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はてなキーワード: カマキリとは

2024-11-27

左翼自己陶酔の為に敵を巨悪にする

まるで精神異常者だ、

もしくはカマキリガチ妄想バトルした刃牙

2024-10-31

虫の正体って知ってる?

虫って、よく見ると何かおかしいと思わない?

あの妙な姿かたち、異様な動き。

なんであんデザインになってるのか、不思議なんだよね。

カブトムシトンボみたいにちょっとカッコいい系もいれば、ゴキブリムカデみたいに生理的に受けつけない系もいる。

なんでこんな多種多様なのか。誰が考えたんだって感じ。

さらに調べると、昆虫の生態ってまだわかってないことだらけなんだよ。

たとえば、ミツバチの「ワグルダンス」っていう踊りで情報を伝える行動、どこでそんな技術を覚えたのかも不明だし、何百キロも離れた場所からわず巣に帰ってくるカブトムシの帰巣本能とか、どうやって道を覚えてるのか、いまだに謎。

近年だとカマキリが星を使ってナビゲートしてるって話も出てきたけど、それもまだよくわかってないらしい。

そんな感じで不思議すぎるから昆虫先祖宇宙からやってきたんじゃないか?って説もあるんだって。これは「パンスペルミア説」と言って、昔、隕石に紛れて地球に来た微生物進化して、今の虫になったんじゃないかって考え方。

SFみたいだけど、地球にない化学物質昆虫から見つかったりもしてるから、信じたくなる話なんだ。

とにかくまぁ、虫ってのは不思議存在なんだよ。

———

時は23世紀。技術が発達して、未来人たちは過去に行くための方法を見つけた。

とはいえ歴史を変えるリスクがあるから普通に人間過去に行くのは絶対禁止されてる。

けど「過去を見てみたい!」って気持ちは止められないじゃん?そこで考え出されたのが、過去地球に「遠隔操作ドローン」を送り込むというアイデア

そのドローンが何かっていうと、そう、実は「昆虫」なんだよ。

昆虫は、未来技術で作られた高性能のタイムマシンみたいなもんで、カメラセンサーが内蔵されてて、未来の人たちはそれを通して過去風景を観察できる。

普通ドローンだと、当時の地球環境や人間にバレるリスクが高すぎるけど、虫の姿をしていれば、誰も怪しむことな地球上を自由に飛び回れるんだ。

虫の中には特殊プログラムがあって、記録した映像情報未来に送り返すようになってる。

から、たとえばアリが一直線に行列を作るのも、ハチダンスを踊るのも、実は未来の人が「どうせ過去に行くなら秩序ある行動を見せたい」っていう趣味のせいだったりする。

アリたちはせっせと働いているように見えて、実はあれは単にプログラム通りに動いてるだけ。

まり昆虫の謎めいた行動や生態の数々も、全部未来の人たちの手の中にあるってわけ。

そう考えると、ちょっと虫を見る目も変わるよね。

今、君の肩に止まってるそのハエも、もしかしたら未来人が操縦してるのかもしれないし、君の行動をこっそり観察してるのかもしれない

2024-10-30

ネットの爆美女(笑)飽きた

皆同じカマキリ顔だし、豊胸してるのも一瞬でわかる

あん不気味の谷の底にいるやつらが幅利かせてるネット自体が嫌い

2024-10-19

横着でなくなった甘やかされカマキリの一生

先月思いもよらず多くの方々にお読みいただいたカマキリの話だが、今朝虫かごを覗いてみると地面に横たわって死んでいた。我が家に来てからちょうど1ヶ月半のことになる。

家に来てからほとんどの期間をハリガネムシ寄生に気を揉んで心配し続けてきたカマキリだったが、おそらく死因は消化不良によって内臓が弱ってしまたことが原因だろうと思う。人間の食べる餌だけではやはり限界があったのだろう。

キッチンペーパーを敷いた虫かごの床に、カマを頭の横に添えて人がすやすやと横寝するような姿勢で倒れていて、見ようによってはかわいらしい仕草の亡骸だった。

先週末に外出先から戻ってみると、とても水分量の多い糞をしていてだいぶ気がかりではあった。天井にぶら下がっていられないのか虫かごの低い位置の壁につかまるようになったり、夜に照明がつくと目に見えて取り乱すようになったり、不調の兆しは確かにあったと思う。

特に昨晩は寝る前にずいぶんと長いこと腹を曲げていて、それを見た娘が心配していた。その仕草は糞をする時のカマキリ一般的姿勢で、逆さまにぶら下がっている時に自分の糞で体を汚さないための工夫であるらしい旨を調べていた私はそれほど強い心配をしなかったのだが、思えばあれが最期の苦しみであったのかもしれない。


一説によるとハリガネムシカマキリ羽化から30〜45日ほどで脱出を図ることが多いという。だから私は密かに飼育45日目を節目だと勝手に思っていた。我が家に来る直前にハリガネムシの幼虫が入った餌を食べてしまったとしても、45日を過ぎればもう寄生心配はしなくていいだろう、あとは寒さや寿命に備えて引き続き長生きを祈ろうと思っていた。冬まで生きれば隙間風の多い極寒の我が家で生き残らせる手段として、私の部屋のこたつの上で生活するこたつカマキリ爆誕するだろうなと思っていた。

我が家に来て少ししてから急に翅が黒ずんできてしまって心配していたのだが、近くで見てみると黒いだけでなく透明にもなっていて、かなり早くから傷んでいたのだろうと思う。前回の増田では前翅と後翅が入れ替わってしまったのではないかと書いたが、つるつるした緑色の部分(前翅?)とざらざらした透明な部分(後翅?)は、着物の合わせのようにはっきりと境目が見えるのにぴったりくっついてうまく分離できなかった。生きていた時は翅を広げたりすればきちんと分かれていたのかもしれない。

本当は、飼育45日を過ぎて元気でいるようなら、近況をまた増田に書こうと思って半月くらい前からずっと下書きを保存していた。そのほとんどが没になってしまった。

10月に入ってから魚肉ソーセージを食べなくなったので普通の肉を週二でやっていた事とか、ちゃんと餌を顔に近づけると自分で持って食べるようになり横着カマキリ汚名返上していた事とか、一度サーモン刺身をやってみたら大パニックを起こして煮干し以来の脱走の危機を迎えていた事とか、我が家ベランダハラビロのメスカマキリまでやってきて天の采配かと大興奮したがすぐにどこかへ行ってしまった事とかをもっと長々と書いていた。こういう形での続報になってしまってとても残念だ。

カマキリの死を知った娘は思いのほかに長くさめざめと泣いて、私はカマキリの死自体よりは、そんな娘がかわいそうで悲しいという気持ちの方が幾分強かった。それでも、この増田を書きながらカマキリの亡骸について記述している際には少々涙が出た。かわいかったなと意識をすると悲しい。

