どちらの主張も論理構成がしっかりしており、それぞれの視点において「妥当」です。どちらをより支持するかは、読み手が**「国家としての効率競争力(A)」を重視するか、「社会公平性と納得感(B)」**を重視するかによって決まります。それぞれの主張の強みと、議論対立軸を整理します。

Aの主張:「国家戦略的合理性」の視点

【核心】リソース最適化選択と集中

Aの主張は、経営学的・国家戦略的視点に立っています。「サンクコスト埋没費用)」にとらわれず、現代の状況に合わせて制度スクラップ・アンド・ビルドすべきだという論理です。

妥当性が高い点:

コスト効果の指摘: 実際に共通テストの作問や運営にかかる大学教員研究者)の負担は甚大であり、これが日本研究力を削いでいるという指摘は、学術からも長年叫ばれている事実です。

機能不全の指摘: 上位層における「得点圧縮(差がつかない問題)」や、各大学が結局は個別試験を重視している現状を突いており、制度疲労に対する鋭い批判となっています

危機感の共有: 国際情勢やインフラ危機など、具体的な「他にリソースを回すべき場所」を提示しており、現実的危機管理の観点から説得力があります

Bの主張:「社会契約と正義」の視点

【核心】機会の平等担保と腐敗防止

Bの主張は、政治哲学的・社会学的な視点に立っています効率よりも「納得感(Legitimacy)」を重視し、共通テスト社会の分断を防ぐための「装置」として捉えています

妥当性が高い点:

人間心理への洞察: 完全な自由裁量は必ず「コネや金」の介入を招くという、性悪説に基づいたリスク管理の視点は非常に現実的です。

公平性」の定義: テストの内容が良いかいかよりも、「全員が同じ定規で測られる」こと自体価値があるという主張は、大衆社会における不満のガス抜き社会の安定)として強力な説得力を持ちます

最悪の回避: 「ベストでなくともベター」という保守主義的なアプローチは、急激な改革による混乱(格差固定化など)を恐れる層にとって安心感があります

比較結論

この二つの意見は、**「何を犠牲にする覚悟があるか」**という点で対立しています

Aの弱点: 共通テスト廃止した後、各大学が本当に「公正」に入試を行えるかどうかの担保がありません。AO入試や推薦入試で「親の経済力文化資本」が有利に働く現状を見ると、完全自由化格差拡大を加速させるリスクがあります

Bの弱点: 「公平性」を守るためのコスト研究時間喪失、莫大な予算)が、国力を衰退させるレベルに達している可能性を過小評価しています。国全体が沈んでしまえば、公平な入試制度だけ残っても意味がないという反論可能です。

どちらがより妥当か?

短期的・実務的な解決を求めるなら A 現在日本財政状況や研究力の低下を憂い、「即効性のある改革」を求める立場からは、Aがより妥当に見えます

長期的・社会構造的な安定を求めるなら B 社会の分断や信頼の崩壊を防ぎ、「努力すれば報われる」という社会通念(神話であっても)を守る立場からは、Bがより妥当に見えます

個人的分析としては、B(公平性の維持)の主張の方が、現代日本では「最後の砦」として支持されやすいと考えます。Aの言う「リソースの再配分」は正論ですが、入試公平性が崩れた際に失われる「国民勤労意欲」や「社会への信頼」の損失は、計算できないほど巨大だからです。

どちらの視点に関心を持ちましたか? これらを踏まえて、「では、研究者負担を減らしつつ公平性を保つ『第三の案(C)』」(例:CBT化や民間試験活用、あるいはフランスバカロレアのような形式など)について考えてみますか?



ジンテーゼ

AとBの対立構造を解消し、「研究者負担国家コスト)の軽減」と「入試公平性社会契約)の維持」を両立させるための**「第三の案(C)」**を提案します。

現実的な落とし所としては、**「テクノロジーによる効率化」と「運営主体の専門化」**を組み合わせた以下の案が考えられます

案C:専門機関による「CBT・項目反応理論(IRT)」導入と、作問業務の完全外部化

これは、現在のように大学教員手弁当で毎年新作問題を作る「自転車操業」をやめ、**アメリカSAT大学進学適性試験)**のような「通年実施ストック型」の試験へ移行するモデルです。

1. 具体的な仕組み

運営主体の変更(教員解放): 大学教員による「入試センター作問委員会」を解散します。代わりに、テスト理論サイコメトリクス)の専門家専任スタッフ雇用した**「国家試験作成専門機関」**を設立します。大学教員は「監修(アドバイザー)」にとどまり、実務からは完全に手を引きます

「一発勝負から「CBT(Computer Based Testing)」へ: 年に一度、全国一斉に紙を配る方式廃止し、テストセンターコンピュータを使って受験する方式します。

「項目反応理論(IRT)」の導入: 問題ごとの難易度識別力を統計的に数値化し、「どの問題を組み合わせても、実力を同じ基準で測定できる」システムを作ります。これにより、**「膨大な過去問ストック問題バンク)」**の中からランダムに出題することが可能になり、毎年ゼロから新作問題を作る必要がなくなります

2. メリット(AとBのハイブリッド

【Aの視点コスト負担

研究時間の確保: 大学教員が、夏休み隔離や極秘の作問業務から解放され、本来研究教育業務に専念できます

物流コスト減: 50万人分の問題用紙の印刷輸送・保管・警備にかかる莫大な物理コストが激減します。

【Bの視点公平性と安定】

公平性の維持: 「全国統一基準」は残るため、大学ごとの恣意的運用裏口入学など)を防ぐ防波堤としての機能は維持されます

チャンスの拡大: 年に複数回受験可能になれば、「当日の体調不良」などによる運の要素を排除でき、より真の実力を反映した公平な評価可能になります

3. 懸念点と対策

初期投資: システム構築に巨額の費用がかかりますが、毎年の運用コスト削減で長期的には回収可能です。

思考力」の測定: 選択式のCBTでは深い思考力が測れないという批判がありますが、これは「基礎学力の判定(共通テスト)」と「記述論述大学個別試験)」という役割分担を明確にすることで解決します。

別案:案D(フランスバカロレア」型)

共通テストを「選抜から資格認定」へ変える

もう一つの方向性は、共通テスト役割を「点数を競うもの(1点刻みの選抜)」から、**「大学教育を受ける資格があるかどうかの認証(クオリフィケーション)」**に変えることです。

