「会心の一撃」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 会心の一撃とは

2025-12-08

映画】マルナシドス 死者の谷を見た

"ちゃんとした"ゾンビ映画だった。47点。

 

ある程度予算をかけて作られた平均的ゾンビ映画

ゾンビ映画好きはこんなもん何本あってもいいんですけどねって感じだと思うけど、おんなじ映画何本見せられる年と思うタイプにはたぶん退屈だと思う。俺は後者だったのでだいぶいつものやつだなぁって感じだった。

 

時はスペイン内戦時、将軍派の主人公とあるミス挽回のためにある手紙を遠地の基地に届けに行くことに。途中で墜落したイタリア機のパイロットを助けに行ったことで政府軍と衝突。しかゾンビ化したイタリアパイロットが襲い掛かってきたため一時休戦し共同戦線を張ることに。途中で隠れていた将軍派とも合流し原因究明と脱出のため、全員で基地に向かうことに。

 

で、ゾンビを作ってたのはナチでしたっていういつものやーつになるんだけど。

スペイン産ゾンビ映画ということで、我々ニッポニーズにはあんまりなじみのないスペイン内戦舞台となっており、登場人物スペイン内戦の縮図となっている。

将軍派は特権階級エリート修道女モロッコ人、ごく普通市民

政府軍軍曹司祭殺し、ロシア人ソ連かぶれの共産主義者

スペイン内戦根付いている国ではニヤリとできるんだろうと思う。

それぞれが思想の違いで対立しながらもナチが持ち込んだゾンビという「悪(Malnasidos)」に対抗するために結束していく。というのがスペイン内戦第二次世界大戦風刺しているものと思われる。

また冒頭で結婚式をあげている村に将軍派(のドイツ人)がやってきてバカにされた彼らが虐殺を行いその村で実験を開始しそれがゾンビ爆誕トリガーになっているというのもガルシアロルカ殺害風刺しているのかもしれないしそうでないかもしれない。

 

ということがわかった上で見てもごくごく普通ゾンビ映画なので特筆すべきことは少ない。

まぁ今回はほとんどが軍人およびそれに類する人なのであんバカがいないのはよい。機関銃乱射するシーンが結構あるんだけど、あんだけ撃ったら何発かは脳天直撃するだろと思うんだがビックリするくらい頭にだけ当たらないのはご都合主義的すぎるかな。

あとは最後ゾンビに襲撃された基地大乱闘スマッシュブラザーズする展開になるんだけど、敵も味方もゾンビも大量にいて予算感が出ていてよかった。っぱいっぱい出てきてなんぼなんよ。ただ、軍の基地軍人ゾンビもいっぱいでてくるのに弾切れだ!ってなっちゃう展開は、さすがにどうかと思う。みんな持ってるよ、銃。しっかりして!

めちゃくちゃ童貞いじりされる運転手の気弱な青年最後、噛まれている自分を圧して手りゅう弾をもって基地特攻するシーンで最終的に侵入できずに撃ち殺されるんだけど、そこからゾンビになって復活してさら特攻を繰り返し会心の一撃を与える展開はちょっとエモかった。

政府軍敵対していたシスター政府軍軍曹を逃がすために自ら鉄格子に鍵をかけるシーンもこれこれ!って感じで、ゾンビ映画で見たい勘所はしっかり押さえてはいる。心優しいマッチョちゃんと序盤で気弱な童貞を救って死ぬし。

 

なもんで、スペイン内戦ていう日本ではあんメジャーじゃない戦争をお勉強するつもりで、ちゃんとしたある程度予算かけたゾンビ映画見たいなって人にはある程度おすすめネットフリックスで見れます

年に3本とかゾンビ映画ますって人にはいさら見るほどのもんでもないっちゃない。

2025-11-27

高市総理会心の一撃中国が震え上がる!」って雰囲気を作ってる最中なんで、邪魔しないでもらえますか?

2025-09-14

ちんちん攻撃

会心の一撃

おまんこちゃんずに4545ポイントダメージを与えた!

おまんこちゃんずを倒した!

なんとおまんこちゃんずが起き上がりこちらを見ている!

仲間に入れてあげますか?

▶︎はい

 いいえ

2024-12-06

キングダム読んでるけど、あの時代日本人はまだ石斧持ってウホウホしてたんだよなー

日本西暦1600年くらいでようやくキングダムと同じ文化レベルな感じがする

そう考えると今の日本凋落ってむしろ日本人の能力相応で

過去会心の一撃級のまぐれで先進国の仲間入りして

そんな時代が数年あったってだけなんだな

2024-09-24

ai人生ぶち壊された絵師

まぁ、自分絵師じゃないので想像だけど。

何年、何十年と一生懸命練習して必死習得してきたスキルが、aiの登場で一瞬で陳腐化する喪失感って凄まじいものだと思うんだよね。

自分死ぬほど苦労して生み出した会心の一撃が「エモい絵」一言プロンプトで数秒で生成されるai絵に敵わないことに絵を完成させる度にわからせられるんだぜ?

絵師ざまぁwww」とかバカにしているかもしれないけど、今後あらゆる分野がaiに飲み込まれていくことが想像できるから絵にかかわらず語学でも、学問でも誰も苦労してスキルを磨こうとする人はいなくなると思うんだよね。

これ、生成ai社会に与える影響として割と深刻な問題だとおもうんだけど、この先どうなるんだろうね。

2024-01-29

スライムが反撃したらビビってくる勇者気取りのやつなんなの?