昆虫が平気な親であれば、インターネットハリガネムシ心配がないなにがしかの幼虫や餌用の活コオロギなどを買い、別に飼育しておいて、もっと長生きさせる手立てはあったかもしれない。残念ながらそこまでする根性がなかった。そういう意味での悔いはあるが、昆虫が怖くて触れない親なりにできることは全てしたと思っている。


前回の増田我が家カマキリかわいいと思ってくださった方々、本当にどうもありがとう

力も経験も全く足りず、あまり長生きをさせることはできなかった。それでもたくさん甘やかして暮らした。カマキリはどうかわからないが人間幸せだったと思う。

すぐ埋めるのは嫌だと娘が言うので、少しだけ家に置いておいて、いずれベランダの鉢植えの花を添えて近くの公園の土に埋めに行くつもりだ。

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カマキリの亡骸はこの増田を書いた翌日の朝に埋めた。

死んだ当日はとてもよく晴れて、次の明け方はおそろしく強い風が吹いた。風の音で目を覚まし、一緒に埋めようと思っていた鉢植えの花が吹き飛ばされるのが心配ベランダに出て鉢植えの位置を変えた。

朝再び起きるとカマキリの亡骸はだいぶ茶色く変色してしまっていて、これはもう埋めた方がいいだろうと思われ、娘も嫌々ながら承諾した。カマの部分だけはあまり腐るような中身がないのか、変色が少なく割合きれいな緑色を保っているのが印象的だった。

ほんの少しの間使っていた止まり木についていた木の実と、鉢植えの花をひとつ添えて公園の植え込みの根元に埋めた。

これが最後からと娘に促すと、怖がって一度もカマキリに触れたことのなかった娘がこわごわと亡骸に触れ、指でつまんで墓穴に入れようとした。

恐る恐るだったので一度手を滑らせてしまって、キッチンペーパーに乗せたカマキリの亡骸がコロリと裏返しに転がり、まるでこちらを向いて最後のお別れでもするかのような姿勢になって、思わずグッと涙を堪えた。それでも娘は亡骸をきちんと墓穴におさめることができた。二人で半べそをかきながら土をかけて葬った。

死んだ日はよく晴れ、明け方に早く葬ってほしいと言わんばかりの強い風が吹き、埋葬した後には前日に輪をかけてよい快晴に恵まれたので、その話をして「ちゃんお葬式をしてもらえてよかったと思っているのかもね」と娘に言ったら「天気の子だぁ」と喜んでいた。

今は「早く生まれ変わってまた来てほしい」と言っている。

私は「可愛さを認められて次はネコにでも生まれ変わり、どこかの優しい飼主に一生大事に可愛がられて過ごすといい」と思っている。

2024-10-13

増田文学勝手添削Yahoo!チャットって場所があったんだよ』

 まずは2015から

https://anond.hatelabo.jp/20150625153718

 ↑これをやってみる。

(最終的な文章最後のほうに書きます。)

総評

 まず語り手がそのまま物語主人公なわけですが、オナニーできずに終わるというのが肝なわけです。ですから主人公からすれば失敗談なのです。まあブログなのであたりまえですが、失敗談にも関わらず主人公と語り手が同一人物であるということはおかしいです。(だってじぶんのミスを喋りたがる人はいないし)

 ここから、このブログがいったいどんな意味を持つのか導き出すことができます簡単にいうと、『失敗とともにほんのりと脳に結びつけられている昔の思い出』ということです。

 このノスタルジーは、本文の下ネタ中心の話とのミスマッチを引き起こすことで、人々の記憶に残ります

 ここから問題ミスマッチによる作用というのは使い古された手であり、読者がそれに気付いた場合、とっても冷めてしまます。おおくの読者はバカなのでそれに気付かないかもしれませんが、ちょっとした意図的ものぐらいは感じるんじゃないでしょうか。たとえば、明らかに慣れていない口語体(それも下層階級口語)を使っています下ネタの話なのでそっちのほうがいいとおもったのでしょうが、それも意図的ものを感じさせてしま可能性があります

 最後解決策を書きます。このブログ根本的な構造上の欠陥、『失敗談を語っている』という形式を変える必要があるので、それをいくつか。

 その1、会話形式で昔話をする。

よく映画であるやつ。話をしながらだんだん昔に入っていく。こうすることで、その話を聞いている人が文章なかに登場し、昔の失敗談をしてもオーケーになります

 その2、語り手を色情狂にする。

本人が失敗談だとおもっていなければ、それは失敗談だと読者もおもいません。語り手がキャラクター兼任されている場合、語り手が客観的物事を把握していてはだめなのです。それは筆者がでてきてしまっているからです。まあブログからそれでいいんだろうけど。

じゃあ最後の方の文章を書き直したのを貼っておきます

ーーーーー

祈るような気持ちチャット画面を見た。頼むよ、援護書き込みコピーされていてくれー!頼むー!恐る恐る自分発言視線を移した。画面には「カマキリ」という文字が映っていた。

ああクソ。なんで俺はこんなもんコピーしてんだ。いつだ、いつだよ。いつコピーした。チンポコ野郎。アホ。オナニーマン

静寂の中、チャット画面に燦然と輝くカマキリ文字。いったいなんだ? こりゃ。

しばらくして、先に沈黙を破ったのは女だった。

カマキリってなんですか?」

タイプミスじゃないかなあ」とブラッドレイン

「 私がカマキリみたいな声ってことですか?」

カマキリみたいな声?」とブラッドレイン。「ちょっと待ってくれよ。たぶんこの人も興奮してただけでさ――」

「失礼な人ですね。気持ち悪い」

カマキリ女はそういった。その声からは深い怒りが感じ取れた。カマキリ

無慈悲システムメッセージが少し薄いグレーの文字で表示される。オナニー寸前だったカマキリが怒って帰ってしまたことを指し示していた。

これに怒ったのはブラッディレインと97名のガヤたちだ。彼らはおれに対して文句を言ってきた。

死ね

「お前マジで殺すぞ」

「ここまで頑張ったブラッディレインさんに謝れ」

「アホ」

 こいつらはただのバカだ。画素数の荒いモニターの前でチンポコをいじってるキチガイだ。

「なんでカマキリとか書き込んでんだよ!」

キレてるブラッディレインの問いに、おれは

「すいません、パソコンスペックが低くて誤作動しました。変な文字ペーストされました。本当は援護するつもりだったんです」

パソコンのせいにした。

「はあ、スペックが低くて誤作動?あるわけねーだろ、スペック書いてみろ」

CPUPentiumIIの350MHzです」

「じゅうぶんじゃねーか、俺なんかPentium133だぞ」

ここからはみんなパソコンスペックの申告会だ。みんなスペックを書きたがったんだ。そういう時代だ。今よりほんのちょっと昔の話だよ。

2024-10-11

柔道選手の回想を聞いてほしい 2


柔道部顧問になって二年目の話をする。

この年度の末で学校教諭を辞めている。ラストイヤーである。思えばあっという間だった。上の秋季大会の後も、大なり小なり大会があったが、目立つ成果はなかった。

実力というよりは、柔道部全体の精神力、やる気、気合いの問題だった。センスがありそうな子はいたが、『本気』になり切れない。なぜかはわからないが、若者特有の殺気に満ちた闘志というか、「目の前の相手を殺してやる」という滾(たぎ)りが見られない。