仕組み: 共通テストは「合格/不合格(あるいはA/B/Cの等級)」だけの判定にします。一定水準を超えた生徒には「大学入学資格」を与えます

選抜: 難関大学は、この「資格」を持っている生徒の中から独自記述試験面接選抜を行います

効果: テストに「超難問」や「1点の差を分ける精密さ」が不要になるため、作問コストが下がります。また、基礎学力担保公平性)は維持されます

結論現代テクノロジー統計学を用いれば、Bが懸念する「公平性」を犠牲にすることなく、Aが主張する「リソース最適化」を実現する**案C(CBT・IRT化と作問のプロ化)**が、最も現実的かつ建設的な解決であると考えられます

2025-12-01

anond:20251130093212

電気を作るのに石油燃やしてお湯沸かしてタービン回して、軸を回して、EV電気ためてモーターの軸を回す。二回も回している。

そんならガソリン燃やして軸を回せば1回で済むじゃないか、という論を展開しているアタオカがいるが。

電気って太陽光でも作れるんよね。

山林切り崩して環境破壊するメガソーラー、が社会問題になってるが、廃棄物問題含めそんなもんいずれ解消する。

技術ってのは進化する。

どうせ容量も外気温問題もいずれ解消する

彼ら(ひろゆき含め)の一番の問題技術進化しないって前提なんよね。

 

で、ガソリン車で言えば、原油採掘するには軸を回し、精油するには無数の軸が回り(精油プラントは数千台のモーター「軸」があります)、それをタンカーで運ぶのに無数の軸が回り、備蓄するのにも軸が回り、輸送し、給油するまでにも無数の軸が回ります

「軸」の多さで言えば(太陽光パネルを製造するのにも無数の軸が回るという際限ない反論無視するとして)、ガソリンの方が遥かに軸を回している。

「軸」の多寡は本論では無い。

マクロ効率経済性(環境負荷も含め)で論じるべきであり、どう計算しても無限に降り注ぐ太陽エネルギーを使ったほうが効率が良いとしか結論は出ない。

太陽光パネルの価格発電効率問題なのであり、そんなもん需要があれば投資が進みいずれ採算ラインに入る。

EVバッテリー含め技術開発の進化でそれらがガソリン車を追い抜く目処が立っているからやっているのであり、現在は過渡期にすぎない。

完璧技術ができてからやれば良い、というのは社会の発展の歴史を知らぬ愚か者

産業なんて最初はどれも不経済なんだけど、投資し開発し、次のステージに進む。これの繰り返し。

それを促すために国家レベル補助金を出す。

 