どうもスライムです。比喩表現です。

見た目体力精神力とも弱々なので、よく人から要りもしない圧をかけられたり見下されたりしま

弱々なので反撃して戦うのも一苦労ですし、だいたい、あーはいはいしんだしんだと返事しま

けれども、会心の一撃出されるとね、これはもうスルー出来なくてね

反撃するんですよ

と言っても悪意のある無視とかないものとして扱うとか、その程度です。スライムですからね。攻撃力ないんで。

でもね、そうすると勇者気取りめっちゃ怯むんですよ。例外なく。

もうね、情けないですよ。君は勇者気取ってマウントとってきたんじゃないのかと。

ドン引きです。もっと私を怒らせて決定的にキレさせてほしいです。

何を怯んでるんですか。機嫌とろうとしてこないでほしいです。

情けないです。

2023-07-21

grdgsさん会心の一撃出してて草

grdgs colonoeは人の口調を咎めるのがずっと大好きだが「はてブにはキチガイが多い」と書いちゃうような人 https://togetter.com/li/1925201#c10874894 それとも自分のことを評してたのかな?


普段からいろいろ取り貯めてるんだろうなぁ

これは気持ちよかっただろうな

anond:20230721093121

2023-06-04

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/07/21 土

 

先日、柳川氏がドラクエⅡをプレーしていると書いたが、今日は「ほのおの祠」の在処が分から悪戦苦闘しているようである

 

本当に器用だなと思うのが、ちょっとドラクエをやったかと思うとテレビもつけっぱなしですぐに作曲部屋に戻ってゴリゴリ作り、しばらくするとまたテレビに向かって「ほのおの祠~」と叫び、かと思うとまた作曲をしに行ってしまう。

 

だいたい計ったように三十分くらいずつあっちをやりこっちをやりと大変忙しい。どっちかをまず片づければ良いのに、と思うのだが、ご本人にとってはそれがいたく快適らしい。とはいえ、僕も、柳川氏がドラクエに戻るたびにぼーっと手を止めて見ているのだから人のことは言えないのですが。

 

と言っているうちに柳川氏、とうとう諦めて「ほのおの祠」の在処を文明の利器の力で割り出すことに決めたらしい。そう。インターネット検索である

 

ドラクエ攻略

 

これだけのキーワードでどかっとヒットしたらしい。その内の一つに明確な攻略が書かれてあったらしく「ビバ、インターネットゥ」と雄叫びを上げて「ほのおの祠」に到達する柳川氏。

 

なんだこりゃ松明が燃えてるだけで別に溶岩燃え盛ってるとかそういうわけじゃねえじゃねえかとテレビに向かって文句を垂れる柳川氏。

 

そのうち気が抜けたのか、タバコに火をつけ、「それにしてもさぁ」と半ばコントローラーを投げ出してこちらに声をかける柳川氏。

 

子供心にも思ったことなんだけれど」

 

はあ、とぼんやり返す僕。

 

世界の命運を賭けて旅立つ一国の王子が」

「身支度するものと言えば」

「ドス(銅の剣)一本と五十ゴールドだけってのは」

「どうなのよ」

 

どうなのよと言われたところでそういうゲームなんだからしょうがないだろうと思い、「鉄砲玉だからじゃないですか」と適当に答えたところふいに沈黙する柳川氏。

 

「そ……」

「そうかぁ」

 

感慨深くうなずく柳川氏。

 

「そうだったんだぁ」

「この王子たち、鉄砲玉だったんだぁ」

 

なんだかしきりと納得する柳川氏。そりゃねえそう考えるしかないでしょう、と調子に乗って合わせる僕。

 

道理でさぁ」と柳川氏が感得したように言う。

 

ローレシアの城を出るときみんながみんな王子ハーゴンを倒すよう祈ってくれるんだけど」

 

「無事に帰って来いとは言ってくれないんだよ」

 

「きっともう城の後継者決まってるんだよ」

 

王様の隣にいる大臣かに

 

「なんてこった…」

 

一種呆然として煙草を吸う柳川氏。

 

ローレシア王子、敵を間違えてるよ」

 

そうかぁ、なるほどぉ、なとどしきりに呟くうちに、ふと、「そうか」と、膝を叩く柳川氏。

 

どーしたんですかと訊く僕。

 

「国として考えるから不条理なんだ」

 

はぁ。

 

ローレシアとかサマルトリアとか、これらは全部組なんだ」

 

組?

 

ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」

 

「一番稼いでいたムーンブルク組がハーゴン組に出入り(喧嘩)を食らったために財政難に陥ったローレシア組とサマルトリア組とが互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」

 

ハーゴンの命(タマ)とってこいや」って。

 

なるほど。それでドス(銅の剣)一本なわけか。思わず納得する僕。その途端、可愛らしいドット絵の彼らが背負った耐えがたい悲哀が切々と伝わりつーんと熱いものが鼻をさす。

 

ローレシア組の鉄砲玉は腕っ節と人望を買われ、ムーンブルク組の一人娘はおとっつぁんの仇を討つため、サマルトリア組の鉄砲玉は……

 

ちょっと待て。

 

なんでのんき者の王子鉄砲玉なんですか。

 

切ない任侠道サマルトリア組の王子のんきさで早くも崩壊

 

かと思いきや「うまく言いくるめられたに決まってるじゃないか

 