特に、格上相手に戦う場面がそうだった。勝つとか負けるとかじゃなく、全力でぶつかってみせようという気概を感じない。

そんな中で、T君はじわじわと実力を伸ばしていた。この頃だと、ベンチプレスは140kgを上げるようになっていた。

ベンチプレスの記録と柔道の強さは直接関係ない。念のため

柔道の動きはボテボテとした感じだったが、それでもサマになってきていた。高校から柔道を始めた関係で、高一の頃が特に弱かったらしい。当時は、毎日のように先輩や同級生から千切っては投げられていたという。

シゴキ以外にも、いろいろあったようである。当時の先輩連中からは相当イジられていたらしい。T君の同級生柔道部員が、確かこんな内容を回想していたっけ。



≪~練習時間中~≫

「おいチクビ。何を寝とる。はよ畳の上から立て!!」

「今、こいつに筋肉ドライバーしてやったら、首めっちゃ抑えて転がっとるしwwwww」

「いつまで畳で寝とんな。早う起きんとチクビねじ切るどっ!」

「チクビ君さあ。今度の公式大会の時に、絶対シャイニングウィザードしてよ。武藤敬司好きなんやろ」

 ※本当にやって反則負けになったらしい

プロレス好きなんだって?これからダブル大外刈りするから付き合ってくれ」



彼が弱かった頃は、部内でもやられたい放題だったようだ。しかしこの頃、高三の手前になると、彼は部内で№1になりつつあった。皆、彼に一目置くようになっていた。当時、部のキャプテンだった100kg超級の子乱取りをしても吹っ飛ばされない。

それでも基本的には、いじられキャラだった。先輩からも後輩からもいじられていた。しかし、彼はどんな時でもリアクションを欠かさず、スマイルで彼らに応えていた。

そういえばT君は、毎日必ず昼休み柔道場に来て、一人で弁当を食べていたっけ。一人飯には理由がある。弁当を食べた後に、ヤツは筋トレを始めるのだ。ベンチプレスを始めとして、腹筋に、背筋に、あとは自転車ゴムチューブを柱に括り付けての打ち込み練習、あとはシャドー柔道か。さすがにカマキリ相手にしてないと思うが……。

休み柔道場に行った折、彼を何度も見ている。ベンチプレスが一番好みのようだった。自分自身が成長する実感とでも言えばいいのか、月ごとに最高記録が上がっていくのが面白かったのだろう。

柔道界の公式回答としては、高校生に器具を用いた本格的な筋トレをさせるべきじゃない。この時期(小中~高校生)は、技術に磨きをかける時期だ。ベンチプレスその他で測れる筋力は、試合ではそんなに使わない。柔道に本当に必要なパワーというのは、柔道をすることでしか身に付かない。すなわち組み手の練習とか、立技・寝技乱取りを通じてしか、そのスポーツ必要な『体力』は身に付かない。

しかし、T君には時間がない。彼にとっての柔道は、おそらく高校で終わりである時間がなさすぎる。だったら、ひたすら筋トレに励む道があってもいいんじゃないか。当時はそんなことを考えながら、昼休憩中のT君のトレーニング風景を眺めていた。



高三の四月時点で、彼の体重は約78kgだった。一年前はボンレスハムのような体形だったが、スマートになっていた。何より、当時のT君は部内で一番やる気があった。何事にも一生懸命だった。鍛えがいがある。

さて、高三最後公式戦は六月だった。ここまでには仕上げたい。幸い、四月にあった市内大会では、彼は5位入賞果たして大会出場を決めていた。順々決勝では、昨年の秋季大会で当たった強豪校の選手に内股で一本負け(空中一回転半させられた)だったが、そこから2回勝って5位になった。

それから大会までの約二か月、T君を鍛えまくった。

柔道場での立ち技乱取りでは、納得いくだけの投げを打てるまでひたすら稽古を続けた。T君に対し、組み手の位置自由にさせて、技も全部受けてやる。その代わりクオリティは一切妥協しない。俺が納得いくまで休憩すらさせない。

「おい、T。苦しくっても、苦しそうな顔すんな。相手にバレんぞ。ビビってるとな、わかんだよ。相手によ~!!」」

すると、唇を引き締めるようにしてT君は、距離を取ってこちらの様子を伺っている。

ああ、これは。技に入るのを狙ってるな。相手高校生だとすぐにわかる。

「技に入るのを狙うな。狙わなくていい。(お前の反射神経だと)無理だから!! とにかくたくさん、技をかけろ。連続しろ連続ちゃんと技は繋がるから。お前の感性でいいんだよ。考えるな、感覚でやれ」

実際、高校レベル試合だと技が下手くそでもいい。とにかく数。連続性が大事だ。

ただやはり、T君は運動神経が鈍いようで、へっぽこな大内刈りに小外掛けや、ボテボテとした払い腰しかできなかった。ヤツが俺に珍しく内股をしかけると、「ポフッ」という効果音とともにヤツが弾かれる。そんなレベルだった。素人未満である

「今のお前の柔道、ほかの選手乱取りやってるのと違うじゃん。俺用の柔道か~、そのへっぽこなのはよ~」

T君の柔道は、俺と乱取りしてる時はモードが違ってる。まるで、何かの専用の練習でもしてるようだった。

ヤツはまた内股をしかけてくるが、全然効いてない。運動神経とか、技に入る姿勢問題じゃなくて、組み手が下手くそ(≒柔道着の握る位置おかしい)なのだ。いいところを掴めてない。せっかく自由に組ませてるのに。

ただ、T君に組み手争いを教えるには、もうタイムオーバーである。「思いっきりイイと感じるところを掴め!」くらいしか教えていない。

だが、連続して技を掛け続ければ可能性が見えてくる。うまく相手が転がれば、彼が得意とする寝技に移行するラインも見えてくる。

ヤツと乱取りしている最中、よく檄を飛ばしたっけ。

「オーイ、てら。何止まってんだよ! 動け、動け。変数作れ。チャンスがないと思ってんの、お前だけだよ」

彼はヘロヘロになって大内刈りを放つのだが、俺に効くはずもなく。間隔を取って、釣り手と引き手(※柔道用語適当にググってほしい)を上下ブンブン振り回したなら、ジャイアントスイングみたいになって、T君が畳をゴロゴロ転がっていく。築地市場の床面を滑っていくマグロのようだった。

「オーイ、俺お前よりも軽いんやぞ。吹っ飛ばされてどうすんだよ」

T君が立ち上がると、顔が真っ赤になっていた。熱中症の人でもこうはならないだろう。それくらい真っ赤だったよ。

ゆっくりと俺に近づいてくると、釣り手の方でパンチするみたいに組み手を取ろうとしてきた。それを弾いて、逆に奥襟を取り返してやった。すると、ヤツも負けじと奥襟を取ってくる。