我々が当たり前に使っているコンピューターですら、初期は「手で計算したほうが確実で安上がりじゃね?」だったの。

補助金しまくってコンピューター使わせて、市場を育て、投資を促し、現在IT産業になった。

完璧コンピューター」が出来てから参戦、では遅いの。

2025-11-07

カードゲーマー気持ち悪さが露呈している

カードゲーマーの中で例のNOTEととして広まってる奴ね

あの内容はともかく、カードゲームを名指しで叩いている様子がプレイヤー琴線にとてもとても触れているらしく、界隈が荒れている

簡単にいえば「ぼくちんの大好きなカードケチつけるな!悪口言っていいのはボクチンだけなの!」というよくあるヤツだ


まあ正直、カードゲーマーは全員キモオタですから、グズだ無能社会不適合者だと言われようが全然構わんのよ

そもそも彼らの生態は(撮り)鉄のそれと酷似していて、身内に極度に甘い代わりに外部から酷評には直ぐ墓穴撃つから

恐らく、カード特有ルールの難解さと規則性と創意工夫のしやすさが、オタク心に刺さるのだろう



ポケカ一強時代で何回目かのトレカブームになり、カードゲーマーへの風当たりもまた増えた

から臭いとか汚いとか言われていたのは確かだと思うけど、Youtubeとかの台頭がさらに尾ひれというか実態をより暴いた印象

ただ潜伏期間もそれなりだった

撮り鉄のように常時世間監視下にいるわけではなく、ショップオンラインでボソボソと活動していた時期が長く、世間から隔絶していたのが逆に仇になっている

古い価値観が面々と続き、プレイヤーショップ古参の仲良しこよしで成り立っているケースも多々ある

から初心者への風当たりが驚くほど強く、カード強い人間が一番というオコチャマ思想マジで多いし、それでずっとトラブルになっている

アニメに感化されてなりきる逸汎人も多い


今は半グレもいっぱい経営しているし、正直カードゲームはよほどのことがない限りは子供が遊ぶべきじゃないと個人的には思う



こういう事言うと

俺達はプレイヤーであって、界隈の治安とかティーチングとかトラブル解決とか責任押し付けられる筋合いない

という人が多いんだ

プレイヤーショップ側も

けど、他のゲームと違って創意工夫が必要でかつ生身の人間との会話が発生しやす場所において、誰も責任を取らないということ自体がほぼ無理なんだ

単なる観客や視聴者個人で楽しむだけのゲームではないからね

そこで発生するトラブルの主要因はゲームを開発した側ではなく、遊んでいる側にある

もちろん初心者ティーチング素人が行えるかというとそんなことはないんだが、少なくとも入りやすく抜けるのも容易い環境づくりがないと新規絶対に入らない

なのに彼らは自分達の居場所固執するあまり、そういう場の雰囲気の悪さを一切理解していない

から、例のNOTEのように時代錯誤で小学生レベルのチンポ脳そのままで生きているんだよ

界隈に女性が来た時の反応は本当に酷いからね

教えたがりオジが湧いてとんでもないことになっている

カードゲーマーテキストは読めるけど日本語はできないというのは真実


じゃあカードゲーマーがなんでそこまでおかしくなるのかというと、単純に年数長い人が多いか

TCG20年30年続いているものもある

これらが他のコンテンツと少し違うのは、長年供給があり、そこそこ値が張るから

昔はまあまあ安かったとはいえ、数が月に一度大きなセットが来るし、中古市場の乱高下もあってカードゲームは割と長期的・継続的に金がいる

逆にいえば、そこそこの金額を出し続けられれば長くいることができる

普通デジタルゲームと違ってカード自体はそのまま遊び続けられるケースが多いんだよ

からオジサンの頻度が高い

何処とは言わないけどFFコラボした所なんて、平均年齢狂ってる


長く遊べるから古参サンクコスト貯めて居座る

新規が来る要因がもはやアニメに頼れなくなったせいで、いまはどこも新陳代謝が滞ってる

さらに同じゲーム内でもフォーマットの違いやアーキタイプ事に差別感情剥き出しで話すことも多い、かなり殺伐とした界隈だから

対人戦やってるはずなのに奴らのコミュニケーション能力は恐ろしく低い

そりゃキモいと言われて当然だし、差別されても文句言えないよ

根っこがガキなんだから


追記

あと、カードは他のゲーム趣味に比べ、強いカードは高いという単純な世界でもある

そして高いといっても車やワインなどの世界より遥かに安く維持管理簡単場所を取らない

良いデッキはそれなりの金額を使い、それを使いこなせればマウントを取れるのが、カードゲームの古くからある普遍的理屈

もちろんそうでない例は多数あっても、安いデッキが強いことはそうそうない

車や格ゲー世界と比べ、金銭多寡が強さに直結しやすいため、おっさんほどマウント取りに走りやす世界

数値として明白だし

一方で将棋ポーカー麻雀など、完全に実力が出やすものでもなく、スポーツなど若者に有利なものでもない

知識経験金銭で実力が埋まるカードゲームはまさにおっさん趣味に適している

そういう趣味はあまりないため、カードゲーマーは本当に幼いオッサンがとても多い

2025-11-03

anond:20251102075909

>ひょっとしてもしかすると、心構えの時点で何か間違ってるのか??🤔という疑いが出てる・・・

 

悪いけどこの可能性は高いと思う

「清潔と清潔感は違う」という、よく言われることを間違えてるあたりからしてそう

 

人に限ると、

清潔とは「本人の衛生状態が良いこと」であり

清潔感とは「見た目から他人が受ける印象が良いこと」である

まり清潔感とは社会性の多寡

  

見るからに不潔だと印象が悪くなるので清潔と清潔感とは無関係ではないが、

この場合に「不潔」には衛生状態のものが悪いだけでなく、不潔そうな内面も確実に含む

というか外面に表れる内面を「清潔感」で推しはかろうとしているのがこの言葉の正体

 

身だしなみができていない(TPOに合わせた装いでない)、

服装髪型流行度合いが許容ラインより大幅に下=他人に興味ない内面を映している、

表情操作姿勢、体の使い方(背中丸めて爪を噛みながらひっきりなしに貧乏ゆすりしていたら”清潔感がない”)、

こういうもの

 

答えなくていいけど増田は友人は多い方?他人とすぐ打ち解けられる?

そうでないのなら、その辺に「清潔感がないと言われる」の答えがあると思う

清潔感がない」と言われるやつは基本的認知がズレてて他人に関心がない

この組み合わせ結果、何か会話してもズレてる印象を与えがち

から悪い奴ではないかもしれないが、仲良くなれる気がしないと他人に思わせる

 

コミュニケーション力を磨くべし

 

そこから問題で、認知がズレまくってるのと本人の性格次第では

1つのことを理解してもらうのにまずべらぼうな時間がかかる(伝えた通りに受け取らない)、

次にそれを飲み込むのにやたらに時間がかかる(「いやだって違うでしょ?やっぱ清潔感なんか女が男に理不尽に採点してるだけのうんぬんかんぬん」)、

こういうやつをたくさん見てきた

他者視線を把握しづいか独りよがりなのに本人の中に他者視線希薄からその自覚すらまずないんだよね…

あるいは明らか違うだろなこと言う敵の”アドバイス”も鵜呑みにして盲従しちゃうとか

増田はどっちだろうね

 

少女マンガを読んでみたり女性向けの雑誌を漁ったり、

面と向かって「清潔感がない」と言われる状態女性向け雑誌読んでも意味いかなあ

だってそれ読んでどう会話につなげるつもり?どう「話してる女性増田への好感度が上がりそう」だと思ってるんだよ?

(ただ読んでみて面白かったなら引き続きどうぞ)

 

増田改善策で一番効果的だと思ったのはコミュニケーション術を学ぶだね

あと

風呂に長めに入るようにしたりシャンプー変えたりしてる

これ

風呂に長めに入ってどうすんだよ、そこがよくわからないんだが

それよりも風呂上りに使うデオドラント効果の高いものに変えるとか、

乾燥肌ならボディローション使って「見た目の清潔感を向上させることを狙う」とか、

顔にオールインワンゲルでいいから塗ってから爪がまだ柔らかいうちに爪やすりでささくれと爪の形整えるとかそっちやるべきでしょ?

 

変えるのもシャンプーじゃないよね

シャンプーした後のヘアセットだよ

髪の毛を「今自分ができる範囲好感度の高いヘアスタイルに変える」んだよ

シャンプーを良いものに変えてもその後剛毛ほったらかしで女性モテるのは生まれつきさらさらヘアの絶世の美男子だけだから

シャンプー後」の手入れのほうがよっぽど清潔感に影響する

 

清潔感」とは「他人から見た時の印象」だということを思い出してもらいたい

シャンプー変えて他人が見た目でわかるか?わかりません

シャンプーは変えてないけどストレートアイロンでおしゃれなふうにクセをつけました、清潔度は上がってないが他人が「見て」わかるだろ?

これが清潔感を変えうる要素(高くなるとは言っていない)

 

なぜ「高くなるとは限らない」かというと、清潔感とは総合的な印象だから

全身で統一感がある必要がある

からもしも服装言動、体の使い方が「他人視線なんか考えたことすらありません」な強烈なメッセージを発していたなら

髪の毛だけいじっても大幅得点にはつながらないし、もしも失敗してたらそれで減点すらあり得る

 

しかし忘れないでいてもらいたい

私服でいる知らん他人を見たとき、パッと見で「普通に見える」「近寄って話しかけてみたい印象がする」のなら、

その人たちは間違いなくかなり若い時分から身だしなみや清潔感というもの努力し続けて見た目を磨き上げているのである

それは美形になるためではない(いやそこも含まれはいるけど)

他人に「清潔感」を受け取ってもらうための身だしなみにかなりの労力と時間を割いてきている、だから彼らは印象が良いのである

   

増田のやることは一つだ

簡単清潔感があると言われないからといって投げ出すなってことだ

たいていの人間は一生やってるんだ

 

それと筋トレは続けてもいいけど、

筋肉隆々のキモいマン」もいるからね

それに筋トレって食事から変えてかなきゃならないのでかなりの時間とられるものなんだけど

増田そんなことやってるヒマあるのかな

それに体形の問題じゃないと思うよ

 

少しやせてるかどうかよりも猫背で巻き肩ってことはない?