親分王様)にしてやるとか何とか言われて」

 

ははぁ。すぐにまた納得する僕。そりゃあ、さぞ、ローレシア組の鉄砲玉は憂鬱であろう。なにせドス(銅の剣)一本で帰れぬ旅路に出たかと思いきや、どう見ても現実を知らされていない脳天気な男が相棒になるわけである

 

悲壮覚悟で旅を続ける横で

 

えへへ僕、お城に帰ったら親分王様)になれるんだ良いでしょ~

 

白昼夢のごとき切ない言葉を繰り返すサマルトリア組の鉄砲玉。

 

そりゃ会心の一撃だって出るわなぁ。

 

しかしなぜかくも緊急な時にそんなのんき者を鉄砲玉にするのか。考えれば考えるほどツジツマが合わないではないか

 

そう柳川氏に訊くと「何を言ってるんだ決まってるだろう」と言われた。

 

???

 

僕が要領を得ない顔をしていると、「みんな知ってるんだよ」と言う。

 

なにを?とやはり当を得ず、更に訊く僕。

 

「この王子鉄砲玉)がレベルアップをすることで何を覚えるか」

 

 

途端に思い当たる僕。

 

メガンテ

 

そりゃ鉄砲玉としては申し分ないな。というか、もはや鉄砲玉以外の何者でもないな。

 

全てを知りながらもあえて何も口に出さぬ尚武の男ローレシア組の鉄砲玉。一方で何も知らされずへらへらと白昼夢を見ながら将来への一片の疑いも抱かぬサマルトリア組の鉄砲玉。また、一家を皆殺しにされ犬畜生の苦界に身を落としていたところをラーの鏡で身請けされたムーンブルク組の一人娘。

 

この娘が一番何も失うものとてない捨て身の人生を生きるのであろう。自暴自棄になるムーンブルク組の一人娘を気がつかぬところでそっと支える二人の鉄砲玉たち。いつしか人間らしさを取り戻すムーンブルク組の一人娘。しかしその頃には冒険は佳境に差し迫り、ついにロンダルキアまで足を踏み入れたのだった。

 

着実にレベルアップし、無自覚のうちに同じくらい着実に鉄砲人生を完結させようとするサマルトリア組の鉄砲玉。その軽口が哀れさ以上に、時として冒険の苦しさを和らげてくれていたことにふと気づくローレシア組の鉄砲玉。

 

「ようやくここまで来たね~♪まぁ君達二人も頑張ったけど僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

 

相も変わらず底抜けに明るい声でダンジョンに入ろうとするサマルトリア鉄砲玉。ふいにくるりこちらを向くローレシア組の鉄砲玉。

 

「お前はここで帰れ」

 

ただでさえしかめっつらしい顔立ちをいっそう厳しく引き締めて告げるローレシア組の鉄砲玉。これまでの冒険で深い皺さえ見えるかのような顔でぴしり一言

 

「あとは俺たちでやる」

 

突然そんなことを言われて目を丸くするサマルトリア鉄砲玉。

 

「またそんなこと言ってぇ~♪」とおどけるサマルトリア鉄砲玉。「僕が親分王様)になっても仲良くしてあげるから心配しないでよ~♪」

 

この切迫した状況下でなお、かんに障る明るさをまき散らすサマルトリア組の鉄砲玉に、しかローレシア組の鉄砲玉は頑としてこれ以上の彼の参加を否定する。

 

「初めてお前に会ったとき

 

ローレシア組の鉄砲玉がぼそっと押し殺した声音で言う。

 

一刀両断にしてやりたかった」

 

わず力の盾で身を守るサマルトリア組の鉄砲玉。

 

「城を出たかと思えば祠に行く。祠に行ったかと思えばローレシア組の城に行く。さんざん探し回った挙げ句『お兄ちゃんのんき者だから』の一言で全て済ませられ、しまいにはローレシア組の城にも居ない。かと思えば宿屋ゴロゴロしているお前をいっそ叩き切ってやろうかと何度思ったことか」

 

冷たい目のムーンブルク組の一人娘を背後にいやぁと照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

 

「だいたい」とこれまでの憤懣をぶちまけるローレシア組の鉄砲玉。

 

「明らかに残りHPが少なくてあとは複数攻撃呪文で片づけようと思うモンスターほどお前が勝手に倒すし」

 

中途半端すばやさがあるくせにすぐマヌーサにかかるからターンがずれて微妙回復が遅れるし。」

 

「どうしてじっとしてないんだお前は」

 

いやぁ、えへへと笑ってごまかすサマルトリア組の鉄砲玉。ちらりと目で助けを求めるが他人を助ける心の余裕など犬として暮らす日々のどこかに置き忘れてきてしまった氷のような態度のムーンブルク組の一人娘。

 

「そういうわけだ」

 

ローレシア組の鉄砲玉の口調はもはや断定である

 

「お前はここで帰れ」

 

戦力として一切認めぬかのような謂いであるが、しかし実際、サマルトリア組の鉄砲玉がパーティの一員として無能かといえば決してそんなことはない。なにせ呪文を一切使えぬ身のローレシア組の鉄砲玉にとってむしろ攻守ともに無くてはならない存在と言ってよかった。

 

それゆえにこそ武に生きるローレシア組の鉄砲玉にとってサマルトリア組の鉄砲はいつの間にか傍らにいて当然の存在になっていたのだ。兄弟分としてこれほど頼もしくまた心和む相手はかつていなかった。もっと言えば、可愛くて仕方がないのである。この無邪気で脳天気マイペースだが決して挫けず辛い冒険にも懸命になってついてくるこの鉄砲玉が。