「力比べで俺に勝てるか」と思ったが、ヤツも結構強かった。睨み合ってたが、T君の耳まで真っ赤になってるのを見た。

この頃になると、彼の耳は潰れていた。餃子耳というやつだ。努力の証である。大半の柔道選手餃子耳にならない。本気で寝技練習した証である

こんな光景を見ながら、ある漫画セリフを思い出していた。 技来静也が描いた漫画作品の、確かこの場面だったはず。



……呼吸(いき)を乱すなセスタス 恐怖心を意志の力ねじ伏せろ 怯えは判断(よみ)を狂わせる 恐れは疲労を増幅させ 病魔の如く五体を蝕む 眼を逸らすな! 敵の刃を見極めよ 胆力こそ防御の要だ 殺意と向き合う勇気を持て

拳闘暗黒伝セスタス 2巻より





T君に必要なのはこの心境だった。

だって中学生高校生の頃は、練習が恐ろしいことがあった。寝技最中に、殴られ、蹴られ、締め落とされ、「殺される」と思ったことが幾度となくある。だが、試練を乗り越えるだけの胆力を身に付けないことには、いつまで経っても二流以下である

こういう感覚は、今時のZ世代みたいなやつがあるじゃん。ああいう子達には伝わらないんだと思う。「○○が上手になりたい、強くなりたい」って? 本当にそうなりたいなら、命くらい投げうってみせろ。

2024年現在だって野球でもサッカーでも、バレーでもテニスでもゴルフでも、スケボーでもブレイキンでも、将棋だって囲碁だって、その道で超一流の奴はな、自分の命かけてその道を歩んでんだよ。

さて、T君との練習の続きである

立ち技が終わると、次は寝技だ。T君が強敵相手に勝とうと思ったらこしかない。それくらい、彼の運動神経絶望的だった。立ち技の才能がない。当時のT君が「生まれつき運動神経が切断されてるんです」と言ったら、信じたかもしれない。

柔道場の端にある、寝技乱取り開始を示すタイマー(ブザー)が鳴ると、俺はさっそく横四方固めでT君を押さえつけて、右拳の先を太ももに突き立てた。するとT君は痛がって、俺の腹を突いて逃れようとする。

「お前、俺に力で勝てんの、勝てんの? 勝てないでしょ!? 頭使わんと、ほら。前に教えたやろ? 逃げ方を……」

四方固めで抑え込まれ状態のT君は、腕をなんとか両者の間に差し込んで、背筋で跳ねて逃れようとした……それが正しいやり方だったら、そのまま逃がしてやる。それで、また瞬間的にヤツに覆いかぶさって、抑え込みに持っていくのだ。T君は逃げる。ひたすらそれを繰り返す。

俺の抑え込みから逃れたとしても、T君がこっちに向かってこず、亀の姿勢になろうとすると、すかさず両手で奴の柔道着の胴と太腿を掴んだ。

「よいしょっ」と持ち上げると、奴の体がひと時宙づりになった。そのままクルリとひっくり返して、横四方固めでまた抑え込んだ。今の選択はアウトだ、敵前逃亡である。この寝技練習では、攻撃行動以外は認めない。

寝技になると、T君がたまに覚醒する。俺の動きがわかってたみたいに、例えば、真上から抑え込もうとした俺の膝をピンポイントで蹴っ飛ばして、転がして、そのまま上に乗ってしまう。

俺は両足をヤツの足に絡めてガードするのだが、巧みに外して、抑え込みに持っていく――縦四方固めが完成した。

いいねいいねー!!」

こんな具合で、いい動きをした時には認めてやる。褒めるんじゃない、認めるのだ。そいつのパワー、気概、実力を。褒めるってのは、親が子どもにやるものだ。コーチ選手って対等な関係だろ。

T君は膂力(りょりょく。腕の力)があるうえに、寝技センスがあった。寝技というのは、ガッチリ決まると体力差に関係なく勝利できる。当時まだ20代半ばだった俺の体力はT君をはるかに上回っていたが、それでも抑え込みから脱出できないことがあった。

ただ、悲しいかな。彼にあるのは寝技だけだった。立ち技は本当にダメだった。まったく才能がなかった。

せっかくパワーがあるのに、釣り手で相手の奥襟や背中を掴むことは皆無であり、いつも前襟だった。運動神経がないから、せっかく神業的なタイミング大内刈りや払い腰に入ることができても、相手を投げるに至らない。遅すぎるのだ。

ただ、彼はよくやっていた。性格キャラクターはいじられ系芸人のそれだったけど、リアクションはよかったし、部員みんなから好かれる存在だった。そういう雰囲気をもった人間だった。



時期は半年ほど戻る。

いつぞやの試合でT君を内股で吹っ飛ばし名門校選手と、ラーメン屋で同席したことがある。T君と俺と、あの選手N君が一緒になったということは、おそらく試合の帰りだったのだろう。

あれは、福山駅の駅舎の外に入っているラーメン屋だった。名前は忘れた……なんとか吉だったはず。そこで、T君にラーメンをおごってやろうとして、カウンター席がいっぱいで4人掛けのテーブル席に通された。

そしたら、おかみさんが来て、「相席でもいいですか?」と言うのだ。それで待っていたら、N君ともう1人の柔道高校生が向かいテーブルに付いた。2on2の相席Styleである

そのN君だが、痩せ気味で精悍な顔つきをしていた。体形は相当細身で、背丈は185くらいか。T君と同じく81kg級選手である。もう1人は、100kg超級とおぼしき超アンコ体系の子だった。棟田選手以上の丸々とした感じだ。

2人とも、耳は完全に潰れていた。どちらも社会人に近しい貫禄があった。眼光が鋭い。スポーツ特待生で高校入るような奴って、雰囲気からして違ってる。

俺の耳もやはり潰れている、大学卒業して釈迦デビューするにあたり、手術で直すという選択肢もあったが、餃子耳の方がハクがつくと考えていた。T君の耳は、この時潰れかけだった。

