「国政政党」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 国政政党とは

2025-12-09

anond:20251208164158

横だけど...

NHKをぶっ壊す」とか言ってたのに、いつになったら壊してくれるんだ?

国政政党としての要件喪失破産手続き:


2024年3月、かつて「NHK党」として政党要件を満たしていた「みんなでつくる党」(旧党名の一つ)が、所属国会議員の離党により要件を失い、負債11億円を抱えて破産手続き開始決定を受けました。


現在、「NHK党」は国会議員地方議員ともに在籍しておらず、公職選挙法上の政党ではありません。活動政治団体として継続しており、公式サイトNHK公式)も存在します。

2025-11-10

anond:20251110014345

刑事司法手続きで「遠因」なんて曖昧恣意的運用余地が残る判断があっちゃダメなの

新聞社がそれを容認するようなことを書くのは論外だと言うてるの

SNS二馬力選挙での「誹謗中傷」も罪に問われるべきだ、と毎日新聞提言したいのであればはっきりその旨を書けば良い。

 

立花党首逮捕容疑は街頭演説での発言が中心だが、SNS動画投稿サイトでも誹謗中傷があり今後の捜査でそれらも併せて立件されることを期待したい」

これならわかるの、OK

俺は別に立花擁護したいわけじゃないのよ。

マスコミの質の低さ、言語感覚の甘さを指摘してんの

 

「遠因」で逮捕が認められるなら別件逮捕容認ってことになるよね?

そんなもんは建前上はあってはならない、新聞社が口にしていいロジックではない。

 

いや正直毎日新聞意図はわかるのよ

街頭演説だけではなく方々で誹謗中傷をしており、逮捕判断に「量」が考慮されたのだろうという意味での「遠因」であろう

そりゃ警察裁量でも実務的には認められてる

 

だけど司法手続きの建前ではダメ

「遠因」なんてものを表立って認めちゃダメでしょ?

 

かに(あらゆる)刑事裁判において「量」は考慮される、悪質性、反復性の証拠としてどれだけ繰り返されたか提示される

だけどその扱いは「遠因」ではない。

 

国政政党党首逮捕という非常にセンシティブ報道において言葉が軽すぎるって指摘です

2025-10-23

辻元清美のド正論

早苗ちゃん維新にもだまされたらあかん!」

(略)これはもう執念で首相の座をとりに来るなと。

 結果、なりふり構わず日本維新の会と連立を組むことで首班指名選挙を乗り切りました。でも維新との連立合意には相当な無理があると思います。たとえば、合意書には衆院議員定数の削減を目指すとありますが、これは、維新が言う「身を切る改革」うんぬんの話ではなく、国民の声国会に届けるための制度設計の話であり、民主主義の根幹に関わる問題です。内閣責任を持たない閣外協力を選んだ政党と、数日間協議しただけで進めてよいテーマではありません。

 首相になるために無理をしたツケは、今後の政権運営において回って来ると思いますよ。

https://dot.asahi.com/articles/-/267911?page=1

維新は「改革ポーズがウリだが、国政ではずっとなにがしたいのかわからない状態で、大阪地盤固めのためのパフォーマンスとして国政政党やってきた。

元々標榜するところの政策理念公明よりよっぽど自民親和性があるのにこれまで自民に接近するでもなく取って代わろうとするでもなく漫然と「ゆ党」続けてきたのは「営業」だからである地元ローカル局全国区タレント面するためにちょい役ででもキー局に出して貰い続ける必要があるのだ。

そして事あるごとに議員を減らせだの首長給料返上だのというが、政治家を干上がらせることは何ら「民主的」ではなく、それでも平気な奴しか政治に参入できなくさせる、エスタブリッシュメントによる「政治家業化」の一端でしかない。

そんなやり口にチョロリと転がされるのは頭パーの大阪おっさんオバハンだけである

今回初めて自民に接近したのは、なんのことはない国民参政に「第三極ポジション」のお株を奪われたからだ。

維新本質営業であるいっぽうで、自民本質当選のためなら何だって売る」だろう。土下座外交と言われるものも「平和憲法」の墨守も、左翼ではなく自民党政権がずっとやってきたことだ。

政権与党であり続けるためなら何だって売り渡す。だから公明とも組めた。そして今回のこれ。

維新がいつものオバハン受けのためだけの軽〜いノリで制度設計に手を突っ込むことを連立入りの条件に掲げて見せ、

自民もいつもの与党で居るためならなんでも売り渡す」ノリで、ヒョイパクで呑んだ。

ところでそんな間、立憲は何をしてるのか?