 

無骨ローレシア組の鉄砲玉にとってそんなサマルトリア組の鉄砲玉がじきに自分が実は捨て石であることを悟るところなど見たくないのである。これまで彼が抱いていた淡い夢が粉々に消し去り、自分が実は遠い以前からからも見捨てられていたなどというそんな衝撃に、この可愛い兄弟分の心が耐えられるとは、どうしても思えないのである

 

ローレシア組の鉄砲玉にとってそんな風に思う自分が意外でもあった。そしてそれ以上にこの兄弟分が不憫でもあった。痛切な真実を知らされることはまだ良い。しかしそれを抱えて死にに行くことが哀れだった。

 

そうした思いを仏頂面に堅く秘めながらもかすかにその眼差しに込めてムーンブルク組の一人娘を見やるローレシア組の鉄砲玉。

 

え~、そんなぁ~などといじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後でかすかにうなずくムーンブルク組の一人娘。実際、この娘にとっても、サマルトリア組の鉄砲玉のことが、ローレシア組の鉄砲玉と同じように可愛いのだ。

 

家族を皆殺しにされ、一人の女としての誇りも何もかもを失い、もはやハーゴンと刺し違えることだけが生きる目的と化したムーンブルク組の一人娘にとって、サマルトリア組の鉄砲玉こそ、生きるということを、明日を夢見るということを、微かにかに思い出させてくれたのだ。

 

この冒険に加わったときムーンブルク組の一人娘にとって、この世が滅びることなど、知ったことではなかった。それをいうなら、自分が生きていた世界は、とうの昔に、滅んでしまっているのだから

 

これ以上誰が不幸になろうが知ったことではなかった。むしろ幸せな街や村を見るたびに、なぜ自分けがと胸が苦しかった。いっそのこと城が墜ちたあの日怪物たちの手で、同時にこの世の全てを滅ぼしてくれれば良かったのにとさえ思う。

 

そんなムーンブルク組の一人娘にとって、サマルトリア組の鉄砲玉がひけらかす明るさは、無性に苛立たしかった一方で、自分がまだ本当には絶望しきっていないことを思い知らせるものだった。いっそ全てが滅んでいれば良かったのに。そういう思いに押し潰されそうになる心の奥底でまだ微かな温もりが生きているのだ。

 

その温もりが人間であることの最後証明だと言ってよかった。それがいつしか冒険を経るうちにムーンブルク組に一人娘にとっての最後の願いとなった。自分人間として戦って死にたいのだ。そう思えるようになっただけで十分だった。

 

瞬きの間に互いの万感を込めてうなずき合うローレシア組の鉄砲玉とムーンブルク組に一人娘。

 

「いのりの指輪を渡しなさい」

 

サマルトリア組の鉄砲玉の腕を叩くムーンブルク組の一人娘。

 

え……

 

呆然とするサマルトリア組の鉄砲玉の手をとり、指輪を抜き取るムーンブルク組の一人娘。

 

サマルトリア組の鉄砲玉の手をとりつつ自分の手に祈り指輪をはめ、「代わりにこれを渡すわ」

 

いまや何も付けぬサマルトリア組の鉄砲玉の手にキメラの翼を押し込むムーンブルク組の一人娘。

 

あなたの妹さん、あなたそっくりなんですってね」

 

ふいに、微かな笑みを込めて言うムーンブルク組の一人娘。

 

え……、そうかな

 

言葉意図が分からローレシア組の鉄砲玉を見やるサマルトリア組の鉄砲玉。

 

のんきなところがそっくりだった」

 

ローレシア組の鉄砲玉も合わせて無骨な顔に笑みを浮かべる。

 

「お会いしてみたかったわ」

 

そんなの、僕が王様になったらいつでも……明るく返そうとするがムーンブルク組の一人娘の手がかすかな力を込めて自分の手を握るのに、ふと言葉を失うサマルトリア組の鉄砲玉。

 

「帰りなさい」

 

ムーンブルク組の一人娘の手が離れ、その手に残されたキメラの翼を見つめるサマルトリア組の鉄砲玉。

 

でも、そんな、僕……

 

慌てて目を上げたときにはローレシア組の鉄砲玉もムーンブルク組の一人娘も半ば背を向けている。

 

待って、もう少しなんだ。

 

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

 

心配するな」とローレシア組の鉄砲玉が言う。「お前が無事に戻れば誰もお前が親分王様)になることに反対出来ないさ」

 

「良い王様になりなさい」とムーンブルク組の一人娘が言う。「ハーゴンの命は私達が……」

 

もはや振り返る素振りもみせず背を向け歩み行く二人。

 

その背後でキメラの翼を握り、うつむくサマルトリア組の鉄砲玉。ふいに、きっとそのおもてを上げ、

 

もう少しなんだ!