会話、どんなだったかな。そうだ、N君がT君に話しかけてきたんだ。

それでT君も、ラーメンを待ちつつ水を飲んで彼と話をしてた。

思い出せる範囲だと、こんな会話だった。覚えてない箇所は端折っている。

「なあ、君。オレと試合したことない?」

「うん、あるある一年生の時と、こないだの秋の新人戦で」

「君さ、いつから柔道やってるの」

高校入ってやっとるよ」

「そうなんだ。やっぱりこの辺の学校は、そういう子が多いのかな」

わからんけど。N君はいから柔道しとんの?」

「4才から横浜で始めた。高校からこっち」

「えー、すごいやん」

「親に無理やり。両親とも柔道してて」

「それで、ここまで強くなれたんや。すごいね

努力たからな~」

「内股めっちゃすごいやん。カミソリみたい。サクッと相手が飛んでくよね。マジですごい」

伝家の宝刀な。あれだけは自信ある。けど、強いヤツは世の中にいっぱいいるし。俺もまだまだよ」

自分、N君には一生敵わないな。多分。こないだの試合、内股で空中5回転しとらんかった?」

「(テーブルを叩きながら)してた、してた!! なあ~」

 ※隣の高校生が関心なさそうに頷いていた

もっと勢いが強かったら、会場の窓ガラスを突き破って護国神社に落ちとったよ」

ハハハハ、お前、面白いな~!!」

「え~、うそ~。そんなに面白い?」

このあたりで、俺のイラつきを察したのか、N君の隣の高校生が彼を小突いた。

「T君さ。今度オレと試合するのいつになるかな」

「冬に県に繋がる個人戦がなかった?」

「それ、無差別級だけだろ。あの大会は、ベスト8までは全部うちの高校が占めるし、そこまで登ってこられる? それにベスト8が決まったら、例年それで市大会は終わり。解散。1位から8位の順位はうちの監督が決める」

「えー、そういう仕組みなん?」

ここで、隣の高校生がN君の肩を叩いた。

「そう、そういう仕組みな。次の試合は春しかない。あと1回だけのチャンス」

「うん、当たるの楽しみにしてる」

「言ったな!? 次に試合する時は、空中8回転だから

「そんなんされたら、自分死ぬし!! ボンレスハムだし、チャーシューだし、畳をバウンドちゃうよ」

「楽しみにしてる」

ここらへんの場面で注文したラーメンがきた。それで、あとは皆黙々とラーメンとか餃子を食べて、解散した。

あの店は、とんこつラーメンアレンジ系が美味かった。当時はよく利用してた。もう軽く十年以上は行ってない。残りの人生で行くこともないのかもしれない。

※書いてるうちに思い出した。福山駅前の八十吉ラーメンである

ただ、あの頃のT君とは、できれば一緒に行きたくないな。財布的な意味で。

当時、たまに2人きりでご飯をおごってやることがあったけど、あいつ、ラーメン替え玉4杯+チャーハンから揚げ+餃子5人前とか食べ切っててビビったわ……食欲が凄まじい。ラーメンが4杯で終わりなのは、その頃にはスープが無くなるからだ。

俺はその半分しか食えなかった。食欲においては、完全に俺の負けである事実だ。認めるしかない。

そんなこんなで、最後公式戦までの日々は風のように過ぎていった。



この匿名ダイアリーを書くにあたり、約二十年前の記憶を思い返している。正確じゃない部分はあろうけど、そこまで間違った内容でもないはず。一部ではあるが、当時の記録媒体を基にして書いてることもある。

あの日々は、けっこう幸せだった。柔道部の成績は悪かったけど、気合いが入った部員も出てきていた。そういえば、あの時そういう行為をした女子マネージャー(妹)も、あれから特にトラブルはなかった。これまでどおりの、柔道部顧問マネージャー関係だった。いや……ごく稀にプライベートで会うことがあったか

何度か変なことがあった。双子の姉の方と柔道場の入口で談笑してると、妹の方がやってきて一緒に話に入ったのだ。不自然タイミングで。無理やりに近い。それは、姉じゃないもう一人のマネージャーと話してる時もそうだった。

ちなみに姉の方は、マネ子に比べると若干明るい性格だった。俺ともT君ともほかの部員とも仲良くやってた。天性のコミュニケーション能力があるタイプだった。底抜けに明るいわけじゃないけど、不思議安心感のある、温かみのあるキャラクターだった。

マネ子の態度は、上記を除いては普通だった。何か月かに一度は、俺も含めた部員みんなにお菓子を作ってくれたし、バレンタインデーには手作りチョコレートくれたし、大会前には率先して雑用を命じてほしいと志願したし、俺の誕生日ネクタイピンをくれたこともある。

私学だし、まあいいかと思ってもらってた。あの子の財布は大丈夫かなと思ったが、月のお小遣いが一万円と聞いて納得した。友達と遊びに行く時などは、母親から別途お金がもらえるらしい。医者の娘は違うな……と、月四千円の小遣いで寮暮らしをしていた高校時代に想いを馳せたっけ。

別に、妹の方とまたセックスしたいとは思わなかった。「したい」という欲求はあったけど、でも教師としての責任感が勝ったのだ。 訂正;間違った記憶でした…

ただ、俺という人間は、やはり異常だったと思う。ちょっと性欲が強いのは間違いない。そちらの方には正直だった。あとは~~子どもの頃に柔道陸上をしてたのだが、絶対にうまくなりたい! という情念が強くなりすぎて、体を痛めて指導者に怒られることがあった。夢や目標に対しては猪突猛進だった。



性欲、性欲……と、今思い返してみて、人としてよくなかったと思えるものを最低3つは思い出すことができた。ひとつだけ、あれはまだ5才か6才の時か。両親が忙しい家庭だったので、日常の世話は祖母が見てくれていた。いつも、祖母実妹と一緒に寝床についていた。

いつからだろうか。動機は定かではないが、まあ原初感情とでも言おうか。夜に寝床にいる時、暗闇の中で祖母と一緒に寝ている時に、祖母衣服を脱がせていた。「ねえ、ばあちゃん。服、服脱いで」と無邪気に笑って、祖母の服を脱がせていた。それで裸にする。

そして、お互いに裸になって、抱き合って布団の中で眠るのだ。抱き合うだけじゃなくて、ほかにも明らかに色々してたけど、やはり幼子とはいえ異常な行動だったと思う。

妹に対してもそうだった。妹に対しては、ほぼ毎日のように服を脱がせていた。妹は「いいよ」と言ったこともあったし、「いやだ」と言うこともあったけど、お構いなしに服を脱がせた。祖母が近くにいても関係なかった。とにかく脱がせて、納得いくまで裸で抱き合っていた。原初感情だった。

愚かなことだった。反省している。でも、あの時の感情は本物だった。あの時、まだ小学生ですらなかったけど、俺は「女を抱きたい」と確かにそう思っていた。リアルだった。

次です

https://anond.hatelabo.jp/20241011192839

2024-10-02

カナブンだかコガネムシだか

虫の話で思い出してごめんなさい🙇

嫌いな虫ランキング

1位 スズメバチ

 怖いから。毒も凄いらしい

2位 蚊

 アシナガバチと言いたいところだけど、ススメバチ下位互換なので、別路線で行くと蚊。

 5月ぐらいから湧き始め11月まで普通に居る。12月でもちょいちょい刺される。

 痒いし、蚊取り線香とか効かない。油断してたらやられるので油断しないようにするの大変

3位 コバエ

 実際は、もっと嫌な虫沢山居るけど、虫扱いでよいのか(ムカデヤスデ蜘蛛)とか、下位互換だったりするので、うっとおしいだけのコバエがランクイン。

 ハエはあまり見なくなったが頻繁に見かけるならハエのほうが汚いしでかいし、潰せないから嫌い。蚊とコバエはギリギリ潰せる


そういえば、引っ越しゴキブリとかほとんど見なくなった。(近所のデカ団地の横の道とか駅前飲食店多い道歩いてたらウロウロしてるけど)

結局、

上:激しい痛みや命の危機をもたらす攻撃性あるやつ

中:痛みや分かりやす危険感染症除く)ないが体に不快な影響与えてくるやつ

下:精神的な不快枠(その時の生活環境で変わる)

の3つに分かれる(最後のは、寄ってくるから嫌、と見るだけで嫌に分けれるかも)

 セミは嫌いじゃないけどおしっこかけてくるから中と下の間だったりするか、うるさいし

上で日頃関わり合いになるのは、スズメ、アシナガ、アブとか。くまんばちは優しいらしいしちょっと慣れた。

中系は、蚊と足登ってくる蟻

無害ではないがほぼ無害判定してるよく見る虫は、カマキリバッタ甲虫の幼虫、トンボ(好き)、蝶(癒される)、蛾とかテントウムシとかのほとんど

カメムシもどちらかというと気にならない(夜中の自販機たかりまくってるのは蛾も嫌だけど

で、カナブンだかコガネムシだか

縁起が良いらしいし、可愛いし、臭くもないし

祖父や父が紐付けて飛ばしてたって話を聞くし、親しみのあるやつ

ただ、数が増えまくってるのか、網戸に激突してきたり、部屋入って来て追い出しにくかったり

洗濯ものに止まってたり、自転車で走ってるとぶち当たったりで、ちょっと嫌いめになってきた

捕獲罠(スタバのでかめカップ匂い液入れて吊るしとくようなやつ)を女王対策で春に多めに吊るして

その後も場所は絞ってだけど継続的に設置してるのだが、とある箇所では、ほとんどカナブンで埋まってしまった

罠の匂いに釣られてではなく、罠設置してる果樹匂いにひかれて寄ってきて、ぶち当たったのか、そこだけめちゃくちゃ捕獲してしまった

春に実家の庭に設置した罠にいきなり飛び込んだのがヤモリさん(その瞬間を目撃もしてしまった)だったのもカナブン大量捕獲ちょっと可哀そうだと思った

でっかいスズメバチもそこそこかかるんだけど、明らかにクマバチのほうが多いのもモヤってる

anond:20241001204503

2024-09-19

上位存在人間を飼うとき、どのような飼育環境を用意すれば人道的とみなされるのだろう

正確には「上位存在道的」ではあるが

上位存在人間言語思考を完全に理解しているかそうでないか分岐しそうだ

もしも上位存在人間言葉理解しないのであれば「繁殖相手さえ用意すればよい」のような理解がされるかもしれない

いや、無理のあるSF設定か

人間を飼うと表現できるほどの上位存在は、言葉を完全に理解できずとも人間習性を把握できるはずだ」のようなツッコミがされてしまうか

しかしそこは説得力を持たせる理屈をどうひねり出すかという作者(誰?)の腕の見せ所だろうな

上位存在による人間飼育ブーム黎明期にはちょっとずれた理解飼育ノウハウが定着するとかありそうな気もする

GANTZ』の話をしている?

ごめん、『GANTZ』序盤までしか読んでない

その作中で人間ペットになる描写があるらしいのは知ってるけど

多頭飼いしないと上手くいかない、みたいな種類の動物って何かいたような気がするんだよな

人間を飼うときもきっと多頭飼い推奨な気がする、ただし個体の相性があるので注意……か

無人島漂流モノみたいな話も隣接ジャンルなのだろうか、アナタハンの女王事件を思い出す

どんな設定にするかでいろんな種類の話になりそうで面白そうだな

星新一もこういう話何か書いていたはず

なんだっけな、人間つがいをゲットして繁殖させようとしたら両方メスだった(宇宙人両性具有のなめくじ星人だったので気付かなかった)みたいな

……これ違うわ、これって飼う話じゃなく人間を滅ぼすために繁殖方法を知るみたいな話だったか

臓器移植のために生み出されたクローン人間の街」的な環境人間を飼うのにいいんだろうな(そういう映画があったな)

人間飼育されていると気付かれるのは非上位存在道的という話か

何でこんなことを考えたんだっけ

ああそうだ、カマキリを飼うのは繁殖機会を奪うからよくないみたいな話を見たからだった

今日日記終わり、今日焼き鳥テイクアウトする

---

これは私が書いた私のための日記なので、私自身の思考をまとめるために好き勝手に使う 私だけが納得できればいい

ブックマークコメントで好き勝手に書かれるなら日記を書く側も自分の書きたいことを好き勝手に書くのがフェアではないか

動物倫理」と「動物権利」のニュアンスの違い

上位存在にとっての「人間倫理」と「人間権利」の違い

動物倫理とは?の説明は「人間動物とどう接するべきか」という言葉になるか

動物倫理という言葉だけれどあくま人間のための倫理

その一方で動物権利は、人間関係なく動物権利を持つ……動物のための倫理←本当に?この解釈とても怪しくないかちゃんと本を読み直すこと

人道的/上位存在道的と言った時、前者後者どちらのスタンスなのか

どちらもありえるか

地球幼年期の終わり』のオーヴァーロードは「人間倫理」ではなく「人間権利」の考えに基づく上位存在道的な人類支配をしていたな←本当に?ここ考えがいがある気がする 自然に任せていたら自滅する動物がいるとして、人間管理するのと自然に任せるのはどちらがよいのかという話を掘れるか←オーヴァーロード任務を考えると人間を自滅させたくないので人間のためというよりかは別の誰か/オーヴァーマインドのための保護管理

オーヴァーロード目的を考えると当然でもある…… カレルレンの悲哀よ

結局自分の興味は動物倫理/動物権利なんだよな

SF的な設定を妄想するのはとても楽しいけれど

上位存在が「人間倫理」的に人間飼育する時どうしても「人道的」とはズレて人間としては不満が生まれるか

しかベスト/人間権利対応ができないからと言ってもベター/人間倫理対応をすべきではあるのではないか、という話にもなるか

ベターであることの居心地の悪さ」という話かもしれない、これかもな自分の興味は

その点『アイランド』は気付かれさえしなければよくやってたな

ああ、真に人道的な飼育があるとすれば管理された楽園なのか?