特に何もしてない。というかいつもピンボケ野田よりは辻元がまとめればいいんじゃないかと思うものの、これまでそういう流れは片鱗すら見えないしもう無いだろう。立憲の本質は手頃な斬られ役であり万年大部屋俳優の吹き溜まりである

2025-10-11

grdgsのブックマーク

減税敢行し大インフレ大円安招いて責任取らされるか、日和って支持者にバッシング受けるかで八方塞がり / Fuggi 立国は基本政策とっくに合意しており、これをなしにする方こそ無責任。ゼロイチでは政治は動かないのだよ

今自民につくと損だからと節操なし。「政策違うからやらない」と「やるから政策変えろ」の区別つかない盆暗が多いが。なお立国は4月に政策合意済みで、なかったことにするのは高市と同レベル。政治は妥協・調整だぞ

立民が野田指名ならウヨ達は「立民は自民から政権を奪う気がない!玉木を首相に指名すべき!」と喚いたことは火を見るより明らか / なお基本政策は立国で合意済み

立憲は野党をまとめる気がない・政権とる気がないと攻撃した連中見事なダブスタ / 公明も原発新増設認めず / なお基本政策は合意済 ごねる民民が卑怯で愚劣・惰弱なだけ



anond:20251011144738

でも立憲と民民は今年基本政策では合意してるんで基本政策ではない「178万円」を通すってのを飲んでもらってるだけでも十分なんだよね

いきなり玉木が「考え方が違う」とかいい始めたのがおかしな話なんだよね






この3つのグループ連合立憲民主党国民民主党)が話し合ったことは、「国のあり方」について、「こういう方向がいいね」という考え方の話であって、じっさいに何をするか(具体的な政策)を決めたわけではありません。

この話し合いは、ことし7月にあった「参議院選挙日本のみんなで国会議員をえらぶ投票」で協力するためのものです。

まり選挙ときに力を合わせるという意味はありますが、いっしょのグループになって国を動かす約束ではありません。

今は、ユーチューブSNSなどを通して、小さなおともだちでも政治に関心を持つ人がふえています

それはとてもすばらしいことです。

でも、ネットの中には、まちがっていたり、わかりにくかったりするお話もあります

からこそ、まずは学校でのお勉強をたいせつにして、社会のしくみやニュースの読み方をしっかり身につけていきましょう。

そして、もしわからないことがあったら、お家の人や先生など、信頼できる大人に聞いてみることが大切です。

さな気づきや「なぜだろう?」という気持ちが、未来日本を考えるだいじな一歩になりますよ!

連合・立憲・国民は基本政策の合意文書がある!ではなぜ立国は連立政権を組めないの?|Utoka

両党には憲法原発政策などで隔たりがあり、玉虫色合意となった。

憲法改正は「国会における論議には積極的に参加」と具体論を盛らず、エネルギー政策では「原発」との文言を避けながら「低廉で安定かつ低炭素エネルギーシステム確立する」との表現にとどめた。



「あの合意文書は確かに連合を介してできているが、肝心の平和安全法制について違憲かどうかとか、原子力発電所を動かすかどうかについて大事なところは、合意しないということを合意している。だから、今私が求めているものとはレベルが違う」と述べ、政権を共にする場合は、さら国民民主党の主張に沿った政策合意必要だとの認識を示した。

【速報】国民・玉木代表 石破政権下での物価高対策も排除せず 早期実行訴える 立憲との連携には安保政策の一致を要求|FNNプライムオンライン




10/12追加

taitoku 組めない政党と基本政策合意する国政政党があるらしい。連合に面と向かって言ってきなよ。

quick_past さすが風見鶏。既にお互い政策路線にほぼ合意していたことすら、忘れていらっしゃるか?

grdgs 基本政策合意済 榛葉は自分選挙で立憲に協力させ裏切る卑怯者。政策本位なら関係ない部分の違いは飲み込んで動くのが政治。民民はガバナンスなく、政策よりパフォーマンスの党

rainbowviolin 半年前に立民と合意してたよね。 参院選前に山尾志桜里立てた時も、すぐに手のひら返してたな。玉木TACOり過ぎでは?

mame_3 立憲・国民連合の基本政策合意というのがあったはずだが。連合とも手を切って自民と組むと腹を決めたのだろうか?

nP8Fhx3T 参院選前に基本政策合意してんのに何言ってんの?政党間の合意反故にするって事?こいつのどこが一貫してんだよ。

erererererr 野田に「でもおたく、うちと基本政策合意したじゃん」で論破されてるのにまだ言うの本当に哀れだなwブレてないとかい擁護アホすぎるでしょw 正直に「今は総理大臣やりたくない」とはっきり言えばいい

[B! 国民民主党] 【速報】首相指名、立民と組めないと国民・玉木代表

これは酷い……




10/14ブコメ返信

soramimi_cake アホみたいな言い訳してるけど、それだと連合・立民・民民(特に、今になってあの合意政権政策を含まないとか言い出してる民民)は参院選有権者・支持者を欺いたことになるんだが?