 

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。

 

もう少しだから

続き https://anond.hatelabo.jp/20230604172714

2023-02-24

ドラクエ4AIを改良したら勝手クリアしてくれるかな

放っておくだけで最短クリアしてくれるかも

ボスザラキなんかせず、逃げる8回で会心の一撃裏技も使ってくれるはず

2023-01-04

呪術廻戦がなぜ説得力が欠けているのか考えてみた

2020年鳴り物入り広告を打ち、大々的に売り出しにかかったジャンプアニメ呪術廻戦を見た。アニメが先で漫画も後から最新話まで見たよ。

結果的にヒット作品(?)として映画版も好評だったらしい。(国内137億円・世界興収230億円以上売れてる)

が、正直な所この作品原作を通して非常に不親切な作りになっていると感じている。何に不親切かというと、読者や視聴者に対してだ。

なぜそう感じるというとこの作品の前年に、懇切丁寧に戦闘中脳内でしゃべり続ける【鬼滅の刃】が大ヒットしたあとだったのもあるだろう。

この売上や人気は正直、大げさというか、作品クオリティの割に過大な注目度だと感じている。とにかく動く戦闘シーンだったら絶賛するアニメオタク達のパワーを感じる所だ。

なんで俺がこんなに置いてけぼりの気持ちなったのか、いくつかあるんだけど今回は戦闘に関して掘り返してみる

良い所も一応触れておこうか

・魅力的な導入。

主人公が通う学校に供養されていたのはラスボスの人体で、紆余曲折あり主人公ラスボスが一体化し世界中の呪術から抹殺対象となり、両目を包帯ぐるぐる巻きのイケメン庇護される展開から始まる。

一話の導入として非常によくできている。その後ラスボスの宿儺と主人公達はしゃべる場面もあって不思議気持ちにさせられた。(宿儺がラスボスという表現も怪しいがいったんそうする)

2.そして地獄先生ぬ~べ~鬼滅の刃にもある異形の禍禍しさの表現は秀逸だ。呪霊に関わってしまうとどんな目に合うのか、ギョっとする様なおどろおどろしい表現は上手くいっていたはずだ。

けどその後の展開で納得いかない部分が増えていく

同級生ふたりとも良いこすぎんか?

呪術高専の生徒となった主人公が、同級生メンバーと知り合ってキャラクター紹介も含め集まっていく序盤の展開。が、アニメ5話目にして主人公がばっさり死ぬ

実際にはのちのち生き返って修行する為の時間稼ぎに利用するが。

知り合って一カ月も経たない主人公の死はやたら重く受け止めている同級生ふたり。いや君ら知り合って半月足らずですやん?同級生ふたりとも仲間の死は体験済みらしいが、同級生になったとはいえ主人公だけ特別視されすぎで納得できかねた

・呪力と術式に関する設定がフワフワしていて、掘り下げが足りていない

作者がハンターハンターの大ファンである事を公言している通り、いうならば”念能力”の様なモノだ。縛りで能力向上など、リスペクトがかんじられる。

才能こそ必要だが、訓練さえすれば応用化できるものという表現

主人公修行描写で訓練する場面が出てくるが、他の同級生上級生が特訓する描写ほとんど肉体訓練ばかりで、能力訓練の描写ほとんどされていない。というかこれ以降修行パートが出てこない。

HxHでいうならばキルアスタンガンを腕に押しつけ力を身に着けた。クラピカは鎖を四六時中弄り回しイメージする訓練をしたという描写がされ、能力が身についてからもI・G編のビスケとの訓練などが要所要所で設けられていた。現在暗黒大陸編でも念を知らない人間に訓練を施すなど、念は技術である事を徹底描写している。

伏黒くんはいつの間にか新しい呪霊を増やし、なんとなく影を使う応用技術を体得しました。乙骨くんは呪霊がやたら強力だが、劇中の刀の扱いがもはや達人級。彼もほぼ一般人だったはずだが。訓練期間4カ月ぐらいなんですけど…

呪術師の血筋はそれぞれの家系に応じて引き継いできた呪術があるようだが、突発的に能力が目覚める人間も。三年生のパチスロ戦法や星座をもとにした能力なんて、もう呪術の応用なんて表現では納得できない域だろと

黒閃という、いうならば呪術師ならば撃てる呪力の会心の一撃があるが、これもあやふや。劇中で4回使えたら凄い事という表現をされてるが主人公は連発するし、具体的にどんな強化のされ方なのかも不明瞭。領域展開にも一言あるんだけど今日疲れたから明日にでも追加して書こう

2022-12-20

anond:20221220095259

「大変じゃないですか?」と言えば打ち解けられる、という主張を論破した上に相手を嫌な気持ちにさせることもできて、増田的には会心の一撃なんだろうね…

2022-10-29

anond:20221029122501

ワイはねぎトロールが好きやで

カモネギよろしくネギを背負ったトロールやないで

ネギトロ巻きをおちゃめに呼びつつ誤字を装ってトロールで区切ることで

まるでパテント・トロールのような強欲なねぎ執着モンスターを想起させる

ウィットに富んだワイの会心の一撃やで

2021-11-19

anond:20211119082842

エンカウントして欲しいときほど敵が出現しなくてエンカウントして欲しくないときほど1歩ずつ歩くと敵と遭遇するのが面倒くさい

黄金の爪を装備したら会心の一撃が出まくるのが面倒くさい

それは、黄金の爪を装備していたから「1歩ずつ歩くと敵と遭遇」したのでわ?