ユートピア/ディストピアの話に接続するのか

考えがまとまってないな

しかし興味は炙り出せたからよしか

はー変な時間に起きてしまった、寝直そう

青いバナナ牛乳燃えるゴミ袋、ヨーグルト

anond:20240918193847

2chで昔カマキリ年末くらいまで生かしたスレがあったの思い出した。

2024-09-18

横着甘やかされカマキリの半生

8月末、ベランダに置いた植物植木鉢の地面にカマキリの成虫が乗っていた。ゲリラ豪雨が続いていたので近所の公園から避難してきたのだろう。放っておくと植木鉢の植物に登って、逆さまにぶら下がって何日もじっとしていた。私は昆虫を一切触れないが家グモダニやGの幼虫を捕食してくれるらしいので平気だし、カマキリ爬虫類っぽい顔がついているのでわりと好きだ。

魚肉ソーセージを爪楊枝の先につけて顔の前で上下に振ってみると、最初は警戒していたがやがてモグモグと食べ、自分のカマでソーセージを捕まえて食べた。かわいいやつだと思った。

カマキリのことを娘に教えると、最初気持ち悪がったり怖がったりしていたが、だんだん自分から近づいて毎日気にかけるようになった。基本的植木鉢にずっとくっついているので、ソーセージをやったり植物の水やりついでに葉伝いに水を与えたりした。しかし他の昆虫などそうそう来ないベランダ植木鉢ひと鉢では落ち着かないのか、だんだんと脱走のそぶりを見せ始めた。植木から外に出てベランダをうろつくようになったのだ。


娘はこれを見て「カマキリいなくなっちゃう」と残念がったが、私も娘も昆虫を捕まえられず、生き餌でないと食べないというカマキリ飼育できる気は全くしなかった。しかしそれなりの愛着は湧き「明日の朝もベランダにいたら、どこまで長生きできるかわからないが家で飼ってやろうか」という思いがある程度湧いてきた。

ところがその日の夜、どこを探しても見つからなくなった。

娘はたいそう落ち込んでべそをかきながら眠り、私はダメ元で翌朝のベランダを探し回った。散々探し回って諦めたところで、窓から見下ろすとちょうど死角になる位置の、ミニ物干しの裏側に逆さまにくっついているのを見つけた。私は決死覚悟軍手をはめ、植木鉢を抱えて近づき、無事カマキリを元の植木鉢へ誘導することに成功した。


私よりも早くに起きてベランダを探し回っていたらしい娘は、カマキリの健在を知りたいそう喜んで学校へ行った。私は近所のスーパーを探し回り、虫カゴが見つからないので仮の住まいとして細長い麦茶ポットを買い、100均で鉢底ネット温度計と霧吹きを買った(鉢底ネットは高所に登る習性があるというカマキリの足場に適しており、カマキリの適正飼育温度20〜25度で、水を切らさないようにするのが最も重要なのだという)。

帰ってみるとカマキリの姿は植木から消えていた。さんざん植木鉢を探し回り「娘になんと言えばいいのか」とうろたえ絶望しながらベランダ中を探し回り、最後にもう一度植木鉢の植物をよく見てみると普通に逆さまになってくっついていた。カマキリはこの巧みな擬態によって近づいてきた昆虫を捕食するのである

軍手をはめ、決死覚悟カマキリに手を差し伸べるとそろそろと手の上に乗ってきた(怖いので背中をつかめない)ため、これを麦茶ポットの仮住まい誘導し、不織布の排水ネットと輪ゴムで蓋をし、ヨドバシエクストリームで虫カゴをポチって娘の帰宅を待った。娘はたいそう喜んで何度も何度もカマキリの仮住まいを覗いた。

数日後にちゃんとした虫カゴが届いたので引っ越しをした。つぶしてしまわないか不安だったがどうにか成功した。正直麦茶ポットの方が居心地は良さそうだったが、麦茶ポットではフンの掃除ができないため助かった。


そうしてカマキリ我が家一時的な一員となってから二週間が経つ。調べてみるとハラビロカマキリのオスのようである。警戒して体を揺らすようなことはたまにあるが、カマを振り上げて威嚇するようなそぶりは全然ない。おとなしく臆病な性質である

基本的には横倒しにした虫かごの天井で、鉢底ネットに逆さまに捕まってじっとしている。出口がどこにあるかわかっているので「急に見たことのない奴(娘/夫)が来た」「急に知らない場所に虫かごが移動した」などの脅威を感じると虫かごの蓋の方へ来る。「ごめんて」と私は謝りながら落ち着くまでしばらく放っておく。

カマキリは暑さと蒸れに弱いらしいので常に冷房のきいた部屋にいる。蒸れに弱いくせに乾燥にも弱いらしいので折を見て霧吹きで水もやる。連日35度近いこの猛暑の中で、野生の昆虫は一体どうやって生きているのだろうと思う。


家族の誰も生きた昆虫を捕まえられないため、基本的主食魚肉ソーセージである。2日に1度、楊枝の先っぽに小さくしたかけらをつけて顔に近づけると食べる。好きでも嫌いでもないようで、食べはするが横着して自分で持たない。かわいい中年の私としてはずっと手を上げている姿勢がきつくしんどい思いをする。

満腹したり餌の鮮度が落ちると嫌になってしまうのか食べるのをやめ、カマを舐めて掃除を始める。ネコのような仕草で少しかわいい。最初ググった時は「食べ過ぎで腹を破裂させることがある」と聞いて滅茶苦茶ビビっていたが、このカマキリに関してはその心配はないようで安心している。

これまでにヨーグルト、豚ひき肉、マグロ刺身カツオのたたき、煮干しを与えてみたが、一番喜んで食べたのはカツオのたたきだった。カツオのたたきをよく食べたと聞いて夫が私が先に買ったものの2倍の値段のたたきを買ってきたので与えてみたが、普段横着してなかなか自分で取ろうとしないくせに、これは自分からすごい勢いでカマで抱え込んでガツガツと食べた。カマキリのくせに刺身の良し悪しがわかる贅沢者である人間が食べても明らかにおいしかったので納得ではある。


ヨーグルトマグロ刺身には見向きもせず、一番嫌がったのは煮干しだった。

煮干しは見た目が昆虫に似ているし、人間食べ物ばかりではカルシウムが不足するだろうからあげてみようと思ったのだが、怖がって虫かご中を逃げ回り、ついに餌やりのため蓋を取り払っていた虫かごから脱走をはかった。ビビリ散らしながら軍手をはめて手に乗せ、必死で虫かごに返そうとする私の腕をよじ登ってこようとするので肝を冷やした。どうにか帰宅させることに成功したが、よほど怖かったのか貼りついていた虫かごの高いところから「ビタン!」と地面(キッチンペーパー)に飛び降りてしばらく動かなくなってしま心配した。幸い大事なかったようでしばらく放っておくと天井定位置に戻った。

後で主食魚肉ソーセージパッケージを見てみたら「カルシウムたっぷり!」と書かれており、己の徒労を知って脱力した。無用となった煮干しは娘がたいそう気に入って全部食べた。


飼育一週間ほどすると上羽の色が裾のあたりから水が染みたように変色していることに気づいた。病気栄養不足などではないかと思って色々ググったが「日光浴不足ではないか」という程度しか情報が見つからず、とりあえず虫カゴが蒸れない程度に窓越しに日に当てていた。

煮干しを怖がって脱走した際にこの部位を間近で見ることができたので確認してみると、どうも上羽の変色ではなく、飛ぶための透明な羽を下にしまい忘れて上に出しっぱなしになっているだけなことが分かった。そういえば私は見られなかったが、娘が羽を広げているところを見たと言っていた。驚いたか何かで羽を広げた時にたたみ損なったのだろう。散々心配をかけさせておいておっちょこちょいな奴である