意味不明なので、朝日新聞報道でも政権運営にまで踏み込めるような合意とは全く見なされていないことを踏まえて、意味が通るよう具体的に根拠を述べてください

「両党には憲法原発政策などで隔たりがあり、玉虫色合意となった。立憲は連合後ろ盾に、夏の参院選候補者調整を進めたい考えだが、支持率好調国民民主は積極擁立の構えを崩していない」

なお、立憲民主党合意後に出した政策集2025において

「現行の安保法制については、立憲主義および憲法平和主義に基づき、違憲部分を廃止

「あらゆる政策資源を投入して、原子力エネルギー依存しない原発ゼロ社会を一日も早く実現」

「すべての原子力発電所の速やかな停止と廃炉決定」

としており、安保エネルギー政策で大きな隔たりがある党と政権を共にできないという国民民主党スタンスは「今になって」ではなく1年前から一貫しています

2025-10-08

内政干渉範囲ってどこからなのか

靖国参拝について、特段思いはない増田なんだけど、

高市はこれまで行っていた参拝を見送るって言ってるんでしょ

外交上懸念だけならまあ自己判断でいいんだけど、実態はある国の意向が多分に入った国政政党懸念を示しているわけじゃん

これって内政干渉にはあたらないすかね

2025-09-30

こうしてパヨチンは自ら信頼を失っていく

・「池江璃花子はじめアスリート事態要求することの意義」なる集会を開いておきながら自分は辞退を要求してないと言ってのけた大学講師

講演会のビラに「食べて応援自殺行為!」と載せておきながら言ってないとシラを切る芸人

草津町長に自死を促すようなポストをしておきながら自己弁護をして責任逃れを図る国政政党党首←new!!

2025-09-25

国政政党ひろゆきMC討論会やるのがやべーのは同意だけど

インフルエンサー政治を語ってる奴ってたいてい博之みたいな炎上芸人ばかりな気がする

ネット有名人政治的な発言をよくしてるけど暴言極論を言わず行方正な人皆無やろ

2025-09-05

anond:20250905232945

国政政党なので社会問題に対するスタンスを示していけば上げてくれたみたいになるんだ

でも、上げてくれたようなスタンスを掲げる他の政党れいわが違うのは広報戦略の部分なんだ

限られた時間党首演説のような場では主軸に消費税減税をしつこくもってくるんだ

また、党のスタート時点から消費税ゼロという本当にそれで大丈夫なのかという公約を打ち立てたところもイメージ戦略が上手かったのだ

2025-08-07

参院選世代対立色が強かったように思う

【Sランク

自民 比例1281万票(65歳以上人口、最終学歴高卒率が高いほど支持率が高いという相関あり⇒基盤が高齢者なので10年後には老衰により壊滅している可能性がある)

 

【Aランク

国民 比例762万票(金融資産残高と住民税負担額が高いほど支持率が高いという相関あり)

参政 比例743万票(相関関係が見えにくく、全国的勝利

立民 比例740万票(農業産出額が高いほど支持率が高いという相関あり)

 

【Bランク

公明 521万票(生活保護世帯が多い、社会福祉支出高い自治体支持率が高い)

維新 438万票(近畿地方のみ得票率が高い⇒一応国政政党なのに地方政党のようなポジション

れいわ 388万票(失業率が高い、金融資産が低い自治体支持率が高い⇒MMT富裕層破壊するゼロリセットを目論んでいる?)

 

【Cランク

保守 298万票(第一次産業従事者が少ないほど支持率が高いという相関あり⇒農業に強い立憲民主党と「対極」の存在?)

共産 286万票(相関関係が見えにくく、全国的に敗北⇒参政党の「対極」の存在?)