ドラクエをするのがしんどい理由



このようにドラクエシリーズは全体的に面倒くさいゲームとなってしまっている

2021-10-06

武熊家

素手で熊を屈服させた武闘家は武熊家(ぶくまか・ぶゆうか)と呼ばれる。こっそり鉄の爪を使ってはならない。

勇者僧侶魔法使い、武熊家は定番パーティ

武熊家は戦士と比べ素早くて装備が安上がりで会心の一撃を出す確率が高い。攻撃命中時に当たり判定がある星のエフェクトを出して周りの敵にダメージを与えられる。熊呼びコマンドで熊をけしかけることができる。

2021-07-23

エアーホッケーデジタル化したい。

正確にはエアーホッケー円盤

あれなんて名前なのかわかんないけど

あの円盤だけを物理じゃないデジタルにしたい。

台とかはそのまんまのおおきさで

卓が大きな液晶画面になるんかな?

その液晶映像として円盤が映し出される。

プレーヤーもつ丸っこいのなんて名前なんだあれ?

わかんないけど仮にラケットとするとして

そのラケット物理なわけ。

で、そのラケット映像円盤のところに

すばっと持ってくと素振りにならなくて

ちゃん円盤を打った感覚ラケットフィードバックされて

実際にエアーホッケーをしてるようになるのだ。

で、それだけだったら現実エアホッケーと変わらないんだけど

そこはデジタルから演出が加わるのよ。

ガシーンとラケットジャストタイミング円盤に当たったりしたら

クリティカルヒット会心の一撃で炎に包まれながら円盤バーンと飛んでく。

そういう感じにしたい。

2021-06-08

神々が叩き合い、神が降りてきた

 土曜日の夜は一切予定が入れられない。

 白熱の戦いが毎週繰り広げられている将棋の「ABEMAトーナメント」。6月5日は予選のCリーグ、チーム羽生対チーム木村が行われた。、この結果、この2チームにチーム豊島を合わせた3チームが、勝敗得失点差まで完全に並ぶという劇的な展開が待ち受けていた。最後リーダー3人によるプレーオフが繰り広げられ、決着が付いたのは日付も変わった翌0時すぎであった。翌日(というか当日)には、藤井棋聖渡辺名人棋聖戦があり、朝早くから中継があるというのに、この深夜までの激闘が寝かせてくれない。まったく、大事な日の前日になんてものを見せてくれるのか。

 劇的な展開にも魅了されたが、この日の決着局、羽生善治九段佐々木勇気七段の将棋はその内容も抜群に素晴らしかった。このABEMAトーナメントは、「持ち時間5分+1手につき5秒加算」という超早指し(フィッシャールール)のもとで行われる。このルールは、実際に指してみれば分かるが、非常に厳しく、スリリングである。ある程度、手の決まった序盤ならば時間を増やしていけるが、局面が複雑になった中終盤はそうもいかない。序盤で増やした時間はあっという間に溶けていき、秒に追われながら指し手を続けていくことになる。正直、アマチュアがこのルールで指しても、「そもそも将棋にならない」ということが多い。繰り広げられるのは、「将棋似て非なる何か」である

 しかし、そこはプロ。我々アマチュアとは違い、このルールでも「将棋」を指す。さすがに指し手の質は多少落ちるのかもしれないが、それでも将棋を指している。まずはそこに感動する。

 羽生九段佐々木勇気七段の一戦は、互いの読みと駆け引きがぶつかり合う激戦となった。この将棋は、持ち時間の長い公式戦と比較しても遜色ない名局だったと思う。将棋ファンとして、この一局への感動は言葉にして残しておきたい。

 先手番となったのは佐々木勇気七段。藤井聡太四段(当時)のプロ入り29連勝を止めた男としてあまりにも有名であるが、その後の活躍も目覚ましい。順位戦現在から2番目のB級1組。藤井二冠をぴったり追走しながら昇級し、現在も開幕2連勝と好調である居飛車党の本格派で、序中盤にも惜しみなく時間を投入する。深い研究と読みに裏打ちされた指し手が魅力である。それでいて、この早指しのルールでも滅法強い。

 後手番となったのは羽生善治九段。何をかいわんや、ご存じ永世七冠である

 

 戦型は角換わり腰掛け銀。事前のインタビューで、変化球ではなく、正面からぶつかりたいと語った佐々木宣言通り、得意戦法で真っ向勝負を挑んだ。対する羽生とて、相手の得意形を避けるタイプではない。いつも通り、泰然と、そして悠然とした手付きで佐々木の得意形を受けて立った。

 端歩の駆け引きもあったが、十分な研究があるようで、佐々木の指し手は早い。57手目、▲2五歩と攻めかかる。これは、羽生の玉が2二に入ったところに、真上から襲い掛かった手である羽生の構想を正面から打ち砕こうとしており、相当な迫力がある。一歩間違えればすぐに潰されそうなところ、羽生は一歩も引かない。佐々木飛車を吊り上げ、銀取りも手抜いて手裏剣を放った。

 66手目「△8八歩」。この手自体は珍しい手ではなく、相手陣形を乱す定番の手筋である。実際、その場にいた棋士も全員が一瞬で見えた手だと思う。しかし、問題はこの歩が「通るのか?」その一点である。もしこの手が不発に終われば、この将棋は一気に佐々木に持っていかれてしまいかねない。「一か八か」的な意味で、この歩を打つのは非常に怖い。しかし、羽生の手は8八に伸びる。「運命勇者に微笑む」羽生が好んで用いる言葉を想起した。勇者羽生善治、いつもこうやって、勝利を手繰り寄せてきた棋士である

 勇者勇気が立ち向かう。羽生の放った歩を取っては弱いと見た佐々木は、一直線の攻め合いへ。71手目、▲4六桂と急所桂馬を放った。対する羽生、△6四桂と打ち返す。同じく急所に放った桂馬である。4六と6四の桂馬が、銀を挟んで対称に向かい合っている。この局面、互いの我が道を行くとばかりに読みがぶつかり合い、その衝突が盤上に表現されている。最高峰に美しい。

 美しい火花にくらくらしそうな局面で、佐々木が次の1手を放つ。73手目「▲6五銀」。最高峰の美しさに、さらに「その上」があったとは。叫びたくなるような手である。銀のただ捨て。しかし、この銀は取れない。取ると、羽生玉が弱体化し、一気に攻め潰される展開が見える。佐々木の放った会心の一手であり、観戦していた羽生チームメイト中村太地七段も「(佐々木の)決め手に見えた」と述懐したほどである

 佐々木勇気会心の一撃。そのままK.Oされてもおかしくない局面で、さら時間もない。そんな局面で、羽生は何を放ったか。74手目「△8八と」。やはり銀は取れない。羽生は最大の強手で応えた。ちなみにこの「と金」は、その前の局面で放った「勇者の歩」が成ったものである。歩を打った手も凄いが、「と金」を引いたこの手も凄い。鬼のような顔で剣を抜く勇者を見ているようである

 羽生踏み込みに、佐々木は盤上没我。長考の末、と金を払う。羽生は追撃の手を緩めず、△6六歩、そして残り2秒(!)まで考えた末に△4九角と放った。少し進んでみると、恐ろしい局面が見えてくる。この将棋、途中から佐々木一方的に攻めていくような展開ばかりが見えていたはずなのに、気付けば羽生佐々木を追い込んでいる。佐々木も相当な迫力で攻めていたはずなのだが、勇者踏み込みがそれを凌駕したように思えた。

 とはいえ局面はまだ分からない。佐々木、黙っていられないとばかりに攻めに転じ、羽生玉に迫る。羽生玉はかなり危ないところまで追い込まれるが、あと一歩が足りない。それを見切ったか羽生香車桂馬佐々木玉に覆いかぶさる。この手があまりにも厳しく、佐々木を一気に追い込んだ。

 土俵際の佐々木だが、あきらめきれない。115手目から、歩を打っては捨てるということを繰り返した。これは、「時間稼ぎ」の歩である。1秒で打てば、持ち時間を4秒増やせる。増やした時間で、必死に凌ぎを探す。歩の打ち捨ては、純粋な「損」であり、将棋の真理からはほど遠い。しかし、そんなことを言っている局面ではないし、なりふり構っていられないのである。鬼の顔をした勇者相手に、佐々木もまた鬼になる。非常手段で、最後可能性を探した。

 羽生にも余裕はない。一手間違えれば奈落の底である必死の形相で佐々木気合に応戦する。冷静に追い詰め、ついに矢尽き刀折れた佐々木最後羽生が、146手までの激闘を制した。終盤はたがいにほとんど時間がなく、チェスクロックの叩き合い。それが終わり、激闘に終止符を告げるブザーが鳴った。

 大熱戦の末、羽生勝利チームメイト中村七段、佐藤紳哉七段が控室で絶叫する。「感動した!やっぱ羽生先生は違うわぁ」その反応は、同じプロ棋士というより、画面の向こうで見ている我々将棋ファンのそれと近いものであったが、そうなるのも無理はなかったと思う。それくらいの将棋であったし、「羽生善治」とはプロ棋士にとってもそれくらいの存在なのである

 敗れた佐々木の指し手も素晴らしかった。忘れてしまいそうになるが、この将棋は「5分+5秒」の超早指しで指されたものである。それが到底信じられないような濃密な内容で、「神々の叩き合い」とでも言うべきものだった。極限の状況で指していたことで、羽生の「勝負術」「局面への嗅覚」といったものが最大限に研ぎ澄まされ、盤上に発露したように思う。棋士羽生善治の恐ろしさを改めて感じたし、その羽生が未だにあと1期まで迫った100期目のタイトルに届かない、将棋界の恐ろしさを思った。

 激闘の余韻も冷めやらぬ中、さらに興奮するような出来事が起こった。この戦いの翌日、羽生中村七段のYouTubeチャンネルに登場し、なんと自らの将棋解説したのである羽生YouTubeで自戦解説をするのは初めて。あれだけの将棋を見せてもらっただけでも興奮が止まらないのに、その翌日に本人から解説が聞けるとは。神々が叩き合い、神が降りてきた。あまり出来事に、感情が追いつかないままに視聴した。

 佐々木の「▲6五銀」はやはり相当な一手だったようで、羽生も手放しで称賛した。「いい手だなあ」そうやって飄々と語る姿は、一日前の盤上にいた鬼の姿とは大きく異なっていて、少し呆気に取られてしまうのだが、盤上を離れればこれが羽生善治なのだと妙に納得もしてしまうのであった。

 いい将棋を見て、感動して、翌日には本人から詳細な解説が聞ける。凄い時代になった。将棋ファンは、本当に幸せである

https://www.youtube.com/watch?v=5IbgZBaTyoc&t=286s

2021-05-19

anond:20210519152340

ワクチン予約システムの話であれば設計図がクソだったか

設計図ちゃんとしててもバグ脆弱性は入る時は入る

大体のプログラムは必ずバグが入って、そのバグ取りを何回も行ってリリースしてる

バグプログラム上でほぼ100%発生する

わかりやすい例でいうと

ファミコンドラクエ4で逃げるを連続8回やるとその次のターンから会心の一撃連発できるようになるバグがある

これは意図しない動作で起きたバグ

設計図が悪かったのかというと逃げるを4回やれば必ず逃げられる仕様になってたが、逃げられない戦闘考慮しなかったために逃げるを8回やると逃げた回数を管理してる隣のメモリ干渉し、そのエリアパルプンテ会心の一撃が出る領域だったため、会心の一撃連発できるようになる挙動引き起こしていた

設計者の想定を超える事態が実はあってそれがバグの原因となることもある

バグ脆弱性(セキュリティホール)の線引

ワクチン大規模接種東京センターの予約システムで発生した、適当数字入力しても予約できるシステムの不備はバグなのか脆弱性(セキュリティホール)なのかを考えていこう。

もし、脆弱性であるとするならば、しかるべき報告フローを取る必要があるからだ。

記事の末尾に参考リンクをいろいろおいておいたので、詳細は確認してほしい。

この問題は、本来するべきチェック処理をしていないのだからバグ一種といえる。

// ただ、改善する気がないのなら仕様となるのだろうけどね。

あるゆる、脆弱性バグの結果起きる。

では、適当数字を入れても予約できちゃうバグは、脆弱性(セキュリティホール)と言えるのか?

もし、脆弱性(セキュリティホール)となるなら、ゼロディでいきなり公開する前に、しかるべき報告フローを取るべきだ。

// ただ、新聞社は、ネットで噂になったもの取材して報道しただけであるからゼロディで公開とは言えないだろうけどな。

個人的意見としては、脆弱性とまでは言えないと思う。

これはタダのバグであって、脆弱性(セキュリティホール)と呼ぶのは言い過ぎだろう。

例えば、教科書レベルの「"<script>alert("XSS");</script>」でXSSを発生させる意図的入力をして、誤動作が発生するなら、それは間違いなく脆弱性(セキュリティホール)といえる。

同様に、SQLインジェクションを発生させる意図的入力をして、何か変なことが起きれば、これも間違いなく脆弱性といえる。

他にも、超でかいデータを送りつけてバッファオーバーフローさせたり、特殊入力をしてスタック破壊して戻り値改ざんして任意コマンドを実行するみたいなものも同様に脆弱性と呼んでもいいだろう。

(注:念のために書いておくが、不正アクセス違法になる可能性があるので、自分の所有するサイトコンピュータ以外へは、これらの入力を試さないように。)

でも、ごく普通入力をしても、エラーとしてはじかないで受け入れてしまうのは、脆弱性ではなく、タダのバグであるように思う。

「こういう操作したら、計算結果が変になった」はバグ領域であって、脆弱性とまでは言えない。

今までの話を簡単に言うとしたら、ドラクエ4で8回逃げたら会心の一撃連続して出るのはバグなのか脆弱性なのか?って話になるのかな。

かに、8回逃げることで、データバッファオーバーフローが発生して、そのような結果になる。

でも、8回逃げるというはやろうと思えは誰でもできる動作であって、これをバグではなく脆弱性(セキュリティホール)と呼ぶのは違和感がある。

この裏技を見つけたとして、脆弱性としてしかるべき報告フローを取らずに公開したこと咎められるとしたら、実に変な話である

これら裏技を試しても不正アクセスと言われて、罪を着せられたり、裏技記事を削除されるとしたら、強烈な違和感がある。

このあたりのバグ脆弱性の線引はどうなっているのか。

今回の事件で、それが一番気になった。

最終的には、裁判裁判所が決めることになるんだろうけど、あまりアホな判決を出して、日本エンジニアの手足を拘束しないでほしいと思う。

参考URL:

ドラクエ4で「にげる」8回でずっと会心の一撃になるバグ、こういう仕組みで起こってたらしい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1715732

■「誰でも何度でも予約可能ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/dot/2021051700045.html

岸信夫 on Twitter: "自衛隊大規模接種センター予約の報道について。...

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/KishiNobuo/status/1394440062125805572

脆弱性の手口、IPA「見つけたらまず開発者IPA窓口に報告して」 コロナワクチン架空予約巡り

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/18/news145.html

Hiromitsu Takagi on Twitter: "私はこの届出制度の提唱者・設計者・運用協力者・有識者研究会委員であり、IPA広報取材にこんな回答をしたのであれば、出鱈目であり、...

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1394713619212816385

ワクチン大規模接種「架空ウェブ予約」やったら犯罪? 国は「法的手段」に言及

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_23/n_13071/

確認作業公益性高い、毎日新聞 接種センター架空入力取材目的

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/767285347672670208

AERA dot. 記事への防衛省の申し入れに対する見解

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dot.asahi.com/info/2021051900065.html

2021-04-21

anond:20210421142103

常に思っているわけじゃあないが、ふとした瞬間のブスさがすごいよ。

会心の一撃!!

2020-09-01

anond:20200901023149

柳龍拳VS岩倉豪の戦いは本当に凄かった。

柳龍拳の発頸に何度も岩倉豪が倒されるシーンは見ごたえがあった。

だが、流石に65歳VS36歳では、体力というか持久力の差は歴然で、

最後岩倉豪の会心の一撃によって柳龍拳は負かされてしまったが、

柳龍拳合気の達人であったことは間違いない...というのは別の世界線でのお話

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん