はてなキーワード: うしのとは
金烏臨西舎
鼓声催短命
泉路無賓主
此夕離家向
夕陽が沈む。
寺では鐘が鳴っている。私の命はきわまった。
冥府には主もなく客も来るまい。
この夕暮れに家を離れ、私はそこへと向かうのだ。
懐風藻。大津皇子辞世。六朝体の流麗な韻律を維持し乱れない。後世の仮託とされるが詩にあるとおり皇子は夕刻に連行され翌日処刑された。遺体は近江の二上山に葬られた。望まぬ争いに巻き込まれ継母によって殺される二十三歳の青年の最期の声が聞こえるだろうか。
最初に声を聞いたのは古い時代の歌人や詩人だった。いつのころからか伝承が生まれた。曰く「皇子は無実」と。沈潜する伝承に形をあたえたのは明治時代の折口信夫だった。しかしこの時代、『日本書紀』を疑うことは禁じられていた。折口は『死者の書』という不気味な小説を著わしこれを表象した。戦後の歴史学者がそれを受けた。『日本書紀』の詳細な解読が始まったのだ。暗喩に満ちた断片的な記述が発掘で得られた傍証史料とあわせて詳細に検討された。緊迫した皇位争い、持統女帝のすさまじい性格が浮かび上がっていく。考古学者は近江朝における二上山の位置と意味を検討し、それが反逆者にふさわしくない手厚い葬礼であることを指摘した。不比等のかけた封印が解かれた。皇位争いは、皇子の意志をはるかに超えた次元で、大津、草壁それぞれを擁立しようとする天智系、天武系という巨大な勢力どうしの闘争として行なわれていた。このとき国家の中枢では、ふたたび「壬申の乱」のような状況におちいることとシンボルの1人が犠牲になることの費用対効果が、非情にも計量されたのだった。皇子は政治的犠牲として殺害され、そこには後の持統天皇が関与していた可能性が高いという現代の学説はこうして築かれた。そのために費やされた時間は1000年を超えている。微細な記録の断片から何らかのメッセージを読み取り忘却の彼方に沈んだ記憶に光をあてる歴史学は、ときにはこのような作業に信じがたいほどの労力を傾注する。それを可能としたのは懐風藻なのか、それとも後世の歌人や研究者なのか。答えは両方であろう。
アーカイブはただ記録する。その声を聞けとまでは言わない。聞くかどうかは閲覧者にゆだねられる。アーカイブの価値は基本的にはその編纂手法によって決定されるのだが、より厳密には、その価値は送り手と受け手の関係性の中に存在する。アーカイブはそれを、ときには時空を越えて繋ぐ。
増田は先おととしの今ぐらいかもうちょっとまえに、懇意にしてもらってたSNSグループに後足で砂ひっかけるようにして逃げました
若い頃につるんでた奴から唐突にダイレクトにたしなめられたのがきっかけでした
そこで以前からぼんやり考えてた自説、「人間関係は彗星どうしの軌道が偶然に接近交差するようなもの」です、つまりくっつくような時期もあり、遠く離れてしまう時期もあり、もしかしたらお互いに死ぬまでそのままかもしれないし、本当にもしかしたらもしかしたら、また上手くお互いの関心事や気性が合って楽しく過ごせる時期に遭遇するかもしれない
何がいいたいかっていうと、「気が合ってたのは偶然でそんなことは世界じゃよくあることで合わなくなるのも元から当然だから気にすんな」ってことです
友人どうしだけじゃないですよ、家族でもそんなもんですよ
…まぁ、そうはいってても、毎年さそわれてて参加してたそのグループの忘年会におことわりをいれるのが負担じゃないとはまだいえないんですけどね
[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」
いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメがトップに並んでいる。
「生協でエロ本を買うのは制度の悪用であり、お目こぼしがなくなりルールの厳格化を招く」? 全くのデマである。
書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造元である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。
だが、この形態の取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。
第二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。
四 自己の供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品を供給すること。
イ 相手方に対しその販売する当該商品の販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品の販売価格の自由な決定を拘束すること。
ロ 相手方の販売する当該商品を購入する事業者の当該商品の販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品の販売価格の自由な決定を拘束させること。
我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由な競争を大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべきものである。価格統制を行い、小売業者同士の競争を禁止するなぞ以ての外である。
このような掟破り行為が出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法の23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法を適用しないという例外が定められているからだ。
なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法の教科書を開いてみよう。
著作物に係る法定再販制度の趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前からの定価販売の慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍・雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為の必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)
「趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前からの定価販売の慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為の必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか。
当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたからである。政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ。
新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益を廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。
1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。
事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービスの禁止である。
確かに、再販価格維持契約で定価販売を義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界が禁止を目指すのは当然の成り行きであった。
されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである。
出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為を禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。
結果、業界団体の会長は責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。
ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、
現在では、アマゾンやヨドバシなどの大手通販サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である。
しかし再販制度自体がお目こぼしの例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。
再び公正取引委員会の逆鱗に触れ、今度はアマゾンの政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである。
この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカの認識はまったくあべこべなのだ。
ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法第23条5項が生協を例外の例外の1つとして指定しているからである。
つまり、書籍は例外として再販売価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販売価格の拘束契約を結んではならないということである。
ブクマカが勝手にでっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般の生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。
再販制度という大本の例外が設けられた理由を再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度は生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。
なので百歩譲って少数説である出版業界のポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店が理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延る世界になるから、らしい。
しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合に適応することはできない。生協は、利益を目的としない消費者どうしの相互共助団体であるからである。
利益の追求のために消費者に不利益を与える行為は法律で禁止されており、また組合員が持つ平等な議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度の容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。
前節では、大学生協で書籍が割引が「可能」である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協は学生の学業を支援するためにあるのだから、制度上可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。