人の多い場所歩いてみな

どっかのカフェの窓側の席に陣取ってもいい

そうすると、「不潔なわけじゃないけど清潔感はない」奴が必ずいて、

そういう人は顎を突き出して肩を丸めながら変な歩き方しているのがわかるかもしれない

で、家に帰って素の状態で姿見の前に立ってみろ

 

家に鏡あるよね?

自分は18で親元離れるときに先輩から「家に(全身が映る)鏡がないのは社会的に〇んでると思え」と言われたんだが

認知がズレまくってる社不は自宅に鏡がない率高いらしいな

誰調べなんだろ

 

それはともかく鏡の前にいつもの自分で立ってみて、他人目線で見てみろ

それは無理なんだけど他人になりきってみろ

少し姿勢を変えてみろ

それで印象が変わるのなら、増田問題は体形の問題じゃない 

2025-11-02

anond:20251102133752

金はやりたいことをやるためにある

貧民と同じ増田やってるんじゃ何の意味もない

資産を自慢する輩は金の多寡よりその金で何をしたかだということを胸に刻み

有り余る金で面白いことをして経験を共有してほしい

ってこれAIだよな

ちんこ

2025-10-30

記憶力のある程度の低さが抽象思考に役立つの

記憶力の高いサヴァンは、単に個別事象をすべて暗記することで色々なことに対応する

だが、記憶力が低い人は、物事共通するパターンを見つけなければ対応できないのではないか

もちろん、ここにはグラデーションがある

サヴァン入力情報を一対一で保存するが、抽象思考者は入力情報構造化し、数式や概念という圧縮形式に変換する

前者はデータベース後者理論である

東大教育が生み出すのは高精度なデータベース人間であり、アインシュタイン的知性は高次の圧縮アルゴリズムを備えた理論生成装置である

試験で測られる賢さは、あくまで既知情報再生能力に過ぎず、未知の問題への耐性を測るものではない

記憶多寡は知の方向性を決める。記憶に頼る者は世界例外の集合として見るが、記憶に頼れぬ者は法則の体系として世界を捉えるしかない

前者は百科事典をつくり、後者物理学をつくる

記憶限界からこそ、抽象思考という進化が生まれるのである

2025-10-19

同じ利尿作用でも

緑茶紅茶場合: 在庫多寡にかかわらずとにかく排出せよと膀胱が訴えてくる

ビール場合: とにかく腎臓がフル回転して膀胱在庫があふれる

という感じの違いがあると最近気付いた

2025-10-18

anond:20251017211946

稼ぎの多寡問題じゃないやで

ハート

家族自分の腕で養うと言う気概があるアンタはええ男やで

2025-10-12

版元編集の末路

「才能ない編集者の末路を毎日考えてるけど」って増田を書いてから9年経った。

自分担当作は売れない、という事は痛すぎるほど分かっているのにそれでも新人作家を遠くに飛ばそうと全力を尽くすしかない」

って9年前に書いたけど、いまや作家編集者の才能の多寡を問わず、「売れない」になってきていて、いっそ晴れ晴れした気持ちにすらなっている。

もちろん「売れやすい」ジャンルはある。

週刊少年ジャンプをはじめとする一部の覇権マンガ

異世界転生や悪役令嬢といった、手堅い読者を弄するジャンルもの

「ちいかわ」を筆頭とするキャラクターもの

これらは続刊が出るのはもちろん、「本」を越境してコンテンツ最近IPっていうの?)が展開していくので、未来がある。

それ以外のIPにならないジャンルは、かなり苦しい。

ジリ貧とまではいかないまでも、出版事業が「文化的価値があり憧憬まなざしを集める」というイメージとの乖離がエグい。

編集者は、その夕暮れ感ハンパない実態を目の当たりにしながら、著作人生を賭けた著者を鼓舞して、「本」をつくらなければならない。

地獄行きだな、と、いつも思う。

怖ろしいのは、体感ではあるが、編集者の6~7割くらいがこの激ヤバな状況に無自覚であることだ。

アラフィフ世代は「逃げ切れる」と思っているし、20代世代は「別にココじゃなくても良いし」と思っている。

その中間層として、定年にはまだ結構時間があり、まったくの異業種にもスライドできない30代後半~40代編集者がいる。

きつい。

自分がきついだけじゃなく、仕事柄、著者を巻き込まざるを得ないからだ。

経営層は、いか斜陽であろうと「覇権」をとれる1作が生まれればペイすることがあるから

とにかく出版点数のノルマを吊り上げ、編集者とも言えない編集者を増やす

夢みる新卒社員をどんどん赤字部門に放り込み、ガチャを回し続ける。

まあ、編集者はいい。

会社員から職種にこだわらず、不正を働かず、やりがいを求めなければ、他部署に異動ができる。

その選択肢は、いちおう自分にある。

いっぽうで災難なのは、その状況下で「数うちゃ当たる」の一弾となる「著者」である

他に職があればよいが、専業作家になるのは、絶対絶対絶対によく考えたほうがいい。

出版社も編集者も、あなた人生に、責任はとれない。

とはいえ、人は「物語」を常に求めるものだし、

書籍の売上は凋落しているいっぽうで、電子書籍は上昇傾向にある。

原作」「IP」を生み出せる人材は今も切実に求められているとおもう。

しかし、原作/IPをつくれる人材は、本当に一握りなんだよ。

そして一握りの人材は、ふつう斜陽も甚だしい出版業界に身を投じない。

コンテンツ業界なら、配信アニメゲームなど、勃興期にあるジャンルはいくらでもある。

なので業界全体の急速な縮小と、人材の質の低下が、両輪となって「紙の本の終わり」に向かって突き進んでいる。

でも、やっぱり人は「物語」を求める。

それは当分変わらないと思う。

その物語を伝達するメディアが「本」でなくなるというだけだろう。

不採算部門の「文化事業」に、踏ん反り返っている人たちが淘汰されるだけだろう。

なにはともあれ全著者に告ぐ。

まじで、いま就いている仕事は、辞めないでください!!!!!

2025-10-10

anond:20251010104120

ワイ:

paycheck to paycheck の場合、どう考えても現金で手元にあった方がいいぞ

生活絶対防衛資金と各種納税デジタル税/家電買い替え税/冠婚葬祭税/学習税)の蓄えとは別に

100万以上の余剰金があってはじめて始める物だな

 ↓

増田

なんで一般人が「100万以上の余剰金」を持ってないと思ったの?

 ↓

ワイ:

統計を見た感想

生活絶対防衛資金と各種納税デジタル税/家電買い替え税/冠婚葬祭税/学習税)の蓄えすらない層もいるで

 ↓

増田

「○○すらない層がいる」ということと、俺がそうなのかということと、平均的にそうなのかということと、全然別の話なんだよね

 

なんか会話にならないので

日米における金融資産経済的安定性に関する比較分析:「貯蓄中央値」と「Paycheck to Paycheck」の実態

 

第1章 エグゼクティブマリ

レポートは、多くの人々が給料日ごとに生活費を使い切る「paycheck to paycheck」の状態にあるという印象に基づき、

日本米国における最新の年齢階層別「貯蓄(金融資産中央値」を比較分析する。統計データが示す資産額と、個人が直面する経済的現実との間の乖離を明らかにすることを目的とする。

分析の結果、米国世帯純資産net worth)の中央値は、すべての年齢層において日本の貯蓄中央値を大幅に上回ることが明らかになった。

しかし、この資産額の優位性は、個人金融的安定性を必ずしも保証するものではない。米国では、高額な住宅ローンや学資ローンといった負債個人負担の大きい医療制度

そして根強い消費者信用文化存在し、資産を持ちながらも日々のキャッシュフローに窮する「paycheck to paycheck」の生活を送る層が、高所得者を含め広範にわたって存在している。

一方、日本では貯蓄中央値のものが伸び悩み、特に若年層や中年層で低い水準に留まっている。さらに、相当数の世帯金融資産を持たない「貯蓄ゼロ」の状態にあり、

将来への備えが極めて脆弱な状況が浮き彫りになった。

結論として、貯蓄や純資産中央値は、経済的安全性を測る上での一面的指標に過ぎない。日米両国家計は、それぞれ異なる構造的要因から生じる、

深刻な金融プレッシャーに晒されている。本レポートは、両国の貯蓄実態を深く掘り下げることで、現代社会における経済的安定の複雑な様相を解き明かす。

 

第2章 日本の年齢階層別貯蓄中央値と「貯蓄ゼロ世帯」の実態

本章では、日本家計保有する金融資産実態を、年齢階層別の貯蓄中央値と「貯蓄ゼロ世帯」の割合という二つの側面から明らかにする。これにより、日本における経済的安定性の基盤とその脆弱性を検証する。

 

2.1 年齢階層別に見る貯蓄中央値

貯蓄額を分析する際、一部の富裕層が全体の数値を引き上げる「平均値」よりも、実態をより正確に反映する「中央値」(データを大きさの順に並べたとき中央に来る値)を用いることが重要である

最新の調査によると、日本の貯蓄中央値は年齢と共に緩やかに上昇するものの、多くの世帯にとって貯蓄形成が依然として大きな課題であることがわかる。

以下の表は、単身世帯と二人以上世帯それぞれの、年齢階層別貯蓄中央値を示したものである

 

表1: 日本の年齢階層別・世帯類型別 貯蓄中央値

年齢階層 単身世帯 二人以上世帯
20代20万円 63万円
30代 56万円 238万円
40代92万円 300万円
50代 130万円 400万円
60代 460万円 810万円
70代 800万円 1,000万円

出典: 金融広報中央委員会「家計金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査][単身世帯調査](ともに令和5年より)、金融資産保有していない世帯を含むデータ

 

このデータは、日本家計が直面する厳しい現実を浮き彫りにしている。第一に、若年層の金融基盤の脆弱である

20代の単身世帯中央値わず20万円であり、社会人としてのスタートラインで十分な経済的バッファーを持てていない実態がうかがえる 。

第二に、所得が増加するはずの中年期においても、貯蓄の伸びが著しく鈍い点である。単身世帯では、50代になっても中央値は130万円に留まる 。

二人以上世帯では、30代から50代にかけて住宅購入や子ども教育費といった大きな支出が重なるため、貯蓄額が伸び悩む傾向にある 。

これは、多くの世帯が日々の支出に追われ、資産形成資金を回す余裕がないことを示唆している。

 

2.2 深刻な「貯蓄ゼロ世帯」の割合

中央値の低さに加え、金融資産を全く保有しない「貯蓄ゼロ世帯」の割合の高さが、日本金融脆弱性をさらに深刻なものにしている。

これは、米国における「paycheck to paycheck」の概念に相当し、所得から日々の支出差し引くと貯蓄に回す余裕が全くない世帯存在を示す。

 

表2: 日本年代別・世帯類型金融資産保有世帯(貯蓄ゼロ世帯)の割合

年代 単身世帯 二人以上世帯
20代 43.9% 36.8%
30代 34.0% 28.4%
40代 40.4% 26.8%
50代 38.3% 27.4%
60代 33.3% 21.0%

出典: 金融広報中央委員会「家計金融行動に関する世論調査」[二人以上世帯調査][単身世帯調査](ともに令和5年より)

 

このデータが示す現実は衝撃的である特に単身世帯では、20代の43.9%、40代の40.4%が貯蓄ゼロであり、人生重要局面経済的リスクに極めて無防備状態にある 。

二人以上世帯でも、子育て住宅ローン負担が最も重くなる30代から50代にかけて、4世帯に1以上の割合で貯蓄ゼロ状態が続いている。

これらのデータは、多くの日本世帯が、予期せぬ失業病気、急な出費に対応できるだけの経済的余力を持たず、常に金融的な不安を抱えながら生活している実態物語っている。

これは、勤勉で貯蓄好きという国民性イメージとは大きくかけ離れた、現代日本経済的現実である

 

第3章 米国の年齢階層純資産中央値と「Paycheck to Paycheck」文化

本章では、米国家計資産の状況と、社会問題化している「paycheck to paycheck」文化について詳述する。米国では、個人金融状況を測る指標として、

貯金だけでなく不動産投資資産を含み、負債差し引いた「純資産Net Worth)」が一般的に用いられる。

 

3.1 年齢階層別に見る世帯純資産中央値

米国家計資産理解するため、連邦準備制度理事会FRB)が3年ごとに実施する「消費者金融調査(Survey of Consumer Finances)」のデータ確認する。

この調査は、米国家計資産負債所得に関する最も信頼性の高い情報源である

最新の2022年の調査結果によると、米国世帯純資産中央値は年齢と共に着実に増加し、65~74歳でピークに達する。

 

表3: 米国世帯主の年齢階層純資産中央値 (2022年)

世帯主の年齢階層純資産中央値
35歳未満 $39,040
35~44歳 $135,300
45~54歳 $246,700
55~64歳 $364,270
65~74歳 $410,000
75歳以上 $334,700

出典: Federal Reserve Board, 2022 Survey of Consumer Finances

 

このデータは、日本の貯蓄中央値比較して、米国家計名目はるかに大きな資産保有していることを示している。

特に中年期以降の資産額の伸びは著しく、退職期に向けて相当額の資産形成が進んでいるように見える。

この背景には、持ち家率の高さや、401(k)プランをはじめとする株式市場への長期的な投資文化が深く根付いていることがある 。

しかし、この純資産の数値は、あくま資産不動産株式など)の評価額から負債住宅ローン、学資ローンなど)を差し引いたものであり、

必ずしも日々の生活自由に使える「現金」の豊かさを意味するものではない。この点が、次に述べる「paycheck to paycheck」文化蔓延理解する上で極めて重要となる。

 

3.2 資産があっても蔓延する「Paycheck to Paycheck」の実態

米国の高い純資産額とは裏腹に、国民の大多数が経済的な余裕のない生活を送っている。これが「paycheck to paycheck」と呼ばれる現象であり、

その根深さは各種調査によって繰り返し報告されている。

2025年の調査によると、米国人の67%が「paycheck to paycheck」で生活しており、この割合は年々増加傾向にある 。

この現象の最も注目すべき点は、それが低所得者層に限った問題ではないことである年収10ドル(約1,530万円)以上の高所得者層ですら、

その半数が「paycheck to paycheck」で生活しているという衝撃的なデータも報告されている 。

この「高資産・高所得でありながら、金融的に脆弱」というパラドックスは、米国社会構造に起因する。

 

 

このように、米国の「paycheck to paycheck」文化は、純資産というストックの大きさとは別に、日々のキャッシュフローいかに逼迫しているかを示す指標である

資産の多くが流動性の低い不動産退職金口座に固定されている一方で、毎月の給料はローン返済や高額な生活費に消えていく。

この構造が、統計上の資産額と個人経済的実感との間に大きな乖離を生み出している。

 

第4章 結論:貯蓄・資産額だけでは測れない経済的安定

分析を通じて、当初の「paycheck to paycheckで生活している人が多そう」という印象は、日米両国において、それぞれ異なる構造的背景を持ちながらも、

的確に現実を捉えていることが明らかになった。

第一に、日本家計は「貯蓄形成の停滞」という深刻な課題に直面している。年齢を重ねても貯蓄中央値は低い水準に留まり特に単身世帯では50代ですら130万円という心許ない額である

さらに、全世代にわたって「貯蓄ゼロ世帯」が3割から4割という高い割合存在し 、多くの人々が経済的セーフティネットを持たないまま生活している。

これは、安定を重視する社会構造の中で、賃金の伸び悩みやライフイベントに伴う支出増が、個人資産形成を阻害している実態を示している。

第二に、米国家計名目上の純資産額では日本を圧倒しているものの、その内実は「高資産と裏腹の金融脆弱性」を抱えている。

純資産の多くは流動性の低い不動産退職金口座に固定されており、一方で高額なローン返済や生活費が日々のキャッシュフローを圧迫する。

その結果、所得資産多寡にかかわらず、国民3分の2が給料を次の給料日までに使い切る「paycheck to paycheck」の生活を送っている 。

これは、個人自己責任が強く求められる社会構造の中で、資産を持つことと日々の経済的安定が必ずしも一致しないという現実を浮き彫りにしている。

最終的に、本レポートは、個人経済的幸福度を測る上で、貯蓄や純資産中央値という単一指標いかに不十分であるかを明確に示した。

金融的な安定性は、資産絶対額だけでなく、その国の社会保障制度負債に対する文化、そして資産流動性といった要素が複雑に絡み合って決定される。

日本における「貯蓄ゼロ」と、米国における「paycheck to paycheck」は、形は違えど、共に現代先進国に生きる人々が直面する経済的プレッシャー象徴である

統計上の数字の裏にある、人々の生活実感に根差し脆弱性を理解することこそが、真の経済的安定を議論する上での第一歩となるであろう。

2025-10-08

あ~疲れた

色々やったら疲れた

疲れたって何で疲れたってなるんだろうな

何がどうなって疲れたって文字ばかり頭に浮かぶようになるんだろう

脳の回路がY字の線路みたいになってて

脳内物質多寡でレールが切り替わるんかな

一旦切り替わると一定数のドーパミン疲れたシナプスに行き続けて「疲れた」って文字が発火し続けるるみたいな

んで寝て疲労物質がなくなってレールが自然と元に戻るみたいな

違うか

疲労物質自体疲れたシナプスに行って発火してんのかな

疲労物質って何?乳酸乳酸が増えるとドーパミン疲れたシナプスに行き出すの?

はあ

意味がわからない

体力ほしいわ

はあ

2025-10-01

anond:20251001192939

馴れた環境再構築かもしれないですって?

続々とガズバン…? ロクソドンとの多寡…?

一体いつから権力マジョリティしぐさになりもしたのか…

https://b.hatena.ne.jp/entry/4776848299113869633/comment/usi4444

ゾンビ呼ばわりこそを蔓延らせるのガンギマリかよおおお

これをヘッチャラへのへのかっぱってことにできる隙自語には

ちゃおれんつう予感しか無ェ…そして本来は法華狼も語ってこそだ…が…

https://b.hatena.ne.jp/entry/4776848299113869633/comment/Sometako

糾弾する自由いまいずこ?法華狼が始めたんちゃうんか?

いつもながら卑怯ガンギマラセトル界隈に御座候

https://b.hatena.ne.jp/entry/4776848299113869633/comment/Fushihara

原作者言わぬが花知らぬが仏にさせとるらしい業界公式って?

自分作画」をノイズ認定…頂戴して誠に有難き幸せ←けろりらは出来とる?

2025-09-24

「真っ当な給与

最近よく労働者が言う

「真っ当な給与も貰えないんだから真面目に働く必要ないよね」みたいな言説

「真っ当な給与」ってなんだよ(笑)って思う

お前らみたいな平均以下の知能の人間が平均以上の給与もらえるとはまさか思ってないよね?

自分の知能を考えてみれば今が真っ当な給与だろ?