 

【Dランク

みらい 152万票(所得が高い、銀行預金残高が高い、高学歴多い自治体支持率が高いという強力な相関あり⇒少数のエリートしか政党存在認知されていない)

社民 122万票(失業率が高い、金融資産が低い自治体支持率が高い⇒れいわと丸被りしており、れいわと食い合って負けている)

 

こうして見ると自民公明が「2万円から4万円の給付」と言っていたのには、非常に納得感があるのだよな。

自民は65歳以上の年金生活者が支持していて、公明生活保護受給世帯が支持しているわけだから

国民民主維新が言っているような「給与から天引きを減らして手取りを増やそう」なんてアピールが刺さるわけがない。働いてなくて給料をもらってないんだから日本人の15歳以上の4割は無職)。

参政党も外国人排斥だけではなく、終末期医療の切り捨てなどを語っていた。要するに老人に金をかけるなということだ。

年金生活保護受給層を守ろうとする自民公明と、現役世代から絞りすぎているせいで経済成長新生児を失い未来がなくなるぞと言う国民維新

寄せ集め政党なせいで党内バラバラで実質何も言ってない虚無の立民、経済音痴外交音痴しかおらず無力なれい共産社民

もっと極端に「外国人は出ていけ、日本人の老人・病人障害者も切り捨てろ」と主張したラディカルすぎて危険参政党、という傾向が見えてくる。

2025-08-01

国政政党になったチームみらいはこれからどんどん批判を受けることになる。政治家なんてそんなもんだ。

そう思った矢先に批判されてた。展開が早い。

しかしあれだけの少人数でよくやってると思う。批判から修正も早いことが強みだと思うので是非とも頑張ってほしい。

2025-07-25

都民ファーストは成り立つが日本人ファーストは成り立たない理由

都民ファースト都議会しか活動しないが、都議会には国政政党(=都議会以外でも活動する団体)も参加している。

よって都民のために限定してはたらく、という意味都民ファースト概念は実現している。国政政党都議会議員も都民のためにはたらくだろうが、政党自体都議会限定した政党ではないから。

(ありえないが)仮に都民ファーストが他県や国政選挙に参加するようなことがあれば、都民ファースト概念が成り立たなくなることになる。

一方で国政政党同士での選挙日本国籍のある人しか参加しない。

よって日本人しか参加しないはずで、ファーストも何もそもそも序列がつく余地がない。

したがって日本人ファーストという概念国政選挙では成り立たない。

2025-07-22

anond:20250722020932

脱毛あんなに肌荒れちゃったのか

でも今日のリハックで見たら眉がキリッとしてて

国政政党党首っていうオーラが出てた

やっぱり選挙戦は人を育てるんだな

2025-07-21

anond:20250721083419

30歳以下の支持率1%未満なんだよな。もはや国政政党でない。

チームみらいのノリって、2ch祭り文化みたいなもん?

チームみらいが、2%以上で国政政党になった!という奴が出たが。

なんかこれ、2chコイルトップ当選させてやろうぜ、みたいなノリを感じた。

そういう空気を作るのが安野さんがうまかったのかもしれないが。

俺は投票したことないし、投票の仕方すらわからないアラフォー弱者男性だけど。

  

なんか、そういうノリで決めちゃっていいんだろうかと思った。

既存政党は、地道に弱者の声をコンコンと聞く、長い時間かけて理解を深めるみたいなスタイルが主流だった。

そういうやり方をすると、当然高齢者かに響いて、盤石な基盤になる。

  

しかし、若い人中心のチームみらいは、そのような長い長い時間をかけたヒアリングはできない。

選挙制度の中で、ハックを狙うって形になる。

  

正直、自分は、切り捨てられる側の弱者から、変革だのハックだのは勘弁して欲しかった。

みんなのパイが増えるだの、子供たち世代だというが。

自分は、子供もいないし、独身だし。

  

いわゆる、「政治制度は俺の方を向いてない。俺に不利なルールばかり作られていく。これだけ負けてるのにまだ奪われるのか」という気持ちが強い。

こういうのが、本来弱者男性ってやつで、こういうのがインセルだの陰謀論に走るんだって話なんだろうけど。

要するに、俺を切り捨てて、勝ち組の子供をより勝たせろってことなんだろ。

  

もう、俺みたいな奪われるだけの弱者男性希望は、AI合理化された世界で、AI合理的に全人類を救う、もしくは絶滅させる未来で、なんとか安らかに死ねることかもしれない。

はてなー的には、今回の選挙、そこまで悪くなかっんじゃないの?