しかし大学生協の目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。
第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助の精神に基づき、組合員の生活の文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。
(事業)
第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。
(1)組合員の生活に必要な物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員の生活に必要な物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員に供給する事業合員に供給する事業
(2)組合員の生活に有用な協同施設を設置し、組合員に利用させる事業
というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員の生活」を共助する団体である。役割は学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである。
書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと
に一律で含まれるであろう。
(追記:id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員の生活に必要な物資」である。つまるところ、生協の言う「生活に必要な物資」とは日常用語の生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)
もちろん、娯楽の提供は大学生協の役割に含まれると言っても、程度問題は存在する。
生協の資金力にも労働力にも限界は存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員の生活の改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択が必要になる。
決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である。
ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ。
組合員自治の原則を念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。
大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書がベストセラーになったことでもわかることである。
そして生協は再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員に独自の価値を提供できる。
そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員の合意がまとまるのは、ごく自然ななりゆきである。
仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかいう制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである。
紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍を10%引きで売る」ことより「生協食堂のメニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。
「学術書読んでる同級生は応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。
しかしエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意が必要である。むしろ、大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業へ投資可能な資金を増やしたと言える。
「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯な議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ。
なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。
大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々と名誉毀損行為を行うブクマカたちは、
実際は、自分たちがこそが大学生協の役割を勝手にでっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォームの名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯に謝罪すべきである。
そして、大学生協の役割を学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。
ほならワイも便乗して昔語りしたろ♪
…89年の晩冬~初春にかけて、ピースボートという団体?事務局?が当時最高で最後の流行を示そうとしていた「反原発」を掲げて、日本列島の原子力発電所の立地場所を海から視察するという名目で「日本一周反原発ピースボート」ツアーを敢行した