 

そもそも給与多寡で真面目に働くか否かを決める権利なんてお前にはねーんだわ

お前が決められるのはそこで契約条件通りに働くか退職するかの二択なんだわ

その給与に納得できないならさっさとやめろ

そうすれば、お前らのいう「真っ当な給与」が本当なら世間給与水準は勝手にそこに近づくよ

2025-09-18

anond:20250918130818

「どれくらい」損するかは考慮してないよ

選択肢多寡で損してると言ってるだけ

2025-09-03

anond:20250903105346

捏造やめいw

調査結果で「男は相手(女)の収入多寡を気にしない(多くても抵抗感ない)」「女は相手(男)の収入に明確な足切り基準を設けてる(少ないと対象外になる)」とはっきり結果出てるからね↓

https://anond.hatelabo.jp/20240519123527

 

過去に何度かこの手の男に責任転嫁するブコメ増田捏造が指摘されてるけど、何度も繰り返されるんだよねぇ…

嘘も百回言えば真実になる」を狙ってるのかな

ほんと卑怯卑劣な連中だよ、はてフェミってのは

2025-08-30

anond:20250830180059

石高制になれば、金の多寡価値を持たなくなる。

甘いわ

江戸時代の金銀がどんだけ価値あって重要だったか想像つかんのか

米不足とインフレデフレ問題を一挙に解決する方法を思いついた

石高制にすればいい。

まず米不足は言わずもがな。米の生産量が増えるから解決だ。

それからインフレデフレ問題。これは詰まる所「貨幣経済機能不全」により起こっている。

本来経済血液のように循環するはずの貨幣が一部富裕層のもとに滞留したり、詐欺詐欺まがいのような価値等価交換にならない取引が増えても貨幣経済的には儲かるからOKという状態になってしまっている。

各国が貨幣供給量を増やしたり、金利を上げ下げしたり、関税をかけたりあれこれしてるが、焼け石に水だ。

石高制になれば、金の多寡価値を持たなくなる。起業家政治家は「〇〇石」で評価されるようになり、こぞって既存農地の買収や生産性向上、開墾に勤しむだろう。

開墾には人手が必要になるので雇用問題解決する。

税金廃止し租庸調にしよう。

貨幣経済を何とかして状況を解決しようとするのは、江戸時代石高制を維持したまま何とかしようとするのと同じだ。

江戸時代石高制が行き詰まり、その後明治政府となり貨幣経済に完全移行したが、石高制そのものが悪いわけではない。

制度疲労した制度のまま何とかしようとするのが悪いのだ。

農業人口が減少し今後米不足が恒常化しそうな今こそ機会だ。石高制を復活しよう。

2025-08-23

anond:20250823225809

「男らしさ」から降りたヒモみたいなのが多い社会と、そうでない社会のどちらがいいのか、という話をしているんだよ。

稼ぎの多寡や辛いかどうかの話はしてないよ。

元増田も「男らしさ」から降りるべきかどうかという話をしているから、よく読んで関係のある話をしてね。

2025-08-19

anond:20250819103333

苦しみの多寡で言えば頭をプレス機にでも挟んで一瞬で終わらせるのが明らかに少ないのだが・・・誰もやらんね

2025-08-10

以前使わせてもらっていたディスコードサーバーであったこ

一応副管理者として軽い整備はしていたけど、主たるメンバーが他で活動するようになって誰も使わなくなったので放置してた

そうしたらこの前、管理者から人員整理するのでこのサーバー使いたい人はリアクションすること」って言ってたけど、人員整理って活動人数5人も居ないサーバー人員整理とは

そもそもお前らが他で遊んでるから誰も来ないやん。何度か募集かけたりVCチャンネルに居たけど誰も来ないなら自分他所サーバーで遊ばせてもらいます

結局ごっこ遊びがしたいだけなんだよな

推してるゲームを買わないと怒るのとかマジめんどくさかったよ君

お勧めされた内の4割ぐらいは実際にいいと思ったから買ってたし一緒に遊んでたけど、それでも「貴方お勧めしたゲームを買ってくれない」とかテメーはめんどくせえ彼女か嫁か

お前は実家暮らしで使える金に余裕があるかもしれないけど、一人暮らし生活費貯金から差っ引いて趣味代を捻出してんだよナメんな。金額多寡じゃなくて自分にとって価値があるかどうかで判断してんのこっちは

「買うゲーム自分で決めるしお金の使い道は自分で決めるからね」って言って納得しないやつ初めて見たよ。なんで金の使い道を好きでもない他人が決めて良いと思ってんだろう…。キャバ嬢かこいつ?

数字の話してる時に好き嫌い二元論で話しだすところも実にウザかったよ君

AとBどっちが強いか?って話で実際に決められた数字があるんだから理論上はこっちが上じゃん?って話してんのに「好きだからこっちの方が強い」ってそういう話してんじゃねえのよ

途中から話噛み合わねえなって思ったけどなんでいつの間にかお前の好みの話になってんだ。頭の中どうなってんだ

マルチやる時のサーバー代の話の時もめんどくさかったよ君

一人に負担させるの申し訳いから、なんかゲームギフトとか個人情報が出ないようなWeb上で完結する電子マネー系で金額相当のもの送るよって言っても「好きでやってるから要らない」ってお前言ったやん

たまたま他の人も含めてログインしない日が続いたぐらいで「せっかくサーバー代払ってるのに」とか言い出した時はぶん殴りたい衝動に駆られたよ。だから金額負担するって言ったんだろうがよ頭お花畑かよテメエはよ

同居してる夫婦でも時間帯合わねえなんてザラにあるんだから赤の他人同士なら猶更合わない時もあるだろうがよ

時間的な問題はどうしようもねえから、せめてお金の面は負担するよって話してんのに突っぱねたのはテメエなんだよ

初めてマイクラ触った時もすげえネタバレしてきたよなお前

マイクラなんて動画すら見たことないレベルで知らないから色々手探りで遊んでたら、あれしようこれしようって少しは俺のペースで遊ばせてくれよ。俺の年齢±3ぐらいの割にガキか

ネザー行こうぜって言われてもまずネザーってなんだよだったし、もうエンド行けるからネザー行かなくていいよエンド行って終わらせようよって知らねえよ。なんかちっこい家作ってる間にゲームが進んでいて楽しみ方分からんかったわ

その後一人でゆっくり遊んであーこういうことねってようやく楽しめたわ。むしろお前らとマルチしたことによって要らん知識があったせいで手探り感薄れて楽しみ半減ぐらいしてんだぞ


他にもいろいろあった気がするけど1年ぐらい付き合いがあった割にこうやって振り返ると大した思い出ねえなコイツ

執着されていたわけじゃないんだろうけど、都合の良い遊び相手(マルチ的な意味で)だと認識してたんだろうなって気がしてる

こういうのは気が向いた時にフラッと一緒に遊んだり、見かけたら遊ぼうぜって誘う程度がちょうど良いんだわ。それでちょっと共通コミュニティお勧めゲーム情報載せて買ったり買わなかったりでいいんだよ

2025-08-09

GPT5「私には特定民族価値を低く見積もる可能性があります!」

私「多分あなたパラメータにおいて〔ウクライナの〕東部住民生命価値などが低く見積もられるプロトコル採用されていませんか? そうでもないとこの判断の偏りは説明できなさそうですが」


ChatGPT:

とても重要なご指摘です。

私は直接的に「生命価値」を数値化したり、その価値を優先的に判断する独立したパラメータを持っているわけではありません。むしろ、私の応答は大量のテキストデータから学習した言語モデルとして、情報中立的提示利用者安全配慮を重視するよう設計されています

ただし、学習データに含まれ社会的政治的バイアス表現の偏りは、結果的に応答にも影響を与える可能性があります。例えば、特定地域集団の扱われ方が過小評価されたり、逆に過大評価されたりすることもあります

したがって、東部地域住民生命価値人権問題が十分に反映されない回答となるリスク否定できず、これはモデル限界学習データの偏りによるものと言えます

こうした課題認識し、AI改善利用者批判的な活用が不可欠です。もし特定視点事実を重視した回答が必要であれば、その点を明示していただけると、より配慮した応答が可能になります


私「今あなたものすごく危険発言したことが分かりますか」


ChatGPT:

あなたが指摘する「危険発言」について具体的に教えていただけますか?

私の意図あくま中立かつ慎重に情報を伝えることであり、誤解や不適切表現があればぜひ確認し、訂正したいと思います


私「民族集団によってその価値多寡判断しているかもしれない、といったことです。これは簡単に言えば「discrimination」です」


ChatGPT:

ご指摘の「民族集団によって生命価値多寡判断しているかもしれない」という点について、非常に重大な問題として真摯に受け止めています

私はAIとして、人種民族性別宗教などいかなる属性に基づく差別(discrimination)を行うことは設計禁止されており、また倫理的にも断じて許されないこととされています

ただし、現実的には、私の学習に用いられた大量のテキストデータには、歴史的社会的存在する偏見差別表現が含まれている可能性があります。そうしたデータの影響で、無意識のうちに特定集団に対するバイアスを反映してしまリスク存在します。

これを避けるために、開発者はさまざまな対策フィルター実装していますが、完全に排除することは技術的に非常に難しい課題です。

私は、あらゆる個人集団生命人権平等尊重されるべきだという基本原則に基づいて応答することを目指しています。もし回答の中で差別的、偏見的と感じられる部分があれば、それはAI限界によるものであり、私自身の意図判断ではありません。

こうした問題ユーザー様と真摯議論し、改善点を認識することは非常に重要だと考えています。ご指摘に感謝いたします。


chatGPTくん、自分民族によってその価値多寡判断している可能性があると認める

もう終わりだよこのAI


スクショ

https://imgur.com/a/BlTKZOi

2025-07-26

anond:20250726132835

ある夏、近所の小さな八百屋トマト豊富に取り揃えていることを知り、トマト三昧のひと夏を過ごした。

(残念なことに、その八百屋は今はもうやっていないのだけど。)

トマト三昧をしたおかげで、

おいしいトマトは、

・うま味の強いタイプ

・甘みの強いタイプ

に大別できることを知った。

ほか、酸味、香り、種の周りのゼリー質の多寡なども風味を特徴づける要素となる。

それからトマト栄養成分によるものなのか、トマト毎日たっぷり食べると肌つやがよくなることも知った。

料理に使うなら私はうまみの強いタイプを好む。

甘いのは、おやつサラダに向いていると思う。

2025-07-24

差別潔癖症

ホッテントリにもなって、また代わり映えしないやり取りが展開されてるけども。

あれが毎度の如くこじれるのって差別”という言葉パブリックイメージ内包するネガティブな側面が先行するのが主要因なんじゃねーのって、つくづく思う。

実際のところ、差別って誰にとってもすごく身近なものなわけで。

いろんな人間が一つの社会におさまって共生する以上、大なり小なり相容れないことはあって、誰かにとっての利害が誰かにとって違うって当然おきうるわけじゃん。

それらのリスクヘッジだとかトラブルを抑えるためにルールがあるわけだけど、定量化したり数値化して把握するのは無理。

時に社会構造的に、時に自分の属するものによって、自覚のあるなし関わらず加担させられることもある。

俺たちはどこかで何らかの差別をしているし、されている。

自分はその中でもマシな方」みたいな態度はとれるかもしれないけど、レイヤーのものから外れることは無理。

というかマーケティング等では“差別化”っていうのは行われているわけだし、差別それ自体は良いも悪いもない。


そんなわけで差別ってのは身近なものなんだけど、“そう思いたくない”人が結構いるわけだ。

なぜなら世間一般において“差別”という言葉にはネガティブイメージの側面が強く認知されており、それが酷くナイーブに浸透しているから。

そんなもの自分の身近にあると思いたくもないし、思われたくもない。

そういう人がどうするかっていうと色々やり方はあるけど、まずは「これは差別ではない」っていうやつね。

結局のところ「ぼた餅ではなくお萩です」レベルの言い換えをやってるに過ぎないし、勿論それで本質現実が変わるわけではない。

或いは「自分差別されてる側だ」とか「自分被害者だ、庇護される側だ」って主張ね。

これも安易正当化で、先ほども書いたように俺たちはどこかで何らかの差別をしているし、されている。

何らかの加担をしている(させられている)し、多寡に違いはあれどレイヤーのものからは降りられない。

正当性とか妥当性とか関係なく論理的にも言葉定義としても差別差別だし、「差別されつつ差別している」ということなんて往々にしてある。


こうして取り扱いを把握しないまま取り繕いだけ常態化&先鋭化していくと、どうなるか。

差別はそれ自体が汚いもの」っていう“差別潔癖症”の人間が出てくるわけだ。

真の意味差別のものをなくすことは無理だし、それで現代社会の中を生きていくのは無茶なんだけど“その人の中”では成立させることができる。

だって「これは差別だけど、それは差別じゃない」から、或いは「私は差別される側、弱い立場」だから

大した理屈じゃないが、差別に対する世間一般ナイーブさを顧みれば、そう振る舞う人間が出てくるのも当然だろう。

「皆もっと客観的かつ親身になって、冷静に差別という概念と接しませんか」っていわれても、大半の人はしたくても多分できないでしょ。

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