カマキリの多くは年を越さずに死ぬ。生き餌も与えられていないし、10月あたりを目処に寿命視野に入ってくるだろう。ハリガネムシが入っていたらもっといかもしれない。水に漬ければわかるというが、もし水に漬けてハリガネムシが出てきたら数日で死ぬらしいのでそのままにしておきたい。

我が家ではこれまで生き物を飼ったことがない。娘は何度も犬や猫を飼いたいと言ってきたが、借家である以前に私が面倒を見られないからだ。餌の管理も糞の掃除も毛の始末も散歩も躾も介護も何もできる気がしない。そもそも人間の子供すら育てられる気がせずダメ元でどうにかやってきている。

このカマキリが死んだら娘は泣くだろうなと思う。私はどうするだろう。泣くだろうか。わからない。犬猫と違って昆虫人間への愛着を持つことはないだろうから我が家カマキリ人間ことなど気にもせず、ただ生きられるだけ生きて死ぬだろう。残念ながら子孫を残すことはない。我が家で過ごすさまを見る限り外にいても速攻で死んでいそうな印象ではあるが、それは少し申し訳ないようにも思う。


我が家カマキリは臆病な奴だ。おっちょこちょいな奴だ。グルメな奴だ。横着な奴だ。食べる量を自分で考えられるところは賢い奴だ。そして何よりかわいい奴だ。

できれば長生きしてほしいと思う。我が家でできる範囲大事にしている。


追記

https://anond.hatelabo.jp/20241019105012

2024-09-16

anond:20240916100514

馥郁…いい匂い

蟷螂カマキリ

忸怩…恥ずかしい

幾星霜…すごい昔

曙光…夜明

とか?

anond:20240914232547

蜘蛛カマキリの類か。犬畜生にも劣る虫のような酷い女。確かに品格はない。子供産んだらあいつは稼ぎが少なくて嫌だから死んだら嬉しいだなんて。それが女というかメスの本能?だとしたとしても、そんな自分好みにならない夫をおだてて良いように持っていけよ。それが理性を持った人間の女だろ。

専門卒だけど頭はいいって自負してるんでしょ?

2024-08-06

anond:20240806113551

根本的に遊園地は人気職だ。

知能がカマキリレベルの方にはわからんかもしれないが、そもそも遊園地スタッフは人気職だ。

罵倒を書き加えようとして文章が重複しちゃっててかわいい

時給2500円のバイトに対する反応が頭悪すぎて泣ける

那須ハイランドパークが時給2500円で人を募集したら10人に対して100人も応募が来ました!って記事話題だ。

そんで、その感想として『人手不足は結局安い賃金問題だ!賃金上げれば解決するの!』みたいなのが目につく。

はっきり言ってそんなことを発言するやつも、それを聴いてそうだよな!って思うやつも頭脳が下等だよね。ていうか働いたこととか無い人たちなのだと思う。

根本的に遊園地は人気職だ。

知能がカマキリレベルの方にはわからんかもしれないが、そもそも遊園地スタッフは人気職だ。

オリエンタルランドUSJも、「なにやら楽しそう」という理由だけでゴキブリみたいに人がくる。

そして夏休みに繁忙期であることが明瞭な仕事である

お外に出たことのない人にはわからないだろうが、なんと夏休みって遊園地に沢山人が来るのである。繁忙期だから高めでも人材を集められる。しかも、遊園地楽しそうだし働こっかなーという短絡的なゴキブリ、つまり学生とかも増える時期なのである年賀状バイトヒトモドキバイトを集めやすいのと全く同じだ。

人手不足が叫ばれている介護だの建築だの教育だのが給料を上げたところで、人はこない。そもそも給料を上げて人を呼ぶという行為に対する難易度コスト継続性が違いすぎるからだ。

「結局給料を上げれば人がくるウキなあ。給料ケチっている会社給料を上げるウキ」みたいなことを言っちゃってる猿は、自分がまずその程度のことも想像できないチンパンジーなのを理解した方がいい。

そんなチンパンジーレベルのことを堂々と言えちゃうような教育を施してきた親チンパンジーを恥じろ。便所に吐き捨てられたガム以下の価値しかないことを猛省して、少しは他人を慮ることや共感性を学べよ。

他人立場に立って、冷静に物事を考える」程度のことはしろよな。そして短絡的な解決方法に惑わされる愚民であるな。汚い言葉文句ばっか言ってても世の中なんも変わらないことを知れウキ。てめーごときが考えてることは現場人間はみんな考えてる。

2024-07-27

今の女子の加工顔キモい

昭和生まれからさー!価値観が違うってのはあるんだけどさー!

頬を直線かってくらい削って目をでっかくしてさ、お前はカマキリかよっていう!!!

というか頬はふんわりしててくれよ!!

顔の中で一番柔らかいのは頬だろ!!

女子から柔らかさを抜くな!!

代わりに目で柔らかさを表現してるらしいんだけど、もうもうもう目の加工が本当に異次元気持ち悪い。

ただでさえ色素薄い白人系の目を見てビクってなるのに、目をどんだけ加工するんだ。

というか同年代男子はあれかわいいって思うんですかね? いや男受けでやってねーのは分かるんだけど……。

カマキリすぎない???

小鼻と人中線消してエラを柔らかほっぺに偽装するくらいにしない???

2024-07-16

anond:20240716222252

神様原爆投下デバイスバグで止めたあと、プーチン原爆投下も防げばいい。

何も殺さなくたって構わない。

トランプが耳だけ負傷するような大それた幸運必要ない。

幼き日のプーチンの目の前で、カマキリとアリが助け合うとか、心温まるちょっとした奇跡演出すればいい。

2024-06-05

冴えない僕が異世界転生でモテモテハーレム

という妄想種族別にどうなるのか見てみたいと思っている

交尾機会を得られずに死んだ弱オス野良猫理想ハーレムに行けるとしたらどんな世界妄想するのだろうか?

犬猫くらいならまだ想像やすいが、雄カマキリにとっての理想天国とは?魚だったら?とか考えるとわからなくなってくる

anond:20240605141004

2024-06-01

anond:20240601174903

お前さぁ考えてみろや

お前いきなりカマキリ怪人の真似しろって言われてできるかよ

できねえだろ

2024-05-17

anond:20240517195033

カマキリ女と一緒の虫カゴに入れられた子は可哀想に思うし

子を救わせないお上クズっぷりは永遠に記録されるだろう

地獄を見るのはその地獄を作り出した人間だけであって欲しいもの

2024-05-15

anond:20240515195513

後尾したらメスがオスを食うカマキリみたいな生き物もおるし、基本的にメスの方が産める分貴重だから

鳥でも爬虫類でも虫でも大抵はオスがアピってメスが判断するのが普通

ここでゴネてるホモサピの方が異常

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