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2024-12-10

ミスコンミスターコンを

はやくミスおまん

ミスターおちんぽに変えてほしい

そしたら優勝者尊敬の目で見られるから

ミスコンミスターコンを

はやくミスおまん

ミスおちんぽに変えてほしい

そしたら優勝者尊敬の目で見られるから

2024-10-28

M1優勝者として忘れられてる人たちいるよね。誰とは言わないが。

2024-10-26

M-1グランプリ史上重要な(世に影響を及ぼした)チャンピオン10

 なぜ映画漫画の品定め、評価自由なのにお笑い談義はアンタッチャブルなのとお嘆きの諸兄に。

 

1 ミルクボーイ

システム漫才の完成形と言ってしまえばそれまでだが、「誰かやっても面白くなるネタ」と「彼らだから面白い」を両立させたミラクル。共に不遇の大阪時代を過ごしたDr.ハインリッヒも決勝出場で舞台が大きく転回たかもしれない。 

2 フットボールアワー

M-1大会2冠に最も近づいた、最も相応しいコンビ審査員評で「もう一展開が」とはよく聞くフレーズだが、ワンアイデアから怒濤(嵐と衝動)の展開は「華麗」と称すべき手際。 

3 チュートリアル

至高のキャラ漫才第一ステージ披露した「冷蔵庫」をM-1史上最も面白漫才評価する人も少なくない。「キラーフレーズ」という概念評価軸が確立された。

4 サンドウィッチマン

ランク下、ランク外とされていたコント漫才地位を高めた。準決勝まりだった理由はこのネタ漫才で見る意味はあるのかといった疑問も生じたのであろう。 

5 ブラックマヨネーズ

どちらも面白い。これがなかなか難しい。ツッコミ役の技量は勿論、アシストに極振りせぬことで構成、流れが崩壊するリスクがあるからだ。フット後藤以上にツッコミ評価を上げ、いまのツッコミ全盛に寄与した(ボケ不遇期とも言えよう)。やすきよが途中でボケツッコミが入れ替わるのはどうしてもボケ評価される、人気が出る状況に嫉妬したやすしへの配慮だと西川が語った昭和漫才仮面ノリダーの怪人シーンがやけに長尺だったのは貴明に対するスタッフの要らぬ配慮だったのかもね。 

6 霜降り明星

心理トリックの一つにカレーラーメンどちらが好きかとマジシャンが問う導入部がある。詳細は省くが日本人の大半がラーメンと答えるであろうことを踏まえたトリックだ。「ゲーム」ドラマ」「漫画」のうち審査員過半数が「漫画」と回答した。漫才からパフォーマーへ。 

7 錦鯉

吉本、非大阪勢の評価を決定付けた。第一大会悪夢がようやく晴れて、大阪吉本にとっても変な憶測から逃れられ正当に評価される下地となったはず。また年齢に関して縛りや遠慮かなくなり、辞めるべき芸人を篩にかけるという大会趣旨呪縛からも脱した。個人的には大会を通じて三指に入る傑作ネタ。 

8 中川家

トップバッターの重圧か大会では不調だったが(剛は出順が決まり一言こりゃあかんなと)、いわゆる「本格派漫才」が、二人のおっさんのしゃべくり、「ちょちょまい」がテレビ於いても、若い人にも評価されることを知らしめた(本格派の定義については面倒なので割愛)。 

9 笑い飯

民族博物館21世紀で最も面白漫才とまで持ち上げたのは朝日新聞だったか個人的には鳥人のほうが楽しめたし、何より西田人形擬態評価が突出してしまって、十人十色ネタのここが好きといった(和牛旅館ネタならこんなとこ入ってきたらあきませんの川西仕草とか)観客席での展開が寂しい。初登場時の粗削りが持つしたたかさがいちばん衝撃的だったコンビ笑い飯の登場でNSCネタ見せがダブルボケオンパレードだったと聞いたが、一過性のもので当然すべて消えた。そもそもダブルボケバツありボケ志望同士コンビの生硬の苦肉の策だったはず。悲願の優勝後の初仕事が準優勝スリムクラブの密着レポーターという屈辱の影響は、準優勝コンビが売れるとのジンクスから決勝進出での、さら準決二次予選でもパフォーマンス次第で世に出る確かな現状を示唆したともいえよう。 

10 2024年優勝者

松本島田不在で栄光を掴んだアンタッチャブルは例年の悲壮感にまとわれることなく、そのお気楽な芸風も相まって良い方に転んだ。しかし今回は事情が違う。M-1松本あってこその信頼度、納得感が第一成功要因。M-1グランプリ存続は既定路線だろうが、終わりの始まりか一大コンテンツ新生かを占う。

 

 オードリー和牛カミナリハリセンボンザ・パンチが優勝、或いは好成績を残していたら、お笑い界の構図はどうなっていたのだろうと折々に思う(ウエストランドは翌々年にその未来を見せてくれた)。

2024-10-16

anond:20241016004457

ツギクル芸人GRAND PRIXじゃねんだよ

「その時、一番おもしろ芸人」を選べよ

ライスなんて全然来ないじゃないか

(面白いけども。よしもとが中々グリーン車にしなかった理由ちゃんとあるんだろ)

別にレースで優勝したからって次に来たりしないんだよ。それはKOC優勝者が一番分かってるじゃないか

「その後」に波に乗って、しまいには審査員になってる様な芸人も居るけども。ほんの一握りだ

(R-1もだけど。あと、THE SECONDも)

プロの目」で見て優秀だからって売れるとは限らない

なら「素人目にも面白い」の多数決でいいじゃないか

2024-10-14

エクストリーム兵庫県知事選挙 2024

概要

エクストリーム選挙とは、選挙を利用したエクストリームスポーツ一種である

過去の開催

東京都知事2024 https://anond.hatelabo.jp/20240708125841

ルール

2024年から新ルール

2024年東京衆院15区の結果を受けての追加ルール選挙及び競技自体への攻撃とみなし立候補しても今後は競技参加者とみなされない。

競技の特徴

2024年田母神俊雄が3.9%で初優勝、準優勝は2.3%獲得で安野貴博となった

2024年東京の結果

https://anond.hatelabo.jp/20240708125841

優勝

兵庫県知事選挙 2024年の主な選手

斎藤元彦(2回目) ☆

県知事(不信任案決議による失職)、元総務省職員キャリア官僚)。自民党維新の会後ろ盾により前回選挙勝利したものの、県職員へのパワーハラスメント公益通報制度制度無視した違法処分、セ・パ優勝パレードにおけるキックバック強要、贈答品の強要、などのスキャンダルにより百条委員会設置、県議会の全会一致により不信任という前代未聞の事態で失職する。

普通に考えれば当選どころかエクストリーム競技入賞も怪しいはずなのだが、候補者7人乱立という乱戦と、2021年名古屋市長選挙の例もあるため(リコール署名偽造事件があったにも関わらず渦中の河村たかし当選供託金返還どころか当選可能性すらある地獄絵図。今更選挙民の良識に期待することはないものの、「当選はないものギリギリ供託金が変換される可能性あり」ということで今回は☆をつける。

仮に当選した場合兵庫県庁退職者が続出し、内定者の入庁辞退も激増することだろう。

ちなみに不信任からの失職で再選挙当選した知事は、2002年長野県知事田中康夫)のみである

稲村和美(初)

尼崎市市長、元兵庫県議会議員緑の党出身リベラル政治家だが立憲民主党旧民主党系の政党からの推薦は受けたことがない。尼崎市時代から共産党から対立候補をたてられており、いわゆる「野党共闘から距離をおいている。

今回も主要政党から支援を受けず勝手連から要請により立候補県知事選の有力候補であるためエクストリーム競技とは無縁と思われる。

中村稔(初)

経済産業省職員キャリア官僚)、大学客員教授経産省退官後ははてなー大嫌いパソナグループ天下りと大変わかりやすい経歴。

自民党兵庫県連が推薦を検討していたものの断念したのは、前任者の悪事の影響だろうか。

官僚といえば都道府県知事選挙では有力候補になるはずなのに、東京大阪では連敗中の上に兵庫県でこの体たらくなので、今後は元官僚という肩書マイナスになるかもしれない。流石に供託金は戻ってくると思われるので無印

大沢芳清(初)△

整形外科医、病院長、兵庫県民主医療機関連合会会長日本共産党推薦候補東京都知事選での蓮舫の敗北以降、「野党共闘」の枠組みは実質破綻しており、今回は共産党組織候補を立ててきた。そもそも兵庫県知事選挙は毎回候補を立てているが。

野党共闘の枠組みで誕生した県知事複数いるものの、共産党員の県知事現在存在しないうえ、近年の当運営への批判と相次ぐ除名騒動もあるが、ギリギリ供託金は戻ってくるか?

清水貴之(初)△

参院議員(日本維新の会)、元朝放送アナウンサー。今回は離党しての立候補維新の会の推薦もなし。

去年までであれば有力候補であったはずだが、今年に入り維新の会万博斎藤元彦のスキャンダル所属議員不祥事連発により支持率を低下させており、近畿圏での基礎自治体首長選挙で連敗している。

ここ最近近畿基礎自治体首長選維新の連敗を見ると、大沢との供託金返還ポジション争いとなりそう。

中川暢三(初)◎

加西市長大阪北区区長加西市長時代は不信任も経験し(議会解散も再議決により失職)。北区区長就任悪名高い公募区長。その後様々な選挙出馬するも1度も当選はない。「当選経験のある名物泡沫候補」という変わり種。反ワクチン

2016年東京都知事選挙エクストリーム競技での入賞もなし。2021年兵庫県知事選挙は、仮にエクストリーム競技が開催されていれば優勝だった(7.68%)。エクストリーム競技最有力候補

福本繁幸(初)◯

レコード会社代表7月東京都知事選挙にも出馬していたが、3245票で供託金没収となっている。選挙への立候補都知事選が初。

マック赤坂又吉イエス現代における後藤輝樹に連なるいわゆる「伝統泡沫候補」。供託金返還は厳しいが、この調子エクストリーム競技を盛り上げていただきたい。

寸評

これだけ話題選挙にも関わらず、N国やつばさの党から立候補表明がないのは意外である衆議院解散され総選挙と重なった影響だろうか。ただ告示10/31なのでまだまだ立候補者が出る可能性はある。N国以外にも日本保守党参政党の動向も注目したい。

エクストリーム競技は現時点では中川暢三が最有力候補。一方で「当選経験のある反ワクチン候補」といえば、東京15区の須藤元気のような例もあるので、番狂わせ供託金が戻ってくるかもしれない。違った意味危険兆候である

2024-10-13

もうM−1グランプリ時代は終わるだろうな

紳助松本問題起こして消えたし、優勝者も売れてないし、漫才全然面白くないけど天下を取りそうな勢いの千鳥とか出てきたし。

テレビ芸人に求められてるのって司会や盛り上げの上手さであって漫才関係ないもんな。

2024-10-11

柔道選手の回想を聞いてほしい 3


最後公式戦(夏季大会)は印象に残っている。毎年、県内で一番立派な総合体育館で行われる大会だった。梅雨時にある。

団体戦予選は、秋季大会と同じく4校によるリーグ戦だった。上位2校が決勝トーナメントに上がる。

当校の場合は、全国レベル高校と、それに準ずる高校と、平均レベル高校の3校での争いだった。前二者には、それぞれ0-5,0-4という散々な結果に終わった。T君は健闘して強豪校相手引き分けに持ち込んだし、ほかの選手一年前に比べたらずっといい試合をするようになっていた。

だが、勝負世界は厳しい。現実リアルビジネス世界でもそうなのだが、自分が成長しても、ほかのライバルもっと成長している。最後の三試合目は、確か4-1で勝ったのかな。これで、T君の世代にとっての最後団体戦は終わった。各リーグで上位2校だけが勝ち抜いて、決勝トーナメント進出する。当校は第3位だった。これで、本当に終わったのだ。

翌日には団体戦決勝トーナメントがあって、うちの学校と同じ市内のところが優勝した。N君が所属する学校だった。広島県は、伝統的に野球柔道が強い。サッカーもそれなりである

大体のスポーツ広島市にある学校県内最強なのだが、柔道場合は、広島市福山市にある高校県内二強である。いずれも全国に通用する実力を有していた。



記憶に残っている試合の話をする。その翌週には個人戦部門があった。各階級に分かれて戦い、優勝者全国大会に出場する。T君は、81kg級で出場した。

1回戦は、尾道にある高校選手と当たった。確か、今年放送アニメ『ぽんのみち』の舞台の近所にある学校である。俺は、第一試合が始まる前にT君の打込練習に付き合っていた。体を温めておくのだ。体を超動かすスポーツ場合は、事前のウォーミングアップが欠かせない。無論ハードモードである

T君の試合が始まる直前だった。

「勝つとか、負けるとか考えるな。試合邪魔だ。柔道のことだけ考えろ」

と言った。T君は「やり切ってきます!」と言った。

やがてT君が呼ばれて、試合場の前と、開始線の前での二度の礼が終わった。

「始め!」

という審判の声とともに、相手と組み合った。練習で教えたとおり、大内刈りと小外掛けを繰り返しやっていく作戦を採っていた(T君は左利きの左組み。多くの場合ケンカつの組み手になる。鏡写しの組み姿勢)。彼の運動神経だと足技の威力は弱いのだが、技をかけ続けていれば指導は取られない。

相手が技を仕掛けてくると、T君は隙を見て――寝技の態勢に移行した。その時はたしか相手が低くしゃがんで投げる背負い投げに失敗したのかな。

すると、T君は相手に密着しつつ、真横に体重を預けるようにして、釣り手だけで送り襟締めを決めた(相手の背後から横襟を掴んで、手首の尺骨でグイっと頸動脈を圧迫する)。

相手がたまらず仰向けになったところで、両足を絡めた縦四方固めに移行すると、相手は全く動けずに25秒が経過した。一本勝ちである

よく、ここまで強くなったと思った。彼と出会った頃は、紐に巻かれたチャーシュー柔道をしているように思えた。あまりにボテボテとした動きで、才能がないのは明白だった。

だが、T君はここまで寝技を鍛えた。彼にとってのエクスカリバーだった。この頃の彼は、俺と寝技乱取りをしても1分以上は持ちこたえることがあった。

さて、次の試合だが……例の強豪校の子だった(N君)。T君と同じく高三で、改めて見るとスマートな体形だった。背丈はやはり185cmはある。あの細長い足から繰り出すカミソリのような内股で、T君は何度も吹っ飛ばされてきた。

おそらくこの時点で、すでに名門大学からスカウトを受けている(記憶によると、その後明治大学に進学している)。

試合が始まる直前、T君と最後の技の打ち込みをして、最後大内刈りで投げさせてやった。試合場に送り出す時、背後から彼の両肩に手を置いた。肩甲骨のあたりが1年前より逞しくなっている。そのまま、グイっと前に押し出すようにして闘魂を注入した。

試合前の二度の礼の最中、対戦者であるN君の表情を見た。高校三年生とは思えないほど大人びていた。歴戦の兵を見ているようである高校三年間をスポーツに捧げた者の目つきだった。子どもの頃から、数多くの試練を乗り越えてきたのだろう。こういう野獣の眼をしている若人は少ない。

試合場の外には、そのN君の学校の仲間と、あとは監督コーチ陣が控えていた。これといった表情はない。自分の教え子の初戦を観察するのは指導者の基本である。それだけだ。



実は、この時の試合ビデオ撮影している。映像は悪いのだが、できるだけ実況風に説明してみる。わからない単語があった場合は、とりあえずこちらの、

柔道チャンネル柔道用語https://www.judo-ch.jp/terms/

       柔道の技https://www.judo-ch.jp/technique/

をご覧になるといい。

別に不明単語表現があって気にしなくていい。読んでいるうちになんとかなる(と思われる)。以後、試合が終わるまでT君はTと表記する。N君はそのまま。紛らわしいからな。

さて、二度目の礼が終わった直後だった。試合場内ではTとN君が向き合っている。そして、審判が両者を確認する――試合開始の宣言があった。

「始めっ!」

Tは左組みで、N君は右組みだった。

N君は殴り抜くようにして釣り手を取ってきた。横襟のあたりだ。Tも相手の前襟を掴んだが、どこか心もとない。柔道力に差がありすぎて、まともに襟を掴めないのだ。厳しい印象の組み手だったが、後は引き手を握ることができれば……。

次の場面では、同じタイミングで袖を握り合った。中ほどの位置だった。相手ちょっと嫌がったかもしれない。かくして両者の組み手が完成する。ケンカつの組み手である

Tは大内刈りに入ろうとしたが、難しい様子だった。対戦相手と体力差があると、そもそも技のモーションに入ることすら難しい。両者、ジリジリと畳の上で移動を重ねていく。N君が技に入る様子はない。シード枠で第一戦目だった。慣らし運転という印象を受けた。

これは舐めプではない。トーナメントの初戦というのは、綺麗に勝って勢いをつけるものだ。何事も始まり大事である

重心移動を重ねていく両者。ここで、Tが小外掛け、そして大内刈りに入ったが……全く効いていない。もう一度リズムを取って、トン、という畳を蹴る音が聞こえた(ビデオ映像では聞こえないが、俺は確かに聞いた)。Tが足指の裏で畳を蹴り込んで、再度の大内刈りを放ったのである

今度はバッチリ効いていた。左腕で相手の肩を制していたのが大きい。ふくらはぎを刈り取られるようにして、N君が後ろに後退していく。数歩だけ後ろに下がったところで、技が解けて動きが膠着した。

Tは、そこから双手刈りに変化して、相手を押し込んで寝技に持っていこうとする――が、相手は両手を使ってTを上下に振って無効化した。Tの体が揺れている中、N君の大内刈りがしっかと掛かると、真後ろに倒されるのをどうにか我慢した。間合いを取ろうとしたが、遅かった。

N君は、Tの体を引き出して崩しつつ、股下に飛び込んでいた。全身を躍動させて、右脚でもってTの骨盤を跳ね上げた――内股、炸裂。

会場がどよめいた。それくらい、鮮やかな技の入りであることの証明だった。Tの身体が浮いている。が、まだ投げられてはいない。右足をケンケン状態にして抗っていた。歩幅のあるケンケンをしていた。

最後に、ダメ押しとばかり身を捨てたN君に巻き込まれる格好で、畳に落ちていく。

「……!」

主審動作は、会場全体の視線に応えるかのようだった。右腕を緩やかに振っている――ノーポイントだ。背中がついてないので当たり前だが。

会場の反応を気にする素振りもなく、それから寝技の攻防を見守っていた。Tが上からN君を攻め立てるが、「待て」がかかる。

次の組み手でもそうだった。お互いに十分な位置で組めているとは思うが、相手の圧に押されて、Tは身動きが取りにくい。N君は、けん制気味の大内刈りで攻めていた。タイミングを合わせて内股を狙っている。

ある瞬間だった――N君が内股を仕掛けた。すると、Tの動きがおかしかった。ジャンプするようにして真横に飛んだのだ。相手の振り上げた足がぶつかって、コロンと畳を転がった。背中がついている。

「技あり!」

N君にポイントが入った。背中はついていたが、勢いがなかった。

その後も厳しい展開が続いた。Tは相手とガッシリと組み合った後、てんで効かない大内刈りを繰り返していた。そして、N君はそれを上回る勢いで足技を仕掛けてくる。

Tは、それからも真横にジャンプするような動きをすることがあった。対するN君は、いい位置の組み手を取って大内刈りを仕掛けている。大内刈り→内股に繋げるのが狙いだ。

Tは正面から大内刈りを受けるも、後ろに飛んで腹ばいになって回避した。「待て」がかかった。その後、Tに指導(※ノーポイント)が与えられた。

「始め!」

ここで、N君が奥襟を掴もうとしてきた。奥襟というのは文字通り、横襟よりも奥になる。あなたが今着ている衣服で言うと襟首である

Tは抵抗を見せるも、最初は横襟を掴んでいた敵人の右手は、ついに奥襟に差し掛かった。Tは体を後ろに下げつつ……なんと、内股を放った!

N君の奥襟を取る力を利用しようとしたのだろう。ただ、懐には入れていたが全く効いていない。発想はよかったが、素の柔道力の違いがこういう所に出る。威力が無さすぎて、N君の方が戸惑っているように見えた。

今は、互いに横襟を握り合っている状態だ。ケンカ四つなのは変わりない。さっきとは、うって変わって静かだった。N君は小刻みに大内刈りを繰り返している。投げる気はない。けん制だ。Tも、何かを狙うかのように釣り手を小刻みに動かしている。

N君が、釣り手を下方向に絞ったかと思うと、Tの胸をいきなり突いた。一歩下がることになり、また前に踏み出そうとする。その時、Tの胸を小突くようにしてまた大内刈りを放った。Tは嫌がって、猫背気味に距離を突き離した。そして、背筋を真っ直ぐに戻した直後である――直立姿勢。一瞬の静止。

N君は脱力している。俺はつい、「あ……」と言った。技に入る準備ができている。もうダメだ。直観である

一瞬だった。N君は釣り手と引き手を利かせつつ、軸足としての左足で、Tの股下に飛び込んだ。体を密着させつつ、右足を高らかに振り抜いた――内股、一閃。

「技ありいいぃーーーーッ! ……抑え込みッッ!!」

審判の声が響いた。

彼らを視認すると……TがN君を横四方固めで抑え込んでいた! とともに湧いてきたのは、会場からのどよめきと、賛辞の拍手だった。

「なにしとる、N。まだ逃げられる! 右に回転せえ、手を、手を突っ込め!!」

N君の高校監督が、試合場の外から怒号交じりのアドバイスを送っていた。不完全ではあるものの、N君は確かに抑え込まれている。

何が起こったのか。一応、撮影したビデオ画面をベース説明すると……あの時、N君が振り上げた右足は、Tの身体を跳ね上げることな空振りし、宙をひと回り以上して畳に落ちていったのだ。返し技――内股すかしである

Tがやったのは、まず一番に跳ね上げられるであろう左足を、真後ろに隠して回避するという古典的な内股すかしだった。あとは、N君が内股を空振りして自らの威力で吹っ飛び、空中を一回転半して腹ばいで畳の上に落ちた。そして、Tが電光石火の早業で抑え込んだ。以上である

「てら、全力で体重乗せんだよ。あと半分、半分!」

 ※あと10秒抑え込んだら合わせて一本

気が付くと、横四方固めはガッシリ入っていた。N君の動きは著しく制限されている。しかし、彼も体力は相当ある方だ。寝技が解けないならばと、背筋で跳ねるのを繰り返すことで、徐々に移動して……試合場外への脱出成功した。

審判の「解けた!」の宣言の瞬間、試合場の端から抑え込みタイマーのブザー音が聞こえた。これは……!?

「待てー、待て……!」

審判の声は焦っていた。

開始線に戻った両者。ここで主審が、副審のところに行って協議を始めた。N君の学校監督コーチ陣は、ギラついた目で審判団を睨んでいた。タイマーを見ると、残り試合時間は1分半だった。

戻ってきた主審は、「技あり」のジェスチャーを取った後で、上方向に手を振った。ノーポイントに訂正する、という意味だ。

残念だった。あれは内股すかしだったが、投げ方は確かに変だった。N君が技に失敗して、自分で体勢をコントロールして腹ばいに落ちたようにも思えた。

正直、一本でもよかった。今の柔道では、スーパー一本といって、技の威力ありすぎて腹ばいに落ちた場合、一本になるルールがある。当時もその概念はあったが、ルールブックに明文化されているわけではなかった。

その後、併せて審判は、T君が寝技で抑え込んだことによる「技あり」の宣言をした。

「始め!」

N君は即座、猪突の勢いで駆けた。右手でTの奥襟を奪いに行こうとするが――パシン、という音がすると、なんとTが相手柔道着の背中を掴んでいた――奥襟の、さら真下の部分である

N君は、前傾姿勢になった。彼もTの奥襟を掴んではいるが、動きはない。静止している。

「なにをしよおる、はよう技に入れ!!」

相手校のコーチ狼狽していた。

わかっていない。N君は動かないんじゃない、動けないのだ。Tの腕力は本物だったようだ。

「ようだ」というのは、俺がTと乱取りしていて、背中を取らせたことは一度もないかである

体捌きも、総合的なパワーも、ありとあらゆるテクニックも、俺の方がずっと上だった。よって、奴のパワー(ベンチプレス160kg,背筋280kg以上)を体感する機会はなかった。

とにかく、N君は前傾姿勢のまま動けないでいる。その状況で、Tは不意に大外刈りに入った。N君のふくらはぎに刈り足が当たって、ケンケン状態で後ろに下がった。

Tが大外刈りをやめると、すぐさま、今度は連続して内股に入るのだった。釣り手で背中を掴んだまま、大腰みたいにしてN君の体が浮いたが……やはり柔道力が足りない。そのまま両者、畳に沈み込んだ。

いや、違う! Tはこれを、寝技を狙っていた。寝姿勢に入った途端、N君の片腕を取りつつ、巻き込むようにして後ろ袈裟固めに入ろうとする。N君はさらに体を転がして回避した。防御姿勢になる。

Tは亀状態になったN君の上に乗ると、帯を掴んだ。すると、体を捨てる重心移動によって亀状態をひっくり返した。そのまま縦四方固めに持っていこうとする。

再び、N君は腹ばいになって逃れるも、ここでTは――中腰の姿勢になり、両腕で相手柔道衣を握った。胴衣の腕の部分と、下袴の太腿部分をそれぞれ握っていた。そのまま、立ち上がってN君を両手で宙づりにすると――畳の上にゴロンとひっくり返した。

「抑え込み!」

タイマーカウントが始まるが、抑え込んで十秒もしないうちに解かれてしまった。試合の残り時間は、あと30秒ほどだ。

いい作戦だった。まともに立ち技勝負してN君に勝てるはずがない。先ほどの背中を掴んだ組み手は本当によかった。寝技にもっていくための算段のひとつである背中を掴んだ後は、なんやかんやで相手を動かし続ければいい。

背中を掴むのに成功してからは、立ち技ガンガン打って、早々に寝技に引き込んで、審判の「待て」がかからないように動きまくるのだ。それで時間を稼ぐ。

彼は、これを狙っていたのか。作戦だったのか? そんなことは……あるかもしれない。まぐれはこんなに続かない。彼の脳裏にこの流れがあったのだ。

主審は、選手2人が開始線の前に立つと、柔道衣の乱れを直すようポーズを取った。

そして、N君に対して指導を与えた。一瞬、彼の表情を見たが、恐れを感じていた。眉のあたりが強張っている。恐怖を感じる時の表情だ。これから自分がどうなるかわからない、そういう恐怖を感じている。

会場がどよめいていた。大番狂わせのニオイを感じ取っている。

「始め!」

N君は脱兎のごとく、Tの奥襟を取った。対するTが背中に手を回すよりも早く、伝家の宝刀、内股に入った――不十分な組み手だったが、Tの股下に入った足がガッシリ効いている。浮かないようにするだけで精いっぱいだった。

「ヤアァァーーーーーーーーーーッ!!」

N君は咆哮を上げつつ、内股から大内刈りに変化した。自分の後ろに投げる技から、前に投げる技への連続――完璧タイミングだった。

「終わった……?」と思ったその瞬間、Tは自らの体をコマのように回転させて、腹ばいになって畳に落ちた。寝姿勢で向き合って、怒涛の勢いでN君を組み敷いたかと思うと、縦四方固め……? いや、違う。それはフェイントであり、腕がらみ(アームロック)を極めようとしていた。審判が真上から様子を見ている。関節技が極まるか極まらいか、際どい局面だった。

刻一刻と、時間が経過していく……Tの作戦が功を奏したのだ――試合終了のブザーが鳴った。

「それまで!」

ここまで四分。実時間で約十分。お互いによく戦った。ポイントは同点である。この場合は、主審×1と副審×2による旗判定で勝敗を決する。

試合用のタイマーが置いてある長机から審判員が手慣れた動作紅白旗を取った。元の位置まで戻ると、主審は、副審を見やってアイコンタクトを取った。全員、どちらに旗を上げるか決まったようだ。N君が赤旗で、Tが白旗だった。

紅白2本の旗を手前に持ち上げる審判員――白い旗が2本だとTの勝ちである。会場の一角は、静かだった。かくいう俺も心臓バクバクだった。僅かな時間のはずなのに、長く感じられる。

「判定ッ!」

赤2本、白1本という事実を確かめ主審は、溜め息を吐きながら白い旗を仕舞うと――N君の方に勝利の手を掲げた。

この試合を見ていた観客は、ほぼ全員が選手2人に拍手喝采を送っていた。スタンディングオベーションである。いい試合だった。勝ち負けとかどうでもよくて、とにかくいい試合だった。

俺はしばらく其処に立っていたが、T君の後を追いかけてトイレの方に向かった。

次です

https://anond.hatelabo.jp/20241011192840

柔道選手の回想を聞いてほしい 1


増田の人に聞いてほしいことがある。昔の記憶だ。

子どもの頃から俺はおかしかった。別に、変な子どもとか言われたことはない。むしろ褒められることの方が多かった。学校の成績はイマイチだったが、運動芸術の成績はよかった。

自己紹介必要最小限にしたい。今は四年制大学スポーツを教えてる。幼少期から柔道をやっていた。中学校全国大会で結果を出して、スポーツの名門高に進学して、同じく名門大学に進学して、卒業後はパチンコ機器メーカー入社(スポンサー契約)してプロになった。

柔道プロ制度はない。あくまで「それ」で食ってるという意味

それが、もう20年以上前だ。人生はあっという間である

回想を始めたい。パチンコメーカーの次の転職先を主題に据えて話をする。

新卒入社した、そのパチンコメーカーとの契約期間は3年だった。最終年度になると、次の道を考えないといけない。一応、次期も残れるだけの実績は出したものの、新しい、次のステージに挑戦しようと考えていた。柔道は、野球サッカーに比べると現役でいられる時間が少ない。体をたくさん動かす分、選手生命が短いのだ……。

当時は、全日本の強化選手(A指定)だった。合宿にはフルで参加していて、オリンピックに出場する連中とも交遊があった。あの頃は、井上康生全日本主将を務めていた。彼が不在の時は俺が副として動くこともあった。ウザいかもしれんが、ちょっとくらい自慢させてくれよ。こういう場で文章を書く機会は滅多にないんだから

※ところで、この日記はとても長い。ゆっくりまれることを推奨する。

次のステージについて悩んだ結果、選んだのは……学校先生だった。大学時代に保健体育教諭の免状を取っていた。いざという時に潰しが効くようにと、大学時代のコーチが勧めてくれた。今でも感謝してる。

どこの学校にしようか思案したところ、やはり地元がいいと思った。出身高校柔道部の監督相談したところ、広島県の東の端っこにある高等学校指導者を探しているということだった。

さっそく面談アポを取り付けてくれて、その高校の現監督と面会すると、すごく驚いてた。まさか強化選手高校教師転向するなんて思ってもみなかったんだろう。

トントン拍子に話は進んで、その翌年度から、俺はその高校の保健体育の教諭(兼柔道顧問)として赴任することになった。

指導者としてのミッションは『古豪復活』だった。その高等学校は、昭和40年代まではすべての体育会部活インターハイ活躍していた。

だが、『何か』があって進学校路線へと方針転換し、スポーツ推薦枠を徐々に減らしていったところ……平成に入る頃には、ほぼすべての部活が市内大会ですら勝てない状況になっていた。それでいて、進学校路線にも失敗していた(学内の最優秀者の進学先が広島大~関関同立くらい)。

そんな状況で、柔道部を立て直すのが俺に課せられたミッションだった。正直難しいと思われたが、チャレンジする価値はあると思っていた。



とまあ、そんな経過で柔道顧問としてキャリアスタートを切ったものの、部内はひどい状況だった。柔道部も地区大会まりとは聞いていたが、冗談抜きでレベルが低かった。心・技・体以前の問題である

部員の多くが高校から柔道を始めていたし、運動センスが抜群の子はいなかった。そして、柔道の何を教えても、どれだけ丁寧に教えてもダメだった。心構えは、まあいいよ。徐々にハートを鍛えていけばいい。ただまず、基礎体力の時点で問題があった。

例として、ベンチプレスだと80kgを上げられる子が1人しかいなかった(それは乳首が大きい子で、皆からあだ名苗字2字分+チクビだった。当時は高二)。ほかの子は概ね40~60kgといったところか。マトモな高校選手であれば、体重70kgくらいの子でも……ベンチ100kgは難しくとも、訓練すれば半年以内に達成できる。

800m走にしてもそうだ。なんと、150秒を切れる子が1人もいなかった。ゼロである(参考までに、当時26だった俺の記録がほぼ130秒。高校の頃は118秒がベスト)。

こんな状況で、この部員達約15名(+女子マネ3人)を、最低でも中国大会まで導かねばならないという……正直、難しかった。柔道プロとして言わせてもらうと、不可能に近い。

難しいのはそれだけじゃない。どれだけ心構えを説いても伝わらなかった。なんというか、やる気とかいレベル以前に、人としての器量というか……そういうのが圧倒的に足りてない。

困難な物事でも、ひとまず取り組んでみるとか、目標達成のために努力を積み重ねるとか、そういう志をもって挑んだ経験がないのでは? と感じるような子ばかりだった。

柔道の子だけじゃない。学校全体でそうだった。本校は、「中高一貫教育により、6年間を通して自ら考え、自ら動き、目標へと達するだけの力を陶冶できる人間を育てる――」と入学パンフレットで謳っていた。そんな生徒は皆無だった。惜しい子はいたのだが。

校則は厳しかった気がする。月イチの全校集会の後、生徒らが体育館前でクラス単位で並ばされて、髪型制服など、生徒指導担当教師陣が細かいチェックを行う。俺の出身校も、服装マナーは厳しい方だったが、ここまでではなかった。

こちらの高等学校偏差値は、40~45くらいだった。そこまで高い方ではないが、かくいう俺も、中学高校テストは平均50点未満しか取れなかった。里香なんかは14点だったこともある。国語濃緑濃緑すら怪しかった……。

柔道青春を捧げていた。それ以外はどうでもよかった。勉強の成績は最低だったけど、高校大学も、ほかのスポーツ特待生と一緒に先生方の温情で卒業させてもらった。

でも、確かにバカだったけどさ。当時、柔道関係書籍は年に五冊以上は読んでたし、毎月発行の『近代柔道だって、全ページの隅々まで目を通してた。

何が言いたいかというと、向上心である。たとえ下手くそでも、誰かに馬鹿にされようと、負けまくったとしても、そんなの関係ない。もっと上に行きたい、勝ちたいという気持ち向上心がない若者未来なんてあるか。

俺は油断していた。百年以上もの伝統がある高等学校だったら、多くの生徒はきっとポテンシャルがあるに違いないと高を括っていた。見通しが甘かった。

それでも一生懸命に教え続けた。暖簾に腕押しだったけど。指導を続けたのだ。怒りを我慢する場面は多くあった。指導者として悔しい思いもした。

当然、結果は出せなかった。他校との合同練習も、ローカル大会公式大会の結果も散々だった。おおよそ、彼ら柔道部員はこんな調子だった。

試合の度に勝敗分析シートを作るよう求めたが、半数は作らない

・提出があっても、ほとんどが小学生中学レベル

・合同練習では中学生に普通に負ける

公式大会直前の練習に来るのは部員の6割

テスト間中柔道場に基礎トレに来るのは1人だけ

 ※ベンチプレス80kgのチクビの子最後設備の測定限界の160kgまでいった。

  彼は柔道ではなくウェイトリフティングの道を歩むべきだった。

俺のストレス有頂天だった。我慢できないところまで来ていた。

なぜ、こいつらはやる気がないのだろうか。成績がいいとか、地頭があるとか、機転が利くとか、そういう能力の話ではなくて――"生きる力"とでも言えばいいのか。そういうのがなかった。



ストレスを抱えていた折、ついにやってしまった。あれは秋頃だったか。県大会があったのだ。高三が引退した後、最初にある十一月の新人大会だった。

大会は二日間あって、初日団体戦予選だったと記憶している。当校の成績はひどいものだった。リーグ戦があって、出場校が4校ずつに分かれて戦うのだが、普通に全敗だった。最初に戦った学校は、数年に一度は全国優勝者を出すほどのレベルだった。全員もれなく数十秒以内に瞬殺された。

チクビの子は、四十秒くらいは戦えていた。対戦相手は、彼と同じ高校二年生で、81kg級のスラッとした体形の選手だった。俺の記憶だと、ケンカ四つでガッチリと組み合った後、チクビの子バタバタ大内刈りをしかけた。全く効いてなかった。

その直後だった、内股で吹っ飛ばされていた。相手の右脚が彼の股下に入ったのを捉えた次の瞬間、その肉体が空中二回転半して畳にめり込んだ。

かに戦った2校も、全国レベルに準ずるところだった。そのうち1校は、毎年安定して県内ベスト4に入る伝統校だった。もうひとつは、偏差値70の私立高校で、全国有数の進学校である。なんと、この学校は週に2回しか柔道練習をしないらしい。それでいて、団体戦個人戦も、毎年ほぼ県内ベスト8に入る成績だった。

この2校には、当然コテンパンにやられた!……いいところがほとんどなかった。三部トーナメント行き確定である。一日目の全試合が終わった後、怒りの気持ち我慢しつつ部員全員に静かな檄を飛ばした。惨めな気分だった。

成果があったといえば、上のチクビの子(T君)が1回だけ勝った。体重相手の方が重かった(T君は当時85kg、相手は100kg級)。人生で初めての指導者としての喜びだった。

彼は寝技が得意だった――厳密には、運動神経が絶望的だったので寝技しか残ってなかった。寝技には運動神経は関係ない。ほぼ努力で上手になる道ができる。相手と密着している分、計算がしやすいのだ。立ち技だと、コンマ数秒の遅れで技の威力に変化が生じる。

毎日練習では、何度も何度も得意のパターンを繰り返した。俺が何回抑え込んでも、関節を極めても、締め技をかけても、決して諦めなかった。送り襟締めや袖車締めで落とした(※頸動脈の圧迫で意識がなくなる)回数は50回を超えている。

夏場にあった合同合宿だと、T君が他校の選手寝技で抑え込まれている時、竹刀背中や太腿を何十発もぶん殴ったっけ……「どうしてそこで力を抜くんやっ!?」と何度も指導した。

T君はそれに応えた。土中から這い出たばかりのカブトムシとか、成虫になろうとして藻掻いているハナムグリ芋虫みたいだった。精いっぱい、本気で動き回っていた。とにかく、妥協だけは絶対しないように教えた。

振り返ってみると、彼に柔道を教えていた期間は一年半もないんだな。たったそれだけである。ヤツは諦めなかった。妥協することはあったけど、俺の指導最後までついてきた。

そりゃあ、T君が情けない試合をした後だと、ブン殴ったことが何度もあったよ。鈍くさいし、柔道はボテボテしてるし、平々凡々の才能だった。でも、あいつはスゴイ奴だったよ。柔道を選んでなければ、別の道でインターハイに出ていたかもしれない。



さて。県大会一日目が終わって、部員一同は広島市にある古びたホステル宿泊することになっていた。ただ、女子マネ×3と引率教師である俺は別のホテルになった。

一応は、監督意見だった。この3人は一年生で、最初の泊まりなので配慮必要ということだった。最初宿泊が、あの年季が入ったボロホステルというのは、確かに……と俺も感じた。

女子マネ3人のうち、2人は双子だった。二卵性だから顔はそこまで似てない。お医者さんのご子息と聞いていた。このうち妹の方(マネ子とする)は、相当マジメな子だった。よく気が利くし、頭の回転が早いし、学業成績は最優秀である学内では清楚キャラで通っていた。実際、練習前には必ずお茶くみをしてくれる。

ほかの2人にしても、こんな弱小柔道部のマネージャーを半年も続けてる時点でひた向きだと思う。普通だったら辞めてるよ。半年間でほとんど勝ててないんだから。県大会個人戦だって、誰一人として出場できなかった。

責任を感じていた。柔道部が結果を出せない原因は俺にだってある。それが申し訳なかった。それで、姉妹のうち妹の方だけ、俺の宿泊部屋に呼んで話をすることにした。

この不甲斐ない状況について話を聞いてみると、彼女も思うことがあるようだった。会話をしたのは数十分である

マネ子の意見

・たしか柔道部は勝ててない

・でも私たちが選んだ道だから。途中でやめない

・新入生への部活説明の時に、柔道部が一番楽しそうだった

私たちサポートできるところはぜんぶやりたい

先生が話を聞いてくれてうれしかった

マネ子は、半分涙を流していた。こんな子がマネージャーで本当によかった。

ところで、俺がいた高校柔道部は、全国でも上から数えた方が早かった。いわゆるガチのところである女子マネージャーなど存在しようがない。いや、男子校から本当に存在しようがないのだが。

気が付くと、マネ子の髪を撫でていた。それから何を思ったのだろうか、そのままグイっと彼女の頭を、俺の肩のあたりまで引き寄せた。変な雰囲気になってた。マネ子は無抵抗だった。左手で胸のところまで引き寄せると、暖かい感触があった。

の子の顎を右手の指先で持ち上げるようにして、キスをした。抵抗はなかった。ベッドの上に押し倒して、後は流れだった。体のいろんなところをキスしながら触っていったけど、本当に無抵抗だった。たまに、俺の肩を猫の手でちょんと押すくらいだった。そのままずっと、ペッティングみたいなことを続けた。

このくらいの年齢の子って、あんまり柔らかくはない。女の子はやわらかい、といった世間イメージは正しくはない。柔らかいのは大人の女性である未成年はそこまで柔らかくはない。

などと思いながら、ちょっとずつ服を脱がしていった。その時のマネ子は、体操服のような簡素恰好だったのを覚えている。すぐに脱げた。

胸は大きくない。でもきれいな形だと思った。お互い、完全に裸になる前に明かりを消した。それから、肢体のいろんなところに触れたり、舐めあったり、くすぐったりした。マネ子は、俺に合わせて動くこともあったし、微動だにしない時もあった。全体的に反応は微かだった。

ひどいことをしている認識はあったが、それでもセックスの相性はよかったと思う。彼女は、最初の方は緊張してたけど、少しずつほぐれてきて、会話をしても大丈夫になった。お互いに唇をすぐ近くまでもってきて、囁くように会話をした。

マネ子は気分が乗ってきたみたいで、行為最中にいろんなことを言ったり、いろんな体位をやってくれた。最後の方はイチャイチャとしていた。会話を思い出してみる。

「ねえ。せんせー。ゴム、まだ持ってます?」

「持ってる。財布の中」

「なんで持ってるんですか笑 彼女さんいるんですか?」

「いないよ」

「えー、だってH慣れてるじゃん」

「慣れてないよ。下手くそだろ」

「……ほんとですか?」

「うん、本当」

うそだー」

「本当だよ」

マネ子にまたキスをすると、態勢を変えて、ベッドの中で真上に乗っかった。

顔を近づけて、両手でマネ子の頬に軽く触れて、しばらくずっと舌を絡め続けていた。舌を抜いた時、彼女がまっすぐ延ばした舌先で唾液がうねるみたいに躍動した。それからマネ子にまっすぐに乗っかって行為をした。俺はマネ子を知ったのだ。

行為が終わると、この子は暗闇の中で俺の眼をずっと見つめていた。俺はそのままベッドを出て、もう一度、財布のところまで歩いていった……。



次の日の朝、初めてあの子を見たのはホテルの朝食をとるスペースだった。ビジネスホテルよりは少し立派なバイキング方式だったっけ。

マネ子は、別に何でもないって顔をしてた。当時の俺は若かった。罪悪感はそこまでなかった。マネ子は本当に普通の様子で、俺や、マネ子の姉とも普通に会話をしてた。

の子たちとの朝飯を済ませてから、サッとチェックアウトをして、みんなを(広島市内の実家から借りてきた)自家用車に載せて会場に向かった記憶がある。

大会二日目は、これまでの中で最大の成果だった。リーグ戦で全敗した関係で、三部トーナメント行きになったのだが、なんと……ここで優勝してしまったのだ!! 嘘ではない、事実だ。ノーシードからきっちり4回勝って、優勝トロフィーを手にした。

T君が活躍したのもあるが、ほかの選手も本気で頑張っていた。あれだけ練習したというのに、リーグ戦での完全敗北が響いたのだろう。心に火がついたといっていい。三部トーナメントの出場校について、選手の半分ほどが白帯だったのもある。

柔道場合、一試合時間野球サッカーといった団体スポーツに比べて短い。試合必要なスペースも100㎡以下である。このように、各校の試合回数をできるだけ多くする配慮ができるのである

ここでいったん切る。

次です

https://anond.hatelabo.jp/20241011192838

2024-10-10

Tver過去のKOCが配信されている

2009年からかな?

15年前かー

敗者席を見ると「若い・変わらない・もう居ない・まさかこんなことになるとは・惜しい人をなくしt」等々感慨深い

こうしてみると「この時点でKOCに出てたのかあ」という芸人さんが結構居る

シソンヌとか意外だ

ほんと、芸人さんは表に出てくるまでが長い。10年とか余裕で見ないといけないのはなかなか辛いものがある

ほんと、カレー屋とか始めないとキツイ。ずっとバイトキツイ

最近では5年未満でのし上がるコンビとかもよく居るし、テレビに出なくても配信で十分食ってける

というか、なんなら劇場に出る中堅以上芸人より稼いでいる

大卒(しかも有名私大とか)・学生お笑い出身も多い。30までに売れなければ余裕で違う道に進みそう

(関係ないが、空前メテオ@ytb漫才新人賞優勝・関西外語大中退よりもぐろうの方が面白いと思っている。ybt優勝者知名度低い芸人て居ないから空前もこれからのし上がるのだろうが、個人的にはぐろうに頑張ってほしいし寧ろ現段階でぐろうの方が話題になっている気もする。たぶん贔屓目だが。まあ、空前の名前もよく聞くけど。なんかなー。それこそ学生お笑いぽいんだよなー)

お笑い界はコンプラキツイし何かあると直ぐ炎上するし拡散されるし、一般人よりよっぽど身を処して生きていかないといけない

若い芸人はソレが普通世界に生まれいるから平気だろうけど

全く違った世界に生きてきた中堅以上の芸人は息苦しいこと甚だしいだろうね

ましてや犯罪を犯したとなると一般人よりも「その後の人生」が閉ざされるんじゃないか(パンツ盗んだ芸人とか今どうしてんだ?)

顔さしまくりだから、罪を償ったとしてもも一般社会で生きるのは無理だろ

芸人として再起がきく種類の犯罪ときかない種類の犯罪があるしな(それもおかしな話だけど。なんで薬物はいいのかっていう。一般的に見てというか道徳的に言うと「更生したんだからチャンスを与えられて然るべき」という感じだろうけど、性犯罪はその限りじゃない。まあ、薬物は「勝手にやって自滅」だけど性犯罪被害者が居るし、被害者本人でなくとも他の性被害者テレビを見てて性犯罪者の姿を見かけたら胸糞悪いしフラッシュバックとかするかもしれんからな。でもなぜか「暴力事件」の犯人普通芸能界に復帰するよなあ?あれも被害者居るけど。矢張り重みが違うか)

2024-10-08

意気込み(本物)

「一日に煙草一年間吸い続けると」君には躾が必要だ。そこにベンツに昇り降り-ボをしてい続けるといずれ、ところで僕あのーにんにく酸っぱいの好きなんですよ分かります?究極の至宝美体にバッア肘がグネクネし事件と民が迷宮入りと思わたっていたでしょとしていたら、無意杉にメリーゴ区ランドがそこには露わに引ん剝きなされていたのが、いつしか大体そこに止まない雨がないと言われがちですが、実際は何とも言えないなぁ…これ…何とも言れないなぁ…相容れなれないなぁ…そういうことしている間に試合最初局面を迎入れいようとしています。時々ロシア語でボソッと天照(アーティスト作曲編曲は、Ktsh a.k.a 世パ弥。「a.k.a」は「こと」という意味であり、世パ弥ことTashootMANIAという意味になる)をNNするいやロシア太鼓の○人ねーよ!!(訂正調べたらありました)する、をする日記Vlogを始める方が急増中ですが、皆んな様んは天気が良いですか。!注意!これから先、日焼け止めを飲まなれれば、深淵が闇を覗くとき深淵世界に公開されるため、発言に気を付けマシおTVスマホを激突盆栽を刈る、99歳は還暦を全年迎え、抵抗は空しいぞ。辞めてくれ。其んな顔で僕を見るな。僕は、ベンツに乗っているんだよ。ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア(ベンツが爆発する)すいませーんダイハツ売ってるって聞いたんですけど(2台目購入)お客さんこんにちはすいませーんこここんにちはーあのー店員さん今(76573台目購入)デビッドカードが売り着て!?駅のビビシビックビジョンの恥ずかしい所の部活動、略して恥部にがボリボ所属して5年目だが、全国大会行けないなぁ…全国大会行くないなぁ…行きたくない貴方映画館に行きない?ブブーッ(正解の音を裏から表に掛けて)たまには電話ちょうだいよ?横花火に気を取られていた俺は、背後からの気配に笑いに来たバージンロードに耳を澄ませ…SEIKIN TV…た俺は、背後から花火に五月かなかった!、2020束京オリンピックは、OSUSOWAKE右にもか左にもか、シカノコノコノコンタンタン、カニカニフェス確証を得られぬまま、事件盲銘に尾の分け目という諺ップにもあるように、「メークイン装飾の弁当が」地味地味邪魔邪魔UMIGURIサバ女子ブリミナリズムうんぬんかんぬんックス(幻の四十九手目)りたまえ!ベースを横取りする境にハイドリデーショキニクス。僕には、呆れたよ(錯乱)。ク。サービスショットの裏には影むな棍あが人知れず…例えば、たまには正面から来たらどうだ?あれ!?上にも縦にも伏兵が溝んで…一体こどうすれな…「任せろ!あ、あなたは!SEIKINtTV!?」さ」て最近は花も一片舞い落ちる便利な世界貴方と一緒に箱詰を望む女子マッチングアプリですぐ待っています。今すぐ大好評アダウンロード!7800連ガチャ無料!(そんなに回すのだるいよ)あ、君さ、今、(そんなに回すのだるいよ)と思ったでしょ?心を読むんじゃないよ。セブンイ○ブンじゃないんだから。でも右目を開けたら次は左目を開けて。「はい…」そしたらいややい何んに何してんの!う?凄いでソイこれが世界真実さ。こればいーっしんだけどね、共有ボタンんを押したね。聖闘士星矢の成人向け同人誌聖闘士星矢ーンえっち「しょうもねーこと言ってんじゃなたは!SEIKINyTV!?スュ」午前0時と8時と9時に僕は毎晩、あの日のことを思い出す。「そんな日もある」とは言うけど、「そんな日」を繰り返し、気づいたらドン底の人生の成人向け同人誌、気づい矢ーン35ビットのペクリこんにちは!僕は16才だから、もうベンツに乗れるんだ。今日は僕の自慢のベンツヲ紹介スルヨ…あ!注意!エラーが発生しました(メメカバレって興奮するね)。全く…名前を飲んではいけない人、出店で金魚すくいを頼みますよ、非公式でお願いします。「「「「「無修正差分が見たい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」僕の冒険は始まったばかりだ。でも僕がいないと危なかったよね?大きいデミグラスソース縄張りを伏し付けて、その人には活躍するが、例えば神っぽいなの作曲者が稲葉曇(以下、稲葉)だったとして、実際に絵をWEB描いているのはいよわとは限らない。そういうこと僕は言いたいんです。リゼロ第4章読みましたか?僕はあの歌好きなんです。世界不思議は事はたくさんありますが、化学の力であの日僕たちが出会ったので偶然ではありませんでした。いつも横に饂飩をよく噛んで食べ、電車の中には山が住んでいる。誰もが思っている事の一つとして、あべこべにでたらめをかける必要なないと言いますが、僕はやります。たまにトイレでは祖父がきゅうくらりんを歌いながら風と土の属性が咲煌きあう。身体を壊す前に無理をして、実際、参考にして下さい。自ずと道すがらくもありあます。道連れに吐露し、それでいて味わいは艶やか。家具を全て捨て、ガムテープで夜を共にする。(助けてくれこの文章にはヘルデルマが隠ている)朝になれば、ボク気づいたことあってヘッド閑散バリスフィント島が上の方にある。そんな時は立ち止まって、駅構内を走りまわさぬ様に下さい。家系図は5cmで轟き、背中合わせのうまい棒テニスをする(ファミコンのね。)様起きて下さい!上からむ下からドローン撮影に気を取られ、肉球の淵から煎餅を割ると2ポイント。ここでもある日突然だった、世界が0.4°捻じ曲がったあの日から僕の人生は変わった。重度の脹脛フェチの幼馴染が毎朝髪の毛を抜いてくるのでたまらないのだ。仕方ないけど、今は虫眼鏡の中にあるiPhone55VXXXXSRspecialを遍かねんばならないのだ。散漫を揺り戻す捏徐の如く、息も絶え絶えに戦国時代広島ミニ四駆を衒った。うっせぇわを歌ったのは加藤浩志ですが、イガクを歌ったのは誰?横断歩道ラジオ体操には右左右に気を和け、悲しみに耳も憚らず、弛んで行くしかない。ウルトラマンが倒すのに29分掛かったカーテンレールを、今打ち砕かれようとしているが、なのは完売キャンディーではない。公職選挙法スレスレ合法紛いを突き進み、得てして獲得して勝利へ導かれたくはないか!?でも夜は危ないから気を付けるんだぞ。…僕はこれから何をされるんだろう?でも満たされているこの気持ち、よしBreakingDownに出場しようそう僕は決意したあの日の夜。でも翌朝になると覚悟は薄れるんですよ分かりますかこの気持ち?中と外で反面グリッパーしていて、ルトラマンが倒すのに29分掛かった。これに耐えられる奴は居ない。任○堂の倒し方知ってます?俺は知ってますよと言いながら、七夕御節を作る。卵からまれ人間は土に孵るから一緒に楽しもう。こんな事にもある、まあ楽しんだ者勝ちだから道を開け、生ごみを見るようなセンテンスが僕等を待って居る。けども金網をも凌駕する、100さ。海に誘われ、口からが本番だ。舌を鼻で笑い僕んっヤバイ衝撃がマラソン中。でも邪道さの中に正統派があるけど、いつになったら脱出できるんだろう?こっちは巨大娘真剣真剣しているのに進撃の巨人DoDラスボスだ等と言われては腹が立つため真剣して来る。ありがとう優勝者には意味が贈呈されます!あぁ良い気味ながら、世界一にお金持ちになって気分は如何かな?でも我慢できないか網羅しました(世の理を)。多いなるカには責任が多い僕でもコップを落としてしまうのだから、きっとティッシュを使い切った頃には5cm増えるし、株主を観衆の前に晒す慈しみは想像もでき無い。飽くまで正々堂々と白昼に広げようと言っているのだから、或いは間るも良し。どうしてもと言うのなら、肘と膝が一体型のセットは如何でしょうか?お役くしておきますよ。(こいつ偶に冴えた事を言うから侮ない…)それに貴方はお目が高いの、別室で尻がデカいと知ったら喜ぶでしょうね!セイクリッドルインが待ち受け画像に乱れ、ハッシュド洗米を独り出る血相を変えてまで、必要はあったのだろうか…

はいつも、こんな感じで譜面を作っています

2024-08-03

はてな競馬詳しい人が少ないであうから函館競馬場侵入事件及びやらかし角田大河騎手について多少厚みのある情報を載せておく

【※8/3 17時一部追記修正しました】

2022年デビューの3年目で現在中央地方合計97勝を挙げる若手の注目株

・父は現調教師ジャングルポケットフジキセキノースフライトヒシミラクル等の主戦だった角田晃一

・兄は現役騎手角田大和。第6回ジョッキーベイビーズ(小4~中1が出場できるポニー競馬選手権)優勝者

劇場版ウマ娘公開にあわせて、角田親子3人による鑑賞の様子と感想動画が上がっている

デビューから兄よりも才能があると言われていてルーキーイヤーで36勝を挙げた。これは今村聖奈騎手に次いでルーキー2位の成績。例年ならルーキー最多勝でもおかしくなかった

・昨年発生した若手複数人による調整ルームスマホ持ち込み事件(調整ルームレースに乗る騎手が入る待機・宿泊所には、八百長防止のため通信機器の持ち込みが禁止されている)で処分を受けている

・その際、今村聖奈騎手電話してたことが判明。嫌なファンから今村との関係を茶化されるようになる

・今回、同乗者がいたと情報が出たことで、同乗者の正体とスマホ事件時の話をつなげようとする輩が発生

競馬場の芝コースに車で侵入とか正気か?という意見が多数だが、競馬界では過去に某騎手新潟競馬場女性を連れ込み4コーナーで立ちバックしたなどという真偽不明の強烈な噂話が流れ

え、だれ?そっちも穴男なん?などと騒がれたこともあるため、オールファンはあの類のことがまた起きたのか…などとも思っている(さすがに車で侵入したわけではないらしい)。なお、噂された騎手特に処分もなく(なかったはず)現役を続けている

・同じタイミング松若風馬騎手酒気帯び運転かつ物損事故という法律違反の大やらかしをしたのだが、こちらは飲んでから6時間後の事故かつ自分通報したということもあり、やったことのインパクトの強さから大河の方がダメみたいな謎の風潮が一部で起こっている

大河の方が常識外れすぎてよっぽど飲酒運転じみてるという意味では理解できるが、自分通報してようが実際に酒気帯び運転かつ物損事故起こしてる方がイカれてる。世間はまだ酒と酔っ払いに甘すぎる


追記1】

この点、自分飲酒に関連した被害に実際あっていることもありますが、飲酒運転の方がイカレているとまでするのは言い過ぎでした

用途外での侵入かつ芝を荒らしているわけですから比較せずとも大やらかしであることは間違いない

ちなみに開催外の函館滞在で芝追いきりする陣営普通にいるので、騎手であればその点にも頭に行くはずです

タイヤから、もしかすると調教で使うことを避ければOKくらいのクソ程甘い見通しをもってやった可能性があります


競馬界はこのところ中央地方不祥事が多発。代表的なところでは

①先述とは別件でスマホ持ち込み事件を今年起こして9か月(当初4か月としてましたが誤りです)の騎乗停止になった水沼騎手(フェイクとしてスマホケースだけを預けるなど悪質だったため処分が大きくなった。師匠師匠の厩舎がSNS中毒気味なので影響があったのかもしれない。ちなみに大河と同期)

②酒の席でのトラブルきっかけで喧嘩沙汰になった池添謙一富田騎手(池添によるアルハラパワハラが主因。和解したこと理由にそれぞれ開催4日、2日の騎乗停止で終わらせてしまった)

酒気帯び運転起こした佐賀競馬レジェンド山口勲騎手(なぜか大甘処分で復帰)

複数パワハラセクハラ内部通報された名古屋競馬トップジョッキー岡部騎手(累積処分騎乗停止開催8日というクソ甘裁定)

⑤同僚騎手の財布から許可なくお札抜き取るトラブルを起こした大井競馬レジェンド的場文男騎手(食堂に来た際、財布を持ってき忘れたことに気付き、すぐ返すつもりで近くにあった同僚騎手の財布から2000円拝借したらしい。そんなもの相手が許すわけもない)

といったところ。そもそも過去にも窃盗とか暴行とか給付金詐欺まがいとかしゃれにならない事件は多数起きているのだが、はっきりした犯罪以外は大甘裁定になりやすいのが競馬

それを強く批判すると追い出される可能性があるので、仕事を失いたくない記者ライターは突っ込めない

追記2】

以上全て今年の話です(このところ→今年として書きました紛らわしくてすみません)。事件自体も明るみに出ています

過去にも飲酒運転事故やらかし騎手調教師複数いるし

現在東スポ活躍中の田原騎手記者への暴行・馬の耳に発信機装着・覚せい剤・最終的にJRA出禁とか

木村調教師大塚騎手への暴行(裁判和解)とか

笠松競馬場の大規模八百長事件とか他競馬場八百長疑惑とか書こうと思えばかけるけど

あくまで今年の話。今年だけで他にもある

なお増田八百長疑惑については、本当かどうか怪しい部分すらそれっぽく取り上げてばら撒くアホがいるので、基本全て疑いの目で見ています八百長が全くないと思っているわけではない


増田こと私は、エイシンポッターという個性派追い込み馬(その父は個性的な逃げ馬だった)が好きで、その主戦騎手なので一緒に応援していた。そのため失望の度合いがデカい。本当になにしてんだよ大河

追記3】

応援している騎手からこそ滅茶苦茶怒ってますよ。騎手免許はく奪でも仕方ないとも思っています

2024-07-28

8人トーナメントで実力5位の者が銀メダルを取ることがある

1優勝者
15決勝戦
1357準決勝
12345678準々決勝戦

銅メダルは、準決勝戦敗退者同士による対決で実力3位の者が取る

最悪の組み合わせでも意外と悪くない……のか?

2024-07-27

██な██を作り出せ!████選手権



(太めのゴシック体キーワードが記された画像)



██や██でおなじみの███。

みなさんも、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

そんな███ですが、こんな風に思ったことはありませんか?




(提案や問いを投げかける文章が記された画像)




やはり、███といえば██。

誰しも███を███してみたいという気持ちがあるはずです。




(フリー素材のイラスト微妙に揺れ動くgif画像)




今回はそんな想いを胸に、██な███を███ ██します!


題して、████選手権




(選手権の手順やルール説明する画像)




挑戦者はこの4人!




(参加者顔写真が並べられた画像)



普段から███を██しているため、██な██には定評のあるメンバーです。

今回の選手権でも素晴らしい████を見せてくれることでしょう。


1人目 ███

トップバッターは███。

社内きっての██として知られている███ならではの████に期待できそうです。

███

「██はずっと見ていたので███にも自信があります!任せてください!」

そんな███が披露する████はこちら!


          ↓

          ↓

          ↓




(選手権趣旨を遵守した手堅い画像)




███

「██がとにかく好きなので、定番の██を押さえつつも、█や████を意識した███に仕上げました」

███

「あえて███ではなく███でいこうかとも思ったのですが、やはり████といえば███なので██かなと!」


会場の反応

「███を大事にしているのが伝わってくる!」

「██ではなく████なのが良いね

「もう少し████気味でもよかったかもしれないけど、トータルでは見事」


████な██を出した███。

オーソドックスで飾らない███の██に、会場の反応も上々です。

この███な██を、審査員はどう評価するのでしょうか?



審査員

「███といえば██。

一見安直にも思えますが、████な███を秘めた███には██が光り、███な██████さを███にしているといえます

███に見える███を█████に███した、██████といえるでしょう」


███を███にしたことが功を奏したのか、トップバッターからなかなかの高評価

今回の選手権ハイレベルな戦いになりそうです。




(大筋の話題が脇道に逸れる雰囲気画像)




なお、███は██を█████のため、███を███していました。


2人目 ███

続いての挑戦者は███。

████と████は██とのことですが、果たして……?

███

「実は最近まで████はもちろん、█や█も███だったのであまり█████なのですが、むしろ███だからこそ███な██もあると思うので、頑張ります!」


          ↓

          ↓

          ↓




(慣れないながらも努力の跡が垣間見える画像)




███

「とにかく██を███で██すれば███だと思ったので、███してみました。

 あとは███。

 ████が███かな?と感じたので、███を██にして███しました」


会場の反応

「████の███じゃねえか」

「████すぎでは?」

「やっぱり███は█。でも███は見事」


どうしても████が███してしまい、██となった███。

それでも███が████となり、████です。

気になる審査員評価は……?



審査員

「まず███して感じたのは、███な███です。

███な█は███、███が██し、████で███を███した██。

やはり████な███を███だといえるでしょう。

██を█████に███、または████なのかもしれません」



████な████が災いしたか、███の████は██という結果に。

█と█な████が、██の難しさを物語ます




(大筋の話題が脇道に逸れる雰囲気画像)




その後、███の██には██が███となり、████と███████していました。

本当になんなんだ。


3人目 ███

続いては███。

██の████は███ですが、███な███なら、███も██████してくれることでしょう。

███

「正直言って、███は███です。

██な████にふさわしい、███をお見せします」


          ↓

          ↓

          ↓




(どことなく小慣れていて垢抜けた画像)




███

「██を███として、██と██を████しました。

 ████を██するのは██で█████するためでもありますが、何よりも█を██したいからです。

 ████に██した、███な████になりました」

███

「███は███で███しました。

 そんな███と██の██……。

 まさしく██の████、███だと思いませんか?」


会場の反応

「███が███なのはすごい!」

「█は███だけど█████でいいね

「███なのに████が████だから███」


██が███な████で、高評価な███。

███が████で████ですが、それすらも███の███ということでしょうか。

果たして審査員評価はいかに



審査員

「███な███を感じる██です。

 ███と████、██と██の███が██された、まさに██らしい████でしょう。

 ████と██を███した██も見事です。

 ██だからこそ可能な███を垣間見た気がしました」



██な██が██とあってか、審査員からも好評な████。

今回の優勝候補かもしれません。




(大筋の話題が脇道に逸れる雰囲気画像)




████の███?


4人目 ███

ラストは███。

██の████なら███らしく、素晴らしい████を███してくれそうです。

███

本日は皆様に███な███をご覧に入れましょう」

██な█の███はどんな████を見せてくれるのでしょうか?


          ↓

          ↓

          ↓




(ルールから逸脱した完全なるおふざけの画像)




███

「████がもつ███の██を表現しました」


会場の反応

「は?」

「██」

「████」


████な██という██を披露した███。

██は████ですが、審査員評価は……?



審査員

「██です」



██でした。


結果発表

これにて████選手権の██が全て出揃いました。


審査員

「今回の████選手権優勝者は……」







審査員

「███さんです!」




(優勝者画像)




大会を制したのは███!


審査員

「████とは、██です。

 つまり、████が██████であるからこそ、███が████し、██される。

 ███さんの████は███で、███でありがながら、███さんの██もまた███だといえるでしょう。

 しかしながら、███な███は█████だけではありません。

 ██で██の██を████を███した、███さんの████が███に████だと感じました」




(優勝者画像)




███な███の██により、また███な███が███されました。

██████が███だという███は、███を██したことでしょう。


皆様も██の際は███や███、そして████を楽しんでみてはいかがでしょうか。

以上、████選手権でした!



さて、████といえば……

███な██でおなじみの「█████®」をご存知でしょうか?




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███や███、███で██な█████を██できます

今ならなんと███が███!

██では████の██を█████。

さらに「██████な███」の「███」を███できちゃう██も██████中!




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皆様もぜひともこの機会に███な███を██してみてはいかがでしょうか?


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2024-07-24

EVO優勝者普通純正ゲームパッド使ってんじゃレバーレスコントローラーだのゲーミング指サックだのごちゃごちゃグッズ売りつけてるのがバカみたいじゃん

2024-07-22

対戦格闘ゲーム大会「EVO 2024」の優勝者ホニャララ

優勝賞金は$12,000(だいたい180万円)!

5000人の猛者の中で1位なのにワイのボーナスより少なくて草

2024-07-17

今年のウディコン豊作だらけでヤバい

大作&豊作だらけ。 https://silversecond.com/WolfRPGEditor/Contest/entry.shtml

数年制作してて今年応募した人マジで可哀想。まあ時と運も実力のうちだから。  あと毎年参加してる優勝者とか居るけど、過去優勝者は応募禁止にしないと新参者表彰台に上がれないから何とかした方が良いと思う

2024-07-09

囲碁応氏杯準決勝番勝負】一力遼(日本1位)VS柯潔(中国1位)今日勝てば日本勢として1996年以来28年ぶりの決勝進出

番勝負1勝1敗最終局

勝てば

応氏杯としては1996年以来、日本28年ぶりの決勝進出

・他大会含めると2018年LG杯の井山以来6年ぶりの決勝進出

https://www.youtube.com/watch?v=XMhPqdl9pqo

応氏杯とは?

4年に一度開催される囲碁オリンピックのような大会

応昌期という台湾富豪が始めた。

賞金は40万ドル(約6500万)

一力遼(339.882)河北新報御曹司取締役記者棋士二刀流日本1位

VS

柯潔(3位 10.611アルファ碁ZERO)とも打った元世界1位棋士中国1位

歴代大会優勝者

https://i.imgur.com/2DpaEVi.png

応氏杯ここまでの歩み

◯一力遼(339.882)vs 王元均(139位 8.759)台湾

◯一力遼(339.882)vs 屠暁宇八段(26位 10.023)中国

◯一力遼(339.882)vs 劉宇航(29位 9.986)中国

◯一力遼(339.882)vs 許嘉陽(1010.389)中国大会連続準決勝進出

●一力遼(339.882)vs 柯潔(3位 10.611中国 準決勝番勝負#1 (6日)

◯一力遼(339.882)vs 柯潔(3位 10.611中国 準決勝番勝負#2 (8日)

一力遼(339.882)vs 柯潔(3位 10.611中国 準決勝番勝負#3 (9日) ←今ここ

一力VS柯潔 過去の戦績

2014-11-01 白番 負け

2016-02-09 白番 負け

2018-02-06 黒番 負け

2019-04-11 白番 勝ち

2019-04-13 黒番 負け

2023-09-25 白番 負け

2023-09-28 黒番 負け

2024-07-06 黒番 負け ←New

2024-07-08 黒番 勝ち ←New

通算 2勝7敗

勝率 0.222

レーティング差による期待勝率 0.317

2024-07-01

[]増田のやべーやつ番付の人は引退してくれ

もう7月だ。

7月といえば、年に3回ある(3月場所7月場所11月場所)「増田のやべーやつ番付」の時期だ。

しかしながら、番付の中身はどうせほぼコピペになるだろうことは想像に難くない。

例えば、前回の3月場所優勝者である字下げ増田の紹介文がこれだ。

昭和時代イオン女装子などの例外を除き、森羅万象罵倒して回る増田自身の経歴からか、特に法や行政裁判所を目の敵にしている。

何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍bot低能先生に劣らぬ危険人物

自分語りによれば、殺害予告による二度の逮捕歴に加え、今なお各所でトラブルを起こしているらしい。

文頭をスペースで空けるため、「字下げ増田」と呼ばれる(ごく稀に空けないこともある)。別名フミさん、まーさん他。

得意技は怪文書じみた判決文やセルフ精神鑑定最近替え歌数学ネタもかなり多い。

なお、増田で本格的に暴れ始めたのは2019年からだが、実は超ベテランで、ネットのそこかしこ活動痕跡が見られる。

『かつての安倍bot低能先生』とか、もはや誰それと言いたくなるくらいに昔の人だ。

初見の人は当然として、ここ数年ほど増田に入り浸っている人ですらわからない人もいるだろう。

4年も前に行われた2020年3月場所の紹介文をコピーしているだけだから、わからないのも当然だろう。

増田のやべーやつ番付2020年3月場所幕内

ttps://anond.hatelabo.jp/20200320181836

4年も前の紹介文を流用するのではなく、新規に書き直すべきだろう。

少なくとも、初見の人でも字下げ増田投稿を読んでもらうために、「延岡」と検索することで字下げ増田投稿をある程度カバーできることを説明すべきだろう。

増田での検索がまともに機能するようになったのだから

さらに、字下げ増田を見分ける方法として、トラバでのタイトルを「anond:~」表記ではなく「https://~」とURL全文表記を使っていることも書くべきだろう。

それから前回の2024年3月場所の頃はやたらと小便小僧増田に絡むことが多かったから、そのことも説明文に入れるべきだっただろう。

もっとも、ここ数か月の間小便小僧増田ほとんど活動していないから、今さらな話だけれども。

前回優勝者の字下げ増田だけではなく、他の番付増田の紹介でもほとんどをコピペで済ませただけのお粗末なものだ。

それも、活動をしていないやべー奴(例えば、オールアンラーキーデイズ増田)を番付そのままに据え置きするほどにいい加減なものだ。

最近だと「性欲強き者」が活動休止しているけど、どうせ何の言及もなしに番付据え置きにすることは予想される。

そんな低品質番付一覧を義務感で投稿するくらいなら、勧進元(やべーやつ番付主催者)は引退した方がいいだろう。

それか年に3回も開催する必要はないだろうから、年に1度だけにするのもいいだろう。

どうせここ数か月で目立ったやべー奴の登場などもないのだから

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