参政党は“予算を伴う法案”出せるところまでいかなかったし、チームみらいは国政政党になったし、鈴木宗男とか杉田水脈とか音喜多駿とか武見敬三とか落ちたし、鹿児島では尾辻克久の娘が、無所属立民推薦で出馬して自民議席を奪ったし。

はてなーって、そういうの好きな感じでしょ?

どことは言わんが北海道ラジオ名前を出さないで参政党支持者を「強者の奢りで弱者を虐げてる」って言ってたのが引っかかった。

しろ、「救いたい姿をしていない弱者」の悲鳴だったようにしか思えないんだがな。

既存国政政党特にリベラルががその層を拾い上げるべきだったのにその層をバカにしていた責任は大きいんじゃないか

2025-07-20

お堅い開発やってる情報技術から見たチームみらいへの期待と懸念

最近テクノロジー政治かえる」だの、「デジタル民主主義」だのって、やたらと情報工学系のバズワードを振り回す新党がある。「チームみらい」だ。

正直なところ、俺みたいなお堅い開発やってる情報技術からすると、最初は「またか」ってのが正直な感想だった。政治家が「IT」って言い出すと、ろくなことにならないってのが経験則からな。

でもちょっと調べてみたら、「チームみらい」の言ってることには、かに耳を傾ける価値のある部分と、背筋が凍るような懸念点が同居してるってのがわかってきた。

まず、彼らの主張と、俺がポジティブに受け取った点から見ていこうか。

問題意識は本物か?

彼らは日本の政治バグってる」表現し、「行政サービスは相変わらず使いづらい」と現状認識は一致する。

テクノロジーで、政治の透明化・効率化を実現する。それは今すぐできる。そしてあなた生活を着実に改善できる」と謳ってる。目標としては「テクノロジーで透明化、効率化、スマート化」を目指すんだと。まぁ、これは誰でも言うよな、って感じだが。

実装するという意思表示

「1議席を得て国政政党になったら、政党交付金永田町エンジニアチームをつくる」と明言してるのは驚いた。これが絵空事じゃないなら、これまで口先だけだった「IT化」「DX推進」とは一線を画す。

党首の安野たかひろ氏自身AIエンジニア起業家だというし、公認候補者の中にも複数情報技術者がいるのは確認できた。「手と足を動かす実践型」標榜してるってのも、従来の政治家とは違う姿勢だな。

プロトタイプ」を出す姿勢

自ら開発した政治資金透明化ツール Polimoney にてすべて公開」してるってのは、実際に手を動かした証拠だ。これは評価できる。

政策AI対話しながら深掘りし、意見要望簡単に送れる世界初チャット機能も搭載」したマニフェスト や、「政治参加を"楽しく"可視化ゲーミフィケーション導入のアクションボード」なんてのも作ってるらしい。これらはデジタル民主主義」を単なるスローガンで終わらせないという意欲の表れだろう。

しかし、お堅い開発やってる情報技術から見たら、これ、地雷満載可能性もある

ここからが本題だ。彼らの主張を聞いて、俺の脳内には危険信号が点滅しまくってる

何故なら「具体的な『(情報工学としての)マニフェスト』も『仕様書』も『実装計画』も決まってない」から

彼らは「アジャイルに、現場改善していく」って言いたいんだろうが、「基幹システム」と「Webサービス」を一緒にしてはいけない

仕様書なし」の恐怖

銀行勘定系なんて、たった一行のコード変更でも何十ページもの影響分析テスト計画必要になるんだぜ?国民税金個人情報社会保障に関わる行政システムは、国民全員の生活の基盤だ。それを「バグってるから現場で直す」なんて、詳細な設計書も持たずにメスを入れるようなものだ。そんなリスキーなことを許せるか?

テクノロジーは、難しい技術のことじゃない。できなかったことを、できるようにする方法のことだ」、って言うが、その「できるようにする方法」をどう「堅牢に」「安全に」「持続可能に」実現するかが、情報工学の肝なんだよ。

スケーラビティ堅牢性への疑念

彼らが作ったPolimoneyやAIチャットは、あくまプロトタイプ限定的ツールだ。素晴らしいが、それは「小さなシステム」での成功例に過ぎない。全国民が利用する行政サービスを、あのレベルアジャイル改善し続けられるのか? アクセスが集中した時、障害が発生した時、どうする?