大学入学直前の高校卒業旅行としてワイくん厚顔の美少年(18)は乗り込んだ
ところでこのツアー、乗客は船内のイベントの下働きを積極的に参加してこなすことが奨励されており、そこでワイちゃん(18)はまだ『カイジ』を描く以前の作者と出逢ったんや
船内では随時いろんな所でいろんな勉強会というイベントが行われており、彼は美術スタッフとしてそれらの会場に貼り出されるポスターを白の模造紙に「チェルノブイリには行きたくねェ~♪」と忌野清志郎(だよな)を口ずさみながらポスターカラーで描きまくってた
ワイちゃん(18)も何をおもったか彼といっしょの美術スタッフだったので数回ほど世間話することがあった
ツアーが終わって下船したあと、彼から自作といって手紙と『ワニの初恋』っていう人情話のマンガ単行本が届いた
船内での著名人どうしの対談イベントでレゲエを爆音でBGMに流すというMC?みたいなことやってたが、対談の途中でいきなり席を立ってレゲエの音量を調整してまた戻るっていうことしてたのが印象的だった
「権威勾配」という考え方が注目されたきっかけは、1977年にスペイン領テネリフェ島の空港で起こった航空機どうしの衝突事故です。
583人が犠牲になった大惨事は、機長の権威勾配が急すぎたため、機関士が機長の間違いに気づいていながらも、強く主張できなかったことが一因とされました。
このリスクマネジメントの教訓から、米航空宇宙局(NASA)が主導し、ヒューマンエラー防止のための訓練プログラム、CRM(Crew Resource Management)が開発され、各航空会社が導入。
このなかで権威勾配の考え方も、訓練の重要な要素になっています。
もともとは航空業界で、機長と副機長他クルーとの間に何かしら権力の格差があり、そのせいで事故を起こすのを避けようってことで産まれた言葉やね。
機長の権威が高すぎる(権威の勾配が急すぎる)と副機長らが萎縮して、機体の異常や機長の判断ミスに気付いたとしても口をはさむことができなくなって事故につながってしまう。このため、「操縦室内の権威勾配(Trans-cockpit authority gradient, TAG)」は適切であることが必要とされる。
管理部門の中間管理職オッサンです。弊社では管理部門には新卒を配属させない風習があり、人を増やす・あるいは欠員補充は基本的にアラサーくらいの主に営業経験者を中途で雇うことになっている。
そういうわけで数年ぶりに新たなメンバーが加わることになった。アラサー既婚の女性である。
この方、出身は首都圏なのだが、旦那さんと結婚する際に弊社のある某地方都市にくっついて着た、という経歴までは面接時に本人からお聞きしていた。
※当たり前だが家庭事情を根掘り葉掘り聞いたわけじゃない。現住所等の確認をしていたら本人からそこまで話したという経緯だ。
それ以上は完全にプライベートなことなので一々聞かないし、まあ一緒に働く中で雑談的に本人から語られることもあるだろう、くらいになんとなく思っていた。
さて、担当業務的なところで、他部署との横断的なプロジェクトに参加してもらうこととなったのだが、そこで他部署の女性陣がまあぶっこむ。
「旦那さんにくっついてきたっていうのは、旦那さんの異動ですか?」
「えー!元々遠距離で旦那さんはこっち!?結婚して移住とかすごい!」
「喧嘩とかなかったんですか!? 好きだから苦じゃなかった!? キャー!」
みたいな。
いや、俺が約2カ月間で聞き取ったことより遥かにぶっこんだ内容が15分間で明らかになっちゃったよという。
自分で言うのもなんだが、俺は同世代の平均的なオッサンと比べてコミュ力は明らかにある方である。
ただし、同僚・部下のプライベートなんて「向こうが離さない限り聞かない」ものだという前提で接していたわけなんだけど。
初対面でそこまで不躾な質問できて、それを許容するのが「女のコミュ力」なのだとしたら、それはオッサンにはできねーわというか、それって本当にコミュ力なのか? とか思った。
実は女同士でも本当のところ内心イラっとしてるけどそういう圧力に従わざるを得ないみたいなのがあるんじゃないか? 意見求む。
なんか伸びてた。ブコメでまたお前かとか、普段から女叩きのネタを探してる奴とか言われてるけど多分違う人だぞ。
てか本文に批判要素あったか? 「そんなに親しくない段階でも、ある程度個人的な(≒失礼な)質問をお互いにある程度許さなければならないという圧力があるとの前提で、女どうしのコミュ力は成立しているのではないか?(女性の方に)意見を貰いたい」これが言いたいことでしょうよ。
男女逆転した場合に主張を変える人がいるかご確認をよろしくお願い致します。
A: https://www.oricon.co.jp/news/2302397/full/
B: https://bunshun.jp/articles/-/71676
ユーザー名 | A | B |
aceraceae | 心理的な抵抗を感じる人がいたとしてもそれは内心の自由なんでそうですかとしかいえないけど、成人どうしの結婚なのにそうじゃなく倫理的な面とかで批判してる人達が意味不明で。 | まあ相手は未成年だけれど少なくとも書かれている範囲であれば問題ないでしょ。男女逆の場合も含めて年の差があると無駄に問題視するのってなんなんだろうかとは思う。 |
ackey1973 | そもそも条例とかで未成年者と関係して問題になるのは“淫行”であって、結婚を前提にしたような“健全な交際”であれば問題ないのではなかったっけ? | そのへんの界隈なら簡単に特定できるよね?そういう事も含めて指導者も親も一層気をつけたほうが。親同伴だから健全では?ってコメあるけど、親同伴してこれって、親もおかしくね?と、思ってしまった。 |
arsweraz | ジャニーズJrにキャーキャー言ったことない人だけが石を投げなさい。あ、それだと一部を除いてほとんどの人が投げれちゃうか笑 | 踏み絵やめろ。/怒られるかもしれんけど、部外者がどうこう言う話でもねえんじゃねえかなと思うわ。外形だけではわからんやろ。男女逆でも俺はそう思う。 |
ata00000 | 好意的に見たら「中高生の頃から憧れてた男性と結ばれた」なんだが⋯ 普段はほのぼのニュース見て「こんなニュースばかり見たい」ってコメが多いのに、意識的に悪く見てたら世話ないよなぁ | 「駄目」「アウト」とかじゃなくて、中年男性がやったときのように「キモい」「気色悪い」と言ってくれるブクマカがどれだけ出るか、期待 |
ayumun | 中学生が長年猛アタックで中年を落とした可能性もあり、経緯を知らんので何とも言えないっす。お笑い好きなのは、ワシも伊集院リスナーなので知ってる | そういう関係じゃなくても、大人なんだから、指導してる子供にする事じゃない。選手をリンク外の騒ぎから守るのも指導者の仕事でしょうよ。自分がそれに苦しめられて来たのではないのか |
chocolate0521 | これだけ下に「行ける」のは、岩井が自分の価値に自信があるから、だと思った。知らんけど(´Д`)めう | ドスケベBBAやんけ!こんなんうらやましいしかないわ!(´Д`)めう |
cinefuk | 32歳で13歳のおはガール。十数年後に三船美佳みたいな事になりそう。"公式"交際開始時期を信じる人、信じない人 | 高校時代の谷亮子(田村亮子)が折尾のボウリング場で坊主頭の後輩たちを侍らせていたのを思い出す |
differential | お幸せに!/岩井、ラジオでアイクぬわらのこと結構悪く言うてたんだよなあ。お前もやないかい!というツッコミはせざるを得ないよ笑、俺は手を出すのガマンしたぞ!ということだとしても、まぁ(苦笑) | 試合の後のキスアンドクライなら、まぁそういう文化らしいよねフィギュアはと思うが、練習や試合以外でこれは私の中ではありえなくキモい。親戚の子でも16歳とは性別問わず手を繋いだりしないと思う。 |
gairasu | ひねくれ芸だと思うけど結婚して伸びるのか消えるのか見もの | なんかまぁ納得感あるんよな。メディアにでて良いタイプの人とは思えない。一般人として細々やってくれ |
haha64 | お泊り報道が先だろうが成人同士なら問題ないのでは。コンプライアンスを持ち出す人は、女性の自己決定権も尊重する立場に立ってほしい。 | 教え子側がどう思っているかは分からないが、指導者と未成年の選手の関係としては適切ではないだろう。権力勾配を鑑みれば指導者側の節度が強く求められる。 |
hatama | おめでとうございます。 | 児童を特定することが可能な報道の仕方はよいのだろうか。 |
hatest | 岩井(イワイ)のお祝い(イワイ) | みんな賛成だの反対だの言ってるけど、他人の私生活なんてどうでもよくない?ただ、目の前でいちゃいちゃされるのが多くの人がムカつくことがわかっていながら、公にする文春には反対。レイプのような犯罪ではないし |
houyhnhm | へえ。 | 触法行為だと思いますが。/念の為。法律用語のそれと違い、一般的な意味よ触法行為。 |
hunglysheep1 | 女性を成人扱いしない空気はなんなんだろ/お幸せに/追記 昔から当人同士の決めた結婚に反対する人はいて、人間って変わらないものだなー…というブコメの感想 | 日本スケート連盟会長の橋本聖子氏が、冬季オリンピックのフィギュアスケートに出場した高橋大輔選手にキスをしていたのは、結局、責任はとったんだっけ?/このブコメも「女性は私は悪くない」に⭐が集りそうだが |
kohgethu | アイクぬわら案件が引き合いに出されているけども、上手くいったかどうかによるんじゃないかな?と。要は生徒と頑張ってお付き合いを続けて結婚まで至った教師のような立場だよね?と更に気持ち悪くなる例えを出す。 | スポーツの師弟関係に恋愛感情や性的関係をがっつり持ち込むと、関係が破綻するのが早くなり選手寿命にも正直良くない。/もしかして安藤美姫も師とそういう間柄になった経験があるの?と穿ちたくなる。 |
kotobuki_84 | こういうので軽々しく男を叩いたりロリコンという表現を出したりするの、岩井はもちろん、奥森皐月さんに対してもバチクソの侮辱でありハラスメントになるんだけど、まあブクマカには難しいやろな。 | デートと言うけど親同伴、セックスしたとかホテル前で目撃した等の話でも無い。この記事の範囲だけで「グルーミング」とかいう小児性愛犯罪者呼ばわりも同然の超強い非難の表現を使うのは性急だと思う。 |
kowyoshi | とりあえずゴッドタンとオドオドハラハラがこの案件をどういじるかに注目したい | …エロ漫画? |
mayumayu_nimolove | 他人の結婚に口出す人は自分の結婚、人生に満足してない | 大人のお姉さんのフェロモンは強烈だからな。高校生男子なんかチョロい。 |
minboo | 現役おはガールのアンジュルム後藤花さんと岩井がSNSで2ショット番宣上げてるの見ると、今後は複雑な気分になるね。 | 安藤美姫から「ミキティ」の愛称を取り戻した藤本美貴&庄司智春はすごいな |
monotonus | 歳の差というよりは交際開始時期が未成年の可能性があるから吹き上がってる感じだろうか。生田斗真、有吉、福山雅治あたりも10歳差だけど、特に世間は問題児してないように見える。 | 未成年かー、あと2年待てよ |
mori99 | 自分が37歳だったことがあると、37歳で19歳と恋愛するということに、なんというか、そんな気になるんだ……との、たじろぎ感が強い。 | 大人として指導者として、はっきり問題だと思う |
moshimoshimo812 | ご本人たちが納得してるなら、何が問題なのか? | 正直マクロン大統領の例があるので、絶対アウトじゃんと言い切れない私。でも外形的にはアウトだと思う。 |
natumeuashi | 昔っから芸人っていい歳しても若い女好きな奴ばっかだけど、何かそういう価値観を共有する文化でもあるんかね。 | この人、コーチは一生無理だな。最初の生徒(未成年)から手を出す奴なんて絶対信用できないし、手を出してなくてもスキンシップにしては軽率すぎる。大人のやることではない |
onnanokom | ごめんけどうわぁ…と思ってしまった。自分が20歳の大学生の男の子に告白された時、その人がどうのより、一回り以上歳下なせいか恋愛相手というより保護すべき子どもだ…と思ってしまったことがある。忌避感が働いた | 36と16は無いわ。しかもコーチとして親御さんから預かってる生徒に、もし本当に手を出していたら仕事の上でも信頼できないってことになる。本人が自分の意思だと言っても客観的に見て権力勾配もある関係だし |
preciar | 世の中には年上好きも年下好きも普通にいるので、当人同士が同意してるなら「おめでとさん」以外の反応は己の差別心と向き合え案件でしょ/何でお前らがケチ付けられると思うんだ?親戚のおばちゃんでもあるまいに | 何度でも言ってやるけど、義務教育終わって一般就労できる奴が誰と付き合おうがセックスしようが好きにしたら良いし、他人の行動を勝手に規制しようとする奴こそ最高にキモいよ/「許されない」とか何様よ? |
s_rsak | 匿名のネットなんだから、みんな正直にうらやましいって言えよw | エロ漫画やん\(^o^)/ |
saori-yamamura | おめでとう。反対する人は、一定以上の年の差婚を禁止する法律を作るロビー活動をしてみてはどうだろうか???ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ | half+7years rule を適用すると、この年の差は問題ですね。ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ |
semimaru | 家計はかーちゃんから嫁に移譲されるのかどうか。 | 未成年、キモ。 |
Shin-Fedor | 一連の反応を2023年日本の空気として記憶しておきたい。理屈上、19歳は大人だし問題ないはずだが、18歳なら?あるいは20歳なら?中年男性と10代女性の恋愛はフィクションではよくあり非難の対象だったが、アプデされる? | 相手未成年だろ、ダメに決まってるでしょ。ただ、安藤自身も若い頃色々あったよね。橋本聖子の高橋大輔へのセクハラもだが、スケート村の大人と子供の異常な距離感は宝塚やジャニーズ同様に「アップデート」しようや |
shun_shun | 腐り芸人とお笑い好きで芸人ラジオめちゃくちゃ聞いてるアピールしてるタレントが結婚は双方にツッコミどころがあって笑ってしまった。 | 選手時代にコーチとお付き合いしてたお方ですし、そりゃまぁ自分がコーチになったら選手と付き合っちゃうよね。 |
sionsou | ツイッターでもこっちでも案の定の反応で草。まぁ13歳の頃に手を出していたならアウトだけど、言葉を素直に受け取りきちんと待ったのなら俺はいいと思うよ。他人の結婚にどうこういうのが間違ってる。 | もう高校生になる教え子と手繋ぎが健全か。男が女にやってたら100%キモいだの呪詛レベルの暴言吐くくせに何いってんだ。この間の20超えた成人女性に対して倍以上の男性が好意をもったらオヤコロの如く嫌悪嵐だったが |
sohex | ぬわら氏のコメントが欲しいですな。 | みなさん、男女逆にしたときも同じ温度でいてくださいね。 |
sumn | 人見知り芸人やってて15歳年下と結婚したやつと腐れ芸人やってて18歳年下と結婚したやつがメインでやってるオドオドハラハラ面白すぎんだろw | 法的に何も問題がない岩井の件で誹謗中傷してたやつらを早急にピックアップしてこの件について言及するか確認したいなw 倫理観のお強い方々なので勿論何かしら言ってくれるでしょ? |
takuroutarou | 実質何もしらない他人の結婚によくもまあ好き勝手言えるな。いったいどんな結婚なら満足するんだか。 | この記事でわかることは腰に手回してることくらいでしょ。そんくらいならその場のノリでやることあると思うしまあいいんじゃね。今の情報でそれ以上を妄想して吹き上がるのは違うでしょうが。 |
tameruhakida | 男女逆ならBBAキモいってコメで埋まってただろうね。俺もワンチャン、と思った男たくさんいるんだろうなぁ | 私は男性側が年上の年の差婚やら恋愛やらを気持ち悪いと言ってきたけどこれもしっかり気持ち悪いよ。むしろ自分も女だから余計に無理。未成年だし。いや18と38でも私が親なら必死で止めるわ |
teisi | 子どもの頃は高校教師と生徒の恋愛コミックとか抵抗なく読んでたけど、自分が二十代半ばになったら「絶対ない」ってなるよね。高校生が恋愛対象になる時点で社会人として信用できない。担任の生徒は論外。 | id:hobo_king氏ブコメが全てだよ。あと「保護者同伴なら健全では?」はそれこそ男女逆に考えてみて。38歳男性と16歳娘が密着するのを静観する母親、微笑ましいか? |
vanillayeti | 「平安時代ならもっと若い相手でも平気だったから問題なし!」とかいう意見目にしてさすがに草。 | これは、、ガチなら師弟関係➕年齢差で完璧なグルーミングというやつ |
なんか「戦う余地はあったが、警察に警告されたらスッと引っ込めたからもともと覚悟がなかったのでダメ」みたいな言説が支持を集めてて驚いた。
それって要約すれば弾圧を支持してるだけでは?
警察が「条例に基づいて警告」した時点で完全に政治側からの表現弾圧が成立してるのでは?という疑いから出発できない時点で権力の犬というか、
その条例に基づいた警告なるものの正統性を疑わずに無条件で受け入れちゃうんだーみたいな。
政治権力からの不当な表現弾圧なんてそれが生じた時点でもうアウトだとみなすべきというか
そのフェーズになったら弾圧される側の道徳的な正しさとか覚悟みたいなものは問題にしてちゃダメでしょ
ポスター掲示した人間が取り下げようが戦おうが無視して政治側を叩きに行くくらいじゃないと自由なんて守れないよ。
(追記)
"ポスター掲示した人間が取り下げようが戦おうが無視して政治側を叩きに行くくらいじゃないと自由なんて守れない" 結局覚悟の話に帰結してる。
もちろんそうなんだけどその覚悟ってのは警察に直接警告を受けたわけではない自分たちの覚悟なのよ。
掲示する人は覚悟があろうとなかろうと警察の警告なんか受けたら誰だってある程度萎縮するしその結果取り下げたのならもはやその人の覚悟うんぬんを評価すべきじゃないということ。
たとえばコインハイヴ事件なんてあったけどあれのせいで他に同じようなことをしようとしてた人は確実に萎縮したわけじゃん?
解釈しようによっては道徳的倫理的にハテナマークな行為ではあったかもしれなかったけどその時点の法ではそれを縛ることはできない事例だったが、確実に萎縮した。
なんの法的な正当性が無くても警察権力なんてものが介入すれば人は萎縮するもんなのよ。
もちろん立候補してる候補者どうしの言論バトルだったり市民の意見だったりを受けた結果としてポスターを撤去したならそこで覚悟をどうのこうの言うのは別にいいと思うんだけど
警察の警告を受けて取り下げさせられたならそれはもうその時点で次の次元の問題になってるので頭の切り替えが必要じゃないか?ってこと。
選挙ポスターなんて、日本でいちばん「見たくない主張を見ても我慢しないといけない」場なわけじゃん?
基本、民主主義で最も忍耐力が試される場なわけよ。
警察がやるべきなのはその主張が選挙期間を通じて害されることなく全うされるようにすることであって、内容に介入するなら余程の事態じゃないといけないと思わない?
たとえば殺害予告とかどう見ても公然わいせつに該当するとかならまあ一発アウトだろうけど
あのポスターの表現ていどなら議論の余地があるだろうし何かしら公権力からの対処をするにしても「極めて抑制的に」行われるべき場面じゃない?
現にちょっと前に男性が局部隠したほぼ全裸ポスターを貼った時は法的に問題なしという判断で最後までいった(その件では逮捕されたりしなかった)。
あれと今回の事例とどう違う?
だからこそ警察も即逮捕じゃなくて「警告」という手段に出たのかなと思うし。
極めて抑制的というのはせめて裁判所が判断した仮差押えとか、そういった感じのがあってはじめて対処すべきだと思うのよ。
あと「子供に見せられない」とか「子供への影響が」ってのがものすごく多いけどそれは別の問題というか、
あんま知らんけど「ポスターが誰の目にも触れる場所にある」ということが原因で子供に見せてはいけないかもしれない内容の主張ができないとしたら、それを想定していない立法側の不作為とも解釈できるわけじゃん?
子供にはなるべく聞かせたくないけど大人にとっては超大事な話なんてゴマンとある。
「選挙権がある年齢の人間だけがポスターを閲覧できるようにする」とか、「一定のあらかじめ決められた表現については別で掲示するルールを法で定める」とかすれば選挙を遂行する上で問題はないだろうし。
子供への影響はそういった立法ができていれば防げたわけで、今回のような事例を想定できていなくて施策をしていなかったというだけでは。
なにより凄いのは、「日本はおかしい。なぜ連日、トップニュースがWBCなのか?」とメディアへの義憤にかられる女友だちですら、「オータニは好きだけどね」とひとこと言わずにはいられないことだ。ふだん「信用できるオトコなんていない」と、男性への不信を語るフェミ友ですら、恐る恐る「オータニってどう思う?」と聞いてみれば、「いいよね!!!」と顔が明るくなる。もちろんそれは「野球の腕が凄い」ということではなく、「何だか分からないけど、あの人凄い」という称賛である。いったい、これはどういう現象なのだろう。
大谷翔平の凄さとは何なのか……なんてことを考えていたとき、Twitterでトレンドに入っていた言葉に膝を打つような思いになった。
「大谷翔平のただしさと息苦しさ」だ。
思わず声をあげて笑ってしまう。その瞬間にスルスルと理解する。野球に関心などなく、プロ野球は特に苦手で、マッチョな男集団を怖いと感じる女ですら(私です)、オータニへの好意を語らずにはいられない理由について。
そもそも、これはTwitterで、オータニは「高校生みたいでキモい」「ネオテニー(幼形のまま成熟した状態)っぽい」とか、「欠点がない=人間的魅力がない」「無機質だ、男性のメス化だ、中性化だ」など、オータニの光を前にした男たちが「僕はオータニを認めない」というようなことを口にしたためにボコボコにされる様を見た男性ライターの有料noteのタイトルである。
つまり、オータニは一部の男たちにとり「正しく」、それ故に「息苦しい」存在ということのようだ。ライターの意向は他にあるのかもしれないが、Twitterでは思い思いの解釈でバズったのだろう。なかなかの島国的発言、ホモソ(男性中心社会ですね)の日本男子的な正直な感覚に私には見える。そしてそれ故に……オータニの正しさと、その正しさで焼かれている男たちの存在が見えるからこそ、女はオータニに希望と未来を見いだしオータニを語りたがるのかもしれない。
ある種の男性たちは、オータニが「男というだけでは連帯しないタイプの男」であることを繊細に敏感に見抜いているのだ。どこかで目にした記事だが、オータニは男どうしの下ネタに交わろうとせず、女性を性的に嘲笑する仲間をたしなめたことがあるという。そのエピソードが事実かどうかは分からないが、「そういうこと、オータニさんならあるだろうな」と思わせる説得力がオータニにはなぜかある。根拠はないが、なぜか、ある。それが先の男性たちの「オータニが性的な成人男性に思えない」発言につながるのだろう。この場合の「男」とは、間違ったことも、キモいことも、不正義も、男どうしならば……と互いに目をつむり許しあえる、ぬるい男湯で生きられる日本の男ジェンダーのことである。オータニはそのぬるま湯には入ってこない、そもそもそのぬるま湯が嫌なのでは……というのが伝わるからこそ、ある種の男たちはオータニに傷つくのかもしれない。
(略)
そんな世界から自分の心を取り戻すために、今月はオータニが必要だったのかもしれない。ミソジニーでホモソーシャルな空気をまとっていない(ように見える)オータニさんの“正しさ”に、ようやく深い呼吸ができた。男どうしの「な?」が通じそうもない男に、ある種の男たちが感じる不安の正体を知ることもできた。そして、そんな男どうしの「な?」の通じない世界の風通しの良さを私は心から願っていて、その象徴にオータニさんがいたのかもしれない。女虐めを悦楽にする男たちの下卑た笑いをオータニの最強の光で燃やしてくれればいいのにな。
(略)