勘定システムなら、トランザクション一つが飛んだら新聞沙汰だ。行政サービスもそれに近い重要性がある。「後から直す」では許されないレベルシステムを彼らがどう扱うのか、その哲学が全く見えてこない。

レガシーシステムとの闘い

日本中行政システムは、半世紀以上かけて積み上げられたレガシーの塊だ。古いCOBOLFortran、紙のワークフローがそこら中にある。永田町エンジニアチームを作ったとして、彼らが直面するのは、壮絶な「負の遺産との戦いだ。

既存の枠組みにとらわれることな活動していきます」というが、既存の枠組みに「縛られまくってる」のが日本行政システムなんだ。これらをどう「解体」し、「再構築」していくのか。それには膨大な時間予算、そして何よりも緻密な移行計画必要不可欠だ。

ガバナンス説明責任の欠如

エンジニアチームが政治社会課題を次々解決」 ってのは聞こえはいいが、誰がその「課題」を定義し、どの「解決策」が正しいと判断するのか?エンジニア政策立案まで牛耳るのか?

現在としてマニフェスト(情報工学)や仕様書がないということは、「誰が、何を、どう作ったのか」という明確な責任所在曖昧になるリスクはらむ。国民への説明責任をどう果たすのか?

結論:期待と不安交錯する「デジタル時代ベンチャー政党

「チームみらい」がこれまでの政治の慣習を破ろうとしている点は評価する。エンジニア政治の中枢に入れようとする試みも、既存政治家が積極的にやろうとしなかったことだ。

しかし、彼らがやろうとしているのは、町中の小さなウェブサイトを作るような話じゃない国家の基幹システムを「アップデート」する話だ。それには、バグってるから直す」というシンプルな熱意だけでは足りない

必要なのはシステム全体像を見通すアーキテクチャ設計能力、膨大なリスクと向き合うセキュリティ設計、そして長期的な運用を見据えたメンテナンス計画だ。

アジャイル」は魔法言葉じゃない。基幹システムにおいては、アジャイルの導入にも緻密な計画と準備、そして極めて高い技術力と経験が求められる

この党が、本当に日本未来を明るくできるのか、それとも「デジタルの皮を被った理想論」で終わってしまうのか。今の段階では、期待と不安五分五分だ。彼らが単なる「手を動かす」だけでなく、システム全体を見通す頭」と「国家レベル責任を背負う覚悟を具体的に示せるかに、全てがかかっていると俺は思うぜ。



P.S.

はてなー情報工学にそこそこ詳しい連中が揃ってるんだからコレくらいは言って欲しい。

正直、最も不安を覚えるのはチームみらいへ対しチームみらいに勝るとも劣らないレベル曖昧でふんわりとした評価しかコメントできないお前らへ対しての不安が大きすぎる。

個人的に、安野氏には今回メチャクチャ惨敗したとしても次回また挑戦して欲しいね。もちろん再挑戦は「何が足りないのか?」を指摘してる連中の意見をしっかりと受け止めてやって欲しいね

anond:20250720084305

それは私企業私的プロダクトを開発して市場を席巻して超過利潤を得ようとする場合の話ですよね

国政政党国会で話し合うのは公共財いか提供または分配していくかという話なので当てはまらないのではないでしょうか

チームみらい、やはり推せない

世代だし、安野さんいい人そうだし、いや本当めちゃ応援たかったんだけど、結局、国政政党として推す理由が見つからなかったな...。政党交付金の原資に政治家向けのシステム開発したいです、ということしか伝わらなくて厳しかった。掲げてる政策議席1以降の未来を語ってほしかった。色々掲げてる政策も、実行力がついて実現する未来が見えないから、そういう意味では極右極左の少数政党と同じように見えてしまったな。7/19の練馬で行われた演説会にも行ったんだけど、そこでもチームみらいのメンバー議員になりたくて立候補してるわけじゃないとかいってて違和感。これは参院選であって、俺たちは議員を選ぶんだけどな...と思うよ。「そういう意図じゃなかった」とか後で訂正はいくらでも出来るし、まあ本当にそういう意図じゃないこともあるんだろうけど、やっぱ言葉人を動かすのが政治家リーダー本質だと思うので、トータル厳しいかなという判断しました。

2025-07-19

チームみらい最大の革新は「選挙活動ソシャゲ化」である

チームみらいのボランティアとして活動していくうちに、彼らの真の新しさは、政策候補者属性ではないと感じるようになった。

彼らが掲げるテクノロジー活用子育て支援といった政策は、政府もそれなりにきちんと検討を進めている。候補者東大出身ばかりと言うが、すでに100人以上の現職国会議員東大出身者だ。

それでもなお、チームみらいが革新的だと思うのは、「選挙活動ソシャゲ化」である

具体的に言うと、チームみらいのボランティア(“サポーター”と呼ばれる)に登録すると参加できる「アクションボード」には、以下のようなミッションが並んでいる。

ポスターを貼ろう、ビラを配ろう、公式アカウントフォローしよう、チームみらいクイズに挑戦しよう……

サポーターはこれらのミッションクリアするたびにポイントを獲得でき、ポイントランキング化される。ミッションごとにバッジ称号)が付与され、順位確認できる仕組みになっている。

特に画期的なのはポスターやビラの配布状況、サポーター数や寄附金の増加などが、ほぼリアルタイム可視化されている点だ。

従来のポスター貼りといえば、初日に一気に貼り終える、あるいは業者委託するのが一般的だったと思う。

しかしチームみらいは、資金人手不足を逆手に取り、これを「みんなで達成するミッション」としてゲーム化することに成功している。

「〇〇区は全部貼った!」「〇〇県はあと少し!」

そんな進捗がSNS等で共有され、それが次々とアクションボードに反映されていく。自分の“推し政党”が目に見えて強くなっていく感覚は、ソシャゲにおける「キャラ育成」の体験と非常によく似ている。

実際、チームみらいのサポーター登録者数はすでに2万人を超え、寄付金総額は1億4000万円に達そうとしている。その勢いを裏付けるように、報道各社も次々とチームみらいの議席獲得の可能性を報じ始めている。

現在アクションボードは、ソシャゲと呼ぶにはまだ簡素ものだ。だが、「プレイヤー」は2万人を超え、「課金」総額は1億円をとうに超えた。ミッションは「運営」が自由に設定できるのだから、もしチームみらいが国政政党になれば、きっと新たな「コンテンツ」が次々と導入されていくだろう。

つらつらと雑感を書いているうちに、ひとつ懸念に行き着く。それは、ソシャゲ文化と最も相性がいいのは「氷河期世代独身男性」なのではないかということだ。

もし、どこかの政党氷河期世代独身男性にとって真に必要政策を打ち出し、彼らがそれに共感してソシャゲ的な選挙活動に身を投じていくなら――それは理想的未来の一つかもしれない。

しかし、耳ざわりのよいだけの政策を並べ立て、彼らの承認欲求や不満を巧みにくすぐって「ソシャゲ化」された選挙活動提供する政党が現れたらどうなるのか。

そうなる前に先行者であるチームみらいには、彼らを対象にした誠実で実効性のある政策を打ち出してほしいと強く願っている。

2025-07-18

「チームみらい」は何を目指しているのか

たぶん、長いと言われるだろうから先にChatGPTによる要約を書く。

要約

「チームみらい」はよく「目指す社会像が見えない」と批判されるが、それは誤解だ。彼らが重視しているのは、理想像ではなく「正しく未来を選べる仕組み」の構築。

情報アクセス議論平等性、声を上げられない人の支援など、「プロセス」を整えることに焦点を当てている。

即効性よりも制度の土台を整えることが、未来への希望につながるという立場だ。

……というわけで、もう少し詳しく読む気が起きたら続きをどうぞ。

本文

最近、「チームみらい」についての批判的な声を耳にすることが増えてきた。その多くは、「目指す社会グランドデザインが見えない」「どこに向かおうとしているのか分からない」といった内容だ。

そういった指摘はある意味で正しいのだが、私はそれは「チームみらい」の本質ではないと思っている。

■ゴールではなく、スタートと歩み方に注目している

多くの政治的ビジョンが「こういう社会を実現します」という“ゴール像”を提示するのに対し、「チームみらい」が示しているのは“どこをスタート地点とするか”、そして“正しいゴールに向かうための歩み方はどうあるべきか”という問いへのアプローチだ。

情報平等アクセスできること。

オープンで誰でも参加できる議論の場を確保すること。

・そうした環境を支える制度や仕組みを整えること。

・これらは「ゴール」ではない。「スタートライン」であり、「歩き方」そのものだ。

彼らが掲げているのは、「正しさ」を押し付け政治ではなく、「正しさ」に向かう方法を整える政治

言い換えれば、誰かが上からビジョンを決めて引っ張るのではなく、対話情報へのアクセス平等性を担保することで、社会全体がより良い未来自律的に選び取れるようにする──そんな土壌づくりを目指している。

弱者の声が届かないという指摘について

一方で、「チームみらいはエリートすぎて、本当に声を上げられない人の存在に気づいていないのでは?」という批判もある。この点については、私も同じく懸念するところではあるし、実際にそのようなギャップはあるだろう。

ただし、彼らが取り組んでいるのは「声を代弁する」ことではなく、「声を上げられるように仕組みを整えること」だ。

声を上げられない人を可視化するための方法を考えること、誰もが適切に参加できる制度を作ること。

これは、誰かがやらなければいけないことであることには皆賛同しつつも、実際にはこれを正面に掲げている政治はいない。なぜなら、地味で票につながらないから。そして多くの政治家が、それを「政治仕事」だとは思っていないから。

■「立法府」にいる意味

からこそ、彼らのような存在官僚機構ではなく「立法府」の中にいることには、とても大きな意味がある。

仕組みそのものを変えることができる立場にいる──これは、政策の中身を議論する以前の、前提条件を整えるという視点で見れば非常に重要なことだ。

私たちはつい、「ゴール」を求めてしまう。「結局、この人たちは何をしてくれるのか」と。

そしていつも期待を裏切られ、政治失望していく。

からこそ、政治のものが信頼を取り戻すために、その土台を設計し直してアップデートする。

そのことが、ひいては「未来希望が持てる」という状態を作るのだと思う。

チームみらいに対するよくある批判に、マニフェストと実際の彼らの活動を元に答えてみる

■仕組みを整えることは重要だが、それによって“実際に声を上げられる人”が増える保証はない。むしろ“参加できる人”だけがさら発言力を持つ構造になる恐れもある

マニフェストではAIなどを活用しつつも、最終的な判断責任を負える人間が行うことを強調している。これは、声の大きさだけで政策が決まることを防ぐための重要原則でもある。

 同時に、判断に関わる人の意向ばかりが強く反映されることのないよう、意思決定プロセスが透明であり誰もが確認できるようにすることを重視している。

■仕組みを整えても、今まさに困っている人には届かない。政治は“仕組み”だけでなく、“今”の課題に対する即効的な対応力が必要

⇒ 今まさに困っている方々への迅速な対応と、中長期的な仕組みづくりは、対立するものではなく、両方不可欠な「車の両輪」だ。

 なお、国政政党になったらまず何をしたいのか、については明確なプランをだしている。

国政政党成立後100日プラン

https://policy.team-mir.ai/view/40_%E5%9B%BD%E6%94%BF%E6%94%BF%E5%85%9A%E6%88%90%E7%AB%8B%E5%BE%8C100%E6%97%A5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3.md

■「中立的立場」「開かれた議論」と言っても、現実には“誰がその議論ルールを作るのか”という問題から逃れられない

⇒ これはその通りであり、完全に中立ルール設計不可能

 だからこそ「アップデートできる」という事、またそのための議論オープンにしていくことが重要だ。

ビジョンよりプロセスを重視する政治家は、有権者からすると判断が難しい。『結局この人は何をしてくれるのか?』が見えない

⇒ これもその通りだが、一方で1議席取って国政政党になるだけでも相当変わる。

 隠さないこと、デュープロセスが遵守されることを当たり前にしよう、というのは十分議席を持つに足る共感を得られる内容ではないかと思う。

 何をしてくれるのかを一言で表すなら、政治のものアップデートしようとしている、というのが近いかもしれない。

■彼らのようなエリート社会弱者のことが本当に分かるのか

⇒ 先日の喘息薬での発言への批判にもあったように、社会強者ゆえの誤りというのは実際にあると思われる。

 ただ彼らがそれを良しとしていないのは確かで、それをどのようにして仕組みで防ぐかというのはずっと試行錯誤されている。

 仕組みを作ることでコストを抑えながら網羅的に支援必要な人を洗い出す、という視点もあっていい。

 岸田奈美さんとの先日のYouTube対談でもそのあたりの話がでていた。

 https://www.youtube.com/watch?v=gh9vd0vho5s

で、お前はチームみらいの何なの?

別に何でもない。マニフェストの足りなそうな部分に提言を送ってみたりはしたが、サポーターですらない。

政治団体としてもまだ支持すると明言するところまでいかない。

何故かと言えば、議席を取って(もしくは取れなくても)なおこの立場を堅持し続けていくことをまだ示せていないからだ。

ただ、メンバーが非常に若くしがらみの殆ど無い政党であり、真っ当であろうとする流れには大変好感が持てるので、応援はしている。

故に誤解されがちであるのが歯がゆくてこれを書いた。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん